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中川裕貴 Yuki Nakagawa - Stills and Remains (CD)中川裕貴 Yuki Nakagawa - Stills and Remains (CD)
中川裕貴 Yuki Nakagawa - Stills and Remains (CD)Not On Label
¥2,656

作家本人の自主リリースCD版。独学でチェロを学び、関西を中心に活動しながら即興演奏から舞台音楽、現代美術家への音源提供などなど多岐に亘る活動を行い、近年は日野浩志郎(goat、YPY)とのDUOプロジェクト「KAKUHAN」や、オーストラリアのユニット「CS+Kreme」のアルバム『The Butterfly Drinks The Tears Of The Tortoise』にも参加するチェリスト、中川裕貴が発表する最新作『Stills and Remains』。すべての音をチェロ1台のみで構築した徹底した作品で、弓の摩擦、打楽器的ノイズ、深いドローン、微細な倍音という、チェロという楽器の枠を越え、電子音楽にも聴こえるほど多彩なテクスチャが立ち上がる。演奏者の身体の近さがそのまま音像に刻まれ、演奏という行為そのものを聴かせるような生々しさが印象的。楽器へのフェティッシュなまでの探求と電子音楽的な構成力のバランスが絶妙な極限のチェロ・ドキュメント。マスタリングはStephan Mathieu、録音は甲田徹が担当。微細な音の粒子までを逃さない本作のストイックな音響設計を補完する、完成度の高い一枚。

Nala Sinephro - The Smashing Machine (Original Motion Picture Soundtrack) (CD+Obi)Nala Sinephro - The Smashing Machine (Original Motion Picture Soundtrack) (CD+Obi)
Nala Sinephro - The Smashing Machine (Original Motion Picture Soundtrack) (CD+Obi)Warp
¥2,750

(日本語帯付き/解説書封入)即興と瞑想を融合させた新時代のアンビエント・ジャズ・アーティスト、ナラ・シネフロがベニー・サフディ監督によるA24の新作映画、『The Smashing Machine』の音楽を担当!自身初となるサウンドトラック・アルバムのリリース!!

ジャズの感性、ハープとモジュラー・シンセが奏でる瞑想的なサウンド、そしてフォーク音楽やフィールドレコーディングを融合させた独特の世界観で、広く賞賛を集める作曲家ナラ・シネフロが、自身の初となるサウンドトラック作品『The Smashing Machine OST』を〈Warp〉よりリリース。
映画『The Smashing Machine』は、ベニー・サフディが監督を務め、“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが主演。伝説的な総合格闘技 & UFCファイター、マーク・ケアーの生涯を描いたA24の最新作だ。
『The Smashing Machine OST』は、作曲・プロデュース・編曲・ミックス・マスタリングに至るまで、すべてをナラ・シネフロ自身が担当。ロンドンで行われたレコーディングには監督のベニー・サフディも立ち会い、ジェイムス・モリソン (sax)、ヌバイア・ガルシア (sax/fl)、モーガン・シンプソン (ds)、シーラ・モーリス・グレイ (hr)、ライル・バートン (syn)、マーク・モリソン (g)、ドウェイン・キルヴィントン (syn-bs)、そして『Endlessness』でも弦楽を提供したロンドンの若手音楽家からなるオーケストレイトなど、彼女の常連コラボレーターたちが参加。
瞑想的で空間的、そして広大なナラの音楽は、一見レスラーの物語には矛盾して映るかもしれない。だが彼女はその物語に深く共鳴し、内に潜む柔らかさや感情を掬い取っている。ペダル・ハルモニウムはレスラーたちの重量感を映し出し、上昇するシンセ・スライドは恐怖や痛み、依存の緊張感を描き出す。中でも「KO」では、シンセが超自然的な悲鳴を呼び起こし、不安を極限まで高めている。サウンドトラック全体はナラらしい広がりと温もり、美しいストリングス、抑制されたテーマ、悠然としたハープを湛えつつも、敗北の恐怖、依存、脆さ、痛み、火山のような人間関係、プレッシャー、そして恍惚といった映画のテーマに合わせて一層研ぎ澄まされている。
ナラ・シネフロの瞑想的で空気のように漂う音楽は、一見レスラーの物語には矛盾して映るかもしれない。だが彼女はマーク・ケアーの物語に深く共鳴し、彼女はその中に隠された柔らかさや感情を敏感に掬い取っていった。作品全体はナラ・シネフロらしい広がりと温もり、美しいストリングス、抑制されたテーマ、悠然としたハープを湛えつつも、敗北の恐怖、依存、脆さ、痛み、火山のような人間関係、プレッシャー、そして恍惚といった映画のテーマに合わせて一層研ぎ澄まされている。その一例として、タイトル曲では、モーガン・シンプソンとナトシェット・ワキリという二人の凄腕ドラマーが、実際の格闘シーンに合わせて演奏し、まるで自らが戦っているかのように鋭く俊敏で攻撃的なプレイを披露。スネアは打撃、地鳴りのようなキックは高鳴る心臓を思わせる演奏を繰り広げている。
A24製作による映画『The Smashing Machine』は、格闘家マーク・ケアーの実話を描いた作品で、主演はドウェイン・ジョンソンとアカデミー賞ノミネート俳優のエミリー・ブラント。第82回ヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映され、15分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、ベニー・サフディ監督が銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した。

…エクスペリメンタル・ジャズの作曲家ナラ・シネフロによるサウンドトラックは、渦を巻くようなハープと息づかいを感じさせるサックスで構成されており、殴打の衝撃から最もかけ離れた響きを持つ音楽と言えるだろう。だが、リングの内外でのカーの闘いに寄り添う音楽として、不思議なほど完璧で、この荒々しい物語に意外にも甘美で、さらにはスピリチュアルな側面を与えている。『Smashing Machine』は、これまでになく“smashing”な仕上がりだ。
- The Daily Telegraph

mu tate - life of mu (CD)mu tate - life of mu (CD)
mu tate - life of mu (CD)OST
¥3,749

ニューヨークのレーベル〈OST〉から登場した、ロシア出身のプロデューサーmu tateによるアルバム『life of mu』。個人的な記憶と物語を綴る私的なサウンド・ジャーナルのような作品で、友人たちによる語りが3つ挿入され、環境音、映画的サンプル、ローファイなビートが夢の断片のように浮かんでは消える。Ben Bondyを迎えた「memory of a memory」では、アンビエントの霧の中からギターと声が滲み出し、後半にはエモーショナルなノイズの高まりが訪れる。アンビエントの静けさに、IDM的なリズムやエレクトロニカの温度がそっと差し込まれる、DIYな美学と日記のような語りの親密さを併せ持った一枚。

james K -  Friend Remixes (CD)james K -  Friend Remixes (CD)
james K - Friend Remixes (CD)AD 93
¥3,325

NYを拠点に活動する音楽家james Kの3rdアルバム『Friend』を再構築したリミックス・アルバム。Objekt、Roza Terenzi、JASSS、Drew McDowall、Huerco S.など、現行エクスペリメンタルからクラブ・ミュージックの重要アーティストが多数参加し、原曲の内省的なムードをそれぞれの手法で拡張している。曇り空のような質感と気だるいヴォーカルを軸にしつつ、ブレイクビート、アンビエント、インダストリアル、ドリームポップまで、多様な手法を用いており、特にHuerco S.による14分超の「Peel」は、深い霧の中を漂うようなアンビエント・テクスチャーで、アルバムの中でもひときわ没入度の高いトラック。『Friend』の親密さを保ちながら、別の物語へと書き換えるようなリミックス集に仕上がっている。

Seekersinternational & wzrdryAV - Orbit Flares (CD)Seekersinternational & wzrdryAV - Orbit Flares (CD)
Seekersinternational & wzrdryAV - Orbit Flares (CD)Accidental Meetings
¥3,027

2011年以来となるSeekersinternationalとwzrdryAVの実に15年振りの再コラボ作『Orbit Flares』。『Magnetic Haze』の続編として制作された、反転、循環、ループをテーマにしたアブストラクト・ダブ電子音楽で、wzrdryAVが描く広がりのあるドローン・スケープを、Seekersinternationalが切断し、ねじ曲げ、再構築。ピッチがわずかに歪むダブ・コードが渦を巻き、低域が液体のように揺れる。遠くのサウンドシステムが霧越しに聴こえるような距離感で、リズムは一定ではなく、揺れたり崩れたり立ち上がったりしながら、音の重力が変わる瞬間が続く。ドローン、ダブ、ループという三層構造が常に動き続けることで、Seekersinternationalのコラージュ的センスと、wzrdryAVの音響的広がりが自然に結びついたユニークな作品。

Kami-Sakunobe House Explosion K-S.H.E - Routes Not Roots ルーツではなくルート (CD)Kami-Sakunobe House Explosion K-S.H.E - Routes Not Roots ルーツではなくルート (CD)
Kami-Sakunobe House Explosion K-S.H.E - Routes Not Roots ルーツではなくルート (CD)Comatonse Recordings
¥2,398

DJ Sprinkles名義にて本邦の名門ダンス・レーベル〈Mule Musiq〉から発表した傑作『Midtown 120 Blues』で知られるプロデューサー/DJであり、〈Comatonse Recordings〉の運営者でもあるTerre Thaemlitzが”Kami-Sakunobe House Explosion” (K-S.H.E)名義で2006年に発表し、〈Skylax〉からも世界リリースされたアルバム『Routes Not Roots (ルーツではなくルート)』が2024年度リイシュー!〈Resident Advisor〉でも五つ星の高い評価を得た人気作品!2004年の2月から11月にかけて〈Meow, Kawasaki〉にてレコーディング。クラシックNYディープハウスと悪名高い『Fagjazz』のサウンドとが組み合わせた内容であり、ブラックユーモアと厳しい現実で満たされた、広がりの在る、低音の激しいダンスミックスの大作に仕上げられています。
視聴-Down Home Kami-Sakunobe / 上作延村立
視聴-Hobo Train / 浮浪者
視聴-Black is the Color of My True Love's Hair / 愛しい人の黒い髪
視聴-Head (In My Private Lounge, My Pad) / プライベート・ラウンジ

Yassine Nana - Modern Pop from Mauritania (1984-1989) (CD)Yassine Nana - Modern Pop from Mauritania (1984-1989) (CD)
Yassine Nana - Modern Pop from Mauritania (1984-1989) (CD)Les Disques Bongo Joe
¥3,079

モーリタニアの名門音楽一家Ahl Nanaの中心人物、Yassine Nanaが1984年から1989年に残したカセット音源を丁寧に復刻したコンピレーション『Modern Pop from Mauritania (1984–1989)』。砂漠の伝統音楽と80年代の電気化が交差する変革期のモダン・ポップを鮮やかに伝えるもので、乾いたギターのトーン、素朴で温かいシンセ、軽やかなドラムマシンのステップが重なり、サハラの旋律感とレゲエ、ソウル、ニューウェイブの影響が自然に混ざり合う。反復するメロディの中に 旅の途中で聴こえる歌のような郷愁が漂い、家族の声が重なるコーラスはローカルな温度をそのまま運んでくる。電気化の導入がまだ新しかった時代の手探りのモダニティが、どの曲にも刻まれている。地域内だけで流通していたカセット音源を現代的な音質で聴ける貴重な復刻盤。伝統と電気化、パン・マグレブ的交流が同じフレームに収まった、80年代モーリタニア・ポップの重要な記録。

Palomatic - Trill [DELUXE EDITION] (2CD)
Palomatic - Trill [DELUXE EDITION] (2CD)TRANSONIC RECORDS
¥3,300

海外レーベルからの再リリースが続く、90年代ジャパニーズ・テクノレーベルTRANSONIC RECORDSのタイトルの中でも、最もリリースオファーが多い、PALOMATIC唯一のアルバムに、ボーナストラックを追加収録し、2枚組デラックス・エディションで待望のリイシュー

ここ数年、海外で起きている90年代の日本のテクノトラックの再評価の中で、注目されているExT Recordingsの前身でもあるテクノレーベルTRANSONIC RECORDS。海外のレーベルからのリリースオファーが絶える事がなく、その中でも結成当初の電気グルーヴのメンバーで、日本最初期のテクノハウス・ユニット、TAKAHASHI TEKTRONIXとして活動していた、KOJI TAKAHASHIのソロユニットPALOMATIC唯一のアルバム「TRILL」は、最もリリースオファーが多く争奪戦の上、2023年春にオランダのレーベルRings of Neptuneより、アナログ盤のリリースが決定しました。

それに合わせて、国内ではボーナストラックを追加収録し、最新リマスタリングを施して再リリースします。1995年にリリースされた本作ですが、先鋭的な音楽性の高さにより、ミニマルテクノ一辺倒だった当時の国内テクノシーンでは、一部でしか評価されませんでしたが、昨今の日本の80年代の環境音楽~90年代のテクノトラック再評価の中で、注目されるようになりました。

テクノのビートフォームの上に展開される繊細で美しいメロディ、コード、アコースティックギターなどのサンプリングによるメロウなトラックは、まさに今の時代にジャストなサウンドです。この早過ぎた傑作が、満を持して待望のリイシューとなります。

PALOMATIC(パロマティック)
KOJI TAKAHASHIのソロユニット。
1989年、結成当初の電気グルーヴに、プログラミング、キーボードのメンバーとして参加。インディーからのアルバムリリース後に脱退。
その直後、日本最初期のテクノハウス・ユニット、TAKAHASHI TEKTRONIX(タカハシテクトロニクス)を結成。都内、近郊のクラブ、ライブハウスでのライブアクト、SONYよりメジャーリリースされた、東京ハウスアンダーグラウンドなどの複数のコンピレーションアルバムに参加。1992年には、808 STATE来日公演のフロントアクトも務めた。2011年にユニットとしては初となる単独作のアンソロジーアルバムをExT Recordings傘下のTRANSONIC DATA ARCHIVESよりリリース。
TAKAHASHI TEKTRONIX解散後ソロ活動に転じ、1995年にPALOMATIC名義で、日本の代表的なテクノレーベルTRANSONIC RECORDSよりアルバムTRILLをリリース。その後もコンピレーションへの参加やライブ活動を行った。
ここ数年、海外からのリリースオファーが相次ぎ、再評価が高まっている、伝説的テクノ・トラックメーカーである。

Don Caballero - American Don (CD)
Don Caballero - American Don (CD)Touch and Go Records
¥2,365

ドラマー Damon Cheの爆発的かつ変則的なドラミングでも知られる、アメリカ・ピッツバーグ出身のインストゥルメンタル・マスロックの代表的バンド Don Caballero の4作目にして、マスロック史に残る金字塔とされる名盤『American Don』。ギター2本+ドラムによる複雑なポリリズム、変拍子を多用した緻密な構造、それでいてメロディアスで開放感のあるサウンドは轟音よりも繊細な構築美が印象的で、前作までの荒々しいエネルギーから一転、より洗練されたポストロック的アプローチが際立つ作品となっている。

Charles Joseph Smith -  Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)Charles Joseph Smith -  Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)
Charles Joseph Smith - Collected Works and War of the Martian Ghosts (3CD+Booklet)Sooper Records
¥3,969

シカゴを拠点に活動した独学の作曲家で、ピアノを中心に膨大な量の楽曲を書き、自分の頭の中にある物語世界を音楽で表現していたアウトサイダー作曲家 Charles Joseph Smith。子どもの想像力と大人の作曲技法が混ざったような独特の世界観を持ち、音楽業界やアカデミックな世界の外側で誰にも知られることもなくひたすら自分の世界を作り続けた彼の、特に異彩を放つ楽曲をまとめた決定的アーカイブ『Charles Joseph Smith – Collected Works and War of the Martian Ghosts』。クラシック、SF、ミニマル、電子音楽、そして彼独自のストーリーテリングが混ざり合う非常にユニークな音楽性で、伝統的なクラシックの語法をベースにしながらも、構造は独特で、反復や奇妙なフレーズが続く。どこか懐かしく、しかし奇妙に歪んだ音の風景はどこにも属さない個人的なもの。頭の中の宇宙をそのまま音にしたような、唯一無二のアウトサイダー作品。

Stephen O'Malley - But remember what you have had (CD)Stephen O'Malley - But remember what you have had (CD)
Stephen O'Malley - But remember what you have had (CD)Portraits GRM
¥2,290
BorisやEarth、Nurse With Woundといった名グループとのコラボレーションでもおなじみドローン/ドゥーム最高峰SUNN O)))の核であり、音の儀式を探究し続けるStephen O'Malleyによる最新ソロ作が〈Portraits GRM〉よりアナウンス。深淵から鳴り響く持続音、空気をたわませるような破格のドローン・サウンドが、記憶と喪失のあわいをゆっくりと揺らすようであり、あまりにも崇高で美しい逸品。カタルーニャ・トゥルトーザの修道院で録音されたという本作は、Greg Andersonとの演奏を通じて、霊性と物質、静けさと崩壊の臨界を行き来する黙示録的サウンド・スケープ。まさに音そのものによる祈りです。
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)Ideologic Organ
¥3,467

当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。

Funkadelic - Free Your Mind and Your Ass Will Follow.. (CD)
Funkadelic - Free Your Mind and Your Ass Will Follow.. (CD)Org Music
¥1,964

10月下旬再入荷。Funkadelicの2ndアルバムで、デビュー作からわずか数か月後に発表された、ロック、ファンク、サイケデリアを融合し始めた初期の重要作。10分超の表題曲を筆頭に、フィードバック・ギター、エフェクトまみれのヴォーカル、空間を歪ませるオルガンが渦巻く、サイケデリック・ファンクの極北と呼べる内。LSDを用いたマラソン・セッションで制作されたという逸話が有名で、混沌と恍惚が同居するそのサウンドは、Eddie Hazelのロック的なギターと、ファンクのグルーヴがせめぎ合う、初期P-Funkならではの衝撃的なもの。サイケデリック・ロック、ファンク、P-Funkのルーツを辿るうえで欠かせない、歴史的マスターピース。

Tacoma Radar - No One Waved Goodbye (CD)
Tacoma Radar - No One Waved Goodbye (CD)Numero Group
¥1,946

スコットランドのバンド、Tacoma Radarが2002年に残した唯一のアルバム『No One Waved Goodbye』が未発表音源を加え、大名門〈Numero〉より再発。Tacoma Radarは、静かで内省的なポストロックとメランコリックなスロウコアの中間を漂うようなサウンドが特徴的で、繊細なギターのアルペジオ、ゆったりとしたテンポ、囁くようなヴォーカルが織りなす音の景色は、激情や派手さとは無縁。その代わりに、感情の余白や沈黙の美しさを大切にした音作りがなされていて、どこまでも控えめで、だからこそ深く沁みてくるようなものがある。音数少なく、空気の振動や残響まで音楽にしてしまうようなセンスがあり、スコットランドの灰色の空と雨の気配がそのまま音になったような印象。今回の初リイシューでは、オリジナル・アルバムに加え、2枚の7インチ・シングルと未発表ライヴ音源『Live From the 13th Note』を収録。繊細で哀愁を帯びたメロディと曇り空のような静かさが同居する、ひそやかな名盤。

Sister Irene O'Connor - Fire of God's Love (CD)Sister Irene O'Connor - Fire of God's Love (CD)
Sister Irene O'Connor - Fire of God's Love (CD)Freedom To Spend
¥2,365

オリジナルは1973年リリースの、修道女Sister Irene O'Connorによる自主制作作品として長らくカルト的評価を得てきた伝説的アルバム『Fire of God’s Love』。オコナーはフランシスカン・ミッショナリーズ・オブ・メアリー修道会に所属するカトリック修道女で、教育や奉仕の傍ら音楽活動に携わってきた。1960年代にはシンガポールでギターを手にし、子どもたちと歌う中で作曲を始め、70年代に入り、同じ修道女で録音技師でもあったシスター・マリミル・ロブレガットとともにシドニーのカトリック放送局のスタジオでこのアルバムを制作。オルガン、ピアノ、アコースティックギターを主体に、チープなリズムボックスやベースペダル、そして大量のリヴァーブを駆使し、オコナーはソプラノで英語・ラテン語・マレー語の詞を歌い、同時にオルガンの全パートを演奏している。マリミルの技術と感性による録音・ミキシングは、清らかでありながら異世界的。霊的で恍惚感のある響きとなっている。歌詞のテーマは「慈悲」「光」「救済」といった聖書的題材に根差していながらも、音楽的には形式的な讃美歌ではなく、フォークや当時のサイケデリック、さらには早すぎたシンセポップを思わせる響きを含んでいるようで、モンド、電子音楽、カルト・アンビエント、フィメール・フォークなど多様な文脈で語られる稀有な作品となっている。修道院という閉ざされた環境から生まれながらも、時代もジャンルも超えてリスナーを魅了し続ける奇跡の一枚であり、無二のスピリチュアル・ポップ/サイケデリック・フォークの古典。長らく入手困難だったが、〈Freedom To Spend〉によってリマスターが施され、公式に復刻。詳細なライナーノーツと歌詞を収めたブックレットも付属した価値ある再発。

Homer - Ensatina (CD)
Homer - Ensatina (CD)Big Crown Records
¥1,898

現在、世界で最も人気のドラマーの1人であり、Clairo、Solange、Adele、Bruno Marsなどの共演も知られるHomer Steinweiss(ex-Holy Hive)によるソロデビュー作であり、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても最前線に立っている事を示す『Ensatina』が〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。現代的なラブソング"Deep Sea"、インスピレーションとメランコリーが並置された"Start Select"、そしてB面のソウルバラードを驚くほど現代的に解釈した”Forever and Ever and Ever and Ever”など珠玉のソウル・ナンバーの数々を収録しています。

David Jackman - Mausoleum 霊廟 (CD)
David Jackman - Mausoleum 霊廟 (CD)Siren Records
¥1,714

「2023〜2025年にかけて、Die Stadtより全8作の “Organum Electronics Subscription Series” を発表したDavid Jackman。その展開をさらに推し進める形で制作された最新作が『Mausoleum』です。
 
本作は “Organum Electronics Subscription Series” の延長線上にありつつ、長年のリスナーであれば再生直後から『HORII』や『RASA』を想起するような感覚を覚えるはずです。音の配置、重低音の扱い、そして作品全体を推進する独特の時間感覚には、初期作品から一貫して受け継がれてきたDavid Jackmanの本質が息づいています。
 
タンプーラ、幾重にも重ねられた重低音のドローン、教会の鐘やゴング、そして雲間から差し込む光のように現れる高音域のオルガン。これらの音は、鳴るべき瞬間と置かれるべき位置を厳密に見極めたうえで構築されています。近年の作品群に通じる緻密なサウンドデザインを備えながらも、本作は決して過去の再現ではありません。
 
ロスコの絵画やモートン・フェルドマンの作品にも通じるようなコンセプチュアルな性格を持ちながらも、本作は反復や変奏としてではなく、一つの独立した作品として強い存在感を放っています。そこには、変わらぬ作家性と、作品ごとに新たな形を模索し続ける姿勢とが共存しています。
 
本作を特別なものにしているのは、その完成度の高さです。David Jackmanの作品は本来エンターテインメントを目的としたものではありませんが、ここでは精密に制御された速度感と構築性が高い次元で結実し、結果として純粋な音楽作品としての魅力を獲得しています。
 
その意味で『Mausoleum』は、近年のDavid Jackman作品における一つの到達点と呼ぶことのできる作品です。同時に、随所にはこれまでとはわずかに異なる方向へ向かおうとする兆しも見え、今後の展開を予感させます。過去から続く作家性の集大成でありながら、新たな変化の起点でもある、本作はその両面を内包した作品です。
 
ジャケットおよびCDディスクのデザインは、これまでと同じくJonathan Colecloughが担当しています。本作はOrganum Electronics名義でもDavid Jackman名義でもなく、単に“Jackman”名義で発表されています。さらにジャケットには、背(スパイン)部分を除き名前すら記されていません。反復されるのは『Mausoleum』という語の表記のみであり、作品そのものを前面に置くという姿勢がより明確に示されています。
 
政治的主張や個人的メッセージを前景化することなく、ただ音そのものを提示し、その構築と運動を徹底して追求すること。その簡潔さと厳格さの中にこそ、David Jackmanという作家の揺るぎない姿勢が表れています。」

Everyone Asked About You - Never Leave (CD)
Everyone Asked About You - Never Leave (CD)Numero Group
¥1,795

90年代後半、アーカンソー州リトルロックのDIYシーンで活動し、エモ、インディポップの隠れた名バンドとして語り継がれてきたEveryone Asked About Youによる、25年ぶりの新録音源『Never Leave』。制作は 2024年4月の皆既日食のタイミングで行われ、中年になった自分たちの人生を13分で総括するような作品と語られており、彼らの代名詞である、男女ツインボーカル、透明感のあるギター、軽やかなエモにほんのり甘いシンセポップのニュアンスはそのままに、大人になった今の生活がそのまま刻まれている。全4曲はどれもテンション高く、「中年にはもう時間がない」というテーマを象徴するように無駄のないアレンジで一気に駆け抜ける。青春の記憶を抱えたまま大人になったバンドが、もう一度あの頃の自分たちと向き合う、懐かしさと痛み、そして優しさが同居する、エモ・リバイバルの中でも特に印象に残る一枚。

Petre Inspirescu - Vîntul Prin Salcii (CD)
Petre Inspirescu - Vîntul Prin Salcii (CD)Mule Musiq
¥2,897

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を行くPetre Inspirescuによる、2017年リリースのジャズやクラシックの要素を取り入れたミニマル・アンビエント作品『Vîntul Prin Salcii』。柳を吹き抜ける風という詩的なタイトルが示すように、自然との調和や静けさ、時間の流れを感じさせる静謐な音世界。

Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)
Petre Inspirescu - Vin Ploile (CD)Mule Musiq
¥2,897

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を行くPetre Inspirescuが、2015年に〈Mule Musiq〉からリリースしたアンビエント作品。ピアノ、ストリングス、管楽器などの生楽器をを取り入れ、静謐でチルアウト的な空気感のリスニング志向のサウンドで、ルーマニア語で「雨が降る」というタイトルにふさわしい、内省的で詩的な雰囲気が漂う。ダンスミュージックと現代音楽の境界を探る彼の姿勢を鮮やかに示すとともに、ルーマニア・ミニマルの新たな可能性を提示した一枚。

Boards of Canada - Music Has The Right To Children (CD)Boards of Canada - Music Has The Right To Children (CD)
Boards of Canada - Music Has The Right To Children (CD)WARP
¥2,200

(数量限定/日本語解説書/ステッカー封入) 1998年に発表された1stアルバム『Music Has The Right To Children』は、ボーズ・オブ・カナダの名を世界へと知らしめた歴史的作品。色褪せた映像のようなアナログ感覚、幼少期の記憶を呼び起こすメロディ、浮遊感あふれるビート──。エレクトロニカ/IDMという枠を超え、多くのリスナーに深い余韻を残した本作は、その後のアンビエント〜ダウンテンポ・シーンに計り知れない影響を与えた。時代を超えて愛され続ける金字塔的名盤。

V.A. - Spirit Of France (Deluxe Edition) (CD)
V.A. - Spirit Of France (Deluxe Edition) (CD)SPIRITMUSE RECORDS
¥3,634

70〜80年代フランス・アンダーグラウンドのスピリチュアル・ジャズ、ディープ・フォーク、アヴァンギャルド、サイケデリアを横断しながら、未再発、自主制作、極めてレアな音源を丁寧に集めた2LP『Spirit Of France (Deluxe Edition)』。収録アーティストはRémy Couvez、Workshop De Lyon、Jef Gilson、Structures Sonores Lasry-Baschet、Ghédalia Tazartèsなど、ジャンルに属することを望まなかったと説明される個性派ばかり。洞窟での録音、イビサの屋外録音、自作楽器の使用など、特異な制作背景がそのまま音像に刻まれているのも本作の魅力。サックスやクラリネットの陰影あるトーン、タブラや民族打楽器の土着的なリズム、ハーディ・ガーディや金属的な自作楽器の倍音が交差し、多文化的なサウンドが広がる。自由度の高いフランス・アンダーグラウンドの精神を現代に鮮やかに蘇らせた充実のコンピレーション。

Cosmic Vibrations, Dwight Trible - Pathways & Passages (CD)Cosmic Vibrations, Dwight Trible - Pathways & Passages (CD)
Cosmic Vibrations, Dwight Trible - Pathways & Passages (CD)SPIRITMUSE RECORDS
¥3,897

LAジャズの精神性を象徴するヴォーカリストDwight Tribleを中心に、ウェストコーストの精鋭たちが集結したグループCosmic Vibrationsによる、初アルバム『Pathways & Passages』。Tribleの声は、歌というより祈りのエネルギーそのもの。深い倍音を含んだフレーズが、Derf Reklawのコンガ、Pablo Calogeroのサックス、Christopher Garciaの多層的パーカッションと重なり、精神世界へ向かうような上昇感を生む。アンサンブルが呼吸するように音を差し出し合い、曲がゆっくりと成長していくような有機的な流れが印象的。伝統曲「Motherless Child」の再解釈は本作のハイライトで、ゴスペルの魂とジャズの即興性が自然に交差する名演。Trible の声が持つ祈りと嘆きの両面が強く表れ、アルバムの精神的中心として機能している。LAジャズの精神性・即興性・宇宙的広がりを結晶化した現代スピリチュアル・ジャズの代表作。  

Surya Botofasina - Ashram Sun (Deluxe Edition) (CD)Surya Botofasina - Ashram Sun (Deluxe Edition) (CD)
Surya Botofasina - Ashram Sun (Deluxe Edition) (CD)SPIRITMUSE RECORDS
¥3,334

Alice Coltraneの精神性を現代に継ぐ音楽家として注目を集めるSurya Botofasinaの2ndアルバム『Ashram Sun』。スピリチュアル・ジャズ、アンビエントの重要人物Carlos Niñoプロデュース、Nate Mercereau、Angel Bat Dawid、Mia Doi Toddなど、現代スピリチュアル・ジャズシーンを象徴する面々が集結した本作は、新たな潮流と共鳴しながら、その源流の一つでもあるAlice Coltraneの思想と実践を現代へと接続した重要作。即興演奏を基盤としながら、清らかなキーボードの響き、浮遊するパーカッション、祈りにも似たヴォーカルが折り重なり、瞑想的で生命力に満ちた、アンビエント、ニューエイジ等が自然に溶け合うディープリスニングな音世界を形成。

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