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Os Tincoas - O Africanto Dos Tincoas (LP)
Os Tincoas - O Africanto Dos Tincoas (LP)Cosmic Rock
¥3,468

アフロ・ブラジル文化、特にカンドンブレの音楽的要素をポピュラー音楽に取り入れたことで知られるブラジル・バイーア州出身のヴォーカル・トリオ Os Tincoãs。彼らの精神性と音楽性が最も美しく結晶した1975年リリースの名盤『O Africanto dos Tincoãs』本作では、カンドンブレの詠唱や伝統的なパーカッションが静かに脈打ち、三声のハーモニーが祈りのように空間を満たしていく。宗教音楽の厳かさと、ブラジル音楽の温かさが自然に溶け合い、アフリカの記憶が現代へと息づくような深いスピリチュアル性を帯びている。バイーアの海風、土の匂い、儀式の静けさ、そのすべてが音の中に息づいており、派手さはないのに、聴くほどに心の奥へ染み込んでくる唯一無二のアフロ・ブラジル音楽の金字塔。

Bill Fay (LP)
Bill Fay (LP)Endless Happiness
¥4,475

フォーク・ロックやバロック・ポップの流れにありながら、どこか異質な影を落とすビル・フェイの1970年デビュー作『Bill Fay』。バックにはMike Gibbsのアレンジによる重厚なストリングスやブラスが配され、時にビートルズ『サージェント・ペパーズ』以降のオーケストラルなポップを思わせる華やかさもあるが、ただ、その華やかさの下には、社会の不安や人間存在の儚さを見つめるような詩情が漂い、明るさと陰りがせめぎ合っている。当時、商業的にはほとんど注目されなかったが、、改めて聴くと、ニック・ドレイクやスキュウド・シーン周辺とも通じつつ、もっとダークで孤高な響きを持っている。時代の陽の当たらない片隅で紡がれた、ビル・フェイの静かな祈りと影の交錯する一枚。

feeo - Goodness (LP)feeo - Goodness (LP)
feeo - Goodness (LP)AD 93
¥4,314

ロンドンを拠点に活動するアーティストfeeoによる、ドローン、アンビエント、実験的エレクトロニクス、即興音楽、エクスペリメンタル・ポップを要素としつつ、その枠を越えて、音楽というよりも感覚のスケッチ集のような印象を残すデビュー・アルバム『Goodness』が〈AD 93〉から登場。feeoのヴォーカルは歌唱と語りの中間に位置し、リバーブやディレイによって空間に溶け込むような質感を持ち、歌詞は意味よりも響きやリズムの感触が重視されている。ピアノやシンセはミニマルなフレーズを繰り返しながら微細な変化を加え、曖昧で浮遊的なリズムとドローン的な持続音を背景に静かで広がりのある音像になっており、フィールドレコーディングや環境音も積極的に取り入れられ、音の隙間や余白が音楽の一部として機能している。各楽曲はそれぞれ独立した音響スケッチでありながら、鎖の輪のように連なって詩的な物語を形成し、聴き手の内面に静かに語りかけてくる。現代的な音響感覚と個人的な詩情が融合した繊細な感覚や記憶の断片集。

V.A. - Mix Plate 2025 (LP)
V.A. - Mix Plate 2025 (LP)ALOHA GOT SOUL
¥5,454

〈Aloha Got Soul〉が長年リイシューしてきたハワイアンAOR/ソウルの精神を受け継ぎつつ、現代の若手アーティストによる、いまのハワイの空気をそのまま閉じ込めた、ジャンル横断型のフレッシュなコンピレーション『Mix Plate 2025』。レゲエ、R&B、ポップ、ネオソウルが自然に混ざり合うハワイらしいクロスオーバー感に、どの曲も柔らかいメロディと心地よいグルーヴがあり、〈Aloha Got Soul〉の美学であるハワイアンAORの心地よさが現代的にアップデートされている。カラパナへのトリビュート曲など、ローカル文化への敬意も盛り込まれた、ハワイへの愛にあふれた一枚。

Lucrecia Dalt - A Danger to Ourselves (LP)Lucrecia Dalt - A Danger to Ourselves (LP)
Lucrecia Dalt - A Danger to Ourselves (LP)Rvng Intl.
¥3,521

エクスペリメンタル・ポップの才媛Lucrecia Daltの新作『A Danger to Ourselves』が大名門〈Rvng Intl.〉より登場!本作は、2022年の前作『¡Ay!』で世界的評価を得た彼女が、さらなる進化を遂げたアルバムで、これまでのように映画や文学に物語の構造を借りるのではなく、自身の内面から直接引き出したような、より個人的でシネマティックな作品に仕上がっている。共同プロデューサーにはDavid Sylvianを迎え、彼との共作曲「Cosa Rara」も収録。他にもJuana Molina、Camille Mandoki、ドラマーAlex Lázaroらが参加した豪華布陣。アコースティックな音響やコラージュ的なリズムが重なり合いながら、Daltの声が芯となって響く。メロディよりも音の構造とリズムの交差に重きを置き、スペイン語と英語を自在に行き来する音響のコラージュは、愛や人生の儚さへの思索や、緻密なレコーディング・テクニックと相まって、形式やジャンルにとらわれず、個人的な体験が普遍性へと昇華されるような音の錬金術とでも言うべき充実した内容となっている。

Babeheaven - Slower Than Sound (LP)Babeheaven - Slower Than Sound (LP)
Babeheaven - Slower Than Sound (LP)Scenic Route
¥5,174

ロンドンのデュオ Babeheaven によるEP『Slower Than Sound』。トリップホップやダウンテンポなビートにアンビエント的な広がりを加え、ヴォーカルは柔らかく夢幻的。愛、自己反省、成長を中心に、個人的な感情を繊細に描写したテーマ性、ほとんどの楽曲がNancy Andersenの自宅スタジオで制作と、プライベートで内省的な雰囲気に満ちている。休日の朝の静かな時間にゆっくりと聴きたい愛すべき作品。Fishmansが好きな方など、幅広い方におすすめできそうな内容。

Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")
Mei Semones - Kurayami/Get used to it (Lotus Green Vinyl 7")Bayonet Records
¥1,898

日本人の母を持つ、ミシガン州アナーバー出身、ニューヨーク・ブルックリン拠点の女性ギタリスト/シンガーソングライターであり、ジャズやブラジル音楽、J-Popなど多様な影響源を独自の音楽世界に落とし込んできたMei Semonesによる感情豊かな2曲入りの7インチ・シングル『Kurayami / Get used to it』。ミシガンでの青春と喪失を描いた、変拍子と技巧的ギターが光るエモーショナルな楽曲「Kurayami」と、孤独の美しさをテーマにした、ジャズ・トリオ編成による繊細で温かなバラード「Get used to it」を収録。

V.A. - 10 x 10 = Great Hits (CS)V.A. - 10 x 10 = Great Hits (CS)
V.A. - 10 x 10 = Great Hits (CS)Electronic Music Club
¥3,262

Rian TreanorとMark Fellが主宰する〈Electronic Music Club〉による、子どもたちの音楽ワークショップの成果を収めた2025年のカセット・コンピレーション『10 x 10 = Great Hits』。Rian Treanorが主宰する放課後音楽クラブの子どもたちによる楽曲制作で、RP Boo、DJ Sprinkles、Beatrice Dillon、Cara Tolmieなどのアーティストが指導。ノイズ、ラップ、ポップ、即興演奏が混ざり合う子どもたちの自由な発想とプロの技術が融合した、「奇妙で最高なヒット曲」が詰まった、DIY精神あふれる実験的ポップ作品。

Ben Bondy - XO Salt Llif3 (LP)
Ben Bondy - XO Salt Llif3 (LP)3XL
¥5,077
Nick LeonやMore Eaze、Ultrafogも参加!ベルリンを拠点に、ExaelやUllaらと共振しながらDubient以降の現代アンダーグラウンドの潮流を牽引してきたプロデューサー ben bondy。その最新作であり、感情の裂け目を漂うような繊細な音響詩『XO Salt Llif3』が〈3XL〉からアナログ・リリース!微細なテクスチャーと囁きのようなヴォーカル、断片的なリリックが交錯し、壊れゆく愛と諦念の響きを刻む"Bend"。浮遊するシンセやノイズのざらつきは曖昧な輪郭を形づくる、"Ur Ghost Is My Shadow"や"Flood"では内省と暗鬱が波のように押し寄せてきます。祝福も拒絶もせず、ただ存在の縁を問い続ける、bondyの最新のステートメントがここに。
井上陽水 Yosui Inoue - Yumemigokochi (7")
井上陽水 Yosui Inoue - Yumemigokochi (7")Studio Mule
¥3,066

井上陽水が1990年に発表した名盤『ハンサムボーイ』のプロモーション用に制作された長らく入手困難だった7インチ・シングルが〈Studio Mule〉より和製バレアリック再発シリーズの一環として待望の正規リイシュー!A面「夢寝見」は、京都の伝説的ニューウェーブ・バンドep-4の川島裕二がアレンジを手がけた、夢幻的でシュールなバレアリック・ポップ。B面「紅すべり」は、アラビックな旋律とコールド・ファンクの要素が融合した隠れた名曲で、ベスト盤にも未収録の貴重な音源。井上陽水の実験的かつポップな側面を再発見できる貴重な機会であり、日本の1990年代ポップスとバレアリック感覚が交差する稀有な音源。Kuniyuki Takahashiによるオリジナル・マスターテープからのリマスタリング、オリジナル・アートワークを再現したスリーヴ仕様で万全の再発。

Helado Negro - The Last Sound On Earth (Pink Opaque Vinyl 12")Helado Negro - The Last Sound On Earth (Pink Opaque Vinyl 12")
Helado Negro - The Last Sound On Earth (Pink Opaque Vinyl 12")Big Dada
¥4,118

南米エクアドル出身の両親を持ち、スペイン語圏の現地音楽をルーツに、独自のサイケデリック・ポップを作りだすプロデューサー/シンガーソングライター、エラード・ネグロ(Helado Negro)が〈Big Dada〉より最新EPをリリース!

プレフューズ73ことスコット・ヘレンとのサヴァス&サヴァラスやビートメイカー名義エプスタインとしての活動、スフィアン・スティーヴンスやデヴェンドラ・バンハート、ジュリアナ・バーウィックとのコラボレーションを経て、2019年にリリースされたアルバム『This Is How You Smile』で世界的評価を獲得、アトモスフェリックかつ実験的なポップ・ミュージックを生み出し続けてきたエラード。

最新作のきっかけとなったのは「死ぬ前に最後に聞く音は何だろう?」という問いである。EPは、不吉さや時に狂乱的なエネルギーを帯びた楽曲群として展開していく。この不安感は、ランゲが多用するエレクトロニクス、エコー、ディストーションによって増幅され、彼の言葉に茫然自失とした衝撃の質感を与えている。それは、惑星が危機に瀕するなかで抱く恐怖と不確かさという激しい感情を強調し、深い思索を映し出している。

リード・シングルであり冒頭を飾る「More」は、ハイパーコネクテッドな世界にあって感じる、圧し潰されるような重圧と孤独を捉えている。かつてないほど繋がっているはずなのに、私たちはこれまで以上に孤独を感じるのだ。「これは日々のせめぎ合いについて歌っていて、それが“何もかもが増えすぎる”圧倒的な状態につながるんです」とランゲは語る。

『The Last Sound On Earth』の中でランゲは、システム的な権力構造についても考察している。「Sender Receiver」では技術的な用語に組み込まれた暴力性と不均衡を見つめ、「Protector」ではクラシックなジャングル・ブレイクを基盤に、権力者が本当に私たちの利益と保護のために行動しているのかという、壊れた観念に対するシニカルな視線を投げかける。

重いテーマを扱いながらも、音楽自体はアップテンポな領域にあり、クロージングを飾る「Zenith」(奈落の対極、何かと無の均衡)や「Don’t Give It Up Now」(踏みとどまり、変化のために闘うことを歌った楽曲)では、ランゲの感情をポジティブで前向きなものへと変換しようと試みている。

複雑な感情のレイヤーに常に満ちあふれた『The Last Sound On Earth』は、変わりゆく世界に向き合いながら、その先へ進む道を模索するアーティストの響きである。そして彼は最終的に、自らの問いに答えを見出す。

「“地球最後の音”とは何か? その最後の音は“愛”です…それこそが私が聞きたいと願う音なのです。」

HTRK - Psychic 9-5 Club (Clear Pink Swirl Vinyl LP)HTRK - Psychic 9-5 Club (Clear Pink Swirl Vinyl LP)
HTRK - Psychic 9-5 Club (Clear Pink Swirl Vinyl LP)Ghostly International
¥3,989

数々の傑作を送り出したオーストラリア発の名実験デュオ”HTRK” (=Hate Rock)が2014年に〈Ghostly International〉からリリースした、ミニマルで官能的な音響美を追求したアルバム『Psychic 9-5 Club』が、クリア・ピンク・マーブル・ヴァイナル仕様で、音質も新たにリプレス!本作は、ベーシストSean Stewartの死を経て、JonnineとNigelの2人による初のデュオ体制で制作された作品。それまでのHTRKのノイズ・ロックやインダストリアルな質感から一転し、よりミニマルで内省的な音響へと移行している。太いビートと簡素なダブ処理が印象的で、余計な音を排したクールな質感が全編に貫かれていて、官能性と孤独感が交錯するヴォーカルとリズムが、聴く者に深い没入感を与える。HTRKのキャリアの中でも最も成熟した音響作品とされ、ウィッチ・ハウスやダークウェイヴの先駆的存在としての彼らの立ち位置を再確認させるアルバム。

Vanligt Folk - Dischorealism (CD)
Vanligt Folk - Dischorealism (CD)iDEAL Recordings
¥2,957

スウェーデンの異端トリオ、Vanligt Folkが〈iDEAL Recordings〉から放つ最高に奇妙な一作。2ステップ、ノイズ、ダブ、クラブ・ミュージック、ポップの境界をねじまげ、気味の悪いフックや呻き声のようなボーカルを交えて、不穏なグルーヴを次々に展開する。テーマは友情、セックス、暴力、ドラッグといった生々しいものだが、表現はあくまで印象派的で抽象的で、フロアでも部屋でも異様な存在感を放つ。サウンド的にはローファイなエレクトロ・ノイズとも共鳴するが、Vanligt Folkのユーモアと奇妙さはやはり唯一無二。よれた2ステップにノイズをまぶした「DISKDASKO」、アシッドと呻きが絡む「ÜNG GÜD」、奇妙にキャッチーな「TJUF」など、全編通して不安定で落ち着かないが、どこかクセになって、妙に馴染む音楽。何かが起こりそうで起こらない、その境界をずっとさまようような一枚。

V.A. - Bodega Pop - Love Raid: Arabic Leftfield, Novelty, and Protest 45s 1960-1974 (CS)
V.A. - Bodega Pop - Love Raid: Arabic Leftfield, Novelty, and Protest 45s 1960-1974 (CS)Death Is Not The End
¥2,733

ニューヨークのディガー/ブロガーBodega Popキュレーションによる、1960〜1974年のアラブ世界のレフトフィールド音楽、風変わりなポップ、そして抗議歌を集めたミックステープ『Love Raid: Arabic Leftfield, Novelty, and Protest 45s 1960–1974』が〈Death Is Not The End〉より登場。エジプト、レバノン、イラク、シリアなど多様な地域から発掘された7インチ・シングルを中心に構成され、政治的メッセージ、風刺、実験性、そして地域性の強いポップ感覚が混在するユニークな一本で、これらは、国家主導の音楽政策が見過ごしてきたシャアビやフォーク、ヴィンテージ・アラビック・ポップの豊かさを浮き彫りにしており、Oum KalthoumやAbdel Halim Hafezといった正統派だけでは語りきれないアラブ音楽の広がりを示している。トラックリストが非公開であることも、まるで秘密のラジオ放送を聴いているような感覚を生み出し、聴く者を時代と地域を超えた音の旅へと誘う。

Horse Vision - Another Life (LP)
Horse Vision - Another Life (LP)Scenic Route
¥4,587

ストックホルムを拠点に欧州各地で楽曲制作に取り組んでいる実験的インディ・ロック・ユニット Horse Visionによる最新アルバムが〈Scenic Route〉よりアナログ・リリース。ポップ/インディー的な感性とドリーミーな電子アンビエントの交差点に位置しながら、「日常の揺らぎ、記憶と感情のすり替わり」をテーマに静かに染み入る作品。夜明け前の静けさや、都市の灯りがまだ揺れている時間に寄り添うような、ポスト・ロック~エモ影響下の親密かつ内省的なサウンドが大変優美。余韻と曖昧さの中に豊かな情景が立ち上がる、聴く者の心の隙間を埋めるような一枚です。

Sharon Van Etten - Are We There (Black Grey & Silver LP)
Sharon Van Etten - Are We There (Black Grey & Silver LP)Jagjaguwar
¥3,252

2012年のブレイクスルー作『Tramp』が注目を集めたLAのシンガーソングライターSharon Van Ettenが2014年に発表した傑作アルバムにしてセルフプロデュース作となった『Are We There』が〈Jagjaguwar〉より10周年記念アナログ・リプレス!並外れた親密さと崇高で寛大な精神性、そして計り知れない幅広い音楽性とアプローチを実践した、テン年代中盤のインディ・ロックを代表する名作!

Kendra Morris -  Next (Blue & Yellow Galaxy Swirl Vinyl LP)Kendra Morris -  Next (Blue & Yellow Galaxy Swirl Vinyl LP)
Kendra Morris - Next (Blue & Yellow Galaxy Swirl Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,966

約2年振りとなるKendra Morris待望の最新作『Next』。Colemine Records の Leroi Conroy との共同プロデュースのもと、オハイオ州ラブランドのスタジオでヴィンテージ機材を駆使して録音。Tascam 388 を通した音像は、ツヤや洗練よりもざらつきや手触りを優先し、温かみのあるアナログ質感を全編にまとわせている。ゲストには Delvon Lamarr Organ Trio の Jimmy James、The Black Keys 周辺で知られる Ray Jacildo が参加。作品全体はどこかローファイなコンセプト・アルバムのような趣きがあり、ジャケットにある古いボードゲームやレトロなテレビ番組に通じるDIY感覚を下敷きにしているよう。音楽的には、ドゥーワップやブームバップ、ロックステディといった異なる要素を縫い合わせるように展開し、まるでニューヨークの古き良き記憶をコラージュしたような世界を描き出す。洗練よりも遊び心や想像力を優先するように、完璧さとは無縁で、むしろその不完全さの中にこそ息づくハートとイマジネーションが詰まったアルバム。カラフルでいてどこか懐かしいサウンドに、心に響くソウルフルな歌声が溶け合う一枚。

Jim O'rourke - Simple Songs (LP)
Jim O'rourke - Simple Songs (LP)Drag City
¥3,593

〈Pitchfork〉でも「8.6」「Best New Music」と高スコアを記録、世界各所でも大絶賛された代表作!シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から15年に発表した大人気作『Simple Songs』入ってきましたーーー!石橋英子、波多野敦子、山本達久、高岡大祐、高田漣などを始めとした豪華面々が参加し、自身のスタジオ〈Steamroom〉と〈星と虹〉にてレコーディングされた作品。ポジティヴなエネルギーに満ちたオルーク氏の歌唱とチェンバー風味なバック演奏を軸に、ランディ・ニューマンやヴァン・ダイク・パークスといった先人たちにも通じるアヴァンギャルドでポップな世界観へと仕上げた傑作アルバム!

Unknown Mortal Orchestra - IC-02 Bogotá (LP)Unknown Mortal Orchestra - IC-02 Bogotá (LP)
Unknown Mortal Orchestra - IC-02 Bogotá (LP)Jagjaguwar
¥3,042

元The Mint Chicksのシンガーソングライター、マルチインストゥルメンタリスト、プロデューサーの Ruban Nielsonを中心に2010年に結成されたオレゴン州ポートランド発のネオサイケデリック/インディ・ポップ・バンドUnknown Mortal OrchestraのICシリーズの最新作『IC-02 Bogotá』が<Jagjaguwar>よりリリース!ICシリーズはバンドのヴォーカル・アルバムとは違い、ある特定の都市での即興演奏やインストゥルメンタル・ミュージックの演奏の記録で、2018年発表の第一弾のベトナムのハノイに続く今作は、コロンビアに滞在し、新しいキーボード奏者クリスチャン・リーを迎えて音楽を制作した際に生まれたセッションであり、首都ボゴタのエキサイティングな街で過ごした時間の音楽的ドキュメントと呼べる作品!

quickly, quickly - I Heard That Noise (Mint Green Vinyl LP)quickly, quickly - I Heard That Noise (Mint Green Vinyl LP)
quickly, quickly - I Heard That Noise (Mint Green Vinyl LP)Ghostly International
¥3,678

グレアム・ジョンソンによるベッドルーム・サイケ・ポップ・プロジェクト、quickly, quicklyのニューアルバムが、オレゴン州ポートランドにある地下スタジオ、ケントン・サウンドから到着!Phil Elverumの予測不可能なヴォーカル・メロディとサウンド・デザイン、Dijonの生の感情、Nick Drakeの時を超えたリズム感にインスピレイションを受けて生み出されたという本作だが、心地よいノイズで彩られたフォークアルバムはハイファイでありながら家庭的で、温かみとウィットと不協和音を伴って日常生活の輪郭を描くようなリアリティある内容。現代のベッドルームミュージックと1960年代の音楽が融合したような雰囲気がクセになりそう。

Les Halles - Original Spirit (CS)Les Halles - Original Spirit (CS)
Les Halles - Original Spirit (CS)STROOM.tv
¥2,878

〈Not Not Fun〉からのリリースでも知られるBaptiste MartinことLes Hallesの新作『Original Spirit』がベルギーの〈STROOM.tv〉から登場。彼が友人たちへ送った「僕は2024年10月1日、マヨルカのSon Llàtzer病院に精神的ショックで入院した」という小説の冒頭のようなPDF形式の手紙という個人的な出来事。この出来事を経て完成した本作は、彼の内面世界を直接語る記録ではなく、むしろその混沌のなかでかすかに見えた“原初の魂=Original Spirit”の存在を信じる音のスケッチ。ヒプナゴジックなポップやアンビエント、繊細なグリッチ電子音を交えながら、“存在しなかった過去”を懐かしむような、不思議な透明感と安堵感に包まれている。まるで色彩の風景の中を彷徨う抽象的な無の気配、物質世界を超えて揺らめく“希望のさらに向こう側”の音。Les Hallesなりの再生の祈りというべき一作。

Margo Guryan - 28 Demos (Opaque Red Vinyl 2LP)Margo Guryan - 28 Demos (Opaque Red Vinyl 2LP)
Margo Guryan - 28 Demos (Opaque Red Vinyl 2LP)Numero Group
¥4,662

ジャズとポップスの革命の目撃者であり、ソングライターの殿堂にその地位を築きながらも何十年もの間知られてこなかった米国のシンガーソングライター、ミュージシャン、作詞家のMargo Guryan (1937-2021)の60年~70年代のデモ集 ! 2001年にリリースされたデモ音源集『25 DEMOS』の増強版としてリリースされた『27 DEMOS』に、2023年に突如7インチ・リリースされた「I Ought To Stay Away From You」を加えた新しいバージョンの『28 DEMOS』です。

V.A. - Synthesizing the Silk Roads: Uzbek Disco, Tajik Folktronica, Uyghur Rock & Tatar Jazz from 1980s Soviet Central Asia (2LP)
V.A. - Synthesizing the Silk Roads: Uzbek Disco, Tajik Folktronica, Uyghur Rock & Tatar Jazz from 1980s Soviet Central Asia (2LP)Ostinato Records
¥4,824

中央アジア、ウズベキスタン首都タシケントにあった旧ソ連時代のレコード工場でプレスされていた80年代の共産ダンス・グルーヴたちの貴重なデッドストックからコンパイルされた画期的コンピレーション・アルバム『Synthesizing the Silk Roads』が初となる完全ライセンスで〈Ostinato Records〉よりアナログ・リリース。ウズベキスタンのディスコからタジキスタンの電化フォーク、ウイグルのギターリック、クリミア・タタールのジャズ、韓国のブラスに至るまで、ソビエト中央アジアのジャンルを超えたスタイルの最高のセレクションが収録!鉄のカーテンを内側から解きほぐした恐るべきグルーヴの数々が堪能できる一枚。

宝達奈巳 Nami Hotatsu - Ultra-Hyper Cosmic Voice (LP)
宝達奈巳 Nami Hotatsu - Ultra-Hyper Cosmic Voice (LP)Forest Jams
¥5,221

遂に出たーーー!!!!前人未踏の絶景。越智義朗やdip in the poolの甲田益也子とも共演、細野晴臣も「彼女の声にはシャーマンが住んでいる」と絶賛。サウンドドラッグからポエトリー、ニューエイジ、第四世界/深海系アンビエント、テクノに至るまで、数々のカタログを残すパルスの魔術師にして〈EM Records〉もコンピを2作品も編纂していたヘンリー川原作品への参加でも知られる人物。一昨年末には〈Organic Music〉のフィジカルストアで関連イベントも開催、デッドストックも出回りマニアの間で話題を呼んでいた孤高の女性音楽家=宝達奈巳。数々の奇怪な企画盤で知られる、波音宏祐氏主宰のカルトレーベル〈Green Energy〉から1994年にCDオンリーで発表された幻の2ndセルフタイトル・アルバムが、アメリカの〈Forest Jams〉から30年越しに初アナログ化!今回のリリースに際して『Ultra-Hyper Cosmic Voice』と改題し、ジャケットも新装、新規マスタリング仕様で、宝達奈巳の特異で唯一無二なエクスペリメンタル/アンビエント・テクノの世界が堪能できる一枚。特にA2”【へび】Like A Snake”は激ヤバです。

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