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Gaussian Curve - Clouds (LP)
Gaussian Curve - Clouds (LP)Music From Memory
¥3,978
2023年リプレス!なんとこのGaussian Curveは、ここからの編修盤が素晴らしかったイタリアの巨樹Gigi Masin + このレーベルと同じくRush Hour流通で発表されたアンビエント盤が絶品の英Jonny Nash + ESP Instituteからの諸作で知られるアムステルダムの貴公子Young Marcoという3国3者のプロジェクトによるもの。

完成された音はまた美しいの1言に尽きるもので、暖かさが立ち上る"Talk To The Church"、ひと時の黄昏に酔いしれる"Dewdrops"、深い年輪が安堵を与える"Ride"、ミニマルに有機の森が育まれる"Broken Clouds"ら、どれもが1つ1つの物語を感じさせる豊かさです。またMasinによる味わい深いピアノも聴きもの。至福とはこのことです。全音楽ファンに...
Gaussian Curve - Winter Sun / Fever Dream (12")Gaussian Curve - Winter Sun / Fever Dream (12")
Gaussian Curve - Winter Sun / Fever Dream (12")Music From Memory
¥3,979
出たーーーーーー!テン年代中盤以降のバレアリック興隆〜ニューエイジ再興を駆け抜けた、Gigi Masin、Jonny Nash、Marco Sterkの3名による伝説的トリオ、Gaussian Curveによる8年ぶりの最新12インチ・シングル作品『Winter Sun / Fever Dream』がオブスキュア以降のリバイバルを規定した聖地〈Music From Memory〉からアナログ・リリース。2016年の2ndアルバム『The Distance』以来となる復活!収録された「Winter Sun」と「Fever Dream」の両曲とも2016年にオランダ・アムステルダムで行われた『The Distance』のレコーディング・セッションに由来するもので、最終的なアルバムには収録されず、未完成のスケッチとして6年間放置されていたものを、2022年に数少ないライブが行われる事が決定したのと同時にスケッチを再検討し、遂には完成に至ったもの。黄昏とその涼しげで澄んだ空気が果てなく続いていく宵闇のバレアリック/アンビエント珠玉の名曲2曲。自然と続きが聞きたくなった者は決して私だけではないでしょう....何度針を落としても足りない美盤です。
Gavin Bryars - Irma an Opera by Tom Phillips (LP)
Gavin Bryars - Irma an Opera by Tom Phillips (LP)DIALOGO
¥4,587

イギリスのヴィジュアル・アーティスト、トム・フィリップス、美術史家のフレッド・オートン、作曲家のギャヴィン・ブライヤーズが1969年に創作した実験的オペラ「イルマ」中でも最も有名な録音である、ブライアン・イーノがプロデュースし、1978年に自身のObscure Recordsからリリースされた『Irma an Opera by Tom Phillips』が〈DIALOGO〉よりヴァイナル・リイシュー!本アルバムはトム・フィリップスのオペラのための音楽で、ブライアーズが小説の断片と50cm四方の紙に印刷された数小節の音符を使って作曲した。その楽譜について、トムが「おそらく、ここに示された指示を、あたかも古代のオペラの現存する唯一の断片、あるいはそのようなオペラの目や耳による目撃者の証言の断片であるかのように扱」うと述べているが、1950年代のジョン・ケージやモートン・フェルドマンの作品のように、その実現は演奏家に完全に依存したものとなっている。本盤ではA面は、ピアノ、鍵盤打楽器、弦楽器が奏でる音階の緩やかな流れに、波音などがコラージュされたミニマルな音楽。B面はロングトーンのストリングスにヴォーカリストが歌う小説の断片が重なっている。アンビエントとは何かを考えさせられる重要な作品。

Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (CD)
Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (CD)Superior Viaduct
¥2,244
イーノの〈Obscure〉レーベルの代表的傑作が待望の再発!1960年代前半には、Derek BaileyやTony Oxleyと即興演奏を共にし、John Cage、Cornelius Cardewといった面々との仕事も知られるだけでなく、かのPortsmouth Sinfoniaを1970年に設立した、紛れもなく英国を代表する作曲家、Gavin Bryars。1975年に〈Obscure〉レーベルの第一弾として、Brian Enoがプロデュースしリリースされた至上の傑作『The Sinking of the Titanic』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。イギリスの客船の大西洋横断処女航海の悲劇的な出来事に触発された、ブライヤーズの初期の主要作品である「タイタニック号の沈没」を収録。控えめな弦楽器と不確定な要素の集合体を通して、寂しくも不気味な乗客の体験を雄弁に再現した、現代のクラシック音楽の中で最も崇高な作品の一つ。
Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (LP)
Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (LP)Superior Viaduct
¥4,363

イーノの〈Obscure〉レーベルの代表的傑作が待望の再発!1960年代前半には、Derek BaileyやTony Oxleyと即興演奏を共にし、John Cage、Cornelius Cardewといった面々との仕事も知られるだけでなく、かのPortsmouth Sinfoniaを1970年に設立した、紛れもなく英国を代表する作曲家、Gavin Bryars。1975年に〈Obscure〉レーベルの第一弾として、Brian Enoがプロデュースしリリースされた至上の傑作『The Sinking of the Titanic』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。イギリスの客船の大西洋横断処女航海の悲劇的な出来事に触発された、ブライヤーズの初期の主要作品である「タイタニック号の沈没」を収録。控えめな弦楽器と不確定な要素の集合体を通して、寂しくも不気味な乗客の体験を雄弁に再現した、現代のクラシック音楽の中で最も崇高な作品の一つ。

GAZZI - Waves of Time (LP)GAZZI - Waves of Time (LP)
GAZZI - Waves of Time (LP)Glossy Mistakes
¥4,398

スペイン・アンダルシア出身の新鋭プロデューサー GAZZI による『Waves of Time』。アンビエント、ニューエイジのミニマルな要素を現代的な感覚で再構築したような作品で、ピアノを基調としたテクスチャーに、柔らかな間と静寂を重ねる。すべてが儚く感じられる音像は、過ぎ去る時間をテーマにしたような余韻を残すパーソナルで内省的な響き。儚く静謐な余白の中に、ふっと希望が立ち上るよう。

Geckøs (CD)Geckøs (CD)
Geckøs (CD)Org Music
¥1,942

シンガーソングライターのM. Ward、Giant SandのHowe Gelb、アイルランドのマルチ・インストゥルメンタリストMcKowskiによるコラボレーション・プロジェクトのデビュー・アルバム『Geckøs』。友人の結婚式での偶然のセッションをきっかけに、そのままアリゾナ州ツーソンでのレコーディングに発展。帰国後もそれぞれの拠点でアイデアをやり取りしながら制作を継続し、最終的にアイルランド、ロンドン、ブリストルのスタジオで録音を重ね、プロデューサーのJohn Parishによるミキシングでアルバムとして完成した。音楽的には、アメリカ南西部のダスティなアメリカーナを基盤に、スペイン音楽に由来する装飾的なギター、ケルト音楽風のたゆたうようなメロディやモーダルな響きが重ね合わされている。穏やかでドリーミーな質感を保ちながらも、即興的なやり取りから生まれる予測不能な展開が随所に顔を出し、三者それぞれの個性が交差する国境を超えた魅力が漂う。叙情的な歌声と緻密で繊細なアコースティック楽器の響きが溶け合う、フォーク、アメリカーナ、ヨーロッパの民俗的な要素を横断するアルバムとなっている。

Geckøs (Transparent Red Vinyl LP)
Geckøs (Transparent Red Vinyl LP)Org Music
¥4,138

シンガーソングライターのM. Ward、Giant SandのHowe Gelb、アイルランドのマルチ・インストゥルメンタリストMcKowskiによるコラボレーション・プロジェクトのデビュー・アルバム『Geckøs』。友人の結婚式での偶然のセッションをきっかけに、そのままアリゾナ州ツーソンでのレコーディングに発展。帰国後もそれぞれの拠点でアイデアをやり取りしながら制作を継続し、最終的にアイルランド、ロンドン、ブリストルのスタジオで録音を重ね、プロデューサーのJohn Parishによるミキシングでアルバムとして完成した。音楽的には、アメリカ南西部のダスティなアメリカーナを基盤に、スペイン音楽に由来する装飾的なギター、ケルト音楽風のたゆたうようなメロディやモーダルな響きが重ね合わされている。穏やかでドリーミーな質感を保ちながらも、即興的なやり取りから生まれる予測不能な展開が随所に顔を出し、三者それぞれの個性が交差する国境を超えた魅力が漂う。叙情的な歌声と緻密で繊細なアコースティック楽器の響きが溶け合う、フォーク、アメリカーナ、ヨーロッパの民俗的な要素を横断するアルバムとなっている。

Genesis P-Orridge - Early Worm (LP)
Genesis P-Orridge - Early Worm (LP)DAIS Records
¥3,197

1968年、18歳のGenesis P-Orridgeが地元ソリハルの実家の屋根裏で、学校の友人たちと録音した初期音響実験の記録《Early Worm》が発掘、復刻!!当時アセテート盤で1枚だけプレスされたロウでフィルターのかかっていないサウンドスケープは、後のCOUMトランスミッション、スロッビング・グリッスル、サイキックTVへと続く創作の原点とも言える作品で、ノイズ、即興、テープ操作などを通じてサイケデリック、フルクサス、ジョン・ケージ、ビートニク・ボヘミアンからの影響を露わにしている。長らく行方不明だったが、近年アーカイブ整理中にRyan “Gelik” Martinによってマスターテープが発見され、オリジナルのオープンリールテープから直接マスタリングして限定アナログ盤でリリース。P-Orridge自身による60年代UKアンダーグラウンドの空気を綴ったライナーノーツ付き。「少なくとも、P-Orridgeの音楽へのアプローチは最初から大胆で異端だったことを示している。インクレディブル・ストリング・バンドのようなサイケデリック・フォークをより混沌としたようなサウンドだった」と評された、カオティックな宅録実験。Genesis P-Orridgeの愛好家や研究者たちにとって、その重要な構造的なテーマと音響的質感を明らかにする、失われたリンクのような重要作!

Genevieve Artadi - Forever Forever (LP+DL)Genevieve Artadi - Forever Forever (LP+DL)
Genevieve Artadi - Forever Forever (LP+DL)Brainfeeder
¥4,479
LAを拠点に活動するシンガーソングライター/プロデューサー/射手/ドクターマリオ愛好家のジェネヴィーヴ・アルターディ。
盟友ルイス・コールとのノウアーでの活動でも知られ、2022年のルイス・コールのジャパンツアーで魅せたパフォーマンスも話題を呼んだ彼女が、フライング・ロータス率いる〈Brainfeeder〉からは2作目となるソロ・アルバム『Forever Forever』をリリース。
楽曲にはルイス・コール(ドラム)、ダニエル・サンシャイン(ドラム)、ペドロ・マルチンス(ギター)、チキータ・マジック(シンセベース)、クリス・フィッシュマン(ピアノ)ら豪華ミュージシャンが参加している。
『Forever Forever』は、万華鏡のように様々な影響を受けており、特定の何かのスタイルすることは不可能な作品だ。
クラシックやジャズが根底にありながらも、オルタナ、パンク、アヴァン・ポップなどを感じさせる本作品は、ステレオラブやトーキング・ヘッズといったレジェンドたちを彷彿させる。
また、アルバムには前述のミュージシャンに加えてサム・ゲンデルやサム・ウィルクス、ジェイコブ・マンといった多彩なゲストを迎え入れており、才能ある人々に囲まれていること自体が創作へのモチベーションになっているとジェネヴィーヴ自身も認めている。
Genghis Cohn - Iron Day (LP)Genghis Cohn - Iron Day (LP)
Genghis Cohn - Iron Day (LP)Laura Lies In
¥2,968
当店でもロングセラーとなったTara Clerkin Trioの作品でも知られる英国の実験的レーベル〈Laura Lies In〉からは、ロンドンの吟遊詩人Gengis Cohnによる魅力的でインティメイトなDIY/アウトサイダー・サイキック・フォーク作品『Genghis Cohn』がアナログ・リリース。複雑な弦の爪弾きに乗せて、超現実的な田園風景を描く夢の様な現代版ブリティッシュ・フォーク・アルバム!Beatrice Dillonとのタッグでも知られるRupert Clervauxによるマスタリングというのも好ポイントです。
Genji Sawai - Sowaka (LP)Genji Sawai - Sowaka (LP)
Genji Sawai - Sowaka (LP)Glossy Mistakes
¥4,176
ニューエイジ・リバイバルに多大な影響を及ぼした名ブログ〈FOND/SOUND〉もかつて紹介していた一作!再発盤が実に8回もプレスされたジャパニーズ・シティポップでも屈指のお化けレコードこと間宮貴子『Love Trip』のプロデューサーを務めたことでも知られるサックス奏者の沢井原兒(U.M.A.)が、Bill LaswelのMaterialと共に1984年に残したミュータント・ファンク大傑作『薩婆訶 (Sowaka)』が、Yas-Kazや小久保隆の再発も手がけたスペインの名所〈Glossy Mistakes〉からアナログ・リイシュー。 仙波清彦 (Wha-ha-ha, はにわちゃん)、柴山和彦 (Exotics)、村上 "ポンタ" 秀一、高田みどりといった大変豪華な面々が参加!ダブ、ワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトロ、ヒップホップ、アヴァンギャルドに至るまで、ジャンルの垣根を超えた革新的なクロスオーヴァー・サウンドを披露したマスターピース!リマスタリング仕様。
Genuine - Nu Ambient Grooves (12")
Genuine - Nu Ambient Grooves (12")Into The Deep Records
¥2,326
CDオンリーでのリリースだった楽曲が初アナログ化!GenuineことChristian Zippelが〈Ninetysix Sounds〉に残した1998年のアンビエント・テクノ/ダウンテンポ傑作『Nu Ambient Grooves』に収録されていた最高傑作4曲をコンパイルした編集盤が、Arthur Lastmann & Step Daw主宰のパリの要注目レーベル〈Into The Deep Records〉より登場!このプロジェクトの25周年を記念した『Nu Ambient Grooves』は、ダウンテンポ、IDM、TB-303愛好家にとって究極のマインドトリップ体験ともいうべき一枚となっています!Marco Pellegrinoによるマスタリング仕様。
George Mukabi - Furaha Wenye Gita (LP)
George Mukabi - Furaha Wenye Gita (LP)Mississippi Records
¥2,942

1930年代のギリシャ音楽を再発したことでも話題となった新鋭レーベルで、Mississippi配給のOlvido Recordsからは、ケニアのアコースティックギターの名手、George Mukabiの激レア楽曲をコンパイルしたコンピレーションが登場!!!!

彼の地元の音楽スタイルであるという、”nyatiti lyre”や”sukuti”をバウンシングした”omutibo”ギタースタイルの彼の音楽は、Mukabiが1963年に亡くなるまでの間に西アフリカから東アフリカまで広まったそうな。ケニアの歌い継がれる伝統的で素朴な弾き語り。ものすごくファンキーでミストーンを許さないギター。古い録音でもしっかり爪弾くギター、シンプルなパーカッション、力強い歌唱が記録されています。お酒でも飲みながら一緒にハミングしたくなるような幸せなグルーヴが鳴り響いています。ドキュメントのようなノリで聴かずとも、今もなおこの録音の素晴らしさは変わることがないでしょう。聴き手ある限り。

George Russell - Jazz in the Space Age (LP)
George Russell - Jazz in the Space Age (LP)Honeypie
¥2,673
〈The Rolling Stone Jazz Record Guide〉などでも非常に高い評価を誇る大名作。Bill Evans、Paul Bley始め数々の名プレイヤーが参加。〈Decca〉から1960年にリリースされた、アメリカのジャズ・ミュージシャン/作曲家のGeorge Russellの前衛的なジャズ・アルバム『Jazz In The Space Age』がアナログ・リイシュー。混沌としてスリリングな”Chromatic Universe—Part 1”、スペースエイジなゴージャスな雰囲気の漂う13分にも及ぶ大曲”Dimensions”など、グレートなタイトルが満載の大名盤!
Georgia + Dove - Air from Air (LP)
Georgia + Dove - Air from Air (LP)Em Records
¥3,740
米の電子音楽デュオ、ジョージアと日本のヴォーカリスト/プロデューサー、ドーヴの初コラボレーション作。

『エア・フロム・エア』は、人間の声の詩、言葉によって伝えられる精神、心、魂といった精妙なものを、現代の電子音楽技術の魔術的な仲介によって変化させ、強化し、抱擁する。この特異なパートナーシップは、ドーヴが呼吸するように発する言葉が、音節ごとに、またはフレーズごとに、修正され、拡大され、揺り動かされ、祝福されるオーディオ詩のコレクションである。ジョージアはドーヴの声を思慮深く強調し、電子回路のエーテルを通して呼吸と空気を変化させ、意味を解体しながらも、逆説的に言葉と音楽の両方の新しい意味を明らかにする。日本語を理解するリスナーは、これらの雰囲気の中に意味の雲や星座を見出すだろうし、ドーヴの母国語を理解しないとしても同じ雰囲気の中に純粋な音節音響の喜びを見出すだろう。現代音楽のパイオニアたちが電子音楽やサウンドアートにおける人間の声の可能性を追求した試みの、まったく新しい延長線上にある作品と受け止める者もいるだろうが、『エア・フロム・エア』はむしろ現代のベース・ミュージックやその他の分野にまで拡張された、まだ名付けがたい音楽の未踏の領域への進出となるかもしれない。LP版はDLカード付き、ディスクはBioVinyl使用。

装丁:近藤さくら

本LPは、CO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使ったリリースになります。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映することになってしまいますが、どうか恒久使用を目指してご理解・ご支援お願いいたします。

=作品仕様=
+ BioVinyl™ 使用
+ DLカード付き
+ シュリンク封入+ステッカー

TRACKS:

Side A
1) 07.09.1521 - Heat of the Cheek
2) 10.10.2002 - Your Feet
3) 30.07.1845 - This is Bee Wine
4) 13.02.2078 - I’m Looking Down at Me Sinking

Side B
1) 26.01.1981 - Floats
2) 01.08.1940 - One Stories
3) 25.12.1892 - Stormy Vacation
4) Goodbye
Gerald Cleaver - The Process (LP)Gerald Cleaver - The Process (LP)
Gerald Cleaver - The Process (LP)577 Records
¥4,364

Matthew ShippやWilliam Parker、Roscoe Mitchellともコラボレーションしている、デトロイト出身の鬼才ジャズ・ドラマーGerald Cleaverがテクノ・クリエイターへと転身し、デトロイトの音楽シーンの進化を伝染させるエレクトロニック・ミュージック快作『The Process』を完成!ニューヨークのジャズ・レーベル〈577 Records〉と、実験的な電子音楽やアヴァン・ソウルに特化したそのサブレーベル〈Positive Elevation〉より堂々リリース!即興の予測不可能性のもと、驚異的な音楽体験を提供するクリーヴァーが、「黒人アメリカ人男性の自由と力を祝福するもの」というコンセプトを軸に作り上げた作品であり、そのタイトル自体が「持続すること、永遠になること」の意味を持つとの事。彼は、作品の表題とその制作手法の両方を、デトロイトの活気ある音楽シーンの進化へとなぞらえ、「エレクトリファイング・モジョ」の精神を若い世代に伝えることの重要性を強調しています。

GEZAN with Million Wish Collective - i ai e.p. (12")
GEZAN with Million Wish Collective - i ai e.p. (12")GLOCAL RECORDS
¥3,850

12月中旬発売予定。

2024年3月に公開されたマヒトゥ・ザ・ピーポーの初監督作品『i ai』は、赤い色彩に彩られた異形の青春映画であった。

舞台は兵庫の明石と神戸。主人公となる新米バンドマンのコウ(富田健太郎)と、コウが憧れるヒー兄(森山未來)を中心に、生を死をめぐるストーリー

が展開される。それはマヒトの実体験を土台にしたものでもあり、現実とフィクションが二重写しになりながら、やがてその境界線はじわりじわりと融解し

ていく。共演はさとうほなみ、堀家一希、吹越満、永山瑛太、小泉今日子、K-BOMB、大宮イチなど個性的な面々。写真家の佐内正史による透明感あふれる

映像がこの作品に特別な情感を与えていたことも特筆すべきだろう。

映画のセオリーに囚われることのないその作品には、「壊れゆく社会のなかで他者と関わりながらどのように生きていくことができるのか」という、近年

のGEZANの作品やマヒトの文筆活動にも共通するテーマが投げかけられていた。私たちは決してひとりで生きていくことはできない。だが、他者と生きるこ

ともまた決して楽なことではない。世界の分断が極限まで進んだこの時代を私たちはどのように乗り越えることができるのだろうか?

監督のみならず、脚本や劇中音楽までマヒトが手がけたこの作品のなかで極めて強い印象を残していたのが、「i ai」と題されたメインテーマ曲だった。

GEZANの新曲でもあるこの曲は、ここ数年のGEZANの取り組みの延長上にあるもの。この12インチシングルはその「i ai」を収録しており、初のアナログ

リリースとなる。

柔らかなギターのアルペジオに導かれ、少しずつ熱を帯びていくその楽曲には、静けさと激しさを内包した映画のムードが凝縮されている。言葉にならな

い複数の声を束ねた合唱は、社会からこぼれ落ちた嘆きのようにも、歓喜の叫びのようにも聞こえる。GEZANは総勢15名のコーラス隊Milion Wish

Colectiveとの活動も展開してきたが、ここにはその活動で培われた感覚が活かされている。

また、この曲は9分8秒にわたるゆったりとしたダンストラックと捉えることもできるだろう。南米など各地で生み出されているオーガニックなダンスト

ラックと共通するものがあり、世界各地のグローカルミュージックを扱ってきたGLOCAL RECORDSから、それも12インチシングルというDJフレンドリー

な形でリリースされることにも意義がある。

B面にはGEZANとの縁も深いCOMPUMAによるリミックスを収録。アフリカ的なパーカッションで始まり、途中では親指ピアノなどを挟みつつ、ふたた

び印象的なあの合唱へと戻る。めまぐるしく起承転結が入れ替わる、18分18秒のショート・ムーヴィー。そんなドラマチックなリミックスである。

カッティング&マスタリングを手がけたのはDJとしても活動するTOREI。アートワークを手がけたのは東京在住のヴィジュアルアーティスト/グラフィッ

ク・デザイナー、jvnpey。彼らの愛情あふれる仕事ぶりもこの12インチを特別なものにしている。

「分断」という言葉の対義語をAIに問うてみると、「統合」「連結」「統一」「団結」「融和」という言葉が次々に表示された。どの言葉もどこか白々しく、

こそばゆいが、「i ai」という楽曲に鳴り響く蜃気楼のような合唱は、「分断」の対義語となる新しい言葉を探り当てようとしているようにも思える。映画

『i ai』では「エンドロールが終わった後も共に生きよう」というメッセージが投げかけられていたが、この12インチからは「音が止まったあとも共に生き

よう」というメッセージが浮かび上がってくるのである。

文・大石始(文筆家)

Gezan with Million Wish Collective - あのち (Red Vinyl LP)
Gezan with Million Wish Collective - あのち (Red Vinyl LP)十三月
¥3,850
『狂(KLUE)』から3年ぶりとなる、ニュー・アルバムが遂にリリース決定!!!!

FUJI ROCK FESTIVAL 2021で鮮烈なデビューを果たしたGEZAN With Million Wish Collective名義でのNEW ALBUM『あのち』。データ化され、取捨選択される時代に、人間が持つ変えの利かない声をテーマに制作された、トライバルパンクの最先鋭形。輪唱やボイスなど複数のレイヤーを編み込み、独自のシームレスでもってアルバムという形態に一つの生命体「あのち」を浮かび上がらせる、ファンタジーとドキュメンタリーを行き来する音響絵巻。3年ぶり6枚目のFULL ALBUM。

土着と宇宙の間を点滅するカバーイラストにIzumi Kato。Recording & Mixing engineerには前作に続き、現在、GEZANのライブのオペレーションも行っているDUB界の巨匠、内田直之が行っており、混乱する時代にカウンターを放つ現行オルタナティブの一つの到達点である。
Ghetto Kumbé - Ghetto Kumbé Clubbing Remixes (Transparent Yellow 2LP)
Ghetto Kumbé - Ghetto Kumbé Clubbing Remixes (Transparent Yellow 2LP)ZZK RECORDS
¥4,171
Nicola Cruz、Chancha Vía Circuito、La Yegros、Son Rompe Peraもここから誕生。ブエノスアイレスのアンダーグラウンドなパーティから生まれ、2008年に設立。10年以上にわたってラテンアメリカ音楽の最前線に立ち、古典的なリズムやフォークロアの伝統に未来的な(そして、しばしばエレクトリックな)スピンをかけるアーティストたちのための空間を切り拓いてきた要所〈ZZK Records〉から最新物件!コロンビアで最も著名なオルタナティヴ・アクトの一人、Ghetto Kumbéによるデビュー・アルバムを世界の多様なダンスフロアに向けた新たなヴァージョンとしてまとめたリミックス・アルバム『Ghetto Kumbe Clubbing Remixes』がダブル・パックで登場。Lin-Manuel MirandaやResidenteとも仕事をした経歴を持つグラミー賞受賞者のTrookoに、「エレクトロ・トロピカル」や「サイケデリック・クンビア」と呼ばれる独自のブランドのサウンドで知られるボゴタのバンド、Bomba Estéreoの創設者Monteといったラテン音楽の重鎮に、アフロ・ラタンのリズムを何十年も支持しているニューヨークのアーティストといった一流のDJであるNickodemusやUproot Andyといった面々による豪華リミックスを収録!ウガンダのデジタル・アーティスト、Denzel Muhumuzaを起用し、デビュー・アルバムのジャケットをアフロフューチャーなイラストに一新しています。
Ghia - This Is (LP)Ghia - This Is (LP)
Ghia - This Is (LP)The Outer Edge
¥4,656
バレアリック・フュージョン、ジャズ・ファンクまで。Andras Foxや〈Growing Bin〉作品が好きな方にももちろんレコメンド!DJ Scientist aka John Raincoatmanが主催するドイツ・ベルリンの〈The Outer Edge〉からは、ファースト・シングルが話題を呼び、既にコレクターズ・アイテムと化している同国ビーレフェルトのシンセ・ポップ・バンド、”Ghia”による1988年から1991年の楽曲(うち7曲が未発表音源!!)を収録したアルバム『This Is』がアナログで登場!!! 20年代の今こそ改めて浴びまくりたい、夢のようなヴァイヴスに満ち溢れた凄まじい内容。モーテル系なバレアリックAORからプロト・ヴェイパーウェイヴ、バレアリック・ジャズ/フュージョンまで、あまりにも極上すぎる全10曲を収録。完全ライセンス仕様。両面インサート付属。めちゃくちゃ気持ちいい!
Ghost Funk Orchestra - A New Kind Of Love (Indie Exclusive) (Transparent Red Vinyl LP)
Ghost Funk Orchestra - A New Kind Of Love (Indie Exclusive) (Transparent Red Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,673
現代ジャズ・リスナー歓喜の度を越してグレートな一枚が到来!マルチ奏者のSeth Applebaumが2020年のロックダウン期に構想・コンセプト化し、作曲、演奏、アレンジ、プロデュースを手掛けたGhost Funk Orchestraの最新3rdアルバム『A New Kind Of Love』が名門〈Colemine Records〉の姉妹レーベル〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ロマンティックなドラマやアクション・スリラー、あるいはクラシカルなフィルム・ノワールをより現代的にアレンジしたような、グルーヴィーで艶やかにしてファンキー&ソウルフルなフューチャー・ジャズ・ポップ!
Ghost Funk Orchestra - A Song For Paul (Grass Green Vinyl LP)Ghost Funk Orchestra - A Song For Paul (Grass Green Vinyl LP)
Ghost Funk Orchestra - A Song For Paul (Grass Green Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,682
プロデューサー、ミュージシャン、アレンジャーのSeth Applebaumが率いるGhost Funk Orchestraが2019年に〈Karma Chief〉から発表した初のフルレングス・アルバム『A Song For Paul』をストック。ダーティでソウルフルなプロダクション、ヴェルヴェットとファズアウトのギター、タランティーノ映画の失われたスコアのようなミステリアスなヴォーカルの数々にして、StereolabやBroadcastとも比較される傑作盤!
Ghost Funk Orchestra - An Ode To Escapism (LP)
Ghost Funk Orchestra - An Ode To Escapism (LP)Karma Chief Records
¥3,492
TemplesやUnknown Mortal Orchestra、Khruangbinのファンにもオススメしたい一枚。プロデューサー、ミュージシャン、アレンジャーのSeth Applebaumが率いるGhost Funk Orchestraが2020年に〈Karma Chief Records〉から発表したアルバム『An Ode To Escapism』をストック。サウンド的には『A Song For Paul』の続編とも言える作品であり、未知への恐怖、自己イメージの捏造というテーマを探求するソウルフルなサイケデリック・ジャーニー!まさに暗闇の中で聴くべきアルバム。

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