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オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。

Tom Smeyersによる、オールドスクール・ハウスの温度感を保ちながら、細部の音作りでひねりを加えた現代的なダンス・トラック集『Same Same, But Different』が、ベルギーの〈We Play House Recordings〉から登場。丸く太いベースとしっかりしたキックが強度を支え、909/808系のドラムやシンプルなコード進行がハウスの基本的な心地よさをしっかり押さえている。一方で、Broken BeatやDrum’n’Bassのニュアンスがリズムの跳ね方やベースラインの動きに自然に混ざり、曲ごとにテンションが少しずつ変化する。シンセのアタック、ハイハットの抜け、ローエンドの処理などサウンドデザインが非常に丁寧で、レーベルの中心人物Red Dも「どうしてもリリースしたかった」と語る、Smeyersの現在のスタイルを象徴するベルギー新世代の一枚。

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クィアリフィケーションズ&ルインズ(クィア化とその残骸)~DJスプリンクルズによるリミックス集
2013年にMule Musiqから2枚組CDとして最初にリリースされた、非常に収集価値のあるコンピレーション。現在はアップデートされ、約4時間に及ぶ21曲のリミックスが収録された3枚組CDセットに拡張されています。Sprinkles自身のComatonse Recordingsから自主リリースされた「Queerifications & Ruins: Collected Remixes by DJ Sprinkles Expanded Edition」には、2006年から2017年の間にDJ Sprinklesが制作したリミックスの大部分が収録されています。
世界中で絶賛された傑作アルバム「midtown 120 blues」、自身のアイデアソースとなった90年代初頭の貴重なアーリー・ハウス・トラックを満載したDJミックス作品「Where Dancefloors Stand Still」のリリース、ヨーロッパ・ツアー&パノラマ・バーでのDJプレイと現在精力的に活動する川崎在住の世界が認めるアーティスト、テーリ・テムリッツのプロジェクト、DJスプリンクルスのリミックス作品集がリリース!本作で初披露となるリミックス作品や初CD化音源満載の意欲作!

フランスのビートメイカーでありヴァイナル・ジャンキーであるOnraが、自身の祖父母の故郷であるベトナムへ旅した際、サイゴンの街をバイタクで巡った末に見つけた約30枚のボロボロのベトナム、アジアン・レコードを買い集めたことを起点に制作された、オリジナルは2007年にリリースされたインスト・ヒップホップのカルト名盤『Chinoiseries』。伝統的なアジアン楽器の独特な旋律や哀愁漂うボーカル・サンプルを、J. Dillaへの深いリスペクトを感じさせる太く跳ねるブームバップ・ビートへと大胆に昇華。エキゾチックな異国情緒と高度な編集センス、そして遊び心あふれる緻密な構成力が高次元で結実し、他にはない極上のオリエンタル・ビート・サウンドを構築している。単なる珍品の域を完全に凌駕したヴィンテージな質感と圧倒的な中毒性を誇る大名盤!

Wareikaのギタリストとして知られるHenrik Raabeが、〈Mule Musiq〉から届ける初のソロ・アルバム『LDS』。ジャズ、アフロ、ダブ、ニューエイジ、アンビエントが自然に溶け合う、ジャンル横断型のダウンテンポ作品で、生音の温度感と電子音の透明感が絶妙に混ざり合い、Studio Mule的な音響と質感を重視した佇まいを持っている。ギターは旋律を主張するのではなく、空気の揺れや残響をデザインする音響素材として扱われ、柔らかな陰影をアルバム全体に与えている。The Durutti Column、Dennis Bovell、Virginia Astleyらを思わせる、抒情的かつ夢幻的な淡いノスタルジーが漂いながら、ドイツ的なミニマリズムで引き締められたサウンドは、どこか旅の情景を思い起こさせる。地名を思わせるタイトルが象徴するように、曲ごとに風景が変わるシネマティックな構成も魅力的で、耳に優しく、心に深く染み込む一枚。

大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Kompakt〉からリリースした2021年の「Der Lange Marsch」がヴァイナル再発!ドイツの森林を彷彿とさせる幻想的で重厚なアンビエント・サウンドにより、ベーシック・チャンネルやエイフェックス・ツイン等と共にヨーロッハのテクノ・サウント黎明期に生み出された音場を包み込む傑作ダブ/アンビエント。


ピンク・フロイド、KLFへの至高のアンサー…
ジ・オーブのキャリア史上最もアンビエントな傑作!
キャリア通算16作目となる2016年の名作が、2025年リプレス。
ベルリン市民の1日を24時間ドキュメントしたTVプログラム24h Berlinのサウンドトラック用に制作された楽曲を中心にまとめられたベルリン・アンビエントダブ作品。コンパクトの創始者、ウォルフガング・フォイトや、ベーシック・チャンネルのモーリッツオ共にドイツのミニマルテクノシーンに多大な影響を及ぼしながら今なお現役で活動を続けるテクノ界のカリスマ、トーマス・フェルナンの最新アルバムが完成。ベルリンの日常を切り取るドキュメンタリーフィルムのサウンドトラックとして制作された本作は正にテクノミュージックが生活に溶け込むベルリンという街を彩るウォームフルで美しく、ダビーなアンビエントテクノアルバム。

2026年リプレス!永遠の金字塔『Gobi』の〈Astral Industries〉からのアナログ化に続き、超弩級のリリースが到来!オリジナルは、1997年に〈Basic Channel〉の伝説的サブレーベル〈Chain Reaction〉より発表されていた、ドイツのダブ・テクノの偉才Robert Henke a.k.a. Monolakeによる歴史的ファースト・アルバム『Hongkong』が〈Field Records〉より待望のアナログ・リイシュー!!!! MonokakeのRobert HenkeとGerhard Behlesがコンピューター・サイエンスを学び、ベルリンのテクノ・シーンに没頭していた頃に作られたアルバムにして、初期のシングル・コレクション的作品。Porter RicksやVladislav Delayといったレジェンドが残した画期的な作品と並んで、このジャンルのクラシックとしての重要なリスニング体験を担う作品です。リマスタリング仕様。初めて完全なダブル12インチ・パッケージとしての発売。ヘンケ自身が「25年経った今でも、このレコードは私にとって様々な意味で計り知れない価値を持っている」と説明しているように。実験的なテクノの進化を語る上で欠かせない作品の決定版です!
メンフィス出身の異才Wilbert Gavin MaysによるプロジェクトCities Avivが、自身のレーベルを離れ名門〈Black Truffleから〉アルバム『Even Colder Spring』をリリース。10年以上にわたりヒップホップの既成概念を解体してきた彼が、過激なループ処理と変幻自在の語り口、そしてダンテやアンリ・ベルクソンの思想までを散りばめたリリックを交錯させ、極めて個人的で不可解な音響世界を立ち上げた全16曲の意欲作。数秒で途切れるトラックや唐突なフィールド・レコーディング、歪んだノイズの層が予測不能な展開を描くなか、技巧的なラップと意図的にハーモニーから浮遊させた歌唱が不穏な美しさを醸し出す。従来の閉塞感に留まらず、プライベートプレス調のニューエイジなきらめきやClusterを彷彿とさせるクラウトロックの遊び心、ローファイIDMが混交し、ラストは、いくつものサンプリング・ループが幾重にも重なり合ってモヤのように漂う、恍惚とした歪みの雲の中へと消えていく。アンダーグラウンド・ヒップホップと前衛音響のはざま。

2016年に〈Editions Mego〉から発表された、Oren Ambarchiの代表作として語り継がれる『Hubris』が、10周年を記念して〈Black Truffle〉より最新リマスターで再登場。Joe Taliaによる精密なリマスターにより、ギターの倍音、電子音の粒立ち、パーカッションの空気感まで、オリジナル以上に立体的でクリアな音像が生まれている。本作は、Ambarchiが『Sagittarian Domain』『Quixotism』で追求した独自のリズムの延長線上にあり、ディスコ/ニューウェイヴの影響を強く感じさせる異形のミニマリズム。20分程の長尺トラックのPart 1では、パームミュートのギターが脈動し続け、その上に電子パーカッションやギターシンセが層を成し、止まらない推進力がトランス感を生む。Jim O’Rourke、Ricardo Villalobos、Arto Lindsayら豪華ゲスト陣が参加し、音が渦を巻くように増殖していくダイナミックな構造も魅力。10年を経てなお新鮮さを失わない、現代エクスペリメンタルの名品。

アンビエント、エレクトロニカ界の重鎮、Arovaneと名門〈12k〉の主宰者Taylor Deupreeによるコラボレーション第2弾『Enth』。2022年の名作『Skal_Ghost』に続き、長年の親交と音楽テクノロジーへの飽くなき探求心によって結実した、現代電子音響作品で、ギターの柔らかな残響や電子音、フィールド・レコーディングの素材が、エフェクトやDSP処理を通じて幾重にも加工・再加工され、有機的なループと精緻なレイヤーとして静かに重ね合わせられていく。Deupreeの真骨頂である温かみあふれるアコースティックのテクスチャーと、Arovaneの細密なミクロ・グリッチ、電子音響手法が見事に溶け合い、刻一刻と表情を変える静謐で美しい音像を描き出している。年輪を感じるディープで細やかな音響美学が凝縮された一枚。

アンビエント、エレクトロニカ界の重鎮、Arovaneと名門〈12k〉の主宰者Taylor Deupreeによるコラボレーション第2弾『Enth』。2022年の名作『Skal_Ghost』に続き、長年の親交と音楽テクノロジーへの飽くなき探求心によって結実した、現代電子音響作品で、ギターの柔らかな残響や電子音、フィールド・レコーディングの素材が、エフェクトやDSP処理を通じて幾重にも加工・再加工され、有機的なループと精緻なレイヤーとして静かに重ね合わせられていく。Deupreeの真骨頂である温かみあふれるアコースティックのテクスチャーと、Arovaneの細密なミクロ・グリッチ、電子音響手法が見事に溶け合い、刻一刻と表情を変える静謐で美しい音像を描き出している。年輪を感じるディープで細やかな音響美学が凝縮された一枚。
OpitopeやILLUHAのメンバーであり東洋医学の領域でも活動するTomoyoshi Dateと、ベルギーの音響作家Stijn Hüwelsによるコラボレーション第3弾『Tatemono (建物)』。Dateが紡ぐ温かみあるアコースティック音響とわずかなデジタル処理の微細な響きに、Hüwelsのトレードマークである幾層にも重なるギターの残響と透明度の高いフィールド・レコーディングが優しく調和。アルバム名『建物』が示すように、建造物の中を巡る光のうつろいや静かな空気の揺らぎそのものを音として捉えたかのような、透き通ったミニマル・ドローン空間を作り上げている。東洋的な間の美学と洗練された欧州ミニマリズムが見事に融合した、凛とした抒情性を湛えるアコースティック・アンビエント。二人の親密な音響対話が結実した、静寂美。

OpitopeやILLUHAのメンバーであり東洋医学の領域でも活動するTomoyoshi Dateと、ベルギーの音響作家Stijn Hüwelsによるコラボレーション第3弾『Tatemono (建物)』。Dateが紡ぐ温かみあるアコースティック音響とわずかなデジタル処理の微細な響きに、Hüwelsのトレードマークである幾層にも重なるギターの残響と透明度の高いフィールド・レコーディングが優しく調和。アルバム名『建物』が示すように、建造物の中を巡る光のうつろいや静かな空気の揺らぎそのものを音として捉えたかのような、透き通ったミニマル・ドローン空間を作り上げている。東洋的な間の美学と洗練された欧州ミニマリズムが見事に融合した、凛とした抒情性を湛えるアコースティック・アンビエント。二人の親密な音響対話が結実した、静寂美。
当時エチオピア、現エリトリアのアスマラ出身のギタリストで、1970年代初頭に当地のリュート型伝統弦楽器kirarをアンプを通して増幅、重ねてエレキギターを導入することで、伝統音楽へ電化サウンドを導入し、エリトリア音楽のモダン化を決定的に進めたTewolde Redda。〈Philips〉〈Amha〉〈Yared〉といったレーベルから発表されたシングル群に刻まれたその革新的な試みを、重要な10曲でまとめたアーカイブ作『Eritrea’s Guitar Pioneer』。エリトリア初のホーンセクション導入曲や、伝統歌の大胆な再構築、米軍基地Kagnew Stationのラジオ放送から受けたアメリカ音楽の影響など、当時の音楽的変化をそのまま記録している。電化kirarの乾いた音色とエレキギターの太いトーンが重なり、土着性と電気的な刺激が同時に立ち上がる独特の音像。ホーンが加わることで力強い表情が生まれ、手拍子のビートが終盤で倍速になる構造が祝祭的な高揚を生む。深く厚みのあるTewoldeの声は、愛や哀愁を語る歌詞を重心のある語りとして響かせ、伝統とモダンが交差する瞬間を鮮やかに描き出す。未公開写真、歌詞翻訳、詳細ライナーノーツを備えた充実の仕様。

神奈川出身、東京を拠点に活動する音響作家iu takahashiによる、フランスの〈LAAPS〉からの2作目となるフルアルバム『Ipsum』。吉村弘や芦川聡らに代表される1980年代日本の環境音楽の精神を受け継ぎ、聴き手の無意識や日常の景色にそっと寄り添うサウンドを探求したもので、シンガーとしての背景を感じさせる繊細で澄んだ声の断片、アナログ/デジタル・シンセサイザーの静かな持続音、そして微細な環境音が優しく融和。余計な装飾を削ぎ落とした透明感あふれる音響テクスチャーが、澄み渡る空間の空気のように、柔らかくグラデーションを描いていく。空間の気配と美しく調和する余白の美学が惜しみなく注ぎ込まれたジャパニーズ・アンビエント。

神奈川出身、東京を拠点に活動する音響作家iu takahashiによる、フランスの〈LAAPS〉からの2作目となるフルアルバム『Ipsum』。吉村弘や芦川聡らに代表される1980年代日本の環境音楽の精神を受け継ぎ、聴き手の無意識や日常の景色にそっと寄り添うサウンドを探求したもので、シンガーとしての背景を感じさせる繊細で澄んだ声の断片、アナログ/デジタル・シンセサイザーの静かな持続音、そして微細な環境音が優しく融和。余計な装飾を削ぎ落とした透明感あふれる音響テクスチャーが、澄み渡る空間の空気のように、柔らかくグラデーションを描いていく。空間の気配と美しく調和する余白の美学が惜しみなく注ぎ込まれたジャパニーズ・アンビエント。
デトロイトの重鎮Stephen Hitchellによる主要プロジェクトIntrusionの名曲『A Gentle Embrace』が、PoleことStefan Betkeによるリマスターを施され12インチで再発!デトロイト・ダブ・テクノの真髄を極限まで削ぎ落とし、余白を贅沢に活かした静謐な音響美学が冴え渡るサウンドで、かつてcv313やVariant名義でも解体・再構築されてきたディープ・テクノの逸品が、ロンドンとベルリンの名エンジニア陣の手を経て最上のクオリティで鮮やかに蘇る。広大な空間へと滲み出していく残響ダブ・エコーや透明感溢れるアンビエント・テクスチャー、そして深海をゆったりと漂うような重厚なベースラインと音響パッドが、どこまでも催眠的な音の流れを作り出している。緩やかに移ろいゆくミニマルなリズムと、静かな力強さをたたえた極太のローエンドが意識をどこまでも深く沈み込ませる一枚。
デトロイトの重鎮Stephen Hitchellによる変名cv313が2015年に残した名作EP『Fading Lights』が、PoleことStefan Betkeによる極上のリマスターを施され12インチで再発!オリジナル・テープマスターの魂を完璧に保持しつつ音響を磨き上げており、MaurizioやMike Huckabyの系譜を直系で継ぎつつ、ホームリスニングの枠を超えてフロアを直接揺さぶる肉厚で強靭なキックと地鳴りのようなサブベースを投下。その深いボトムエンドの上で、揺らめくメタリックなコードや立ち昇る音響エフェクト、幽玄な音粒子が細密に交錯し、ヒプノティックで神聖さすら感じさせるミニマル・ダブ空間を構築している。アナログならではの温かみとモジュレーションが生み出すリフレインが、意識を優しく解きほぐす至高のサウンドデザイン。
今日のポップ・ミュージックを作るアーティストにとって、消費しやすい定型の自己像に落ち着くか、気まぐれなアルゴリズムに大きく迎合するかが求められる。しかし、〈Young〉が契約した最新アーティストのひとりである Murex は、優れたソングライターとして、その制約に自らの流儀で挑み、道を切り開いてきた。
大胆なハーモニクスの転調、グリッチ・エレクトロニカ、狂騒的なオーケストラ・シーケンスを通じて、Murex は、自身の潜在意識の境界を塗り替えていく。ストーリーテリングと北欧フォークロアの精神に深く根ざした本作は、崩れゆく自己感覚へと向き合う旅路が描かれている。Murex が自らをほどきながら、創造的・感情的な解放へと手を伸ばしていく軌跡が、幽玄で不規則なアヴァン・ポップを背景に展開していく。
アルバムタイトル『Inventio』はバッハのインベンションに由来している。そのバロック的な精神は全編を貫いており、その歌声やサウンドはビョークやエリザベス・フレイザーを彷彿とさせる内容に仕上がっている。
トリップホップ黄金期を支えた巨匠Howie B.と、ロンドンを拠点に世界的な評価を得る現代美術家、佐和ひらきによるオーディオ・ヴィジュアル・コラボ作品『3 Sticks』が12インチで登場!鈴木大拙の禅思想にインスピレーションを受け、ロンドンのKonk Studiosにてライヴ録音された、音楽と現代美術の境界を行く先鋭的セッション。木と木が叩き合わされる素朴で原初的な打撃音を始点に、有機的なパーカッションやディープなドローン、緻密な電子音響が多層的に交錯。多幸感あふれるグルーヴィーな展開から不協和音を孕んだ省察的な質感を経て、混沌としたディストピア的なフィナーレへと変容していくダイナミックなストーリーテリングには耳を惹きつけられる。ライヴ録音ならではの臨場感と、Howie B.特有の深く重厚な音響感覚、そして映像作品と深く響き合うコンテンポラリーなアート性が高次元で融合した、音と映像による禅問答。
