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Jazz / Soul / Funk

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V.A. - Nigeria 70 - The Definitive LP Edition (25th Anniversary Edition 3LP)V.A. - Nigeria 70 - The Definitive LP Edition (25th Anniversary Edition 3LP)
V.A. - Nigeria 70 - The Definitive LP Edition (25th Anniversary Edition 3LP)Strut
¥5,814

アフロ・レアグルーヴ入門に最適!数々の名コンピの編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉が、2001年に初めて発表した画期的編集盤であり、ナイジェリアの豊穣な音楽シーンを紐解いた歴史的なショーケース『Nigeria 70』の決定版ヴァイナルが二十五周年記念版で登場!アフロビートの帝王Fela Kutiや、同国のポピュラー音楽"ジュジュ"伝説King Sunny Ade、アフロ・ファンク/サイケの金字塔として君臨するThe Funkeesに至るまで、70年代のナイジェリアのラゴス・シーンのアフロ・ファンクやアフロ・ジャズのタイムレスの魅力を後世へと伝え続けるマスターピース!

Irreversible Entanglements (LP)Irreversible Entanglements (LP)
Irreversible Entanglements (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥3,791

2017年9月にリリースされたIrreversible Entanglementsのセルフ・タイトル・デビューアルバムが〈International Anthem〉創立11周年記念リイシュー・シリーズとして、新しい帯と未公開写真、そしてベーシストLuke Stewartによる新しい解説を収録して、めでたくも再発。本作は詩人のCamae Ayewa(Moor Mother)、ベーシストLuke Stewart、サックスのKeir Neuringer、トランペットのAquiles Navarro、ドラムのTcheser Holmesという5人が初めて一緒に演奏した音源で、即興のフリージャズに詩の朗読が重なる強烈な作品で、彼らが初めて出会った「Musicians Against Police Brutality」というイベントがきっかけとなって生まれた。このバンドは、フリージャズの原点である「ブラック解放のための音楽」という精神を受け継ぎつつ、伝統を敬いながらも新しい未来を見据えた挑戦的なサウンドを作り出している。1960年代の東海岸のフリージャズの流れを汲み、Amiri BarakaやThe New York Art Quartetの影響も感じられる音楽性は、発売から10年経ち、ジャズ界やコミュニティに大きな影響を与え続けている。

Carlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson - Chicago Waves (IA11 Edition) (LP)Carlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson - Chicago Waves (IA11 Edition) (LP)
Carlos Niño & Miguel Atwood-Ferguson - Chicago Waves (IA11 Edition) (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥3,791

ポスト・ヒップホップやスピリチュアル・ジャズ、ニューエイジのLAシーンを牽引するCarlos Niñoと、クラシック訓練を受けたマルチ奏者で、数多くの有名アーティストの編曲を手掛け、壮大なオーケストラ作品も制作しているMiguel Atwood-Fergusonによる、二人の深い友情と長年の音楽的対話であり、シカゴの冬の空気が織り込まれたような2020年リリースのアンビエント&スピリチュアル・ジャズ作品『Chicago Waves』が〈International Anthem〉創立11周年記念リイシュー・シリーズとして、新しい帯と16ページの豪華なブックレット、〈International Anthem〉の共同創設者Scott McNieceによる詳細な解説も収録して再発!シカゴのSouth Shore Cultural Centreでのライブで、冬の静けさを感じさせる音と、アフリカ、インド、東アジアのモードを絶妙にミックスした新時代のスピリチュアル・ジャズが高い次元で融合して好内容!

Carlos Niño & Friends - (I'm just) Chillin', on Fire (Etheric Pink Color Vinyl 2LP)Carlos Niño & Friends - (I'm just) Chillin', on Fire (Etheric Pink Color Vinyl 2LP)
Carlos Niño & Friends - (I'm just) Chillin', on Fire (Etheric Pink Color Vinyl 2LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥5,467
限定555部。まさに2023年のSun RaとAlice Coltraneの夢のドッキング・ライブのようなスピリチュアル・アンビエント・ジャズの傑出した一枚!Matthewdavid主宰のLAアンダーグラウンドの一大聖地こと〈Leaving Records〉の看板アクトとしても当店おなじみなCarlos Niño & Friendsが十数人ものゲスト・ミュージシャンを迎えた最新アルバム『(I'm just) Chillin' on Fire』をシカゴ拠点の現代ジャズ大名門レーベル〈International Anthem〉から発表!ギタリストのNate Mercereauや現代ジャズのレジェンドKamasi Washington、ニューエイジのパイオニアであるLaraaji、そして、Jamire WilliamsやDeantoni Parks、LionmilkやPhotayに至るまで、数多の名手たちが参加した破格の一枚であり、ジャズとエレクトロニック・ファンクのエネルギッシュなドラミングを湛えた宇宙的ジャズ・アルバムに仕上がっています。この上なく超グレートです!!!!!!!!
Daniel Villarreal - Lados B (Cigar Smoke Vinyl LP)Daniel Villarreal - Lados B (Cigar Smoke Vinyl LP)
Daniel Villarreal - Lados B (Cigar Smoke Vinyl LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,747
パナマ出身のドラマーDaniel Villarrealが、Chicago Underground OrchestraやTortoiseでもお馴染みの世界的ギタリストのJeff ParkerとベーシストのAnna Butterssと組んだアルバム『Lados B』がシカゴの現代ジャズの聖地〈International Anthem〉より登場。2020年10月15日と16日、ロサンゼルスの〈Chicali Outpost〉の裏庭で午後2時から行ったアンサンブル・レコーディング・セッション音源を収めた2022年のアルバム『Panamá 77』に未収録だったトラックたちをまとめた作品。〈Fania Records〉のラテン・ファンクや〈Brain Records〉の異世界的なヒューマニティ・トランスなどからインスパイアされたサイケデリック・ローライダー・ファンク・ジャム傑作!
Resavoir (Dusk Cloud Vinyl LP)Resavoir (Dusk Cloud Vinyl LP)
Resavoir (Dusk Cloud Vinyl LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,747
現代のソウル・ジャズとベッドルーム・ビート、シンセ・セレナーデ、黄昏のソナタが織り成す、繊細な輝きを放つシンフォニー。デビュー・シングル「Escalator」では、〈BBC〉の Gilles Petersonにも「勝者」と大絶賛されたシカゴの現代ジャズ集団、Resavoirの最新作が同地の現代ジャズ名門〈International Anthem〉から再び登場。グループのプロデューサー/アレンジャーであるWill Millerの宅録実験の成果が余す所なく詰め込まれた作品であり、貯水池をテーマにした曲を書くという作曲課題を合図にした、ローファイ・ジャズ・インストゥルメンタル組曲を全11曲収録しています。
First Choice - Let No Man Put Asunder (Ron Hardy Edit 12")
First Choice - Let No Man Put Asunder (Ron Hardy Edit 12")Salsoul
¥3,487

フィラデルフィア・ソウルの名門〈Salsoul〉より、Ron Hardyによる伝説のリエディットが正規復刻。ディスコ〜ハウスを越境して愛され続けるFirst Choiceのクラシック「Let No Man Put Asunder」を、シカゴ・ハウスの先駆者Ron Hardyがよりフロア志向に再構築!ミニマルなループとグルーヴの増幅によって、原曲のエモーショナルなソウルが陶酔的なダンス・ナラティヴへと変貌。ディスコ史とハウスの系譜を繋ぐ重要盤です。〈Salsoul〉による正規12インチ復刻。

Zoh Amba - Sun (LP)Zoh Amba - Sun (LP)
Zoh Amba - Sun (LP)Smalltown Supersound
¥3,487

テネシー出身、まだ20代前半ながらChris Corsano、Bill Orcutt、William Parker、Matthew Shippらとの共演でも注目を集めるフリージャズ・サックス奏者Zoh Ambaのソロ作『Sun』が〈Smalltown Supersound〉から登場。本作は、Ambaのスピリチュアルな側面と即興演奏の爆発力が共存する作品で、ピアノのLex Korten、ベースのCaroline Morton、ドラムのMiguel Marcel RussellからなるSun Quartetとともに録音された。Amba自身はヒンドゥー教の信仰者であり、本作を創造主と亡きPeter Brötzmannに捧げている。これまでの怒涛のフリージャズ作品群と比べてややテンポを落としつつも、彼女特有の熱量はそのまま。ピアノとサックスを同時に操るライブパフォーマンスでも知られる彼女だが、本作収録の「Champa Flower」ではギターも披露。ラストの長尺トラック「In Heart」では、内面の情動をKortenの鋭いピアノとぶつけ合いながら、音に刻み込んでいく。情熱と静謐が交差する祈りの即興組曲のような一枚。

Space Ghost & Teddy Bryant - Majestic Fantasies (LP)Space Ghost & Teddy Bryant - Majestic Fantasies (LP)
Space Ghost & Teddy Bryant - Majestic Fantasies (LP)Peace World Records
¥4,602

80s〜90sソウルの温もりを、2020年代の耳でリメイクした甘美な回顧録!Space Ghost & Teddy Bryant によるデビュー・アルバム『Majestic Fantasies』は、ヴォーカルにはTeddy Bryantを迎え、R&B、UKストリートソウル、Gファンク、ハウスを気持ちよく溶け合わせた、愛と温もりに満ちた全10曲入りのアルバムで、3年をかけて完成された本作では、Teddy RileyやJam & Lewis、DeVante Swingらのソングライティングにインスパイアされつつ、Space Ghostのヴィンテージな質感と現代的センスが絶妙に融合。Space Ghostの粋なプロダクションと、Teddy Bryantの包み込むような歌声が生み出す、穏やかで多幸感のある一枚。面白いのは、この音楽性にして二人は実際には一度も会ったことがないという点で、それでも音楽を通して、ポジティブでノスタルジック、でも遊び心あるラヴ・ソングを一緒に作り上げている。

V.A. - Conscience Let Me Be (LP)
V.A. - Conscience Let Me Be (LP)Pyramid Records
¥3,242

Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのゴスペル仕様とも言うべき、鋭い審美眼にて選び抜かれたゴスペル・ミュージックの数々を収録。アメリカ・ポートランドの老舗レコード店Mississippi Recordsの創設者であるEric Isaacsonによるレーベル〈Pyramid Records〉からディープ・ゴスペルの真髄に触れるコンピレーション『Conscience Let Me Be』が到着!地元の小さな教会や自主制作レーベルから出た1960〜70年代の知られざる音源を、DJ JumboとPyramid Recordsのアーカイヴから厳選収録。全編にわたってギターを前面に押し出したスローなバラッドが並んでおり、魂に触れるような、苦悩や救いといったより深い存在の問題に真正面から向き合う名演ばかりが詰まっている。どの曲にも静かな確信と内面から滲み出るような信仰心が宿っていて、スピリチュアルでありながら、どこかブルースのような翳りも感じさせる音世界は、ストレートに心に響く。ディープ・サウスの霊性あふれる、ひそやかで力強い祈りの記録。

Shawty Pimp - Still Comin' Real (LP)
Shawty Pimp - Still Comin' Real (LP)Gyptology Records
¥5,219

Delroy Edwards主催の人気レーベル、L.A. Club Resourceからリリースされた再発盤も高騰していたメンフィスのアンダーグラウンド・ラッパー、Shawty PimpとBig Pimpin 'ProductionsのクルーによるG-Funk~ギャングスタ・ラップの隠れた名曲たちがリマスタリングされオフィシャル・リリース!
カリフォルニアとニューヨークだけがアンダーグラウンド・ヒップホップの聖地ではない・・・南部テネシー州メンフィスの器量とも言うべき熱き魂が復刻。1995年、ヒップホップの黄金期に人知れず活動し、現在入手困難な極小部数のカセットリリースのみをリリースしていた面々の貴重な音源がヴァイナル化です。ギャングスタ直系の印象的なフロウに、この時代の味が凝縮されたロウなビート、ほのかに香るR&Bなテイスト抜群な心地のいいローファイ・アルバムに仕上がっています。細心の注意を払いアーティストとの交渉を経た正規盤。

The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)
The Growth Eternal - Live At Susan's (CS+DL)Leaving Records
¥2,472
オクラホマ州タルサ出身、LA拠点のオルタナティヴR&Bの名手The Growth Eternalによるライブ・アルバムが、スピリチュアルなインディペンデント・シーンの聖地〈Leaving Records〉から登場。ゴスペル由来の霊性、ブラック・ミュージックの深い叡智、そして現代ジャズ的自由を宿すアプローチが、美しく洗練された音響の中で交錯。まるで自室に届く祝祭の残響のような、親密でありながらスケール感を持った実験的ソウル・ミュージック。表題が示す通り、どこか私的で温かな空間で録音されたような気配に満ちた作品です。
Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)
Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)Leaving Records
¥2,368
アンビエント・ジャズの至上の傑作『To Live & Die In Space & Time』を残したミネアポリス出身のサックス奏者Cole Puliceによる最新アルバムが、〈Leaving Records〉から登場。モダン・クラシカルの天上的な響き、静謐な持続音、そしてスピリチュアル・ジャズとアンビエントが交錯する霊的ランドスケープ。管楽器が紡ぐ余韻の波紋が空間に溶け、無音のなかでさえ音楽が鳴っているかのような、深い瞑想と感情の余白が広がります。沈黙と共鳴するサウンドスケープの中に、時間と記憶、そして祈りが静かに漂う一枚。
Sam Gendel & Sam Wilkes - The Doober (LP+DL)Sam Gendel & Sam Wilkes - The Doober (LP+DL)
Sam Gendel & Sam Wilkes - The Doober (LP+DL)Leaving Records
¥3,886

Judee Sillをはじめ、Milton Nascimentoなど多様な音楽ジャンルからのカバーも収録。ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる2024年のデュオ・アルバム第3弾『The Doober』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース!当店ベストセラー、大成功を収めた『Music for Saxofone & Bass Guitar』(2018年)と『Music for Saxofone & Bass Guitar More Songs』(2021年)に続く3枚目がd年越しに登場!メロディーやアレンジの完成度、自由度へと焦点を当てた内容となっている本作では、楽器編成、サウンド、レパートリーの具体的なバリエーションを記録。今回はGendelがCメロディ・サックス、WilkesがフェンダーPベースを担当した内容で、選りすぐりの素材とオリジナル曲のアレンジを収めています。

Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)
Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)Leaving Records
¥4,594

Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)2021年発表の人気作が待望のリプレスです!Sam Wilkesとの『Music for Saxofone and Bass Guitar』も当店大ヒット!Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様な形容で表される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendel。昨今も傑作のリリース・ラッシュで世界から巨大な注目を浴びるこの人ですが、今年度最重要のアルバムといって差し支えない〈Leaving〉からの大人気作『Fresh Bread』のヴァイナルを入荷出来ました!2012年から2020年までの間に行われたホーム・レコーディングやパフォーマンスの個人的なアーカイブからセレクトされた楽曲を実に全52曲も収録したオールジャンルのアンソロジーとしてリリース。ナンと3時間44分にも及ぶ超ボリュームです。Carlos Niño、Jamire Williamsらも参加。※スリーブ右上角に入荷時より角打ちございます、予めご了承くださいませ。

Sam Gendel & Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar More Songs (LP+DL)Sam Gendel & Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar More Songs (LP+DL)
Sam Gendel & Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar More Songs (LP+DL)Leaving Records
¥3,886

奇跡の続編。Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様に評される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendel。2018年に自主プレスし、その後幾度も重版され当店でも大大大ベストセラーでおなじみだった前作に続くSam Wilkesとのコラボレーション作品が〈Leaving Records〉からカセット・リリース。2017年から2018年に録音された前作に対して、2017年から2021年にかけて録音された、その「続き」を聞かせてくれる一枚。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。

Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)
Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)Leaving Records
¥3,886

待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!

Qur'an Shaheed - Pulse (LP+DL)Qur'an Shaheed - Pulse (LP+DL)
Qur'an Shaheed - Pulse (LP+DL)Leaving Records
¥3,886

ロサンゼルス近郊のイングルウッドを拠点に活動するピアニスト/詩人/シンガーソングライター、Qur’an Shaheed によるフルアルバム『Pulse』は、クラシックと現代ピアノの訓練を土台に、ネオ・ソウル、即興、実験音楽の要素を自由に織り交ぜた意欲作。母はピアノ教師で、父はスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイの音楽監督を勤めたという音楽一家に育ち、幼少から厳しいピアノの訓練を受けた彼女が、本作ではより大胆に、直感と詩的な抽象性に身を委ねている。プロデューサーのSpencer Hartlingのテープループや即興的なエフェクト処理がアルバムに魔法のような質感を加え、Maia Harper のフルートやハープも幻想的な空気も相まって、アンビエントを基調にしながら、夢のように浮遊するジャズ的なヴォーカルとリリカルな詞世界が展開され、形式と感情、訓練と即興の境界線をゆくようなサウンドを構築。自分自身との対話の中で生まれたような、パーソナルな音楽宇宙を描いている。

Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)
Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)PLANET E
¥5,568

デトロイト・テクノのパイオニア、カール・クレイグのキャリアを追ったドキュメンタリー映画の公式サウンドトラック『Desire: The Carl Craig Story』が自身のレーベル〈Planet E〉から登場。本作には、彼の膨大なアーカイブから代表曲やレア音源が多数収録されており、たとえば、デトロイト・テクノの原点を象徴する1曲「No More Words」、約25年ぶりに広く再発となるDesigner Music名義の「The Truth」、2013年のCDコンピ『Masterpiece』にのみ収録されていたアンビエント曲で、今回、映画のエンドロールを飾る「Meditation 4」、ほかにも、69、Psyche/BFC、Innerzone Orchestraといった別名義作品や、モーリッツ・フォン・オズワルド、フランチェスコ・トリスターノとのコラボレーションも収録。映画自体は、クレイグの生い立ちから世界的アーティストへの道のりを、デトロイトの衰退と再生と重ねながら描いており、ギレス・ピーターソン、ロニ・サイズ、ローラン・ガルニエ、DJミンクス、ケニー・ラーキン、ジェームズ・ラヴェルらがインタビュー出演している。カール・クレイグの革新と美学を総覧する、デトロイト・テクノの記憶と魂を刻んだ決定版。

Sam Wilkes -  Live on The Green (CS+DL)
Sam Wilkes - Live on The Green (CS+DL)Leaving Records
¥2,687

ワールドスタンダード 鈴木惣一朗氏もフェイバリットに挙げる一枚(!) Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ、Pratleyの一員としても知られるSam Wilkesの2019年発表の 人気作がカセットから登場。
大きな話題を呼んだ前作「Wilkes」のリリース直後の18年11月に行われたライブ音源から構成されたアルバムで、"Today"、"Run"、"Descending"といった前作からの3曲に加え、Joe HendersonやAlice Coltraneといったレジェンドたちの楽曲を収録。上品さの中に抜群のダイナミズムを秘めながら淡々と練り上げる新世代ジャズの新境地的音世界。ニューエイジから音響派、スムース・ジャズ、サイケデリックまでも大胆&越境的に横断しつつそのどれでもない異質なサウンズへと昇華しています。

冥丁 - 古風 (LP)冥丁 - 古風 (LP)
冥丁 - 古風 (LP)KITCHEN. LABEL
¥5,500

国内外のエレクトロニック〜アンビエントシーンで大きな注目を集める冥丁が待望の3rdアルバムをリリース!前二作『怪談』『小町』続く「LOST JAPANESE MOOD」を描き出す三部作の最終章。

デビューアルバム『怪談』がPitchfork2018年度の「ベスト・エクスペリメンタル・アルバム」の1枚に選出、そして翌年2019年発表の2ndアルバム『小町』も国内外で高い評価を獲得するなど、日本の古い文化をモチーフにした唯一無比のオリジナリティーで一躍世界のエレクトロニック~アンビエントシーンに躍り出た広島在住のアーティスト冥丁(メイテイ)が、待望の3rdアルバムをシンガポールKITCHEN. LABELよりリリースする。

前二作『怪談』『小町』に続き、本作『古風』でも再び日本の古い文化に焦点を当て、”日本の古い美学への風刺”をテーマに「LOST JAPANESE MOOD」(失われた日本のムード)を描き出す3部作を完結させる。ピアノや和楽器の音色、フィールドレコーディング、わらべ歌や民謡の破片を、遊び心を伴った冥丁の稀有な感性で組み合わせ、想像上の過去と現在を繋いだノスタルジックかつ幻想的な音の情景が描き出されている。連作となる「花魁 I」(M-3)と「花魁 II」(M-8)では、古いドラムや金属の音を加工した疾走感のあるヒップホップのリズムで、これまでにない緊張感揺らめくサウンドを構築。さらに、意味がわからないまで解体された声のサンプル使いは、宮崎駿氏の「世の中にはロジックで物事を考えるべきではない瞬間もある」という概念に共感し、言葉を超えた別の何かを生み出している。また、家父長的な日本社会で長年苦しんできた労働者階級の女性たちに捧げた「女房」(M-6)や、梅毒が蔓延する過酷な労働環境で働く遊女たちを描いた「花魁」(M-3, 8)など、昔の日本社会において自由がなかった女性たちを取り上げ、溝口健二監督のようなアプローチで彼女たちの想像を絶する痛みを優しさをもって形にしている。

本作をもって冥丁は日本の忘れ去られた過去の文化への探求に別れを告げるが、『古風』は世界から完全に切り離された歴史の一部を日本のみならず海外のリスナーにも語り継いでいくことができる作品である。

Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)
Wolfgang Pérez - Só Ouço (LP)Hive Mind Records
¥4,439

ドイツ系スペイン人アーティスト、ウォルフガング・ペレスがリオ・デ・ジャネイロでの18か月におよぶ滞在と交流を経て完成させた、ブラジル音楽への深い愛情にあふれたアルバム『Só Ouço』。ジルベルト・ジルやトン・ゼー、ジョアン・ジルベルトといったブラジル音楽のレジェンドたちのエッセンスを、現代的でアートポップな感覚に落とし込んだ作品になっていて、ボサノヴァの柔らかさやサンバの律動に加えて、電子音の軽やかな介入や構造的にひねりのあるアレンジが加えられており、決して懐古的にはならず、むしろ、ジャンルにとらわれない柔軟な耳でブラジル音楽を解釈し直したような印象がある。シンプルで親しみやすいメロディに、リズムの遊びや曖昧にゆらぐハーモニーが折り重なり、どの曲も小さな旅のような印象。アルバムは、地元の若手プレイヤーたちとのジャムやセッションから生まれた楽曲で構成されており、まるでリオの空気をそのまま閉じ込めたような、軽やかで温かなグルーヴが心地いい。異国から来たペレスの視点が、逆にブラジル音楽の魅力を一層引き立てており、異文化的な距離感がむしろ音楽に瑞々しさを与えている。

Florian TM Zeisig -  A New Life (LP)Florian TM Zeisig -  A New Life (LP)
Florian TM Zeisig - A New Life (LP)STROOM.tv
¥4,961

ベルリンを拠点に活動する現代アンビエントの要人、Florian TM Zeisig のStroomからの2作目『A New Life』。Róisín & Cathal Berkeleyによるハープとサックス、Lia Mazzarriのチェロが加わり、艶やかなアンサンブルが広がる、まるでフローティングタンクを満たすような、軽やかで芳醇な音世界を描き出している。本作は、イーノ的なアンビエントの精神と、香気漂うニューエイジの質感をまとい、シンセの霞の中に楽器のニュアンスを溶け込ませる見事な手つきと共に、どこかジャンル分けを拒むような深い情感を持っており、チェロに支えられてハープとサックスが絡み合い、喪失感や怒り、静謐さがひとつの流れに編み込まれていく。それらを覆い隠すのではなく、むしろ抱きしめるように響かせるさまは、人間らしさを力強く打ち出し、統合された真実を露わにしようとするかのよう。

Hu Vibrational -  Timeless (LP)Hu Vibrational -  Timeless (LP)
Hu Vibrational - Timeless (LP)META RECORDS
¥3,678

Hu VibrationalことAdam Rudolphによる、時空を超えるスピリチュアルな音世界!アフリカ、インド、中東など多様な音楽の血脈を、ジャズやヒップホップ、エレクトロニカと有機的に結びつけた作風で、土を感じさせるパーカッションを核にしながら、星空の下での儀式のような広がりと現代的なミスティシズムが同居している。本作ではルドルフがキーボードや親指ピアノ、笛、弦楽器、打楽器など驚くほど多彩な楽器を演奏し、そこに世界各地の名手が音色を重ねている。ノルウェーの音響ギタリストEivind Aarset、モロッコのパーカッショニストBrahim Fribgane、インド古典のシタール奏者Neel Murgaiやタブラ奏者Sameer Gupta、長年の盟友ドラマーHamid Drakeらが参加しており、彼らの音はルドルフのソニック・マンダラの中で有機的に絡み合い、層を成していく。即興性と構築美が共存し、ゆったりとしたグルーヴの中で音が呼吸しながら変化してゆき、ときにジャズ的なインタープレイ、ときに瞑想的な反復、ときにトライバルな熱気がみられるが、すべてが時空をテーマに溶け合うようで、まるで過去と未来が同じ一点で脈打っているような感覚をもたらす作品。

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