Electronic / Experimental
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Iannis Xenakis - GRM Works 1957-1962 (LP+DL)Recollection GRM
¥2,824
建築、音楽、数学。INA-GRM作品群を再発していくシリーズRecollection GRMより、制御不能の大量の音を建築と数学的方法論により制御し、たとえようもない強度を持った音楽へ変容させたギリシャ系フランス人の歴史的現代音楽作曲家Iannis Xenakis(1922-2001)が登場。
ブリュッセル万国博覧会(1958年)でフィリップス館を建設。そのフィリップス館にてエドガー・ヴァレーズの大作電子音楽「ポエム・エレクトロニーク」と共に、400個のスピーカーを用いて演奏された'Concret PH'も収録。数学を音楽に取り入れた非常に難解で理解不能な域から弾き出される、このチリチリとしたキシミ感、絶対他では味わえません。その他Pierre Schaefferへ捧げられた、カオティックなコンクレート'Bohor'等々、まるで目の前に全てが完全な建造物を眺めているかの音像の数々。
ブリュッセル万国博覧会(1958年)でフィリップス館を建設。そのフィリップス館にてエドガー・ヴァレーズの大作電子音楽「ポエム・エレクトロニーク」と共に、400個のスピーカーを用いて演奏された'Concret PH'も収録。数学を音楽に取り入れた非常に難解で理解不能な域から弾き出される、このチリチリとしたキシミ感、絶対他では味わえません。その他Pierre Schaefferへ捧げられた、カオティックなコンクレート'Bohor'等々、まるで目の前に全てが完全な建造物を眺めているかの音像の数々。
Eleh - Harmonic Twins (LP)Important Records
¥3,185
SERGEシンセサイザーを用いたおなじみのミニマル・アナログ・シンセ・プロジェクト、Eleh。毎度かなり玄人向けのマニアックな電子音楽/ミニマル・ドローンを制作、カルト的な人気を博すこの人がハリー・ベルトイアの音響彫刻を用いた最新作が〈Important Records〉から登場!Caterina Barbieri、Christina Kubisch、Richard Chartier、Pauline Oliveros、Ellen Fullmanら錚々たる面々とのコラボレーションでも知られるEleh。原初の音楽やミサの合唱、モテット、大聖堂の残響、深みのある低音などから受けたインスピレーションを大いに湛えた一枚で、ポーランドのクラクフで開催された〈UNSOUND〉の公演にて初演。まさに霊圧で畳み掛ける様な異能のドローン・ミニマリズムが堪能できる凄まじいアルバム。これは超グレートです。そんな「Harmonic Twins」の低音域を体験するための最適なリスニング環境を推奨とのこと。
Eliane Radigue - Triptych (CD)Important Records
¥2,149
チベット仏教と電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)が、1974年にチベット密教へ傾倒後に約4年間を掛けて1978年に発表された作品を収録。全宇宙を構成するエレメントである、地・水・火・風・空、五大原素をテーマに、ARP2500シンセサイザーの密教持続音により霊的実相へと迫る深淵なる東洋精神世界的音源。
Kiefer - When There's Love Around (Color Vinyl 2LP)Stones Throw
¥3,899
大推薦。ポスト・Robert Glasperとも言われ、Mndsgnのライブ・メンバーでもあり、KaytranadaやAnderson .Paakといった著名作家とも仕事を共にするカリフォルニアの名キーボーディスト/ビートメイカーのKiefer ShackelfordことKiefer。ケニー・バレルへと師事したことでも知られる西海岸の巨星が聖地〈Stones Throw〉からの最新4作目をドロップ!アーバンなバイブスも土臭さもファンクネスも呑み飲み卓越したビート・ミュージックへと昇華する大エースによるEP三部作の最終タイトルが到着。スピリチュアル・ジャズからネオ・ソウル、インストゥルメンタル・ヒップホップまでシームレスに横断。あいもかわらずエクセレントな音像を披露しまくりな好作!まるで、The Pan-Afrikan Peoples Arkestra x Robert Glasper x Ras G、という夢の共演を見ている様な錯覚(ではない?!)にすら陥る、マジカルなサウンドが今作も破格。
Pauline Oliveros & Guy Klucevsek - Sounding / Way (CS)Important Records
¥1,562
これは凄い物件が登場、お見逃し無く。米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline Oliverosと、John ZornやAlvin Lucierともコラボレーションしているアコーディオン奏者のGuy Klucevsekが86年に自主発表し、2019年に〈Important Records〉よりLP化されていた激レア・カセット作品がナンとオリジナルのカセット・フォーマットでも待望の再発。それぞれ20分近い大曲を収録しており、A面には、Guy Klucevsek作曲の"Tremolo No. 6 (Nucleic Chains)"、B面にはPauline Oliverosによる"The Tuning Meditation"を収録。
Pauline Oliveros - Tara's Room (CS)Important Records
¥1,562
これは凄い物件が登場、お見逃し無く。米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline Oliverosが87年に自主発表し。19年にはImportant Records〉よりLP化されていた激レア・カセット作品がナンとオリジナルのカセット・フォーマットでも待望の再発。Lexiconのディレイ・プロセッサーを使用し、純正律でチューニングした小型のアコーディオンで演奏された"The Beauty of Sorrow"、全ての素材を自身による自作自演で演奏、歌唱も披露したマルチトラック・レコーディングの"Tara's Room"をそれぞれ収録。
Pan Daijing - Jade (White Vinyl LP)Pan
¥2,690
これは全エクスペリメンタル好きに大推薦の一枚!衝撃のデビュー作から早4年、ドイツ・ベルリンを拠点に活動する中国人女性サウンド・アーティスト、Pan Daijingによる2NDアルバムがその牙城こと名門〈PAN〉からアナログ・リリース。ここにて、Ramleh、M.B.の時代から脈々と継承されてきたインダストリアル/ドローンと地下ノイズの美学、カタルシスを感じさせる不吉なパフォーマンスが渾然一体に。不安と孤独、終末感が全面に漂う圧巻のポスト・インダストリアル傑作!Puce Mary~LINGUA IGNOTA、Pharmakonといったエクストリームな女性作家が好きな方にも。
Rey Sapienz & The Congo Techno Ensemble - Na Zala Zala (LP)Nyege Nyege Tapes
¥2,414
〈Hakuna Kulala〉の共同設立者であり、カンパラの若手たちを育成してきたコンゴ民主共和国出身のラッパー、Rey Sapienzがアフリカ版〈PAN〉というべき立ち位置を確立しているウガンダ拠点の尖鋭レーベル〈Nyege Nyege Tapes〉からデビュー作を発表。多大な人名が失われた第二次コンゴ戦争という禍根を生き延び、12歳でラッパーとして活動を開始し、今後の独立記念日にはパフォーマンスを披露。その後も勃発した故郷での内戦から逃れるため、ウガンダへと滞在。カンパラの若手へとAbleton Liveのスキルを伝道し、2枚のEPを発表して高い評価を得てきたSapienz。パーカッショニスト、ボーカリスト、ダンサーのPapalas Palata、そして、ラッパーのFresh Dougisと共に結成したトリオThe Congo Techno Ensembleとして贈り出す意欲作であり、エレクトロニック・ミュージックと伝統音楽の無限のSF的変異ともいうべき一枚!
Tapes - No Broken Hearts On This Factory Floor (CD)Em Records
¥2,200
熱さも音の深さも裏返しひっくりかえし刻み込むテープ・ダブ! Meeuw MuzakにJahtari、Astro:DynamicsやSex Tags Amfibiaなんかから作品を流し、地下電子~ダブ道の狂人として名を馳せてきた英プロデューサーTapes。なんとEM Records x Corner Stone Musicという大阪の2大レーベルの手によって、遂に1stアルバムが発売!!!
カセットテープを制作に活用するロンドンのトラック・メーカー、テープス初のフル・アルバムが、エム・レコードと新進気鋭のレゲエ・レーベル、コーナーストーン・ミュージックの共同プロデュースで登場!!!!!!
ヒスノイズまみれの独自のローファイな質感とタフでメロディアスなベース、独特な音バランス、スプリング・リバーブで処理されたダビーなリズムボックスの響きは、まるで未発見の80s デジタル・レゲエ/ダンスホールを発掘したかのようであり、実験的ベースミュージックのようでもある。出現した当初はマジに半ば狂人じゃなかろうか?と不安がられた程のマッドぶりを発揮してきたTAPES だが、少部数プレスの7 インチが多くインディー配給ゆえに正体は謎だらけ。今も限られたオーディエンスの耳にしか入っておらず、作品を聴くにもハードルが高かった。
今回の1st フル・アルバムはそんなストレスを吹っ飛ばし、彼が名刺代わりの代表作と公言する内容で、あのJahtari(ジャータリ)や自身のレーベルからリリースされていた現在入手困難な旧作に、新録・初出曲を多数加えた全16 トラックの構成。しかも、既出音源は全て元マスターから加工し直しマスタリングした全くの別物。CD 版で先行発売。アナログ版は45 回転12 インチ×2枚のDJ /セレクター仕様。
デジタル・ダンスホール・レゲエからテクノ系、また、ローファイ・インディー音楽好きにまで広く深くアピールする、2015 年の何はなくともマスト盤!!!!!!
JKT デザインは元KLF のジミー・コーティ!
カセットテープを制作に活用するロンドンのトラック・メーカー、テープス初のフル・アルバムが、エム・レコードと新進気鋭のレゲエ・レーベル、コーナーストーン・ミュージックの共同プロデュースで登場!!!!!!
ヒスノイズまみれの独自のローファイな質感とタフでメロディアスなベース、独特な音バランス、スプリング・リバーブで処理されたダビーなリズムボックスの響きは、まるで未発見の80s デジタル・レゲエ/ダンスホールを発掘したかのようであり、実験的ベースミュージックのようでもある。出現した当初はマジに半ば狂人じゃなかろうか?と不安がられた程のマッドぶりを発揮してきたTAPES だが、少部数プレスの7 インチが多くインディー配給ゆえに正体は謎だらけ。今も限られたオーディエンスの耳にしか入っておらず、作品を聴くにもハードルが高かった。
今回の1st フル・アルバムはそんなストレスを吹っ飛ばし、彼が名刺代わりの代表作と公言する内容で、あのJahtari(ジャータリ)や自身のレーベルからリリースされていた現在入手困難な旧作に、新録・初出曲を多数加えた全16 トラックの構成。しかも、既出音源は全て元マスターから加工し直しマスタリングした全くの別物。CD 版で先行発売。アナログ版は45 回転12 インチ×2枚のDJ /セレクター仕様。
デジタル・ダンスホール・レゲエからテクノ系、また、ローファイ・インディー音楽好きにまで広く深くアピールする、2015 年の何はなくともマスト盤!!!!!!
JKT デザインは元KLF のジミー・コーティ!
Finis Africae - A Last Discovery: The Essential Recordings, 1984-2001 (CD)Em Records
¥2,530
待望の再プレス!スペイン産NEW WAVE~アンビエント~プログレッシヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエの名作、17年の足跡を網羅した世界初コンピレーション!
スピリチュアルでディープでアフロでアンビエントな霊性オーガニック・グルーヴの数々で、コレは必聴作品!!
スピリチュアル・アフロ・NEW WAVE・アンビエント・ダンスミュージック!アフリカ音楽から現代音楽、そしてNEW WAVEやフィールド・レコーディングの自然音、更にはジャズや母国スペインのフォークロアなテイストまで盛り込まれた奇跡的な音源の数々。数多くの音楽ジャンルから影響を受けた様ですが、その中からアンビエントやスピリチュアルなエキスを美しく繋げた様な音楽で、シンセサイザーを導入したトラックでは、あのIASOSにも通じるニューエイジ具合!鋭い音楽へ審美眼が無ければ、あり得なかった素晴らしい内容。16Pブックレット封入。スペイン語/英語/日本語の解説掲載。
スピリチュアルでディープでアフロでアンビエントな霊性オーガニック・グルーヴの数々で、コレは必聴作品!!
スピリチュアル・アフロ・NEW WAVE・アンビエント・ダンスミュージック!アフリカ音楽から現代音楽、そしてNEW WAVEやフィールド・レコーディングの自然音、更にはジャズや母国スペインのフォークロアなテイストまで盛り込まれた奇跡的な音源の数々。数多くの音楽ジャンルから影響を受けた様ですが、その中からアンビエントやスピリチュアルなエキスを美しく繋げた様な音楽で、シンセサイザーを導入したトラックでは、あのIASOSにも通じるニューエイジ具合!鋭い音楽へ審美眼が無ければ、あり得なかった素晴らしい内容。16Pブックレット封入。スペイン語/英語/日本語の解説掲載。
Piero Umiliani - Atmospheres (LP)Musica Per Immagini
¥3,597
内容激エグで、50年は早い音に感じます・・・映画音楽作品のリイシューが相次ぎ、再絶賛ブームの流れが来ていたことで数年ほど前より読み直しの進んだイタリアの作曲家、Piero Umiliani (Black Sweatが再発した怪盤M. Zallaもこの人!)。1975年に限定出版していたアルバム『Atmospheres』が19年に創設されたイタリアの新鋭レーベル〈Musica Per Immagini〉から復刻!これまた70年代後半の作品とはとても思えない、あまりにも異次元かつ霊能なエクスペリメンタル・ミュージック!深遠なるコスミッシェ・ムジーク(宇宙音楽)の美学から、冥界、「あちら」側なモンド・サウンド〜第四世界ジャズまでもがパッケージされた、もはや異星人な世界観が炸裂した知られざる金字塔的大傑作!!オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。
Tetsuo Furudate - The Nocturne, The Nightmare And A Fruit (CD)Sub Rosa
¥2,547
その盟友・Zbigniew Karkowskiを始め、Merzbowや美川俊治らとのコラボレーションも知られるノイジシャン/電子音楽家であり、電子音楽、映画、ビデオなどのプロジェクトで、古い作品と新しい作品の間に時間の通路を作り、再適用することで過去を読み直してきた大ベテラン、古館徹夫 (Tetsuo Furudate)。〈SSE Communications〉や〈Staalplaat〉〈menstrualrecordings〉といったアヴァン系の名所にも在籍し、J.S.バッハからMerzbowまで、東洋と西洋のあらゆる文化を取り入れた文化のミックスを生み出すこの人が、21年度最新アルバムを〈Sub Rosa〉から発表!声とピアノが深みのある感情の瞬間に到達する、ボーダーレスなタイムレスな宇宙を再現したコンテンポラリー/アヴァンギャルドな作品となっています。
Stephen - Radar of Small Dogs (LP)Yellowelectric
¥3,475
ドローン・フォークの歌姫、Grouperことリズ・ハリスの自主レーベル〈Yellowelectric〉と名門インディ・レーベル〈Joyful Noise〉からは、The CleanのDavid Kilgourとその仲間たちがその最初の解散後に結成したバンドであり、1980年代後半から1990年代初頭にかけて、ニュージーランドのダニーデンで活動していたギターポップ/ロックンロール・バンド、Stephenによる〈Flying Nun〉産ジャングル・ポップの名作がリイシュー。1988年から1993年にかけて制作されたEP作品やデモ音源、ライブ音源などを収録した豪華内容で、リズ・ハリスのきらめくサウンドのルーツにさらなる光を当てた内容となっています。今回の再発に際して、新規アートワークとライナーノーツを採用。インサートには未発表の写真とフライヤーが掲載されています。
NTsKi - On Divination in Sleep feat. Dove (Takao Remix) c/w Remix Instrumental (by Takao) (7")Em Records
¥1,650
アルバム『Orca(オルカ)』からの7インチ・シングル・カット。CD版のみ収録の<Takao Remix>と、実質、Takaoのソロとなる同曲のインスト・ヴァージョンをカップリング。
Le Makeup(ル・メイキャップ)作曲の「On Divination in Sleep」は、着地感のない浮遊するコード・ワークの楽曲、地声キーが異なるNTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)とDove(ドーヴ)のユニゾン歌唱が心地よいアルバムの人気曲だ。このシングル・カットはCD版のみのボーナスだったTakaoによるリミックスで、演奏楽器を大幅に入れ替え、より<夢>的な雰囲気に寄せた編曲が施されたもの。
本作の注目は、実質上、Takaoのソロ曲といえるインスト・ヴァージョンで、坂本龍一を想起させるどこかエキゾチックなパッセージと80s/90sの音色をあわせもった壮麗なインストだ。名盤『Stealth』の延長にあるTakaoの世界が堪能できる。
※本作のフィジカル版は銀色のカラー盤を半透明インナースリーブと半透明の外装で包んでいます。掲載写真は完成版のイメージとなります(CD盤面にみえるのはレーベル面のデザイン図版です)。
=作品仕様=
+カラー盤(銀色)
+半透明インナースリーブ封入
+外装は半透明三つ折りスリーブ
+ 歌詞掲載
TRACKS:
Side A: On Divination in Sleep feat. Dove (Takao Remix) (3:43)
Side B: Remix Instrumental (by Takao) (3:33)
Le Makeup(ル・メイキャップ)作曲の「On Divination in Sleep」は、着地感のない浮遊するコード・ワークの楽曲、地声キーが異なるNTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)とDove(ドーヴ)のユニゾン歌唱が心地よいアルバムの人気曲だ。このシングル・カットはCD版のみのボーナスだったTakaoによるリミックスで、演奏楽器を大幅に入れ替え、より<夢>的な雰囲気に寄せた編曲が施されたもの。
本作の注目は、実質上、Takaoのソロ曲といえるインスト・ヴァージョンで、坂本龍一を想起させるどこかエキゾチックなパッセージと80s/90sの音色をあわせもった壮麗なインストだ。名盤『Stealth』の延長にあるTakaoの世界が堪能できる。
※本作のフィジカル版は銀色のカラー盤を半透明インナースリーブと半透明の外装で包んでいます。掲載写真は完成版のイメージとなります(CD盤面にみえるのはレーベル面のデザイン図版です)。
=作品仕様=
+カラー盤(銀色)
+半透明インナースリーブ封入
+外装は半透明三つ折りスリーブ
+ 歌詞掲載
TRACKS:
Side A: On Divination in Sleep feat. Dove (Takao Remix) (3:43)
Side B: Remix Instrumental (by Takao) (3:33)
森山ふとし - ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)(CD)Em Records
¥2,200
電子音楽作家/ダクソフォン奏者の森山ふとしは、90年代の終わり、内橋和久のワークショップを介して即興演奏を始め、関西ゼロ世代の象徴となった新世界ブリッジ(2007年閉鎖)でソロ・ステージ・デビュー。 西川文章とのかきつばた、アキビンオオケストラへの参加、栗原ペダル(neco眠る/NEW MANUKE)とオシロスコッティとのユニット、マイクロふとし等で活動し、その後、自身のワークショップも主催。 そんな中、Birdfriendの日野浩志郎のすすめで(←歴史的英断) この初のソロ作品集『ゆうたいりだつ』(2015年)をカセットで発表した。 本版はそれをヴァージョンアップした<永久保存版>だ。
即興演奏を出自とする森山だが、本作に即興的なものは皆無で、むしろ構築された作品性の高さが際立つ。実は、彼が『ゆうたいりだつ』で目指したのは<オーケストラ>を取り入れた音楽で、しかもこれはブリッジ人脈の音楽に結びつきそうにないユニークな死角、そこからの跳躍であった。ひとり彼はパソコンのソフトウェア音源を使って、約一年かけて本作をものにした。
「にこエレクトロ」「 タイムリミット」は国内外で評価される森山的宅録オーケストラの典型で、アルバムの中心には表題作「ゆうたいりだつ」や「やっかいな記憶」という長尺の2曲が据えてある。また、新たに差し替え追加した4曲が妙なオーケストラ感を補充する。挑発的な混淆にイメージされてきた関西ゼロ世代の暴力的な個性の中あって終始控えめな森山だったが、その内には<関西ゼロ世代に生まれたもっとも微妙な〔変〕>と言えるような作家性を秘めており、それが本作の摩耗しない作品強度につながっている。
=作品仕様=
+ 通常ジュエルケース、帯付き
+ 装丁デザイン:木村銀次
TRACKS:
1. イントロ B * [1:00]
2. にこエレクトロ [4:49]
3. クエスチョン [2:10]
4. きっかけ * [2:16]
5. ゆうたいりだつ [7:44]
6. タイムリミット [1:43]
7. やっかいな記憶 [10:00]
8. タコパーセントOK( ゆうたいりだつMIX)* [3:47]
9. くろ * [2:48]
* 未発表・新曲
即興演奏を出自とする森山だが、本作に即興的なものは皆無で、むしろ構築された作品性の高さが際立つ。実は、彼が『ゆうたいりだつ』で目指したのは<オーケストラ>を取り入れた音楽で、しかもこれはブリッジ人脈の音楽に結びつきそうにないユニークな死角、そこからの跳躍であった。ひとり彼はパソコンのソフトウェア音源を使って、約一年かけて本作をものにした。
「にこエレクトロ」「 タイムリミット」は国内外で評価される森山的宅録オーケストラの典型で、アルバムの中心には表題作「ゆうたいりだつ」や「やっかいな記憶」という長尺の2曲が据えてある。また、新たに差し替え追加した4曲が妙なオーケストラ感を補充する。挑発的な混淆にイメージされてきた関西ゼロ世代の暴力的な個性の中あって終始控えめな森山だったが、その内には<関西ゼロ世代に生まれたもっとも微妙な〔変〕>と言えるような作家性を秘めており、それが本作の摩耗しない作品強度につながっている。
=作品仕様=
+ 通常ジュエルケース、帯付き
+ 装丁デザイン:木村銀次
TRACKS:
1. イントロ B * [1:00]
2. にこエレクトロ [4:49]
3. クエスチョン [2:10]
4. きっかけ * [2:16]
5. ゆうたいりだつ [7:44]
6. タイムリミット [1:43]
7. やっかいな記憶 [10:00]
8. タコパーセントOK( ゆうたいりだつMIX)* [3:47]
9. くろ * [2:48]
* 未発表・新曲
MLD - 1983 - 1986 (LP)Camisole Records
¥3,654
もう最高っす・・・。BGM名義では大阪の伝説〈Vanity Records〉へと若干17歳にして作品を残し、脱線ノーウェイヴ・ダブなオブスキュア・ユニット、Tristan Discoの一員としても活動したジャパニーズ・テクノ界のパイオニア、白石隆之が1983年から86年にかけてMLD / Minimal Lethal Dose名義で残した貴重音源『Perpetual Motion』と『Dynamo』からの楽曲をオリジナル・テープからコンパイルした編集盤がアナログ・リリース。ポスト・パンクからダブ、インダストリアルまでも横断した白石氏のユニークでオフビートなスタイルを確認できる一枚!いうことなしなくらいバッキバキで、〈Mannequin Records〉や〈Minimal Wave〉辺りのファンも必携。マスタリングを手がけるのは仏鬼才Krikor Kouchian。限定500部。
Violent Onsen Geisha - Shock! Shock! Shock! (LP)Urashima
¥3,476
東京を拠点に活動を展開してきた日本の実験音楽家にして「デス渋谷系」の一角を担った”暴力温泉芸者”こと中原昌也。1989年以来、影響を大きく受けたと思われるNurse With Woundなどの前衛/ノイズ音楽やテクノ、ヒップホップまでも横断した感性から、妹のカラオケでの歌声に両親の喧嘩、悲鳴、お椀が割れる音に到るまでのサンプル素材に至る奇抜な音塊が妄想的に継ぎ接ぎされた独自のミクスチャー・アプローチで多くのファンを魅了してきたこの人。The Sadistの手島美智雄主宰の伝説的レーベル〈Vanilla Records〉から89年にカセット・リリースした傑作『Shocks! Shocks! Shocks!』が初のアナログ・フォーマットでの復刻。他にはほとんど類を見ないレコーディング・コンテクストから構築された作品群はSonic YouthやBeckといった海外の人気バンドやミュージシャンのハートまでも射止め、全米ツアーに招聘されることにもなり、98年には現在ではおなじみの小説家としての顔を得て、01年には『あらゆる場所に花束が...』で第14回三島由紀夫賞を受賞、作家、映画評論家としてもその後キャリアを拡大していった名手の衝動/創造性が最大限に詰め込まれた初期の大傑作。実にスリリングなパッチワーク・サウンド/コラージュの応酬が堪能できるキラー作品!伊実験作家Andrea Maruttiによるマスタリング仕様。限定299部。
Asa Tone - Live at New Forms (CS+DL)Leaving Records
¥2,197
Don’t DJ meets 第四世界&インドネシア音楽なエキゾティック・アンビエント・サウンド!ジャカルタ出身のレコード・コレクター、ヴォーカリスト、DJという多様な側面を持つ女性作家Melati Malay、〈Human Pitch〉在籍のNYのマルチメディア・アーティストTristan Arp、〈100% Silk〉脈のKaaziによる多国籍な注目トリオ、Asa Tone。昨年リリースのデビュー作が弊店でも大ヒットした彼らの最新アルバムが〈Leaving〉からまたしても登場!今作もまた天上(突破)な極上の音景色を披露。2020年にカナダのバンクーバーで開催された「New Forms Festival」のためにYu Suから依頼されて制作された作品。メキシコシティからニューヨーク、オーストラリアの熱帯雨林といった様々なロックダウン環境へと捧げられたイマジナリーなアンビエント・ワークス!限定300部。
The Caretaker - Everywhere At The End Of Time Stages 4-6 (4CD)History Always Favours The Winners
¥4,121
The Caretakerの6部作のうち後半の3作品が3枚組CD化!2016年よりLeyland Kirbyファンを魅了し続けてきた六部作の完結編をご賞味あれ!The StrangerやV/Vmなどを始め、多数の名義で越境的な音楽を作り続けてきた漆黒のダーク・アンビエント紳士、The Caretaker。戦前のSP盤による陽気なサンプリング・メロディがロマンティックに煌めいていた前半の面影を吹き飛ばした、退廃と崩壊の彼方にある無残なノイズ・サウンドが応酬。時が進むにつれ、闇も深度も深まる、このあまりにも孤高にして圧倒的な音楽を前にして、ただただ沈み込むばかりです。この大傑作小品集はCDで聴くにももってこいですよ!
Mark Leckey - O' Magic Power Of Bleakness (LP)The Death Of Rave
¥3,623
限定クリア・ヴァイナル仕様。『In This Lingering Twilight Sparkle』が当店でも大ヒット!Jamie XXなどを始め、多くのアーティストに衝撃を与えたカルト的名作ヴィデオ・インスタレーション『Fiorucci Made Me Hardcore』などでも知られる英国の現代アート・シーンの代表格、映像作家マーク・レッキーによる自伝的寓話『O' Magic Power of Bleakness』のサウンドトラックが〈The Death Of Rave〉からアナログで登場!ウィラルで育った10代の頃の民話やうっすらと自身の記憶に残っていた話からインスピレーションを得たという、心洗われるようなファンタジーにして、浮遊感のあるアンビエンスやドラッギーなシンセ、808、神聖なチャイムなどに織り込まれた大変パーソナルかつディープな世界観。Rashad Beckerによるマスタリング。自身によるアートワーク仕様。限定500部。今作も大推薦!
Pub - Do You Ever Regret Pantomime? (2LP)Ampoule Records
¥3,465
限定ホワイト・カラーヴァイナル使用。自身は〈Ampoule〉を主宰し、14歳の頃から音楽を作り続けてきたグラスゴー出身のアンビエント/エレクトロニカ界の鬼才、Pubの01年ファースト・アルバムが待望のリマスター仕様ヴァイナル・リイシュー!! オリジナルのLP盤も高騰しているなかで20周年記念盤として遂に2LP復刻。ざらっとしたビートの執拗な反復、そこに絡まる甘い白昼夢のようなシンセスケープ、シンプルなサウンドをストイックに突き詰めることで、磨かれ抜いた美へと昇華した珠玉のチル・アンビエント。〈Dubplates & Mastering〉でのリマスタリング。Porter RicksやBoards Of Canadaのファンの方にも手放しで推薦!180G重量盤。
Mysteries of Science - Mysteries of Science (2LP)re:discovery records
¥4,179
祝初LP化再発!実に無数の名義を使い分け、80年代後半から90年代半ばまで、アンビエント、アンビエント・ハウス、トランスのシーンで活躍していたプロデューサー、Mysteries of ScienceことDominic Woosey (Neutron 9000)が、Terre ThaemlitzやHuman Mesh Dance(Taylor Deupree)の在籍も知られるカルト的アンビエント&IDM系レーベル〈Instinct Ambient〉から94年にCDオンリーで発表していた傑作がアナログ・リイシュー!実に26年の時を経て初レコード化であり、これを敢行したのは90年代中盤のエレクトロニック・ミュージックにフォーカスし発掘を繰り広げていくという大注目な米国の新鋭レーベル〈re:discovery records〉。ニューエイジ・リバイバルというプリズムを通して90年代テクノ&ハウスを紐解いた画期的コンピレーションであり、〈Music From Memory〉が昨年発表、大きな話題となった「Virtual Dreams」とも大きくリンクした大変グレイトなリリース。タンジェリン・ドリームの様なコスミッシェ・ムジーク(宇宙音楽)からアンビエント、プロト・テクノといったベルリン・スクールの命脈が90年代初頭のチルアウト時代、ポスト・レイヴな世界へと投影されたマスターピース。これは全アンビエント、ニューエイジ、IDMファンにも力強くレコメンド!
Deep Space Network - Big Rooms (2LP)re:discovery records
¥4,179
祝初LP化再発!〈Warp〉や〈Modern Love〉といった聖地からの傑作群を始め、未だに大きな躍進を続けるドイツの大ベテラン・テクノ・プロデューサー/イノベーター、Move DことDavid MoufangとJonas
Grossmanによるプロジェクトであり、アンビエント、チルアウト、SFテクノ、IDMを見事に組み合わせた電子音楽を探求していた”Deep Space Network”がMove Dのレーベルである〈SOURCE RECORDS〉1993年にCDのみでリリースしていた名作が遂にアナログ・リイシュー!実に27年の時を経て初レコード化であり、これを敢行したのは90年代中盤のエレクトロニック・ミュージックにフォーカスし発掘を繰り広げていくという大注目な米国の新鋭レーベル〈re:discovery records〉。ニューエイジ・リバイバルというプリズムを通して90年代テクノ&ハウスを紐解いた画期的コンピレーションであり、〈Music From Memory〉が昨年発表、大きな話題となった「Virtual Dreams」とも大きくリンクした大変グレイトなリリース。全アンビエント・テクノ&IDMファンに!
Grossmanによるプロジェクトであり、アンビエント、チルアウト、SFテクノ、IDMを見事に組み合わせた電子音楽を探求していた”Deep Space Network”がMove Dのレーベルである〈SOURCE RECORDS〉1993年にCDのみでリリースしていた名作が遂にアナログ・リイシュー!実に27年の時を経て初レコード化であり、これを敢行したのは90年代中盤のエレクトロニック・ミュージックにフォーカスし発掘を繰り広げていくという大注目な米国の新鋭レーベル〈re:discovery records〉。ニューエイジ・リバイバルというプリズムを通して90年代テクノ&ハウスを紐解いた画期的コンピレーションであり、〈Music From Memory〉が昨年発表、大きな話題となった「Virtual Dreams」とも大きくリンクした大変グレイトなリリース。全アンビエント・テクノ&IDMファンに!
Ryuichi Sakamoto & David Toop - Garden of Shadows and Light (LP)33-33 / ThirtyThree ThirtyThree Records
¥3,976
配給元でも既に在庫少。巨匠・坂本龍一とデヴィッド・トゥープの初のコラボレーション作品であり、2018年8月にロンドンで行われたコンサートの全編を収録したものアルバムが奇跡のアナログ・リリース!!!Evan Parker、矢野顕子、Arto Lindsay、Christian Fenneszなどとの共演や映画音楽、ポピュラー音楽領域でのセッション、サウンド・インスターレションにいたるまで、様々な分野でコラボレーションを行ってきたふたりによる未曾有の即興ライブ・パフォーマンスを収めた要注目録音が現行エクスペリメンタル・シーンのカルト・アイコン的なロンドン拠点のレーベル〈33-33〉から登場です。そのタイトルは、日本の園芸の美学からインスピレーションを得たもので、この二者の卓越した美的センスから織りなす空間的なメタファーがそこかしこから感じられる、ミニマリズムの極地とも言える傑作録音となっています!