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南マダガスカルのツァピキ音楽を牽引してきたギタリストDamilyが、自身のルーツと現在地を最も純度の高い形で提示したアルバム『Fanjiry』。わずか3日間で一気に録音され、ギター1本と Damily自身の声だけで構成された極めてミニマルな作品で、これまでバンドの歌い手に任せていたヴォーカルを初めて自ら務めたことで、音楽が持つ個人的な温度や土地の記憶がより直接的に伝わってくる。反復するギターのフレーズは、リズム、ベース、メロディを同時に担うツァピキ特有の多層性をそのまま体現し、ギター一本であるにも関わらず、素朴なようで聴き込むほどに新たな発見のある深みのあるもの。朴訥として深みのある歌声と絡み合いながら、乾いた大地の空気や儀式の残響を思わせる独特のグルーヴを生み出している。派手な装飾を排したことで、Damilyの音楽の核にある躍動と精神性がむき出しになり、静けさの中に強い生命力が宿る。ツァピキの伝統を未来へとつなぐ、濃密で親密な作品。

ジャイルス・ピーターソンやデニス・ボーヴェルも注目する、UKブライトンのレフトフィールド・ユニットDamos Roomによる『All Shall Go』。本作は、ビートやメロディを前面に押し出すのではなく、重み・残響・空白・腐食した質感といったダブの残骸だけを抽出したような音響作品で、声は言葉としてではなく、息や影のように漂い、金属的なノイズや湿った残響が空間をじわじわと侵食していく。音が消えた後の気配だけで世界を組み立てるような、極端にストイックな作りは、静かで、荒んでいて、しかしどこか祈りのような気配をまとっている。現行レフトフィールド・シーンの核心に触れる。



それぞれマルチ奏者であるDana & Alden McWayne兄弟が結成したインディ・ジャズ・ポップ・デュオ、Dana & Alden。デビュー・アルバム『Quiet Music For Young People』が当店でもスマッシュヒットを記録している中、最新セカンド・アルバムとなる24年度最新作『Coyote, You're My Star』が〈Winspear〉からアナログ・リリース。デビュー・アルバムとそのリード・トラック”Dragonfly”(TikTokで30万回再生され、1000万回以上ストリーミングされた)の成功に続き、Jared Solomon (Sza, Remi Wolf, Teezo Touchdown)を起用した2枚目のアルバムであり、Z世代とデジタル時代の美学と体験を融合させた要注目のジャズ・ポップ作品となっています。




パナマ出身のドラマーDaniel Villarrealが、Chicago Underground OrchestraやTortoiseでもお馴染みの世界的ギタリストのJeff ParkerとベーシストのAnna Butterssと組んだアルバム『Lados B』がシカゴの現代ジャズの聖地〈International Anthem〉より登場。2020年10月15日と16日、ロサンゼルスの〈Chicali Outpost〉の裏庭で午後2時から行ったアンサンブル・レコーディング・セッション音源を収めた2022年のアルバム『Panamá 77』に未収録だったトラックたちをまとめた作品。〈Fania Records〉のラテン・ファンクや〈Brain Records〉の異世界的なヒューマニティ・トランスなどからインスパイアされたサイケデリック・ローライダー・ファンク・ジャム傑作!



Sonic BoomとJ Spaceman率いる伝説のアングラ・サイケデリック・ロック・バンドSpacemen 3が残した、至高の美学とディスクグラフィの全貌を記録したヴィジュアル・アーカイブブック『Spacemen 3 Vinyl – Extended Edition』。Danny Passarella編著による本作は、1986年から2024年までに世界各地でリリースされた貴重なオリジナル盤から限定ヴァリアント、プロモ盤、ブートレグまでを網羅し、ジャケットデザインやタイポグラフィ、当時の手書き歌詞やプレス用ポスターなどの膨大な紙資料を通してSpacemen 3の美学が生々しく蘇る。さらにSonic Boomをはじめとする当事者やインディペンデント・レーベル関係者への独占インタビューを収録し、プレス工場の裏話やジャケット制作の葛藤など、名盤誕生の裏側にあった熱いドラマを克明に捉えている。ストリーミング時代にこそ手にとって確かめたい、レコードという物質が持つ圧倒的な存在感と美しさを証明する決定本。
この狂った世界の中で安らぎを見つけたい人に捧ぐ。〈Business Casual〉や〈Glossy Mistakes〉などから作品をリリースし、孤高のアンビエント・ジャズ/ダウンテンポ・サウンドを展開してきたニューヨーク出身LA拠点のプロデューサー/ミュージシャン、Danny Scott Lane。『Home Decor』や『Shower』といった傑作を手掛けた才能による、スムーズなアンビエント・ジャズの名作『Caput』が初アナログ化。元々は2021年に〈Schematic Music Company〉からカセットのみでリリースされた作品。「都市からインスパイアされた砂漠の音楽」をテーマとした、暖かで静かなシンセ・サウンドとミニマルで心地よいグルーヴによる、珠玉のサウンドトラック。

Danny Scott Laneによる、ジャズ、アンビエント、ニューエイジ、ソフトファンクが穏やかに溶け合った、柔らかく心地よいムードのアルバム『House Of Alice』。本作には、写真家・サウンドアーティストとしての感性が反映され、日常の風景を静かに切り取ったような、親密でシネマティックな空気が漂っている。滑らかなジャズのコード、ゆったりとしたビート、アンビエント的な余白が自然に重なり、リラックスした時間に寄り添うサウンドが魅力的。女性ボーカルを迎えた曲や、タイトル曲「House Of Alice」に象徴されるように、全体を通して温かく洗練された雰囲気が続く。落ち着いたムードの中に、ほんの少しのソウルとロマンが漂う、Danny Scott Lane の魅力が詰まった一枚。

ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJがもっともリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドンのベスト盤!今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っていた。しかし70年代のイサーンで何が歌われていたのか?何故ダオ・バンドンがヒットしたのか?その魅力は謎に包まれたままだった。今回ダオ・バンドン先生に直接取材&イサーン語とタイ語が混じった全曲を対訳し、驚愕の事実が白日の下に!レゲエ顔負けのガ○ジャ・チューンからセッ○スについて歌った曲、まるでブルースの世界の恋愛ソング……などなど、のどかなイサーンの笑えて泣ける原風景が解き明かされる。
80年代にはハニー・シーイサーン、チンタラー・プンラープなどワールドミュージックでお馴染みの歌手をプロデュースしていたダオ先生。今も絶大な人気を誇るルークトゥンというジャンルの現在に至るまでのルーツが詰まったアルバムです。これを聴かずしてタイ歌謡はありえない!
なお、本作では全歌詞をタイ日英の三か国語で掲載。解説は日本語・英語掲載し、タイの固有名詞の注釈も完備!今後のワールド系リリースの指標になるであろう気合い仕様!

ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJがもっともリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドンのベスト盤!今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っていた。しかし70年代のイサーンで何が歌われていたのか?何故ダオ・バンドンがヒットしたのか?その魅力は謎に包まれたままだった。今回ダオ・バンドン先生に直接取材&イサーン語とタイ語が混じった全曲を対訳し、驚愕の事実が白日の下に!レゲエ顔負けのガ○ジャ・チューンからセッ○スについて歌った曲、まるでブルースの世界の恋愛ソング……などなど、のどかなイサーンの笑えて泣ける原風景が解き明かされる。
80年代にはハニー・シーイサーン、チンタラー・プンラープなどワールドミュージックでお馴染みの歌手をプロデュースしていたダオ先生。今も絶大な人気を誇るルークトゥンというジャンルの現在に至るまでのルーツが詰まったアルバムです。これを聴かずしてタイ歌謡はありえない!
なお、本作では全歌詞をタイ日英の三か国語で掲載。解説は日本語・英語掲載し、タイの固有名詞の注釈も完備!今後のワールド系リリースの指標になるであろう気合い仕様!

ロンドン拠点のプロデューサーDarkaiによる、深度と重圧を極めたディープ・ダブステップへの帰還作『See Jah / Low Tek』。A面「See Jah」は、DMZ初期を思わせるスモーキーな空間感と、深く沈むサブベースがゆっくり揺れるディープ・ダブステップ。ミスティックなダブ処理が施され、音の間がしっかり効いている。対照的に、B面「Low Tek 」は極太ワブルが前面に出るヘビー級ストンプ。鋭いヒット音がフロアを突き上げ、Darkaiの現場仕様の強度が最もよく表れた曲。Mala、Youngsta、J:Kenzo、Distanceらレジェンド勢のサポートも得て、A面の神秘性と、B面の物理的な押し出しの対比が鮮やかな2026年産ディープ・ダブステップ。

10月中旬再入荷。Jack DeJohnette、John Medeski、Karl Berger、Lenny White、Ben Perowskyなど、ジャズ界の重鎮が多数参加。ハードコア史に名を刻むBad Brainsの共同創設者で、ベーシスト、Darryl Jeniferによる最新インストゥルメンタル作品 『The Weather Channel』。2010年のソロ作『In Search of Black Judas』以来となる、十数年ぶりのソロ名義アルバム。ジャズの即興性と、Darryl Jeniferが持つパンク、ダブの精神性を軸にした深いグルーヴと多層的な音像がアルバム全体を貫いている。Bad Brainsのエネルギーをそのまま持ち込むのではなく、スピリットを抽出し、ジャズの言語で再翻訳したようなアプローチで、空間処理の効いたダブ、鍵盤が描くサイケデリックな感覚、デジョネットらが生み出すしなやかなリズム、それらが重なり合い、ジャズ、フュージョン、ダブ、サイケ、パンクが交差する探求的なサウンド。Bad Brainsの名曲『Sacred Love』『Re-Ignition』の再構築版を含む意欲作。
