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8月上旬入荷予定。フィラデルフィアを拠点に活動する音響作家Jason Calhounによる、中世神秘家Julian of Norwichの同名著作へのオマージュをタイトルに掲げ、日常の中に潜む神聖さをテーマにした全14曲のアンビエント作品『Revelations of Divine Love』。これまでの長尺ドローン中心の作風から一転し、本作は1〜2分台の短い断片が連なる構成。Calhounがペンシルベニア州の自宅周辺で録音した素材や、微細な電子音、柔らかなノイズを重ね合わせ、小さな情景がふっと立ち上がっては消えていくような質感が続く。音の余白の扱いが非常に巧みで、静けさの中に淡いメロディやパルスが浮かび上がる瞬間が印象的。短い曲の連なりが、まるで小さな祈りのように響く。

スペイン生まれ・ベルリン拠点のプロデューサーで、多様な要素を統合するユニークな音楽性と、音楽を媒介にした思考や社会的問いを織り込んだマルチメディア・アーティストでもあるSilvia Jiménez AlvarezことJASSSの3作目『Eager Buyers』が、自身の新レーベル〈AWOS〉ファースト・リリースとして登場!資本主義の幻影とその崩壊を内面から見つめるような、憂いと緊張を孕んだアンチ・ノスタルジアの音世界で、ノイズやブレイクビーツ、ダーク・アンビエントやプリペアド・ピアノ、ベースギターの鈍い重低音に自らのボーカルが絡み、幻のようにジャンルをまたぐ感触はポスト・パンクやトリップホップを想起させながらも、どこにも属さない浮遊感をまとっている。フィールド録音も交えたこの作品は、過去の残響が染みついた場所の記憶までも呼び起こし、不安と焦燥を静かに燃やす、退廃と優美が交差する現代の鎮魂歌のようなアルバム。

Vegyn、Dean Blunt、Playboi Carti、Klein & Junior Boysの間を少し進んだ先の時空。UKグライム界で密かに注目を浴びるサウスロンドン拠点のラッパー/パフォーマーであり博学者でもあるJawninoによる2024年度デビュー・ミックステープが〈True Panther〉とDJ Python主宰の〈Worldwide Unlimited〉から共同アナログ・リリース。グライムやドリル、ジャングルまで幅広いBPMを横断したフロウと、時折心地よく、見事でシュルレアリスト的なリリックからなる尖鋭的グライム/ヒップホップ作品!限定500部。
恐るべきことに某マーケットプレイスではオリジナルは60万越えの取引も・・・誉れ高きイタリアン・ライブラリー・ミュージックでも最人気を争う大名盤が復刻、御見逃しなく!Steve HiettからRare Silk、Ned Dohenyまで、弊店でもおなじみの信頼の再発レーベル〈Be With Records〉からは、Jay RichfordとGary StevanことStefano Torossiがイタリア大名門〈Carosello〉に残した奇跡の傑作にしてDJ人気も高い「Feelings」が公式アナログ・リイシュー!近年急速に掘り起こされてきたライブラリー作品の中でも最もWANTを集めてきた一枚であり、まさに世紀のコレクター・アイテム。交響楽とストリート・ジャズ、ファンク、スペースエイジなサウンドがエポックメイキングにミックスされた伝説的名盤。未体験の方には是非とも浴びていただきたいです!
USアンダーグラウンド・ヒップホップを代表する伝説的ユニットJaylib (J Dilla & Madlib)が残した〈Stones Throw〉からの唯一のスタジオ・アルバム『Champion Sound』をストック!トラックは、カリフォルニア州オックスナードとミシガン州デトロイトという別々の都市にて音源をやりとりし、2001年から2003年にかけて制作。お互いのヴォーカルをフィーチャーしたトラックをお互いにプロデュースした楽曲をそれぞれ半々収録したものとなっています。

5枚組CD「楽の道」は、従来の音楽概念を打ち破る壮大な実験。電子音楽とサウンドスケープが融合し、聴く者の意識を無限の宇宙へと誘う。作曲家・エロアは、この作品で「音の道」を追求し、聴覚体験の新たな地平を開い「楽の道」は、1977-781にNHK電子音楽スタジオで3度にわたり、合計1200時間以上かけて制作された。作曲家・エロアは、この作品で、西洋音楽の伝統と東洋の思想を融合させ、独自の音楽世界を構築。
「楽の道」は、単なる音楽作品ではなく、聴く者の意識を深淵へと誘う瞑想的な体験。時間の流れ、空間の広がり、そして自己との対話を促す。「楽の道」は、視覚的な要素を一切排除し、聴覚にのみ訴えかける。聴衆は、音の洪水の中に身を投じ、独自の物語を紡ぎ出す。
アルバムレビュー(小坂井雄三)
フランスの作曲家、ジャン・クロード・エロアが1977~78年にNHK電子スタジオで東京のサウンドスケープを元に制作した電子音楽「楽の道」の素材集CD5枚組!実は購入する前はフルヴァージョンにオマケで素材集が付いてくるのかと思ったいたのだが、来てみたらなんと全部素材。正直言って「あちゃー、これははしまった。」と後悔しました。エロアはこれらの素材を慎重にリアルタイムでミックスしながら仕上げたということで「そんじゃ、これをミックス、アレンジして自分なりの『楽の道』を作ってみるべか。」と半ば諦めの気持ちで聞き始めたのですが、聞くととんでもはっぷん。一つ一つの音の密度が高くて独立した作品として聞けることに気づいて驚愕です!特に梵鐘の音を再生速度を落として再生したと思しきテイクはその重厚さと繊細さに圧倒されました。またパチンコ屋のサウンドスケープがちょっとフィルタリングを施したりしてるだけなのに、とんでもない異世界に飛べるような音響になっていてこれも圧倒されました。流石に単独で聞くにはちょっと厳しいかな、というテイクもありましたが、迫力の電子音響の渦に溺れそうになります。「自分なりの『楽の道』」なんてこれを聞きこんだ後の遠い先の世界になりましたね。
電子音楽というとどうしても高価なモジュラーシンセや自作の発振器などの個性のある音源の使用を想起しがちですが、エロアはそうした音源に頼るのではなく(ストリングアンサンブルぽいシンセが使われていた。)、東京の街角のサウンドスケープ(右翼の街宣車や歩行者天国終了のナレーションは日本人以外では理解しにくいのでは?)にフィルタリングなどの編集を施すことで斬新な音響をクリエイトすることに主眼を置いているようだ。そうした姿勢は自分の制作のコンセプトにも共鳴するところが多い。(宇宙エンジンの2ndでもそんな音が聞けるよー。)
いやー、清水の舞台からダイブして全身骨折しながらゲットした甲斐があったってもんです。万人にお薦めとはちょっと言い難いですが、それだけの価値は十分あるものだと思います。
ジャン=マリ・メルシメックによる、「盲目のためのロードムービー」とも言うべき、視覚ではなく聴覚で旅を描いた実験的なアルバム『Le Camion de Marguerite Duras』が〈Aguirre Records〉の企画として制作され、全300部限定、大型ポスター付きで登場!マリオン・モルとロナン・リウの二人が、フランスとベルギーを舞台に6年かけて録音した作品で、マイクロトーナルなMIDIコンポジション、フレンチ・サウンドトラック、ポストパンク風シャンソンなどを折衷した独特の音世界を構築している。音が風景を映すスクリーンとなり、楽曲は場面として構成され、サウンドデザインとソングライティングが混ざり合う。奇妙でありながらも親しみやすく、過剰な奇抜さに頼らず、あくまで人間味と温もりをたたえた作品に仕上がっている。Luc Ferrariの語りを用いた電子音楽や、Brigitte Fontaineのシュールなシャンソン、Crammed Discsの実験音楽好きにはたまらない内容。知的でありながら情感にも訴えかける傑作。

Creel Poneからの再発でも知られるTodd RundgrenのUtopiaにも参加していたシンセ奏者、Jean-Yves Labatによる1976年の奇想天外なカルト電子音楽作品『Underwater Electronic Orchestra』。アナログ・シンセを駆使したサイケデリックなサウンドと、ファンク/プログレ的なリズム感が融合しており、水中の電子オーケストラというコンセプトにふさわしく、液体的で夢幻的な音響処理が施されている。水中に沈んだ未来のオーケストラを聴くような、トリップ感とユーモアに満ちた70年代電子音楽の秘宝。

ジェブ・ロイ・ニコルズがフィンランドの名門〈Timmion〉からリリースする『This House Is Empty Without You』は、南部ソウルの伝統に根差しながらも、彼独自の語り口と温かな声で仕立てられた一枚。バックはお馴染みのハウス・バンドCold Diamond and Minkで、深いグルーヴとアナログ感に支えられ、アルバム全体が穏やかで滋味深い空気を放っている。収録曲は何気ない口調の裏に、陰影あるアレンジが潜んでおり、さらにエミリア・シスコのゴスペル感漂うハーモニーが加わり、いっそう奥行きのある仕上がりになっている。過剰な演出を避け、真実だけを静かに伝えるようなこのアルバムは、今もなお成長し続けるソングライター、ジェブ・ロイ・ニコルズの現在地を示している。時を超えて沁みるソウルの真髄を今に伝えるような充実作。
フォーク、レゲエ、カントリーを独自に融和させてきたウェールズを拠点に活動するシンガーソングライター、ストーリーテラーJeb Loy Nicholsと、フィンランドの名門〈Timmion Records〉が誇るハウスバンドCold Diamond & Minkが再びタッグを組んだ最新7インチ。初公開のエクスクルーシヴ曲であり、深いポケット、温かいオルガン、控えめに泣くギターが心地よく絡むスローバーニングなサザン・ソウル・ダンサー「Do The Get Together」、より親密で、フォーク・ソウル的な語り口が際立ち、Nichols の枯れた声と、Cold Diamond & Mink のアナログ質感が美しく溶け合う「First Night Away From Home」を収録。

7月上旬再入荷。ジェブ・ロイ・ニコルズがフィンランドの名門〈Timmion〉からリリースする『This House Is Empty Without You』は、南部ソウルの伝統に根差しながらも、彼独自の語り口と温かな声で仕立てられた一枚。バックはお馴染みのハウス・バンドCold Diamond and Minkで、深いグルーヴとアナログ感に支えられ、アルバム全体が穏やかで滋味深い空気を放っている。収録曲は何気ない口調の裏に、陰影あるアレンジが潜んでおり、さらにエミリア・シスコのゴスペル感漂うハーモニーが加わり、いっそう奥行きのある仕上がりになっている。過剰な演出を避け、真実だけを静かに伝えるようなこのアルバムは、今もなお成長し続けるソングライター、ジェブ・ロイ・ニコルズの現在地を示している。時を超えて沁みるソウルの真髄を今に伝えるような充実作。

独自の作風と唯一無二の歌声で魅了する吟遊詩人、ジェブ・ロイ・ニコルズによる最新アルバム。プロデュースは盟友エイドリアン・シャーウッド!
〈On-U Sound〉率いるエイドリアン・シャーウッドの長年の友人であり、レーベルメイトでもあるジェブ・ロイ・ニコルズ。レゲエ、カントリー、フォーク、ジャズ、ソウルなど様々な音楽的要素を取り入れた作風でコアな音楽ファンからの支持を集め、映画「グッド・ウィル・ハンティング」への楽曲提供でも話題を呼んだ彼が、最新アルバム『United States Of The Broken Hearted』 をリリース。本作では盟友エイドリアン・シャーウッドがプロデュースを手がけ、アコースティックな美しい12曲を丁寧なアレンジで仕立て上げている。また、アルバムには、ここ日本ではコーネリアスとの共作でも知られるプライマル・スクリームのキーボディスト、マーティン・ダフィや、ホレス・アンディやリー・ペリーの作品にも参加するイヴァン・ハシーらが参加している。
ジー・ジー・バン ドは2013年に釜山にて、マサチューセッツ出身の画家、マット・ジョーンズと釜山生まれのジー・ユン・リムによって結成されたバンドで、メンバーを固定 しない流動的な編成をもつ。初のフィジカル版アルバムとなるこの『グラス・フィッシュ』の収録曲は、iPhone、ベッドルーム、スタジオと環境も場所も バラバラで制作され、録音に顔を出す面子はセバドーのボブ・フェイやYod Tapesのジョン・モロニー等のマサチューセッツ人脈。「マサチューセッツといえば、われらがKレコーズの所在地であるオリンピアと並ぶ、インディー/ ロウファイの聖地」(解説より)。彼らに宿るDIYインディー魂が北米圏を飛び出し、東アジア文化を飲み込んで一層くだらなくパワーアップし、最新鋭のゆ るふわ脱力感を供給する。
ジー・ジー・バン ドは2013年に釜山にて、マサチューセッツ出身の画家、マット・ジョーンズと釜山生まれのジー・ユン・リムによって結成されたバンドで、メンバーを固定 しない流動的な編成をもつ。初のフィジカル版アルバムとなるこの『グラス・フィッシュ』の収録曲は、iPhone、ベッドルーム、スタジオと環境も場所も バラバラで制作され、録音に顔を出す面子はセバドーのボブ・フェイやYod Tapesのジョン・モロニー等のマサチューセッツ人脈。「マサチューセッツといえば、われらがKレコーズの所在地であるオリンピアと並ぶ、インディー/ ロウファイの聖地」(解説より)。彼らに宿るDIYインディー魂が北米圏を飛び出し、東アジア文化を飲み込んで一層くだらなくパワーアップし、最新鋭のゆ るふわ脱力感を供給する。

アメリカン・ミニマリストの正統を継ぐ作曲家、ジェフ・ブルーナーのキャリア初となる作品集。アンプリファイド・カリンバを多重録音した大作、リー・ペリーもヴァン・ダイク・パークスも驚く脱構築主義Sci-Fiポストパンク・カリプソレゲエ、メランコリックな美しさで彩られた器楽曲あわせて4作品を収録し、この知られざる作曲家の美しく風変わりな音楽を紹介します。
『Four Corners』は、米西海岸のミニマリスト作曲家ジェフ・ブルーナーの半世紀にわたる興味と様々な側面を紹介する初の単独作品集です。ここに選ばれた1970年代から2020年代までの楽曲は一貫した美的関心のもとに作曲され、伝統を礎に、独自の視点で変化を加えた奇妙で魅力的な音楽集になっています。ブルーナーは同郷の作曲家ハロルド・バッドやダニエル・レンツと親交があり、テリー・ライリーやジョン・アダムスといったミニマル/ポストミニマル作曲家の音楽との関連性も彼の諸作にはっきり伺えます。
そんな本コレクションの重要曲である「Magic Mbira(魔法のムビラ)」(1979年)は、ライリー風の要素を、レンツのカスケード・エコー・システムを彷彿とさせるテープディレイの音響処理で巧みに構築した傑作。このアンプリファイドされたムビラ(カリンバ)のための曲は、クラシックの伝統的なリサイタルホールを抜け出し、より開かれた場で演奏したいという願望においてローランド・P・ヤングの名作『Isophonic Boogie Woogie』とも親和性を持ちます。
ブルーナーの特異な側面は、SF映画『Foes』のプロモーション用に制作された脱構築主義カリプソレゲエ曲「Reggae Foes」(1978年)に現れており、このD.カニンガム/D.トゥープを濾過して歪ませたブラックアーク・サウンドのような世界感を、クラシック流儀の作編曲で達成していた驚くべき作品です。また、ガット弦のフレットレス・バンジョーでアメリカン・フォークソングを再構築した「Cold Rain and Snow」(2020年)、レンツに捧げられたピアノ曲「Remembrance in a Pale Room」(1995年)という、メランコリックな美しさで彩られた2つのソロ楽器のための曲も収録。ブルーナーによる曲解説と貴重写真、「Magic Mbira」の楽譜付き。

アメリカン・ミニマリストの正統を継ぐ作曲家、ジェフ・ブルーナーのキャリア初となる作品集。アンプリファイド・カリンバを多重録音した大作、リー・ペリーもヴァン・ダイク・パークスも驚く脱構築主義Sci-Fiポストパンク・カリプソレゲエ、メランコリックな美しさで彩られた器楽曲あわせて4作品を収録し、この知られざる作曲家の美しく風変わりな音楽を紹介します。
『Four Corners』は、米西海岸のミニマリスト作曲家ジェフ・ブルーナーの半世紀にわたる興味と様々な側面を紹介する初の単独作品集です。ここに選ばれた1970年代から2020年代までの楽曲は一貫した美的関心のもとに作曲され、伝統を礎に、独自の視点で変化を加えた奇妙で魅力的な音楽集になっています。ブルーナーは同郷の作曲家ハロルド・バッドやダニエル・レンツと親交があり、テリー・ライリーやジョン・アダムスといったミニマル/ポストミニマル作曲家の音楽との関連性も彼の諸作にはっきり伺えます。
そんな本コレクションの重要曲である「Magic Mbira(魔法のムビラ)」(1979年)は、ライリー風の要素を、レンツのカスケード・エコー・システムを彷彿とさせるテープディレイの音響処理で巧みに構築した傑作。このアンプリファイドされたムビラ(カリンバ)のための曲は、クラシックの伝統的なリサイタルホールを抜け出し、より開かれた場で演奏したいという願望においてローランド・P・ヤングの名作『Isophonic Boogie Woogie』とも親和性を持ちます。
ブルーナーの特異な側面は、SF映画『Foes』のプロモーション用に制作された脱構築主義カリプソレゲエ曲「Reggae Foes」(1978年)に現れており、このD.カニンガム/D.トゥープを濾過して歪ませたブラックアーク・サウンドのような世界感を、クラシック流儀の作編曲で達成していた驚くべき作品です。また、ガット弦のフレットレス・バンジョーでアメリカン・フォークソングを再構築した「Cold Rain and Snow」(2020年)、レンツに捧げられたピアノ曲「Remembrance in a Pale Room」(1995年)という、メランコリックな美しさで彩られた2つのソロ楽器のための曲も収録。ブルーナーによる曲解説と貴重写真、「Magic Mbira」の楽譜付き。


