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まるで、Mulatu AstatkeミーツFleet Foxes!中東の新世代のグルーヴを中心にグローバル・ファンクやワールド・ビート作品をリリースしてきたロンドンの名門〈Batov Records〉からは、エチオピア系ユダヤ人としてのルーツを持つイスラエル・テルアビブのギタリストで作曲家のSandman ProjectによるデビューEPから6年ぶりとなった待望のデビュー・アルバム『Where Did You Go?』がアナログ・リリース。「エチオピアのジョン・コルトレーン」とも呼ばれるサックス奏者であり自身の師匠、Abate Barihunからの影響が詰め込まれた作品!ブラス・ヘヴィー・サウンドの境界のない融合と言える本作では、エチオ・ジャズとアフロビート、アメリカのソウル・ミュージック、サイケデリックな地中海ファンクまでもがオープンマインドな彼らの精神性の中で邂逅。ジャズのスピリットを継承した、刺激的かつ越境的なグローバルなサーフ&ターフ・スタイルが堪能できる一枚!限定500部。

サハラ砂漠以南の知られざる現行シーンからオブスキュアな音楽までを紹介してきた名門〈Sahel Sounds〉からは、トゥアレグ・ギターの聖地アガデスで長く活動してきたウェディング・バンド、Etran de L’Aïrによる、太陽に照らされた砂漠のサウンドがめいいっぱい詰め込まれた最新アルバム『100% Sahara Guitar』がアナログ・リリース。今作はナンと彼らにとって初めてのスタジオ・アルバム!西海岸のスタジオで録音された、バンドの新境地的な作品であり、さらに多くのギターをミックスに加え、リバーブの効いたメロディーときらめくハーモニーのレイヤーを織り交ぜて音のタペストリーを作り上げています。

バンダラル・ンガドゥ・デルタの女王による、オーストラリア先住民のブルース、カントリー、ゴスペル。広く愛されるワルマチャリ族の長老であり、教師、人権擁護者、環境活動家であるKankawa Nagarraの録音を収録したアルバムが、〈Mississippi Records〉と〈Flippin Yeah Records〉により共同リリース。北西オーストラリアのグーニヤンディ族とワルマチャリ族の伝統的な土地に生まれ、文化的儀式で部族の歌に洗礼されながら育ったカンカワ。家族から離れて宣教師になったとき、彼女は聖歌隊から賛美歌とゴスペルを教わりました。彼女が働くために送られた牧場のリースでは、カントリー・ミュージックがいたるところにあり、駅の蓄音機では初めてロックンロールを耳にすることに。そして、それから何年も経ってから、西オーストラリア州ダービーの店の外で立ち止まって、路上ミュージシャンの演奏を聴いた時に出会ったブルースの演奏に目覚め、これらを曲にしていくことになったようです。故郷である西オーストラリア州ワンカチュンカ近くでライブ録音されたこれらの12曲は、夜の虫の羽音と昼間の鳥の鳴き声をバックに、カンカワの音楽経験全体の断面を提供するものとなっています。人生の苦難と彼女が大切にしている土地の略奪についての、ユーモラスで温かくリアルなレコード。アーティストによる翻訳、ストーリー、トラックノートを掲載した4ページのブックレットが付属。
70年代のロック・ファンにとって辺境サイケ/ガレージの大きなカルト的聖杯となった逸品!〈India Tobacco Company Limited〉から発売されたオリジナルは7万円以上の高値を付けた事もある鬼レア盤!タバコ会社がスポンサーを務め、インドのボンベイで1970年から71年の2年間に渡って開催されていた「バンド対抗戦」のコンテストに参加したバンドを収めたインド産サイケの伝説的コンピレーション・アルバム『Simla Beat 70』がアナログ復刻!インド各地のバンドが優勝を目指して演奏を競い合ったこのイベントと発売されたコンピレーションアルバムは、〈The Imperial Tobacco Company〉がスポンサーを務めており、ここに残された音源はまさにインド産サイケ・ガレージのマニフェストと言える素晴らしい内容です。
Collin Walcott、Don Cherry、Naná Vasconcelosという巨星3名によって結成された伝説的グループであり、その名は自身らの名前の頭文字から取られているCodona。〈ECM〉に残した3枚の作品でも知られる彼らの幻のライブ録音を収めたアルバムが堂々アナログ・リリース!1978年9月、ECMからのデビュー直前にスイスのウィリザウのステージで行ったFM放送向けのパフォーマンスを収録。オープニング曲”New Light”は16分に及び、魅惑的なメロディーとリズミカルな複雑さで純粋な喜びを呼び起こしています。

限定カセット版。大変グレートなインドネシア産ネオ・ソウル盤が到来。インドネシア・スラバヤ発の要注目バンドであり、当地の文化や音楽の要素、ソウルやジャズ、ポップからの影響をミックスしたユニークなブレンドを届けるThee Marloesによる待望のデビュー・アルバム『Perak』が当店お馴染みの大名門レーベル〈Big Crown Records〉よりアナログ・リリース。重量感のあるドラム、うずくようなギター、そして報われない愛と心の問題に特有の複雑さを歌う美しい声が込められた珠玉のソウル・ミュージック。伝染性のコーラス、活気のあるピアノ、ジャジーなギターのリックが特徴的なパンチの効いたダンスフロア・ナンバー”Midnight Hotline”やタランティーノのダンスシーンのサウンドトラックにピッタリなビートバラード"True Love"など珠玉の名曲が勢揃いした一枚!

〈Shelter Press〉傘下にSunn O)))のStephen O’Malleyがキュレーション&アート・ダイレクションを務めるフランスの前衛レーベル〈Ideologic Organ〉より新物件!ネイティヴ・アメリカンをルーツに持つフルート奏者/作曲家、Timothy Archambaultによるニュー・アルバム『Onimikìg』が登場。先住民族アルゴンキン族(オニミキグ)のブロントマンシー(雷による占い)にインスピレーションを得た無伴奏フルート曲を収録。アルゴンキン族にとって、フルート(ピビグアン)とは風を起こすもの、または風のエッセンスであり、自然の音を真似る瞑想的な単独の用途でフルートを使ったり、争いの時には合図の手段として用いていたとの事。伝統的に「喉を震わせる」主音の発声を表すさえずりや多重音の振動によって、崇高なメロディーが広大な地平線を漂う様は圧巻。多重音振動の繰り返しにより、演奏者は不規則に呼吸し、同様の伝統的な儀式の慣習と相関する変性状態を作り出しています。

戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉の十周年記念の限定Tシャツ。Gildan Heavy cottonのボディでサイズはLサイズになります。

ガムランと電子音楽のテクニックを融合させた瞑想的なトライバル・アンビエント/エクスペリメンタル秀逸作品!ベルギー版〈Music From Memory〉としてニューエイジ再興に多大な影響を及ぼしたことでも有名、昨今は自国のカルトで屈折的な地下音楽の発掘へ専心してきた同国の名門レーベル〈STROOM.tv〉より最新物件が登場。デンマーク・コペンハーゲンを拠点とするプロデューサー/電子音楽家であり、ウブドの名高いガムラン・シーンと連携しながら、バリのミュージシャンとの密接な協力のもと、独自の芸術的観点からガムラン音楽を探求しているAnton Friisgaardによるアルバム『Teratai Åkande』がアナログ・リリース。本作は、バリのガムランの音、メロディー、リズムを電子技術で変化させる試みにして、音響と電子表現の相互作用と統合であり、本来は別個の文化世界である、西洋と東洋、2つの世界の間にある想像上の領域を探求したものとなっています。

戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉からは、レーベル10周年記念シリーズの一環として、2017年7月に〈NTS Radio〉で放送された、ルーマニアの先駆的な民族音楽学者Constantin Brăiloiuによる世界各地の民俗音楽コレクションを収めた作品が登場。英語からゲール語、エストニア語、グルジア語、中国語、エチオピア語、マケドニア語、日本語の伝統音楽からカリブー・エスキモーの民謡と踊りのフィールド録音まで、実に多彩で魅力的な音源がたっぷりと詰め込まれた素晴らしい一本です!限定プレス。

戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉からは、レーベル10周年記念シリーズの一環として、2019年に〈NTS Radio〉で放送された、ブラジル北東部の民族音楽の伝統に着目した音源を満載した作品『Folk Poetry, Song & Rhythm in Northeastern Brazil』がカセット・リリース。特に、ノルデステ地方特有の、レペンテ、エンボラーダ、アボイオといったスタイルの即興による「決闘」詩に焦点が当てられたものとなっています。限定プレス。

マルチ・アーティストのJermay Michael GabrielとプロデューサーのGiovanni Isgròによるデュオ、Plethor Xが半植民地主義抵抗をテーマに作り上げたデビューEP、そして、自己決定の実験である『What U Mean』が伊先鋭レーベル〈OOH-sounds〉よりアナログ・リリース。ジャーメイが子供時代に触れていたハベシャ音楽の伝統に突き動かされたという本作では、エチオピアとエリトリアの一弦楽器マシンコのサンプルを多用。リズム構造の土台となったこれらのサウンドを軸に、シカゴのフットワークやゲットーハウス、南アフリカのGqom、タンザニアのシンゲリといった多様なダンス・ミュージックの要素を遊び心たっぷりに取り入れつつ、アフロ・フューチャリズムの明確なメッセージを示した、実験的クラブ・サウンドが展開されたものとなっています。Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。限定100部。

ジャマイカの伝説的なディージェイ、”U-Roy”が、エンジニア、歌手、プロデューサーのPaul Davidsonの協力を得て、キングストンにあるMichael Carrollの〈Creative Sounds Studio〉で録音。Prince Jazzboのレーベル〈Ujama〉から87年にリリースした傑作アルバム『The Seven Gold』が、当店お馴染みの英国の人気発掘レーベル〈Death Is Not The End〉のレゲエ部門〈333〉より奇跡のアナログ再発!Prince Jazzboがプロデュースした80年代後半のデジタル・リズムに、故Ewart Beckfordが出演したクラシカルな内容。”Holo Gow”bのインスピレーションあふれるReplayバージョンから、”Musikal Addick”でのHorace FergusonのSensi Addictのカバーまで大変グレートです!限定プレス。


Oudi Hrantの名で知られた、盲目のアルメニア人音楽家であり、トルコ出身の最もソウルフルなウード奏者と言われるHrant Kenkulian (1901-1978)。アルメニア人にとっての誇りであり、ウード(フレットのないリュート)の名手である同氏が1964年に〈Prestige〉に残したアルバム『Turkish Delights』がアナログ・リイシュー。1915年のジェノサイド以前、多くのアルメニア人が住んでいたイスタンブール近郊の都市アダパザルで出生。教会の聖歌隊に参加した後、イスタンブールでウードのキャリアを積み、1950年には米国をツアー、63年にはパリ、ベイルート、ギリシャ、ソビエト連邦アルメニアのエレバンを回る世界ツアーも行っています。本作ではHrantの驚くべきクラシック音楽へのインスピレーションが示されたものとなっています。
10月上旬再入荷。1980年代のマリ共和国のトップオーケストラの一つであった、Zani Diabaté率いるSuper Djata Bandが1982年に送り出した大傑作『Volume 2』が〈Numero Group〉からアナログ再発!ワスル族の狩猟音楽、グリオの讃美歌、セヌフォ族の田園舞踏、フーラ族とマンディンゴ族の伝統的なレパートリーと西洋のサイケデリック音楽、ブルース、アフロビートを融合させた画期的な一枚であり、Diabatéを神話的な西アフリカのギタリストの殿堂へと送り出したマスターピースと呼べる作品です。
大アンティル諸島から70年代後半の知られざるグルーヴを掘り起こした〈Numero Group〉の最新タイトルとして、トリニダード・トバゴ出身の3人組Hamilton Brotherの78年の人気曲”Music Makes The World Go 'Round”を収めた7インチ・シングル・カット盤が登場!〈Numero〉が誇る〈Eccentric Soul 45s〉シリーズ最新作!ソウルフル&ファンキーな魅力がたっぷりと詰まったカリプソ・ディスコ傑作。Edward Seagaがオーナーを務めたカリブ音楽制作・配給大手の〈WIRL〉にインスパイアされた特注スリーヴ仕様。
オリジナルは10万円越えの激高値を付けた事もある骨董的作品!大アンティル諸島から70年代後半の知られざるグルーヴを掘り起こした〈Numero Group〉の最新タイトルとして、バハマ出身のアーティストStephen Colebrookeが80年代初頭に残した激レアなアルバム『Stephen』からのシングルカット曲”Shake Your Chic Behind”と”Stay Away From Music”を収めた7インチ盤が登場!〈Numero〉が誇る〈Eccentric Soul 45s〉シリーズ最新作!ラテンの晴れやかな空気が詰まったラテン・ソウルの珠玉の名曲。Edward Seagaがオーナーを務めたカリブ音楽制作・配給大手の〈WIRL〉にインスパイアされた特注スリーヴ仕様。
オリジナルは10万円越えの高値を付けた事もある骨董的一枚!大アンティル諸島から70年代後半の知られざるグルーヴを掘り起こした〈Numero Group〉の最新タイトルとして、トリニダード・トバゴ出身のシンガーWilfred Luckieが1978年に残した激レアな自主盤シングル作品『My Thing』のアナログ・リイシュー。シカゴの大名門〈Numero〉が誇る〈Eccentric Soul 45s〉のシリーズ最新作。独特の不安定でアウトサイダーな雰囲気が充満したカルトな逸品で、物好きを大いに魅了する内容!Edward Seagaがオーナーを務めたカリブ音楽制作・配給大手の〈WIRL〉にインスパイアされた特注スリーヴ仕様。
ブラジルのボサノヴァ歌手、ギタリスト、作曲家であり、ボサノヴァムーブメントの一員として名声を上げたEdu Loboが、アレンジャー及びフルート、ピアノ演奏を担当した偉才・Hermeto Pascoalのもとで作り上げたインスト・ソロ寄りのアルバムであり、〈Elenco〉レーベルから1970年に発表したアルバム『Cantiga De Longe』がアナログ・リイシュー。パーカッショニストのAirto MoreiraやドラマーのCláudio Slomなど、様々なスターが参加した美しいメロディーと歌詞に彩られたMPBの名盤!
2022年に惜しくもこの世を去ったGal CostaとCaetano Velosoという、二人のブラジリアン・レジェンドがコラボレーションした67年〈Philips〉からのアルバム『Domingo』が〈Audio Clarity〉から2023年度アナログ・リイシュー!チームの作品として紹介されますが、実際には殆どがヴェローゾの作品で、彼がほとんどの曲を作曲、演奏、アレンジを担当し、ガルは数曲でソロ・ヴォーカリストとして参加しており、デュエットも数曲収録。かつてなく優しく瑞々しく歌い、演奏された本作は、当時のポップ・ソングの常識を覆すような、トロピカルなラッピングが施されたアート・ソングに仕上げられています。
