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人間の様々な感情をとらえた持続的なテクスチャーと粒状のフィールド・レコーディングを特徴とするアンビエント作で知られる、音響とエレクトロニクスによる風景を探求するカザフスタンのミュージシャンでありサウンド・アーティストであるDmitry Krylovによる、家族を失った耐え難い悲しみを探求する『Right Moment Will Never Come』(2022年)、ロシアの悲惨なウクライナ侵攻の永続的な影響力を示す『Untitled (2023)』に続く、「破局三部作」の最後を飾る『After All』が登場!本作の大部分は弓奏楽器、アーバン・ノイズ、シンセサイザーの滑らかな振動によって構成されており、時折、クレッシェンドに突入するそれらは、喪に服す者の嘆きの声のようであったり、魅惑的な哀歌のようでもあるが、全体を通してエレガントであり、破壊の中には究極的には新しい始まりが隠れていることを示唆しているかのよう。時の終わりについての壮大な瞑想とも言える内容!
GLENN ASTROと〈JACKTONE〉を主宰する DOC SLEEPによるIDMデュオBeats Unlimitedが、ドイツ・ベルリンのレフトフィールド・ダンスレーベル〈Hypno Discs〉から7"が到着!ディープなベースライン、ダビーなテクスチャー、そしてUKベース・スタイルのリズムにニューエイジやバレアリックを意識したサウンドは心地よく霞んでいて没入感がある。リバーブたっぷりのカリンバやマリンバ風のメロディーと土にまみれたアンビエントなテクスチャーが、ポスト・ダブステップのビートと重みのあるサブベースを包み込むオープニングの「Virta Chords」や、深く魅力的なサンプルを多用した重層的なアンビエント・サウンドスケープを聴かせてくれる「Transition Env」などを収録!

フランコ、グラン・カレ、ドクター・ニコと、数多の伝説的な偉人たちに彩られたコンゴ音楽。彼の地の音楽への深い愛情と確かな審美眼で、超高内容の作品を復刻する〈Planet Ilunga〉より、伝説的なギタリスト、Docteur NicoことNico Kasandaと彼が率いたオーケストラAfrican Fiesta Sukisaの黄金期を包括的に集めた3枚組LP。Nico Kasandaが自身のバンド「African Fiesta Sukisa」を結成した1966年から、彼の音楽的絶頂期である1974年までの重要かつ希少な音源を年代順に収録。彼の死後40年を讃えて、長い期間をかけた準備のもと、ニコの長女であるリリアンヌ・カサンダとの緊密なパートナーシップのもと実現したという偉大なアンソロジー。アフロ・キューバン、ルンバ、チャチャ、アフロビートなどの要素が融合した、華やかで洗練されたルンバ・コンゴレーズは、キューバ音楽の影響を受けつつも、アフリカ独自の甘美なメロディと複雑なリズムが融合。心地よさの中に黒人音楽の奥深い本質を見ることができる、永遠のクラシック。楽曲解説、著名ミュージシャン、ジャーナリスト、ファン、そしてニコの取り巻きによるインタビュー、そして彼の私生活と音楽生活に関する未発表写真を掲載した大型ブックレットも付属。

オハイオ州シンシナティのレーベル〈Chiefdom Records〉による〈Terrestrial Radio〉シリーズからの第3弾!生々しくソウルフルなインストゥルメンタル・ヒップホップ・サウンドを生み出してきた同地在住のプロデューサーであり、90年代のラップグループ「MOOD」の元メンバーでもあるJason Grimezの変名Doctor Bionicの最新アルバム。「オーガニック・グルーヴ」とも説明される音楽性が素晴らしく孤高な、ヒップホップやジャズ、ファンクなどを横断したメロウデリックで麻の香りに満ちたインストゥルメンタル・フュージョン傑作です!

オハイオ州シンシナティのレーベル〈Chiefdom Records〉による〈Terrestrial Radio〉シリーズからの第二弾作品!生々しくソウルフルなインストゥルメンタル・ヒップホップ・サウンドを生み出してきた同地在住のプロデューサーであり、90年代のラップグループ「MOOD」の元メンバーでもあるJason Grimezの変名Doctor Bionicの最新アルバム『Tune In』がアナログ・リリース。Jonathan Luck SpauldingやJosh “Mojo” Coleといった、シンシナティ地域の最高のミュージシャンたちが参加。ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ソウル、レゲエなど、幅広いジャンルのファンに向けた、完璧なラジオ・ミックスとして丁寧にキュレーションされたインストゥルメンタル・フュージョンのコレクションに仕上がっています。

〈Modern Love〉の看板ユニットDemdike Stareが主宰する名門〈DDS〉から、フィジカル・オンリー&限定175部で放たれる最新タイトルは、〈Future Times〉のボスにして〈L.I.E.S.〉や〈The Trilogy Tapes〉からも名義を変えて作品を送り出すMax Dによるドラム・プロジェクト=Dolo Percussionによるミックステープ作品!ミニマルでパーカッシヴ、ひたすらドラムの快楽とグルーヴを突き詰めるレフトフィールドな展開は、祝祭と実験、ストリートとアートの狭間を軽やかに跳躍。完全地下仕様のキラー・フィジカル。
超人ルイス・コールがゲスト参加!LAを拠点に活躍するエレクトロ・ジャズ・デュオの3rdアルバム!
ジェフ・パーカーとも共演するアルトサックス奏者ニコール・マッケイブとベーシストのローガン・ケインによるエレクトロ・ジャズ・デュオ”ドルフィン・ハイパースペース”の3rdアルバム。シンセとビートが響きまくる中で二人のスキルが大暴れするパフォーマンスが好評なLAを拠点に活躍するデュオが、「Stardust」や「Tea For Two」といったスタンダードを披露するなどモダン・ジャズとビート・カルチャーを融合させ新たな表現を探った意欲作。
一聴して誰が叩いているか分かるでお馴染み、日本では星野源との共演でも知られる超人ルイス・コールや、2012年セロニアス・モンク・国際ジャズ・コンペティション(ドラマー部門)で2位に輝き、現在はサンダーキャットやフライング・ロータスなど人気ミュージシャンの作品に多数参加するジャスティン・ブラウン、ジェラルド・クレイトンやジュリアス・ロドリゲスと共演するマイルス・マーティンなど豪華ドラマーがゲスト参加し、遊び心溢れるジャズ×ダンスビートの世界を展開した踊れる1枚が誕生!
ブラジルのパーカッショニストDom Um Romaoが1976年に発表したラテン・ジャズ/フュージョンの傑作『Hotmosphere』。 豊穣なパーカッションとエレクトリック・ピアノやフルート、ギターなどの緻密なアレンジが織りなすスムースなグルーヴに、MPBやボサノヴァの要素が融合、収録曲もミルトン・ナシメントやアントニオ・カルロス・ジョビンの楽曲がカバーされており、ブラジル音楽への敬意が感じられる内容となっている。都会的なムードと自然の息吹が共存する中、Romaoのパーカッションは単なるリズムではなく、メロディや空間を彩る主役として機能しており、ジャズ・クラブでもビーチでも似合うような、柔らかくも刺激的な音楽性が魅力的。 ブラジル音楽の深みとジャズの自由さが融合した、心地よくも濃密なアルバム。

Domenique Dumontによる4thアルバム『Deux Paradis』が〈ANTINOTE〉より登場。これまでと同様にミステリアスで夢見心地な雰囲気に包まれた作品で、内なる世界のためのダンス・ミュージックとして、日常のリズムや恋愛の起伏、人生の移ろいまでもを静かに描き出していく。アルバムは朝の目覚めを描くカラフルなダブ「Enchantia」で始まり、「La Vie Va」、官能的な疾走感をもつ「Amants Ennemis」とともに、太陽の軌跡をなぞるように展開。夜が訪れると、きらめくポップ「The Order of Invisible Things」や、80年代フレンチポップ Desirelessへのさりげないオマージュも感じさせる「Visages Visages」など、黄昏時のロマンティックなムードに染まっていく。さらにバロック的な雰囲気を感じさせる「Deux Paradis」や、柔らかなエキゾチカ「Visiteur de la Nuit」がアルバムに幻想的な彩りを添える。2022年から2024年末にかけて、ラトビアのリガ、パリ、エストニアの小島ヒーウマーで制作された本作は、これまで以上に豊かな音色と大胆さを兼ね備え、どこか懐かしくも掴みどころのない郷愁を感じさせる。まるでエリック・ロメールの映画のワンシーンのような、時代や場所を超えたロマンティシズムが静かに息づいている。

スピリチュアル・ジャズ史へと名を残す真なる巨星Don Cherry (1936-1995)がロフト・ジャズ人脈も巻き込んだJazz Composer's Orchestraと共に73年に発表、中東からインド、アフリカの伝統音楽へ深く傾倒したスピチュアル・ジャズ期の大傑作『相対性組曲』がアナログ・リイシュー!Frank Lowe、 Charlie Haden(ベース)、Ed Blackwell(ドラム)、Carla Bley(ピアノ)といった豪華メンツが集結。インドの古典音楽の巨匠Vasant Raiに学び、南インドのカルナティック歌謡の伝統から影響を大いに湛えた1枚。何処の土地の音かなどもはや不詳、東洋的な旋律からマントラ、お経までも聞こえてきます。
激レアなオリジナルはマーケットプレイスのWANT上位に位置するHEAVY級のレコード!まさに早すぎたバレアリックとはこのこと!偉才オーネット・コールマンの右腕としてフリー・ジャズの先駆者となり、コルトレーンとのコラボレーションでも注目を集めていた世紀の名プレイヤー、ドン・チェリー。インド音階からカリビアン・ジャズまでも取り入れた孤高のサウンドを披露する1975年のアヴァンギャルド・フュージョン傑作が〈Klimt〉よりアナログ復刻!本作は米国・ニューヨークでの録音で、ビリー・ヒギンズ、チャーリー・ヘイデンも参加。モワァッとしてサイケデリック&スピリチュアルな極彩色の大秘境密林へとベッドルームを変貌させるまさに異世界景色な超強力盤。異国情緒を超越した得体の知れないこの何かには強く惹きつけられるばかり。脳髄すらもとろろと溶け出すように浸れる極上のサウンドを是非。細野さんのトロピカル路線の作品が好きな方にも超絶大推薦の一枚。未体験の方は是非!

フリー・ジャズの先駆者で伝説のトランペット奏者、ドン・チェリーの未発表ライヴ音源!日本語ライナーノーツ付き
フリー・ジャズの先駆者で伝説のトランペット、コルネット奏者、ドン・チェリー。昨年のレコード・ストア・デイ限定作品としてリリースされた、1965年にデンマーク国営ラジオで収録された彼の未発表音源『チェリー・ジャム』が、この度12インチ重量盤およびCDで再発される。
オーネット・コールマンとの共演でも知られる鬼才、ドン・チェリー。このセッションが録音されたコペンハーゲンでチェリーは1963年にアーチー・シェップと共演し、レコー ディングもしている。1964年の秋にはアルバート・アイヤーとツアーをし、1966年には人気のカフェ・モンマルトルの常駐になるなど縁の深い場所なのである。1965年は、チェリーが代表作のブルーノート作品『コンプリート・コミュニオン』を発表したり、『ベートーヴェン・ホールのジョージ・ラッセル・セクステット』へ参加するなど、自身にとって音楽的な実りの多い年だった。それと同じ時期にデンマークの地元ミュージシャンと共 にデンマーク国営ラジオで行なわれたセッションが、今作『チェリー・ジャム』だ。
チェリーとピアニストのアトリ・ビョーンがジャム・セッションという形で定期的に共演していたことが、その現場を収録してデンマークの大衆と共有しようというデンマーク・ ラジオの決断に繋がった。参加ミュージシャンは全員コペンハーゲンのジャズ・シーン出身者で、テナー・サックス奏者のモーエンス・ボッレルプ、ベーシストのベニー・ニールセン、ドラマーのサイモン・コッペルがラインナップを固める。デンマーク人ミュージシャンから成るこの時の顔ぶれはしかし、最初の放送日以降、聴かれることがなかった。リチャード・ロジャースによるソウルフルなバラード「You Took Advantage of Me」を除く3曲が、チェリーの未発表作品というのもまた驚きである。
ドン・チェリーの異文化に対する飽くなき好奇心と型に捉われない自由な思考、そして音楽上の制約への拒絶が、ジャズ、ワールド・ミュージックにとどまらず幅広く、未来のクリエイターたちに道を拓いたのだ。
Essential Outernational Sounds!! 偉才オーネット・コールマンの右腕としてフリー・ジャズの先駆者となり、コルトレーンとのコラボレーションでも注目を集めていた世紀の名プレイヤー、ドン・チェリーが、1973年にスウェーデンの小規模レーベル〈Sonet〉レーベルのシリーズ〈Universal Folk Sounds〉に残したアヴァンギャルド・ジャズのマスターピース『Eternal Now』がアナログ再発。その5年前に発表された傑作であり、フリー・ジャズとワールド・ミュージックが奇跡の融合を果たした『Eternal Rhythm』の続編ともいうべき立ち位置のアルバムで、『Eternal Rhythm』同様に、再びヨーロッパのアヴァンギャルド・シーンを代表する面々をフィーチャーして臨んだ一枚。西洋のスタンダードな楽器はピアノだけであり、他の楽器はアフリカ、チベット、中国、インド、ルーマニア、インドネシアのものという気合の入りっぷり。非常に緩やかにして冒険的なムードの作品で、収録曲のうち4曲は約8分以上もの大ボリューム(!) 真っ先にレジェンド= The Art Ensemble Of Chicagoの存在を思い起こさせる、新しい音楽の可能性と文化館の共通性を探求した新鮮で予測不可能な大名盤!
オリジナルは高価で取引される一作!ブッダの様な佇まいで笑顔のチェリーが眩しいグッドなジャケ。偉才オーネット・コールマンの右腕としてフリー・ジャズの先駆者となり、コルトレーンとのコラボレーションでも注目を集めていた世紀の名プレイヤー、ドン・チェリー。マハヴィシュヌ・オーケストラのメンバーとしても知られたNarada Michael Waldenによるプロデュースのもとチェリーが作曲(1曲を除く)を手がけた1977年のアルバム『Hear and Now』が〈Klimt〉からアナログ復刻。1976年12月にニューヨークの〈Electric Lady Studios〉にてレコーディングされ、〈Atlantic〉から発表。チェリーの社会的メッセージが込められたエッセンシャルな一枚であり、Neil Jason (bass)、Sammy Figueroa (congas)、Collin Waicott (SItar)、Raphael Cruz (percussion)といった豪華な面々を迎えて制作された人気作品。インド音楽からフュージョン、ジャズ・ファンクまでが都会的で黄昏なムードの中で華やかに溶け合った、夕暮れ時の陽気なバックグラウンド・ミュージック。これは、AORやシティポップ好きにもオススメ!
弊店でもおなじみ、スピリチュアル・ジャズ史へと名を残す真なる巨星Don Cherry (1936-1995)。イタリアの公共放送〈RAI〉のスタジオでテレビ放送向けに録音された幻の未発表録音が、〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉などと並び、同国の前衛音楽の命脈を紐解いてきた一大名所〈Black Sweat〉よりアナログ/CDでそれぞれ初リリース!最早、完全に"ジャズ"の域をも超越し異界へと達したトランス・ミュージック。Gian Piero Pramaggiore、Nana Vasconcelos、Moki Cherryといった面々をバックにローマの〈RAI〉スタジオで披露したパフォーマンスを全8曲に渡って収録した作品となっており、AkutualaやEmbryoといった、まさに音楽の世界地図とも言うべき異端な空想民俗の幻影からスピリチュアル・ジャズまでもが渾然一体と化したオブスキュア・ジェム。
オリジナルは1972年リリースのドン・チェリーによる、彼の音楽的ヴィジョンをもっとも広く伝える作品として、幅広いファンから支持されている名作『Organic Music Society』。この作品でチェリーは、フリー・ジャズの枠から大きく飛び出し、「音楽は世界共通の言語」という信念のもと、地球規模のサウンド・コラージュに挑戦している。録音は1970年代初頭のスウェーデンで行われ、スウェーデン、トルコ、ブラジル、アフリカ出身のミュージシャンたちが集まった多国籍アンサンブルが参加している。演奏も多彩で、チェリー自身はトランペットだけでなく、ハルモニウム、フルート、コンチ・シェル(ほら貝)、ピアノ、さらには歌まで披露。収録曲は彼自身のオリジナルに加え、テリー・ライリー、ファラオ・サンダース、ダラー・ブランドの楽曲も含まれている。音楽的には、宗教的な儀式を思わせるような瞑想的な曲から、エネルギッシュで奔放な即興演奏まで、振り幅のある構成。どの曲も実験精神に満ちていて、ジャンルを超えた自由さと、深い精神性が共存した一枚。
ドン・チェリーが民族音楽に挑んだ 1973年名盤。トランペットを持ったジャケットですが本人はトランペットは使用しておらず、ピアノ、歌、ガムラン、ハルモニウム、パーカッションを本職を忘れて演奏しまくっているレアな内容。トライバルなパーカッション、瞑想的なチベタンベル、ミニマルなアフリカンピアノ等々エスニックでサイケデリックな内容が凄い。
