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Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)
Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)Mule Musiq
¥2,897

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を行くPetre Inspirescuが、2015年に〈Mule Musiq〉からリリースしたアンビエント作品。ピアノ、ストリングス、管楽器などの生楽器をを取り入れ、静謐でチルアウト的な空気感のリスニング志向のサウンドで、ルーマニア語で「雨が降る」というタイトルにふさわしい、内省的で詩的な雰囲気が漂う。ダンスミュージックと現代音楽の境界を探る彼の姿勢を鮮やかに示すとともに、ルーマニア・ミニマルの新たな可能性を提示した一枚。

Fling ii (LP)Fling ii (LP)
Fling ii (LP)Black Sweat Records
¥3,995

米ミシガン出身ながら、心は70年代ドイツの実験音楽シーンに根ざすというコンセプトがユニークなプロジェクト Fling II によるセルフタイトル・デビュー作。NEU!やCANのモータリックなリズム、ClusterやKraftwerk的な電子音響の質感を取り入れつつ、現代的な解釈を加えた強烈なクラウトロック・リバイバル。ギター、シンセ、フェンダー・ローズ、ウーリッツァーなど多彩な楽器を駆使し、70年代クラウトロックのサウンドを細部まで再現。現代的な感性と録音技術も随所に垣間見える懐かしさと新鮮さを同時に感じさせる作品。

Eden Lonsdale -  Dawnings (2CD)
Eden Lonsdale - Dawnings (2CD)Another Timbre
¥4,326

Eden Lonsdale による、夜明け前の薄明かりのように、静かな音が少しずつ形を変えながら広がっていく作品『Dawnings』。長く伸びる持続音が重なり、その内部でわずかな揺らぎや色の変化が生まれる。大きな動きはほとんどないにも関わらず、聴いていると空気の密度が少しずつ変わっていくような感覚がある。音が動くというより、
空間そのものがゆっくりと明るくなっていくような印象の Lonsdale の音楽は、微細な音の重なりだけで豊かな表情が生み出されている。静けさが主役となり、その中で生まれる小さな変化が、まるで光が差し込む瞬間のように繊細に響く。何も起きていないようでいて、実は絶えず変化しているという静かなドラマを描いた、内省的で美しい一枚。

Magnus Granberg & Skogen - The Willow Bends and So Do I (CD)
Magnus Granberg & Skogen - The Willow Bends and So Do I (CD)Another Timbre
¥2,483

Magnus Granberg が自身のアンサンブル Skogen とともに作り上げた、静かな音がゆっくりと重なり合い、ほどけ、また寄り添うことで生まれる揺らぎの風景を描いた作品『The Willow Bends and So Do I』。Skogen のアンサンブルは、明確な旋律やリズムを提示するのではなく、薄い音の層をそっと重ね、離れ、また戻しながら、音と音のあいだに生まれる微細な関係性を浮かび上がらせる。その動きは控えめなのに、微妙なズレや滲みが、時間の流れを静かに変えていく。風にしなる柳のように、柔らかく、控えめで、しかし確かな存在感を持つ音楽。聴くほどに少しずつ景色が変わっていく静謐な一枚。

Brendan Eder Ensemble - Therapy (LP)Brendan Eder Ensemble - Therapy (LP)
Brendan Eder Ensemble - Therapy (LP)Not On Label
¥5,116

ロサンゼルスの作曲家 Brendan Eder が率いるアンサンブルによる、臨死体験、神智学、哲学の影響を背景に、室内楽の繊細さとミニマルの反復、そしてアンビエントの柔らかい空気感が静かに溶け合う、心の深部に触れるような作品『Therapy』。本作の制作は、Brendan Eder がエイフェックス・ツインの楽曲をカバーした経験から、Richard D. Jamesなら室内アンサンブルと教会オルガンを使って何をするだろう?という発想からスタート。アルバムには、エイフェックス・ツインのカバーも2曲収録されている。楽曲中では、木管・弦・パーカッションが中心の小編成アンサンブルが呼吸するように動き、シンプルなパターンがゆっくりと変化していく。音は決して強く主張せず、余白の多いアレンジが感情の揺れを受け止めるように広がり、どこか懐かしい和音やメロディ、映画音楽的な感触が記憶の奥を静かに刺激する。現代音楽の緻密さを持ちながら、聴き心地は驚くほど軽やかで、日常の中にふっとおさまる静かなセラピーのよう。癒しという言葉では収まりきらない、深い感情の層に触れうる一枚。

D.A.F., Terence Fixmer - El Que (Terence Fixmer Remixes) (12")D.A.F., Terence Fixmer - El Que (Terence Fixmer Remixes) (12")
D.A.F., Terence Fixmer - El Que (Terence Fixmer Remixes) (12")MANNEQUIN
¥3,887

EBM(Electronic Body Music)の原点を作った最重要バンドとして知られるD.A.F の名曲「El Que」を、フランスのテクノ/EBMシーンのパイオニアで、 長年同曲をDJセットでプレイしてきたほどの愛好家Terence Fixmerが再構築した12インチ。原曲の生々しい筋肉質のパルスを残しつつ、よりシャープで現代的なクラブ仕様にアップデートしたLeather Remix、より推進力のある、ダークでストイックなテクノ寄りのアプローチのDrive Remixを収録。

菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (Red Vinyl LP)
菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (Red Vinyl LP)Ambient Sans
¥6,497

4月上旬再入荷(3月上旬分は完売しました)。菅谷昌弘が1987年に制作した舞台音楽作品で、前衛舞踏団「パパ・タラフマラ」の公演『ALEJO』のために書き下ろされたサウンドトラック『Music From Alejo』が〈Ambient Sans〉より、初のヴァイナル・リイシュー!反復と間を活かした構成で、舞台の動きと呼応するようなミニマルで静謐な電子音響に、アンビエント的な広がりと、日本的な情緒を感じさせる旋律が共存。舞台芸術との融合を前提としながら、音楽単体でも成立する完成度を持つ、1980年代日本の実験音楽と舞台芸術の交差点を象徴する重要作であり、Sugayaの音楽家としての詩的感性と構造美が凝縮された一枚。今回の再発では、日本の自宅訪問時の写真と菅谷昌弘への独占インタビューを収録したインサートも付属。

Minami Deutsch/南ドイツ - With Dim Light (LP)
Minami Deutsch/南ドイツ - With Dim Light (LP)Guruguru Brain
¥5,382

2025年リプレス!日本から世界のサイケデリック/インディ・シーンを牽引した名バンド、幾何学模様のGo & Tomoが2014年に創設したインディペンデント・レーベルであり、シベールの日曜日や破地獄、Satomimagaeといった大変ユニークなアクトを送り出してきた名門〈Guruguru Brain〉発の名作!ポスト・パンキッシュでクラウトロックへの愛に溢れる実験的バンド、南ドイツによる18年の傑作アルバム『With Dim Light』をストック!このバンドの最大の魅力といえる、反復的なビートへの鋭いアプローチと、精巧で構成的なソングライティングを軸に、モータリックでグルーヴィな60'sサイケデリック・ロック・サウンドが展開される素晴らしい作品。

Kory Reeder & Apartment House - Homestead (CD)
Kory Reeder & Apartment House - Homestead (CD)Another Timbre
¥2,483

Kory Reeder が長年探求してきた、静けさ、持続、微細な変化という美学を、Apartment House が繊細に実現した『Homestead』。音はほとんど動かず、語らず、ただ空間にそっと置かれる。そのわずかな揺らぎや間合いが、広い土地に吹く風のようにゆっくりと変化し、静けさそのものが風景のように立ち上がる。Reeder の抑制された書法と Apartment House の透明な演奏が重なり、フェルドマン以降の静謐なミニマリズムと、アメリカの土地が持つ開放感が同時に息づいている。音と空気が溶け合い、静けさの中に豊かな色彩が立ち上がる一枚。

Catherine Lamb -  Muto Infinitas (CD)
Catherine Lamb - Muto Infinitas (CD)Another Timbre
¥2,483

アメリカ出身の現代音楽作曲家で、微分音、持続音、音の重なりによる色彩的ハーモニーを探求する作風で知られるCatherine Lamb の、極めて静謐で深い没入感を持つ作品『muto infinitas』。音は明確な旋律やリズムを持たず、ゆっくりと重なり合いながら倍音が浮かび上がり、わずかな音程差が生む揺らぎが空間全体に広がっていく。Lamb 特有の精密なハーモニー設計と、音響空間を楽器の一部として扱う感覚が純度高く現れた本作は、ドローンやミニマリズムを超えて、音と空気の関係を探るかのよう。音の色彩、空間、倍音の揺らぎをじっくり味わい、メロディやリズムという概念を超えて、音が存在することそのものを聴くような音楽。

Mark Fell -  Ten Types of Elsewhere (CS)Mark Fell -  Ten Types of Elsewhere (CS)
Mark Fell - Ten Types of Elsewhere (CS)Line
¥3,234

ミニマル・エレクトロニクスの探求者 Mark Fell による、電子音の配置、反復、ズレといった彼の美学を極限まで研ぎ澄ませたカセット作品『Ten Types of Elsewhere』。クリック、パルス、微細なトーンが幾何学的に並びながら、わずかな変化や揺らぎによって、音が空間そのものを描き出すような独特の感覚を生み出している。冷たく精密な電子音の連なりの中に、カセット特有の歪みや帯域の丸みが混ざり、無機質さと温度の揺らぎが同居。抽象的でありながらどこか有機的な深夜のような空気は、静かで、緊張感があり、どこか遠くの場所へ意識が引き寄せられるよう。Mark Fell の音響的思考が最も純度高く提示された、密度の高いミニマル・エレクトロニクス。

Jim Jarmusch & Anika - Father Mother Sister Brother (Original Music from the Film) (Magenta Vinyl LP)Jim Jarmusch & Anika - Father Mother Sister Brother (Original Music from the Film) (Magenta Vinyl LP)
Jim Jarmusch & Anika - Father Mother Sister Brother (Original Music from the Film) (Magenta Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥3,521

3月下旬再入荷。トム・ウェイツ、アダム・ドライバー、ケイト・ブランシェットらも出演の、映画『Father Mother Sister Brother』へのサウンドトラック。本作は映画監督ジム・ジャームッシュと音楽家Anikaのコラボレーション作品で、もともと音楽への造詣が深く、自身もバンドSQÜRLのメンバーとして活動するジム・ジャームッシュも音楽制作に直接関与。Anikaとの共同名義でクレジットされており、作曲・演奏・プロデュースの面で両者が協働しており、 彼の詩的な感性とAnikaのミニマルな音響スタイルが融合し、映画の世界観を支える静謐で幻想的な音楽を生み出している。曲目には「Spooky」「Disorder」「The Lake」「Twins」「Emptiness」など、映画の情景を反映したタイトルが並び、Kaleidoskop弦楽四重奏団との共演によるジャクソン・ブラウンの「These Days」のカバーも収録。ジャームッシュ作品らしい静かな余韻と、アニカの音響的探求が交差する、映画と音楽の境界を越えた芸術的なサウンドトラックとなっている。

Carrier - Rhythm Immortal (2LP)
Carrier - Rhythm Immortal (2LP)Modern Love
¥6,298

先鋭的英国のテクノ・プロデューサー、ShiftedことGuy BrewerによるプロジェクトCarrierの待望のフルアルバム作品『Rhythm Immortal』が〈Modern Love〉より登場。アンビエント・ダブやUKベース、実験的な音響に焦点を当てたこれまでの12インチ作品は、Carrier名義の音楽的世界観を段階的に構築してきた重要な布石であり、本作はその集大成とも言える位置づけ。Voice ActorやMemotoneとのコラボを含み、PhotekやRhythm & Soundの影響を感じさせる冷徹かつ官能的なサウンドスケープを展開。夢と現実の境界を揺さぶるような音像は、ダンスフロアを超えた深い没入をもたらし、Guy Brewerの音楽的進化を示す新章の幕開けともいうべき一枚。Rashad Beckerによるマスタリングで、音質面も万全の仕上がり。

Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)
Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)Ideologic Organ
¥3,826

3月上旬再入荷(2月下旬分は完売しました)。声とヴィオラを中心に、ペルシャ古典音楽・ガムラン・ミニマリズムなど多様な要素を融合した、Jessika Kenney & Eyvind Kangによる深淵で霊的なサウンドコラボレーション第2弾『The Face of the Earth』。Kenney の透明で祈りのような声は、言語を超えた響きとして空間に漂い、Kang のヴィオラやセタールはその周囲にゆっくりと揺らぐドローンを描き出す。ペルシャ詩のテキストやジャワ音楽の影響が随所に感じられながらも、全体としてはジャンルを超えた抽象的な音響作品として成立しており、静謐でスピリチュアルな実験音楽の魅力が凝縮された一枚。

Alan Vega (Magenta Vinyl LP)Alan Vega (Magenta Vinyl LP)
Alan Vega (Magenta Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥3,575

3月下旬再入荷(3月中旬分は完売しました)。SuicideのヴォーカリストAlan Vegaによる、オリジナルは1980年リリースのソロ・デビュー作がリマスターされて再発。Suicideの電子的な攻撃性を離れ、ブルースやロカビリーのルーツへ回帰。エルヴィス・プレスリーへの敬愛を反映したヴォーカルスタイルで、ミニマルで荒削りな音作りのアートパンク的な緊張感を持つ。Suicideがディスコ路線を志向する中、Vegaは個人的な音楽的アイデンティティを追求。初期ロックンロールをアートパンクのフィルターを通して再解釈したような強烈なアウトサイダー的エネルギーを放つ、アンダーグラウンド・カノンの中で重要な位置を占めるカルト的名盤。

Horse Lords & Arnold Dreyblatt -  FRKWYS Vol. 18: Extended Field (LP)Horse Lords & Arnold Dreyblatt -  FRKWYS Vol. 18: Extended Field (LP)
Horse Lords & Arnold Dreyblatt - FRKWYS Vol. 18: Extended Field (LP)Rvng Intl.
¥3,439

アメリカのアヴァンロック・カルテットHorse Lordsと、ミニマル音楽の重鎮Arnold Dreyblattによる、〈RVNG Intl.〉の世代を超えた音楽家によるコラボレーションをテーマとしたFRKWYSシリーズ第18弾『FRKWYS Vol. 18: Extended Field』。Dreyblattが長年探求してきた純正律とHorse Lordsのポリリズミックで実験的な演奏スタイルが融合し、緻密でありながら身体的なグルーヴを持った作品となっており、金属製ダブルベースの弓奏、変則チューニングのギター、複雑なドラムパターンが交錯する。Dreyblattの緻密な音響とHorse Lordsのライブ感、ミニマリズムが持つ理論的な厳密さとアヴァンロックの肉体的強度、Horse Lordsの複雑なリズム構造とミニマリズムの反復美学という、ミニマリズムとアヴァンロックの新たな接点を提示しており、考えながら踊るような、知的でありながら感覚的にも深く響く一枚となっている。

Om - Advaitic Songs (2LP)
Om - Advaitic Songs (2LP)Drag City
¥4,372

2025年リプレス!オリジナルは2012年リリースの、OMの5作目となるアルバム『Advaitic Songs』。ミニマルかつ儀式的なドゥーム/ドローンを基盤にしながら、今作はチェロやヴァイオリンなどのストリングス、女性ヴォーカル、中東・南アジア的要素を含む旋律など、より多層的で荘厳な音響が全編にわたって注ぎ込まれている。スティーヴ・アルビニをはじめとするエンジニア陣の手によって生々しく記録された音像は、深いリヴァーブと空間的広がりを持ち、まるで聖堂の中で演奏されているかのような響きを持つ。スピリチュアル・ジャズや中東音楽、グレゴリオ聖歌やヨーロッパー中世音楽、神秘主義的ドローンなどに通じる要素を取り入れながら、ドゥームの骨格を保ち続けている点も驚異的で、宗教的・哲学的なミニマル音楽と東洋的エッセンスをも融合させた、スピリチュアル・ドゥーム/メディテーショナル・ドローンとでも言うべき、極めてユニークな充実作!

John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)
John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)Shelter Press
¥1,896

3月上旬再入荷。John Also Bennettによる、2019年の『Erg Herbe』以来となるソロ作『Ston Elaióna』が〈Shelter Press〉から登場!本作は、彼が現在拠点とするギリシャ・アテネで制作され、バスフルートと純正律によるYamaha DX7iiシンセを中心にしたエレクトロアコースティック作品で、早朝の静けさのなかで録音された音は、古代と現代が交錯するアテネの空気をそのまま封じ込めたような、詩的で内省的な響きを持っている。タイトル「Ston Elaióna(オリーブの木立にて)」が示す通り、土地の風景や歴史、都市の雑音、教会の鐘、嵐、家の中の出来事といった日常の体験と環境音が深く反映された、都市のアンビエンスやフィールド録音を織り交ぜた静謐な全9曲。ミニマルで感情豊かな音世界が展開される。現存する世界最古の楽曲「Seikilos Epitaph」のカバーをはじめ、宗教的な感情やギリシャ神話、土地の記憶が静かに反響するような雰囲気で、古代と現在、外界と内面を音で結ぶ。長年の漂泊と深いリスニングの実践が、ミニマルでスピリチュアルな音世界に結晶したような一枚。

The Necks - Unfold (2LP)The Necks - Unfold (2LP)
The Necks - Unfold (2LP)Ideologic Organ
¥4,942

オーストラリアの即興トリオ The Necks が、自身の長尺即興という定型を大胆に崩し、4つの独立した長編トラックによって多方向へ広がる音世界を提示した異色作『Unfold』。Chris Abrahams の反復しながら微細に変化するピアノ、Lloyd Swanton の深く揺らぐベース、Tony Buck のパーカッションが織りなすテクスチャは、ミニマル・ミュージック、アンビエント、ジャズ、ドローン、ポストロックといった要素を自然に横断しながら、The Necks 特有の伸び縮みするような時間感覚を生み出していく。静謐なサウンドスケープから緊張感のあるパルス、濃密なドローンまで、彼らの即興性と音響的探求が新たな形で結晶した、The Necks の多面性を鮮やかに体験できる一枚。

Jessica Moss -  Unfolding (CD)Jessica Moss -  Unfolding (CD)
Jessica Moss - Unfolding (CD)Constellation
¥1,758

Silver Mt. ZionやBlack Ox Orkestarでの活動を経てきたモントリオールのヴァイオリニスト/作曲家、ジェシカ・モスのソロ作の中でももっとも静謐で内省的な一枚。初めてアンビエントと呼べる領域に踏み込んだ作品だが、いわゆる抽象的なアンビエントではなく、ポスト・クラシカル、ドローン、ミニマリズム、メタルやパワー・エレクトロニクス、フォークの要素が交錯する、ジャンルを横断する音世界になっている。ヴァイオリンの旋律を重ね合わせ、エレクトロアコースティック処理や断片的な声を織り込みながら、The Necksのドラマー、トニー・バックのパーカッションを交えて構築されるサウンドは、祈りや儀式のような緊張感と、喪に服すような抑制を帯びている。Radwan Ghazi Moumneh(Jerusalem In My Heart)と共に制作し、アルバムは「わたしたちの生きているうちに、自由なパレスチナを」という献辞とともに掲げられている通り、Jessica Mossがこれまで培ってきたドローン/クラシカル/フォークの美学が、もっとも瞑想的で政治的に強いかたちで結晶した作品。

Atàvic - Creatividad Artificial E.P (12")
Atàvic - Creatividad Artificial E.P (12")Alpenglühen
¥3,274

スペインの電子音楽家 Estrato Aurora と Absis によるコラボレーション・プロジェクト Atàvic。彼らが追求してきたテクスチャーの自発的な進化と音の有機性をさらに深めた、静かで密度の高いミニマル・エレクトロニック作品『Creatividad Artificial E.P』。抑制されたビートと柔らかい低音の脈動を軸に、粒子のような音がゆっくりと浮かび上がり、空間に広がってゆく。メロディはほとんど姿を見せず、代わりに音の揺らぎや残響が物語を紡ぐ。過剰な装飾を排し、音が自然に変化していくプロセスそのものを聴かせる構造は、クラブ・ミュージックと純粋な音響作品の中間に位置する独特の魅力を放っている。夜明け前のような薄明かりのムードと、質感を主役に据えた、〈Alpenglühen〉の美学を体現する、深いリスニングに最適な一枚。

Rezo Glonti - Recollections V-VI (7")Rezo Glonti - Recollections V-VI (7")
Rezo Glonti - Recollections V-VI (7")Intergalactic Research Institute For Sound
¥2,941

ジョージア出身の電子音楽家 Rezo Glonti による、過去の記憶や風景を音の断片として再構築する Recollections シリーズの続編となる7インチ作品『Recollections V–VI』。短いフォーマットながら、彼の音楽が持つ透明感のあるアンビエント、繊細なエレクトロアコースティック、微細なノイズの揺らぎが凝縮されており、フィールド録音のような自然なテクスチャーと、柔らかく重なる電子音が静かに呼応し、過去の風景がぼんやりと浮かび上がるような感覚を生む。大きな展開はなく、音の粒子がゆっくりと漂うだけだが、その余白こそが作品の魅力で、聴くほどに深い内省へと沈み込んでいく。小さくも豊かなアンビエント作品。

菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (LP)
菅谷昌弘 Masahiro Sugaya - アレッホ - 風を讃えるために Music From Alejo (LP)Ambient Sans
¥5,568

4月上旬再入荷(3月中旬分は完売しました)。菅谷昌弘が1987年に制作した舞台音楽作品で、前衛舞踏団「パパ・タラフマラ」の公演『ALEJO』のために書き下ろされたサウンドトラック『Music From Alejo』が〈Ambient Sans〉より、初のヴァイナル・リイシュー!反復と間を活かした構成で、舞台の動きと呼応するようなミニマルで静謐な電子音響に、アンビエント的な広がりと、日本的な情緒を感じさせる旋律が共存。舞台芸術との融合を前提としながら、音楽単体でも成立する完成度を持つ、1980年代日本の実験音楽と舞台芸術の交差点を象徴する重要作であり、Sugayaの音楽家としての詩的感性と構造美が凝縮された一枚。今回の再発では、日本の自宅訪問時の写真と菅谷昌弘への独占インタビューを収録したインサートも付属。

MeNeM - NaMShaN / eShaMilDe (7")MeNeM - NaMShaN / eShaMilDe (7")
MeNeM - NaMShaN / eShaMilDe (7")KUMARU RECORDS
¥1,650

MeNeMによる、中央アジアから中東圏の伝統音楽の要素をミニマルな電子音響と融合させた、濃密でプリミティブな 7インチ『NaMShaN / eShaMilDe』。乾いたパーカッションの反復と儀式的なリズムが土着的な高揚感を生む「NaMShaN」、弦楽器を思わせる音色と柔らかな電子音が重なって、夜の静けさに溶け込むような瞑想的なムードを描き出す、よりメロディアスでスピリチュアルなトーンが前に出た「eShaMilDe」の2曲を収録。

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