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NaHawa Doumbia - La Grande Cantatrice Malienne Vol 1 (LP)NaHawa Doumbia - La Grande Cantatrice Malienne Vol 1 (LP)
NaHawa Doumbia - La Grande Cantatrice Malienne Vol 1 (LP)Awesome Tapes From Africa
¥2,239

アフリカ各地のマニアックすぎるカセット音源の再発でも定評有り、主宰者Bless Brian ShimkovitzはフジロックにもカセットDJ(!)で出演を果たしているAwesome Tapes From Africaからは、マリ共和国南部マスル地方の伝説的シンガーであり、その孤高の乾いた歌声が印象的なNahawa Doumbiaの81年ファースト・アルバムが堂々再発!民族楽器を多用したオーガニックな演奏とアフリカならではのチャント的ボーカル・スタイルが抜群に素晴らしい一枚。Sahel Soundsファンも必携です!

Herbie Mann / Johnny Rae's Afro-Jazz Septet - African Suite (LP)
Herbie Mann / Johnny Rae's Afro-Jazz Septet - African Suite (LP)Life Goes On Records
¥2,563
Kenny BurrellやQuincy Jones、Chet Bakerを始めとして数々の偉人たちと仕事を共にしてきた米国を代表するジャズ・フルート奏者Herbie Mannが1959年に録音し、〈United Artists〉からリリースしたアルバムであり、Johnny Raeとの共同で率いた印象的なセッションを収録したアルバム『African Suite』が〈Life Goes On〉よりアナログ復刻。パーカッションを多用したアフロ・キューバン・ジャズからブルーノートのクラシックなハード・バップ、サハラ砂漠を横断する旅を描いたアフリカ組曲まで、どこまでも味わい深いバイブに満ち溢れた傑作アルバム!
Jivaro - Saturday Fever (LP)
Jivaro - Saturday Fever (LP)Kalita Records
¥3,245
GqomやAmapiano、現代ジャズといった新ジャンルの勃興のみならず、戦後間もない頃からのタウンシップ・ジャズやフリー・ジャズ、バブルガム・ポップ、アフロ・ブギー、クワイトまで、戦後の音楽史そのものがリバイバルしているといっても過言ではない南アフリカ。現存する同国のクワイト/バブルガム・アルバムの中でも最強の一枚とも呼ばれるJivaroによる89年傑作『Saturday Fever』が名所〈Kalita Records〉より史上初の再発!Maurice Horwitzの主催する〈Music Team〉レーベルから発表されたオリジナル盤は、一万円越えの高音を付けたこともある激レア盤。南アフリカの電波とクラブを支配していた音楽がブギーからハウスへと移行していく過渡期のユニークかつ感染力溢れるサウンドを凝縮した一枚!アナログ・マスター・テープからの復刻。
Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)
Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)PIRY REIS
¥2,644
ブラジル産オブスキュア・エレクトロニック・ミュージックをコンパイルした〈Music From Memory〉の看板コンピこと『Outro Tempo』収録のあのニューエイジ歌謡の一大アンセム"O Sol Na Janela"も収録!Egberto Gismontiが〈ECM〉傘下に運営した大名門〈Carmo〉にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reis。オリジナルは3万越えでも取引された鬼レア盤『Caminho Do Interior』がデラックス・エディション仕様で待望のアナログ復刻!昨今のブラジル産のオブスキュア・ミュージック再評価の流れの中でまたしても重要な再発物件。まさに霊性+フォークロアの神域。ジャズからボサノヴァ、古典音楽までも煮込み、音響的滋養満点な正真正銘、奇跡の一枚!ジスモンチもゲスト参加。 ボーナス・トラックとして74年の激レア7インチ作品『Quase Meio Dia / Idade Média』から"Idade Média"を追加収録しています。180G重量盤&リマスタリング仕様。〈Carmo〉ファンは絶対に必携。全バレアリック~ニューエイジ好きに大推薦!
Nashenas - Life Is A Heavy Burden - Ghazals and Poetry From Afghanistan (CD)
Nashenas - Life Is A Heavy Burden - Ghazals and Poetry From Afghanistan (CD)Strut / United Sounds Of Asia
¥2,322
ナンとアフガニスタンものがアナログ・リリース!名門〈Strut〉の傘下のもと、タイ・バンコク拠点の名レコード店/レーベル〈Zudrungma Records〉のMaft Saiとその盟友Chris Menist (Awkward Corners)による新プロジェクト、〈United Sounds Of Asia〉が始動!50年代から60年代にかけてアフガニスタンの国営ラジオの〈Radio Kabul〉で放送、後に隣国イランでシングル盤としてリリースされたアフガニスタンの伝説的なガザル歌手Nashenas(a.k.a. Dr. Mohammad Sadiq Fitrat)の楽曲を集めたコンピレーション・アルバムを発表。1951年、16歳の時に〈Radio Kabul〉に放送のアイデアを持ち込んだどころ、同局は同氏の語学力に感心して、常任の仕事を依頼されることに。作家、歌手、音楽家として腕を磨いていき、映画音楽の解釈や有名な詩の音楽化、ダリ語とパシュトー語で歌う自作曲などで評判を高めていきます。冷戦と90年代初頭の内戦下では激動の時代を経験、国内に留まることが危険なほどになり、英国・ロンドンへと亡命し、その後も音楽家としての活動を続けながら、世界各地でコンサートを開催してきました。本作は、全曲カブールの〈Radio Afghanistan〉で生放送用に録音されたものを収録。まさに音楽の世界遺産ともいうべき傑作音源集!!!!
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (CD)V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (CD)
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (CD)Em Records
¥3,300
日本に細野晴臣、ジャマイカにソニア・ポッティンジャーやハーマン・チン・ロイがいるように、タイにはスリン・パークシリがいる。彼がプロデュースした現代モーラム(*)の宝物を詰めた世界初コンピレーション。

Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。

パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。

1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。

今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。

*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
V.A. - Strange World (2LP+Booklet)V.A. - Strange World (2LP+Booklet)
V.A. - Strange World (2LP+Booklet)Pyramid Records
¥5,874
廃盤最終入荷です、お見逃しなく。弊店でも毎度瞬殺完売必至の大人気レーベル、濃密な音楽体験をお約束する”Cairo Records”が名義を変更し、「夢のレコード」を作ることをコンセプトに始動させた新レーベル”Pyramid Records”第一弾。Mississippi recordsがディストリビューションする、このコアな黒人音楽遺産レーベルの初回作は今日までヴァイナルでのリリースも為されてこなかったデモ曲含め、著名アーティストから発見することすら困難なオブスキュアな無名アーティストまで超絶ディープなジャマイカとアメリカのスペーシーなドゥーワップとR&Bを収録した、Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのソウル版とも言うべき、鋭い審美眼による選び抜かれた豪華ソウル・ミュージックを24曲収録。銀箔ミラー・ゲイトフォールド、180g重量盤、42ページの大ヴォリュームのブックレット付属。”Cairo Records”同様超限定版につき、お見逃しなく!
Harry Roesli Gang - Titik Api (2LP)Harry Roesli Gang - Titik Api (2LP)
Harry Roesli Gang - Titik Api (2LP)La Munai Records
¥3,987
大・大・大推薦...!!! インドネシア産Prog Rock & Obscure Groove...!! 活動初期にはロックやブルースを演奏、自身の祖父である著名作家Marah Roesliのようにライターを夢見て未発表の詩の数々を残し、Bob Dylanに触発されたアコースティックなプロテスト・ソングまでも制作していたインドネシア・バンドン出身のシンガーソングライター、Djauhar Zaharsjah Fachruddin Roesli (1951-2004)。同氏が率いた伝説のロック・バンド、Harry Roesli(ハリー・ルスリ)が残した76年のカセット・アルバムが奇跡の再発!!!

17年にリイシューされたカルト盤「Philosophy Gang」(73年)でも話題になりましたが、同バンドでのアルバム発表ののちには、Jakarta Art Educational Instituteに学び、オランダのロッテルダム音楽院へと進学。インドネシアに帰国してからは、クセナキスやケージ、シュトックハウゼンのサウンドと、同国の作家ユディスティラ・ANM・マサルディの詩をミックスしたアヴァンギャルド・プロジェクトを始動。 小説家のPutu Wijayaや映画監督/俳優のNano Riantiarnoといった著名人とのコラボレーションのなかで世界的にパフォーマンスを展開したりと多角的に活動。実に20人近い演奏者が参加し、ガムランを始めとしたインドネシアの伝統的なインストゥルメントや合唱団のみならず、シンセサイザーやギターといった西洋の楽器も加えながら、プログレやサイケデリック・ロック、ファンク等のサウンドとインドネシア独特のグルーヴを奇跡的バランスで溶け合わせた破格の一枚!ゲートフォールド・ジャケット仕様。絶対にお見逃し無く...!!
Baligh Hamdi - Instrumental Modal Pop of 1970's Egypt (2LP)Baligh Hamdi - Instrumental Modal Pop of 1970's Egypt (2LP)
Baligh Hamdi - Instrumental Modal Pop of 1970's Egypt (2LP)Sublime Frequencies
¥4,216
世界各地の骨董グルーヴを掘り起こす大名門〈Sublime Frequencies〉からは、Umm Kalthum、Abdel Halim Hafez、Sabah、Wardaなどを始めとしたアラブの伝説的歌手たちに楽曲を提供してきた20世紀を代表するエジプトの作曲家Baligh Hamdiのキャリア最盛期である1960年代後半から1970年代にかけての貴重音源をコンパイルした画期的な編集盤が登場。現代化されたハイブリッドなアラビア音楽を解釈するために結成された伝説的グループ”Diamond Orchestra”の発起人でも知られ、数々のヒット曲を生み出した知られざる第三世界のレジェンドによる偉大な仕事の数々を一挙紹介!シタールを用い、中東と東洋のサイケデリック・エキゾチカを融合させた最高にヒッピーな音楽から、ビートの効いたイースタン・テイストのジャズ、〈Sublime Frequencies〉から編集盤も出ているOmar Khorshidのギター・ソロをフィーチャーした楽曲まで意欲的なラインナップ。今作のプロデュースと編集を担当したレーベル共同主宰のHisham Mayetによる豪華フォト掲載のライナーノーツが付属。
V.A. - Asian Disco (LP)
V.A. - Asian Disco (LP)Aberrant Records
¥2,527

大成功を収めた傑作コンピ『Taiwan Disco』に続いて、タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、香港、インドネシア、韓国など東アジア〜東南アジアのアジアン・ファンク/サイケ/ディスコ・マッドネスを余すところなくコンパイルした、エキゾティックな宝石だらけの超弩級編集盤『Asian Disco』が到来。70年代から90年代初頭に及ぶ壮大なボリュームで贈る要注目のリリース!その副題も『Disco Divas, Funky Queens and Psych Ladies from Asia from the 70s to the early 90s』というもの。どの収録曲も入手は困難を極める骨董品ばかり。これはお見逃しなく!

Features Chailai & Sawanee, Chantana Kittiyapan, Lei Si Si, Ding Dai, Yasmin, Wong Foong Foong, XYZ, Fatimah Razak, Chen Qiong Mei, Sum Sum & Pan Pan, Grace Simon, and Hit Girls.

Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)
Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)Tompkins Square
¥5,332
フォーク古典やアメリカン・プリミティヴ、ゴスペルなど、豊穣なウェスターン・アメリカーナを掘り起こす名門であり、グラミー賞にも幾度もノミネートされてきた〈Tompkins Square〉からは、ブラジル出身のギタリストにして、Vince GuaraldiやDizzy Gillespieといった面々とも共演してきたDjalma de Andrade (1923-1987)がBola Seteとして残した1966年から1968年のライブ・レコーディングを収録したコンピレーション・アルバムが3枚組CDの大ボリュームでリリース。ボサノヴァからジャズ・ポップ、初期のニューエイジにまでまたがるキャリアを持ち、A Tribe Called Quest、J Dillaといった面々にもサンプリングされてきた伝説的ミュージシャンBola Seteの未発表ライブ音源集。彼の未亡人であるAnne SeteやGeorge Winston、Carlos Santanaらによる新たなインタビューや発言、巨匠・John Faheyによる心からの賛辞の言葉や未公開写真等が掲載された40ページものブックレットが付属。豪華8パネル・デジパック仕様。
Inuit - 55 Historical Recordings (2LP)
Inuit - 55 Historical Recordings (2LP)Sub Rosa
¥3,398
1905年~1987年録音、イヌイットに伝わる伝統曲55曲収録のSub Rosa名コンピレーション盤が初ヴァイナル化。デンマークの民族音楽学者Michael Hauserがカナダとグリーンランドに訪れ、自身の著書Traditional Greenlandic Musicの材料として録音していたもの。寒く厳しい土地においても、古くから伝わる民族音楽は暖かい響きなのだと実感させてくれます。24ページに渡る写真・コメント付きのブックレット付き。
Rey Sapienz & The Congo Techno Ensemble -  Na Zala Zala (LP)
Rey Sapienz & The Congo Techno Ensemble - Na Zala Zala (LP)Nyege Nyege Tapes
¥2,414
〈Hakuna Kulala〉の共同設立者であり、カンパラの若手たちを育成してきたコンゴ民主共和国出身のラッパー、Rey Sapienzがアフリカ版〈PAN〉というべき立ち位置を確立しているウガンダ拠点の尖鋭レーベル〈Nyege Nyege Tapes〉からデビュー作を発表。多大な人名が失われた第二次コンゴ戦争という禍根を生き延び、12歳でラッパーとして活動を開始し、今後の独立記念日にはパフォーマンスを披露。その後も勃発した故郷での内戦から逃れるため、ウガンダへと滞在。カンパラの若手へとAbleton Liveのスキルを伝道し、2枚のEPを発表して高い評価を得てきたSapienz。パーカッショニスト、ボーカリスト、ダンサーのPapalas Palata、そして、ラッパーのFresh Dougisと共に結成したトリオThe Congo Techno Ensembleとして贈り出す意欲作であり、エレクトロニック・ミュージックと伝統音楽の無限のSF的変異ともいうべき一枚!
Les Filles de Illighadad - At Pioneer Works (CD)
Les Filles de Illighadad - At Pioneer Works (CD)Sahel Sounds
¥1,498
〈Matador〉から世界デビューを果たしたMdou Moctarの女性バンド版?? サハラ以南の知られざる音楽文化を掘り起こす大聖地〈Sahel Sounds〉お抱えの名アクト、ニジェールのトゥアレグ族女性バンド、Les Filles de Illighadadの最新作が堂々リリース!!サヘルの端に位置している荒れ野の砂漠Illighadad村から現れ、今や世界へとその名を轟かせているこの人達。電気も水道もインフラが殆どない地域で育まれてきた「デンデ」と呼ばれる音楽(モルタルと乳棒に張られた山羊の皮から作られたドラムに由来する)の求道者であり、「砂漠のブルース」とはまた違う道を歩む、トゥアレグのフォーク・ミュージックの新たな方向性を確認できるかもしれない重要作品!
バンコクナイツ (CD)
バンコクナイツ (CD)Em Records
¥2,750
オリジナル・サウンドトラック『バンコクナイツ』[EM1162CD]

第72回毎日映画コンクール 音楽賞・監督賞受賞作品!

「劇中の音楽だけを並べて繋いでみると70分、本編の三分の一を占めていた。更なる再構成を経て音に凝縮された『バンコクナイツ』。桃源郷への扉は、このサントラによって完全に開かれる!」(空族)

『バンコクナイツ』のみが到達できたあの世界がサントラに圧縮されぶちまけられる。EDM〜トラップ/ヒップホップから60sロック、そして70sタイ音楽クラシックまで全28トラックをエディット無しの完全版で構成。Young-G(スティルイチミヤ)、DJ Kenseiらのトラック、山崎巌率いるバビロン・バンド、心動かされるあのルークトゥン名曲「田舎はいいね」のオリジナル・ヴァージョン、劇中で強烈な印象を与える得度式のクン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンドの演奏、Tondo Tribeのラップ、アンカナーン・クンチャイ演じる占い師サイのモーラム、カラワンのスラチャイ演じるプーミサック亡霊の語り、豊田勇三、そしてエンディング「イサーン・ラム・プルーン」等々全て収録。エム・レコード初のサントラ・リリースにもなる記念すべき作品です。装丁はMMM(スティルイチミヤ/スタジオ石)。

+全曲関係者による解説コメント付き
+対訳歌詞掲載
+通常ジュエルケース/ブックレット封入

Tracks:
1.「Pai Tuktuk Dwai」DJ Pai Dwai
2.「Pai Massage Dwai」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
3.「金の匂い」Suri Yamuhi & The Babylon Band
4.「You've Left Me Alone」Suri Yamuhi & The Babylon Band
5.「Porra」XXXSSS Tokyo
6.「ソムタムだけ」オーンウマー・シンシリ
7.「田舎はいいね」ルンペット・レームシン
8. イサーン・ラジオ
9.「パイプよパイプよ」ダオ・バンドン
10.「Burn! Burn! Burn!~Surfin' Dien Bien Phu」Suri Yamuhi & The Babylon Band
11.「君を買い戻す」バーンノンカーイ・バンド
12.「Samet Love」DJ Pai Dwai
13.「憎っくきモーターサイ」クワンター・ファーサワーン
14.「夜の臭気~チット・プーミサックの詩より~」スラチャイ・ジャンティマトン
15.「Saramanda」DJ Pai Dwai
16.「タマリンドの葉(モーラム)」アンカナーン・クンチャイ
17.「バーン・スワイロン」クン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンド
18.「Khane Whistle Reprise (JRP Tondo mix)」DJ Kensei feat. Tondo Tribe
19.「Vang Vieng Bank (Change Yen to Lao) OST mix」DJ Kensei
20.「シェンクワンの娘」Thong Boonma(歌)、Le Boonma(ケーン)
21.「Get Em」XLII
22.「Paun's House」Suri Yamuhi & The Babylon Band
23.「Xanadu」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
24.「Kanom Party」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
25.「Song of an Angel」Suri Yamuhi & The Babylon Band
26.「インの語り」スベンジャ・ポンコン
27.「イサーン・ラム・プルーン」アンカナーン・クンチャイ
28.「満月(アッサニー・ポンラチャン)」豊田勇造、山村剛
Morteza Mahjubi - Selected Improvisations from Golha, Pt. I (CS)Morteza Mahjubi - Selected Improvisations from Golha, Pt. I (CS)
Morteza Mahjubi - Selected Improvisations from Golha, Pt. I (CS)Death Is Not The End
¥1,554
若干10歳でデビューを果たした、ペルシャ伝統音楽のピアニストMorteza Mahjubi(1900-1965)。イラン国営ラジオ番組「ゴルハ(ペルシャの歌と詩の花)」で1965年に死去する直前迄放送されていた秘蔵ピアノソロ音源を、各地の骨董音楽を大いに掘り起こす大名門〈Death Is Not The End〉がコンパイル!3世紀から7世紀には既に整えられていたというペルシャ古典音楽、まるでその歴史の重みを背負ったように美しく、思慮深く奏でられるイラニアン・トーンとイラニアン・メロディ。そして、聴き入れば聴き入るほど底深くへ浸透してくる深淵極まりないピアノの響き。冒頭のトレモロだけでもうその素晴らしさがわかりますが、中盤から後半にかけては更に壮絶です。神秘的なピアノの音色と流麗なメロディが彩る超絶美。西洋のピアノ音楽を聴かれる方にも是非聴いていただきたいです。
Chabaphrai Namwai & Banyen Rakkaen - Lam Phloen Songthaew Fanclub (7")
Chabaphrai Namwai & Banyen Rakkaen - Lam Phloen Songthaew Fanclub (7")Em Records
¥1,100
エム+Soi48のタイ音楽アーカイブ・シリーズ最新作は、発売を控えるスリン・パークシリ先生のモーラム仕事集(シリーズ史上最高傑作を宣言)からのシングル・カット……ではなく、その前祝いに投下するアルバム未収/シングルオンリーのモーラム爆弾。モーラム好きなら黙って一曲勝負の片面7インチ。

タイ好きなら身を乗り出してしまう題名「ラム・プルーン ソンテウ愛好会」は、70年代~80年代で最も優れたメジャー興業モーラムのひとりだったチャバープライ・ナームワイとモーラム女王、バーンイェン・ラーケンのデュオというそれ自体キラーな組み合わせの希少録音で更に未CD化。今回が初の再発となる。本作は、常に<音楽面>の面白さを追求した発明家的プロデューサー、スリン・パークシリ先生が80年代初頭、自身のティッソー・ラム・プルーン楽団で行った一連の録音セッションのハイライトのひとつであり、ラム・プルーンものの特上品だ(その他のキラー曲はごっそりコンピレーションに収録)。ベースギターがブンブンうなるこのティッソー・ラム・プルーン楽団のエレクトリック・トラックに、チャバープライとバーンイェンのマイクを奪い合うようなモーラム・バトルが展開するチューン。「タクシー!タクシー!」とタクシー運ちゃんを容赦なく煽るモーラム姐さん達のこの熱いラムを一発かければディスコは爆発することだろう。

VINYL用マスターとカッティングはベルリンD&Mスタジオの古参エンジニア( レゲエ関係のスペシャリスト) のグッドジョブで音質保証。

+ 二つ折りスリーブ封入
+ スリン・パークシリ先生のゴム判押印
+ 日本語・英語訳詩掲載
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (CD+DVD)
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (CD+DVD)Em Records
¥2,970

スティールパン・ディスコ・ダブ名盤ベストセラーかつ定番、スティール・アン・スキンのCD版が13年越し新装リプレス。話題となったドキュメンタリー映画のDVDは今回も付いてきます。

※LP版とは収録内容とジャケット違いです。

70年代末イギリスで結成されたアフリカン/カリビアン多国籍バンド、スティール・アン・スキンの音源をコンパイルし、2008年に世界初アーカイブとして発売したのが本CD。このCDのもうひとつの目玉は、グループの活動を追ったドキュメンタリー映画『スティールンスキン』(1979年、監督:スティーヴ・ショウ)で、そこには荒廃した70年代後半のイギリスの模様、なぜバンドを結成し活動するのか、という切実な事情が明かされる(爆撃を受けたようなリバプールの映像は必見!)。印刷物も修正・刷新した2021年新仕様です。

スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのブレイクネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。彼らはトリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、イギリスの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとしても活動し、英/ヨーロッパもツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。

ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。

*注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。

*DVDビデオ付き2枚組
*英語・日本語解説
*ピーター・ブラックマンの寄稿
*2Dケース
*96khz/24bitデジタル・リマスター

ディスク1
79年発表の12インチ・シングル「Reggae Is Here Once Again」収録作品に加え、84年発表の唯一のアルバムから2曲、そして未発表1曲を収録。

ディスク2
スティール・アン・スキンの活動を追ったスティーヴ・ショウ制作の短編ドキュメンタリーを収録。79年の「Reggae Is…」録音制作と連動して撮られたもので、ワークショップの模様や練習風景、また、70年代イギリスのゲットーが生々しく映し出されている。当時、英BBCでも放映されたこの非常に貴重な短編はもちろん世界初DVD化となる。

DISC 1 [CD-DA]
1. Reggae is Here Once Again
2. Gadzo Drumming
3. Fire in Soweto
4. Afro Punk Reggae (Dub)
5. Acid Rain *
6. Hi Life *
7. John Belly Morma **

* from the album Acid Rain (1984)
** previously unreleased

DISC 2 [DVD-Video]
Steel ‘N’ Skin (1979)
Directed & Filmed by Steve Shaw

T.K. Ramamoorthy - Fabulous Notes And Beats Of The Indian Carnatic - Jazz (CD)
T.K. Ramamoorthy - Fabulous Notes And Beats Of The Indian Carnatic - Jazz (CD)Em Records
¥2,530
レフトフィールド音楽、辺境音楽、エクストリームなジャズ、エチオピア音楽、などなど普通のものでは飽き足らない先鋭リスナーに捧げる驚異の<真性>インディアン・ジャズ!!

魅力的なひびきをもつ「インディアン・ジャズ(もしくはインドジャズ)」は、60年代において欧米に出現したが、実のところ、西洋ジャズのアンサンブルに楽器としてシタールを加えただけのものがほとんど。つまり、少しインドっぽい響きのする、エスニックな香りのするモダン・ジャズの域を出なかった。
しかし!それを吹き飛ばすとんでもない作品があった!ここに紹介するT.K. ラマムーシーの1969年発表のアルバム『ファビュラス・ノーツ&ビーツ・オブ・ジ・インディアン・カルナーティック・ジャズ』は、南インドの古典音楽であるカルナーティック音楽の厳格な音楽形式をそのまま用いつつ、インドの音楽が果たしてジャズになるのか?と問うた前例のない実験作品。西洋楽器とインドの打楽器・弦楽器を混合し、全員インド人で演奏した(楽器を手に床に座ってジャズを演奏している風景を想像してほしい!)その成果は唯一無比、形容し難い独特のものであり、新しい音楽ジャンルすら要求できそうな怪作となっていた。

ザキール・フセインやL. シャンカールらが登場し、インド人によるジャズへのアプローチが世間の注目を浴びるのはこの試みのずっと後のこと。本作はインド以外でほとんど誰も知らなかった「インド人によるインドのジャズ」探求の源流で、異なる音楽が折衷・融合し、奇怪で突拍子もないが異様なクールさを兼ね備えたこの器楽曲は、カルナーティック音楽に聞こえるかと思えばジャズにも聞こえ、変幻自在のマジックのようだ。また、種々の音階(スケール)の使用で、モーダル・ジャズにもなり不意にエチオピアン・ジャズのようにも響くこの摩訶不思議さ!

T.K. ラマムーシーは南インド出身、1922年生まれで、もともとカルナーティック音楽のヴァイオリン奏者だったが、後に南インドの映画音楽の作曲家として大成。60年代よりM.S. ヴィシュワナータンと作家コンビを組み、80年代までチェンナイを拠点に実に700以上もの映画音楽を手がけた大作家である。本アルバムは作曲家である彼の腕試しの意味が強く、上向音形、下降音形、音階、ターラ(時間・拍の概念)といったラーガの厳格なシステムを守り、その上でジャズに出来るか挑戦している点で驚異的。音楽的にも聴き込むほどに深くなる作品だ。これほど南インドの映画界で活躍した彼だが、ソロ名義のアルバムはこれより他になく(?)、その意味でも非常に貴重な音源である。
Save 36%
Jaime Roos - Aquello (LP)
Jaime Roos - Aquello (LP)ORFEO
¥2,680 ¥4,215
ウルグアイのオブスキュアなグルーヴと多文化の洗練!〈Vampisoul〉からの画期的編集盤『América Invertida』で活気づくウルグアイのオブスキュアな音楽の命脈を紐解く重要作家、ウルグアイ音楽界を代表するアーティストの一人、ハイメ・ロースの81年傑作サード・アルバムが40周年記念特別盤で登場!70年代後半の欧州の多文化な風景を反映するかのごとく、サイケデリック・フォーク、アフロ・カンドンベ、ムルガ、ロック、ニュー・タンゴ、ジャズ・フュージョンといった多様な音楽様式と伝統、そして、コスモポリタンなサウンドがハイブリッドかつ大胆にミックス。奇妙さと洗練を感じさせるアルバム!20ページに及ぶ豪華ブックレット付属。限定500部。オリジナルは入手困難なだけに嬉しい再発!
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (CD)
Mustapha Skandrani - Istikhbars And Improvisations イスティクバルと即興 (CD)Em Records
¥2,530
アルジェリアの大音楽家、ムスタファ・スカンドラニによるアンダルシア古典音楽のピアノ独奏の名盤『イスティクバルと即興』 (1965年) である!!
なんでまたエムで古典ピアノ作品??と訝しむなかれ。耳障りはいいが、これが実は相当な孤高・異端作品なのである!!なぜ孤高かといえば、そもそもアンダルシア古典音楽でピアノは末席中の末席、スカンドラニが現代に開拓したも同然の演奏法であること。なぜ異端かといえばこの人以前のアンダルシア音楽のコンサートでピアノ独奏はありえず、また、題名にもなっている「イスティクバル」(アンダルシア宮廷音楽の様式のひとつ)をピアノでやるなど誰も考えつかなかった(当時も物議をかもした)。

■マメ知識■
アルジェリアの古典音楽はスペインのアラブ・イスラム王朝が起源のアンダルシア宮廷音楽とトルコの古典音楽が混同し、西洋/アフリカ先住民/ユダヤ系の影響も受け、東西文化が統合した混血度の高さが特徴。「イスティクバル」は宮廷音楽の組曲様式「ナウバ(またはヌーヴァ)」の重要な前奏曲であり、幾つかの型(モード)がある。(※詳しくは解説を参照の事)‥‥と、そんな小難しいことも理解には必要ではあるが、それよりも先に、ここで展開されるオリエント/西洋/アフリカが鍵盤上で優雅に交差するさま、その不思議な世界が最大の魅力。和声に依らず単一の声部で構成されるアラビア音楽の特徴により、ピアノからつむぎ出される和声は一本の繊細な線のようで、それが優雅に、まるで東西世界を行き来するかにように動き回るのを聴くのは快感。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」もそう遠いものには感じられない(実際、アラビア版「ゴルトベルク変奏曲」と評される事も)。混血度の高いアンダルシア音楽のなかでも『イスティクバルと即興』は折衷された様式の境界を更に曖昧にとけ込ませるようだ。

・2面見開き紙製ジャケット(エンボス加工)
・ ライナー封入(解説/プロフィール)
・ 日本語・英語掲載

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