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Avant-Garde / Contemporary

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Pablo Casals - J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 (2CD)
Pablo Casals - J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 (2CD)OPUS蔵
¥1,960

野口整体の創始者である野口晴哉も愛した、カザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲。その多くの復刻CDの中でも最高のリアリズム音質と評判高い名演中の名盤。

「私は整体指導に多くはクラシックのレコードを使用している。それは一つには、自分の技術に時として迷いがでるからでもある。私はかってカザルスのレコードを聴いて、これは本物だと思った。そして自分の技術もこれに負けないように磨こうと心がけた。 人間の体癖を修正したり、個人に適った体の使い方を指導している私と音楽とは関係なさそうだが、技術というもには、どんな技術にも共通しているものがある。カザルスは完成している。」野口晴哉 (1911-1976)

カザルスのバッハは低音の豊かさを特長とした実在感のある音で評判になりましたが、一部で低音が過剰であるという感想があり、中にはチェロのそばで誰か線香花火を楽しんでいるというノイズの指摘もありました。今回プレス型の更新にあたり新マスタリングで再登場!低音がかなり強い部分の調整を全体の音は変えないように行なうとともに、花火のようなノイズを手で摘むような作業で減らしました。(OPUS蔵代表 相原 了)

【収録内容】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲;第1番-第6番)
【演奏者】
パブロ・カザルス(VC)
【録音】
1936-39年
原盤:HMV
日本語解説:鈴木秀美
※復刻に使用した原盤は、広川陽一氏のコレクションに依る

Joana Gama & Luís Fernandes - There's no knowing (CD)Joana Gama & Luís Fernandes - There's no knowing (CD)
Joana Gama & Luís Fernandes - There's no knowing (CD)Holuzam
¥2,069
今年度上半期ベスト候補として手放しでレコメンドしたい異次元の音絵巻!アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰めるだけでなく〈Warp〉関連アクトを2組も輩出したポルトガル・リスボンのゲットー・レーベル〈Príncipe〉人脈として知られるカルト・レーベル〈Holuzam〉。同国北西部の都市ブラガ出身の電子音楽家であり、Lawrence English主宰の〈Room40〉や〈Clean Feed〉傘下の〈Shhpuma〉などにも在籍する奇才、Luís Fernandesとその盟友Joana Gama。同レーベルからの同時入荷な前作『Textures & Lines』から2年ぶりとなった2022年最新作がCDリリース。自身らのコラボ5作目のアルバムに当たり、2人のアーティストが周囲の空白、そして、沈黙と対話する50分間を記録した作品。前作で見せたモダン・クラシカルとしての高みをさらにアップデート。時にスリラー映画のサウンドトラックのような緊張感とナイフの刃のような切れ味の中から破格のイマジネーションが湧き上がる、この2人の最高傑作ともいうべき一枚であり、現代の電子音楽や現代音楽ともまた別の次元へと踏み込んだ一枚。マスタリングを手がけたのは〈12k〉主宰の電子音響/アンビエントの名手Taylor Deupree。限定300部。
Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)
Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)Holuzam
¥2,069
吉村弘や芦川聡といった日本のアンビエントとも違う超時的な魅力を醸す新たな環境音楽の姿。アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰めるだけでなく〈Warp〉関連アクトを2組も輩出したポルトガル・リスボンのゲットー・レーベル〈Príncipe〉人脈として知られるカルト・レーベル〈Holuzam〉。同国北西部の都市ブラガ出身の電子音楽家であり、Lawrence English主宰の〈Room40〉や〈Clean Feed〉傘下の〈Shhpuma〉などにも在籍する奇才、Luís Fernandesの2020年CD作品をストック。ポルトガルのアンサンブルDrumming GPに依頼されたことで制作が始まったタイトルとなっており、盟友Joana Gamaを始め、同アンサンブルのメンバーを含めた数名のパーカッション奏者が参加。古典的な現代音楽の限界へと挑戦し、聴くたびに進化する風景を生み出したイマジナリーかつ永続的なモダン・クラシカル作!
Leila Bordreuil - Not An Elegy (Silver LP)
Leila Bordreuil - Not An Elegy (Silver LP)Boomkat Editions / Documenting Sound
¥3,657
Susan AlcornやIngrid Laubrock、Lea Bertucciといった名作家たちとの共作のほか、〈Relative Pitch〉や〈Catch Wave Ltd.〉などからの作品発表も行なっている仏出身ブルックリンの女性チェリスト/作曲家/サウンド・アーティスト、Leila Bordreuilによる〈Boomkat Editions〉からの限定カセット作品『Not An Elegy』が初アナログ化。彼女の不協和音が周囲の環境(今回はニューヨークの寂れた地下鉄の駅)と相互作用する作品あり、Arthur Russellの緊張感のあるパフォーマンスを彷彿とさせる”For Tamio”、自身のアパートの廊下で録音され、周囲の雑音の上にかろうじて聞こえるという、これ以上ないほどの異質な作品である”Past Continuous”という全く対照的で魅力的な2つの長編実験音楽作品を収録したものとなっています。そして、もちろん名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様という鉄板のお墨付き。限定500部。
Eliane Radigue - Occam Ocean Vol. 4 (CD+BOOKLET)
Eliane Radigue - Occam Ocean Vol. 4 (CD+BOOKLET)Shiiin
¥3,344
1950年代後半にミュージック・コンクレートの創始者であるPierre Schaeffer、そして、Pierre Henryの下で電子音楽の制作を開始。我らがドローン・マスターであり、チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigue。2017年に始動させ、驚くべき進化を遂げてきたシリーズ作品『Occam Ocean』の最新作が、21年発表の第3弾に続き〈Shiiin〉より早くもCDリリース。John TilburyやMichel Donedaらとのコラボレーションも知られる電子音楽家のBertrand Gauguet、作曲家/シンガー/パフォーマーのYannick Guédon、Carol Robinsonの3名が演奏者として参加。ドローンやミニマル・ミュージックの境界を静かに再定義するというラディーグならではの方法で制作されたアルバムであり、Richard Chartierの〈LINE〉作品など微音系のミニマル/ドローンが好きな方にもレコメンドしたい素晴らしい作品。64ページに及ぶブックレットが付属。
Denis Dufour - Complete Acousmatic Works, Vol. 1 (16CD BOX)
Denis Dufour - Complete Acousmatic Works, Vol. 1 (16CD BOX)Kairos
¥7,966
40年以上の長きに渡り、世界の音響芸術の発展へと大きく貢献してきた作曲家であり、教師、研究者、レーベル/フェスティバルのディレクターに至るまで、実に多角的に活動、Pierre Schaefferとの後継者とも呼ばれるDenis Dufour。1977年から2020年にかけて作曲されたその未発表楽曲やテキストを含む、実に44にも及ぶ作品が18時間ものボリュームで収録された16枚組CDボックス・セットが〈Kairos〉から登場。これらの16枚のディスクは、それぞれがリスニング・プログラムとして構成されており、聴き手に広大な風景を提供したものとなっています。2022年には第2巻の出版が予定されているとのこと。
Ros Bandt and LIME - Soft and Fragile (LP)
Ros Bandt and LIME - Soft and Fragile (LP)Efficient Space
¥3,830
『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』にも掲載しました!アカデミックなものでなく、ニューエイジらしい気迫と瑞々しさを持ちながら、それを全く意識していない、ゴージャスで、超時的な表現力に満ち溢れた実験音楽。1980~1995年までの豪州及びニュージーランド産のアンビエント・ミュージックへとフォーカスした〈Bedroom Suck〉からの金字塔的編集盤『Midday Moon』にも収録され、各地のマニアたちの間で密かに注目を集めている同国の音楽学者/楽器デザイナーであり、音響彫刻やエレクトロニクス、アコースティックエコロジー、創作自作楽器などを用いた作品や著作、教育活動でも知られているRos Bandt。1983年にメルボルンの〈Move Records〉から発表した2ndアルバムが〈Efficient Space〉より史上初となるアナログ・リイシュー。現代音楽家/創作自作楽器製作者Harry Partchより触発されて制作された硝子の壺や瓶を吊り下げたFlagongという自作楽器と粘土製の焼き物打楽器を用いて制作されたアルバム。熱暑のなか白昼堂々お化け屋敷にでも迷い込んだような得体の知れない清涼感がヒンヤリとする中で、心の深部へと迫る静謐な響きが淡々と連なっていく豪州産音響ドローン/アンビエントの知られざる傑作!チベット密教に接近して以降のEliane RadigueやTomoko Sauvage、Stephan Micusが好きな方にもオススメ。
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)INA-GRM
¥9,937

Meditationsでもベストセラーだった人気ボックスセットが、待望の再プレスです。さすが、INA-GRM!Bernard Parmegiani、Luc Ferrari、Francois Bayleなどの箱物に続き、またしても名編集盤が登場です!チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigueのディスコグラフィーを辿る14枚組ボックス・セットが豪華ブックレット付きでリリース!フランスのRTFスタジオでミュージック・コンクレートの創始者である、Pierre SchaefferやPierre Henryといった巨星に師事し、数十年間に渡り、深淵なる電子音楽を作り上げてきた彼女の歴史的アーカイブがここに!今では入手困難なタイトルを含む、CDフォーマットでリリースされた名作の多くを収録した14枚組ボックス。MetamkineのミニCD「Biogenesis」まで収録した、ラディーグ・ファン必携のアイテムです。80ページにも渡るブックレットが付属(仏/英)。

Piero Umiliani - Library Music - Volume 1 (13CD Box)
Piero Umiliani - Library Music - Volume 1 (13CD Box)Cinedelic
¥13,981
内9枚が初CD化!映画音楽作品のリイシューが相次ぎ、再絶賛ブームの流れが来ていたことで数年ほど前より読み直しの進んだイタリアの作曲家、Piero Umiliani (Black Sweatが再発した怪盤M. Zallaもこの人!)。自身の個人スタジオである〈Sound Work Shop〉の設立と同時期の彼のキャリアにおいて最も成熟し、芸術的自由を謳歌していた時期へと捧げられた13枚組CDボックスが〈Cinedelic〉から登場。1971年から1983年までの13枚のアルバムを収録しており、オリジナル・テープからの音源が採用。奇抜なペンネームで、異質な音楽やジャンルへと挑むマエストロの姿を聴くことができる豪華なボックス。Alessandro Alessandroniと結成したグループ、The Braen's Machineによるサイケ/プロッグからグルーヴィなエキゾティック・サウンド、ディスコ・ファンク・ジャズに実験的なシンセ・アンビエントまでバラエティ豊かな作品群を収めたものとなっています。シリアル番号入りの木製ボックス・セット&CDの紙ジャケットはオリジナルLPの再現仕様。限定500部。
Sandro Brugnolini - Utopia (LP)
Sandro Brugnolini - Utopia (LP)Sonor Music Editions
¥3,942
オリジナルは7万円以上の取引もある鬼レア盤!Narassa名義でのカルトな録音も知られる同国の作曲家/サックス奏者、昨年惜しくもこの世を去ったレジェンド、Sandro Brugnolini (1931-2020)が、72年にライブラリー・レーベルの〈Gemelli〉からリリースしていたオブスキュアな傑作『Utopia』が数々のサントラ/ライブラリー物件を掘り起こす名門レーベル〈Sonor Music Editions〉から初のアナログ・リイシュー。Giorgio Carniniによるハモンドとピアノの素晴らしいアレンジとFranco Tamponiのディレクションによる、マエストロの逝去後初の公式リリース。ドリーミーでアンダーグラウンドなムードが充満したずいぶんと危なっかしい一枚!!アバンギャルドなジャズの洗練されたオーケストレーション、ゴージャスなグルーヴが炸裂した、トンデモなく素晴らしいジャズ・ファンク〜ラウンジ・ジャズ・セッション。
After Dinner - 1982-85 (LP)After Dinner - 1982-85 (LP)
After Dinner - 1982-85 (LP)Soave
¥3,527

1981年に神戸で日本の"元祖音響系女子"ことHACO(vo/key/tapes)を中心に、様々なバックグラウンドを持つメンバーにより結成。日本の大変特異なアンダーグラウンド・シーンの中でも、他とは一線を画す革新的かつアヴァンギャルドな音楽性で海外でも非常に評価の高く、フレッド・フリス、クリス・カトラー、ロバート・ワイアットなどの海外からの支持者も多い伝説的ユニット、After Dinner。

84年のデビュー・アルバム『GLASS TUBE』と82年デビュー・シングル『AFTER DINNER』を収録した英〈Recommended Records〉より発表の84年コンピ盤『AFTER DINNER』がボーナストラックが追加され『1982-85』として、意外にも伊〈Soave〉より再発!!

HACOの神秘的なヴォーカルと宇都宮泰による各種音響加工を加え、ニュー・ウエイヴ、電子音楽、民族音楽、そして日本の伝統音楽が融合した唯一無二の音楽性を聴かせる、アヴァン/レコメン系ファンは必聴の編集盤!

ボーナストラックに、仏〈Celluloid〉より85年発表されたコンピレーション・アルバム『WELCOME TO DREAMLAND』が初出であり、後に91年『AFTER DINNER』ReR再発盤CDや05年『GLASS TUBE』Arcangelo再発盤CDなどにも収録された"The Room of Hair-mobile"を収録。

クレジット/歌詞/写真が掲載された24Pのブックレットが付属。

Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)
Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)PIRY REIS
¥2,644
ブラジル産オブスキュア・エレクトロニック・ミュージックをコンパイルした〈Music From Memory〉の看板コンピこと『Outro Tempo』収録のあのニューエイジ歌謡の一大アンセム"O Sol Na Janela"も収録!Egberto Gismontiが〈ECM〉傘下に運営した大名門〈Carmo〉にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reis。オリジナルは3万越えでも取引された鬼レア盤『Caminho Do Interior』がデラックス・エディション仕様で待望のアナログ復刻!昨今のブラジル産のオブスキュア・ミュージック再評価の流れの中でまたしても重要な再発物件。まさに霊性+フォークロアの神域。ジャズからボサノヴァ、古典音楽までも煮込み、音響的滋養満点な正真正銘、奇跡の一枚!ジスモンチもゲスト参加。 ボーナス・トラックとして74年の激レア7インチ作品『Quase Meio Dia / Idade Média』から"Idade Média"を追加収録しています。180G重量盤&リマスタリング仕様。〈Carmo〉ファンは絶対に必携。全バレアリック~ニューエイジ好きに大推薦!
ICP Tentet - Tetterettet (LP)
ICP Tentet - Tetterettet (LP)Our Swimmer
¥2,598
サックス奏者のWillem Breuker、ピアニストのMisha Mengelberg、パーカッショニストのHan Benninkによって1967年にアムステルダムで設立された伝説的なインディペンデント・フリー・ジャズ・レーベル/アーティスト集団であった〈ICP〉こと〈Instant Composers Pool〉。後には、Derek Baileyに、Peter Brötzmann、Evan Parker、John Tchicai、Steve Lacyといった欧州前衛即興界隈のレジェンドたちが集い、50を越えるアルバムを送り出してきた彼らが1977年に録音・発売した傑作『Tetterettet』が〈Our Swimmer〉より待望のアナログ再発!”即興は実は瞬間的な作曲行為である”というコンセプトのもと即興音楽とフリー・ミュージックに大いなる遺産を残した彼らが1977年の9月14日から17日にかけて録音、Teo Maceroによるマイルスとの仕事にも似たスタイルでMisha Mengelbergがカット&スプライシングし生み出した傑作!
Francesco Messina - Reflex (12")
Francesco Messina - Reflex (12")Superior Viaduct
¥2,372
Joanna Brouk、Luciano Cilio、Charlemagne Palestineのファンにも!イタリア歌謡界代表格であり、昨年惜しくもこの世を去った偉才Franco Battiatoプロデュースのもと〈Cramps〉に残されたカルト・アンビエント傑作であり、同じくバッティアートの手掛けたGiusto Pio「Motore Immobile」とは対となる伝説的なアルバム『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも知られるFrancesco Messinaの79年作が、世界各地の音楽遺産を現代へと呼び起こす名門〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リリース。1979年にイタリア・ミラノの劇場に出演を依頼された際の演目であった3曲を収めた作品となっており、実に30年以上の時を経て、この度初となるアナログ化!有機的な生々しさと心に沁みる美しさで現代音楽の地平を再考する孤高のアヴァンギャルド/ミニマリズム。『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも仕事を共にしたRaul Lovisoniもフルートで参加しています。
Musica Elettronica Viva - Spacecraft (LP)
Musica Elettronica Viva - Spacecraft (LP)Our Swimmer
¥2,597
限定トランスペアレント・グリーン・ヴァイナル仕様。一推し!Frederic Rzewskiを中心にローマで66年に結成された即興音楽集団にして、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaと並んでイタリアから当時の欧州のインプロヴィゼーション・ミュージックを先導した画期的音楽グループ”MEV”ことMusica Elettronica Viva。1967年10月5日、ベルリンの芸術アカデミーでの初期のライブ演奏を収録。もはやトランスの域にも達した名演、30分という短い時間の中でMEVの全精神を明らかにした傑作録音。
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)Superior Viaduct
¥3,634

精巧にカットされた、重厚な特殊スリーブ仕様。永久音楽劇場直系、La Monte Youngファンにも!なんとLaurie Spiegel、Rhys Chathamが参加した歴史的一枚(Jim O'Rourkeもエディットで参加)。前衛音楽再興の地、Superior Viaductからは、Genesis P-OrridgeやJohn Cale、Faustなど数々のアヴァンギャルドの象徴的人物と共闘してきた、アメリカン・ミニマル史に燦然と煌めく前衛作家にして映像作家のTony Conrad未発表作品が堂々の公開です!

1971年にアーティスト・コレクティヴとして発足し、Vito AcconciやLaurie Anderson、Robert Mapplethorpeなど数々の実験アーティストや作家が革新的なアイデアを発表してきたニューヨークのライブ/展示スペース、The Kitchenでの72年のパフォーマンスを収録した17年発表2枚組。Anthony BraxtonやSunny Murray Trioなど無類のジャズ・アーティストを輩出したMoers MusicやAlga Marghenなどに籍を有し、Arthur RussellやJon GibsonらとともにThe Flying Heartsで活動した前衛作家にしてギタリストのRhys Chatham、 アップルコンピュータのソフトウェア開発にも関わったとされる電子音楽のパイオニア、Laurie Spiegelがベースとストリングスで参加しており、 Tony Conrad自身はバイオリンを担当しています。ミニマリズムを奔放に解釈したサイケデリック室内楽は、ストリングスによる絶え間ないドローンの気流へと寄り添うように不規則なベースのパルスで織りなされる弦楽重奏で具現化され、シンプルながら非常に磨き上げられた奥の境地にあり、まさに無類。音響的マテリアルは決して多くないですが脂乗りまくっています。ライナノーツにはChathamによる回顧録が収録。ゲイトフォールド仕様。

Derek Bailey / Cyro Baptista - Cyro (2LP)
Derek Bailey / Cyro Baptista - Cyro (2LP)Honest Jon's Records
¥3,546
またしても、Honest Jonsがデレク・ベイリー再評価に火を付けます!1982年にニューヨークのトニックにて執り行われたデレク・ベイリーとブラジル出身の名パーカッショニスト、シロ・バプティスタの2人によるデュオ・コンサートの様子を収録した2006年リリースのCDがなんと2LPでヴァイナル・リイシュー!バプティスタの巧妙なポリリズム、流暢なブラジル仕込みの高度で重層的なリズムによるインプロヴィゼーションに乗せて、ベイリーの鋭利なギターが炸裂する異種融合即興体験の大傑作。ちょっとばかしトイフルにも聞こえる遊び心に溢れた演奏は聴き心地抜群です。全く異なる個性を持つ2人の演奏の対比にも注目すべきではないでしょうか。CDには未収録の未発音源も追加収録。
Company - Epiphanies I-VI (2LP)
Company - Epiphanies I-VI (2LP)Honest Jon's Records
¥3,546
Julie Tippets、吉沢元治、George Lewisら参加!フリー・インプロヴィゼーションの伝説的ギタリスト、Derek Baileyによって60年代後半に設立された英国発の世紀の即興音楽集団”COMPANY”。1982年に開催された”Company Week festivities”にて録音されていた幻の未発表音源が、Honest Jon’sから堂々リリース!さすが、この神秘的演奏を前にしては感嘆のため息しか出ません…歴史的名演の数々を切り取った瞬間の数々。一瞬の失敗が無に帰す、絶妙な緊張感の中で一指違わず紡ぎ上げていく集団即興の冥利に尽きる圧倒的パフォーマンス。何故お蔵入りになっていたのか、見当もつかない美しさです。
Company - Epiphany (2LP)
Company - Epiphany (2LP)Honest Jon's Records
¥3,546
Derek Bailey、鈴木昭男、吉沢元治、Fred Frith、Keith Tippettをはじめとした超豪華陣容による英国発の世紀の即興音楽集団”COMPANY”!オリジナルは1982年に”INCUS”からリリースされた2枚組LP作品であり、今やマーケットプレイスでも大変入手困難となっていた欧州フリージャズ/フリー・インプロヴィゼーションの一大傑作がHonest Jon’sから史上初となるヴァイナル・リイシュー!本作は1982年の6月29日から7月3日にかけての五日間である”Company Week”に録音された作品で、一枚目のLPが「Epiphany」、二枚目が「Epiphanies」とそれぞれ名付けられています。溢れ返るエネルギーを伴う即興演奏が衝突の中で異種融合を繰り返し、圧倒的混沌の中で、整然とした音空間へと収束させる、集団即興のマニュアルの如し奇跡の録音。
Enno Velthuys - Different Places (LP)
Enno Velthuys - Different Places (LP)Dead Mind Records
¥3,162
こりゃ「あちら」側の音だ。シアトルの大名門〈Light In The Attic〉が編纂した3大ニューエイジ・コンピの一角、欧州版『I Am The Center』こと『The Microcosm: Visionary Music of Continental Europe, 1970-1986』でも紹介されていた蘭のカルトな地下アンビエント作家、シンセサイザー奏者にして、60年代には様々なバンドのギタリストとしても活動、ドローイング作品も残していたという同国の伝説的存在、Enno Velthuys。昨年に引き続き、彼が87年に残した大変希少なカセット作が史上初となるアナログ化!版元は今作もThe HatersやClub Moral、Contagious OrgasmにHermann Nitschなど実に尖った面々を手がけるノイズ/アヴァン系のレーベル〈Dead Mind Records〉。前衛音楽ファンにとっては、De FabriekやKapotte Muziekといった名前が真っ先に思い浮かぶ蘭の地下/前衛音楽シーンの最深部で活動。Radioheadとの共作も知られるチェロ奏者、Oliver Coatesもフェイバリットに挙げる存在ですが、活動当時はカセット作品しか残しておらず、その作品が単独LP化されたのは昨年先行して再発された『A Glimpse Of Light』が初となっていました。そんな彼の楽曲が初めてLP作品に収録されたのは、1970年から86年に及ぶ欧州産ニューエイジ/アンビエントを再評価目線でコンパイルした前述の『The Microsm』となっていますが、VangelisやAsh Ra、Popol Vuhといった著名なアクトから、リバイバル以降に巨大な存在へと飛躍したGigi Masin、Francesco Messinaという面々が並ぶ中で一際異彩を放つ存在でもありました。本作には、当時の地下シーンのカセット・ネットワークに幻滅し、精神状態も悲しいほどに悪化していたという経緯も反映されてか、吉村弘やエリック・サティの陰影が没入感溢れる広々としたコズミック・アンビエンスとミックスされた様な、メランコリックな箱庭の音楽。リマスタリングを手がけるのはジム・オルークとの昨年のコラボ作も当店好評だった同国のベテラン作家Jos Smolders。
Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)
Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)Three Lobed Recordings
¥3,648
2021年度最重要クラスの激ヤバ音源を漸くストック。心から”マスト”と言いたい一作。Bardo PondからMV & EE、Mary Lattimore、Sun City Girlsなどなど数々の名アクトを送り出してきたUSサイケ/ドローンな名門レーベルこと〈Three Lobed Recordings〉からは、フィンガースタイルのギタリストとして、〈Tompkins Square〉や〈Feeding Tube〉〈Bathetic〉など数々の名所に傑出したアメリカン・プリミティヴ・フォーク作品を残すDaniel Bachmanの最新作が登場。2020年にヴァージニア州の各所で録音された4枚目のフル・アルバムであり、〈Three Lobed Recordings〉20周年記念シリーズの一環として発売。これまでJohn FaheyやJack Roseといったアメリカン・プリミティヴのギタリスト達と親和性の高い作品を発表してきたこの人ながら、本作では、実に内省的で前衛的な作風へと深化。Pierre SchaefferやEdgard Varèseといったミュージック・コンクレート作家を思い起こさせる前衛的な一作に仕上がっています。アコースティック・ギターやハーモニウムの演奏を、様々なロケーションや催し、自然現象、そして、教会の鐘や蛙に鳥の鳴き声、ラジオ放送などから得られた素材へと織り込んだコンセプチュアルなコラージュ作品。ウェスタン・アメリカンの果てしなく広大にして深淵な「自然」を見つめる眼差しは、やはりフォーク・ギタリストならではのもの。朽ち果てた音、パンデミックの無人の都心部に咲く朽ち果て錆び付いた音塊の如し、不穏な静寂に佇む「異」ともいうべき大傑作!自身の写真が封入されたフルカラー・ゲートフォールド・ジャケット仕様。〈Aquarium Drunkard〉のTyler Wilcoxによるエッセイが掲載の帯が付属。
Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)
Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)Alien Transistor
¥3,463
World's End Girlfriend、折坂悠太、yumbo、Kid Fresinoまで引っ張りだこの弦楽奏者、波多野敦子と、〈Dauw〉や〈Sonic Pieces〉などからのリリースも知られるベルリン拠点の日本人アンビエント/サウンド・アーティスト、Midori Hiranoによる初のコラボ・アルバムが登場。うなりに渦巻き、ヒスノイズの音に満ちた夏の終わりの逢う魔が時の空気のなか、漆黒な意匠へと身を包んだエクスペリメンタルなモダン・クラシカル/ドローンが鳴り響く極上の一作!限定400部。
Sonic Youth - Daydream Nation (CS)
Sonic Youth - Daydream Nation (CS)Goofin'
¥2,397
Gerhard Richterのアートワークでも知られる、1988年に発表した通算6作目にあたる最高傑作。
Kitchen Cynics - Beads Upon An Abacus (LP)
Kitchen Cynics - Beads Upon An Abacus (LP)The Trilogy Tapes
¥3,449
廃盤最終入荷です。奇才=Will Bankhead主宰、〈AD 93〉や〈Berceuse Heroique〉などと並び、ロンドンのダンス・ミュージック地下を牽引してきた大名所〈The Trilogy Tapes〉からはまたしても風変わりなリリース!1988年から実に約100枚ものアルバムを発表してきたスコットランド・アバディーンのカルトな作家Kitchen Cynics (Alan Davidson)がCDやカセットで発表した貴重音源集が堂々ヴァイナル・リリース!これは奇妙・・・エキセントリックながらも不思議とポップな音楽センスで民族音楽からネオフォーク、アヴァン・ポップまでも煮込んだ様な超オブスキュア・ジェム。狂いっぷりはダンス観だけには終わらない〈TTT〉ならではのキラー・キュレーション。まるで、Current 93 x Richard Youngs x Third Ear Bandなサウンドをひとりでやってのけた感満載です・・・

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