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Brainstory - Sounds Good (CS)
Brainstory - Sounds Good (CS)Big Crown Records
¥1,741
文句無しの珠玉のインディ・サイケデリック/ソウル・アルバム!El Michels AffairやBacao Rhythm、Holy Hive といった面々による傑作の数々も知られる当店人気レーベル〈Big Crown Records〉からは、カリフォルニア州リアルト出身の3人組バンド、”Brainstory”による24年度最新アルバム『Sounds Good』がアナウンスされました。バンド・メンバー同士の絆が際立って強固なものとなり、非の打ちどころのないタイトな音楽性で個人的なテーマを反芻したセカンド・フルレングス・アルバム。これは幅広い音楽好きにレコメンドしたい内容です!
V.A. - Louis Wayne Moody High (LP)
V.A. - Louis Wayne Moody High (LP)Numero Group
¥4,716
自国のブルースやソウル、ゴスペルのみならず、世界各地のオブスキュア・グルーヴを掘り起こし、独自の視点でコンパイル&新たな価値を付与してきた名門〈Numero〉から「ルイス・ウェイン・ムーディー高校」と銘打ち、67年の自主盤サイケをコンパイルした独創的コンピレーション・アルバムが登場!! 暗い青春の真空パック詰めか?? 救いのないヘヴィなムード付き纏う傑作オムニバス!もう二度と帰れないと項垂れるように、ひたすらダウナーなThe Invaders "I Was A Foo"、東洋的旋律が暗がりに揺れるなかで、虚ろにサイケデリック・ディーヴァが歌い上げるThe Shades "Tell Me Not To Hurt"、ここまで重いとそろそろ心も壊れそうになってくるThe Weejuns "Ready C'Mon Now"と、どこから聴いてもエヴァーグリーンな青い春とは思えない、もはや『遺影』のような自主盤サイケ卒業アルバム!特殊装丁ゲイトフォールド・スリーブ限定版。
Lloyd Miller, Ian Camp, Adam Michael Terry - At The Ends Of The World (LP)Lloyd Miller, Ian Camp, Adam Michael Terry - At The Ends Of The World (LP)
Lloyd Miller, Ian Camp, Adam Michael Terry - At The Ends Of The World (LP)FOUNTAINavm
¥4,841
Horace TapscottやAlice Coltrane、Futuro Anticoのファンにも!オリエンタル・ジャズの巨匠であり、先駆的な民族音楽学者であるLloyd Miller、地元のミュージシャン、Ian CampとAdam Michael Terryによる協力を得て制作した画期的な新録音を収めたアルバム『At The Ends Of The World』が、ユタ州のレーベル〈FOUNTAINavm〉より登場。頭脳的なサイケデリック・フォークから瞑想的なニューエイジ・ミニマリズム、より陰鬱でスピリチュアルなジャズ・モーメントまで、「東洋」のオーラに包まれた広大で包み込むような音世界を生み出した、超越的で没入感溢れるマインド・トリップ的作品!
V.A. - Easy Tempo Volume 11 (The Round Trip) (2LP)
V.A. - Easy Tempo Volume 11 (The Round Trip) (2LP)Easy Tempo
¥4,897
ソウル、ファンク、ジャズを経て、サイケデリアからヴィンテージ・エレクトロニクスに至るまで、ブラック・カルチャー(その最も広い意味と最も多様な形態)にリンクしたサウンドを広めることを目的とする96年始動の老舗シリーズ〈Easy Tempo〉の11弾作品『Easy Tempo Vol. 11: The Round Trip 』が登場!無名、または過小評価された、あるいは入手困難を極める世界各地の骨董的レコードから豊穣かつディープなグルーヴを満載。スリリングで宇宙的なラウンジにスペースエイジ・サウンド、サイケデリック、ジャズファンク、イージーリスニングが全19曲ものボリュームで堪能できる流石の内容です!
Lloyd Miller - Orientations (2LP)
Lloyd Miller - Orientations (2LP)FOUNTAINavm
¥6,162

オリエンタル・ジャズの巨匠であり、先駆的な民族音楽学者であるLloyd Millerが60年代初頭から00年代初頭にかけて残した幻のアーカイブを選りすぐったコンピレーション作品『Orientations』が、ユタ州のレーベル〈FOUNTAINavm〉より登場。ジャズ、中東の伝統的民族音楽、音楽学の世界において極めてユニークな人物であり、自主リリースされたその多くのオリジナル作品が入手困難となっていた中での画期的なコンピ編纂!東洋と西欧の文化的衝突を根底に、15種類以上の非西洋の楽器と共に調べ上げた珠玉の音源の数々の中で、古い東洋の香ばしく湿った空気とヨーロッパのジャズ・スタンダードが見事に融合を果たしています。70年代初頭のテヘランで録音されたピアノ曲"Shahin"の軽快なロマンスから、60年代の南インドに触発されたカルナティック・クラリネットの催眠的な録音まで、ジャズ、フォーク、スピリチュアル、ドキュメンタリーといった音楽の側面が重なり合う興味深い歴史的交差点に存在するLloyd Millerの音楽世界が堪能できる一枚。

Flower Travellin' Band - Satori (LP)
Flower Travellin' Band - Satori (LP)Life Goes On Records
¥3,217
1971年リリース、日本人による海外市場を意識して初めて制作されたアルバム。米国、カナダ、日本で同時発売され、特にカナダではシングル「SATORI PART2」は8位を記録している。欧米での東洋思想的な流行もあり、作品はより東洋的、日本的なサウンドを取り入れてあるのも特徴。この時期の日本はGSからフォークへの転換期でもあり、まだまだロックを受け入れる層は少なかったが先進的なサウンドで今なお支持され続けている。もちろん海外でも大人気で知名度もいまだ衰えず。
Hitomi Moriwaki - Subtropic Cosmos (LP)
Hitomi Moriwaki - Subtropic Cosmos (LP)Guruguru Brain
¥4,998
日本から世界のサイケデリック/インディ・シーンを牽引した名バンド、幾何学模様のGo & Tomoが2014年に創設したインディペンデント・レーベルであり、シベールの日曜日や破地獄、Satomimagaeといった大変ユニークなアクトを送り出してきた名門〈Guruguru Brain〉から最新物件が登場。「その他の短編ズ」としても活動している森脇ひとみによる海外デビュー・アルバム『Subtropic Cosmos』がアナログ・リリース。幾何学模様のHideki Urawaによるプロデュース作品!2020年から2022年にかけて世界的なパンデミック時に福岡の自宅で作曲・録音された音源を収録したアルバムとなっており、ヒップホップ、ポップス、エクスペリメンタル・ミュージックを大胆に融合させた、インナートリップ的でサイケデリックな唯一無二の音楽体験と言える意欲作に仕上がっています。
Loren Connors & Alan Licht - At The Top Of The Stairs (LP)Loren Connors & Alan Licht - At The Top Of The Stairs (LP)
Loren Connors & Alan Licht - At The Top Of The Stairs (LP)Family Vineyard
¥3,269
実に30年もの長きにも渡るコラボレーションを展開してきたLoren Connors & Alan Lichtという名ギタリスト・デュオによる8枚目となる最新アルバム『At The Top Of The Stairs』がインディアナポリスの名門〈Family Vineyard〉よりアナログで登場!数十年に渡って展開されてきた彼らの即興演奏はますます抽象的かつ無調となりつつも、依然として複雑で神妙なアレンジメントを維持。Alan Lichtによる細心の注意を払って作られたフィードバック&ハーモニックパターンと、Loren Connorsの亡霊のようなブルートーンの調和のとれたブレンドにより、このタッグでしか作り得ない、特異なダーク・アンビエント/ドローン・ブルース・サウンドが展開されていく怪盤です。
Michael Nau - Accompany (Powder Blue Vinyl LP)
Michael Nau - Accompany (Powder Blue Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,672
メリーランド出身のSSW、Michael NauによるKarma Chief Recordsからの5枚目の最新アルバム『Accompany』がアナログ・リリース。2000年代半ばからCotton Jones、Page France、Michael Nau & The Mighty Threadといったインディ・ロック・バンドのメンバーとして活動し、思慮深く内省的なサウンドのディスコグラフィを作り上げてきた名作家!フォークやサイケデリック・ロックなどからインスパイアされたソウルフルでアメリカーナな情緒溢れるインディ・ロックを展開した好作。
Jim White - All Hits: Memories (LP)Jim White - All Hits: Memories (LP)
Jim White - All Hits: Memories (LP)Drag City
¥3,888
Bill Callahanも絶賛した一枚が遂に到来!1980年より活動を続けるオーストラリア人パーカッショニストであり、ポスト・ロック・バンド、Dirty Threeのドラマーとしても知られるJim Whiteによる2024年度最新アルバム『All Hits: Memories』が〈Drag City〉より堂々アナウンス。優雅にオーケストレーションされた宇宙的ポスト・ロック/パーカッシヴ・ミニマル"Marketplace"、ダークで実験的なテイスト増し増しのNames Make The Name"など、ドラムスを軸にしたインスゥルメンタル/エクスペリメンタル・ロックを全13曲収録。
mess/age (7")mess/age (7")
mess/age (7")Peoples Potential Unlimited
¥1,846
大きな話題を呼んだTAMTAMの先日の超名盤最新EPに続く形で、〈PPU〉がまたしても凄い才能を連れてきましたっ!メンバー各人共に要注目な音楽活動を展開しているKhan Brown & Ohhki a.k.a.Isayahh Wuddhaからなる京都のローファイ宅録ユニット”mess / age”によるセルフタイトル7インチ・シングル作品がアナログ・リリース。当店でも大ヒットだったレーベルメイトのWool & The Pantsのメロウで煙たいヴァイヴに惹かれた人なら間違い無しな、宅録系ダウンビート/サイケデリック・ヒップホップ傑作!限定100部オンリー。
Bachir Attar & Elliott Sharp - In New York (LP)Bachir Attar & Elliott Sharp - In New York (LP)
Bachir Attar & Elliott Sharp - In New York (LP)Fortuna Records
¥4,885
オリジナルのアナログ盤は1万円越えの高値を付ける激レア盤。ビート・ジェネレーションの作家やRolling Stoneのブライアン・ジョーンズらとの関わりも知られる、モロッコ~リフ山脈の山村ジャジューカに伝わる儀礼音楽集団、Master Musicians Of Jajoukaとの幾度にも渡るコラボレーションでも有名!モロッコのジャジューカの巨匠Bachir AttarとElliot Shrapがドラム・マシンとモロッコの伝統楽器を用いて行ったライブ・ジャムを収めた〈Enemy Records〉からの1990年作品が〈Fortuna Records〉&〈Dikraphone Records〉より共同アナログ再発。Bachir Attarのキャリアは実に50年に及び、フェスとタンジェの間に位置するモロッコの小さな村ジャジューカの超越的なサウンドを代表するその神秘的で独特なサウンドで知られています。西洋と東洋の音楽のブレーン達により、マグレブの土着音楽と欧米の実験的な音楽が溶け合う超トリッピー・サウンド体験!
SANAM - Aykathani Malakon صنم - أيقظني ملاكٌ (Color Vinyl LP)SANAM - Aykathani Malakon صنم - أيقظني ملاكٌ (Color Vinyl LP)
SANAM - Aykathani Malakon صنم - أيقظني ملاكٌ (Color Vinyl LP)Mais Um
¥4,579
OKI DUB AINU BANDのOKIやHowie Leeの作品も手がけたロンドンのレーベル〈Mais Um〉からは、レバノンの首都ベイルートを拠点にフリーフォームなサイケデリック・サウンドを展開するポスト・ロック/エクスペリメンタル・ロック・グループ、”SANAM”によるデビュー・アルバム『Aykathani Malakon』がアナログ・リリース!ノイズ・ロック、アンビエント・テクスチャー、アラビアンな音楽の様式の骨太なブレンドとなった本作は、伝統的な素材を直感的な新しい文脈へと落とし込んだ内容に仕上げられています。SenyawaやSun City Girls、Squadra Omega辺りが好きな方にもオススメです!
V.A. - Greasy Mike Gets the Giggles (LP)V.A. - Greasy Mike Gets the Giggles (LP)
V.A. - Greasy Mike Gets the Giggles (LP)Jazzman
¥3,674
名門〈Jazzman〉からは、レコード・コレクター、Greasy Mike監修のコンピ・シリーズ最新作『Greasy Mike Gets the Giggles』がアナログ・リリース。Pat & the WildcatsやBobby Bunny & the Jackrabbits、Jim Doval & the Gauchosといった極めてオブスキュアな面々による、実にワイヤードな内容のR&Bからロカビリー、ロックンロール、ガレージロックなどが満載、一切のジョーク無しな軽薄な楽しさに満ちた超絶アウトサイダーなカルト・コンピレーション・アルバムに仕上がっています!
Helen Island - Last Liasse (LP)Helen Island - Last Liasse (LP)
Helen Island - Last Liasse (LP)Knekelhuis
¥4,193
パリの伝説的コレクティヴ〈Simple Music Experience〉のエスプリを取り入れた、カルトで幻覚的なオルタネイティヴ・ポップ・アルバム!Maoupa MazzocchettiやSmersh、Zaliva-Dといった極めて濃い面々による作品でもマニア人気の高いアムステルダムの先鋭〈Knekelhuis〉より新物件。これまでに発表してきた自主カセット作品も今や入手困難となっているフランスの要注目アクト、Helen Islandが、1月に発表したカセット作品『lia​$​$​e 3』に続く最新作『last liasse』にてアナログ・デビュー!特徴的なフィルターを通した高音、カットアップされたジャンル、加工されたヴォーカルを通して、デジタル・エスケープ主義の甘美なまなざしを捉えた一枚!
Opéra Mort - Le Présent (LP)Opéra Mort - Le Présent (LP)
Opéra Mort - Le Présent (LP)Editions Gravats
¥4,299
〈PRR!PRR!〉 と共に10年代中盤から後半のレフトフィールド・ダンス・シーンで異彩を放った、Low Jackら創設のカルトレーベルことEditions Gravats。LAFMSの伝説的グループSmegmaともスプリットカセットを発表していた仏実験的ユニットOpéra Mortによる最新アルバム『Le Pr​é​sent』をアナログ・リリース!今は亡き仏音響アヴァン詩人、Ghédalia Tazartèsと共に前衛的バンドReines d'Angleterreでも活動していたJo T. & Laurent GerardからなるデュオOpéra Mortによる4年振りの最新タイトル。催眠的かつ屈折したミニマリズムからアウトサイダーなサイケ・フォーク、エレクトロアコースティック、アンビエントまでがエーテル状に溶け合わされた、突然変異的で底知れぬ幻影のタペストリー的作品!
Meiko Kaji - Gincho Wataridori (LP)
Meiko Kaji - Gincho Wataridori (LP)Wewantsounds
¥4,700

女優で歌手でもある梶芽衣子が約50年前にリリースしたデビュー・アルバム『銀蝶渡り鳥』('73年)が、Wewantsoundsからリイシュー。代表作『修羅雪姫』に影響を受けたQuentin Tarantino監督が映画『キル・ビル』においてオマージュを捧げるなど、世界的なカルト・アイコンとして支持を集める中でリイシューが実現。今作は1972年に東映が公開した仁侠映画『銀杏渡り鳥』の主題歌をはじめ、ポップス、演歌、サイケ・ロック、70年代のシネマティック・グルーヴが見事にミックスされた、テイチクのベテラン・プロデューサーである伊東順文と中島賢二によって制作された名作。本作は新たにマスタリングされた音源、オリジナル・アートワーク、さらにロサンゼルスを拠点とするレーベルPlant Bass Records主宰、DJ、音楽制作など多岐に渡る活動行うバルーチャ・ハシム廣太郎によるライナー・ノーツ付き!

Cousin Kula - Vitamin D (LP)Cousin Kula - Vitamin D (LP)
Cousin Kula - Vitamin D (LP)Rhythm Section International
¥3,743
デビューアルバム『Double Dinners』が失恋のサウンドトラックだとしたら、これは再び恋に落ちる音... 〈Boiler Room〉や〈BBC Radio 1〉などでの活躍も知られるDJ、Bradley Zero運営のもと時流を読んだ審美眼鋭いリリースを展開してきた名門〈Rhythm Section International〉より最新物件!英国・ブリストルを拠点に注目を高めるインディ・ソウル・バンド、Cousin Kulaによる2024年度最新アルバム『Vitamin D』が登場。自身らのトレードマークといえる、サイケデリックで艶のあるインディ・ソウル・サウンドにファンクやディスコの要素を浸透させた、よりダンサブルな仕上がりの一枚となっています。
V.A. - Middle Eastern Grooves (Selected by DJ Kobayashi) (2LP)V.A. - Middle Eastern Grooves (Selected by DJ Kobayashi) (2LP)
V.A. - Middle Eastern Grooves (Selected by DJ Kobayashi) (2LP)Batov Records
¥4,651
ロンドンの〈Batov Records〉からは、レーベルの共同設立者であるDJ Kobayashiが厳選した、同名義でリリースされ大成功を収めた7インチ・シングル・シリーズから傑出した楽曲を集めた2枚組ゲートフォールドLPコンピレーション『Middle Eastern Grooves』がリリース!最も才能ある新進気鋭のアーティストの人気曲から新曲、未発表楽曲をミックスした一枚で、同レーベル作品でもおなじみのファンク、ジャズ、ソウルのカタログに加え、サイケデリックや中東のサウンドを取り入れた新定番の数々を収録。マルチ奏者Kutimanによるデザート・ファンク"Badawee"に、テルアビブのディグ・パイオニア、Radio Tripによる”Ya Raiyat”のインストゥルメンタル・エディット、サイケデリックなアラビアン・グルーヴ・バンガー”Deli Deli”までキラー曲が満載です!
African Head Charge - A Trip To Bolgatanga (Pink Vinyl LP+DL)African Head Charge - A Trip To Bolgatanga (Pink Vinyl LP+DL)
African Head Charge - A Trip To Bolgatanga (Pink Vinyl LP+DL)On-U Sound
¥4,086

ツアーエディションの数量限定ピンク・ヴァイナル。数量限定/DLコード付き/ピンク・ヴァイナル/アートプリント封入
ヤーマン!!!!
パーカッションの魔術師ボンジョ、そして
UKダブの総帥エイドリアン・シャーウッドによる
〈On-U Sound〉の伝説的プロジェクト、
アフリカン・ヘッド・チャージによる
12年振りの最新作!!!!

"今回のアルバムで自分たちは史上最高の結果を
出せたと思う″ - エイドリアン・シャーウッド

パーカッション奏者のボンジョ・アイヤビンギ・ノアとUKダブのパイオニアとして知られるプロデューサーのエイドリアン・シャーウッドを中心に結成された〈On-U Sound〉の伝説的プロジェクト、アフリカン・ヘッド・チャージが12年ぶりのニューアルバムとともに〈On-U Sound〉に帰ってきた!
タイトルは『Trip To Bolgatanga』で、結成メンバーであるボンジョ・アイヤビンギ・ノアがレコーディングを主導し、彼の盟友でともにグループを動かしてきたエイドリアン・シャーウッドが再び制作の指揮に携わった。

アルバムの間隔が大きく空いたことに関して、ボンジョは次のように述べる。「12年という時間が経つ間、私はガーナで家族と過ごしていたけど、創作は続けていた。まだまだ自分には世に問うべきことがたくさんあるってことは、きっとわかってもらえるだろう。人生の中で、この時期は仕事もしたかったけど、家族との時間も大切にしたかった。毎日を愉快に過ごしながら、創作にも精を出した。何といっても幸せなことがあれば、いっそう創作に前向きになれるものだし、最大の幸福は家族といることなんだから」

今回のアルバムのサウンドによって『My Life In A Hole In The Ground』や『Songs Of Praise』といったアフリカン・ヘッド・チャージの往年の名作が思い起こされるのは確かだが、だからといって彼らの音楽がすでに進化を止めていると思い込むのは誤りだ。名パーカッション奏者の彼は言葉を続ける。「ドラム演奏にしても、詠唱するようなチャントの歌唱にしても、できるまでには時間がかかる。私はひたすらガーナ全土に赴いてドラム奏者たちに会ってきた。ファンテ、アキム、ガー、ボルガタンガといったあらゆる部族が、それぞれに異なるドラムの文化を持っている。僕はできる限り多くを学び、組み合わせてひとつの形にしようと模索している。これは料理に似ている。すべての材料、例えばヤム(ヤマイモ)、バナナ、カボチャを混ぜ合わせると、そこに施す最終的な味付けが肝心だ。私は音楽をそういうふうに捉えている。さまざまな要素を集め、それを味わえば『いいね、これはいい味付けだ。いいね、これはいいサウンドだ』という言葉が出てくる。これこそがアフリカン・ヘッド・チャージの存在意義なんだ。ありとあらゆる組み合わせを追求して、それをエイドリアンのところに持って行けば、さらに新しいものを作るために彼が力を貸してくれる」

プロデューサーを務めるエイドリアン・シャーウッドも同じ意見だ。「アフリカン・ヘッド・チャージにふさわしい素材を選び抜き、それからオーバーダビングやミキシングを楽しみながら完璧なものに仕上げていくということをずっとやっている。これまで常にいい関係で仕事を続けてきたけれど、今回のアルバムで自分たちは史上最高の結果を出せたと思う」

グループが40年以上に渡って活動してきた中でも、今回のアルバムは、音楽の本質を共有する大家族のようなメンバーたちが現場に戻ってきた印象がある。マルチな楽器奏者のスキップ・マクドナルドと、彼とタックヘッドでともに活動するダグ・ウィンビッシュのふたりは、さまざまなトラックに参加してその力を発揮している。かつて90年代初めにアフリカン・ヘッド・チャージに関わっていたドラムのペリー・メリウスが、正統派の重厚なリズムを3つの楽曲に加えている。ここに新鮮な顔ぶれが数多く加わっていることも見逃せない。管楽器やリード楽器は、ポール・ブース、リチャード・ロズウェル、デイヴィッド・フルウッドが務める。キーボードにはラス・マンレンジとサミュエル・ベルグリッター。ギターはヴィンス・ブラック。さらにはシャドゥ・ロック・アドゥ、メンサ・アカ、アカヌオエ・アンジェラ、エマニュエル・オキネらによるパーカッション、イヴァン・“チェロマン”・ハシーによるストリングス、ゲットー・プリーストによる力強い歌声が加わる。そして特別ゲストとして、伝統楽器コロゴの名手キング・アイソバがボーカルで参加するとともに伝統的な2弦リュートの巧みな演奏を披露している。

過去のアルバムでは世界各地から集めたエッセンスを一緒くたに混ぜ合わせていたのに対し、ニューアルバムにおいてアフリカン・ヘッド・チャージはただひとつの場所を念頭に置いている。『A Trip To Bolgatanga』とは、ボンジョにとって現在の生活拠点であるガーナ北部を巡る音楽の旅だ。これは幻想的な旅路の記録であり、そこに現れる風景を象徴する、さまざまなハンドパーカッションや人々が唱和するチャントの歌声を補強するように、轟くベース音、変化を加えた管楽器、余分な音をカットするエフェクト、騒々しいワウペダルの効果、何かにとりつかれたようなブードゥー教のダンスミュージック、合成されたうねりのサウンド、コンガのリズム、何層にも入り乱れる電子楽器のエフェクト、ブルースの影響を感じさせる木管楽器、ファンキーなオルガンの音などが加わっている。〈On-U Sound〉の作品がすべてそうであるように、何度繰り返し聴いてもその度に細かいディテールに関する新たな発見がある。このサウンドは大がかりな音響システムで聴かなければ、その真価を理解することはできないだろうし、そうなった暁には、いかなる相手が競合しようとも太刀打ちできずに叩きのめされることだろう。

Lonnie Holley - MITH (CS)
Lonnie Holley - MITH (CS)Jagjaguwar
¥1,923
2023年度の重要作品である『Oh Me Oh My』を送り出したバーミングハム出身の芸術家Lonnie Holleyが2018年にUSインディ一大名門レーベルこと〈Jagjaguwar〉より発表していた傑作『MITH』が再プレス!ポルトガルのポルト、オレゴン州コテージ・グローブ、ニューヨーク、そしてホリーの故郷であるジョージア州アトランタなどで、5年の歳月をかけてレコーディングされたアルバムであり、ニューエイジのパイオニアLaraaji、ジャズ・トリオのNelson Patton、大人気サックス奏者のSam Gendel、プロデューサー、ミュージシャンのShahzad Ismailyといった豪華面々が参加。驚異的な本作で織りなす広大なアメリカ体験は、多種多様でありながら細部まで緻密。独学で学んだピアノの即興演奏と意識の流れに沿った叙情的なアプローチは、2012年の『Just Before Music』、続く2013年の『Keeping a Record of It』で音楽的な側面を披露して以来、目的とパワーをよりいっそう増しています!
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - The OZ Tapes (Transparent Blue Vinyl 2LP)Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - The OZ Tapes (Transparent Blue Vinyl 2LP)
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - The OZ Tapes (Transparent Blue Vinyl 2LP)Temporal Drift
¥4,183
海外流通限定カラーヴァイナル仕様。裸のラリーズ、未発表音源を収録した世界初となるオフィシャル・アナログ盤を遂にリリース!
'73年東京・吉祥寺のライブハウス「OZ」で録音されたオムニバスアルバム『OZ DAYS LIVE』に、当時収録されていなかった未発表音源をプラスした2枚組アナログLPのリリースが決定。ラリーズの音源に関する法的権利を有する<The Last One Musique>が正式に認めた公式、久保田麻琴によるオリジナル・アナログテープからのリマスター盤。手塚実(OZ店長/のちにラリーズのマネージャー)によるライナーノーツと当時の貴重な写真を含むブックレット付属。クラフトボード・スリーヴ、帯付き。
1972年、吉祥寺駅からほど近い建物の2階にオープンしたライブハウス「OZ」は、雑然とした手作り感満載のロック喫茶で、1年3ヶ月とわずかしか存在しなかったものの、その短い存在の間に、東京で急成長するアンダーグランド、カウンターカルチャーの中枢として、ミュージシャンのみならず個性的な人々が集う特別な場所となった。
そのOZの目玉グループのひとつが、京都出身のサイケデリック・ノイズバンド、裸のラリーズだった。
謎に包まれたリーダー水谷孝による今や伝説と化したこのバンドは、OZがその最初期にブッキングしたバンドのひとつであり、また最終的には、その閉店を受けて企画された"OZ LAST DAYS"と銘打たれたシリーズ・ライブ、OZの短命ながらもその素晴らしい世界を称える5日間にわたる騒々しいイベントにも出演することになる。

そしてその機会にOZ店内で録音された音源が、『OZ DAYS LIVE』という自主製作の2枚組LPとして発売された。収録アーティストは、都落ち、アシッド・セブン、南正人、タージ・マハル旅行団、そして裸のラリーズによる4曲。これらはその時に録音された音源のほんの一部であったが、この4曲が、アナログ盤としては現在に至るまで唯一のラリーズの公式音源であった––

しかしこの『The OZ Tapes』によって、ついに私たちはすべてを聴くことができるようになる。
Scotchのオープンリールに残されたこれらの録音はほぼ半世紀にわたり眠ったままだった。

これまで一度も聴かれることのなかった音源は、ラリーズの最も抑制不能で実験的な姿と、繊細で美しい姿を明らかにする。水谷孝の持つこの二面性こそが、バンドのレガシーを決定づけるものとなるのだ––

『The OZ Tapes』のすべてを聴くことは、ラリーズの靄に包まれた歴史の一部を紐解く手だてとなるだろう。
もちろん、この後に水谷がバンドを引きずり込んでゆく一触即発の未踏の世界をまだ暗示する段階の、活気に満ちた、一見イノセントな時代の音源だとしても。
Text by Yosuke Kitazawa
Ennio Morricone - Gli Occhi Freddi della Paura OST (LP)
Ennio Morricone - Gli Occhi Freddi della Paura OST (LP)Tiger Bay
¥3,998
Enzo G. Castellari監督による1971年公開のジャッロ映画『Gli Occhi Freddi Della Paura』のエンニオ・モリコーネ作曲によるオリジナル・サウンドトラックがリマスタリング仕様でアナログ・リイシュー!巨匠Bruno Nicolaiが指揮を、イタリアの伝説的前衛即興集団Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaが演奏を担当したイタリアン・サントラ史にその名を残す破格の布陣の一枚!裁判官の息子ピーター・バーデルは、ガールフレンドのアンナと共に帰郷するが、使用人を殺して待ち伏せていた2人の犯罪者に監禁される。2人のうち年上の犯人は、ピーターの父親から15年の懲役刑を言い渡されており、帰宅した判事を爆発物で家を爆破して殺そうと企む。ピーターと彼のガールフレンドは、外の世界と連絡を取ろうとあらゆる手を尽くすが、その努力は無駄に終わる。自暴自棄になった青年は、ショートサーキットを起こして家を真っ暗にする。続くクライマックスの格闘シーンで、2人の犯人とガールフレンドは殺され、ただ1人生き残ったピーターは、ボロボロに血を流しながら父の帰りを待つ。という壮絶なストーリー・・・・まるで、宙吊りにして希薄であり、激しい音のぶつかり合いが交互に起こり、主人公たちが置かれた純粋な恐怖の状況に理想的な背景を提供するサウンドトラックに仕上げられています。
Ennio Morricone - Spasmo (LP)
Ennio Morricone - Spasmo (LP)Tiger Bay
¥3,998
巨匠エンニオ・モリコーネがウンベルト・レンツィ監督の1974年のカルト・スリラー映画『スパズモ』のために作曲した素晴らしい音楽を収めたサウンドトラック盤が2024年度リプレス。サウンドや音楽、各種楽器の珍奇で前衛的な組み合わせを用いて、方向感覚を失われる様な不穏な世界観を演出した内容となっています。

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