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スペイン出身の音楽家DídacことDiego Ocejo Muñozによる、民族音楽学アーカイブを再構築した儀式的アンビエント作品『DÍDAC』がスウェーデンの〈Fasaan Recordings〉から登場。本作は、ジュネーブ民族学博物館の音楽アーカイブに基づいて制作されており、蝋管、テープ、儀式歌、民謡などの録音資料を再構築し、ポストモダンなアンビエント・ナラティブへと昇華。民族楽器のサンプルと電子音響が交錯し、過去と現在、記録と創造が共鳴、儀式的なリズムとニューエイジ的な浮遊感が、精神的な浄化と再生のプロセスを描く。カトリック的な背景とカタルーニャ/カスティーリャのルーツを持つ彼の個人的な信仰が反映されており、古い民族音楽のアーカイブが生きた対話相手として現れてくるよう。フォークロアと現代音響芸術が交錯する深遠な作品。
Achim Reichelのソロ・プロジェクトとして名高いA.R. & Machinesが1971年にリリースした最も独創的なクラウト・アルバムの一つ『Die Grune Reise』(別名『The Green Journey』)がアナログ・リイシュー。オリジナル・ビート・ムーブメントに背を向け、多層的なサウンドの無限性を受け入れたReichelが作り上げた、プログレッシヴ・ロックの異端にして到達点、そして、リゼルグ・ルネッサンスと呼ぶべきトリップ・レコード盤!


ブルックリン発のインディロック・バンドDIIVが2012年にリリースした、2010年代インディの金字塔『Oshin』。深いリバーブに沈むギターのレイヤー、水中で揺れるようなコーラスの質感、そしてZachary Cole Smithの声が歌というより音のテクスチャーとしてミックスに溶け込む独特のスタイル。「Doused」「How Long Have You Known?」などの代表曲では、タイトなリズムと浮遊感が同居し、疾走するポストパンクと夢見心地のドリームポップという当時としても新鮮なサウンドを提示した。NEU!、The Cure、シューゲイザーの要素が混然一体となった、今なお色褪せない魅力を放つ、現代ドリームポップの基準点となった名盤。

メキシコ・シティを拠点とするバンド Diles Que No Me Maten が 2021 年にデジタル発表した、コロナ禍以降のニューノーマル期にハラパで制作された作品で、長年の友情から生まれた感情を込めながら他者の人生をめぐる物語を描いた『La Vida De Alguien Más』。ギター、ベース、ドラムに加え、サックスやチェロ、クラリネットなど多彩な楽器を取り入れたサウンドにポストロックやアンビエント、ノイズ、実験音楽的な要素が交錯した、内省的で空間性のある響きに「今日という日は変わらないように見えても、もう自分は自分ではない」と歌う詩的なリリックが溶け合っている。自己変容や解放といったテーマが通底する、あの時期だからこそ生まれた、内省と解放のスピリチュアル・インディ。
ワールドビート〜フュージョン・マニアの先駆けともいうべき知られざるインド産の傑作盤が復刻。Ananda Shankarのほとんど全てのレコーディングでアレンジャーとオーケストラ・リーダーを務めた伝説的人物=Dilip Royが1983年に録音した貴重なセッションを収めたものであり、お土産としてエア・インディアの機内のみで販売されていたレコードがナンと奇跡のアナログ・リイシュー!ムーディーでエキゾティックなシタールにエレクトリック・ギター、シンセサイザー、フルート、オルガン、そして、奇妙で素晴らしいパーカッション・サウンドが絡み合うDJフレンドリーな作品。レアグルーヴはイースタンウェイ、そんなエキゾティックなマスターピースの再来です!

ドイツ・ケルンのフェスティバル〈Week-End Fest〉が始動させた注目レーベル〈Week-End Records〉から新物件!ヴァイナル・オンリー、デジタル無しとの事です!アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回ったチェロ奏者、現代音楽の作曲家、ディスコミュージックへの傾倒と様々な顔を持つArthur Russell (1951-1992)の名バンド”Dinosaur”が1978年に〈Sire〉から発表した歴史的ディスコ・ナンバー「Kiss Me Again」が待望の再発!1977年中にレコーディングされ、30万枚以上を売り上げた傑出したディスコ・クラシック!ディスコのカルト・アイコンとしてのラッセルの顔を力強く示す世紀の傑作。オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。David Byrne、Nicky Siano、Peter Gordon、Peter Zummoによるライナーノーツが付属。
USインディ系第名門〈Jagjaguwar〉からのアナログ・リイシュー盤!ライブ人気曲”Freak Scene”収録作品。Dinosaur Jr.が1988年に〈SST Records〉よりリリースした3rdアルバムであり、オルタナ/グランジ・ムーブメントの狼煙を上げた大名作『BUG』をストック!

ダイナソーJr.が2009年に発表した9枚目のアルバム『Farm』の15周年記念盤が〈Jagjaguwar〉から2024年度堂々のリリース!The Zombiesの"Whenever You’re Ready"のカヴァーなどのボーナス・トラックを追加収録。
オルタナティヴ・ロックの原型を形取ったマサチューセッツ州出身の名バンドであり、メロディアスなベース、沸き立つドラム、名人芸のギター演奏、そして象徴的なマーシャルスタックから響く無気力なボーカルの画期的な融合により数えきれないほどのバンドに影響を及ぼしてきたDinosaur Jr.の87年の大傑作!
両者の交流は、2008年に発表されたビョークの2ndアルバム『ポスト』のトリビュート・アルバム『Enjoyed: A Tribute to Bjork's Post』にダーティー・プロジェクターズが参加し、ビョークがダーティー・プロジェクターズのヴォーカル・アレンジを気にいったことから始まったという。
オリジナル盤は、デイヴ・ロングストレスとビョークが、1500年代にオペラが生まれたイタリアの小劇場について話したことをきっかけに、マンハッタンの小さな書店「ハウジング・ワークス」にて、アンプなしでパフォーマンスをするために書き下ろされた7曲が収録されている。ドラムやギターは一切使用されず、ほとんど声だけで構成された本作は、どこか童話のようでもあり、不可思議な未来から届いた合唱曲のようでもある魅惑的な楽曲集であり、ダーティー・プロジェクターズのディスコグラフィーの中でも異彩を放つ名盤であると同時に、音楽家ビョークの底知れる才能を理解する上でも重要な作品と言える。ビョークの力強い歌声、デイヴ・ロングストレスのしゃがれたリード・ヴォーカル、ダーティー・プロジェクターズのメンバー、アンバー・コフマンとエンジェル・デラドゥーリアン、ヘイリー・デクルのコーラスが、驚くべきハーモニーを生み出している。3日間のリハーサルを経て、まるで50年代初期のロックンロールのようなシンプルかつダイレクトな形で録音され、オーバーダブはリードヴォーカルのみという特殊な制作方法も、本作に特別な魅力を加えている。

ポスト・ロックの代表格的存在としても広く知られる、1992年豪州・メルボルン発の名インストゥルメンタル・ロック・バンド=Dirty Threeによる、実に10年ぶりとなった最新アルバム『Love Changes Everything』が、USインディ名門〈Drag City〉からアナログ・リリース。ギター、ドラム、ヴィオラ、ヴァイオリン、ピアノ、シンセサイザー、ループ、パーカッションなどを駆使して制作されたという久々の最新作は、あり得ないパワートリオの初期の迸るような激しさから、後期の印象派映画的な展開、気まぐれで騒々しいアンビエントからアダージョまで、全てを網羅したような圧巻の一枚に!
7月上旬再入荷。ベルリン拠点のアーティストDiscovery ZoneことJJ Weihlによる、ベルリンのZeiss-Großプラネタリウムのために制作された空間音響作品をステレオ用へ再構築したアルバム『Library Copy Do Not Remove』が、〈RVNG Intl.〉から登場。Ambisonicsという全天球録音・再生技術を用いたプラネタリウム内の49台のスピーカーによる空間音響を原型にしており、ステレオへダウンミックスする際、単なる録音ではなく、バイノーラル的な処理や巧みなパンニングによって、シンセ、声、環境音が三次元的に配置されたような広がりを再現。電子音と有機的なサウンドが滑らかに溶け合い、自然とテクノロジーが相互に生成し合う世界観が刻まれている。アンビエント、ポップ、サウンドアートが交差する音像は、宇宙的なスケールを持ちながら、冷たさよりも生命感が前に出るのがDiscovery Zoneらしく魅力的。

ニューウェーヴ/インダストリアル屈指の強力再発盤でしょう!
スペインの知られざるユニットDiseno Corbusierによる1986年発表の2ndアルバム。
Trevor Jackson編集のインダストリアル/EBMコンピMetal Danceにおいても、ブリブリしたシンセの反復と脱力奇怪ボーカルで破壊力を発揮した名曲Golpe De Amistadから幕開け。続く楽曲もポスト・パンク/ファンクな要素からボーカル変調&反復の尖った楽曲、狂った電子音が放出を繰り返しながら生まれる恍惚に機械ビート&サンプリングなどなど、狂いに狂った音が満載です!
ニューウェーヴ、インダストリアル/ノイズ、アヴァン好きは必聴の重要再発盤になること間違いなし。またLAのパンク巫女Johanna Wentが好きな方も魅了されることでしょう。文句無しの格好良さです!

Tujiko Noriko (ツジコ・ノリコ)やJulianna Barwick参加!OPNも作品を残す〈NNA Tapes〉からの作品『Heaven Come Crashing』がPitchforkのBest New Music獲得、さらにはThe New York Times、Stereogum、Fader、GQといったメディアの年間ベストにも選出されて大きな話題を呼んだ作曲家/プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリストのRachika Nayarとチェロ、ピアノ、クラリネット、フルートなどを操る注目の逸材Nina Keithによるコラボレーション・プロジェクト、Disinibludがデビュー・アルバムを名門〈Domino〉傘下の〈Smugglers Way〉よりリリース!
Ninaはこの作品を、"自分とRachikaの若い頃の自分がかばんに荷物を詰め、手をつないで一緒に感傷と驚嘆の世界に逃げ込んで、ポスト・ロック、グリッチなインディー・エレクトロニカ、ネオ・クラシック、ポップといったジャンルを融合して、予期せぬ音楽を作り出したような感じだ"と話す。
また、本作には、Tujiko Noriko(ツジコノリコ)、Julianna Barwick、Cassandra Croft、ASPIDISTRAFLY、Katie Dey、June McDoom、Willy Siegel(Ponytail)らがゲスト参加している。
先行シングル「Blue Rags, Raging Wind (ft. Amigone)」はミニマルな鉄琴がユーフォリックに鳴り響く中、IDM/エレクトロニカ由来のビートや豊かなメロディと歌声がエモーショナルに展開していく必聴曲!


Disruptによるゲーム愛と音響実験が融合した限定7"『Samurai Showdown / Last Blade』。 A面「Samurai Showdown」は、同名の格闘ゲームにインスパイアされたトラックで、レトロなゲームのピコピコした電子音風のメロディと重厚なベースが交錯するデジタル・ダブ。 後にSolo Bantonの「Kung Fu Master」のリディムとして再利用され、Jahtariレーベルの代表作のひとつとなった名曲。B面「Last Blade」は、より瞑想的で空間的なアプローチを取ったトラックで、静かな緊張感と深みのあるエコーが印象的。 両曲ともに、ゲームの世界観を音で再構築するようなコンセプトと、Disruptの特徴であるLo-Fi質感とDIY精神が色濃く反映された名作シングル。

ドイツのプロデューサーDisruptがSFサンプルを散りばめた奇天烈なデジタル・リディムを軸に、チープなシンセや8bit音源、異世界的エフェクトを自在に操って描き出す、2009年に〈Jahtari〉初のLP作品としてリリースされ、レーベルの方向性を決定づけた8bitダブ宇宙の決定盤『The Bass Has Left The Building』がめでたくリイシュー。ローファイながら奥行きのあるコズミックな質感が全編を包み込み、ベルリンのDubplates & MasteringでPeak Time CGB1が手がけたローエンドが、サウンドシステム仕様の強烈な重低音を実現している。美空ひばり「リンゴ追分」をチップチューン×デジダブ化した異色カヴァー「SEGA Beats」、ゲーム音楽的センスが炸裂する「Berzerk Dub」、Kiki Hitomi「Nightwalkers」のインスト版「Echobombing」など、ファン垂涎の重要曲を網羅。オリジナルから時を経てもなお、その革新性と中毒性はまったく色褪せない大名盤。

ディジー・ラスカルが名門〈XL Recordings〉からリリースし、英マーキュリー賞を受賞、UKラップ・アルバムとして史上初のプラチナ・セールスを記録したデビュー・アルバム『Boy In Da Corner』が20周年記念盤として3枚組で再発!!
2003年7月21日、弱冠18歳にして天才ディジー・ラスカルはUK名門〈XL Recordings〉からデビュー・アルバム『Boy In Da Corner』をリリースした。この15曲入りのアルバムは、マーキュリー賞を受賞し、UKラップ・アルバムとして史上初のプラチナ・セールスを記録、グライムの礎を築くこととなった。USヒップホップ由来のゲットー・スタイルやR&B、そしてUKガラージのビート、更にはロックをも取り入れたオリジナリティー溢れるサウンドに、唯一無二の天才的なラップがのせられて完成した金字塔!
今回、リリースから20周年を記念して発売される『Boy In Da Corner (20th Anniversary Edition)』は、オリジナル・アルバムに加え、14曲のレア曲や未発表曲を収録した3枚組のファン必携の超豪華仕様となっている。

ベネズエラはカラカスの貧困地区バリオから生まれ、ハウス、サルサ、メレンゲ、ユーロダンスなどが混ざり合った独自のダンス・ミュージックRaptor House。その創始者のひとりとされるベネズエラのDJ BABATRことPedro Elías Corroによる『Root Echoes』。2003〜2007年にカラカスで制作されたトラックを中心に、近年の楽曲も加えた構成で、Raptor Houseの原点を再構築したとも言える内容。アフロ・ベネズエラのリズムとトライバル・テクノを融合させた強烈なダンス・アルバムで、ハードなビート、スペイン語のヴォーカル・サンプル、高音のシンセフレーズが高揚感を生み出す。カラカスのストリートから生まれた強烈な文化を、国際的なレーベル〈Hakuna Kulala〉を通じて世界に届ける作品であり、アフロ・ベネズエラ音楽の新しい文脈を示す一枚。
