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Duster Valentine - DIAL # 212 061 92 (12")
Duster Valentine - DIAL # 212 061 92 (12")YOUTH
¥3,427

マンチェスターのクラブ・カルチャーに深く根ざしたプロデューサー Duster Valentine が〈YOUTH〉から限定12インチ作品『DIAL #212 061 92』をリリース。80年代末〜90年代初頭のクラシック・ハウス/テクノのフォーム&ファンクションを再現しつつ、現代的な精密さで仕上げられており、マンチェスターの伝説的クラブ「Haçienda」への系譜を意識したサウンド。〈YOUTH〉が運営していたストックポートのバー「MØ6B」が閉店したこともあり、クラブ文化への追悼的意味合いも込められている。Duster Valentineがマンチェスターのクラブ文化に捧げたディープ・ハウス/テクノのオマージュともいうべき一枚!

Helviofox -  Rodeado de Batida (LP)Helviofox -  Rodeado de Batida (LP)
Helviofox - Rodeado de Batida (LP)Príncipe
¥4,087

若干19歳のポルトガルのプロデューサー Helviofox がバチーダの伝統を現代的に再構築したデビューEP『Rodeado de Batida』を〈Príncipe〉からリリース。バチーダはアフリカ系移民文化に根ざしたリズム音楽で、それを背景として、生き生きとしたベースラインと力強いグルーヴ、正確なタイミングとテンポ感、ダンスフロア直結のアレンジメントを加えている。リスボンのアンダーグラウンド・クラブシーンの新世代を代表するHelviofoxによる、永遠に存在していたかのようなバチーダのルーツを尊重しつつ、現代的なクラブ・サウンドへの拡張を試みた一枚。

XEXA - Kissom (LP)XEXA - Kissom (LP)
XEXA - Kissom (LP)Príncipe
¥4,747

リスボンのアンダーグラウンド・シーンにおける新世代の旗手XEXAによる、幽玄なヴォーカルと実験的/アートポップの要素を併せ持った作品『Kissom』が〈Príncipe〉から登場。XEXAの声が全編にわたり浮遊感を与え、アンビエント的な空間処理と融合。電子的に作られた人工的な音の中に、柔らかい歌声や呼吸音、リズムの「揺れ」や「間」など人間らしい温度や身体的なリアリティが溶け込んで、ダンスには至らないが、緩やかなリズムと音の断片が織りなす独自のグルーヴを生み出している。クラブ・カルチャーとも接続しつつ、内省的世界にも深く入り込んだ作品。

Debit - Desaceleradas (LP)
Debit - Desaceleradas (LP)Modern Love
¥5,077

メキシコ出身のアーティスト Debit こと Delia Beatriz によるモンテレイ発祥のクンビア・レバハーダ(Cumbia Rebajada)をアンビエント的に再解釈した作品『Desaceleradas』が〈Modern Love〉から登場。モンテレイのDJ Gabriel Dueñez が90年代に偶然生み出した(?)、テープデッキの過熱でテンポが半分に落ちたクンビア、「クンビア・レバハーダ」。クリック&カット的なアンビエント処理と、スローモーション化されたクンビアのリズムを融合。ノイズやテープ感を活かした質感も相まって没入的で幽玄な一枚となっている。

AICHER - Defensive Acoustics (LP)
AICHER - Defensive Acoustics (LP)Downwards
¥5,376

ポストパンク/ノイズバンド My Disco のメンバーとして知られるオーストラリア出身で現在コペンハーゲンを拠点に活動する音楽家 AICHER こと Liam Andrews によるより純粋なインダストリアル美学を追求したソロ・デビュー・アルバム『Defensive Acoustics』。廃墟の倉庫で録音されたような、冷徹で巨大な金属打楽器の響き、重低音の圧力、ドローン的持続音が交錯し、冷たいモノクロームの音響世界を形成している。HTRKやRoland S. Howardとも共演歴があるMy Discoの盟友 Rohan Rebeiro がパーカッションで参加。ミックスはSeth Manchester、マスタリングはRashad Beckerが担当で、インダストリアル的音響をより引き立てている。

Aesop Rock - I Heard It's A Mess There Too (Apple Red Opaque Vinyl LP)Aesop Rock - I Heard It's A Mess There Too (Apple Red Opaque Vinyl LP)
Aesop Rock - I Heard It's A Mess There Too (Apple Red Opaque Vinyl LP)Rhymesayers Entertainment
¥4,195

Aesop RockことIan Bavitzによる、セルフプロデュースによる内省的かつ開かれたサウンドが特徴のヒップホップ作品『I Heard It’s A Mess There Too』が〈Rhymesayers Entertainment〉より登場。全曲のプロデュース、作詞、パフォーマンスを自身で手がけ、複雑で詩的なリリックは健在で、ビートの余白が言葉の密度を際立たせる設計となっている。明瞭なビートとファンク要素が導入されており、言葉の密度とリズムの余白が絶妙に絡み合い、リスナーに深い読解と反復を促す。抽象性と技術的精緻さが融合した言葉の迷宮のような一枚。「Poly Cotton Blend」や「Sherbert」など、ファンから高評価を受けるトラックも多数収録。

Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)
Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)Chapter Music
¥3,236

1月中旬再入荷。メルボルンの電子音楽家 Jeremy Dower が四半世紀にわたって制作してきた未発表曲をまとめたコンピレーション『Personal Computer Music, 1997-2022』。本作は、彼が1990年代に展開したアンビエント・テクノ・プロジェクト Tetrphnm 名義の作品群と、その後自身の名義で録音されたノスタルジックなフェイク・ジャズ的トラックとを二部構成で収録。初期は Monolake や Mouse on Mars などの厳格なドイツ・テクノから影響を受けつつも、安価な90年代のサウンドカードや12ビット・サンプラー、ノイズゲートを駆使し、subtractive compositionと呼ばれる独自の即興的システムを構築。孤立した環境で生み出されたその音楽は、のちに IDM や Microhouse と呼ばれる潮流と並走しながらも、どこにも属さない独自の響きを確立していった。幅広い音楽からの影響を消化した繊細かつパーソナルなな音楽は、2018年には、オーストラリア90年代エレクトロニカを紹介するコンピ『3AM Spares』に Tetrphnm 名義の楽曲が収録されたが、本作はその全貌を掘り下げる初の決定的な一枚となっている。

90 Day Men - (It (Is) It) Critical Band + [Y2K 25th Anniversary Edition] (2LP)
90 Day Men - (It (Is) It) Critical Band + [Y2K 25th Anniversary Edition] (2LP)Numero Group
¥5,396

シカゴのポストロック・バンド90 Day Menによる2000年リリースのデビュー作『(It (Is) It) Critical Band』の25周年記念盤が大名門〈 Numero Group〉より登場。ノーウェイヴの鋭さとヒプノティックな展開を融合させたオリジナルの8曲に加え、伝説的な音楽プロデューサー/エンジニアであるSteve AlbiniのElectrical Audioスタジオで録音された未発表アルバム『We Blame Chicago』を追加収録。未発表アルバムではより荒削りで即興性の高い演奏が展開され、バンドの初期衝動とシカゴどいう都市の持つ空気が生々しく刻まれている。2LP仕様でリリースされ、Heba Kadryによる新リマスター、Greg Normanの録音メモも付属。90年代末から2000年代初頭のシカゴ・アンダーグラウンド・シーンの熱気と緊張感を今に伝える重要な再発案件。

Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")
Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")Bayonet Records
¥1,898

日本人の母を持つ、ミシガン州アナーバー出身、ニューヨーク・ブルックリン拠点の女性ギタリスト/シンガーソングライターであり、ジャズやブラジル音楽、J-Popなど多様な影響源を独自の音楽世界に落とし込んできたMei Semonesによる感情豊かな2曲入りの7インチ・シングル『Kurayami / Get used to it』。ミシガンでの青春と喪失を描いた、変拍子と技巧的ギターが光るエモーショナルな楽曲「Kurayami」と、孤独の美しさをテーマにした、ジャズ・トリオ編成による繊細で温かなバラード「Get used to it」を収録。

Arca - @@@@@ (2LP)Arca - @@@@@ (2LP)
Arca - @@@@@ (2LP)XL RECORDINGS
¥5,343

かつて坂本龍一のリミックスも手がけ、宇多田ヒカル、ビョーク、
ザ・ウィークエンド、フランク・オーシャン、ロザリアなど
数多くの著名アーティストとコラボを重ね、
ここ日本においても絶大な支持を得るアルカ
象徴的なミックステープが、初のアナログ盤としてリリース決定!!!

アルバム『KICK』シリーズの幕開けに先立ち、まるで大地を焼き尽くすかのように発表された本作は、62分にわたり移ろい続ける多層的な音の世界を描き出す、彼女の最も繊細で驚異的な作品のひとつ。ハードでありソフト、エモーショナルであり苛烈、誠実であり遊び心に満ちた音世界。2枚組アナログ仕様で、D面は楽曲の代わりにアートワークを刻んだエッチング仕様。

Khruangbin - Hasta El Clelo (LP+7"+Obi)Khruangbin - Hasta El Clelo (LP+7"+Obi)
Khruangbin - Hasta El Clelo (LP+7"+Obi)Night Time Stories
¥5,658

(数量限定/日本語帯付/解説付)今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。本作は、彼らの大ヒット2ndアルバム『Con Todo El Mundo』を全面的にダブ・ミックスした意欲作。ローラ・リーのふくよかで心地よく揺れるベースライン、ドナルド・DJ・ジョンソンのミニマルでタイトなビート、そしてマーク・スピアーのギターが残響の中で幻想的に漂い、原曲のよりメロウネスで、よりサイケデリックに再構築。さらに付属している7インチには、バンドが愛してやまない伝説的ジャマイカ人プロデューサー、サイエンティストによるダブ・ミックス・ヴァージョンも2曲収録!サウンドの奥行きと立体感を極限まで引き出した、まさにタイトル通り“天へと昇る”至高のダブ・アルバム。

Khruangbin - Con Todo El Mundo (LP+Obi)Khruangbin - Con Todo El Mundo (LP+Obi)
Khruangbin - Con Todo El Mundo (LP+Obi)Night Time Stories
¥5,658

(数量限定/日本語帯付/解説付)世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。2ndアルバムとなる本作では、先行シングル「Maria Tambien」で百戦錬磨のライヴで培ったアグレッシヴなファンク・サウンドを披露する一方、アルバム全編ではディープ・チルでオーガニックな激ユルほっこりグルーヴを徹底的に追求している。まろやかで芯のあるベースライン、ドライでタイトなドラム、AORやソフト・ロック、ハワイアンまで取り込んだロマンチックなギターが絶妙に絡み合い、聴く者をまさにテキサスの秘湯へと誘う。全世界に真夜中の至福の時間を届けたブレイク作で、人気曲「Friday Morning」「August 10」も収録された、クルアンビンの出世作にして大傑作!

Khruangbin -  The Universe Smiles Upon You (LP+Obi)Khruangbin -  The Universe Smiles Upon You (LP+Obi)
Khruangbin - The Universe Smiles Upon You (LP+Obi)Night Time Stories
¥5,658

(数量限定/日本語帯付/解説付)今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。ボノボに見いだされ、無名の新人ながら彼が監修したコンピレーション『Late Night Tales』に楽曲が収録されるや、そのスウィートでメロウなサウンドが一躍話題に。そんな彼らのデビュー・アルバムとなる本作は、ディープでレアなファンク・サウンドの産地としても知られるテキサスを拠点に制作。60〜70年代のタイ音楽や東南アジアのポップ・ミュージックから影響を受けたエキゾチックでノスタルジックな音世界と、チルでオーガニックな激ユルほっこりグルーヴが絶妙に融合し、一度聴いたら病みつき必至!まるでタランティーノやジム・ジャームッシュの映画サウンドトラックと、カウボーイ・ジャンキーズ『The Trinity Session』を掛け合わせたような、至福の時間を約束する大傑作!

Dennis Bovell - Sufferer Sounds (2LP)Dennis Bovell - Sufferer Sounds (2LP)
Dennis Bovell - Sufferer Sounds (2LP)Disciples
¥5,108

先鋭的な楽曲を創り出す冒険心、ヒット作を産み出す確かな手腕を合わせ持つ、天才プロデューサー、天才サウンドエンジニア、はては優れたミュージシャンでもある巨人デニス・ボーヴェル。彼の音楽に対する情熱と、卓越したミキシング技術が凝縮された、すべての音楽好き達に捧げる必聴の作品集!
未発表ダブ・ヴァージョン満載!

デニス・ボーヴェルは、ダブ・ポエトリーからラヴァーズ・ロック、ポスト・パンク、ディスコ、ポップなど、幅広い音楽ジャンルを網羅する多作で折衷的なキャリアを送ってきた。この新しいコンピレーションは、ボーヴェルがジャ・サファ—・サウンドシステムに関わっていた時期とその直後、主に1976年から1980年にかけての期間に焦点を当て、ディープ・カットやあまり知られていないバージョンを深く掘り下げています。特に、ラヴァーズ・ロックを象徴する名曲「Silly Games」(ジャネット・ケイ)の素晴らしい未発表ダブ・ヴァージョンも収録されている。ベルリンのDubplates & Masteringにて、丹念に修復・リマスタリングされたこれらの数十年前のトラックは、クリアでダイナミックなサウンドとなり、リスナーをボーヴェルの天才的なプロデュース力とアレンジ力の世界へと誘うだろう。

このアルバムの制作は、2018年にデニス・ボーヴェルがロンドンのウォルサムストウにあるGeneral Echo Reggae Discoを訪れたことがきっかけだった。そこで出会った人々との交流から、彼の貴重な音源を掘り起こすプロジェクトが始動した。長年にわたり、レコード探しや楽曲の選曲、そしてコロナ禍といった困難を乗り越え、ようやく完成したのがこのアルバム『Sufferer Sounds』である。デニス・ボーヴェルの音楽に対する情熱と、彼の卓越したミキシング技術が凝縮された作品となっている。特に、このアルバムでは、デニス・ボーヴェルの独特なサウンド作りが際立っている。彼のハーモニーやメロディー、そしてエフェクトの使い方など、彼の才能が遺憾なく発揮された作品と言えるだろう。

このアルバムに付属するライナーノーツは、デニスとの長時間にわたるインタビューをもとに書かれたものである。彼はこのアルバム制作期間中の出来事について、曲ごとの思い出や興味深いエピソードを語ってくれた。レコード版とCD版ではそれぞれ異なるアートワークが採用されており、いずれもシド・シェルトンによる独創的な写真が使用されている。

このアルバムは、デニス・ボーヴェルのファンはもちろん、音楽好きなら誰でも楽しめる、必聴の作品である。

【デニス・ボーヴェル】
デニス・ボーヴェルは音楽界において多才な才能を発揮し、その歴史に大きな足跡を残した人物(プロデューサー、ミュージシャン、サウンドエンジニア)である。
レゲエバンド、マトゥンビのメンバーとしてブリティッシュ・レゲエの礎を築き、以降数々のヒット曲を世に送り出した。プロデューサーとしては、ジャネット・ケイはじめ多くのラヴァーズロックの名作を産み出す一方、リントン・クウェシ・ジョンソンのDUB BANDを率い、またザ・ポップ・グループ、ザ・スリッツなど、先鋭的なアーティストたちの作品を手がけたり、ロックやダブミュージックの発展にも大きく貢献した。またソロアーティストとしても活躍し、ブラックベアードなどの別名義での実験的な作品の発表や、さらには映画音楽も手掛け、1980年の衝撃作「バビロン」のサウンドトラックを制作した。
現在もなお、新しい音楽を制作し続け、アンダーグラウンドのグラスゴーのダンス・コレクティブであるゴールデン・ティーチャーから、ジョス・ストーンやリアーナといった大物ポップスターまで、様々なアーティストのプロデュースを行っている。2020年には、スティーブ・マックイーンの高く評価されたドラマシリーズ『スモール・アックス』の「ラヴァーズ・ロック」エピソードにカメオ出演し、彼の楽曲「Silly Games」も劇中で重要な役割を果たしている。
彼は、その幅広さと革新性から、レゲエ音楽のみならず、音楽シーン全体に多大な影響を与えてきた、まさにレジェンドと言える存在であり、その音楽は世界中の音楽ファンに愛されている。

Adrian Sherwood - The Collapse Of Everything (Clear Vinyl LP+Obi)Adrian Sherwood - The Collapse Of Everything (Clear Vinyl LP+Obi)
Adrian Sherwood - The Collapse Of Everything (Clear Vinyl LP+Obi)On-U Sound
¥5,029

〈On-U Sound〉を率いるUKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドが、13年ぶりとなるソロアルバム『The Collapse Of Everything』をリリース!繊細かつ重層的なサウンドデザインと、ダブを基盤にジャンルの境界を越えて展開される冒険的な音響世界。マーク・スチュワートやキース・ルブランへの追悼の意も込められた本作は、シャーウッドの音楽人生と感情が凝縮された意欲作。ダグ・ウィンビッシュを中心に卓越したミュージシャン陣が集結。キース・ルブランの演奏やブライアン・イーノによる作曲を織り交ぜ、挑戦的かつドープなサウンドスケープを描き出す。
UKダブ界の名プロデューサー/ミキサーとして知られるエイドリアンだが、今回はミキシング・デスクの背後から前に出て、自身の冒険心に満ちたサウンドをこれまで以上に新たな領域へと押し広げている。そして、他アーティストのプロデュースと自身の作品との違いについて、次のように語っている。
「今まで何百枚も他人の作品を作ってきて、どれも誇りに思っている。でもソロ作品では、自分がすべての判断を下せるし、他の誰かを満足させる必要がない。今回のアルバムをライブでどう表現していくかも楽しみだし、多くの人が気に入ってくれると嬉しい。これは本当に良い作品だと思うんだ。」と。

Burial - Untrue (2LP)
Burial - Untrue (2LP)Hyperdub
¥6,522

未だにその正体や素性が不明ながらも、多くの音楽ファンを魅了し、また多くのアーティストに影響を与えてきたブリアル。「今世紀の最重要エレクトロニック・ミュージック作品」として最大級の賞賛を獲得した、2007年発表のセカンド・アルバム『Untrue』が2LP(140gブラックヴァイナル)でリイシュー。

Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)
Aoki Takamasa + Tujiko Noriko - 28 (LP+DL)Keplar
¥4,756

青木孝允とツジコ・ノリコによるオリジナルは2005年リリースのコラボ・アルバム『28』。3年以上にわたる遠隔制作を経て完成した東京とパリをつなぐ音の往復書簡のような本作は、甘美な浮遊感のある日本語ボーカルと繊細なエレクトロニクス、ファンキーなビートが有機的に融合し、BjörkやMatmosを彷彿とさせる実験性とポップ感の絶妙なバランスの音響世界を展開。歌と電子音が対話するような構成で、親密さと距離感が同居する。クラシックなエレクトロニカの質感と、揺らぎのあるテクスチャーが心地よい、静かで夢見心地なアートポップの逸品。時代を経て聴くたびに新しい表情を見せる、繊細で私的な相思相愛の名コラボレーション。

Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)
Martin Brandlmayr - Interstitial Spaces (LP+DL)Faitiche
¥5,763

オーストリアのバンドRadianの中心人物である打楽器奏者、音楽家Martin Brandlmayrによるソロアルバム『Interstitial Spaces』。本作では彼の特徴である緻密で非定型なリズム、グリッチ・ノイズ、そして静謐な音響デザインが融合。自身の演奏に加え、フィールド録音やテレビ広告、演奏準備のざわめきなど、何気ない音を精密に編集し、聴覚の感度を研ぎ澄ます。その音響構成は、音楽と非音楽の境界を曖昧にしながら、聴く者に聴くことそのものへの意識を促し、何も起きていないように見える瞬間に潜むドラマを、音の配置と沈黙の間で巧みに描き出している。打楽器奏者としての精密なタイム感と、サウンドアーティストとしての空間的な感性が交錯することで、聴覚的な映画ともいうべきリスニング体験をもたらしている。現代音楽、サウンドアート、映画音響の要素が交錯する、静けさの中に深いドラマを秘めた作品。

Robert Lax - Living in the present (LP)Robert Lax - Living in the present (LP)
Robert Lax - Living in the present (LP)Tal
¥4,876

アメリカのミニマリスト詩人ロバート・ラックスによる詩の朗読を中心に構成されたサウンド・ポエトリー作品『Living in the Present』。1990年代にギリシャ・パトモス島で録音された音源をもとに、電子音響とフィールド録音、トランペットが繊細に絡み合いなだら、彼の静かな語りが展開され、静けさと言葉の余白を重視した詩の世界が音と共に穏やかに広がってゆく瞑想的な空間を生み出す。言葉と音が互いに干渉せず、静けさの中で共存する構成が印象的で、今この瞬間、というテーマが、音と語りを通じて穏やかに伝わってくる。音楽というよりも詩と環境音の対話ともいうべきもので、詩の余白と音の静けさが溶け合い、聴くという行為そのものに深い気づきをもたらす、稀有な音のドキュメント。

Roméo Poirier - Off The Record (LP+DL)Roméo Poirier - Off The Record (LP+DL)
Roméo Poirier - Off The Record (LP+DL)Faitiche
¥4,756

フランス出身、現在はベルギーのブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Roméo Poirierによる録音現場でこぼれ落ちた断片を拾い上げ、別の生命を吹き込んだサウンド・コラージュ集。エンジニアの指示や雑談、マイクチェック、テイク前の息遣いなど、本来なら切り捨てられるはずの音を、素材として積み重ねていく。本作では千を超える断片を組み合わせることで、14の小さな音世界を構築しており、古いシェラック盤から浮かび上がる声と、YouTubeから掬い取ったデジタルのかけらが、時間や文脈を越えて交錯する。そうして生まれるのは、演奏の前段階そのものを物語に変えてしまう、不思議にシネマティックで親密な音のスケッチ。偶然の積み重ねを芸術に変換してしまうポワリエらしい一枚。

Angel's Corpse - Vanity Bay (LP)
Angel's Corpse - Vanity Bay (LP)Heat Crimes
¥4,864

DJ Loserによる別名義、Angel’s Corpseによる『Vanity Bay』がウガンダの首都カンパラを拠点とする、世界各地のオルタナティブなエレクトロニック・ミュージックやエクスペリメンタル系を自由に追求するレーベル〈Heat Crimes〉より登場!ゴシックなアンビエントを軸に、ブラックメタル風の室内楽やダンジョン・テクノの要素、儀式的なシンセサウンドを織り交ぜた、幻想的かつ退廃的な世界観を描き出す一作。全11曲は、廃墟の聖堂で響くようなグレゴリオ聖歌や朽ちかけたシンセ合唱、ろうそくのように揺れるオルガンドローンを用いながら、「喪失」と「神話の解体」を巡って展開する。クラブ以降のギリシャ音楽の流れの中でも異彩を放つ、深淵を見つめるようなデビュー作。限定200部

Abosahar - Raasny (LP)Abosahar - Raasny (LP)
Abosahar - Raasny (LP)Heat Crimes
¥4,638

エジプト・エルミニア出身のアウトサイダー音楽家Abosaharが独自に築き上げた「トロビー・ミュージック」を集約した作品『Raasny』。トロビー・ミュージックは「True Being」の略で、シャアビーを基盤にハウス、テクノ、トラップ、ポップを混在させた荒削りなコラージュ音楽で、壊れた機材やクラックされたソフトウェアを駆使し、即興的に音響を生み出す。結婚式の熱狂、街角の埃っぽさ、カイロのネオンクラブの空気を同時に感じさせる生々しい雰囲気。宗教的儀式・家族の結びつき・音楽と踊り・豪華な贈り物が組み合わさった壮大なイベントであるエジプトの結婚式文化とストリートの熱気をそのまま封じ込めた一作。

Don Cherry, Latif Ahmed Khan - Music / Sangam (LP)Don Cherry, Latif Ahmed Khan - Music / Sangam (LP)
Don Cherry, Latif Ahmed Khan - Music / Sangam (LP)HEAVENLY SWEETNESS
¥4,268

フリー・ジャズの先駆者であり、1970年代以降は世界各地の民族音楽を取り入れたコスモポリタン・ジャズを展開したDon Cherryが、タブラの名手であり、複雑なポリリズムとシンコペーションを駆使する演奏スタイルで知られるLatif Ahmed Khanによるジャズとインド古典音楽が融合した1978年録音の幻のセッション『Music / Sangam』が、最新リマスターで再発。即興的でありながら緻密なリズムと旋律が交錯するタブラとトランペットの対話、Don Cherryの多楽器奏者としての側面も反映したアーシーなキーボードやフルート、1970年代パリのスピリチュアルな雰囲気が漂う、プリミティヴかつ瞑想的な録音の空気感が際立つ、Don Cherryのワールド・ジャズ探求の中でも最も過小評価されていた作品のひとつであり、ジャズとインド音楽の融合の歴史的記録としても貴重な一枚。※入荷時よりスリーブ左下部にダメージございます、予めご了承ください。

NEW MANUKE - SOUR VALLEY (LP+DL)NEW MANUKE - SOUR VALLEY (LP+DL)
NEW MANUKE - SOUR VALLEY (LP+DL)Leftbrain / HEADZ
¥3,630

栗原ペダル、荒木優光、DISTESTによる、2009年結成のトリオ音楽グループ「NEW MANUKE」初のアルバム。
サウンドは主にサンプリングとコラージュ、シーケンスされたビートとループされたミキサーフィードバック、それらの上で極少量のポップスと共に破壊と脱構築を繰り返す。
ライブはまったく踊れないビートによる逆トランスの誘発。それらはライブハウスやクラブ、アンダーグラウンドと場所を変えては日夜、爆音で鳴らされる。
2009年にアニメーション作家の故・相原信洋氏とのコラボレーション。相原氏より大量のアニメーションデータを預かりNEW MANUKEのライブ時にVJとして使用。この時には未発表のプリミティブな新作アニメーションもプロジェクションされた。コラボレーション時の相原氏の名義は『サイケ相原』。
2011年、自主カセットテープ「nannomondaimonainiwa」をリリース。収録曲の『Junkroad Bandass』がライブペイント集団Whole9の360°Gopro動画に使用される。
2017年、goat率いるKoshiro Hino主催レーベルbirdFriendより東京のKuknackeとのスプリットカセット『Kuknacke/NEWMANUKE』をリリース。
2018年、カセットテープ『 iPad,lick finger and swipe,grandson gets angry 』をリリース。original mix、M/D/G remix、KAZUMICHI KOMATSU remixが収録。
2025年、初のアルバム『SOUR VALLEY』をリリース。

Pedal Kurihara(sampler、guitar、drum effect)
Masamitsu Araki(sampler、voice、mixer feedback)
Distest(sampler)

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