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goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉からは、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」による2022年度ファースト・アルバム『Metal Zone』がアナログ・リリース。中川による弓弾きのチェロと日野の角ばったエレクトロクスとドラム・マシンのシンコペーションが、Photekの『Ni Ten Ichi Ryu』とArthur Russellの『World of Echo』を足し合わせたようなサウンドを生み出す、破格のエクスペリメンタル・クラブ・ミュージック作品!ZodiakことTakashi Makabeによるデザイン。Rashad Beckerによるマスタリング&〈Loop-o〉でのカッティング仕様。限定120部。
仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、尺八奏者・福田輝久による禅宗の伝統に根ざしたソロ演奏を収録したアルバム。 虚無僧の修行音楽として知られる普化宗の古典曲を中心に、息遣いや間が際立つ静謐な音世界が展開、「虚鈴」「三谷」「鹿の遠音」など、侘び寂びの美学を体現する楽曲が並ぶ。尺八一本による音の少なさが逆に空間を満たし、聴く者の内面に静かに語りかける。本格的な録音が一般に流通することがあまりない日本の伝統音楽の中で、仏〈Ocora〉からもアルバムをリリースする定評ある奏者によるまとまった録音は大変貴重なもの。
仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、日本の宮廷音楽「雅楽」の伝統的な演目を収録したアルバムで、「越天楽」や「蘇志摩」など、古代から伝わる管弦・舞楽の楽曲が収められており、笙・篳篥・龍笛などの雅楽器が響く。演奏は1887年に東京・小野照崎神社の宮司・小野良道によって創設された、仏〈Ocora〉からもアルバムをリリースする日本最古の民間雅楽団体のひとつ、Ono Gagaku Kaï(小野雅楽会)によるもの。本格的な録音が一般に流通することがあまりない雅楽の中で、民間団体でありながら、135年以上にわたって雅楽の伝統を守り続けている稀有な存在による荘厳で静謐な音世界が、日本古来の美意識を垣間見せてくれる貴重な録音。

世界中の良質レーベルを股にかける日本ダブ・テクノ界キーパーソンAltoneことYuki Takasakiによる、名門〈Echocord〉からの記念すべきデビュー作『Altone – Invincible Nature EP』。本作は静謐で硬派なダブ・テクノで、Rod ModellやQuantecの系譜に連なる、深く沈み込むような残響とコードの揺らぎが印象的。Altoneの硬質で無駄のないビートメイクと、上品なダブワイズ処理が際立っており、クラシックなダブ・テクノの様式美と現代的な空間処理が融合した、静かに深く響く一枚となっている、日本発の精緻なダブ・テクノの到達点!

激激サイケなトランス・リチュアル・ミュージック!イマジナリーかつ広大な地平です。これまた凄いものが、絶対にお見逃しなく。佐渡をルーツに活動を展開する打楽器集団”鼓童”の運営するレーベルである〈音大工〉からは、”鼓童”の一員である打楽器奏者の中込健太と住吉佑太からなるユニット、ケンタタクユウタタクの自作打楽器によるパフォーマンスを収めたカセット作品が登場。 Mohammad Reza MortazaviやRicardo Villalobos & Oren Ambarchi『Hubris』といった人力テクノの卓越した音景色に魅了されてきた人々にも推薦したいトライバル・ミニマルの極地とも言うべき一作!
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ケンタタクユウタタク2ndアルバム
デジタルリリースと共にカセットテープでのフィジカルリリース。カセットは100本限定です!
音から想像する。
音を創造する。
様々なストリーミングサービスで、なんでも聴ける時代に、「カセット」というメディアを選んだ中込健太&住吉佑太の二人から溢れ出る「音」は、自分の音、二人にしか出せない音にこだわり「NAYUTA」という作品になりました。
カセットデッキをご用意のうえ、デジタルでは絶対に再現できない、アナログ特有の質感や音質の違いを存分にお楽しみください。

横田進のカタログの中で最も愛され、高く評価されているアンビエントの金字塔『Sakura (Skintone Edition)』。オリジナルは1999年に自身のレーベル〈Skintone〉から発表されたものが〈Lo Recordings〉よりめでたくリイシュー。本作は、日本の「喜怒哀楽」という四つの感情を音楽で表現することを意図しており、そのサウンドは深遠な静けさからためらい、憂鬱、そして純粋な喜びへと、人間の心の移ろいを桜の花びらが舞うさまに重ねて辿る。穏やかなギターのループがかすかなドローンへと溶け込み、断片的なヴォイス・サンプルが揺らめいては消え、静かな水面に波紋のように突如リズムの脈動が現れるなど、アンビエント、テクノ、そしてドリーム・ポップの要素を彼独自の方法で融合。特に、Steve ReichのミニマリズムやHarold Buddのテクスチャからインスピレーションを得たサンプルワークは、懐かしさと斬新さが同居する独特の世界観を作り上げている。ブライアン・イーノやフィリップ・グラスといった巨匠たちからも絶賛され、ヨコタを国際的な音楽家へと押し上げたこの作品は、その儚くも力強い美しさによって、20年以上経った今もなお、聴く者に静けさと不思議な感覚を与え続ける、時代を超越した傑作。

版元完売につきお見逃しなく。名古屋を拠点に活動する音楽家、Shawn Seymourによるユニット、Lullatoneが届けるこのアルバムは、植物をテーマにしたアンビエント・コレクション。日常の中でひっそりと流れる空気のような楽曲群は、儚くも美しい旋律で構成されており、さながら音で綴るボタニカル日記のよう。ギターやトイピアノ、アナログ・シンセやカセット特有のノイズといった要素が、音の一粒一粒を大切に、繊細に編まれており、曲は短く、どれも1~2分程度だが、それがかえって一瞬の美しさを引き立てている。名古屋の花屋「Tumbleweed」で定期開催されているイベント「Flower Listening」のために作られた楽曲を基に構成されており、Shawnはこのイベントのために何曲も書き下ろし、それらが日常の他の場所や時間でもふと寄り添うような音楽へと育っていったという。音の質感はGigi Masinや吉村弘を思わせるが、Lullatoneならではのチャーミングなトーンが全体を包んでおり、シリアスすぎず、全体を通して穏やかな物語のような流れを感じさせる。日記風でもあり、ドリーミーでもある、植物と暮らす日々のための小さなサウンドトラック。

名古屋を拠点に活動する音楽家、Shawn Seymourによるユニット、Lullatoneが届けるこのアルバムは、植物をテーマにしたアンビエント・コレクション。日常の中でひっそりと流れる空気のような楽曲群は、儚くも美しい旋律で構成されており、さながら音で綴るボタニカル日記のよう。ギターやトイピアノ、アナログ・シンセやカセット特有のノイズといった要素が、音の一粒一粒を大切に、繊細に編まれており、曲は短く、どれも1~2分程度だが、それがかえって一瞬の美しさを引き立てている。名古屋の花屋「Tumbleweed」で定期開催されているイベント「Flower Listening」のために作られた楽曲を基に構成されており、Shawnはこのイベントのために何曲も書き下ろし、それらが日常の他の場所や時間でもふと寄り添うような音楽へと育っていったという。音の質感はGigi Masinや吉村弘を思わせるが、Lullatoneならではのチャーミングなトーンが全体を包んでおり、シリアスすぎず、全体を通して穏やかな物語のような流れを感じさせる。日記風でもあり、ドリーミーでもある、植物と暮らす日々のための小さなサウンドトラック。
1973年から1984年にかけての未発表音源を集めた、天才ギタリスト新津章夫の貴重なベストアルバムがLP形式で登場。名作「I/o」(1978年)の制作過程から、無印良品BGM制作期、「PETSTEP」(1982年)、「ウィンター・ワンダーランド」(1985年)時代のデモ音源まで、幅広い時期の作品を収録。倍速ギターと多重録音による独創的なサウンドスケープは、今なお世界的な評価を受けています。Side-AとSide-Bの全12曲を通じて、新津章夫の実験的かつアンビエントな音楽世界を体験できます。J.S.バッハとジミ・ヘンドリックスの影響を受けながら、独自の音楽性を確立した彼の創造的なアプローチが、この作品集に見事に表現されています。重量300グラム。音楽史に残る重要な記録として、ファンはもちろん、実験的音楽に興味を持つリスナーにもお勧めの一枚です。
Side-A
1. From Eternity To Schaffhausen Information - Demo (未来永劫)
2. Thumpin (どんつく)
3. Heidelberg - Demo 1 - (ハイデルベルグ 1)
4. India style 02 - 1975 - (インディア 02 -1975-)
5. Ludwig II - Demo - (ルートヴィヒ2世)
6. The Earliest Overdub Demo (最初の多重録音)
Side-B
1. Forest Of Maze - Ideation and Testing - (迷宮の森 -インスピレーション-)
2. Shonan Wave Waltz (湘南の漣)
3. Black Hole - Before Effect Processing - (ブラック・ホール)
4. Mandalas Take 4 (曼荼羅 4)
5. Mandalas Take 1 (曼荼羅 1)
6. PETSTEP Original Version (PetSteP オリジナル)
プロフィール 新津章夫(1952-2002)
10代初めよりギターを弾き始め、J.S.バッハとジミ・ヘンドリックスを師とし、全ての奏法を極める。1976年、自室にプロ用ミキシング・コンソールを持ち込み、3年半かけ、エンジニアも含め全てをまったく独りで「I/o」(日本フォノグラム1978年)を完成させる。無印良品スタート(1980年)時に店内BGMを共に手掛け細野晴臣をアドバイザーに迎えた「Pet Step」(ジャパンレコード1982年)、「ウィンター・ワンダーランド」(スイッチレーベル1985年)を発表。1980年代半ば、音楽の世界から身を引く。「I/o」がギターマガジン(2017年8月号)「ニッポンの偉大なギター名盤100」に選ばれ、「和レアリック・ディスクガイド」(ele-king books 2019年)に「I/o」と「Pet Step」が取り上げられるなど評価され続けている。「I/o」発売当時、新津章夫は「今にコンピューターで音楽を創る時代になる。そんな時代がやってきた時、ギター1本とわずかな楽器でこんな馬鹿な音楽を創ったヤツがいたって笑ってもらいたいんだよね。でも、その未来のミュージシャンたちにギターと多重録音だけで、このアルバムと同じ音は絶対に作れっこないという自信はあるけどね」と、常々語っていたという。

水晶の舟が2024年8月に北京のUFO Spaceで深夜に録音したライブ音源をもとにしたアルバム『夜想歌(Yasoka)』。 幻想的なギターと即興的な歌が織りなす、夜にまつわる情景と感情を描いた5曲を収録。 静寂と深遠さが共鳴する、サイケデリックかつスピリチュアルな音世界が広がる一枚。限定10部。

水晶の舟がドラマー志村浩二を迎えて2025年5月に東京・Silver Elephantで行ったライブ録音作品『UNDERGROUND SPIRIT 20 – 遠雷(Faraway Thunder)』。 サイケデリック・ロックと即興演奏が融合した深遠なサウンドが展開され、故Matt Zaunへの追悼の意も込められている。 幽玄なギターと浮遊感のあるヴォーカルが、遠くの記憶と情感を呼び起こすような一枚。限定10部。


ALFA RECORDS創立55周年企画の一環として、今年2月26日に唯一のアルバム『Apres-Midi』を約40数年ぶりにサブスク・CD・LP(完全生産限定盤)を再発したTESTPATTERN。中でもLPが発売告知と共に予約完売!既に各所にて高額で取引されている中、待望の2nd PRESSが決定!!今回の2nd PRESSは新たに仕様を変え、透明・クリア盤でリリース!
1980年代初頭のYENレーベル(細野晴臣と坂本龍一が設立)から生まれた実験的かつ洗練された電子音楽の代表例のひとつで、都会的でクールなサウンドと、ミニマルな構成美。細野晴臣がプロデュースを手がけており、YMOファンやシティポップ愛好家にも人気。
トラックリスト:
Side-A
01:Crescent Moon
02:Souvenir Glace
03:Beach Girl
04:Sea Breeze
05:Modern Living
Side-B
01:Ring Dance
02:Catchball
03:Techno Age
04:Ocean Liner
05:Aeroplane
次世代に伝えるべき'70s~'80sジャパニーズ・フュージョンの世界!
著書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』(星海社新書)が重版を重ね、TVやラジオなどのメディアにも出演する音楽ライターの栗本斉が選ぶ、日本のクロスオーヴァー/フュージョン・コンピレーション・シリーズ「CROSSOVER CITY」ビクター編のアナログ盤。
70年代後半から80年代にかけて発表された楽曲に特化し、日野皓正、渡辺貞夫といった音楽ファンならだれもが知っているメジャーなアーティストから、隠れた傑作まで、シティポップ・ファンや和モノDJにも好まれそうな曲を、有名曲や代表曲に縛られず「今聴いて新鮮な楽曲」に絞ってセレクト。
ジャケット・デザインは80sテイストのグラフィックで人気のステレオテニスが描き下ろしで担当。
選曲・監修・解説:栗本斉
トラックリスト:
Side A
1. Send Me Your Feelings/日野皓正(1979)
2. Virginity/響野夏子(1986)
3. Transparency/野呂一生(1985)
4. Aqua Blue/KANGAROO(1983)
5. 赤い道が走る国/八木のぶお(1979)
Side B
1. Misty Morning/奥 慶一(1981)
2. Hunt Up Wind/福村 博(1978)
3. Shining Guitar/秋山一将(1978)
4. Southern Dream/You & Explosion Band(1983)
山本精一との悶絶ユニット、想い出波止場を筆頭に様々なバンドで活躍してきた日本アンダーグラウンドを代表するギタリスト、津山篤。Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFOにも当初から在籍し、名だたるロック・フェスに名を連ね、英WIRE誌の表紙まで飾り世界を制したところでまさかの脱退、近年では武士ロックを標榜するサイケ奉行や、京都の長野友美とのトラッド・デュオで活躍。
「津山篤による北緯30度以北のギターソロ」は、そんな津山篤のギタリストとしてのむき出しの姿が聞けるアコースティック・ギター・ソロ・アルバムです。アナログ・オンリー、200枚プレス。ジャケットは銀色に輝くシートに刷られた津山氏の山での姿。津山氏はもう50年間も長野県の山の守人としての顔もあり、山小屋を経営し、遭難者を救助し、伊那谷の山を文字通り守り続けています。

サイバーオカルト音楽の神髄、ヘンリー川原アーカイブ・リリース後編・総力特集。今回は音楽家以上にメディアアーティストといえる彼の真骨頂、マルチメディアのための音楽、そしてアノニマス的な録音や共同制作音源もコンパイルし、川原の異形さを多面的に検証し終結に突入する。前作コンピの秘密を暴露するオカルティックなボーナスディスク付きCD3枚組。「サイバーオカルト音楽」とは何なのか・何だったのかという論考と川原作品の分析を掲載。テキスト面にも力を入れている。
※数量限定製造。
90年代の本邦サイバーオカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍したエンジニア的サウンド・アーティスト、ヘンリー川原は何をなし何を残し音楽界から去ったのか――その謎を探るべくお届けするアーカイブ第二集かつ集結編。
本作では川原が栽培したサイバーオカルト・サウンドの真骨頂であるニューメディアのための音源、また、野心を垣間見る変名・共同制作もあわせてコンパイル。当時の市場では怪しいキワモノとして扱うよりほかなかった、メディアアートと“ニューエッジ”と日本的霊性がデジタル信号化した川原の音楽の公正な評価を試みる。また、解説には精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したサイバーオカルトおよびその音楽についての総論と作品解説を掲載し、80年代後半から90年代初頭の四次元エアポケット的ミッシングリンクを解明する。
=作品仕様=
+ CD 3枚組(マルチケース/ブックレット封入)
+ 日本語・英語掲載
+ 解説・論考:江村幸紀
TRACKS:
DISC-1
01. みょうな気持ちになる
02. ハルマゲドンを越えて(1999年7月15日)
03. 69 with B-Dog
04. 愛のムーンライト
05. ゴア・ガジャの森の老人
06. バレンタイン(250年2月14日)
07. 愛のダンス
08. 水星の力
DISC-2
01. enDOLPHIN (Water Sonic Version)
02. 獣の傍らで眠る
03. 南風 #4
04. スタート・オン・ア・ジャーニー
05. Sim Sex
06. モーニング
07. ニューロ・ダンサー
08. 甜美的夢
09. 静止した時間
10. シネスセシア
11. Dolphin Dreams (Deep Relax Mix)
12. Dolphinic Meditation

UKの伝説的DJ Toruによるテクノ、ダンスホール、アンビエント、ハードコアなどを横断するロングトラックを中心にした2025年のカセット作品『Rescue At SW4』が〈The Trilogy Tapes〉からリリース。90年代にロンドンへ渡り、Plastic PeopleやVinyl Junkiesなどの伝説的クラブ/レコードショップで活動してきたToruの音楽的軌跡が、1時間半にわたる濃密な音響体験として結晶しており、緊張感と人間味が交錯するドラマチックな展開が魅力。 UK地下シーンの空気感と、ストイックなデトロイト・テクノの精神が融合し、クラブ以降の音楽の文脈に位置づけられる作品となっている。
90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したこのアウトサイダー作家を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証する(作品解説は江村幸紀)。今のアート文脈から無きものとして存在を抹消されるのなら、われわれがその記録を残すのみだ。
生前、ヘンリー川原が選んでいた収録曲は、挑発的で実験色強いものから、東南アジア音楽を用いたもの、サイバー感が充満したアンビエント、スピリチュアルなピアノ曲など多岐にわたるが、そこには精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したカウンターとしてのオカルト精神が見え隠れする。本コンピレーション収録ほぼ全曲が既発版とヴァージョンが仔細に異なる作家のフェイバリット版および未発表曲で、VINYL版はLP2枚組、CD版はCDのみボーナスディスク2枚を付けた3枚組となる。これまで知る由もなかった、本邦サイバー・オカルトと初期デジタル・メディアアートをミクストしたヘンリー川原の真相(深層)に迫る!
=作品仕様=
+ CD 3枚組(マルチケース/36P ブック封入/特殊アルミ紙使用)
+ 解説:沖啓介(寄稿)、武田崇元(インタビュー)、江村幸紀
+ 日本語・英語掲載
+ 装丁デザイン: 2yang
「まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな”音泉"が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!!」 — 宇川直宏(DOMMUNE)

タカオが長い月日をかけた待望のニューアルバムを携えて帰ってきた。『The End of the Brim』は、普遍的な聴きやすさを理想に掲げ、前作『Stealth』の抽象的エレメントから一転、具象的強度をもった曲、しなやかなリズム、メロディーの展開、洗練されたハーモニーに焦点を合わせている。タカオの未来を見据えたビジョンは、本作を他に類を見ないタイムレスな作品へと昇華させ、ポップミュージックの可能世界を示す。この不思議な「非絶対音楽」的アルバムを解読した柴崎祐二の解説も必読!
『Stealth』(2018年)、同作をセルフ・リメイクした『Stealth (Gold Edition)』(2021年)に次ぐ通算3作目、完全新曲では2ndアルバムとなる『The End of the Brim』は、『Stealth』発表直後に着手されました。小品を組み立てたトータルピースである『Stealth』と風景の違う、一曲一曲が強度をもち自立してもいる世界を構想したタカオは、自分にとってこれまでにない試みのため協力者を必要とし、DJのeminemsaikoをスーパーバイザーに起用。このチームでトライ&エラーを繰り返していく過程で、堀池ゆめぁ(「Music Room」)、クリステル・ベレ(「Fall」)、カラード・ミュージックの藤本敦夫(「Main Theme」)をヴォーカリストに迎え、ミツメの川辺素、細野晴臣やムーンライダーズ等の仕事でも知られるエンジニア、原口宏も加わってアルバムは精妙に彫刻されていきました。『The End of the Brim』は、形式上は音楽家の個人的なものを表明するはずの「ソロ」アルバムですが、その表明の様式は直接的なものではなく、そこには委嘱作を請け負うコマーシャルな職業音楽家へのオマージュというタカオのユニークな意志が埋め込まれています。ゆえに本作は、音楽理念を職業音楽家=客観的な遂行者という一種の概念を介して記述しようと試みた「自身が発注者でありその発注者であるところの自身を表明する標題音楽」といえるような二重・三重の手順を踏んだ重層的な作品です。皆さんの未来の密やかな愛聴作になることを願ってやみません。本作の装丁画は大谷透、デザインを坂脇慶が担当。
=作品仕様=
+ 12インチVINYL、高音質プレス
+ DLコード、インサート付き
+ 解説:柴崎祐二、英語・日本語併記
+ シュリンク封入+ステッカー
TRACKS:
Side A
1. Long
2. Mar
3. Music Room (歌詞と歌:堀池ゆめぁ)
4. ARP
5. SPE
Side B
1. Images
2. Fall (歌詞と歌:クリステル・ベレ)
3. CF
4. Main Theme (歌詞:川辺素、歌:藤本敦夫)
5. The End of the Brim

シアトルの名門〈Light in the Attic〉によるニューエイジ・リバイバルに多大な影響を及ぼした国産アンビエント集成『Kankyo Ongaku 』でも紹介された日本のアンビエント・ミュージックの先駆者、菅谷昌弘による87年の超入手困難なカセット作品『熱の風景(The Pocket Of Fever)』が、新興レーベル〈Ambient Sans〉より初のアナログ再発!小池博史設立の舞台芸術カンパニー/パフォーミング・アーツ・グループ〈パパ・タラフマラ〉の音楽監督としての舞台音楽の制作やNHKテレビ番組『中学生日記』の劇伴制作、編曲家としてのゴンチチのスタジオ・アルバムへの積極的関与、 〈GRM〉から委託された長編音響インスタレーションの制作まで、実に多岐に渡る活動を繰り広げてきた同氏。劇団のパフォーマンスのサウンドトラックとして制作され、公演で配布されていた大変希少な作品。本作収録楽曲のうち3曲は、先述の〈Light in the Attic〉から発売された菅谷作品のコンピレーション作品『Horizon, Vol. 1.』にもピックアップされています。伝統的な日本の音楽の要素と現代音楽の作曲技法、ポスト・ミニマリズムやフォーク、ラテンのフィーリングなどを独自のブレンドで折衷した、深く刺激的で親密な音の風景が広がる国産ニューエイジ大傑作!リマスタリング仕様。全国産アンビエント~環境音楽ファンマストアイテムです!
フリクションのドラマー、チコ・ヒゲによる、オリジナルは1985年リリースのソロ名義セカンド作『Trap』。サウンドはまさにノーウェイヴ直系で、鋭角的なギター、捻じれたサックス、暴走するリズムが絡み合い、混沌の中に奇妙な統一感を生んでいる。ニューヨークのDNAやマーズあたりを思わせつつも、どこか湿った空気感や独特の転がらないビート感覚はやはり日本的。フリクションでのドラミングを土台にしつつ、より過激で自由度の高いアプローチが試みられており、全体を通して強烈な推進力とヒプノティックなグルーヴが支配していて、実験性と身体性が同時に走っている。ジャズ的な即興のニュアンスも垣間見える一方で、パンクの粗暴さとノイズの美学が前面に出ており、制御されたカオスとでも呼ぶべきサウンドを形成している。80年代日本のノーウェイヴを象徴する重要作にして、チコ・ヒゲの革新性を刻み込んだ孤高の一枚。
オリジナルは世界中のコレクターを魅了している国産エキゾチカ・ジャズの大大大名作がなんとリイシュー!細野晴臣、石川鷹彦、松任谷正隆の三巨頭による79年傑作インストゥルメンタル・アルバム、エーゲ海(the AEGEAN SEA)がLP復刻です!アートワークからしてもう間違いなし。世界へと轟いた和ジャズ・フュージョンの威光とギリシアの伝統音楽が混じり合い、南欧の白塗りの街の風景へと想いを馳せる、潤沢なバレアリック・グルーヴが輝かしく響き渡る国産スムース・ジャズ・フュージョン一大傑作。これは音楽好きなら一度は聞いておきたい一枚。もちろん一推しです!限定につきお見逃しなく!
