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UKを拠点に活動する電子音楽家で、自然環境そのものを録音対象とし、民俗的音響を融合させた作風で知られるPooleによる、スコットランドの自然環境とケルト的音響を融合した、幻影的かつ実験的なエレクトロニック・フォーク作品『Ben Beinn』。凍った峠道、嵐、花崗岩などの自然環境をコンタクトマイクやハイドロフォンで採取したフィールド録音を加工・使用し、フルート、ローホイッスル、バグパイプ、ピアノ、ストリングスなどの伝統楽器とシンセ、抽象化された声を融合。スコットランドの自然環境から採取した音を、感情的な音響テクスチャーに編み込み、場所そのものを音楽として再構築している。風景と記憶、民俗と抽象、自然と人間が交錯する音響詩。
アルゼンチンのサウンド・アーティストayluことAilin Gradによる、繊細で実験的な電子音楽が個人的な内面の葛藤とそこからの回復のプロセスを映し出す音響的探求『Fobia』。短く断続的な呼吸音や不安定なリズムから始まり、神経的な緊張感と解放感が交錯する構成で、断片的でありながら緻密に編み込まれたサウンドが感情の流れや変化、記憶、内面の風景を可視化する。断片的な呼吸音やノイズが、やがて滑らかなドローンへと変化し、徐々に明るくなる音色、安定したリズムへと変化していくプロセスを共にすることは、音楽として昇華された痛みが、聴く者の心に共鳴し癒しや共感、回復の力をもたらすよう。心の奥に静かに触れる精神的な音楽。

François J. Bonnetが手掛けるエレクトロアコースティック/実験音楽プロジェクトKassel Jaegerのオリジナルは2012年に〈Senufo Editions〉からリリースされた重要作『Fernweh』が〈Black Truffle〉から再発!電子音響とミュジーク・コンクレートを融合させた濃密で感情的なサウンドスケープが展開される本作は、波のように寄せては引く電子音、風や水、ガラスの音のような曖昧で現実感のある音が交錯しながら、明確なイメージを与えずに空間を漂う。具体音と合成音が溶け合い、風景のように推移する構成は、彼のフランス・ミュージック・コンクレートの伝統と音響に対する厳密さと、アンダーグラウンドな実験音楽の粗さが共存している。情緒と実験が同時に息づく独特の音世界は、友人でもあるジム・オルークと同様、アカデミックな伝統から逸脱した開かれた耳によるもので、情緒ある抽象を追求した電子音響の傑作。

85歳になってもなお、鋭くラディカルな実験音楽を生み出し続ける実験音楽界のレジェンド、Annea Lockwoodの新作『On Fractured Ground / Skin Resonance』が〈Black Truffle〉から登場!A面の「On Fractured Ground」は、北アイルランド・ベルファストに点在する“ピース・ライン”(カトリックとプロテスタントの住民を分断する壁)を録音素材にした作品。ロックウッドはその壁を手や石、葉などで叩き、あたかも巨大な打楽器のように扱いながら、壁そのものの響きを引き出している。政治的な暴力の歴史を背景にしながらも、作品自体は静かで瞑想的な音の連なりに仕上がっており、ミニマルで繊細な音響彫刻のような趣がある。B面の「Skin Resonance」は、オーストラリアの作曲家/パーカッショニスト、ヴァネッサ・トムリンソンとの共作。バスドラムという一見シンプルな楽器を、「動物の皮、木、金属」として捉え直し、その物質性と音の共鳴を徹底的に探求する内容。奏者自身の声も交えながら、音と身体、記憶や感覚との関係性を掘り下げている。

Mark FellがExplore Ensembleと共に制作したコンピュータによる構造とアコースティックの融合による緻密で抽象的な室内楽的音響作品『Psychic Resynthesis』が〈Frozen Reeds〉より登場。本作は、Mark Fellがアルゴリズムで生成した楽譜をアンサンブルが演奏するという実験的手法を採用しており、全10曲は「Combination #1〜#10」と題され、それぞれ異なる数値パターンで構成。電子音楽の思考法をアコースティック室内楽に転写する試みであり、その独自の構造によって、電子音響を用いずとも電子音楽的な設計思想が全編に貫かれた内容となっている。各曲は異なるリズムパターンや音の配置によって構成され、弦を弾く音や擦過音、沈黙も交えながら、録音空間の響きも音楽の一部として取り込んでいる。電子音楽特有の精緻なリズム構造に生楽器の持つ微妙なゆらぎやテクスチャが加わった、数学的な決定性と演奏家の柔軟性が拮抗する知的な音響探究!
コンセプチュアル・アートやメールアートの主要人物であるUlises Carrionの、1989年にプライベートで流通していた音源「Trios & Boleros」をベースに再構成・再編集したカセット作品『Ulises Carrión』が、オランダは〈Counter Culture Chronicles〉から登場。 Ulises Carriónが晩年に録音した言語と構造に関する実験的なサウンド・ポエトリーで、言語の構造・順序・反復・リズムといった要素を巧みに操作することで、意味をずらしたり消したりしながら、聴覚的な体験を創出。彼の作品では、声の抑揚や間、反復、沈黙といった音の質感が重要な構成要素となり、言葉は音楽や空間の一部として機能しており、詩でも音楽でもなく、言語そのものを素材として扱う、極めて実験的で芸術的なアプローチが取られている。Ulises Carrionの芸術的視点が凝縮された、希少かつラディカルな音のドキュメント!
小さな音楽という概念を提唱し、主流の音楽や美術の枠組みに対して、静かで繊細な音響表現を通じてオルタナティブな価値観を提示したドイツの音響芸術家Rolf Juliusによる1980年録音のカセット作品『Afrikan Klavierkonzert』がオランダは〈Counter Culture Chronicles〉から再発。繊細なピアノのテクスチャと環境音が交錯し、音楽・沈黙・空間の境界を溶かすような静謐なサウンドが展開される。Julius特有の小さな音楽の美学が際立ち、「聴くこと」そのものへの問いかけとして機能する美しくも実験的な録音作品。静かでありながら深い批評性を持つ、現代のサウンドアートにも大きな影響を与えた芸術の貴重な復刻。
オランダは〈Counter Culture Chronicles〉から、Lawrence Weiner、Ulises Carrión、John Baldessariなど、コンセプチュアル・アートやメールアートの巨匠たちの非常に貴重な音源を収録したカセット『From the Archives Vol. 13』。収録内容は、言語、環境音、身体的ジェスチャーなどを用いた録音作品で、1970〜90年代の未発表または散逸音源が中心として、Terry FoxやMaurizio Nannucciなど、音響詩やパフォーマンス・アートに関わる作家の音源も収録。このシリーズは、見過ごされがちな実験的録音を発掘・再提示するアーカイブ的プロジェクトの一環として位置づけられており、収録されている音源は、彼らがビジュアルアート以外のメディアで展開したサウンド・アート、ボイス・パフォーマンス、実験的な記録を集成したものであり、コンセプチュアル・アートと音の境界を探る、美術史の文脈でも貴重な資料となっている。Vol.13はその中でも特に多様な作家が参加した、ジャンル横断的な構成の一本。
メールアートのネットワークで中心的な役割を果たしたアーティスト、Sue Fishbeinによる1980年代初頭のサンフランシスコで制作された貴重なサウンド・コラージュ作品『Wildlife & it's Results』が、カウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉より登場。彼女はメールアートと同様に音を通信の媒体と見なし、環境音、断片的な声、都会の喧騒といった、見つけた音(Found Sound)を切り貼りし、遊び心と皮肉を込めた音のパッチワークを構築。アナログ機材やテープ操作による物理的な音響処理による実験的な電子音響で、このカセットは、形式や著作権といった概念に挑むテープ時代の実験精神を体現しており、その騒々しくも内省的な響きは、メディアが飽和する現代社会への先見的なコメントとして響く。パッケージは紙製ボックス仕様で、アート性とDIY精神が感じられる、物理メディアへのこだわりを持たせた仕様でのリリースとなっている。

Angus MacLiseやSun Ra、Allen Ginsberg、Timothy Learyといったカウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉から、ビート詩人であり東洋思想の探求者でもある、現在京都在住のルイーズ・ランデス・リーヴァイによる、ジャック・ケルアック生誕100周年記念朗読が再発。この朗読音源は、もともと彼女のボックスセットに収録されていたもので、片面カセットテープとしてリリースされていたが、今回の再発では、新しいアートワークが施され、B面にルイーズ自身の新録と、彼女が関わるユニット Bombay Lunatic Asylum の音源を追加収録。A面の朗読は、彼女自身の精神世界とビートの遺産が交錯するような深い響きを持っており、そこに新たに加わったB面のトラックは、彼女の現在の活動を反映する補遺として、過去と現在を橋渡しする役割を果たしている。
Angus MacLiseやSun Ra、Allen Ginsberg、Timothy Learyといったカウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉から、ビート詩人であり東洋思想の探求者でもある、現在京都在住のルイーズ・ランデス・リーヴァイによる、2021年5月にミッデルハイム美術館でクリストフ・アルベルタインによって収録された音源が登場。パンデミック下、日本に滞在していたレヴィの朗読が遠隔で届けられ、ブルース・ナウマンの作品「Diamond Shaped Room with Yellow Light」の空間に重ね合わされた。そこに、Bart De PaepeとKoen Vandenhoudtによるユニット Bombay Lunatic Asylumがハルモニウム、シュルティボックス、サーランギ、ベルを響かせ、仏教音楽の外縁を思わせる催眠的な儀式性を帯びた音響世界が立ち上がっている。60年代後半にはテリー・ライリーやアンガス・マクリースと共に活動し、パンディット・ラム・ナラヤン、アリ・アクバル・カーン、さらにはラ・モンテ・ヤングにも師事した彼女の長い探求の軌跡と現在進行形のヴィジョンが交錯する小宇宙のような作品。

Angus MacLiseやSun Ra、Timothy Learyといったカウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉から、ビート詩人アレン・ギンズバーグの未発表テープを収めた重要な記録が登場。アムステルダムでのインタビューからゲントへの移動、そしてコンサートホールでの朗読と歌までを追いかけ、詩人の素顔と肉声をそのまま切り取っている。形式ばったインタビューではなく、政治から詩作、人生観まで率直に語るギンズバーグの声は、彼の代表作『Howl』や『カディッシュ』同様に赤裸々で親密。時に歌い、演奏し、会場の空気を巻き込むパフォーマーとしての側面も生々しく刻まれており、20世紀を代表する詩人の生の声に触れる格好の入口ともなる一本。アメリカとヨーロッパの文学・音楽シーンが交わった稀有な瞬間を捉えた、必聴のアーカイヴ。

日本とも深い関わりを持つターンテーブル奏者/サウンド・アーティストdj sniffこと水田拓郎による2024年後半の即興ライブ録音を収めた作品『Turntable Solos』。 自作ソフトウェア「Cut ’n’ Play」を用いて、ターンテーブルを即興楽器として再定義する実験的ターンテーブル演奏を展開、レコード盤の物としての特性とデジタル処理が交錯することで、触覚的かつ直感的な音のコラージュが生まれている。特に本作は、前作のコンセプチュアルな深遠さから一転し、より直接的かつアグレッシブなアプローチが特徴的で、レコードの溝、針、モーターから生まれるノイズ、グリッチ、そして予想外の音響操作が、聴き手を引き込む強烈なサウンドスケープを形成している。音源の断片をリアルタイムで再構成し、演奏者の存在がそのまま音に刻まれる、ターンテーブル演奏の可能性を伝える一枚。

〈Kompakt〉創設者であり、GasやMike Inkでの活動でも知られるドイツのケルンを拠点とする伝説的な電子音楽家Wolfgang Voigtが2010年から続けてきた、ドイツ語で「再魔術化」を意味する、一連の抽象的で実験的なアンビエント/ドローン・シリーズ、Rückverzauberungの最新作。〈Astral Industries〉からリリースされた本作は、厚いドローンの層と低域のうねりが交錯し、崩れかけたトンネルを進むような圧迫感と没入感を生み出している。調性は常に揺らぎ、不協和音や歪みが美しさと緊張感を際立たせ、層状に配置された脈打つ低周波がリスナーの身体感覚を直接揺さぶる。心地よさを超えて知覚そのものを試すような強度を備えた、Voigt流のアンビエント/ドローン美学の到達点ともいえる作品。
2025年リプレス!Under The SnowやMariborといったグループへの参与でも知られるイタリアの地下シーンの重要作家Gianluca Favaron & Stefano Gentileのコンビに、スウェーデン実験界隈の大ベテランであり、Anna von Hausswolffのお父さんとしても知られるCarl Michael Von Hausswolff、そして、デトロイトのダブテクノ大重鎮なRod Modellという豪華4組が結集した伊〈13〉からの22年傑作二枚組スプリット盤『Landslide (For Field Recordings And Sine Waves)』をストックしました。1963年にイタリアのロンガローネ村で1000人以上が死亡した岩石崩落と高波を題材にした作品であり、FavaronとGentileによる鮮やかなドローン・コンポジションに、HausswolffとModellのリミックスが添えられた20分近い大曲を全4曲収録した圧巻のサウンドアート/サウンドスケープ作品!


精神を研ぎ澄まし、世界と調和し、固定概念より脱却し真の自己を発見せよ。「意識拡大の自由」を掲げ、LSD等の幻覚剤の使用による意識革命〜普及活動に生涯を捧げた教祖、作家、ハーバード大学教授を務めた心理学者でありサイケデリック革命の高僧と呼ばれ、ジョン・レノンやスティーブ・ジョブズにも多大な影響を与えたTimothy Leary(1920-1996)のカセットが、Angus MacLiseやSun Ra、Allen Ginsbergといったカウンターカルチャーの偉人たちによる録音資料を、味わい深いカセットで紹介する地下レーベル〈Counter Culture Chronicles〉から登場。アメリカのカウンターカルチャー史の中でも特に劇的な時期をそのまま音で封じ込めたアーカイブ集となっており、収録されているのは主に1966〜83年の断片で、ミルブルック邸インタビューから、ウェザー・アンダーグラウンドによる劇的な脱獄、アルジェリア亡命とブラックパンサー党エルドリッジ・クリーヴァーとの決裂、旧友ラーム・ダスの証言、そして1983年の回顧インタビューまで、いわば「学究的な心理学者から逃亡者、カルト的アイコンへ」と変貌していくレアリーの声を収録している。カウンターカルチャーのドキュメンタリーともいうべき歴史的なサイケデリック・スピーチ!

デジタルとフィジカルの境界をさまようAmnesia Scannerが、フレンチ・ハッカーFreeka Tetとタッグを組んだ実験的三部作。PANからリリースされた3枚のデジタルアルバムが3枚組LPで登場!!混沌としたデジタル・バロックとインダストリアル・ポップが交錯する3rdアルバム『STROBE.RIP』は、Freeka Tetがボーカル&共同プロデューサーとして加わり、Amnesia Scannerはより"生身"のカオスへと接近している。2枚組のミラー・プロジェクト『HOAX』のうち、『AS HOAX』は、崩壊寸前のバラードや暴力的なダンスビートが入り乱れるAmnesia Scanner流の進化形ポップ。《FT HOAX》は、その音楽を反転・分解し、ノイズキャンセリング的手法で"音を消す"ことで浮かび上がる異形のドローン作品。ポスト・クラブ、ノイズ、デジタル・アートが交差する最前線。Amnesia ScannerとFreeka Tetが生み出す音楽の亡霊とでもいうべき問題作!!
長年、〈Second Sleep〉や〈enmossed〉などのレーベルで独自のサウンドを培ってきたSebastiano Carghiniの集大成ともいえるアルバム『Ramble』が〈topo2〉より登場。アルバム全体を貫くのは、ぼんやりとした記憶や思い出をたどるような感覚。まるで失われかけた記憶の断片を何度も編み直し、新しい形へと再構築していくようなプロセスが音楽として表現されており、夢と現実の狭間を漂うような、繊細でサイケデリックな電子音楽作品となっている。劣化してノイズが入ったテープの音、幾重にも重なったテクスチャ、漂うエコー、そしてミニマルなパルスが溶け合い、リスナーをぼんやりとした意識へと誘うようなサウンドは、ダブテクノやエレクトロニカを基調としつつも、少し歪んで、退廃的な雰囲気をまとっている。ActressやAndy Stottの音楽にも通じる部分がありながら、それらとも一線を画す、アンビエントではないアンビエントとでも言うべき独自の音世界を築いている。聴く者を夢と現実の境目へと誘い込むような、詩的な魅力を持ったアルバム。

3月上旬再入荷。1972年に世界的に名高い〈Groupe de Recherches Musicales〉スタジオに参加し、ミュージック・コンクレート界で創作活動を開始した1970年代ビデオ・アートのパイオニア、 Robert Cahen。1971年から1974年にかけて制作された4つの作品を収録したアルバム『La nef des fous』が、〈Shelter Press〉と〈INA GRM〉の共同運営する要注目レーベル〈Recollection GRM〉より登場。Roland KaynやBernard Parmegiani、Luc Ferrariのファンにも強くレコメンドしたい、魅惑的で革新的な特異的サウンドの数々を収めた内容となっています。Giuseppe Ielasiによるマスタリング&Andreas Kauffeltの手による〈Schnittstelle〉でのカッティング仕様&Stephen O’Malleyによるレイアウトとバックアップも万全。

Lucy DuncombeとFeronia Wennborgによる、人工音声ツールを駆使して4年かけて作られた、ヴァーチャル合唱シンフォニーとも言うべき作品『Joy, Oh I Missed You』が〈Warm Winters Ltd.〉より登場。詩的なサウンドと、機械の故障じみた奇妙さが入り混じった音像は、音声合成やAIボイス解析などの技術を使い倒し、あえて人間の声を完全に模倣せず、失敗やひずみに耳を澄ますアプローチで、。フランソワ・デュフレーヌやオノ・ヨーコ、Phewらの声の実験を、現代のツールでアップデートしたような内容とも言える。Duncombeの奇怪な電子声と、Wennborgの硬質なサウンド処理が絶妙に絡み合い、どこからが人間の声でどこからがデジタルの模倣か判別がつかない。時には機械の故障のように、時には祈りのように、ピッチがずれ、破裂し、ため息のような断片が折り重なって、異形のコーラスが立ち上がる。タイトルどおり、喜びと喪失の間で揺れるような感情の振幅をもった作品で、コンセプトは実験的だが、音楽としての美しさや感情的な深みもしっかりとしており、聴き応えある充実作。

2012年にリリースされ長らく廃盤、高騰していた傑作をストック!フランス電子音楽研究所として広く知られる電子音楽/エレクトロ・アコースティックの一大聖地、[INA-GRM]より、Olivier MessiaenやKarlheinz Stockhausenに学び、アクースモニウムの開発及びGRMのディレクターとして長年電子音楽界に貢献した仏電子音楽界の巨匠、François Bayleの50年にも及ぶ作品の数々をコンパイルした15枚組CDボックスが登場!! まさにフランスが誇るミュージック・コンクレートの一大金字塔的傑作集。果てしないこの全貌を15枚のフル・ボリュームで是非一度ご体感ください!CDはそれぞれ厚紙スリップ・ケースに収納。160ページにも及ぶ挿絵入りブックレット(英語/仏語併記)が付属。大推薦!
