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ヴィジュアル・アーティストでミュージシャンのNathaniel Russellによるニューアルバム『Wonderful To Be In Love』が〈Psychic Hotline〉よりアナログ・リリース。長年の友人であったAmelia Meathと共に制作したアルバムであり、自身の葬儀で販売されるレコードをイメージして作り上げたもの。超現実的なイメージと歌詞のオープンな性質のバランスというコンセプトを軸に、どこか物悲しくも豊かで温かなインディ・フォークを収録したアルバムとなっています。

アーサー・ラッセルによる初出しとなる、85年発掘音源を含む未発表音源集がリリース!!
アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回った巨人アーサー・ラッセルの初出となる未発表音源集がリリース!!傑作『World of Echo』期のパフォーマンス音源を9曲収録した本作は「In The Light of a Miracle」のドラマチックな未発表ソロ・ヴァージョン、友人のペットのウサギのために特別に作曲された、不思議なインストゥルメンタルのタイトル曲「Picture of Bunny Rabbit」などが含まれており、この音源の大部分は、世界貿易センターの真向かいに位置するニューヨークのバッテリー・サウンド・スタジオと、イーストビレッジにあるアーサーの自宅スタジオで、エンジニアのエリック・リジェストストランドと共に録音された。今作もアーサー・ラッセルのパートナーのトム・リーとオーディカ・レコードのスティーヴ・ナットソンによるアーカイヴ・シリーズに連なる貴重な作品として、音楽ファンやマニア垂涎のコンピレーションとなっている。


戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉からは、レーベル10周年記念シリーズの一環として、2017年7月に〈NTS Radio〉で放送された、ルーマニアの先駆的な民族音楽学者Constantin Brăiloiuによる世界各地の民俗音楽コレクションを収めた作品が登場。英語からゲール語、エストニア語、グルジア語、中国語、エチオピア語、マケドニア語、日本語の伝統音楽からカリブー・エスキモーの民謡と踊りのフィールド録音まで、実に多彩で魅力的な音源がたっぷりと詰め込まれた素晴らしい一本です!限定プレス。
アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回った巨人Arthur Russellの名盤『Calling Out of Context』期の未発表/別テイク音源集が〈Rough Trade〉版としてアナログ盤リイシュー!
2015年にリリースされた本作は1982年と1983年に録音、翌1985年に『El Dinosaur』『Indian Ocean』『Untitled』というテスト・プレス盤として制作された音源のオリジナル1/4インチ・テープ・マスターからArthur RussellのパートナーであるTom Leeと〈Audika〉のSteve Knutsonが9曲をコンパイル。
エコーとリズムマシーンが強調された未発表/別テイク音源に加え、ディスコグラフィの中でも最も美しい曲の一つに数えられるインスト曲「Ocean
Movie」を収録したファン必携盤!!
Ennio MorriconeやGianfranco Pernaiachiに作曲を学んだイタリアのギタリスト、Bruno Battisti D'Amarioが残したライブラリー・ミュージックの最も先進的な例の一つである知られざる74年の傑作アルバム『Chitarre Folk』が〈Wiseraven〉からアナログ・リイシュー。John FaheyやRobbie Basho の空想の音風景を想起させる、優美なサイケ・フォークの旋律が詰め込まれた幻想的な逸品!限定500部。

10月上旬再入荷。1980年代のマリ共和国のトップオーケストラの一つであった、Zani Diabaté率いるSuper Djata Bandが1982年に送り出した大傑作『Volume 2』が〈Numero Group〉からアナログ再発!ワスル族の狩猟音楽、グリオの讃美歌、セヌフォ族の田園舞踏、フーラ族とマンディンゴ族の伝統的なレパートリーと西洋のサイケデリック音楽、ブルース、アフロビートを融合させた画期的な一枚であり、Diabatéを神話的な西アフリカのギタリストの殿堂へと送り出したマスターピースと呼べる作品です。
オリジナルは入手不可能にも近い一枚!ジャズ、フォーク、ブルースを越境し、60年代後半から70年代前半のTim Buckleyを支えた、その右腕と言えるギタリスト、Lee Underwoodが1988年にカセットで発表したアコースティック・ギター作品『California Sigh』が〈Drag City〉から初アナログ再発。シンセサイザーとアンビエント界の巨匠Steve Roachとの共同プロデュースによる、浮遊感に富んだアコースティックなムードを、静けさと超越性に満ちたソウルフルなNew Age Folk傑作!
Pitchforkでは8.4点、「BEST NEW REISSUE」のスコアを獲得!チェロ奏者、現代音楽の作曲家、ディスコミュージックへの傾倒と様々な顔を持つArthur Russell。そのパートナーであったトム・リーとオーディカ・レコードのスティーヴ・ナットソンによって発掘された彼の70年代初頭の未発表音源シリーズ、ラッセル・アーカイヴの最新アルバムが登場です!本作では、Rhys Chatham、Peter Gordon、Jon Gibson、David Van Tieghem、Henry Flyntといったミュージシャンもコラボレーション。収録された音源のうち、いくつかはデモとして録音されていたものや、コロンビア・レコードの伝説的プロデューサーである、ジョン・ハモンドのもとで行われたレコーディングも収録。
70年代初頭の音源から1991年に自宅で行われた最後のレコーディングまで膨大なアーカイヴから編集された本作は伝説のプロデューサー、ジョン・ハモンド(ビリー・ホリデイ、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン)によってレコーディングされた音源から、Jerry Harrison(Talking Heads)擁するThe Flying HeartsやThe Sailboats、Turbo Sporty、Bright & EarlyなどArthur Russellの別プロジェクトの音源まで全21曲を収録。Grizzly BearのChris Taylorがミキシング、復元、編集を務め、〈Audika〉のSteve Knutson、Ernie Brooks、そして盟友Tom Leeが選曲を担当した。
Andrew ChalkやVirginia Astley、Emahoy Tsege Mariam Gebruのファンにも!Sean McCannの〈Recital〉や〈Morc〉〈Sloow Tapes〉〈Feeding Tube〉〈Okraïna〉など数多くのレーベルから傑出した作品群を送り出してきた多作な作曲家、即興演奏家、ミュージシャンのDelphine Doraによる最新アルバムがなんと現行エクスペリメンタルの聖地〈Modern Love〉よりアナログ・リリース。バロック的なパラダイムが、壊れやすく内省的なマントラに溶け込み、実存的な憧れという作り物の言語で表現され、ピアノと声を通して流される。純粋な表現行為としてとして生み出された、崇高さを愛撫する音楽にして、卓越したネオクラシカル・フォークの傑作!名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。限定300部。

カセット版!US女性ブルースSSW、Karen Daltonの1971年傑作2ndアルバム。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The
Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When
A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメしたいです!


アテネ育ち、ベルリン拠点のギリシャ人歌手、ピアニスト、アンビエント作家であるMaroulita de Kolのデビュー・ソロ・アルバムがアナログ・リリース。ギリシャの古代、キリスト教以前の儀式や慣習から形成された音楽を、現代のレンズを通して新たに再表現する注目アーティストが〈Phantom Limb〉から到着。深く伝統的なギリシャの儀式文化と現代の実験的な色彩を織り交ぜた、神秘的で崇高なアンビエント歌謡の傑作!

今年度ベスト・ニューエイジの一角!昨年にSofie Birchとのコラボ傑作を残していたポーランド人ヴォーカリスト/サウンド・アーティスト、Antonina Nowackaによる3枚目のソロ・アルバムとなる最新作『Sylphine Soporifera』が、〈Orange Milk〉系人脈とも関わりの深いワルシャワのエクスペリメンタル系レーベル〈Mondoj〉からアナログ・リリース。本作の表題は、ペルーのパラカス砂漠の非現実的な風景とイギリスのアウター・ヘブリディーズの木のない丘からインスピレーションを得た、架空の種族と彼らが住む土地の名前で、ルドルフ・シュタイナーの著作から来ているとの事。ベールの向こう側から聞こえる様な、忘れ難く異質であり、魅惑的な自身のヴォーカルに、神秘的なニューエイジ・サウンドが添えられた、超越的な美しさを誇る逸品!

〈Holy Mountain〉に〈Drag City〉〈P.S.F. Records〉といった各地の現代サイケデリック・ミュージックの聖地に名を連ね、実に20数年にも渡りドローン/サイケデリック・フォーク作品の金字塔的作品群を制作、ドローン・ムーブメントを牽引した現代の伝説的ギタリストことSix Organs Of Admittance。最新スタジオ・アルバムとなる『Time is Glass』がUSインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース!アメリカ中西部の壮大な大地と自然と時を渡っていく様な、親密で物憂げながらも力強く響くサイケデリック・ギターと、メロディアスで恍惚とした魅力がたっぷりと詰め込まれた、珠玉のエクスペリメンタル・フォーク作品!
オリジナル盤はナンと10万円以上もの高値を付けたこともある骨董的一枚が史上初リイシュー!ヒッピー運動が70年代の平和でゆったりとした感覚を発見し始めた頃にオハイオ州チリコシーで産み落とされた、Sandy Harlessによる宇宙的なアメリカン・ミュージックの73年傑作LP『Songs』が〈Numero Group〉から奇跡のアナログ再発!水槽で魚を飼育する事業から得た資金で作り上げたという本作。山岳民俗のフォークロア、アメリカの田舎のロック、田園的なカントリーまでを巧みに織り交ぜたアパラチア地方のルーツを体現した幻の名作です!幅広い音楽好きの方にレコメンドします!
プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baron。2019年にデジタル・リリースしていたアルバム『Overpass Boy』が、当店お馴染みのモダン・ソウル名門〈Karma Chief Records〉よりアナログ化!ロサンゼルスのさまざまな場所で録音され、若い放浪者の物語を描いた、観察と憧憬の穏やかな流れの様なアルバムであり、ソウルとドゥーワップの断片が重なり合ったハーモニーの中に現れる特異なパーカッション&グルーヴはイーストロサンゼルスでしか生まれない花と言うべきでしょう。

Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一本。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!

〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉といった名門並んで自国の地下音楽を掘り起こしてきたイタリアを代表する前衛的レーベル〈Black Sweat〉からの最新物件が登場!南イタリアの音楽の伝統の熱心な信望者であり、1960年代後半、ビートニクの世界と土着の音楽を結びつけた詩人にして歌手のAntonio Infantino。1975年にローマのレーベル〈Folkstudio〉より発表していたアルバム『I Tarantolati』が史上初のアナログ再発!毒蜘蛛タランチュラに噛まれると発症するとされる精神病「タランティスモ」という神秘的な現象を研究テーマとしてきた彼が、イタリア南部バジリカータ州の伝統的なレパートリーをひねり、再発明し作り上げた、全く新しいオリジナルの歌集。農民世界特有の、白熱した強迫的で催眠的なリズムで、毒蜘蛛に噛まれた時に誘発されるトランス状態を描き出しつつ、深く普遍的な人間の音でもあり、ディランのフォーク革命や北アフリカの熱狂的な打楽器演奏からもヒントを得たものとなっています。

Talking HeadsにDavid Byrne主宰の〈Luaka Bop〉の〈Asia Classics〉シリーズから1994年にCDリリースされていた傑作が待望のアナログ再発!喜納昌吉&チャンプルーズや「ハイサイおじさん」も有名。ウチナー・ポップを確立した沖縄の音楽家であり、琉球民謡の第一人者喜納昌永を父に持つ喜納昌吉のディスコグラフィから選曲された素晴らしい楽曲の数々を収めたコンピレーション・アルバム。「ハイサイおじさん」や「すべての人の心に花を」「ジンジン」といった珠玉の名曲を全13曲収録した入門に最適のベスト盤です!
