Ambient / Minimal / Drone
1983 products

高嶺剛による長編映像作品『ウンタマギルー』(1989年)のために、音楽家の上野耕路が制作したオリジナル・サウンドトラックが初のレコード化。豪華ボーナストラック3曲を追加収録。
沖縄県石垣島出身の映画監督、高嶺剛による長編映像作品『ウンタマギルー』(1989年 配給:パルコ)のために制作された本作。伝統的な琉球民謡のメロディーにあえて捉われない方法で、あつく倦んだ空気感と開放的な気色を表現。耽美的な魅力に満たされた空想上の沖縄を描写したような、ストレンジ・アンビエント・ミュージックとでもいうべき作品です。
今回のレコード化に際し、映画の主題曲「Untama Giru」のピアノ・ヴァージョン(1999年『Piano Music』)、高嶺剛監督による映画『夢幻琉球・つるヘンリー』から「Mekaru's Room」、「Machibui Vortex」の3曲を新たにボーナストラックとして追加収録。 電子音楽、ニューエイジ、沖縄~琉球民謡のファンにも推薦したい、多くのリスナーに再発見されるべきマスターピースがディスクユニオン新レーベル=Flowmangoより満を持してリリース。

ニューエイジ・ミュージック全盛期の1986年に瞑想の補助のための作品としてリリースされた7本組カセットBOX作品が7枚組CDセットとして米国実験系名門レーベル〈Important Records〉より史上初のリイシュー!このシリーズに含まれる、時間を静止させて包み込むような電子音楽は、Eliane RadigueやLa Monte Young、Brian Enoの『Shutov Assembly』といった、20 世紀の作曲家による傑作を想起させる、不気味なほどモダンで神秘的な内容となっています。深いアナログ・ドローン、上昇する倍音、正弦波の上をサーフィンする浮遊する周波数、神秘的な変調を伴う音程が特徴の、真に感動的な振動の音楽。

不在の存在を称える、祈りと瞑想と追悼の歌。ブルックリンのエクスペリメンタル・シーンを代表する名門レーベルとして当店お馴染みの〈Rvng Intl.〉からの、実に6年ぶりとなるフルレングス作品が登場!Holly HerndonやMatmos、Rabit、Lyra Pramukといった面々ともコラボレーションしているベルリンとニューヨークを拠点に活動する作曲家/振付師Colin Selfの3枚目のアルバム『∞ levity for the nameless ghost in crisis』がアナログ・リリース。別世界的な美しさを醸す独特の歌唱スタイルで神秘的な声の実験を試み続けてきた要注意アーティストによる2枚目のLP作品。この6年の間にアーティストの人生を大きく変えた、数えきれないほどの友人や愛する人たちの死、そして、想像を絶する世界的な喪失。それら名も泣き霊たちに自身の声を届けるべく、ラテン語とポラリ語での歌唱に挑戦したColin Selfによる、刺激的な電子実験から高揚する声の瞬間までを捉えた音楽的瞑想に満ちた珠玉の一枚。

長年にわたってダンサーとして、またイベント主催者として活躍してきたメルボルンを拠点に活動するプロデューサー兼DJ、Marcus LatchamのユニットCrust のデビュー・カセット『Cell』が、極めてユニークなカタログで知られるフランスのカルト・カセット・レーベル〈Good Morning Tapes〉よりリリース!Marcus Latchamのサウンドクラウドへのミックスの投稿が〈Good Morning Tapes〉の目に留まったことがリリースのきっかけとなった本作は、細胞の生と死の旅を作ってみたいという発想からスタートして生と死の抽象化されたメタファーとして意図されており、ニューエイジ的な輝きを放ちダウンビートを織り交ぜながら、より混乱したジャジーなアンビエントへと発展していく良作。織り重なる質感が魅力的なアンビエント・コラージュ!

早すぎたポスト・シューゲイズの先駆者が久々の新作を携えて帰還!絶対にお見逃しなく。Seefeelは1992年にロンドンで結成され、My Bloody ValentineやSpacemen 3のようなシューゲイザー・サウンドを制作していたが、当時バンドの大ファンを公言していたAphex Twinが彼らの初期トラック「Time To Find Me」のリミックスを提供するなど、徐々にエレクトロニック・ミュージックの世界へ傾倒して行った。インディー・ロックとアンビエント・テクノの要素を融合させた独自のスタイルは大きな話題となり、イギリスの音楽誌『The Wire』から"ポスト・ロック"という呼名を与えられたバンドの一つとしても知られている。そんな彼らが13年ぶりに最新アルバム『Everything Squared』を〈Warp Records〉からリリースする!この作品は、彼らのトレードマークであるサウンドを現代的に進化させた6曲入りのミニアルバム。Mark CliffordとSarah Peacockの2人が主に作曲と演奏を担当し、2010年のアルバム『Seefeel』をリリースした時期にメンバーだったシゲル・イシハラ(DJスコッチ・エッグ)もベースで2曲に参加。マスタリングはミニマル・ダブの大御所エンジニア、PoleことStefan Betke、デザインはThe Designers RepublicのIan Andersonが担当

1967年にエレクトーングランプリでデビューを飾ったエレクトーン奏者、セキトオ・シゲオ(関藤繁生)が1975年に発表した大名作が遂にアナログ再発!モンドやニューエイジ・リバイバル等の視点からも注目を浴びる『華麗なるエレクトーン Special Sound Series』四部作の中でも最大の人気を誇る作品『華麗なるエレクトーン (ザ・ワード) 』。細野晴臣とスプリットを組んだことでもおなじみのカルト・インディ・ヒーローことMac DeMarcoが自身の楽曲「Chamber of Reflection」で本作収録の「ザ・ワードⅡ」をサンプリングし、世界的な注目を浴びたことで大きな人気を集める一枚。ビートルズやプロコル・ハルムの楽曲、ジャズのスタンダードなどをボサノバ風にアレンジした、哀愁漂うイージー・リスニングの傑作であり、マスターピース!
今年2月からスタートした「HOSONO HOUSE」カバープロジェクトに新たな参加アーティストも加わる形でカバーアルバムが完成。11月6日にLPで発売決定。新たにTOWA TEI, SE SO NEON(KR)の参加、rei harakamiによる「終わりの季節」の既発カバーも収録した全11曲アルバムとしてリリースします。Stones Throw Records(US)からのUS/EU盤には、Pearl & the OystersとJerry Paperが参加。ジャケットのイラストは五木田智央によるもの。
こちらの日本盤に加え、Stones Throw Records(US)からUS盤が11月上旬、EUと他の国々は11月中旬~下旬でのリリースとなります。
細野晴臣が1973年に発売した1st album「HOSONO HOUSE」。今もなお日本のみならず世界各地で大事に聴かれ続けているポップミュージック史に残る1枚であります。例えばグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞したハリー・スタイルズの「ハリーズハウス」は、「HOSONO HOUSE」から着想した作品でした。これは世界各地の若い世代にも浸透、評価されていることを表しています。そんな名作の発売から50年を記念したカバーアルバム「HOSONO HOUSE COVERS」。日本のみならず世界各地より細野晴臣を敬愛するとてつもなくクールでホットなアーティスト、バンドの皆さんが素晴らしいカバーを提供してくれました。今もなお渾然と輝き続ける「HOSONO HOUSE」の魅力にまた新しい側面を与えてくれるカバーアルバムになっております。
トラックリスト:
SIDE A
1. 相合傘 / TOWA TEI
2. 福は内 鬼は外 / John Carroll Kirby feat. The Mizuhara Sisters
3. 住所不定無職低収入 / mei ehara
4. CHOO CHOO ガタゴト / くくく(原田郁子&角銅真実)
5. 冬越え / 安部勇磨
6. 僕は一寸 / Mac DeMarco
SIDE B
1. 恋は桃色 / Sam Gendel
2. 終りの季節 / rei harakami
3. 薔薇と野獣 / Cornelius
4. パーティー / SE SO NEON
5. ろっかばいまいべいびい / 矢野顕子
Illustration: 五木田智央
ドイツ人プロデューサー、ドラマー、ビジュアル・アーティストのLudwig Wandingerのこれまでで最もパーソナルなアルバムに仕上がったという最新作『Is Peace Wild?』がイタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriが2021年に始動させた先鋭的レーベル〈Light-years〉よりリリース!温かみのあるアルペジオの上で、様々な分野で活躍するアーティスト、詩人、活動家であるイヴ・B・ゴールデンの歌声が柔らかく息づいているタイトルトラックや、ベッドに横たわり眠りに落ちる寸前にワンテイクで録音された催眠術のようなフリースタイル作品、ノイジーで陰鬱で闇と光の間で揺れ動くドイツ・ロマン派の核心である切ない憧憬、つまり「Sehnsucht」を見事に表現するようなものなど自分自身をさらけ出した難解なパッチワークのよう。複雑で、しかし全体を通じてエレガントで温かみのある質感がすばらしい。
2024年度15周年記念再プレス!1994年に結成されたオーストリア・ウィーン拠点のトリップホップ/ダウンテンポ・デュオにして、広大なサウンドスケープと官能的なリズムの 巨匠=Tosca。2009年に〈!K7 Records〉よりリリースしていた5枚目のスタジオ・アルバム『No Hassle』をストック。「単一のシームレスなサウンドの海」をテーマに制作された、珠玉のダウンテンポ/アンビエント・トリップ的作品!


Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ、Pratleyの一員としても知られるSam Wilkesのソロ・デビュー作が、同地の名門Leaving Recordsから登場!
これはもう個人的に何周もしてますが、凄くいいですよ!本作は、John Coltraneを始め、Pharaoh Sanders、Brian Eno、Alice Coltraneなどジャズを中心に様々なアーティストからインスピレーションを受けて制作。音響派にも通じるアコースティックで艶のある上品なメロディを主体に、抜群にサイケデリック&アトモスフェリックなムードで奏でられる透明度の高い音楽。全体を通して、スムースな空気感にまとまった傑作。非常に洗練された仕上がりで、何度も何度も繰り返し味わえる逸品です。レーベルメイトのCarlos Niñoへのアンサーとも言えそうな一枚。限定500枚。お見逃しなく!
Loris S.Sarid『Music for Tomato Plants』、岡田拓郎+Duenn『Urban Planning』を思い起こす傑作!!抽象的でサイケデリックなビート・ミュージックから瞑想的なニューエイジまでもつなぐ名作家であり、Flying Lotus率いる〈Brainfeeder〉にも在籍していたMatthewdavid主宰の〈Leaving Records〉からは、Sam GendelやAna Roxanneとも並び、昨今のLAのインディペンデントなシーンを代表するアクトとして注目を集めるノンバイナリーのミュージシャンOlive Ardizoniによるソロ・プロジェクトGreen-Houseの最新作。昨年には〈Leaving〉レーベルメイトのDiva Dompé、Ami Dang、Nailah Hunterといったミュージシャンとニューエイジ/アンビエント・グループ、”Galdre Visions”(ここではヴォーカリストとして参加)を結成し、ケルトの神秘主義、宇宙、そして、古典/現代のニューエイジからインスピレーションを得た傑作を発表していた気鋭作家!前作のミニマルな構成から愛嬌のあるメロディーや感情的なアークが感じられる世界観へとシフトし、パンデミックの最中に録音されたものながら憂鬱さをかき消してくれるような浮遊感を帯びたアンビエント・アルバム。吉村弘やVirginia Astley、Mort Garsonなどが好きな方にも是非!
吉村弘や芦川聡、広瀬豊等の日本の環境音楽ファンも必携!嫋やかに揺れる自然美へと呑まれるオーガニック・ニューエイジ!Flying Lotus主宰の世界的名門ビート・レーベル〈Brainfeeder〉にも作品を残している名作家、Matthewdavid率いるLAビートの一大集積地にしてニューエイジ再興地としても邁進してきた〈Leaving Records〉からは、同地拠点のアーティスト、Olive Ardizonによるプロジェクト、Green-HouseによるデビューEPが登場です!「植物の生命とそれらを育てる人々のコミュケーション」というコンセプトを基に製作された全6曲を収録。水の音や自然に息づく動植物の声や躍動を捉えたフィールド・レコーディングを基調に、日本の環境音楽にも通じる引きの美や静けさを内包した耽美なシンセ・サウンドが息吹く極上のニューエイジ/アンビエント作品。まさにきらめく生命と自然を讃える賛美歌のような極上の一作です。Michael Flanaganによるアートワーク。


Robert WyattやDavid Byrne、Dirty Projectorsらも絶賛する鬼才SSW、Nicholas Krgovichともコラボレーションしていたトロント出身のサックス奏者であり、第四世界インスパイアな傑出したニューエイジ/モダン・クラシカル作品で知られる要注目作家、Joseph Shabasonの最新作が〈Western Vinyl〉から登場!The War On DrugsやDestroyerのアルバムでも客演していたりと現行インディ系の界隈でも知られるこの人。イスラム教とユダヤ教の二重信仰で育ったことによる超越、統一、そして、最終的な放棄を聴覚的な地図へと描き出したソフィスティ・アンビエント・ジャズ。

広大な空間と喪のサイケデリアが音響的に迫る、ただ一つの世界に浸れる空間。アンビエント・アメリカーナ鬼才Scott Tumaとも度々仕事を共にしているシカゴのポスト・ロック/サイケデリック・バンドであり、〈Digitalis〉や〈Time-Lag〉〈Immune〉〈Type〉といった各地の名門からの作品でも知られるZelienopleの4年振りとなる最新アルバム『Everything Is Simple』が、Félicia Atkinsonら主宰の仏名門〈Shelter Press〉から堂々リリース。Six Organs of AdmittanceやJack Rose辺りのファンを唸らせる、圧巻のCosmic Folk/Slowcore物件。Slowdiveのドラマーとしてもお馴染みのアンビエント作家、Simon Scottによるマスタリング&〈Schnittstelle〉でのカッティングと盤質も万全!

廃盤最終入荷です。2023年度最高峰のアンビエント・フォーク!〈Thrill Jockey〉や〈Matador〉〈Important Records〉などからの作品も知られる米国・ペンシルバニア州出身の名ギタリスト/ソングライターSteve Gunnと、Bing & RuthのDavid Mooreによるコラボレーション作品『Let the Moon Be a Planet』が〈RVNG〉からアナログ・リリース。遠隔地のセッションを重ねながら形を整え、最終的にはニューヨークのハドソンという牧歌的な環境の中で完成させた親密で極上なインディ・フォーク作品。


ポーランドの作曲家、音楽家、サウンド・エンジニアであるAleksandra SłyżによるRandom SourceのSergeとBugbrandのSergeの2台のモジュラー・シンセサイザーからなる特異な楽器であるトナリウムを用いた2編のライブを収めた『Tonarium Live』が、石橋英子やMerzbow、Kevin Drummまで数々の名手が在籍しているイタリアの現行エクスペリメンタル/実験電子音響の新たな聖地〈SUPERPANG〉よりリリース!両パートとも音のゆらぎを探求しており、音のタペストリーの中に、聴き手が微妙なニュアンスや脈動、ちらつくハーモニーの瞬間を発見できる空間がある。和音の倍音構造の複雑なディテールを明らかにしつつ、その光り輝くコアの内側を漂うような没入感ある内容!マスタリングはRashad Beckerが担当!

2023年のデビュー作『Magnolia』に続き、ピアニストでリーダーのSteve Okonskが、Durand JonesやAaron Frazerといった長年の音楽コラボレーターたちを引き連れた25年度最新アルバム『Entrance Music』をアナウンス。自発的であり瞑想的なスピリットに根ざした本作は、トリオの即興性が最高潮に達した作品であり、パストラルで静謐なスピリチュアル・アンビエント・ジャズ"October"での幕開けの時点で既に天上。The Bad PlusやGerald Claytonといったレジェンドの名前も引き合いに出される珠玉のピアノ・ジャズ・アルバムに仕上がっています。
シドニーを拠点に現行バレアリックの優れたタイトルの数々を発表してきた〈Mad Habitat Recordings〉より、Hugh BurridgeとJackson Festerによるユニットのアルバム『Tunnel Dancers』がリリース!7年の歳月をかけてじっくり制作された本作では、Hugh Burridgeはジャズマスター・ギターとディレイ・ペダル、トレモロ・ペダルを。Jackson Festerはモジュラー・シンセサイザーを演奏している。全体的なメロウな感触と、ディレイやトレモロが用いたジャズマスターサウンドとモジュラーシンセの反復的な音の組み合わせがもたらす白昼夢なクラウト的浮遊感が生暖かくてクセになりそう!アートワークはMax Berry、デザインはJ. Greville、マスタリングはMarco Pellegrinoが担当!
これ以上ないほどミステリアスでカルト的な人気を博す数々のコンセプチュアルかつ先鋭的なコンピレーション・アルバムでマニアに知られる〈Light Sounds Dark〉からまたまた意味深でいかがわしいコンピが到着!はたまたyoutubeの奥地なのか、どこから見つけてきたかも分からないしかし紛れもないGEMで構成されたこのコンピは、ゴージャスなキーボードで始まるスピリチュアルなスローダウンしたドローン・ジャズから小惑星を破壊するようなコスミッシュ・ダブ、22分間に及ぶ秘密めいたシンセ・ドローンなど盛りだくさんで、心を揺さぶる猥雑な音楽詰め合わせ!2099年のある日、珍しい彗星が地球を通過し、惑星が一直線に並び、サン・ラーが宇宙船に乗って降りてくる!!
OKI DUB AINU BANDによるアイヌ音楽の金字塔的アルバム『サハリン・ロック』。
未発表曲「King Futoshi」を収録した待望のアナログ盤がついに登場!
『SAKHALIN ROCK(サハリン・ロック)』はカラフト・アイヌの伝統弦楽器 「トンコリ」奏者のOKIがトンコリ発祥の地、樺太サハリンを旅した直後に発表された。
パンデイロの魔術師マルコス・スザーノとのブラジル録音を含む比類なき本作を、今回のアナログ盤ではOKI自身がリマスターを施し、曲順を変更。さらに昨年この世を去ったメンバー、居壁太が生前に残したプライベート録音未発表曲「King Futoshi」が収録された。
OKIの尽きることないアイヌ音楽への愛と情熱が全編に込められた、ファン必携の名盤となることは間違いない。
内田直之によるタフでヘヴィなDUB MIX、OKIのトンコリの鋭い響きが、アナログ盤ならではの温かみと深みを伴って蘇る。時が経っても色褪せることのない強烈な "AINU BEAT” を、この一枚でぜひ体感してほしい。
