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Will Long -  Long Trax 5 (CD)Will Long -  Long Trax 5 (CD)
Will Long - Long Trax 5 (CD)Will Long
¥1,964

Will Longが継続してきたディープ・ハウス・シリーズ最新作『Long Trax 5』。ローズ、シンセ、リズムマシン、スペースエコー、スプリングリバーブなど、すべてハードウェアのみで制作された6曲を収録し、シリーズの核であるアナログの温度感と長い時間軸の反復がさらに深化した一枚。本作には3名の新しいナレーターが参加し、Long Traxシリーズの特徴である 社会性・思想性を帯びた語りが、ミニマルなビートの上に静かに重ねられていく。音は極限まで削ぎ落とされ、ローズの柔らかなコードと深いキックがゆっくりと揺れ続ける。Celer名義での作品で培われた余白の感覚が、ここではハウスのフォーマットの中で自然に息づき、アンビエント的な空気とモノトーンのディープ・ハウスが交差し、瞑想的で内省的なグルーヴが全編を貫く。

Will Long -  Long Trax 5 (3LP)Will Long -  Long Trax 5 (3LP)
Will Long - Long Trax 5 (3LP)Will Long
¥5,000

Will Longが継続してきたディープ・ハウス・シリーズ最新作『Long Trax 5』。ローズ、シンセ、リズムマシン、スペースエコー、スプリングリバーブなど、すべてハードウェアのみで制作された6曲を収録し、シリーズの核であるアナログの温度感と長い時間軸の反復がさらに深化した一枚。本作には3名の新しいナレーターが参加し、Long Traxシリーズの特徴である 社会性・思想性を帯びた語りが、ミニマルなビートの上に静かに重ねられていく。音は極限まで削ぎ落とされ、ローズの柔らかなコードと深いキックがゆっくりと揺れ続ける。Celer名義での作品で培われた余白の感覚が、ここではハウスのフォーマットの中で自然に息づき、アンビエント的な空気とモノトーンのディープ・ハウスが交差し、瞑想的で内省的なグルーヴが全編を貫く。限定200部。

Ivy Knight - Iron Mountain (LP)Ivy Knight - Iron Mountain (LP)
Ivy Knight - Iron Mountain (LP)Scenic Route Records
¥6,365

ブルックリンを拠点に、フォーク・ミュージックの最も静かな形を追求するシンガーソングライターIvy Knightによる、50〜60年代のオールド・フォークやカントリーが持つ郷愁を、現代のミニマリズムで再解釈するデビュー・アルバム『Iron Mountain』。アコースティックギター、淡いシンセ、ささやくような歌声だけで構成された極限まで削ぎ落とした音数が特徴で、「Headlamp」「Red Rock」「Canyon」など曲名からも感じられるように、乾いた空気、岩肌、夕暮れの影といった、彼女が旅したアメリカ南西部の風景が音の余白とともに立ち上がる。Ivyの歌は語りのように親密で、過去の記憶や旅の断片が淡いフィルム写真のように重なっていく。ミニマルで親密、そして風景的。たった一人で静かに耳を傾けたい、旅の途中で感じる静かな孤独を共有するかのような一枚。

Kit Clayton - Nek Sanalet (2LP)
Kit Clayton - Nek Sanalet (2LP)RAWAX
¥6,432

オリジナルは1999年にドイツの音響ミニマル名門〈~scape〉からリリースの、Kit Claytonのデビュー・アルバムにして、ミニマル・ダブ/クリック&カッツの金字塔的作品『Nek Sanalet』。カリフォルニアの電子音楽家Joshua Kit Claytonが、当時のベルリン音響シーンとUS西海岸のエクスペリメンタル感覚を接続した重要作で、深く沈み込むような低音、湿度を帯びたダブ処理、微細なクリックノイズが立体的に配置された音響空間。ビートは控えめで、音の粒がゆっくりと漂いながら沈んでいく深海アンビエントのような質感があり、メロディを排した霧のようなシンセが揺らぎを生み、音に包まれて「今」へとゆっくりと溶解していく。冷たい音響の中に微かな温度が差し込む、アナログ的な揺れやノイズの人間味も魅力。音の配置、空間の扱い、低音の質感が極めて精緻で、タイムレスな魅力を放つ最良のダブ・ミニマルの一つ。

Stardust Multiplier - Convergence (LP)Stardust Multiplier - Convergence (LP)
Stardust Multiplier - Convergence (LP)Personal Affair
¥5,442

デトロイト出身の作曲家でありドラマーのEric Hoegemeyerによるソロ名義Stardust Multiplierの最新作『Convergence』。ガラスマリンバ、フルート、アナログシンセを中心に構成された本作は、儀式的な静けさと、身体の奥に染み込むような深い共鳴を持つアンビエント。制作背景には、Hoegemeyerが経験した重い病気と長期入院があり、病室で聴こえる機械音や環境音、聴覚が再調整されていく感覚がそのまま音楽の構造に反映され、極めてミニマルで、微細な変化が大きな意味を持つサウンドへと結晶している。ガラスマリンバの硬質な響き、フルートの息遣い、アナログシンセの柔らかな音が重なり、自然音と電子音の境界が曖昧になるような音像が広がる。旋律は霧の中からゆっくりと立ち上がり、朝の儀式”のような静謐さと、回復のプロセスを思わせる解放が同居している。深い呼吸を取り戻すような、静かで力強い一枚。

Bound By Endogamy X Felix Kubin -  Stück I / Stück II (7")Bound By Endogamy X Felix Kubin -  Stück I / Stück II (7")
Bound By Endogamy X Felix Kubin - Stück I / Stück II (7")Les Disques Bongo Joe
¥2,978

Bound By EndogamyとFelix Kubinが、偶然の出会いとセッションを経て完成させた、電子ポストパンク、ミニマル・シンセ、アヴァン・ポップが濃縮されたコラボ7インチ『Stück I / Stück II』。金属的なシンセの反復とぎこちなく揺れるリズムを中心に、冷たい電子音の中に、Bound By Endogamyの声が響く。Felix Kubinの奇妙な未来感と、BBEの湿った身体性が自然に交差する仕上がりの「Stück I」。農薬を讃える祈りという倒錯したコンセプトで、祈りのように反復するフレーズと、ざらついたアナログ電子音がゆっくり波打ち、祝祭と汚染が同じ場所に置かれているような音像が広がる「Stück II」を収録。ユーモラスで奇妙な未来性と、暗く湿ったエネルギーが刻まれた一枚。

Metropolis Ensemble, Erik Hall, Sandbox Percussion - Canto Ostinato (LP)Metropolis Ensemble, Erik Hall, Sandbox Percussion - Canto Ostinato (LP)
Metropolis Ensemble, Erik Hall, Sandbox Percussion - Canto Ostinato (LP)Western Vinyl
¥3,598

スティーヴ・ライヒやグレン・ブランカ、シャルルマーニュ・パレスタイン、ローリー・シュピーゲルといった巨匠たちの名作を大胆にアップデートした『SOLO THREE』で一躍注目を集めた、現代ミニマル界の最重要アーティストErik Hall。Erik HallがMetropolis Ensemble、Sandbox Percussionと手を組み、オランダの作曲家Simeon ten Holtが生んだ、ミニマル音楽の中でも特に温かく、感情に寄り添う名曲「Canto Ostinato」を再解釈。反復するパターンが少しずつ形を変えながら進む原曲の魅力はそのままに、マレットの柔らかい粒立ち、ピアノの透明な推進力、アンサンブルの厚みが重なり、波紋が永遠に広がっていくようなミニマルの美しさがより立体的に浮かび上がる。静かに始まりながら、気づけば巨大な景色が広がっているような、ミニマル音楽ならではの時間の魔法が丁寧に描かれている。原曲の温かみ、現代的な音響とセンス、最高の演奏技術による精緻な演奏により実現した、Canto Ostinatoの新たな決定版とも言える1枚。

Charles Joseph Smith -  Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)Charles Joseph Smith -  Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)
Charles Joseph Smith - Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)Sooper Records
¥3,969

シカゴを拠点に活動した独学の作曲家で、ピアノを中心に膨大な量の楽曲を書き、自分の頭の中にある物語世界を音楽で表現していたアウトサイダー作曲家 Charles Joseph Smith。子どもの想像力と大人の作曲技法が混ざったような独特の世界観を持ち、音楽業界やアカデミックな世界の外側で誰にも知られることもなくひたすら自分の世界を作り続けた彼の、特に異彩を放つ楽曲をまとめた決定的アーカイブ『Charles Joseph Smith – Collected Works and War of the Martian Ghosts』。クラシック、SF、ミニマル、電子音楽、そして彼独自のストーリーテリングが混ざり合う非常にユニークな音楽性で、伝統的なクラシックの語法をベースにしながらも、構造は独特で、反復や奇妙なフレーズが続く。どこか懐かしく、しかし奇妙に歪んだ音の風景はどこにも属さない個人的なもの。頭の中の宇宙をそのまま音にしたような、唯一無二のアウトサイダー作品。

Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (LP)
Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (LP)RVNG INTL.
¥3,587

ボルチモア発のエクスペリメンタル・ロック・カルテットHorse Lordsが、ロックの枠を越えて進化し続ける最新作。ギター、サックス、ベース、ドラムがそれぞれ独立した周期で動きながら、ひとつの巨大な構造物として立ち上がる独特のアンサンブルは健在で、今作ではそこに初めて本格的なヴォーカルが加わることで、音の層に新しい呼吸が生まれている。反復するフレーズが少しずつズレ、絡み合い、やがてトランス感を生むプロセスは、ミニマルミュージックとポストパンクの鋭さが同時に走るような感覚。バスクラリネットやトロンボーンの低音が加わる場面では、音響的な厚みが増し、複雑な構造にもかかわらず強烈に身体を揺らすグルーヴが生まれている。知的でありながら、ライブバンドとしての生々しさも失わない、Horse Lordsの現在地を鮮やかに示す一枚。

Hanakiv - Interlude (LP)Hanakiv - Interlude (LP)
Hanakiv - Interlude (LP)Gondwana Records
¥4,724

エストニア出身、ロンドンを拠点に活動するピアニスト、作曲家Hanakivの最新作『Interlude』が〈Gondwana Records〉から登場。前作の深く美しい瞑想的なピアノ・アルバム『Goodbyes』などの作風から一歩踏み込み、本作ではソングライティングと声の表現を取り入れている。自身のヴォーカルをフィーチャーした楽曲が収録され、ピアノの余白に溶け込むような囁き声が、作品全体に暖かみを与えている。静謐でありながらどこか生命力を帯びた、柔らかく光を放つピアノ、繊細なストリングス、控えめな電子処理が重なり、時間が止まったような瞬間を丁寧にすくい取る。エストニアの自然や聖歌の記憶と、ロンドンの先鋭的な音楽環境が交差した、懐かしくもあり、新しくもある一枚。

Monolake - Interstate (2LP)Monolake - Interstate (2LP)
Monolake - Interstate (2LP)FIELD
¥6,985

Monolakeが1999年に発表していた『Interstate』が、オリジナルリリースから27年を経て初2LPヴァイナルとして登場!
初期のダブ・テクノ的アプローチから一歩進み、Max/MSPを駆使した音響設計はさらに深化。ミクロなリズムと精緻に変化するテクスチャーが有機的に絡み合い、実験電子音楽の多くの系譜に影響を与え続ける独自のサウンド・エコシステムを構築。全8曲はそれぞれ異なる音の生態系を形成しつつ、緻密なグルーヴが根のように張り巡らされる。Robert HenkeとGerhard Behlesが完全共同で制作した最後のアルバムにして、IDM/エレクトロニカ史に刻まれるマイルストーン的名盤。

Dewa Alit & Gamelan Salukat - Baur Bentur (LP+DL)Dewa Alit & Gamelan Salukat - Baur Bentur (LP+DL)
Dewa Alit & Gamelan Salukat - Baur Bentur (LP+DL)Black Truffle
¥5,035

バリの革新的作曲家Dewa Alitが率いるGamelan Salukatによる最新作。Dewa Alit自身が設計した11音階の独自調律のガムラン楽器群と、インドネシア出身のピアニストSri Hanuragaを迎え、ガムランとピアノが衝突しながらも一体化していくダイナミックな構造。金属的な倍音が渦を巻くガムランの層に、ピアノの打鍵が切り込むことで生まれるポリリズムは、アコースティックでありながら電子音楽のような鋭さを持つ。高速反復やミュート奏法が生む異常に精密で推進力のあるリズムの塊、そしてガムラン特有の揺らぎが共存し、聴くほどに迷宮へ引き込まれる。安易なクロスオーバーではなく、異なる調律とリズム体系がぶつかり合うことで生まれる新しい音響による先鋭的なリズム・サイケデリア!

Pascal Comelade - Métaphysique Du Hit-Parade (LP)Pascal Comelade - Métaphysique Du Hit-Parade (LP)
Pascal Comelade - Métaphysique Du Hit-Parade (LP)Week-End Records
¥6,086

トイピアノや小型楽器を駆使した独自のアヴァン・ポップで知られるPascal Comeladeが、40年にわたり録りためてきた私的ヒットパレードを一枚にまとめたコンピレーション『Métaphysique Du Hit‑Parade』。Ramones「Sheena Is A Punk Rocker」、Jonathan Richman「Egyptian Reggae」、The Kinks「Sunny Afternoon」、MC5「Ramblin’ Rose」など、ロック史を横断する名曲を、原曲の影だけを残してまったく別の生命体へと変換するコムラード流カバーとして収録。トイピアノのチリチリとした響き、ミニマルに反復するフレーズ、奇妙なユーモアと温かいノスタルジー。ロックの名曲が夢の中の残響のように歪み、柔らかく再構築される。さらに Bob Dylan「Girl from the North Country」とNirvana「Come As You Are」は本作のための新録音。ロックの記憶を自分の言葉で語り直すような、個人的でありながら普遍的なカバー・アンソロジー。

Petre Inspirescu - Vîntul Prin Salcii (CD)
Petre Inspirescu - Vîntul Prin Salcii (CD)Mule Musiq
¥2,897

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を行くPetre Inspirescuによる、2017年リリースのジャズやクラシックの要素を取り入れたミニマル・アンビエント作品『Vîntul Prin Salcii』。柳を吹き抜ける風という詩的なタイトルが示すように、自然との調和や静けさ、時間の流れを感じさせる静謐な音世界。

Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)
Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)Mule Musiq
¥2,897

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を行くPetre Inspirescuが、2015年に〈Mule Musiq〉からリリースしたアンビエント作品。ピアノ、ストリングス、管楽器などの生楽器をを取り入れ、静謐でチルアウト的な空気感のリスニング志向のサウンドで、ルーマニア語で「雨が降る」というタイトルにふさわしい、内省的で詩的な雰囲気が漂う。ダンスミュージックと現代音楽の境界を探る彼の姿勢を鮮やかに示すとともに、ルーマニア・ミニマルの新たな可能性を提示した一枚。

La Dusseldorf - Viva (Opaque Blue Vinyl LP)
La Dusseldorf - Viva (Opaque Blue Vinyl LP)Klimt Records
¥3,758

NEU!解散後にKlaus Dingerが結成したLa Dusseldorfによる、1978年リリースの2ndアルバム『Viva』。Dingerの代名詞であるモーターリックで直進的なビートが全編を貫き、シンセとギターのレイヤーが広がりを描きながら、都市的でクリアなを作り上げている。ミニマルな反復の中に祝祭感が宿る15分超の壮大なアンセム「Cha Cha 2000」をはじめ、Neu! よりもポップで開放的なムードが際立っており、クラウトロックの実験性と、ロックの普遍的な高揚感が絶妙に交差する、時代を超えて輝き続ける一枚。

La Dusseldorf (Blue Vinyl LP)
La Dusseldorf (Blue Vinyl LP)Klimt Records
¥3,756

NEU!解散後にKlaus Dingerが結成したLa Dusseldorfによる、クラウトロックの実験性をポップに昇華させたデビュー作。収録曲「La Düsseldorf」「Silver Cloud」「Time」は、反復するモータリック・ビートとシンセの煌めきによって、催眠的かつ祝祭的な空気を生み出しており、Klaus Dingerのエネルギッシュなヴォーカルとミニマルな構成の中に広がる開放感が印象的。ジャーマン・ロックの枠を越えたジャンル横断的な魅力を放ち、アートロック的な視点とDIY精神が融合したこのアルバムは、後のニューウェーブやテクノにも影響を与えた本作は、クラウトロックの進化を象徴する一枚として、今なお新鮮な輝きを放ち続けている。

Philip Glass - Music With Changing Parts (2LP)
Philip Glass - Music With Changing Parts (2LP)Superior Viaduct
¥6,112

11月上旬再入荷。1971年、フィリップ・グラスが自身のレーベル〈Chatham Square〉から発表したデビュー作『Music With Changing Parts』。後にミニマリズムと呼ばれる潮流の核心ともいうべき、ファルフィッサ・オルガン、木管、エレクトリック・ヴァイオリン、声などを用いた初期アンサンブルの原型が収められている。アルペジオ、持続音、声のドローンが少しずつ形を変えながら積み重なり、巨大な音響の建築物がゆっくりと立ち上がる。モバイル録音による生々しい質感も相まって、演奏者の呼吸や微細な揺れがそのまま音の一部となり、機械的な反復と人間的な揺らぎが同時に聴こえる。反復が続くほど細部が浮かび上がり、聴き手の知覚が少しずつ変化していく、ミニマル音楽の恍惚的構造の原型。変化し続ける反復という、初期グラスの音響世界をもっとも純度高く記録した重要作。

LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)
LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)Luaka Bop
¥3,373

韓国の語り歌パンソリの語り口を、太いベースラインとミニマルなグルーヴに重ねる独自のスタイルで世界的に注目を集めるLEENALCHIの魅力を6曲に凝縮した国際版タイトル『Here Comes That Crow』。パンソリ的な語り歌がベースの反復と絡み合いながらリズムそのものを形づくる構造を中心に、声のレイヤーが跳ねるように重なり、ミニマルなのに躍動的なポップ感が際立つ。電子音と生音が混ざり合い、未来的サイケ・ポップの質感の「Bird」やタイトル曲「Here Comes That Crow」、 低域の反復がじわじわと広がり、声の層が増えていく構造が心地よい長尺トラック「Ultimate Prescription」などを収録した、語り歌とベースグルーヴという革新的スタイルを世界向けに再提示する韓国ポップの新しい形。

Ondanaconda (LP)Ondanaconda (LP)
Ondanaconda (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,543

スイスはジュネーブの実験音楽クァルテットOndanacondaが、口琴を中心にした音響探求という極めてユニークなコンセプトで作り上げたデビュー作。口琴をアンプリファイし、処理を施し、ドローン、パーカッション、ベースへと変形。金属的な響きが増幅されることで、アコースティック楽器でありながらシンセのような太さや揺れを獲得。口腔そのものが楽器になるという原始的な力と、現代音楽的な緊張感が同時に立ち上がる。静かに揺れる倍音が美しい長尺ドローンから、パーカッシブな躍動が前面に出る楽曲まで、同じ楽器を使っているにも関わらず曲ごとにまったく異なる音の風景が展開される。息のノイズ、身体の動き、口腔の共鳴がそのまま音楽の素材となり、電子音よりも 人間の呼吸のリズムが前に出るのが特徴的。古代的な楽器を大胆に再発明したエレクトロ・アコースティックの新機軸。

Cocanha - Flame Folclòre (CD)
Cocanha - Flame Folclòre (CD)Les Disques Bongo Joe
¥2,789

フランス南部、オクシタニア地方を拠点に活動する女性デュオCocanha による、声とタンバリンを中心にしたミニマルな編成で、オクシタン語のフォークロアを、懐古ではなく、今を生きる表現として再構築したアルバム『Flame Folclòre』。複数声部のポリフォニーが渦を巻き、弦付きタンバリンの深いパルスが身体を揺らす。反復の中で徐々に熱を帯びていく構造は、伝統音楽でありながらミニマルで身体的なトランス感のあるサウンド。プロデュースにはRosalíaやLee Ranaldoを手がけるRaül Refreeが参加し、声の近さや打楽器の生々しさを際立たせた緊張感のある音像を作り上げている。古い旋律と新しいテキストを組み合わせ、フォークロアを組み直す、現行フォークの最前線。

Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (White Vinyl LP)
Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (White Vinyl LP)RVNG INTL.
¥3,821

ボルチモア発のエクスペリメンタル・ロック・カルテットHorse Lordsが、ロックの枠を越えて進化し続ける最新作。ギター、サックス、ベース、ドラムがそれぞれ独立した周期で動きながら、ひとつの巨大な構造物として立ち上がる独特のアンサンブルは健在で、今作ではそこに初めて本格的なヴォーカルが加わることで、音の層に新しい呼吸が生まれている。反復するフレーズが少しずつズレ、絡み合い、やがてトランス感を生むプロセスは、ミニマルミュージックとポストパンクの鋭さが同時に走るような感覚。バスクラリネットやトロンボーンの低音が加わる場面では、音響的な厚みが増し、複雑な構造にもかかわらず強烈に身体を揺らすグルーヴが生まれている。知的でありながら、ライブバンドとしての生々しさも失わない、Horse Lordsの現在地を鮮やかに示す一枚。

菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (LP)
菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (LP)Ambient Sans
¥5,786

11月中旬再入荷。菅谷昌弘が1987年に制作した舞台音楽作品で、前衛舞踏団「パパ・タラフマラ」の公演『ALEJO』のために書き下ろされたサウンドトラック『Music From Alejo』が〈Ambient Sans〉より、初のヴァイナル・リイシュー!反復と間を活かした構成で、舞台の動きと呼応するようなミニマルで静謐な電子音響に、アンビエント的な広がりと、日本的な情緒を感じさせる旋律が共存。舞台芸術との融合を前提としながら、音楽単体でも成立する完成度を持つ、1980年代日本の実験音楽と舞台芸術の交差点を象徴する重要作であり、Sugayaの音楽家としての詩的感性と構造美が凝縮された一枚。今回の再発では、日本の自宅訪問時の写真と菅谷昌弘への独占インタビューを収録したインサートも付属。

Réti Virág - Peremidő (LP)
Réti Virág - Peremidő (LP)BLUE SUN
¥3,281

ブダペストのマルチメディア・アーティストRéti Virágが、同じくブダペストを拠点とする〈Blue Sun〉のよりダークで実験的、そして内省的な音楽的ビジョンを提示する新ラインBlue Seriesの第1弾として発表する最新作『Peremidő』。ハンガリー語で「境界の時間」を意味するタイトルの通り、夜明けから月明かりまでの移ろいを6つのアンビエント小品で描き出す。空気のようなテクスチャーがゆっくりと構造的思考に移り変わり、パーカッションが前面に出てくるにつれて、穏やかな無秩序や予期せぬ音が表面化してゆく。自然を抽象化したような、冷たさよりも湿度と体温を感じさせる音像で、東欧アンビエント特有の陰影と詩情が静かに滲む。曲名にはすべて現地の動植物の民俗名が使われ、幼少期に川辺で過ごした時間の記憶がモチーフ。都市のノイズから離れた、静かなエスケープ・ゾーンのような音楽が丁寧に紡がれている。

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