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アナトリアン・サイケデリア、ブラジリアン・トロピカリア、60年代ヨーロピアン・ポップ、アメリカン・ジャズなどを融合させた見事な現代音楽で聴衆を魅了してきた、ロンドンを拠点に活動する男女デュオ、Kit Sebastian(Kit MartinとMerve Erdem)。彼らのユニークなサウンドは、世界各地の影響が織り込まれたタペストリーであり、ヴィンテージのシンセから流れる熱情を帯びた哀愁は、バイーアのビーチからイスタンブール、そしてパリの街角まで、サイケデリックに広がっていく。そんな彼らの最新アルバム『New Internationale』が、Flying Lotusのレーベル〈Brainfeeder〉からリリースされる!『New Internationale』の10曲は、彼らが旅先で見つけては集めて行った様々な楽器の音を元に書き上げられたもの。サンプルは一切使わず、トルコのクラリネットを始め、サントゥール、ウード、ガンサ、バラライカ、チターなどなど、多彩な楽器を活用し、過去と現在の交わりを想起させるボーダーレスな世界を遊び心たっぷりに表現している。Khruangbin、Altin Gun、Broadcast、Goat、Os Mutantes、Cortex、Serge Gainsbourgなどが好きな方にお勧めしたい一枚!

アゼルバイジャンやマルティニークの知られざる音楽世界からスイスの地下シーン、フランスで変異した電化ライまで、古今東西の音楽秘境を紹介する名門レーベル〈Bongo Joe〉からは、2017年にデビューを果たしたドイツ発のアナトリアン・サイケ・ポップ歌謡集団、Derya Yıldırım & Grup Şimşekが、2021年と22年にそれぞれ発表した2部作の傑作アルバムがセットになって待望の再登場!〈Catapulte Records〉との共同リリース。トルコの民謡をベースにした音楽「ハルク」(Halk)の弦楽器バーラマの女性奏者Derya Yıldırımと、それぞれドイツ、フランス、イタリア、イギリス出身の男女4人のクインテットGrup Şimşekによる人気作が再結集!「Dost」はトルコ語で「友」を意味し、同志、兄弟、姉妹、そしてそれ以上の存在を指します。このまさにアルバムは友情を信じる人々、つまり「Dost」を信じる人々への呼びかけといえるもの。歌詞や写真が掲載されたインサート付きのゴールド箔押しの特別仕様!特に『Dost 1』は長い間完売していたので、この機会をお見逃しなく!

ロンドンを拠点に現行エクスペリメンタル・シーンを牽引する名門〈AD 93〉からの傑作が24年度リプレス!〈Blackest Ever Black〉からの名作でも知られる名ユニット、RaimeのTom Halstead & Joe Andrewsが、TomagaやVanishing Twinの一員としても活躍してきたイタリア出身の大人気打楽器奏者Valentina Magalettiと共に結成したカルト人気なエクスペリメンタル・ロック・バンドMoinの21年作『Moot!』をストック!サイケデリック・ロックやポスト・パンク、クラウトロック、インディ・ロックなどを横断しながら、緊迫感に満ちた没入的な実験的ロック・サウンドが大いに展開される破格の一枚!

版元完売。タージ・マハル旅行団やThird Ear Band、Aktualaが70年代に思い描いた音楽の20年代の姿がここに!近年、アヴァンギャルドな界隈を席巻するイタリア出身の大人気パーカッショニストValentina Magalettiに、Al Wootton、Susumu Mukaiという豪華面々からなる先鋭的トリオ、Holy Tongueと、カルト名門〈Skull Disco〉を主宰していたことも知られるトライバル・エクスペリメンタル・シーンの代表格Shackletonによる、待ってましたの歓喜のコラボ・アルバム『The Tumbling Psychic Joy of Now』がロンドンの〈AD 93〉よりアナログ・リリース。両者がスウェーデンのフェスティバルで共演した後に考案された作品との事。両者のトレードマークと言えるシャーマニックで屈折的なサウンドが見事に溶け合った本作は、サイケデリックかつ儀式的な、スピリチュアルで異形な破格のトランス・ミュージックが繰り広げられています。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。

まるで、Mulatu AstatkeミーツFleet Foxes!中東の新世代のグルーヴを中心にグローバル・ファンクやワールド・ビート作品をリリースしてきたロンドンの名門〈Batov Records〉からは、エチオピア系ユダヤ人としてのルーツを持つイスラエル・テルアビブのギタリストで作曲家のSandman ProjectによるデビューEPから6年ぶりとなった待望のデビュー・アルバム『Where Did You Go?』がアナログ・リリース。「エチオピアのジョン・コルトレーン」とも呼ばれるサックス奏者であり自身の師匠、Abate Barihunからの影響が詰め込まれた作品!ブラス・ヘヴィー・サウンドの境界のない融合と言える本作では、エチオ・ジャズとアフロビート、アメリカのソウル・ミュージック、サイケデリックな地中海ファンクまでもがオープンマインドな彼らの精神性の中で邂逅。ジャズのスピリットを継承した、刺激的かつ越境的なグローバルなサーフ&ターフ・スタイルが堪能できる一枚!限定500部。
サハラ砂漠以南の知られざる現行シーンからオブスキュアな音楽までを紹介してきた名門〈Sahel Sounds〉からは、トゥアレグ・ギターの聖地アガデスで長く活動してきたウェディング・バンド、Etran de L’Aïrによる、太陽に照らされた砂漠のサウンドがめいいっぱい詰め込まれた最新アルバム『100% Sahara Guitar』がアナログ・リリース。今作はナンと彼らにとって初めてのスタジオ・アルバム!西海岸のスタジオで録音された、バンドの新境地的な作品であり、さらに多くのギターをミックスに加え、リバーブの効いたメロディーときらめくハーモニーのレイヤーを織り交ぜて音のタペストリーを作り上げています。
自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門であり、コンピに定評のある〈Numero〉から新物件!ここではハロウィーンをテーマに、不気味なガレージ・ロックや、度肝を抜かれるようなホラー・ソウル、ミュータント・プロト・メタル、そして、60年代のキッチュを存分にミックス。〈Numero〉印の遊び心とディグ魂が凝縮された、それも耳が腐りそうな激ヤバなコンピ盤!
70年代のロック・ファンにとって辺境サイケ/ガレージの大きなカルト的聖杯となった逸品!〈India Tobacco Company Limited〉から発売されたオリジナルは7万円以上の高値を付けた事もある鬼レア盤!タバコ会社がスポンサーを務め、インドのボンベイで1970年から71年の2年間に渡って開催されていた「バンド対抗戦」のコンテストに参加したバンドを収めたインド産サイケの伝説的コンピレーション・アルバム『Simla Beat 70』がアナログ復刻!インド各地のバンドが優勝を目指して演奏を競い合ったこのイベントと発売されたコンピレーションアルバムは、〈The Imperial Tobacco Company〉がスポンサーを務めており、ここに残された音源はまさにインド産サイケ・ガレージのマニフェストと言える素晴らしい内容です。

ヴェイパー全盛期の中毒的で過激なサウンドのいい所どりの破格の傑作が9年ぶりに入荷!特濃のローファイ・サイケデリアが詰まった10年代中盤ヴェイパー周辺の隠れた傑作!〈Beer On The Rug〉や〈Business Casual〉からも作品を送り出していたオンタリオ州ハミルトン拠点の実験的作家であり、ヴェイパーウェイヴからシンセ・ポップ、グリッチ、ビットポップ、デジタル・フュージョン、ヒプナゴジック・ポップなどを横断し、極めてカルトで多彩なディスコグラフィを築き上げてきたGraham Kartnaが、ヴェイパーの一大聖地〈Beer On The Rug〉から2015年にCDRでリリースしていた傑作『Ideation Deluxe』(当時当店にも入荷しました!!)が自主カセット再発!全盛期の〈BOTR〉から送り出されていたデジタル・フュージョン/ビットポップのカルト傑作が待望の再来!パレードの始まりを祝う様に続々と顔を覗かせる個性的で奇妙なサンプル素材に効果音、そして、この人ならではの自由で豊かなシンセ・サウンドが、楽しげに、皮肉たっぷりに跳ねては踊りまくり。初期のJerry PaperやEyelinerなどが好きな方にもオススメ。限定150部。
モータウンからジミ・ヘンドリックス、ベルベット・アンダーグラウンドを繋ぐ、「韓国ロックの父」による重要な軌跡を収めた一枚!1970年から1975年の韓国ロックにとって、極めて重要な人物であるShin Joong Hyunのキャリアを網羅したアンソロジーであり、ギタリスト、ソングライター、プロデューサー、アレンジャーとして、心を揺さぶる実験的なポップ、アシッド・フォーク、サイケ・ファンク・ジャムが満載された内容となっています。
ライブ・アルバムの比喩を弄びながら、これまでにないほどカルテットの活気に満ちたエネルギーを捉えたレコーディングのコレクション。〈Ehse Records〉や〈Northern Spy〉といった各地の名門レーベルから秀逸な作品を送り出す実験的バンドHorse Lords。現行エクスペリメンタル・シーンを牽引するブルックリンの名門〈Rvng Intl.〉から最新ライブ・アルバムを発表。過去6年間に行われた様々なライブ・パフォーマンスを再編曲したものとなっており、2020年の地元ボルチモアでのライブや、2018年の〈Moers Festival〉でのパフォーマンスなどから構成される、ライブ・ショーの熱狂と激しさを備えた挑発的で完全なジャムを堪能できる一枚となっています。


Ennio MorriconeやGianfranco Pernaiachiに作曲を学んだイタリアのギタリスト、Bruno Battisti D'Amarioが残したライブラリー・ミュージックの最も先進的な例の一つである知られざる74年の傑作アルバム『Chitarre Folk』が〈Wiseraven〉からアナログ・リイシュー。John FaheyやRobbie Basho の空想の音風景を想起させる、優美なサイケ・フォークの旋律が詰め込まれた幻想的な逸品!限定500部。
“秘宝”とも称されるサウンド・リミテッドのサード・アルバム。この艶。この深み。猪俣猛が手掛けるジャズ・ロックは新たな次元へと突入した。
1969年の暮れに結成されたサウンド・リミテッドは、猪俣猛の意気込みを反映するかのように1970年に入って立て続けに3枚のアルバムを録音する。その3作目に当たるのが『New Rock In Europe』である。ビートルズやドノヴァン、またニノ・ロータなどヨーロッパのミュージシャンの曲を中心に構成された本作。水谷公生の揺らめくギターに魅了される「Something」やタイトなグルーヴがエキサイティングな「Barabajagal」など聴きどころは多いが、同グループのレパートリーである猪俣のオリジナル「Mustache」の再演が嬉しい。『Sounds Of Sound L.T.D.』と『Sensational Jazz Vol. 1/2』に続く3度目の録音となるが、ここでのヴァージョンはアルバム全体の雰囲気を濃縮したかのように艶やかでサイケデリック。猪俣の手掛けるジャズ・ロックが新たな次元へと突入したことを知らしめる記念碑的作品である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)
トラックリスト:
Side A
1. Something
2. Time For Us
3. London Bridge Is Falling Down
4. Mustache
Side B
1. Barabajagal
2. Hurdy Gurdy Man
3. Greensleeves
4. Goodbye

民族音楽とエレクトロニクスを融合した第四世界アンビエントへ、Jon Hassellへのオランダからの回答ともいえる傑出した作品群を残している、80年代からの長きに渡る活動でも知られている名サウンド・アーティスト、Michel Banabila。演劇やバレエ、テレビ番組の作曲家としても活動し高い評価を得ているだけでなく、カナダ版〈Music From Memory〉こと〈Seance Centre〉からは、オブスキュア、ニューエイジ目線からコンピレーションも組まれていたこの人の2024年最新アルバム『Unspeakable Visions』がベルギーのカルト的名門〈Knekelhuis〉から登場。架空の言語で詠唱する架空のキャラクターによる、言語の壁を越えた魅惑的な精神を帯びた、異世界からの声を中心として形作られたアルバムであり、クラウトロックのスピリッツを継承しながら、初期電子音楽とモダニズム的なエレクトロニクスの両方で新たな実験的スタイルを探求したものとなっています。
ロックンロールやパンク・ロックの伝統を継承しながらもそれらを否定するような湿地帯的で原始的、かつモダンな都会的サウンドを備えたオーストラリア・パース拠点の伝説的なパンク・バンドであるThe Scientists。豪州のポスト・パンク/ガレージ・レジェンドによる、ネオ・グランジ、スワンプロック、ノイズパンクを麻薬中毒の精神病の大釜で溶かした1985年傑作!悪い雰囲気、習慣、息遣いが、どこにも通じない高速道路でぶつかり合う全10曲を収録。

オリジナルは数万で取引される超難関盤!刀根康尚、塩見允枝子らと日本初の集団即興といわれるグループ音楽を結成した小杉武久、そして同じくフルクサスの一員であった長谷川時夫、永井清治、果ては吉村弘までもが参加したと言われる、戦後音楽史に燦然と輝く実験音楽アンサンブル、タージマハル旅行団の記念碑的ファースト・アルバムが、大名門Superior Viaduct傘下États-Unisから堂々ヴァイナル・リイシュー!半世紀以上にわたり、日本のアンダーグラウンドで最もユニークで永続的な人物の一人であった小杉武久の偉業の一つ。本作では、エレクトリック・バイオリンやコントラバス、サントゥール、ビブラフォン、ハーモニカ、ラジオ・オシレーター、鉄板といった数々の楽器や音素材を混ぜ合わせ、まるで、チベット密教の声明と東アジアの混沌としたフォークロア、西洋の現代音楽を合一させたかのような異形な音空間を構築。これは日本に生まれた音楽好きなら何としても一度は体感しておきたいコーナーストーン的大傑作。限定900部、ポスター付属。
クラウト・サイケデリアの宇宙音楽(コスミッシェ・ムジーク)の地平を代表するHans-Joachim RoedeliusとDieter Moebiusによる先駆的なドイツ人デュオにして1970年代初頭に結成されたCluster。1974年に〈Brain Records〉からリリースされたサード・フル・アルバム『Zuckerzeit』が名門〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。ベルリンからフォルストの田園地帯に引っ越した後に録音されたアルバムであり、Neu! とのコラボレーションの後に生まれた作品。Clusterの研ぎ澄まされた初期の作品から、よりリズミカルでポップ志向のサウンドへの移行を示す重要作となっています。

版元完売。話題作を漸く確保出来ました。絶対にお見逃しなく!日本のサイケデリック・アンダーグラウンドを長年に渡って牽引する漆黒の伝道師、灰野敬二が2004年にフランスの実験的レーベル〈Les Disques Du Soleil Et De L'Acier〉より、”Soft Version”と”Violent Version”という別々のCDとして発売していた貴重作品『Black Blues』が〈Room 40〉より2CDセットで待望の再発!文字通りバイオレントなノイズ・ギターによる壮絶なインプロヴィゼーションが応酬する”Violent”側、最高傑作『魂の純愛』にも匹敵する、官能的で耽美な、灰野敬二の静謐でイーサリアルな側面を捉えた"Soft"側共に極めて素晴らしい内容の作品となっています。6面見開きポスターが付属!

〈577〉レーベルのボスにして自身もドラマーであるFederico Ughiが、The Mars VoltaでもプレイしていたキーボーディストのLeo Genoveseとコントラバス奏者Brandon Lopezという豪華ゲストを起用した5年ぶりとなる最新アルバム『Infinite Cosmos Calling You You You (Vol. 1)』をアナログ・リリース。Sun Raの音楽と哲学にインスパイアされた、境界を曖昧にさせるアコースティックとエレクトリックの即興アルバムであり、アヴァンギャルド・ジャズからオルタナティヴ・ロック、ノイズ・ロック、エクスペリメンタルまでが渾然一体となったアブストラクト極まりない逸品!シリーズ作との事で今後の展開もますます楽しみです。
