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ブラックパワー運動吹き荒れる中で米国にて録音。南アフリカのNdikho Xabaを中心にJujuのメンバーらも参加した、1971年発表のスピリチュアル/アヴァン・ジャズの隠れた傑作が待望のリプレスです!南アフリカからのジャズ文化と政治的な黒人運動を背景に、その熱い情熱と闘争が音楽を通して見事な結晶に。管、弦、打楽器の大きな渦が轟く"Shwabada"に始まり、周りのガヤも囲んで自由を歌う"Freedom"、またアフロな暖かさでピアノとパーカッションが踊る"Nomusa"なんかも素晴らしい。集団人間演奏の巧みな技とこれぞ"スピリチュアル"なムードが圧巻の1枚です。
2025年リプレス!オリジナルは2012年リリースの、OMの5作目となるアルバム『Advaitic Songs』。ミニマルかつ儀式的なドゥーム/ドローンを基盤にしながら、今作はチェロやヴァイオリンなどのストリングス、女性ヴォーカル、中東・南アジア的要素を含む旋律など、より多層的で荘厳な音響が全編にわたって注ぎ込まれている。スティーヴ・アルビニをはじめとするエンジニア陣の手によって生々しく記録された音像は、深いリヴァーブと空間的広がりを持ち、まるで聖堂の中で演奏されているかのような響きを持つ。スピリチュアル・ジャズや中東音楽、グレゴリオ聖歌やヨーロッパー中世音楽、神秘主義的ドローンなどに通じる要素を取り入れながら、ドゥームの骨格を保ち続けている点も驚異的で、宗教的・哲学的なミニマル音楽と東洋的エッセンスをも融合させた、スピリチュアル・ドゥーム/メディテーショナル・ドローンとでも言うべき、極めてユニークな充実作!
アフロ・ブラジル文化、特にカンドンブレの音楽的要素をポピュラー音楽に取り入れたことで知られるブラジル・バイーア州出身のヴォーカル・トリオ Os Tincoãs。彼らの精神性と音楽性が最も美しく結晶した1975年リリースの名盤『O Africanto dos Tincoãs』本作では、カンドンブレの詠唱や伝統的なパーカッションが静かに脈打ち、三声のハーモニーが祈りのように空間を満たしていく。宗教音楽の厳かさと、ブラジル音楽の温かさが自然に溶け合い、アフリカの記憶が現代へと息づくような深いスピリチュアル性を帯びている。バイーアの海風、土の匂い、儀式の静けさ、そのすべてが音の中に息づいており、派手さはないのに、聴くほどに心の奥へ染み込んでくる唯一無二のアフロ・ブラジル音楽の金字塔。

「現代音楽で最も魅力的なボーカリストの一人」と称される南アジアのヴォーカリスト、マルチ奏者、作曲家のGanavyaがShabaka Hutchings主宰の〈Native Rebel Recordings〉から最新スタジオ・アルバム『Like the sky I've been too quiet』をアナログ・リリース。Kofi Flexxx、Floating Points、Carlos Niño、Leafcutter John、そして、マーキュリー賞にノミネートされたベーシストのTom Herbertといった豪華ゲストが集結した一枚。Quincy JonesやWayne Shorter、Esperanza Spaldingなど、ビッグネームと仕事を共にしてきた要注目アーティストによる全13曲は、幽玄な声と溢れんばかりの魅力的なエネルギーに溢れたものとなっています。

2025年リプレス!米国出身で、中東、とくにペルシャ~アフガンの伝統と古典音楽を専門とし、100種類以上の民族楽器を操るマルチ・プレイヤー、オリエンタル・ジャズの巨匠であり、先駆的な民族音楽学者でもあるLloyd Millerが、ムラトゥ・アスタトゥケとのコラボレーションやStones Throw/Now Againからのリリースでも知られるエクスペリメンタル・ファンク・バンド、The Heliocentricsと組んだ2010年発表の名盤!レコーディングには、ウード、フォノフィドル、インドのサントゥール、中国のショーム、木のフルートなど、ミラーがキャリアを通じて演奏し、研究してきた民族楽器が多数使用されており、中近東のみならず、インドや中国、バリのガムランなどいろんな音楽的要素を組み込みながら、内省的で切ない「Spiritual Jazz」、シネマティックな「Electricone」など、The Heliocentricsのサン・ラ風のモーダリズムとよくマッチしたエスニック、スピリチュアル・ジャズが収録されている。

マーキュリー賞にもノミネートされたロンドンの現代ジャズを代表する名バンド、Portico Quartetのサックス奏者Jack Wyllieが、オーストラリア人ドラマーLaurence Pikeと、セネガルのサバールとタマのドラマーKhadim Mbaye & Tons Sambeを引き連れて結成した、西アフリカ音楽影響下の要注目バンド、Paradise Cinemaによるセカンド・アルバムが、マンチェスターの大名門〈Gondwana Records〉より登場。ニューエイジ・ファンを虜にしたトライバル・アンビエント傑作の前作のセルフ・タイトル・アルバムではセネガルの音楽であるムバラックスの要素を取り入れていましたが、今作では、Jon Hassell、Terry Riley、Don Cherry、高田みどりといったレジェンドへのオマージュ、さらにより現代的な電子音楽、アンビエント、非西洋音楽などの要素や、物理学やSFからのインスピレーションも取り込みながら、より深く精神世界へと傾倒した破格の一枚に仕上がっています!
〈Honest Jon's〉が60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残された魅力的なカタログを紐解いたシリーズから新たな発掘音源が登場!アフリカ先住民の伝統と豊かな音楽の伝統が融合した、エクアドル北端エスメラルダス州のユニークなアフリカ系エクアドル文化の素晴らしい記録を収めたアルバム『Juyungo』がアナログ・リリース。マリンバを中心に、コール&レスポンスのチャント、アンデスのギターのフィンガースタイル、パンパイプなどによる深い没入感に溢れる音楽作品を余すところなく収録。ゲートフォールド・スリーヴ仕様。洞察に満ちたメモと貴重写真が満載のブックレット(16ページ)が付属。

オリジナルは5万円越えの高値を付けたこともある鬼レア盤!1971年にフランスのフリー・ジャズ/アヴァンギャルドの一大アイコンであるFrançois Tusquesによって結成されたIntercommunal Free Dance Music Orchestraが、政治的なレコードに特化していた同国のレーベル〈Edizione Corsica〉より1983年にリリースした激レアなアルバム『Le Musichien』が〈SouffleContinu Records〉より史上初のアナログ再発!John ColtraneやPharoah Sandersに触発されたモード・ジャズの香りが漂う、全世界へと訴えかけるエキュメニカルで画期的な20分近いロングフォーム演奏を両面に収録。マスターテープからのリマスタリング仕様の180g重量盤。2ページのインサート+4ページのブックレットが付属。François Tusquesによる公式ライセンス盤。

芸術家であり神秘主義者でもあったフィンランド系ロシア人Aleksandra Ionowaが79歳のときに録音したグランドピアノによる即興演奏集で、1979年に自主制作で発表された幻の作品『Improvisations on the Grand Piano』が、〈Ultraääni Records〉より初の公式再発。旋律よりも響きや音色に重きを置いた演奏は五音階を基調とした瞑想的なスタイルで、Emahoy Tsege-Mariam Gebruを彷彿とさせる音と沈黙のあいだにある微細なニュアンスを丁寧に紡ぎ出すような、内的な秩序と霊的な流れを感じさせるものとなっている。録音は1978年11月22日、フィンランドにて行われ、音楽は彼女が天との合一と呼ぶ神秘体験を経て生み出した数千点の絵画作品と同様、霊的な啓示であり、別世界からの伝達として位置づけられている。Aleksandra Ionowaという存在が残した精神的遺産であり、クラシック、ニューエイジ、アンビエントといったジャンルの枠を超え、音楽が持つ根源的を力を体現する貴重な記録。彼女自身によるアートワークと新たなエッセイも付属。
フィンランドの地下ジャズ、実験音楽シーンから登場した4人組フリージャズ・バンド Phardah によるデビューアルバム『Humans and Beings』。長尺のスピリチュアル・フリージャズ×サイケデリックな即興演奏を軸に、サックス、ギター、ダブルベース、ドラムに加え、モロッコの伝統弦楽器ギンブリが加わることで、北欧の冷たい空気と土着的な霊性が同時に漂う独特の音世界が立ち上がる。A面・B面ともに20分前後のロングトラックで構成され、静かな導入から徐々に熱を帯び、霊性を帯びた即興演奏と、ギターのサイケデリックな音像が自然に混ざり合う。生々しいスタジオ録音がその場の呼吸まで捉え、北欧の暗闇の中で燃える儀式のような、北欧フリージャズの新たな地平を示す一枚になっている。
フィンランドのパーカッショニスト Antti Vauhkonen を中心とするジャズ・コレクティヴ Oiro Pena が、北欧のフォークローレとスピリチュアル・ジャズを静かに融合させた作品『Béke』。スタジオでライヴ録音された本作には、その場で生まれる呼吸や生々しい空気感が刻まれており、フィンランド民謡の素朴な旋律と、霊性を帯びた即興演奏が自然に溶け合っている。「Béke(平和)」というタイトルが示すように、サックスやフルート、ヴィオラ、声が柔らかく重なり合い、音楽は派手さを排しながらも深い祈りのような静けさを湛え、北欧の冷たい空気と温かみを帯びた精神性が同時に漂う独特の世界を描き出す。ミニマルな反復と儀式的な高揚感が共存する北欧スピリチュアル・フォークジャズ。

ニューオーリンズのビート職人Preservationと、ニューヨークのラッパーGabe ‘Nandezによる濃密かつ詩的なコラボレーション・アルバム『Sortilège』が登場。Billy Woodsとの傑作『Aethiopes』に収録された「Sauvage」をきっかけとして、時間をかけて遠隔でアイデアを練り合った本作は、あらゆる楽器を駆使しつつも、しっかり余白を残したビートに、‘Nandezの低くて太いバリトンが、語りかけというより呪詛のように響く。鋭くも濃密、抽象的で直感的な音像に、洗練された都市の詩学と、血と文化に根ざしたような呪術的な気配が共存しており、都市的でありながらも、一種のスピリチュアルな密室性を持っている。意識の流れのようなリリック、非定型なビート感、強い詩的世界観、また、フランス語圏・マリ系・アフリカン・ディアスポラの要素を取り入れたサンプリングの選び方や音の処理は、単なるビート構築以上の意味を持っており、ビートアルバムやラップアルバムにとどまらない、まるで一冊の暗い詩集のようなアルバム。※入荷時よりプラケースにヒビのある箇所がございます。予めご了承ください。
法螺貝がこの深海への旅の幕を閉じ、下へ、下へ、さらに下へと。決して底に辿り着くことはない。弊店ベストセラーでお馴染み、〈NUMERO〉からの編集作業で一躍世界に知られることとなった女性ニューエイジ作家であり、Robert AshleyとTerry Rileyにも師事していたJoanna Brouk。1981年に〈Hummingbird Productions〉から発表した野心的なコンセプトのカセット・アルバム『Sounds of The Sea』が矢張り〈Numero Group〉から史上初のアナログ化!人魚や船乗りにまつわるさまざまな伝説からインスピレーションを得たブルックが、フルートやヴォーカル、ドローン、クジラの歌などを織り交ぜながら、言葉では表現しきれないほどの名状し難い憧憬を表現した、神秘とエロティシズムに満ちたコンセプト・アルバム。ニューエイジで最も偉大な作曲家のひとりによる、催眠的かつ深遠な偉業と呼びたい大傑作!
ドン・チェリーが民族音楽に挑んだ 1973年名盤。トランペットを持ったジャケットですが本人はトランペットは使用しておらず、ピアノ、歌、ガムラン、ハルモニウム、パーカッションを本職を忘れて演奏しまくっているレアな内容。トライバルなパーカッション、瞑想的なチベタンベル、ミニマルなアフリカンピアノ等々エスニックでサイケデリックな内容が凄い。

ニューヨーク生まれ、タミルナードゥ育ちのシンガーであり、マルチインストゥルメンタリストのGanavyaが、待望のアルバム『Daughter of a Temple』をLEITERからリリース。本作は、Ganavyaが自らの音楽的探求の集大成として完成させた作品で、彼女はアルバム制作のために30人以上のアーティストを招待しており、参加アーティストには、ジャズ界の巨星であるesperanza spaldingやVijay Iyer、Shabaka Hutchings、Immanuel Wilkins、そして著名な演出家であるPeter Sellarsなど、さまざまな分野で活躍するアーティストたちが名を連ねている。このアルバムでは、スピリチュアルジャズと南アジアの音楽が融合し、深い精神性と感動を呼び起こす音楽が展開されている。特に、Ganavyaの歌声は、南アジアの伝統的な旋律とジャズの即興性が見事に融合し、唯一無二のサウンドを生み出している。自身の音楽的アイデンティティを感じさせるアルバムとなっており、ジャンルを越えたコラボレーションが生み出す新たなサウンドは、ジャズ、ワールドミュージック、そしてスピリチュアルな音楽の要素が一体となった、非常にユニークで革新的な作品!!


エチオピア正教の伝統に深く結びついた巨大な竪琴で、ダビデの竪琴とも呼ばれる神聖な楽器ベゲナ。その伝統を受け継ぐ複数の名手による演奏を収めたコンピレーション作品『Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia』。同じく〈Death Is Not The End〉からリリースされている『The World Is But a Place of Survival』が幅広いベゲナの演奏者を収録しているのと比べ、本作は少人数の長老的奏者に焦点を当てた構成で、より伝統の深部に焦点を当てた静謐で重厚、瞑想的な演奏が中心となっている。扱うテーマも、キリストの受難、聖母マリア賛歌、祈りなど、より宗教儀礼に近い内容が多く、また、録音も1999年と2008年にアディスアベバで行われたもので、録音者も録音時期も異なり音質・空気感・演奏スタイルに違いが出ている。音楽というよりも祈りの場に立ち会うような、長年にわたり継承されてきた奥深い精神世界の核心をおさめた貴重な記録。

エチオピア正教の伝統に深く結びついた巨大な竪琴で、ダビデの竪琴とも呼ばれる神聖な楽器ベゲナ。その伝統を受け継ぐ複数の名手による演奏を収めたコンピレーション作品『Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia』。同じく〈Death Is Not The End〉からリリースされている『The World Is But a Place of Survival』が幅広いベゲナの演奏者を収録しているのと比べ、本作は少人数の長老的奏者に焦点を当てた構成で、より伝統の深部に焦点を当てた静謐で重厚、瞑想的な演奏が中心となっている。扱うテーマも、キリストの受難、聖母マリア賛歌、祈りなど、より宗教儀礼に近い内容が多く、また、録音も1999年と2008年にアディスアベバで行われたもので、録音者も録音時期も異なり音質・空気感・演奏スタイルに違いが出ている。音楽というよりも祈りの場に立ち会うような、長年にわたり継承されてきた奥深い精神世界の核心をおさめた貴重な記録。
1950〜60年代前半の古いレコードから、カリプソ、ラグタイム、ブルース、ジャイヴ、スピリチュアル、ハワイアン・ギター といったジャンルの怪しくて魅惑的な音源を集めた、〈Death Is Not The End〉が手がけるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。古いSP盤のノイズや質感をそのまま残しており、1950〜60年代初頭のジャマイカ/カリブ海の空気を閉じ込めたノスタルジックでメロウ、アナログ時代の魅力に満ちた作品。
絶対にお見逃しなく!世界中のコレクターがウォントに挙げるオリエンタル・サイケデリック・グルーヴの破格の傑作が再発。イランの最高峰のシタール奏者、Abbas Mehrpouyaが1976年に同国のレーベル〈Ahang Rooz〉から発表した『Mehrpouya Sitar』が待望の2024年度アナログ・リイシュー。伝統的な東洋の形式と、より現代的な西洋のスタイルの間を行き来し、その2つの文化と風味の魅力的な融合を達成した珠玉のサイケデリック・レコード!インドのレアグルーヴの巨匠Ananda Shankarの作品と同様に、ファンキーなドラムから豊かなホーン、ワウワウギター、東洋の旋律が神々しく溶け合います。

静寂と祈りの音。エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション『The World Is But a Place of Survival』。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。2002〜2005年に民族音楽学者Stéphanie Weisserによってアディスアベバで録音、スイスのVDE-Galloのライセンスのもと、〈Death Is Not The End〉より再構成、再発。
峰厚介の代表作とするに相応しい存在感に満ちた作品である「DAGURI」が、1973年オリジナル盤リリースから約50年経ちリイシュー!菊地雅章グループで頭角を現した峰厚介が、自身のレギュラー・グループを率いて録音した作品。板橋文夫を含む気鋭のミュージシャンを揃えたグループの演奏は重厚にして躍動感が溢れ、あたかも新たな時代の幕開けを告げるかのような勢いと鮮烈さがある。この時期コルトレーンからの影響を受けていたという峰のプレイには閃きとスケールの大きさがあり、「Thirsty」や「Daguri」など、突き抜けるような旋律を圧倒的な表現力で吹き切っている。ダイナミズム、リリシズム、エキゾチシズムを兼ね備えた、峰の代表作とするに相応しい存在感に満ちた作品である。全曲自身による作曲。1973年録音。
t峰 厚介(ss, ts)
t宮田英夫(ts)
t板橋文夫(p)
t望月英明(b)
t村上 寛(ds)
トラックリスト:
【A面】
1. サースティ
2. セルフ・コントラディクション
3. ダグリ
【B面】
1. エクスペクテイション
2. スピン・ドリフト

イタリア・ミラノの〈Ultimo Tango〉とスペイン・マドリッドの〈Glossy Mistakes〉が、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、オーストリア、オランダなどのアーティストの作品を含む、1979年から1990年に及ぶ、トライバルで別世界的なパーカッション音楽をよりすぐった画期的コンピレーション・アルバム『Tribal Organic: Deep Dive into European Percussions 79-90』を発表。Luca FioreとGlossy Mario が編纂した本作では、1979 年から1990年にかけてのヨーロッパの多様なサウンドを巡るリズミカルな旅へとご案内。英国の女性デュオ Ova による幻想的な"Rainforest"で始まるこのコレクションは、世界各地のパーカッションの伝統に深く影響を受けたアーティストの9つのトラックを収録。ジャズやニューエイジ、ガムラン音楽、西アフリカのリズムなどが溶け合ったこれらの楽曲には、コンガ、タブラ、シェケレなどの楽器も用いられており、有機的なドラム・ビートという共通した魅力が貫かれています。Jean-Michel Bertrandの"Engines"のインダストリアルとアフリカン・グルーヴが融合したサウンドやCuco Pérezの"Calabó Bambú"での催眠的なアコーディオンと部族のチャントに至るまで、瞑想的でありながら爽やかに響く異文化のリスニング体験が味わえる内容となっています。

2024年12月18日、ロサンゼルス・コールドウォーターキャニオンパークの樫とブラックウォルナットの木々の下で行われた、詩人/ヴォーカリストのサウル・ウィリアムズ、打楽器奏者/プロデューサーのカルロス・ニーニョ & フレンズによる特別なセレモニーの記録『Saul Williams meets Carlos Niño & Friends at TreePeople』が〈International Anthem〉より登場。長年にわたり環境保全活動を行ってきたTreePeopleの敷地内で、Living Earth主宰のノア・クラインが企画したこのパフォーマンスのために、ニーニョは気心知れた仲間たちを招集。シンセギターとサンプリング、ネイト・マーセロー、フルートや複数のサックスを駆使するアーロン・ショウ、各種打楽器を担当するアンドレス・レンテリア、フルート、ビブラフォン、声を担うMaia、コンピュータとホラ貝を用いた音響設計のフランチェスカ・ハート、詩人アジャ・モネ、そしてテナーサックスでカマシ・ワシントンが参加している。多層的なエレクトロ・アコースティックの生態系に溶け込むウィリアムズの言葉、即興的かつ多層的な音楽のセッション、そのすべてが、この場にしかありえなかった特別な響きを紡ぐ。全編が、政治性と集合的な祈りに貫かれた〈International Anthem〉からのリリースであることも納得の、美しく、深く、真摯な記録。
