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Ambient / Minimal / Drone

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Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)INA-GRM
$69

Meditationsでもベストセラーだった人気ボックスセットが、待望の再プレスです。さすが、INA-GRM!Bernard Parmegiani、Luc Ferrari、Francois Bayleなどの箱物に続き、またしても名編集盤が登場です!チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigueのディスコグラフィーを辿る14枚組ボックス・セットが豪華ブックレット付きでリリース!フランスのRTFスタジオでミュージック・コンクレートの創始者である、Pierre SchaefferやPierre Henryといった巨星に師事し、数十年間に渡り、深淵なる電子音楽を作り上げてきた彼女の歴史的アーカイブがここに!今では入手困難なタイトルを含む、CDフォーマットでリリースされた名作の多くを収録した14枚組ボックス。MetamkineのミニCD「Biogenesis」まで収録した、ラディーグ・ファン必携のアイテムです。80ページにも渡るブックレットが付属(仏/英)。

Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)
Piry Reis - Caminho Do Interior (Deluxe Edition) (LP)PIRY REIS
$19
ブラジル産オブスキュア・エレクトロニック・ミュージックをコンパイルした〈Music From Memory〉の看板コンピこと『Outro Tempo』収録のあのニューエイジ歌謡の一大アンセム"O Sol Na Janela"も収録!Egberto Gismontiが〈ECM〉傘下に運営した大名門〈Carmo〉にも在籍、ジスモンチとの作品(こちらも大変入手困難)で知られるブラジリアン・サイケ・フォークの至宝にしてリオデジャネイロ出身のギタリスト、Piry Reis。オリジナルは3万越えでも取引された鬼レア盤『Caminho Do Interior』がデラックス・エディション仕様で待望のアナログ復刻!昨今のブラジル産のオブスキュア・ミュージック再評価の流れの中でまたしても重要な再発物件。まさに霊性+フォークロアの神域。ジャズからボサノヴァ、古典音楽までも煮込み、音響的滋養満点な正真正銘、奇跡の一枚!ジスモンチもゲスト参加。 ボーナス・トラックとして74年の激レア7インチ作品『Quase Meio Dia / Idade Média』から"Idade Média"を追加収録しています。180G重量盤&リマスタリング仕様。〈Carmo〉ファンは絶対に必携。全バレアリック~ニューエイジ好きに大推薦!
The Humble Bee - Light Trespassing (CD)
The Humble Bee - Light Trespassing (CD)Motion Ward
$19
既に版元完売。The Boats、The Remote Viewer、The Seaといった名だだるグループでも傑出した作品を残す、イギリスを代表するアンビエント作家のひとりCraig Tattersallの変名= The Humble Beeによる限定CDアルバムが到着。版元は、uonやUlla、Pontiac Streatorといった〈West Mineral〉界隈のカルト的人気作家たちを数多く擁するLAの重要レーベル〈Motion Ward〉で、先日の〈Astral Industries〉からの『A Miscellany For The Quiet Hours』再発に続くdubient界隈からのリリースとなっています。この人らしい稀有な魅力を醸すセンチメンタルな影が霞みがかったアンビエンスと不穏なヒスノイズの合間を縫うように漂いっぱなし。「あちら側」の足音と囁きが手招きする鈍色のアンビエント/モダン・クラシカル作!Ian Hawgoodによるマスタリング。極上!!!
Jake Muir - Mana (LP+DL)
Jake Muir - Mana (LP+DL)Ilian Tape
$23
意外な所からドロップしていた2021年度重要タイトルのLP版が遂に発売!ドイツ・ミュンヘン拠点の名兄弟、Marco Zenker & Dario Zenkerが運営する大人気レーベルであり、SurgeonやSkee Mask、Laksaといった鋭い面々を揃える〈Ilian Tape〉からは、〈Sferic〉や〈Boomkat Editions〉などにも一際エッジの効いた作品を残している現行アンビエントの要注意作家、Jake Muirによる最新アルバムがアナログ・リリース。カルト人気を博す名作家uonことSpecial Guest DJも〈Club Night Club〉から昨年発表した自身のミックステープ・カセット作品『Acid In The Sky』の冒頭で彼の楽曲を紹介していましたが、その変名であるCaveman LSDもA2でゲスト参加。Pendantや前述のuon、Exaelといった、近年興隆を極めている〈Basic Channel〉対流なダブ・アンビエント(Dubient)の深淵な美学と不穏な影、憧憬までもが連なっていく虚脱イルビエント傑作!レーベル主将タッグ= Zenker Brothersによるマスタリング。
Harold Budd - The Pavilion Of Dreams (CD)
Harold Budd - The Pavilion Of Dreams (CD)Superior Viaduct
$16
手放しで称賛したい歴史に刻むMASTERPIECE!!DevoからEduard Artemiev、Tony Conrad、Alvin Curran、Screamersまで、世界各地のアヴァンギャルドにミニマル、パンク、ニューウェイヴの音楽遺産を現代へと再提示するのみならず、新進気鋭の作家も送り出してきた大名門である〈Superior Viaduct〉がまたしても偉業へと着手。イーノの盟友であり2020年に惜しくもこの世を去ったHarold Buddが残した〈Obscure〉レーベルの金字塔でありイーノ・プロデュースの第2弾『The Pavilion Of Dreams』(『夢のパビリオン』)がアナログ・CDリイシュー。Marion Brown、Gavin Bryars、Michael Nymanなどを始めとした偉才たちのゲスト参加は見逃せません。数十年の時を経た今もなお輝きを増し続けるアンビエント・ミュージックの稀代の傑作。ミニマリズムと室内楽アンサンブル、ジャズ・バラードが優美なコンポジションの中で巧みにミックスされた天上(突破)な一枚であり、新たな音楽言語の誕生を記録したともいうべき祝福された音世界。同年に発表されることとなったライヒの『Music For 18 Musicians』というミニマリズムの傑作とも肩を並べていると言えるでしょう。坂本龍一、Jon Hassell、Mark Hollisのファンにも勿論レコメンド!
Francesco Messina - Reflex (12")
Francesco Messina - Reflex (12")Superior Viaduct
$17
Joanna Brouk、Luciano Cilio、Charlemagne Palestineのファンにも!イタリア歌謡界代表格であり、昨年惜しくもこの世を去った偉才Franco Battiatoプロデュースのもと〈Cramps〉に残されたカルト・アンビエント傑作であり、同じくバッティアートの手掛けたGiusto Pio「Motore Immobile」とは対となる伝説的なアルバム『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも知られるFrancesco Messinaの79年作が、世界各地の音楽遺産を現代へと呼び起こす名門〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リリース。1979年にイタリア・ミラノの劇場に出演を依頼された際の演目であった3曲を収めた作品となっており、実に30年以上の時を経て、この度初となるアナログ化!有機的な生々しさと心に沁みる美しさで現代音楽の地平を再考する孤高のアヴァンギャルド/ミニマリズム。『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも仕事を共にしたRaul Lovisoniもフルートで参加しています。
Nivhek - After Its Own Death / Walking In A Spiral Towards The House (2LP)
Nivhek - After Its Own Death / Walking In A Spiral Towards The House (2LP)W.25TH
$24
Pitchforkでは8.3点、Best New Musicのスコアを獲得!ドローン・フォークの新境地を開拓してきたオレゴン州ポートランド出身の才媛GrouperことLiz Harrisの新名義Nivhekが始動。ポルトガルのアゾレス諸島、ロシアのムルマンスクに滞在していた特に録音した素材を出身地のオレゴンで完成させたというデビュー・アルバム。メロトロンやギター、フィールド・レコーディング、テープ・マニュピレーション、ジャンクのエフェクター・ペダルなどを駆使し、自身の卓越したボーカル・ワークとともに淡々と描き出すアトモスフェリックな音風景はまさに圧倒的。鬱屈としたドローン気流がノイズを迸らせ渦を巻きながらも、その中からやはり彼女の独特の神々しさが溢れ出す唯一無二のサウンドにはただただ呑み込まれるばかり。
Fluence - Fluence (LP)
Fluence - Fluence (LP)États-Unis
$22
ニューエイジ〜アンビエント・リスナーにも!オリジナルは、名キーボーディスト = Philippe Besombesも参加した電子音楽グループ"Pôle "が運営していた仏の〈Pôle Records〉より75年に発表。元祖トイポップことフランス前衛ポップの大スター、Pascal Comeladeの別名義Fluenceの唯一作が、世界各地のアンダーグラウンドな音楽史を現代へと再提示する名門〈Superior Viaduct〉傘下の〈États-Unis〉より復刻リリース!仏南部の都市、モンペリエで74年から75年にかけてレコーディング。豊穣な実験精神と深遠なるプログレッシヴネスを湛え、時代性を超越した印象的な音世界へと昇華。フリップ&イーノ~リシャール・ピナス、ポポル・ヴーの幻影さえも付き纏うヴァナキュラー&コスミッシェなサウンド全開に、オブスキュアな電子音楽観を披露した傑作。ナンバリング入り限定750部。
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)
Tony Conrad - Ten Years Alive On The Infinite Plain (2LP)Superior Viaduct
$26

精巧にカットされた、重厚な特殊スリーブ仕様。永久音楽劇場直系、La Monte Youngファンにも!なんとLaurie Spiegel、Rhys Chathamが参加した歴史的一枚(Jim O'Rourkeもエディットで参加)。前衛音楽再興の地、Superior Viaductからは、Genesis P-OrridgeやJohn Cale、Faustなど数々のアヴァンギャルドの象徴的人物と共闘してきた、アメリカン・ミニマル史に燦然と煌めく前衛作家にして映像作家のTony Conrad未発表作品が堂々の公開です!

1971年にアーティスト・コレクティヴとして発足し、Vito AcconciやLaurie Anderson、Robert Mapplethorpeなど数々の実験アーティストや作家が革新的なアイデアを発表してきたニューヨークのライブ/展示スペース、The Kitchenでの72年のパフォーマンスを収録した17年発表2枚組。Anthony BraxtonやSunny Murray Trioなど無類のジャズ・アーティストを輩出したMoers MusicやAlga Marghenなどに籍を有し、Arthur RussellやJon GibsonらとともにThe Flying Heartsで活動した前衛作家にしてギタリストのRhys Chatham、 アップルコンピュータのソフトウェア開発にも関わったとされる電子音楽のパイオニア、Laurie Spiegelがベースとストリングスで参加しており、 Tony Conrad自身はバイオリンを担当しています。ミニマリズムを奔放に解釈したサイケデリック室内楽は、ストリングスによる絶え間ないドローンの気流へと寄り添うように不規則なベースのパルスで織りなされる弦楽重奏で具現化され、シンプルながら非常に磨き上げられた奥の境地にあり、まさに無類。音響的マテリアルは決して多くないですが脂乗りまくっています。ライナノーツにはChathamによる回顧録が収録。ゲイトフォールド仕様。

YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)
YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)Shocky
$19
2020年、ドングリが落ちるかすかな音と静寂の森の中、YoshimiOが在るがままに発した自然現象としての声と、曖昧な「音」の感覚を具体性に置き換えるアナログ装置=ピアノによる即興演奏をセルフ録音。その録音されたデーターをizumikiYoshiのモジュラーシンセに入力し、高度に蒸留生成して生まれた、”声とピアノ”だけを素材に作られた作品YoshiniOizumikiYoshiduO~TO THE FOREST TO LIVE A TRUER LIFE~が出来上がりました。
Enno Velthuys - Different Places (LP)
Enno Velthuys - Different Places (LP)Dead Mind Records
$22
こりゃ「あちら」側の音だ。シアトルの大名門〈Light In The Attic〉が編纂した3大ニューエイジ・コンピの一角、欧州版『I Am The Center』こと『The Microcosm: Visionary Music of Continental Europe, 1970-1986』でも紹介されていた蘭のカルトな地下アンビエント作家、シンセサイザー奏者にして、60年代には様々なバンドのギタリストとしても活動、ドローイング作品も残していたという同国の伝説的存在、Enno Velthuys。昨年に引き続き、彼が87年に残した大変希少なカセット作が史上初となるアナログ化!版元は今作もThe HatersやClub Moral、Contagious OrgasmにHermann Nitschなど実に尖った面々を手がけるノイズ/アヴァン系のレーベル〈Dead Mind Records〉。前衛音楽ファンにとっては、De FabriekやKapotte Muziekといった名前が真っ先に思い浮かぶ蘭の地下/前衛音楽シーンの最深部で活動。Radioheadとの共作も知られるチェロ奏者、Oliver Coatesもフェイバリットに挙げる存在ですが、活動当時はカセット作品しか残しておらず、その作品が単独LP化されたのは昨年先行して再発された『A Glimpse Of Light』が初となっていました。そんな彼の楽曲が初めてLP作品に収録されたのは、1970年から86年に及ぶ欧州産ニューエイジ/アンビエントを再評価目線でコンパイルした前述の『The Microsm』となっていますが、VangelisやAsh Ra、Popol Vuhといった著名なアクトから、リバイバル以降に巨大な存在へと飛躍したGigi Masin、Francesco Messinaという面々が並ぶ中で一際異彩を放つ存在でもありました。本作には、当時の地下シーンのカセット・ネットワークに幻滅し、精神状態も悲しいほどに悪化していたという経緯も反映されてか、吉村弘やエリック・サティの陰影が没入感溢れる広々としたコズミック・アンビエンスとミックスされた様な、メランコリックな箱庭の音楽。リマスタリングを手がけるのはジム・オルークとの昨年のコラボ作も当店好評だった同国のベテラン作家Jos Smolders。
Jabu - Sweet Company (LP+DL)
Jabu - Sweet Company (LP+DL)do you have peace?
$20
人気作が待望のリプレス。ブリストル・サウンドを次世代へと継承しアップデートしてきた同地の地下シーンが産んだ奇跡のコレクティヴ〈Young Echo〉の構成員であり、今は亡き大名門〈Blackest Ever Black〉や〈No Corner〉などからのリリースでも知られる同地の名トリオ”Jabu”。自身らが2020年に始動させた要注目レーベル〈do you have peace?〉よりキャリア二作目となるフルレングスLPが登場。前作『Sleep Heavy』が悲哀を淡々と追求したものでありダークで実体のないものだったのに対し、今作『Sweet Company』ではより深くて鎮静的な魂へと昇華、親密でプライヴェートなトリップ・ホップ/ドリーム・ポップの傑作に。まるで、Tricky、Tirzah、King Midas Sound、Junior Boysの夢の共演を見ているかのような、広大にして壮麗な内的風景が続く一枚。
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)KEPLAR
$31
ミニマルなアンビエント/グリッチを軸に、〈Mille Plateaux〉や〈12k〉といった名門から卓越した作品群を送り出してきたDan Abramsによる大人気プロジェクトことShuttle358。2004年に〈12k〉からCDオンリーでリリースしていた傑作が初のアナログ・リイシュー!版元は、Matthias NeuefeindのもとVladislav DelayやGiuseppe Ielasi、Arovaneといった数々の名手による傑作を昨今再発してきたドイツの名所〈Keplar〉。珠玉のミニマリズムと郷愁がエレクトロニカの普遍にしてタイムレスな憧憬の中で溶け合う極上のアンビエント・ミュージック。まさに一つの永遠です。未発表トラック3曲をD面に追加収録。Stephan Mathieuの手によるマスタリング、〈Loop-o〉でのカッティングと盤質も万全。限定500部。
Mndsgn - Rare Pleasure (LP)
Mndsgn - Rare Pleasure (LP)Stones Throw
$21
シティ・ソウル〜メロウ・ジャズ好きにも大推薦!TeebsやBenny Sings、Rejoicerといった豪華面々ともコラボレーション、〈Fresh Selects〉や〈Stones Throw〉といった名所から繰り出してきた傑作の数々によって、LAビート・シーンのダイナミズムを大いに加速させてきた恐るべき才能”Mndsgn”。初めてのバンド編成で挑むサード・アルバムを〈Stones Throw〉からアナログ・リリース。ビートメイカーとして始まったそのキャリアがボーカリスト、ソングライター、アレンジャーへと着実に成長、進化していく様子を示す、記念碑的最新作!2018年に作曲をスタートさせた作品となっていますが、最終的なスタジオ録音は同地の盟友たちと共にわずか1週間というスピードと勢いで執り行われたそう。セッションの音楽監督であるSwarvyを始め、KieferことKiefer Shackelford、Carlos Niño、Miguel Atwood-FergusonなどなどLAの豊穣で活気溢れるインディペンデント・シーンの才能たちが結集したアーバンでサイケデリックなソウル・ミュージック。
Mndsgn - Rare Pleasure (CS)Mndsgn - Rare Pleasure (CS)
Mndsgn - Rare Pleasure (CS)Stones Throw
$13
シティ・ソウル〜メロウ・ジャズ好きにも大推薦!TeebsやBenny Sings、Rejoicerといった豪華面々ともコラボレーション、〈Fresh Selects〉や〈Stones Throw〉といった名所から繰り出してきた傑作の数々によって、LAビート・シーンのダイナミズムを大いに加速させてきた恐るべき才能”Mndsgn”。初めてのバンド編成で挑むサード・アルバムを〈Stones Throw〉からアナログ・リリース。ビートメイカーとして始まったそのキャリアがボーカリスト、ソングライター、アレンジャーへと着実に成長、進化していく様子を示す、記念碑的最新作!2018年に作曲をスタートさせた作品となっていますが、最終的なスタジオ録音は同地の盟友たちと共にわずか1週間というスピードと勢いで執り行われたそう。セッションの音楽監督であるSwarvyを始め、KieferことKiefer Shackelford、Carlos Niño、Miguel Atwood-FergusonなどなどLAの豊穣で活気溢れるインディペンデント・シーンの才能たちが結集したアーバンでサイケデリックなソウル・ミュージック。
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (LP+DL)
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (LP+DL)Ndeya
$26
記念すべきデビュー作にして、実験音楽史に残る大名盤『Vernal Equinox』のリマスタリング盤を今年の3月にリリースしたばかりの鬼才、ジョン・ハッセルが前作『Listening To Pictures (Pentimento Volume One)』に続く最新作、『Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)』をリリース!

「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。

“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ

ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌
Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)
Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)Alien Transistor
$25
World's End Girlfriend、折坂悠太、yumbo、Kid Fresinoまで引っ張りだこの弦楽奏者、波多野敦子と、〈Dauw〉や〈Sonic Pieces〉などからのリリースも知られるベルリン拠点の日本人アンビエント/サウンド・アーティスト、Midori Hiranoによる初のコラボ・アルバムが登場。うなりに渦巻き、ヒスノイズの音に満ちた夏の終わりの逢う魔が時の空気のなか、漆黒な意匠へと身を包んだエクスペリメンタルなモダン・クラシカル/ドローンが鳴り響く極上の一作!限定400部。
Emily A. Sprague - Hill, Flower, Fog (LP+DL)
Emily A. Sprague - Hill, Flower, Fog (LP+DL)Rvng Intl.
$18
ふと、吉村弘の「ソフト・ウエイヴ / オルゴールの音楽」が過ぎりました。Frankie CosmosやMitskiなどの作品も抱える優良インディ・レーベル〈Double Double Whammy〉お抱えのローファイ / インディ・バンド、Floristの一員としても知られるLAのシンセシスト、ソングライター、サウンド・デザイナーのEmily A. Sprague。20年秋に本邦の〈PLANCHA〉からリリースしたCD盤が〈RVNG〉からアナログ化。過去のカセット作も高値で取引されているこの人ですが、今作もさすがの出来、この上なく天上な美しさ!そよ風が通り抜け、枯れ葉が舞い散り、ゆるやかな変化を帯びながら、コスミッシェ・アンビエントな小宇宙へと。ジャケットのイメージ通り、Shizen Oriented Ambient (SOA)とでもいったところでしょうか。さらには、アンビエント/電子音響な名作家、Taylor Deupreeの手により〈12K Mastering〉にてマスタリングと盤質も万全。
Jeff Parker - Forfolks (CD)
Jeff Parker - Forfolks (CD)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
$17
TortoiseやChicago Underground Quartetなどでの活動でもおなじみ、Jeff ParkerがUS現代ジャズの聖地こと〈International Anthem〉から最新作を発表。12月以降はSteve Gunnとのツアーを予定し、今年5月にはデビッド・ボウイの "Soul Love"とWarの"Slippin" into Darkness"のカヴァーも披露していた名アーティストによる新タイトルがアナウンス。セロニアス・モンクの”Ugly Beauty”や”My Ideal”の解釈を含むソロ・ギター作品と6曲のオリジナル曲で構成されたあるアルバムとなっており、2021年の6月にカリフォルニア州アルタデナにある自宅スタジオにてGraeme Gibsonにより2日間かけて録音された珠玉のインプロ系ミニマル・アンビエント作!
Fumio Miyashita - Waterfall Symphony (CD)
Fumio Miyashita - Waterfall Symphony (CD)Personal Affair
$14
ジャパニーズ・シンセ・プロッグの先駆け的存在であるFar East Family Bandでの活躍でも知られ、自身の音楽を「ヒーリング・ミュージック」と題して、膨大な数の作品を大いに編み出した日本屈指のニューエイジ・ミュージック作家/ミュージック・セラピスト、宮下富実夫。1999年に残された最後の未発表音源がアナログ・リリース。66年に音楽家としてのキャリアを始動、69年には東京のロック・ミュージカル「Hair」にも結成メンバーとして参与、伊藤詳や深草アキ始め、多くのニューエイジ作家を輩出したジャパニーズ・サイケデリック/プログレ・バンドの金字塔、Far East Family Bandを結成。同バンドは、今もその威光衰えることのない、4枚の傑作アルバムを残しています。高校の頃には黒帯になるほど、空手に熱中したことから東洋思想にも関心を持ち、さらにステージでの負傷を鍼治療のみ(!)で癒してからは東洋医学にも接近していくことに。本作はNHKが日本の名瀑を紹介する番組に関連して日本を代表する名瀑こと那智の滝にて宮下が奉納した演奏から得たインスピレーションをもとに制作。リバイバル以降の現行ニューエイジとも遜色ないセンスに満ちた響きを聞かせる、音楽の音絵巻のような極上アンビエント作!
Eliane Radigue - Jetsun Mila (2CD)
Eliane Radigue - Jetsun Mila (2CD)Lovely Music
$24
待望の再プレス!ドローンマスター、チベットと電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)の1987年名作(オリジナルはカセット)が2CDで目出たく再発!ディープ過ぎる雲のようなドローンにチベタンベルが薄らと響く、彼女の他のどの作品よりも存在感のある音の雲が展開するチベット密教下最高のドローン。この直後にリリースされた「Mila’s Journey Inspired By A Dream」と同様にチベット仏教の聖者ミラレパの人生にインスパイアされた作品で、倍音を多く含んだアープ・シンセサイザーの密教持続音が全面に出された瞑想的ドローンの極地。二枚目は薄らと僧侶達の読経がドローンと交じる、深淵なる東洋精神世界へ誘う霊的持続音の嵐。チベット仏教や瞑想に興味がある方にも、是非体験していただきたい歴史的傑作です。
Benoit B - Kismet (LP)
Benoit B - Kismet (LP)Natural Selections
$21
80年代の日本の電子音楽やゴッホにインスパイアされたリバイバル・ニューエイジ傑作『Japonaiserie』で一躍注目を浴び、その後も名門〈Into The Light〉や〈Unthank〉〈Wisdom Teeth〉といったレーベルから良好なリリースを繰り広げるフランス出身のプロデューサー、Benoit Bによる最新作がアナログ・リリース。リリース元は当店でも以前紹介していたDeep NalströmやMårbleといったバレアリック再興以後なニューエイジ作品を繰り出していた〈Natural Selections〉で、実に同レーベル3年ぶりのタイトルとなります。ここのレーベル・カラーらしい極彩色の第四世界な空気とレフトフィールドなダンス観を大いに発揮、イマジナリーで豊穣な桃源郷景色を描き出す天上なニューエイジ/アンビエント・エレクトロニック・アルバム!限定プレス。
Deaf Center - Pale Ravine (2LP+DL)
Deaf Center - Pale Ravine (2LP+DL)Miasmah Recordings
$29
言わずと知れたモダン・クラシカル/ダーク・アンビエント大名盤!Erik Skodvin & Otto A. Totlandという北欧ノルウェイの名作家ふたりによる名ユニット、Deaf Centerによる2005年〈Type〉からの傑作『Pale Ravine』が待望のアナログ復刻!05年当時盤のアナログ・オリジナルも2016年の〈Miasmah〉からのリプレスLP盤も共に高騰・入手困難と化している中で大人気ファースト・アルバムが嬉しい再発!古い無声映画にインスパイアされた作品であり、スカンジナビアらしい神聖な空気や険しい自然の風趣、漆黒のアトモスフェリックな意匠の中へと古ぼけたサンプルやフィルレコ素材が織り交ぜられた極上のアンビエント・ミュージック。未発表音源を追加収録した2022年ダブル・パックでのリリースとなります。限定300部。
David Behrman - ViewFinder / Hide & Seek (LP)
David Behrman - ViewFinder / Hide & Seek (LP)Black Truffle
$21
昨年末にこの世を去った偉才、Jon Gibsonにとっては遺作に当たる作品か。モダン・クラシカル/ミニマル・ドローン/ニューエイジ・ファンにも推薦!ベルギー時代にはHenri Pousseurに師事、ライブパフォーマンスやインスタレーションに使用される「メモリ」を備えたマイクロコンピュータを駆使した演奏でも知られ、Robert AshleyやGordon Mumma、Alvin Lucierとも並ぶ、戦後アメリカの実験音楽の重要な地位を占める孤高の電子音楽家であり、オーストリア・ザルツブルク出身の誉れ高きレジェンド、David Behrman。1989年から2020年にかけて、故・Jon GibsonとWerner Durandとともに録音してきたコラボ最新作品がオーレン・アンバーチ率いる豪州前衛音楽の牙城〈Black Truffle〉から登場。2種類の実演を収録した”Unforeseen Events”は、作曲とソプラノ・サックスを担当したWerner Durandによって1989年・ベルリンでの演奏と、Jon Gibsonのソプラノによる1999年のニューヨーク版が収録。B面には、2002年に発表したインスタレーション作品の”ViewFinder”をベースに制作した遠隔コラボレーション作品であり、実験音楽界の伝説的人物の生命力を強く示す重要なリリース。David Behrman & Werner Durandによるライナーノーツが付属。マスタリングを手がけるのはやはり名手Joe Taliaと万全です!

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