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551 results
Michael Ranta - Taiwan Years (CD)
Michael Ranta - Taiwan Years (CD)Metaphon
¥2,496
Af UrsinやIn Camera等でもその才能を発揮するAndrew Chalkの盟友、ベルギーのTimo van Luijk主宰の〈Metaphon〉から2021年に発表された、一柳慧と小杉武久との75年共作「Improvisation Sep. 1975」でも知られる米国のパーカッショニスト、Michael Ranta (1942-)の71年から78年にかけての録音を収録した初期未発表音源集!西洋と東洋の前衛の架け橋として、恐るべきコンクレート/電子音を大いに生み出したRantaの初期の驚異的な音源が遂にお目見え。日本と台湾で録音&ミックスされた3作品を収録。自身によるライナーノーツをフィーチャーしたブックレット(12ページ)が付属。限定500部。
Laurel Halo - Atlas (CD)Laurel Halo - Atlas (CD)
Laurel Halo - Atlas (CD)Awe
¥2,483
実に5年ぶりとなる最新フルレングスが待望のリリース!当店でも度々その作品を紹介してきた大人気エレクトロニック・アーティストであり、〈Hyperdub〉や〈Latency〉〈Rvng Intl.〉にも作品を残すLaurel Haloによる最新アルバム『Atlas』が新レーベル〈Awe〉より襲来!Coby Seyも参加した官能的なアンビエント・ジャズ・コラージュの組曲!シンセティックなアンビエント・テクスチャーとアコースティック楽器の両方をブレンドしたこのアルバムは、緻密なディテールに裏打ちされた、聴き飽きることのない大変秀逸な作品に仕上がっています。
buttechno & Triš - In Your Head (CD)buttechno & Triš - In Your Head (CD)
buttechno & Triš - In Your Head (CD)PSY X Records
¥2,769
まさかの萌えジャケット仕様での登場です!10年代中盤にウクライナ地下テクノ台風の目として現れ、現在はベルリンを拠点に活動。〈Trip Recordings〉や〈The Trilogy Tapes〉〈Incienso〉〈City-2 St. Giga〉など数々名門からその作品を送り出してきた名手Buttechno (Pavel Milyakov) & TrišがButtechnoの自主レーベル〈PSY X Records〉より発表した版元完売のコラボCD作品『In Your Head』を奇跡的にストックできました!SewerslvtやHyperpop以降の空気感を通過した夢見心地でサイケデリックなAtmospheric Drum and Bassの傑作に仕上げられています。これは幅広い音楽好きにオススメ。帯付属!
Girma Yifrashewa - My Strong Will (CD)
Girma Yifrashewa - My Strong Will (CD)Unseen Worlds
¥1,864
ニューエイジ・ファンにもレコメンド!西洋音楽にエチオピアの五音音階を落とし込んだアフリカのピアノ界の特異点ことGirma Yifrashewaが、エチオピア古典音楽を実践した最新アルバム『My Strong Will』が〈Unseen Worlds〉からアナログ・リリース。ブルガリアの音楽家とブルガリアのソフィアのソフィア・フィルハーモニー管弦楽団とともに録音された本作は、イフラシェワが共産主義の崩壊の両側で、1980年代後半から1990年代初頭にかけて音楽院での訓練を終えた若かりし頃への回帰というべき一枚。エチオピアの音楽を西洋古典の形式に持ち込み、両方の伝統の瞑想的にしてより感情的な新しい展望を明らかにした室内楽の素晴らしい傑作に仕上がっています。
Carl Stone - Stolen Car (CD)
Carl Stone - Stolen Car (CD)Unseen Worlds
¥1,864
かつてなくストレンジでありながら、これまで以上に多くの聴衆へと開かれたであろうエクストリーム・サウンド!"Blue" Gene TyrannyやLaurie Spiegelなど、オブスキュアな実験音楽を世界へと再提示してきた名レーベル〈Unseen World〉からは、Morton Subotnickに学んだアメリカ人作曲家/ラジオ・プロデューサーであり、中京大学にて教授を務めるなど多角的に活動をこなしてきたサンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stone。2020年にデジタル・リリース、個人的にもかなりの超強力盤だと感じていた『Stolen Car』が遂にCD/LPでもそれぞれリリース!作品の歴史た文脈に関心のあるアカデミックな聴衆からの視線が向けられていたことの多かったこれまでの作品形態と比較してよりコンパクトなものへ。自身のキャリアにおいても、ポップな形態から想像するのみならず、それに挑戦していくという進歩的な段階へと突入した意欲作。同氏の得意とするカットアップ/コラージュ・サウンドの真髄が詰め込まれたエクストリームかつポップな世界観が凄まじいです!
Fatou Seidi Ghali & Alamnou Akrouni - Les Filles De Illighadad (CD)
Fatou Seidi Ghali & Alamnou Akrouni - Les Filles De Illighadad (CD)Sahel Sounds
¥1,863
サハラ砂漠はトゥアレグ族の音楽を届けるSahel Soundsから、2016年に発表されていた女性奏者2人による1stアルバム。
特徴的にはずむこの土地のリズムと進行のおもしろさだけでなく、声はやさしく演奏はあたたかいため、トゥアレグ音楽のやわらかな魅力が大きく大きく引き出された録音になってます。サイケデリックにギラギラしたギターはもちろんのこと、なかでも素晴らしいのがB面をまるまる使った"Tende"という曲。円を囲んで沢山の子供たちがはしゃぎ回るような、反復に反復なリズム心地いいい内容。
Medicine Singers (CD)Medicine Singers (CD)
Medicine Singers (CD)Stone Tapes
¥1,854
聖歌からロックアンセム、フリージャズのフリークアウトまで全10曲!先住民アルゴンキン族のパウワウ集団であるEastern Medicine Singersと、ギタリストのYonatan Gat (ex-Monotonix)のステージ上での出会いから生まれたコラボ・プロジェクト、Medicine Singersのセルフタイトル・デビュー・アルバムが〈Stone Tapes〉から登場。サイケデリック・パンクからスピリチュアル・ジャズ、ミニマリズム、電子音楽までも通過し、ネイティヴ・アメリカンの深く根付いた伝統とアヴァンギャルドとのギャップを埋める意欲的な一枚!ノーウェイヴのアイコン的存在イクエ・モリ、Swansさんかも知られるノイズ・レジェンドThor HarrisにChristopher Pravdica、ニューエイジ先駆者パイオニアLaraaji、超多才なトランペッターJaimie Branchなど、著名な実験的ミュージシャンが大集結した要注目の一枚。
Hailu Mergia - Pioneer Works Swing (Live) (CD)Hailu Mergia - Pioneer Works Swing (Live) (CD)
Hailu Mergia - Pioneer Works Swing (Live) (CD)Awesome Tapes From Africa
¥1,846
オリジナルは$4,000で取引されたエチオピア産ジャズの77年金字塔的傑作『Tche Belew』を残したことでも知られるレジェンド中のレジェンドによる最新作!エチオピークの重鎮Mulatu Astatkeとも仕事を共にした伝説的ジャズ・キーボード奏者のHailu Mergia。2016年に録音していた秘蔵ライブ・レコーディング音源『Pioneer Works Swing (Live)』が〈Awesome Tapes From Africa〉より堂々アナウンス。2016年7月1日、ブルックリンの由緒ある非営利文化センター〈Pioneer Works〉で行われた彼らの激しいライヴを美しく捉えています。エネルギッシュかつ遊び心たっぷりに、エチオピアの様々なレパートリーから、ハーモニーとリズムの面白さを次々と引き出した現代のエチオ・ジャズの新たなる金字塔!
Un Drame Musical Instantané / Hélène Sage / Sema / Nurse With Wound - In Fractured Silence (CD)Un Drame Musical Instantané / Hélène Sage / Sema / Nurse With Wound - In Fractured Silence (CD)
Un Drame Musical Instantané / Hélène Sage / Sema / Nurse With Wound - In Fractured Silence (CD)Souffle Continu Records
¥2,473
誉れ高き歴史的ショッピング・ガイドこと「Nurse With Wound List」に捧ぐ一枚!Nurse With WoundのSteven Stapletonが彼らのファーストLPの発表と同時に設立した大名門レーベル〈United Dairies〉より1984年に発表されたコンピレーション・アルバム『In Fractured Silence』が、フランスの前衛的発掘レーベル〈SouffleContinu Records〉から史上初のアナログ再発!ステイプルトンが絶賛した75年のアルバム『Défense de』を手掛けていたJean-Jacques BirgéとFrancis Gorgéらにより76年に結成されたフランスのグループ、Un Drame Musical InstantanéやUn Drameのメンバーとしても知られる女性音楽家Hélène Sageによる10分越えの大曲、ステイプルトンに見出されたモダン・クラシカルの名手Robert Haighの変名ことSema、そして、Nurse With Woundという豪華4組による楽曲を収録。リマスタリング仕様。180g重量盤。
Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)
Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)MSCTY_EDN
¥3,979
今年度要注目の環境音楽/アンビエント・アルバムがようやく到着しました!国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み。もはや説明不要のレジェンドであり、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、近年のニューエイジ・リバイバルを通じて吉村弘や芦川聡らと並ぶ不動の人気を獲得した作曲家、打楽器奏者である高田みどり(1951-)。〈One Little Independent〉からのデビュー・アルバムも絶賛されたスコットランド系ポルトガル人アーティスト/ミュージシャン/プロデューサーSHHEとのスプリット・アルバムをロンドンの新鋭レーベル〈MSCTY_EDN〉からCDリリース。スコットランド初のデザイン専門美術館〈V&A Dundee〉の建築にインスピレーションを受けた新鮮なサウンドスケープ作品。限定300部。
Oscilation Circuit - Oscilation Circuit - Série Réflexion 1 (CD)
Oscilation Circuit - Oscilation Circuit - Série Réflexion 1 (CD)SILENT RIVER RUNS DEEP
¥2,530

空間と生命の「発振」。ジャパニーズ・アンビエント/ミニマル・ミュージック史における不朽の名作が未発表音源を加え、初CD化!

日本環境音楽の草分け、芦川聡により設立された"サウンド・プロセス・デザイン社"が1984年に配給、今日に至るまで神秘のベールにつつまれた作品の全貌がついに明らかになる。エリック・サティ、クロード・ドビュッシー、ジョン・ケージ、スティーヴ・ライヒ、ブライアン・イーノ、細野晴臣、1980年代初頭のキング・クリムゾンといった偉大なアーティスト諸作への思索に富んだ返答。オリジナルLPの3曲に、アルバムの鍵となる楽曲「Nocturne」の再演、そし て続編「Nocturne II」の未発表録音と室内楽アレンジ・ヴァージョンを追加した全7曲を収録。

・Including the liner notes newly written for this reissue by Yuji Shibasaki
・For fans of Ambient, Minimal & Modern Classical Music

サウンド・プロセス・デザインによる「Réflexion」シリーズの唯一の作品である、このガウシアンぼかしを施したグラス/ライヒ・イズムの組曲は、おそらくバブル時代の広大な環境音楽作品群の中で最も離れた位置に存在している。 「波の記譜法」シリーズがミニマリズムを空間構成や感情の洗練という観点から表現したのに対し、磯田健一郎と廣橋浩はニューヨークの硬質さを蒸発させてガス状にし、芦川聡が思い描いた環境空間の中で「煙のように漂う」のに適した状態にすることで、より典雅な意味でアプローチしたのだ。 都市を構成するグリッドではなく、その間に漂う雲を思い浮かべて。 - Spencer Doran (Visible Cloaks)

銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)
銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)Em Records
¥3,520
「植物からみた生きものたちのインターフェイス」。植物の視点から我々の身体を 包み込む生態系の連鎖を音によって体感させるラディカルなインスタレーション、 『エコロジカル・プラントロン』(1994 年)を再検証復刻。

バイオアーティストの銅金裕司が、植物と話し植物から話しかけてくる装置を目指し、90年代初頭に研究開発した画期的なシステムそれが「プラントロン」 だ(※関連の博士号論文もある)。
植物(ラン)から生態電流を取り出して人間の知覚できる物理現象に変換するこの装置は、植物の知性をヒトが感得できるか探ることを第一義とし、物理現象じたいを興じるためのものではない。 『エコロジカル・プラントロン』はこの「プラントロン」を運用した初のインス タレーションの<音>の記録だ。

本作は銅金の「プラントロン」を作曲家の藤 枝守がインスタレーション用のサウンド・システムに構築したもので、植物とヒト環境の往信で生まれた生態電流を電子音にプログラム変換、不定形かつ不規則な電子音の粒が放出される(※注)。
強引に例えればクセナキスやペンデレツキの図形楽譜曲にどこか似た雰囲気を想像できるかもしれない。生態電流といえば、ヒトの脳波を使ったローゼンブームやルシエらの実験音楽が思い出されるが、本作はヒト主体でなく植物ファースト、そもそも<音楽作品>として 提示されていないことを記しておきたい。

今回の復刻ではギャラリーで制作された自主盤音源をリマスターし、『エコロ ジカル・プラントロン』から派生した二つの作品「マングローブ・プラントロン」 と「ピアノラ・プラントロン」をボーナス・ディスクに収録した。初のLP版も発売となる。
本装置の1991 年の実験公開以降、疑似・類似の試みがいまも出現しているが、そのオリジナルが「プラントロン」であったことは明記しておく。 解説には銅金の最新寄稿を掲載し、この実験と開発秘話、本作の意図を改めて 探る。

※注:藤枝は、ヒトが制御不能のこの音塊からある種の規則性を聞き出うとす る過程で現代音楽が置き去りにしてきた「メロディー」を再発見し、それを端緒に「植物文様」というシリーズを作曲し発表している。
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)BEAT RECORDS / NETFLIX MUSIC
¥2,750
(紙ジャケット仕様/解説書封入/高音質UHQCD仕様) 。『トップボーイ』は、ローナン・ベネットが原作・脚本を手がけたイギリスのテレビ犯罪ドラマシリーズ。ロンドンの貧困地域で生きる若者2人。栄光をつかむためドラッグディーラーとして暮らす生き様を、リアルかつスタイリッシュに描かれている。俳優の他にラッパーとしても活躍するアシュリー・ウォルターズとケイン・ロビンソンが主演を務め、2020年に英国アカデミー賞 (BAFTA) ライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードや、マーキュリー賞やMOBOアワード、ブリット・アワードの最優秀新人賞の受賞など、UKシーンを代表するアーティスト、リトル・シムズらの出演も話題となった。最初の2シーズンは2011年から2013年にかけて放送され、興味を示したドレイクが共同プロデューサーとして製作に参加する形で2019年にシーズン3、2022年にシーズン4が放送された。

2023年9月7日に最終シーズンの配信がスタートするのに合わせ、ブライアン・イーノが手がけた全5シーズンのサウンドトラックから、選りすぐった楽曲をまとめたアルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされることが決定しCDとLPが発売される。CDは高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となっており、解説書が封入される。本作に収録された音源は、2020年にリリースされた『Film Music 1976 - 2020』に収録された2曲以外、すべて初リリース音源となる。

イーノは同シリーズの緊張感漂うテーマ曲を提供し、2011年の放送開始以来、『トップボーイ』のオリジナル・サウンドトラックを手がけている。シーズン1〜3で追加楽曲を提供したマイキー・Jことマイケル・アサンテと共に、作品の重要な要素となるムードと雰囲気を作り出してきた。なお現在『Summerhouse』というタイトルで配信されているシーズン1のサウンドトラックは、2012年に英国アカデミー賞 (BAFTA)にてオリジナル・テレビ音楽賞を受賞している。

イーノは、長年にわたって映画やテレビシリーズのサウンドトラックや楽曲提供を行っており、アンビエント・ミュージックとの深い関わりから、キャリアの初期には実際には存在しない想像上の映画のために音楽を書く手法もとってきた。彼の作曲に対するアプローチは、ニーノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ映画のサウンドトラックを手掛けたことにインスパイアされたもので、作曲家がすべてのシーンに合わせて音を作るのではなく、音楽はそれ自体がまず作品として作られ、音楽の上に映像が配置された。

『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。- ブライアン・イーノ

ブライアンが2011年の『トップ・ボーイ』シーズン1に向けて選曲を始めた瞬間から、彼のスコアが番組にとって稀有な贈り物であることを理解していた。ブライアンによるアプローチは、特定のシーンに支配されるのではなく、彼自身がこの作品をどう捉えているかという感覚によって音楽を提供する。したがって、彼の音楽はスクリーンに映し出されるイメージの背景に存在する場所、感情、ムードを支配することができる。ブライアンは、作品への理解と、作品の舞台となっている世界に住む人々への感覚に基づき、5シーズンにわたって選りすぐりの音楽を提供し続け、常に視聴者を筋書きのはるか彼方へと導いてきた。ドゥシェーンやサリー、そしてロンドンの街並みと同様、ブライアンの音楽は『トップボーイ』という作品の核となっている。
- チャールズ・スティール&アラスデア・フリンド (Cowboy Films)

【ブライアン・イーノとサウンドトラック】
ブライアン・イーノは、デヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』の「Prophecy Theme」、ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』の「From The Beginning」、マイケル・マン監督『ヒート』の「Late Evening In Jersey」など、映画やテレビ作品の音楽を数多く手がけてきた。実弟のロジャーとダニエル・ラノワとともに、イーノは『Apollo: Atmosphere & Soundtracks』を制作しているが、これは元々、月面着陸を主題にしたアル・レイナートによるドキュメンタリー映画『For All Mankind』用に書かれた作品である。その中でも収録曲「An Ending (Ascent)」はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』やダニー・ボイル監督の『28日後…』、そして2012年のロンドン・オリンピック開会式にも登場した曲として記憶されている。また「Deep Blue Day」は映画『トレインスポッティング』でユアン・マクレガー演じる主人公がトイレの中にダイブする伝説的シーンの曲として永遠に語り継がれるだろう。

『グリッターバグ/デレク・ジャーマン 1970 - 1986』と『For All Mankind』以外にも、ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や、エンリケ・ゴールドマン監督によるブラジルの連続殺人鬼の伝記映画『O Nome da Morte』、スラヴォイ・ジジェク監督によるドキュメンタリー映画『The Pervert's Guide to Cinema』、ゲイリー・ハストウィット監督が手がけたインダストリアル・デザインの巨匠、ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』のサウンドトラックを手がけている。

TV作品としては、実弟であるロジャーと共にダニー・ボイル監督の『Mr. Wroe’s Virgins』の音楽で英国アカデミー賞 (BAFTA) で最優秀オリジナル・テレビ音楽賞にノミネートされている他、BBC Natural Worldシリーズの『Hammerhead』、フランシス・ベーコンのドキュメンタリー『Arena』、ニール・ゲイマンによるテレビ・シリーズ『Neverwhere』、BBCで放送されたスチュアート・ブランドによる『How Buildings Learn』に楽曲提供を行っている。
Juana Molina - Segundo (21st Anniversary) (CD)
Juana Molina - Segundo (21st Anniversary) (CD)Crammed Discs
¥2,673
2000年にリリースされた『Segundo』は、フアナ・モリーナの国際的なキャリアをスタートさせるきっかけとなった名作。当初はアルゼンチンと日本でリリースされ、最終的に2003年にDominoレーベルにピックアップされたアルゼンチン音響派マスターピースが再発。
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)
Emahoy Tsege Mariam Gebru - Jerusalem (CD)Mississippi Records
¥1,810
Meditationsでもベストセラーな1960年代から活動するエチオピアの女性ピアニスト、Tsege Mariam Gebruのナンと秘蔵初出音源がリリース!
Erik Satie, Debussyなどの西洋音楽のエッセンスとエチオピア教会音楽の悠久の歴史が物語る神聖美が邂逅し、アフリカの約束の大地の上にて魂の脈打つ鼓動と瞑想の響きが混ざり合った孤高の音楽であり、女性版Dollar Brandとも言える感動的なモダン・クラシカル。ピアノのみの純粋な音楽性とレトロな音質がたまりません。スピリチュアルな音源がお好きな方は当然マストですが、幅広い音楽ファンへとお薦めしたい果てなき霊性漂うマスターピース。
Wau Wau Collectif - Yaral Sa Doom (CD)
Wau Wau Collectif - Yaral Sa Doom (CD)Sahel Sounds
¥1,858
なんなんだこれは~~!一推し・・・この上なく美しくワールドにひろがる音響派/コズミックな西アフリカ・セネガルの要注目な音楽集団、Wau Wau Collectif。サハラ砂漠以南の未知の音楽へと切り込む名所〈Sahel Sounds〉からはまたしても想像を超えて凄いものが登場!国境や音楽シーンを超え、西アフリカ各地の伝統、スーフィーの賛美歌、スピリチュアル・ジャズ、ダブのリズムからインスパイアされた、挑戦的かつハイブリッドな空想民俗音楽。今作の中心には「教育」というテーマがあるそうで、現代のセネガルが直面している社会問題や移民問題などを直接取り上げた楽曲を収録。しかしながら、穏やかで実に牧歌的な音楽で、コール&レスポンスするチャントや子供の声、催眠的なパーカッション、コズミックなパッド・シンセ、第四世界風味の異界なサックスまで、どうかしちゃうくらい潤けたサウンドが満載。これは幅広いリスナーに大大大推薦!
Chris Abrahams, Oren Ambarchi, Robbie Avenaim - Placelessness (CD)
Chris Abrahams, Oren Ambarchi, Robbie Avenaim - Placelessness (CD)Ideologic Organ
¥2,169
Stephen O'Malley主宰の大名門〈Ideologic Organ〉より最新タイトル。ニュージーランド出身オーストラリア拠点の名実験作家Chris Abrahamsと、豪州前衛の一大聖地〈Black Truffle〉主宰者にして灰野敬二やジムオルークらとのコラボレーションでもお馴染みOren Ambarchi、そして、同国の実験ドラマーで〈What Is Music? Festival〉の創設者Robbie Avenaimによるコラボ・アルバム『Placelessness』がヴァイナル・リリース。アンビエント・ミュージック、ミニマリズム、厳格な実験主義と即興、そしてマシン・ミュージックの接点に位置する2つの長編作品からなる意欲作!
Jessika Kenney & Eyvind Kang - Azure (CD)
Jessika Kenney & Eyvind Kang - Azure (CD)Ideologic Organ
¥2,398
その魅惑的な歌声と口承伝承の高度な研究で国際的に評価されているボーカリスト/作曲家であり、Tashi Wada、Alvin Lucier、Sarah Davachi、Ensemble Nist-Nah、Sunn O)))といった面々とコラボレーションしてきたJessika Kenney、そして、Bill FrisellやSun City Girls、Ikue Mori、Laurie Anderson、Animal Collectiveなどのアルバムで演奏を披露してきたマルチ楽器奏者、作編曲家であるEyvind Kangという長年の盟友同士による共作『Azure』がアナログ・リリース。版元はSunn O)))の主将ことStephen O'Malley率いる大名門レーベル〈Ideologic Organ〉。 2022年の春にシアトルで録音された5つの新しい作品で構成されたこれまでで最も魅力的な作品であり、この驚くべきソノリティの集合は、アルバム全体にわたってゆっくりと展開する現代的なミニマリズムの特異なジェスチャーで最高潮へと達する瞬間を見せつけてくれます。
Jordan De La Sierra - Gymnosphere: Song Of The Rose (2CD)
Jordan De La Sierra - Gymnosphere: Song Of The Rose (2CD)Numero Group
¥2,646
ニューエイジ~ミニマル史の結晶がまた1枚紐解かれました。Iasosの記念すべき1stと同じく、ニューエイジ/アンビエントの重要レーベル"Unity Records"に残されていたいたという77年のミニマル/ピアノ遺産、Jordan De La Sierraの1stアルバムが現代に復刻です!
La Monte YoungやTerry Riley、Pandit Pran Nathら偉大なミニマリストらに影響を受け、米国のアンビエント~宇宙な老舗ラジオ局Hearts Of SpaceのStephen Hillによるプロデュース力もあり、加工や調整されたというよりも、出てくる音はその場の空気を軽やかに取り込んで流れるよう。作品の構成は約25分x4曲からなり、どれも1音1音が儚く、特に4曲目"Sphere Of Sublime Dances"の時間感覚消え去るような、弦と指の動きが目の前からなくなる透明度は本当絶品です。 また宇宙やインド観にも傾倒していたようで、アートワークの端々からも彼の創造空間美学が貫かれています。ジャンル問わず、このような儚い存在の音を発掘させたら流石はNumero。千里眼と丁寧な仕事に圧倒です。
Catherine Christer Hennix - Solo for Tamburium (CD)Catherine Christer Hennix - Solo for Tamburium (CD)
Catherine Christer Hennix - Solo for Tamburium (CD)Blank Forms Editions
¥2,168
Henry FlyntやPandit Pran Nath、La Monte Youngといったレジェンドとの仕事も知られるスウェーデン系アメリカ人作曲家、哲学者、科学者、ヴィジュアル・アーティストのCatherine Christer Hennixによる、拡大し続ける音楽的実践を描く取り組みの第4弾『Solo for Tamburium』がブルックリンの〈Blank Forms Editions〉からアナウンス。ベルリンで開催された〈MaerzMusik 2017〉で記録された最新の主要作品を収録した内容となっており、Hennixは自作創作楽器を演奏し、キーボード・インターフェイスで、精密に調律されたタンブラの88の録音からなる組曲をコントロールし、豊かなハーモニーの相互作用の連続的な流れを生み出しています。
Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (CD)Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (CD)
Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (CD)Blank Forms Editions
¥2,168
グループ音楽、タージマハル旅行団等の活動でも知られる日本が誇るサウンドアート巨匠でありフルクサスの命脈にも連なる小杉武久(1938-2018)。1980年に〈ALM Records〉でプレスした希少作品『New Sense Of Hearing』が〈Blank Forms〉から史上初のリイシュー。1979年4月2日、鈴木昭男と共に東京・エオリアンホールにて録音したオリジナル・テープから恩田晃がマスタリングを行い高品質で再発。
Moritz Von Oswald - Silencio (CD)
Moritz Von Oswald - Silencio (CD)Tresor Records
¥2,586
Mark Ernestusとのコラボレーションであるダブ・テクノ伝説 = Basic Channelでのダブ・テクノの先駆的な活動やRhythm And Soundの水晶の様なエレクトロニック・ダブを通じて、本物のジャマイカン・ダブとデトロイト・スタイルのクラシック・テクノの深い交流の土壌を築いたMoritz von Oswald。エレクトロニック・ミュージックの世界に忘れがたい足跡を残した彼が本名名義としては初めてとなるソロ・アルバム『Silencio』を〈Tresor〉からアナログ・リリース。エドガー・ヴァレーズ、ジェルジ・リゲティ、ヤニス・クセナキスといった現代音楽の偉人たちからインスピレーションを受け、古典的なシンセサイザーを駆使し、ヴォーカルコンソート ベルリンのパフォーマンスへと捧げた意欲作。光と闇を行き来する見事で優美なアンビエント作品。
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - BAUS '93 (CD+DVD)
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - BAUS '93 (CD+DVD)The Last One Musique / Tuff Beats
¥4,620

裸のラリーズ、1993年2月13日吉祥寺バウスシアターで開催された伝説の復活ライヴが、前作に続きデジタルマルチ音源よりアルバム化。
CDの初回生産盤には同日のライヴ映像を素材に作り上げた映像作品が収録されたDVDを付属。
すでにワールドワイドでリリースされ、大きな反響を巻き起こしている『CITTA' '93』に続き、その4日前の2月13日に吉祥寺バウスシアターにて行われた演奏が『BAUS '93』として作品化。ラリーズにとって5年ぶりの復帰ライヴとなった同公演は、これまた伝説的なパフォーマンスとして知られる。
『CITTA' '93』と同じく8チャンネルのデジタル・マルチトラックをマスターとし、会場内で録られたカセット音源や調整卓からのステレオアウトなども足され、久保田麻琴が再び入魂のミキシング&マスタリング。今作『BAUS '93』でも再び、誰も聴いたことのない音像でラリーズのコンサートを再構築している。
当日のメンバーは水谷孝(Vo,G)、石井勝彦(G)、高田清博(B)、三巻敏朗(Dr)。4日後の公演とはリズム隊が異なるラインナップとなり、前作『CITTA' '93』とはまた表情の違う演奏を聴くことができる。
CDの初回生産盤にはかつてラリーズのヴィジュアル演出を手がけていた宇治晶が、同日のステージを撮影したビデオを素材に作り上げた映像作品を収めたDVDも付属。
解説原稿を執筆したのは、「The Wire」や「The Quietus」でライターとして活躍し、BBCラジオに担当番組も持つジェニファー・ルーシー・アラン。さらに、ラリーズをはじめとする日本のアンダーグラウンド・ロックを世界に紹介した怪書『ジャップロックサンプラー』の著者としても名高いジュリアン・コープが特別寄稿。


■収録楽曲(CD):
1. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
2. 黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin' Love With / Romance of the Black Pain otherwise Fallin' Love With
3. 夜の収穫者たち_1993 / Reapers of the Night_1993
4. Darkness Returns

DVD『Live at Baus Theater on February 13 1993』付き(本編23分)

The Black Dog - Radio Scarecrow (CD)The Black Dog - Radio Scarecrow (CD)
The Black Dog - Radio Scarecrow (CD)Dust Science
¥2,467
英国を代表するベテラン・エレクトロニカ・クルー、The Black Dogが2008年に残した今なお高い支持を誇るアルバム『Radio Scarecrow』がSoma Recordsからのオリジナル・リリースから実に15年の時を経て、リマスタリング仕様で〈Dust Science〉から再発!2006年から2008年にかけての2年間にわたる、絶え間無い実践と思索がエキサイティングに流れ、激しく打ち合う傑作へと結実!!Coilや中期のAutechreのようなメロディックなクィアネスを共有する"Transmission start"、2部構成のクラウト・オプティミズム"Train by the autobahn 1 + 2"、"Floods v3.9"や"beep"のようなSurgeonスタイルのインダストリアル・テクノまで、彼らが当時受けていた新たなインスピレーションが詰め込まれたマスターピース。

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