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Electronic / Experimental

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V.A. - MSCTY_EXPO_UNKNOWN PLEASURES ZONE (2CS BOX)V.A. - MSCTY_EXPO_UNKNOWN PLEASURES ZONE (2CS BOX)
V.A. - MSCTY_EXPO_UNKNOWN PLEASURES ZONE (2CS BOX)MSCTY_EDN
¥3,157
既に版元在庫僅か。お見逃しなく。2020年に催された〈London Design Festival〉の一環として立ち上げられた〈MSCTY_EXPO〉による企画『UNKNOWN PLEASURES』のために制作された楽曲を収めた2本組カセット作品がロンドンの新鋭レーベル〈MSCTY_EDN〉のリリース第一弾として満を辞して登場!Squarepusherも称賛する先鋭Loraine James (!)にChisara Agor、Yuri Suzuki、Hannah Peel、Bill Fontana、Yuval Avitalといったミュージシャンによるコンテンポラリーな電子音楽/エレクトロアコースティック楽曲を全18曲収録。12ページのブックレットが付属したダブル・カセット・ボックス仕様。限定100部。
Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)
Midori Takada / SHHE - MSCTY x V&A Dundee (feat. Midori Takada & SHHE) (2CD+BOOK)MSCTY_EDN
¥3,979
今年度要注目の環境音楽/アンビエント・アルバムがようやく到着しました!国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み。もはや説明不要のレジェンドであり、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、近年のニューエイジ・リバイバルを通じて吉村弘や芦川聡らと並ぶ不動の人気を獲得した作曲家、打楽器奏者である高田みどり(1951-)。〈One Little Independent〉からのデビュー・アルバムも絶賛されたスコットランド系ポルトガル人アーティスト/ミュージシャン/プロデューサーSHHEとのスプリット・アルバムをロンドンの新鋭レーベル〈MSCTY_EDN〉からCDリリース。スコットランド初のデザイン専門美術館〈V&A Dundee〉の建築にインスピレーションを受けた新鮮なサウンドスケープ作品。限定300部。
Peter Gutteridge - Pure (LP)Peter Gutteridge - Pure (LP)
Peter Gutteridge - Pure (LP)Superior Viaduct
¥3,394
ニュージーランドのインディ/地下音楽シーンの大聖地〈Flying Nun Records〉のタイトルと並べても全く違和感のない、限りなく純粋なDIY音楽!1980年代、ニュージーランドのダニーデンから生まれたアンダーグラウンド・ミュージックの渦の中で、この時代に於いて最も強烈かつ影を落とす人物のひとりでああり、 The CleanやThe Chillsの結成メンバーでもあったPeter Gutteridgeが1989年に〈Xpressway〉からカセットリリースした親密なホームレコーディング作品『Pure』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ再発。グッタリッジが4トラックを楽器として見事に使用した記録にして、珠玉のローファイ・ポップと間奏のスケッチを全21曲も収録した内容。緻密にレイヤーされたキーボードとギター、歪んだドラム・マシーン、憑依的なヴォーカルを巧みに組み合わせながら、枯渇することのない芸術的ヴィジョンのもとに、真に特異な作品を作り上げています。
INU - メシ喰うな!(Don't Eat Food!) (LP)INU - メシ喰うな!(Don't Eat Food!) (LP)
INU - メシ喰うな!(Don't Eat Food!) (LP)Mesh-Key
¥4,781
80年代初頭の関西の先鋭的なサウンドを代表する大名盤!ゆらゆら帝国や〈Vanity Records〉作品、向井千惠などを手がけている事でも知られる日本のアングラ音楽への愛に溢れるニューヨークの名門レーベル〈Mesh-Key〉からの新着物件。日本のパンク/ニューウェイヴ史上に残る説明不要の大名盤であり、邦楽史を代表するパンクの枠を超えた伝説、現在は町田康として武蔵野大学文学部教授でもあり小説家として著名な町田町蔵率いるジャパニーズ・パンクの頂点的存在、INUが1981年に発表したアルバム『メシ喰うな!』の日本国外初となる公式リイシュー盤!
Richard Sears - Appear to Fade (LP)Richard Sears - Appear to Fade (LP)
Richard Sears - Appear to Fade (LP)figureight
¥3,961
ブルックリンの気鋭ピアニスト/作曲家のRichard Searsが、Shahzad Ismailyが主宰するニューヨークのレーベル〈figureight〉よりデビュー・アルバム『Appear to Fade』をアナログ・リリース。ジャズとアンビエント・ミュージックの境界を曖昧にさせる白昼夢の様な幻想的アンビエント・ジャズ/モダン・クラシカル・ニューエイジ秀逸作品!
Tolerance - Anonym (LP)Tolerance - Anonym (LP)
Tolerance - Anonym (LP)Mesh-Key
¥4,663
ロックマガジン編集長、阿木譲氏の率いた関西アンダーグラウンドの牙城にして、国産初期エクスペリメンタル/プロト・テクノの聖地〈Vanity Records〉に残された作品群の中でも、特に際立ったアヴァン世界を提示した男女ユニットTolerance。日本のインダストリアル/ポストパンク史に残る79年の大名盤にして稀少盤1st『Anonym』が〈Mesh Key〉から単独アナログ再発!当店でもブート再発盤がロングヒット。先日これを聴きながら寝ていたら、凄惨な死に方をする悪夢を3本仕立てで観ました...同じく〈Vanity〉人脈のPhewの『終曲』やSonokoと並び、同時代の国産New Waveでも極めて特異な音響を発揮した、同レーベルの代表格と言える存在。インダストリアル、ミニマル、アヴァンギャルド、悪夢の奇怪な暗さと、ピアノや日本語が生み出す儚く美しいこの感覚(特にJunko Tangeさんの声質が本当に素晴らしい)。Sean McCannのRecitalやGraham LambkinのKyeなんかのファンを始め、70年代の日本の音楽でも50本の指に入る、全人類マストと言い切りたいマスターピースです。
Swans - Feel Good Now (2LP)
Swans - Feel Good Now (2LP)Mute
¥5,482
米国を代表するヘヴィ・ミュージック・レジェンド/インダストリアル・ロックの化身Swansが長年に渡ってリリースしてきた数多くの準公式ブートレッグやライヴ盤の最初の作品となったタイトルであり、『Children of God』の1987年ヨーロッパ・ツアーを記録した作品『Feel Good Now』がリマスタリング仕様でアナログ再発。バンドのサウンド・エンジニアがプロのウォークマンで録音した公式ブートレグ・アルバム!
Rrose - Please Touch (2LP)Rrose - Please Touch (2LP)
Rrose - Please Touch (2LP)Eaux
¥4,772
〈Sandwell District〉や〈Stroboscopic Artefacts〉といった尖鋭的ダンス・レーベルからも作品をリリース、ミニマル重鎮Charlemagne PalestineやLucyともコラボレーションを展開、自身は〈Eaux〉レーベルを主宰している米国西海岸のRroseによる『Please Touch』がダブルパックでアナログ・リリース。2019年に発表した『Hymn to Moisture』に続く4年ぶり2枚目のフルレングスLP作品。ミルズ・カレッジの卒業生であり、サウンド・スカルプターでもあるRrose。彼の固有の張りのあるサウンドにさらにスピンをかけると同時に、新たな美的展望を探求。繊細かつ印象的でありながら、エロティックな遊び心に浸ったアヴァンギャルドなディープ・テクノ作品に仕上がっています。マスタリングとカッティングを担当したのは、PoleことStefan Betakeと盤質も万全!
ロジック・システム - Venus (LP)
ロジック・システム - Venus (LP)ユニバーサルミュージック
¥4,400
81年発表の2nd。YMOの4人目のメンバーとも言えるシンセサイザーのプログラマー、松武秀樹によるユニットの2作目。
元来ジャズ好きだった松武秀樹がロジャー・パウエル、ドン・グルーシン、マイケル・ブレッカーら名うてのプレイヤーとセッションした西海岸流シンセ・サウンドで、AOR、フュージョン・ファンも必聴の内容。「創世記」を題材に、クリス・モスデルが詩を、ペーター佐藤によるイラストがジャケット含めアートワークの全面にフィーチャーされている。
Jai Paul - Leak 04-13 (Bait Ones) (LP)
Jai Paul - Leak 04-13 (Bait Ones) (LP)XL Recordings
¥3,615
2013年に起こった音源流出によって長らく発売されていなかったUKのプロデューサー、Jai Paulによるデビューアルバムが2019年にタイトルを『Leak 04-13 (Bait Ones)』として正式デジタルリリースされ、2023年4月には初ヴァイナル化されアーティストとレーベルのオフィシャルサイトでのみ3000枚限定にも関わらず数分で完売した。そんな話題の作品が、今回新たに〈XL Recordings〉ハウスバッグデザインのスリーヴでのセカンド・エディションとして数量限定でリリースされる。
Satoshi - Ambivalent (Selected Works 1994-2022) (LP)
Satoshi - Ambivalent (Selected Works 1994-2022) (LP)Soundofspeed
¥4,007
Young Marcoの〈Safe Trip〉に見出され、同レーベルからの編集盤がニューエイジ・リバイバル文脈でも世界的に大ヒットを飛ばしたこともまだまだ記憶に新しい日本発の双子デュオ、Satoshi & Makotoの1/2であるSatoshiの貴重音源を網羅した初のソロ回顧録『Ambivalent (Selected Works 1994-2022)』が〈Soundofspeed〉よりアナログで登場。様々なスタイルやパターンを、明確なテーマに落とし込みつつ、そのほとんどをCasio CZ-5000という単一のシンセサイザーで描き出しているというのが大変印象的!Benedek & Kuniyukiと組んだミッドテンポのバレアリック「New Dawn」やグリッチ・ハウス「Coastlines」など、絶妙なテイストなトラックを全11曲収録。Kuniyuki Takahashiによるマスタリング仕様なのも美味しいです!
Poison Girl Friend - Melting Moment (LP)
Poison Girl Friend - Melting Moment (LP)Sad Disco
¥4,290
ニューエイジ・リバイバルを規定した名ブログ〈FOND/SOUND〉も 「日本のテクノ・パイオニア」と評した先駆的女性アクトによる1992年発表の 最高傑作にして、国産アンビエント・テクノ/トリップホップの金字塔的名作!

〈Music From Memory〉の名コンピ『Heisei no oto: Japanese Left-Field Pop From the CD Age (1989-1996) 』にもピックされるなど、近年再評価が進展し、世界的なカルト・アングラ・ディーヴァとして20年代に君臨する女性ミュージシャン、POiSON GiRL FRiEND。

1992年に〈ビクター〉の〈エンドルフィン〉レーベルから発表したメジャー・デビュー記念のミニ・アルバム『Melting Moment』が〈Sad Disco〉より史上初アナログ再発!

スミスやジャングル・ポップを愛好。東京生まれ、幼少期はブラジル・リオデジャネイロで過ごし、フランスの運営するスクールでフランス語を学び、ボサノバ、シャンソン、カンツォーネなどを聴きながら育った女性アーティストにして、フランソワーズ・アルディなどの名前も引き合いに出される魅惑のロリータ・ボイスで異彩を放ったnOrikOによるソロ・ユニット。

その名は、「傷心の吟遊詩人」と呼ばれた名作家Momus (4AD, CreationRecords)が1987年に発表した2ndアルバム『The Poison Boyfriend』に由来するものであり、Momusも来日時のインタビューで絶賛している。CMJK、斎藤ネコ、大津真、磯貝健といった豪華面々が参加。メリー・ホプキンの「THOSE WERE THE DAYS」、ジェーン・バーキン「QUOI」とカバー2曲を収録しており、後者はフランスの巨匠であるセルジュ・ゲンスブールに捧げられたものとなっている。

オープニングの「HARDLY EVER SMILE (without you)」は、91年に自主レーベルの〈Psycho Planet〉からリリースしたミニ・アルバム収録曲のアンビエント・アコースティック風のセルフ・リメイク版。『Heisei No Oto』に続く形で、〈Music From Memory〉から同作にも収録された日本のテクノ・アーティスト、Dream Dolphin(奇遇なことにこちらもNORIKO)の編集盤『Gaia: Selected Ambient & Downtempo Works(1996-2003)』も組まれるなど、オブスキュアな日本の音楽の90年代リバイバルが進展する中で、絶対に見落とせない一枚!

ライナーノーツは、Sad Discoから'22年に再発したシャーリー・カーン『Say Goodbye』に続いて、柴崎祐二が担当。
Superabundance - Extrasolar (LP)Superabundance - Extrasolar (LP)
Superabundance - Extrasolar (LP)Future Time
¥5,995
MAX D主宰のワシントンの先鋭的ダンス・レーベル〈Future Times〉から最新タイトルが到着です。Rush Plusの一員としても活動する同地のDJ/プロデューサーであり、〈1432 R〉や〈Peach Discs〉にも作品を残しているJackson RylandとMAX Dによる要注目ユニット、SuperabundanceのデビューLPからは2年ぶりとなった最新作が登場!DJ Nativesunもフィーチャリングで一曲参加。ブレイクビーツからドラムンベース、IDMをミックスしたタフでパンキッシュな実験的ダンス・ミュージック傑作!
Henry Cow - Stockholm & Göteborg (LP)
Henry Cow - Stockholm & Göteborg (LP)ReR
¥4,597
元々は40周年記念作品『Henry Cow Box』の一環として2008年に〈ReR Megacorp〉よりCDリリースされていた、スウェーデンでのラジオ・ライブ音源からなるアルバム『Stockholm and Goteborg』が史上初の2LPアナログ化。ヘンリー・カウのオリジナル・ラインナップが織りなす、1977年に行われた1時間以上の卓越した実験的ロック・ミュージックを収録した極上の一枚!当時の未発表音源も収録。
V.A. - Italia No! Contaminazioni No Wave Italiane (1980 - 1985) (LP+CD)V.A. - Italia No! Contaminazioni No Wave Italiane (1980 - 1985) (LP+CD)
V.A. - Italia No! Contaminazioni No Wave Italiane (1980 - 1985) (LP+CD)Spittle Records
¥3,094
ニューヨークのノーウェイヴ・シーンから波及したエキセントリックなサウンドからインスピレーションを受け、世界の舞台から遠く離れたイタリアで最先端のハイブリッド・ミュージックを創り上げていたイタリアン・アンダーグラウンド・ノーウェイヴ・サウンドを1980年から1985年に渡ってコンパイルした画期的編集盤『Italia No! Contaminazioni No Wave Italiane 1980-1985』。版元はやはりイタリアン・ニューウェイヴ/エクスペリメンタル大名門こと〈Spittle Records〉。Neopolitans Biscaの神経質なホワイト・ファンクから、Confusional Quartetのアノマリーかつファニーなインストゥルメンタル・トラック、Hi-Fi Brosの”フェイク・ジャズ”まで、イタリア地下の最もクリエイティヴな時代を記録した決定版的コンピレーション・アルバムに仕上がっています。
銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)
銅金裕司 / 藤枝守 - エコロジカル・プラントロン (2CD)Em Records
¥3,520
「植物からみた生きものたちのインターフェイス」。植物の視点から我々の身体を 包み込む生態系の連鎖を音によって体感させるラディカルなインスタレーション、 『エコロジカル・プラントロン』(1994 年)を再検証復刻。

バイオアーティストの銅金裕司が、植物と話し植物から話しかけてくる装置を目指し、90年代初頭に研究開発した画期的なシステムそれが「プラントロン」 だ(※関連の博士号論文もある)。
植物(ラン)から生態電流を取り出して人間の知覚できる物理現象に変換するこの装置は、植物の知性をヒトが感得できるか探ることを第一義とし、物理現象じたいを興じるためのものではない。 『エコロジカル・プラントロン』はこの「プラントロン」を運用した初のインス タレーションの<音>の記録だ。

本作は銅金の「プラントロン」を作曲家の藤 枝守がインスタレーション用のサウンド・システムに構築したもので、植物とヒト環境の往信で生まれた生態電流を電子音にプログラム変換、不定形かつ不規則な電子音の粒が放出される(※注)。
強引に例えればクセナキスやペンデレツキの図形楽譜曲にどこか似た雰囲気を想像できるかもしれない。生態電流といえば、ヒトの脳波を使ったローゼンブームやルシエらの実験音楽が思い出されるが、本作はヒト主体でなく植物ファースト、そもそも<音楽作品>として 提示されていないことを記しておきたい。

今回の復刻ではギャラリーで制作された自主盤音源をリマスターし、『エコロ ジカル・プラントロン』から派生した二つの作品「マングローブ・プラントロン」 と「ピアノラ・プラントロン」をボーナス・ディスクに収録した。初のLP版も発売となる。
本装置の1991 年の実験公開以降、疑似・類似の試みがいまも出現しているが、そのオリジナルが「プラントロン」であったことは明記しておく。 解説には銅金の最新寄稿を掲載し、この実験と開発秘話、本作の意図を改めて 探る。

※注:藤枝は、ヒトが制御不能のこの音塊からある種の規則性を聞き出うとす る過程で現代音楽が置き去りにしてきた「メロディー」を再発見し、それを端緒に「植物文様」というシリーズを作曲し発表している。
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)BEAT RECORDS / NETFLIX MUSIC
¥2,750
(紙ジャケット仕様/解説書封入/高音質UHQCD仕様) 。『トップボーイ』は、ローナン・ベネットが原作・脚本を手がけたイギリスのテレビ犯罪ドラマシリーズ。ロンドンの貧困地域で生きる若者2人。栄光をつかむためドラッグディーラーとして暮らす生き様を、リアルかつスタイリッシュに描かれている。俳優の他にラッパーとしても活躍するアシュリー・ウォルターズとケイン・ロビンソンが主演を務め、2020年に英国アカデミー賞 (BAFTA) ライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードや、マーキュリー賞やMOBOアワード、ブリット・アワードの最優秀新人賞の受賞など、UKシーンを代表するアーティスト、リトル・シムズらの出演も話題となった。最初の2シーズンは2011年から2013年にかけて放送され、興味を示したドレイクが共同プロデューサーとして製作に参加する形で2019年にシーズン3、2022年にシーズン4が放送された。

2023年9月7日に最終シーズンの配信がスタートするのに合わせ、ブライアン・イーノが手がけた全5シーズンのサウンドトラックから、選りすぐった楽曲をまとめたアルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされることが決定しCDとLPが発売される。CDは高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となっており、解説書が封入される。本作に収録された音源は、2020年にリリースされた『Film Music 1976 - 2020』に収録された2曲以外、すべて初リリース音源となる。

イーノは同シリーズの緊張感漂うテーマ曲を提供し、2011年の放送開始以来、『トップボーイ』のオリジナル・サウンドトラックを手がけている。シーズン1〜3で追加楽曲を提供したマイキー・Jことマイケル・アサンテと共に、作品の重要な要素となるムードと雰囲気を作り出してきた。なお現在『Summerhouse』というタイトルで配信されているシーズン1のサウンドトラックは、2012年に英国アカデミー賞 (BAFTA)にてオリジナル・テレビ音楽賞を受賞している。

イーノは、長年にわたって映画やテレビシリーズのサウンドトラックや楽曲提供を行っており、アンビエント・ミュージックとの深い関わりから、キャリアの初期には実際には存在しない想像上の映画のために音楽を書く手法もとってきた。彼の作曲に対するアプローチは、ニーノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ映画のサウンドトラックを手掛けたことにインスパイアされたもので、作曲家がすべてのシーンに合わせて音を作るのではなく、音楽はそれ自体がまず作品として作られ、音楽の上に映像が配置された。

『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。- ブライアン・イーノ

ブライアンが2011年の『トップ・ボーイ』シーズン1に向けて選曲を始めた瞬間から、彼のスコアが番組にとって稀有な贈り物であることを理解していた。ブライアンによるアプローチは、特定のシーンに支配されるのではなく、彼自身がこの作品をどう捉えているかという感覚によって音楽を提供する。したがって、彼の音楽はスクリーンに映し出されるイメージの背景に存在する場所、感情、ムードを支配することができる。ブライアンは、作品への理解と、作品の舞台となっている世界に住む人々への感覚に基づき、5シーズンにわたって選りすぐりの音楽を提供し続け、常に視聴者を筋書きのはるか彼方へと導いてきた。ドゥシェーンやサリー、そしてロンドンの街並みと同様、ブライアンの音楽は『トップボーイ』という作品の核となっている。
- チャールズ・スティール&アラスデア・フリンド (Cowboy Films)

【ブライアン・イーノとサウンドトラック】
ブライアン・イーノは、デヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』の「Prophecy Theme」、ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』の「From The Beginning」、マイケル・マン監督『ヒート』の「Late Evening In Jersey」など、映画やテレビ作品の音楽を数多く手がけてきた。実弟のロジャーとダニエル・ラノワとともに、イーノは『Apollo: Atmosphere & Soundtracks』を制作しているが、これは元々、月面着陸を主題にしたアル・レイナートによるドキュメンタリー映画『For All Mankind』用に書かれた作品である。その中でも収録曲「An Ending (Ascent)」はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』やダニー・ボイル監督の『28日後…』、そして2012年のロンドン・オリンピック開会式にも登場した曲として記憶されている。また「Deep Blue Day」は映画『トレインスポッティング』でユアン・マクレガー演じる主人公がトイレの中にダイブする伝説的シーンの曲として永遠に語り継がれるだろう。

『グリッターバグ/デレク・ジャーマン 1970 - 1986』と『For All Mankind』以外にも、ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や、エンリケ・ゴールドマン監督によるブラジルの連続殺人鬼の伝記映画『O Nome da Morte』、スラヴォイ・ジジェク監督によるドキュメンタリー映画『The Pervert's Guide to Cinema』、ゲイリー・ハストウィット監督が手がけたインダストリアル・デザインの巨匠、ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』のサウンドトラックを手がけている。

TV作品としては、実弟であるロジャーと共にダニー・ボイル監督の『Mr. Wroe’s Virgins』の音楽で英国アカデミー賞 (BAFTA) で最優秀オリジナル・テレビ音楽賞にノミネートされている他、BBC Natural Worldシリーズの『Hammerhead』、フランシス・ベーコンのドキュメンタリー『Arena』、ニール・ゲイマンによるテレビ・シリーズ『Neverwhere』、BBCで放送されたスチュアート・ブランドによる『How Buildings Learn』に楽曲提供を行っている。
Ala.ni - You & I (LP+DL)Ala.ni - You & I (LP+DL)
Ala.ni - You & I (LP+DL)No Format!
¥3,449
驚くほど剥き出しにして優雅。西ロンドンで生まれ、パリを拠点に活動するグレナダ出身の元セッションシンガーであるAla.Niによる2015年に〈No Format!〉レーベルからCDrリリースされていた傑作アルバム『You & I』が2022年度アナログ・リイシュー。Judy GarlandやJulee Cruiseの中間点に位置するアーティストと呼ばれる彼女が、運命的な恋愛をテーマにした作品。あちら側から聴こえる剝き出しのヴォーカルがこの上なく美しいアコースティック・ミニマル・ソウル・アルバム!
Lucas Santtana - O Paraíso (LP)
Lucas Santtana - O Paraíso (LP)No Format!
¥3,449
パラダイスの概念を再定義することを意図した意欲的な作品!ブラジリアン・トロピカリアの自由な継承者ことシンガーソングライターのLucas Santtanaによる9枚目のアルバム『O Paraíso』(パラダイス)がフランスの〈No Format〉からアナログ・リリース。Flavia Coelho、Flore Benguigui (L'Impératrice)、サックス奏者のLaurent Bardainneといった面々とコラボレーションし、フランス語に挑戦した楽曲も収録。有機的なサウンドのパーカッションと混ざり合い、電子的なオーケストレーション、テクスチャーで豊かに彩られるボサノヴァ直系のギター・ヴォーカルを堪能できるグレートな一枚。
Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)
Trio SR9 - Déjà Vu (LP+DL)No Format!
¥3,449
フランス、リヨン国立高等音楽院出身のクラシック・パーカッショニスト(ポール・シャンガルニエ、ニコラ・クーザン、アレクサンドル・エスペレ)によるTRIO SR9の最新作。マリンバなどのオーケストラ・パーカッションを中心に、中国の銅鑼やグラスハープ、クリスタルガラスや廃品回収で集められた廃材楽器等迄を利用し、リアーナ、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、ラナ・デル・レイ、フランク・オーシャン、ファレル・ウィリアムスといったアメリカのアーティストたちの世界的なヒット曲の数々を再構築した意欲作。
Aksak Maboul - Onze danses pour combattre la migraine (LP)Aksak Maboul - Onze danses pour combattre la migraine (LP)
Aksak Maboul - Onze danses pour combattre la migraine (LP)Crammed Discs
¥3,449
マーク・オランデル率いるベルギーのチェンバー・ロック・バンド、アクサク・マブールの1977年発表のデビュー作。エリック・サティやZNR等に通じる、アコースティック楽器とエレクトロニクスが不思議に融合する摩訶不思議な空間。今、チェンバー界の古典として歴史に残る名盤。
Nihiloxica - Kaloli (2LP)Nihiloxica - Kaloli (2LP)
Nihiloxica - Kaloli (2LP)Crammed Discs
¥4,290
Nyege Nyege Tapesからのリリースでも知られるNihiloxicamによる、ウガンダ伝統のリズムとダークなエレクトロニック・サウンドの融合!
東アフリカ・ウガンダ共和国の首都カンパラのクラブ・シーンに2017年ごろ登場し、瞬く間に若い世代から圧倒的な支持を得たのが、このニイロキシカというプロジェクトだ。歴史的名称〈ブダンガ〉として知られるウガンダ中南部に古来から伝わるブガンダン・ドラムを要にし、エレクトロニックなアレンジをふんだんに取り入れ、現代のダンス・フロア仕様にチューンナップされた先進的な音楽性に大きな特徴を持つ。伝統を強く感じさせる生々しいドラム・ビートを大胆にフィーチャーする一方で、ハードコアなエレクトロニック・サウンドがしっかりとエッジを効かせており、まさに古代と近未来が対話しているかのような錯覚を起こさせる。エスニック/アフリカ/エレクトロの音楽ファン全てに突き刺さるエクサイティングな内容だ。
Nihiloxica - Source of Denial (LP)Nihiloxica - Source of Denial (LP)
Nihiloxica - Source of Denial (LP)Crammed Discs
¥4,573
Nyege Nyege Tapesからのリリースでも知られるNihiloxicamによる、ウガンダ伝統のリズムとダークなエレクトロニック・サウンドの融合!

このアルバムは、イギリスだけでなく世界中で実施されている
敵対的な移民政策と移動の自由政策に中指を立てている。
この意図的に複雑化されたシステムに対する不満に煽られ、
グループはこれまでで最も激烈な作品を作り上げた。

東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ、
北に南スーダンとの国境に囲まれた内陸国、ウガンダ。

ウガンダ出身のHenry Kasoma, Jamiru Mwanje, Isabirye Henry の三人と
イギリス出身のPQ、Spooky J の二人がカンパラで開催されている
Nyege Nyege Festival で2017年に出会い、始まったグループ。

伝統的なブガンダン・ドラミングとクラブ・サウンドのミックスに、
エクストリーム・メタルの要素が投入され、この歪んだ混沌としたエネルギーは、
英国や世界中の移民政策に対する直接的な批判に注がれている。

「否定の出処」というアルバム・タイトルに集約されているように
火炎瓶のような激烈さをたたえた2ndアルバムは
初期EPをレコーディングしたカンパラのNyege Nyegeスタジオに戻り、
デビュー作『Kaloli』から3年以上の歳月を経て
2022年初頭の1ヶ月間、集中的なセッションで制作された。

アルバムを通して耳にする話し言葉ー申請プロセス、登場人物の背景、
説明責任などが、ひび割れた電話のスピーカーから流れてくる。
その効果は、カフカのようなフィードバック・ループである。
絶え間ない通話音、不気味な英国訛り、
厳しい尋問のような質問が雪崩のように押し寄せてくる。
このフラストレーションは、
反抗的なまでにグローバルなバンドが絶えず直面してきた問題である。

「自分の出身国より優れていると自負する外国へ旅行しようとする際、
果てしなく続く官僚的な地獄のような場所にいる感覚を作り出したかった。
一番苦労したのはイギリスだったので、イギリスに焦点をあてているが、
問題はもっともっと先にある。
このシステムでは、特定のパスポートを持っていたり、
特定の国を訪れたことがあったりすれば、入国する価値があることを証明するために、
何度も何度も尋問され、侮辱される対象となる!
その傲慢さには耐えられない。
このアルバムは、それに対する私たちの軽蔑を表現する方法だった。
パスポート?預金残高?肌の色?
あなたは莫大な金を払って、利益誘導の「サービスセンター」から
別の「サービスセンター」に放り込まれ、それぞれが責任を否定し、
人間としての移動の自由を制限している。
ウガンダは世界で最も多くの難民を受け入れている。
一方、英国は難民をルワンダに送ろうとしている。それがすべてを物語っている。」
Woo - Into the Heart of Love (CS)
Woo - Into the Heart of Love (CS)Palto Flats
¥3,175
2023年カセットエディション。人知れず奏でられたオブスキュア宅録音楽の源泉にして、テン年代の世界的リバイバルのスタート地点のひとつ!
フォーク~ポストパンク~室内楽~ジャズ~ニューエイジ、あらゆる音楽性を含みつつも、その形容を黄昏の午後風景でうっすらと消し去ってしまう英デュオWoo。新たに再発されるのは、まさかの90年激レアカセット!!!!〈Drag City〉からの名盤2ndの再発で一躍再評価ブームが到来、このレーベルも1stを再発するという快挙を成し遂げましたがこれは更なる快挙。爆発する事も無く、飛び道具が出る事も無く、一定の楽園温度でゆらゆらと夏にも冬にも対応して景色が移り変わって行く極上の1作。ボーカル曲も含めつつ、記憶の隅を辿って行くようなまったり度は1stや2nd以上に高いです...LewisやRoland P. Young、The Durutti ColumnにJerry Paper、ゑでぃまぁこんにも繋がる"空気"な感触。〈Emotional Rescue〉には心の底から有り難うと言いたい。

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