Electronic / Experimental
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Futuro Anticoなるプロジェクトの、オリジナルは1980年発表のカセット作品。瞑想シンセ&妖艶フルートが展開するというもので、穏やかに、激しく、体の芯を突くような響きでこれが良い。Terry RileyとDon Cherryの伝説的なケルンでのライブをも彷彿とさせる名演。
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80年代から90年代の YAMAHA=山葉 のシンセサイザーやシーケンサー/リズムマシンで作り上げられた懐かしい未来のサウンド。
こちらは自主盤のInstrumental音源です。 ジャケットも手作りでデザインに穿孔が開けられている仕様となっております。
-今作はYAMAHA=山葉のシンセサイザー(1986~93年頃までの)とYAMAHA=山葉のシーケンサー/リズムマシン(94`s)で作曲しました。
なぜこの山葉の音に行き着いたのかは、また話せる機会があれば話そうと思います。
全曲サンプリングなしで(人の音源の要素を使うという意味において)自らの心眼銀河を頼りに降ってきた詩-UTA-、昇ってゆく音、言永らえてゆく語り を掌で繭玉を愛でる様に紡ぎました。
全て私にとってはじめての体験でありました。 — 志人
収録内容:
01 雪融 instrumental
02 玄 instrumental
03 時無種殻 instrumental
04 破 letter人傘 instrumental
05 蝶道 instrumental
06 木霊山彦 instrumental
07 土裸虹 黯燈 泥飴 instrumental
08 詠阿環空因河 instrumental
09 夢遊趨 instrumental
10 投込広告裏紙詩 instrumental
11 言葉ハ輪 羽 環 波 何処カ空殻 何 ラ 来? instrumental
12 初見 instrumental
13 流星郡ガ 河 降 沸点 ッテ 伝 來 ク 流 ル instrumental
収録時間:約 74分
ニューエイジ・リバイバルのみならず、近年アンダーグラウンドの深遠にて巻き起こってきたイタリア前衛/ミニマルの再評価でも密かに脚光を浴びていた前衛音楽グループであるThe Doubling Ridersやニューウェイヴ・バンドLa Pattonaにも組した伊地下シーンの重要作家Francesco Paladino & Pier Luigi Andreoni。彼らが活動初期に率いていた同国の80年代初頭のポスト・パンク/ニューウェイヴ・シーンの伝説的なバンドであり、2011年には2CDコンピも組まれたA.T.R.O.X.の84年2nd『Water Tales』。2015年発表の〈Spittle Records〉からの再発盤をストック!Roger Enoとの共作も知られるマルチ奏者/作曲家ことPier Luigi Andreoni、そして、現在も活動を続けるその盟友なFrancesco Paladino。共に2010年代中盤以降大いに読み直しの進んだイタリアの地下音楽シーンで多大な貢献を行ってきた名作家な2者による活動の起点となった重要なバンドが残したミニマル/エクスペリメンタル/シンセ・ポップの傑作。ファースト・アルバムと比して、イーノやデヴィッド・バーン、ノイ!、ファウストなどからの影響をより強く感じさせる、魅力的な豊かなフレーズやリズムに満ちた作品となっています。
Chris WatsonやRichard Skelton、Lucy Railtonといった面々も参与する英国の要注目レーベル〈SN Variations〉が新設したオフシュート〈Constructive〉から今年度超重要タイトルが到来。先日発表した最新アルバムが今年度ベスト級に強力だったばかりですがまたしても繰り出してきました。数々の映画音楽制作を始め、相対性理論やUA、David Sylvianといったビッグネームとのコラボでも知られる日本人作曲家、渡邊琢磨による今年度傑作『Last Afternoon』収録音源に、Vladislav DelayことDelayによるデコンストラクションを施した大変意欲的な12インチ・シングルがリリース。これは言うことありません!ずば抜けて良い内容で、まったく文句なし。静謐にして物憂げなアンビエンスをバックに、激エグな音塊がこれでもかと降り注ぎます。デザインを手掛けたのは、石橋英子やMerzbow、Kevin Drummまで数々の名手が在籍しているイタリアの現行エクスペリメンタル/実験電子音響の新たな聖地〈SUPERPANG〉でも昨今おなじみのJoe Gilmore。そして、マスタリングはJoe Talia!限定500部。
白石隆之が高校生(実に17歳)の時に制作した画期的デビュー作にして、国産エレクトロニック・ミュージック/ニューウェイヴの金字塔的と言っても過言ではない一枚!ノーウェイヴからインダストリアル、ダブ、クラウト・ロック、フリー・ファンクまでも横断し、壊れたポップ・センスと奇跡的なグルーヴ感を発揮した大傑作。Kuniyuki Takahashi = 高橋邦幸氏によるオリジナル・テープからのリマスタリング。