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V.A. - Japanese Traditional Music: Koto - Shamisen (CD)
V.A. - Japanese Traditional Music: Koto - Shamisen (CD)WORLD ARBITER
¥2,876

1941〜42年頃、国際文化振興会が制作したSP盤シリーズの一部で、戦前の日本で録音された伝統音楽の記録。当時制作された78回転盤は60枚に及ぶ大規模なセットだったが、戦争やその後の散逸で現存するものはごくわずかとなっており、本シリーズは、その失われかけた記録を修復する試みであり、日本の伝統音楽の真髄を伝える重要な歴史資料でもある。本作では江戸時代から伝わる琴曲や三味線の大曲、歌舞伎舞踊や人形浄瑠璃に由来する楽曲などが収録されていて、当時生きていた名人たちの演奏を直に聴ける。間といい、流れといい、後世の演奏ではうかがい知れない、当時ならではの本物の空気がここに残されている。

Fatou Seidi Ghali & Alamnou Akrouni - Les Filles de Illighadad (LP)
Fatou Seidi Ghali & Alamnou Akrouni - Les Filles de Illighadad (LP)Sahel Sounds
¥3,337

サハラ砂漠はトゥアレグ族の音楽を届けるSahel Soundsから、こんどはちょっと珍しい、女性奏者2人による作品がリリース。 
特徴的にはずむこの土地のリズムと進行のおもしろさだけでなく、声はやさしく演奏はあたたかいため、トゥアレグ音楽のやわらかな魅力が大きく大きく引き出された録音になってます。サイケデリックにギラギラしたギターはもちろんのこと、なかでも素晴らしいのがB面をまるまる使った"Tende"という曲。円を囲んで沢山の子供たちがはしゃぎ回るような、ほっこりしつつ反復に反復なリズムが幸せ気持ち良い!! クセ者ぞろいなSahelのカタログのなかで、こんな夢見ごこちな作品がでるとまた嬉しいものです。

S.E. Rogie - The Sounds Of S. E. Rogie Vol.1 (LP)S.E. Rogie - The Sounds Of S. E. Rogie Vol.1 (LP)
S.E. Rogie - The Sounds Of S. E. Rogie Vol.1 (LP)Mississippi Records
¥2,979
絶品!シエラレオネを代表するパームワイン・ギター奏者S. E. Rogieの60年代初期音源集がMISSISSIPPIから登場!エレキギターの演奏もアコースティックギターの演奏も収録されていますが、どちらもとろけるような音色のギターとハートフルな歌声がホントにたまりません。ヤシ酒片手に音楽を依り代として天国と交信しているとしか思えない絶品音楽。リヴァーヴのかかり具合とかも最高です。今年は猛暑が続きますが、こんな音楽と共になら乗り越えられそうです。全てのリスナーに大推薦。極一部のリスナーに独占させとくには非常に勿体無い。これは幸せになれる数少ない音楽の一つですよ!
Hailu Mergia - Wede Harer Guzo (2LP)Hailu Mergia - Wede Harer Guzo (2LP)
Hailu Mergia - Wede Harer Guzo (2LP)Awesome Tapes From Africa
¥3,576

アフリカの秘境音楽を発信する謎ブログにして発掘レーベルのAwesome Tapes From Africaからエチオピアのアコーディオンマエストロにしてカルトキーボーディスト、Hailu Mergiaによるカセットオンリーだった1978年発表作品がカセット再発。アフリカ有数の大都市アディスアベバのムーディな大喧騒の中、ファンキーなエチオピアン・グルーヴが営まれる至高のエチオ・ジャズ・ファンク作品。 溢れかえる土臭さと煙たさ、サイケデリックなヴァイヴに是非今作も溺れてみてください。

Ata Kak - Obaa Sima (CS)
Ata Kak - Obaa Sima (CS)Awesome Tapes From Africa
¥1,898

時間も場所も流れも超えて、ヒップに、ジャックに、ハウスに朝な夕な明かしたい、94年はガーナ発の知られざる爆弾、"Obaa Sima"が現世に復活!!!

ガーナに生まれ、カナダで過ごし、音楽を作り、94年にカナダ-ガーナ間だけで、今作をカセットとして発表したこの人Ata Kak。時は流れ2002年のこと、それをこのレーベル主催者Brian Shimkovitzがガーナで発見、アフリカ音楽の深部を紹介するブログ"Awesome Tapes From Africa"を始めた際にはすぐさまこの音源をポスト。世界中で旋風を巻き起こすことになったわけですが、また更に月日が経ち、本人とその家族の協力のもと、15年には遂にリマスター&公式で全世界に再発という背景。

数々の名作を世に送り出してきたShimkovitzが熱狂するのも納得の内容で、ハウス極まりない高揚ダンスに奇怪ボーカル&コーラスが楽しい"Obaa Sima"、スキャットマン某を空気で凌駕するAta Kak流ラップな"Moma Yendodo"、ギターのファンクな線路に延々としたビート反復、「ミニマル」とはこの曲の為にある"Bome Nnwom" (この曲心の底からキラー) などなど、時代の空気をとりこみつつも全曲異彩/鬼才な愉快ぶり。
気分の高揚と面白さ、西洋を超えるこの辺境加減は、数年前に再発されたことで失神者を続出させたあの82年のインド産アシッドハウス"Ten Ragas To A Disco Beat"以来の衝撃でしょう...毎作毎作絶賛せざるをえないこのAwesome Tapes From Africa、今回も凄まじさは計り知れません。

Sombat Simla - Master Of Bamboo Mouth Organ - Isan, Thailand (LP)
Sombat Simla - Master Of Bamboo Mouth Organ - Isan, Thailand (LP)Black Truffle
¥4,686
灰野敬二やジムオルークとの共演でも名高いOren Ambarchi主宰の豪州実験音楽の一大聖地こと〈Black Truffle〉から最新物件。日本のサウンド・アーティスト、フィールド・レコーディング作家、研究者である森永泰弘がタイのケーン奏者巨匠Sombat Simlaを記録した作品が初のアナログ・リリース。ラオスで特に有名であり、東アジアと東南アジア全域で見られる古代の竹製口琴「ケーン」の現存する最も偉大な奏者の一人としてタイで知られているSombat Simlaの卓越した名人芸を余すところなく捉えた凄まじい内容の一枚!Steve ReichやCharlemagne Palestineなどのミニマル/前衛的作品が好きな方にもリーチする独特な世界観が広がっています。
Amelia Cuni - Mumbai 04.02.1996 (2LP)
Amelia Cuni - Mumbai 04.02.1996 (2LP)Black Truffle
¥5,974

これはお見逃しなく!まさに、音楽が国や文化の境界を越えることができるということを示す感動的な証言ともいうべき一枚。Oren Ambarchi主催のもと数々の前衛的な作品群を送り出してきた豪州の大聖地である〈Black Truffle〉から要注目物件!ミラノ出身であり長年ベルリンに在住、10年以上インドへと滞在し、北インドの古典的な声楽スタイルであるドゥルパドの巨匠たちに師事してきた名手であり、現代のドゥルパドの偉大なる解釈者ことAmelia Cuniによる、合計一時間半以上に渡る3つの魅力的な長編ラーガを収めたアルバム「Mumbai 04.02.1996」が登場。ムンバイのヴィシュヴェーシュヴァライヤ・ホールでのコンサートを記録した作品であり、オーストラリアのファッション写真家のRobyn Beecheが撮影したクーニの素晴らしい豪華フォトをフィーチャーした筆舌に尽くし難い美しさを秘めた歴史的ドキュメント!

Enji - Ursgal (LP)
Enji - Ursgal (LP)Squama Recordings
¥4,698
人気作が再プレス。韓国のイ・ランや二階堂和美、テニスコーツなどが好きな方にも!現在ドイツ・ミュンヘンを拠点に活動するモンゴル人シンガー、Enjiのセカンド・アルバム『Ursgal』が〈Squama Recordings〉からアナログ・リリース。モンゴルの伝統的な歌にジャズとフォークを融合させるという独創的な試みに挑んだユニークな作品。今作が自身のオリジナル曲を収録した初めてのレコード作品とのことです。淡い影や哀愁を孕んだ歌声と、素朴でモダンなアレンジが美しい珠玉のインディ・バラード。180g重量盤仕様。一生モノの音源としてレコメンドします。
Enji - Sonor (LP)Enji - Sonor (LP)
Enji - Sonor (LP)Squama Recordings
¥4,963

ジャズとモンゴルのフォークのユニークなブレンドは、ワシントン・ポスト紙にも「彼女の曲は非常に創造的で自由でありながら、しっかりと地に足をつけている」と評価され、現代ジャズの最も興味深い声の一つとされるモンゴル生まれでミュンヘンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Enjiの4thアルバム『Sonor』が<squama recordings="">よりリリース!自身の多重的なアイデンティティのように、夕暮れ時のほんの一瞬、空が鮮やかな琥珀色に染まる。ドラマチックな色彩の閃光、昼と夜の両方に属する瞬間に生まれてくるような、鮮やかで儚くてしかし生命力に溢れた夢のような歌声が、優しいピアノと重みのあるコントラバスにのって響き渡る傑作!Elias Stemeseder(p)、Robert Landfermann(cb)、Julian Sartorius (ds)、そして前2作でもお馴染みの共同作曲者でもあるPaul Brandle (g)ら世界的に名高いジャズ・アーティストをバンドに迎え、ジャズ・スタンダード「Old Folks」を除く全曲をモンゴル語にて歌われています。

Ebo Taylor - Ebo Taylor (LP)Ebo Taylor - Ebo Taylor (LP)
Ebo Taylor - Ebo Taylor (LP)STRUT
¥4,285
ガーナ音楽とハイライフ/アフロビートを代表する巨匠Ebo Taylorが1977年にリリースしたセルフタイトル作が名門〈Strut〉からアナログ再発。アフロビートの精神とハイライフの伝統を土台に、ジャズ的なアレンジやファンクのグルーヴを融合させた本作は、彼のキャリアを象徴する金字塔であり、このジャンルの入門にも最適と言える一枚。洗練されたホーン・セクションとリズム隊が織りなす高揚感、そしてスピリチュアルな歌声が交錯し、土着性と普遍性を併せ持つ音世界を描き出す様は見事。アフリカ音楽の未来を切り拓いた歴史的傑作が鮮やかに蘇ります。
La Monte Young / Marian Zazeela - 31 VII 69 10:26 - 10:49 PM / 23 VIII 64 2:50:45 - 3:11 AM The Volga Delta (Clear Vinyl LP+Poster+DL)
La Monte Young / Marian Zazeela - 31 VII 69 10:26 - 10:49 PM / 23 VIII 64 2:50:45 - 3:11 AM The Volga Delta (Clear Vinyl LP+Poster+DL)Superior Viaduct
¥4,976

限定1,000部ナンバリング入り、クリアヴァイナル仕様。45x60cmポスター付属のスペシャル・エディション。
"ラ・モンテ・ヤングは我々全員の父だ" -ブライアン・イーノ

正に聖典的内容。当店だけでも200枚以上を売り上げた2016年の『Dream House 78'17"』リイシューに続く衝撃的再発案件が到来。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動でも知られる、La Monte Young & Marian Zazeela夫妻が初めて公式に出版した1969年発表の歴史的名作が、世界各地のアヴァンギャルドな音楽史を現代へと再提示してきた名門レーベル〈Superior Viaduct‎〉から遂に正規復刻!
ディア芸術財団の創始者でもあるHeiner Friedrichのミュンヘンにあったギャラリーにて1969年に録音されたもので、1964年に「永久音楽劇場」で始まった《The Tortoise, His Dreams and Journeys》の続編とも言える、正弦波持続音をバックに後に師となるPandit Pran Nath影響下のヤングとザジーラによる北インド・ラーガ唱法を組み合わせたA面。
彫刻家ロバート・モリスに提供された弓弦で、巨大なゴングを擦り続ける演奏がミニマルの黒門を開く、1964年にヤングとザゼーラのニューヨークのスタジオで録音されたB面。ザジーラによるアートワークも秀逸。一家に一枚!

La Monte Young / Marian Zazeela - 31 VII 69 10:26 - 10:49 PM / 23 VIII 64 2:50:45 - 3:11 AM The Volga Delta (CD)
La Monte Young / Marian Zazeela - 31 VII 69 10:26 - 10:49 PM / 23 VIII 64 2:50:45 - 3:11 AM The Volga Delta (CD)Superior Viaduct
¥2,889

"ラ・モンテ・ヤングは我々全員の父だ" -ブライアン・イーノ
正に聖典的内容。当店だけでも200枚以上を売り上げた2016年の『Dream House 78'17"』リイシューに続く衝撃的再発案件が到来。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動でも知られる、La Monte Young & Marian Zazeela夫妻が初めて公式に出版した1969年発表の歴史的名作が、世界各地のアヴァンギャルドな音楽史を現代へと再提示してきた名門レーベル〈Superior Viaduct‎〉から遂に正規復刻!
ディア芸術財団の創始者でもあるHeiner Friedrichのミュンヘンにあったギャラリーにて1969年に録音されたもので、1964年に「永久音楽劇場」で始まった《The Tortoise, His Dreams and Journeys》の続編とも言える、正弦波持続音をバックに後に師となるPandit Pran Nath影響下のヤングとザジーラによる北インド・ラーガ唱法を組み合わせたA面。
彫刻家ロバート・モリスに提供された弓弦で、巨大なゴングを擦り続ける演奏がミニマルの黒門を開く、1964年にヤングとザゼーラのニューヨークのスタジオで録音されたB面。ザジーラによるアートワークも秀逸。一家に一枚!

Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (CD)Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (CD)
Mulatu Astatke - Mulatu Plays Mulatu (CD)STRUT
¥2,349

エチオ・ジャズの創始者、ムラトゥ・アスタトゥケが約10年ぶりに発表したスタジオ・アルバム『Mulatu Plays Mulatu』が〈Strut Records〉より登場。60〜70年代にエチオピア音楽の歴史を塗り替えた自身の代表曲を、熟練のUKバンドやアディス・アベバのジャズ・ヴィレッジに集う現地ミュージシャンと共に新たなアレンジで再演した一枚。西洋ジャズの洗練されたアンサンブルに、エチオピア伝統楽器クラール、マセンコ、ワシント、ケベロ、ベゲナの響きを重ね、豊かな質感と複雑なリズム、自由な即興で名曲たちをアップデート。ムラトゥが長年追い求めてきた「エチオ・ジャズを世界に伝える」という夢の集大成であり、近代的な音楽理論やジャズ教育を受けたわけではないけれど、古くから口承や地域の慣習の中で培われてきた伝統的なエチオピア音楽の中で独自に音楽理論や演奏法、作曲技法を基礎付けた、「エチオピアの無名の音楽科学者たち」への敬意も込めた作品。ロサンゼルスのカルロス・ニーニョ、キブロム・ビルハネら現代アーティストも参加し、伝統と現代性、エチオピアと西洋が深い次元で融合されている。巨匠!

Mulatu Astatke & The Heliocentrics - Inspiration Information 3 (2LP)
Mulatu Astatke & The Heliocentrics - Inspiration Information 3 (2LP)Strut
¥4,700

2009年発表の名作がリプレス!偉大なエチオピアン・グルーヴの創始者にしてヴィブラフォンをはじめとするマルチ・インストゥルメンタリスト、ムラトゥ・アスタトゥケとStones Throw/Now Againからのリリースでも知られるエクスペリメンタル・ファンク・バンド、The Heliocentricsによるコラボレーション・アルバム。サイケ、アフロ、オリエンタルな東洋的サウンドを通底にしたビートに、エチオピアの伝統的な民謡のメロディー、5音階のアレンジ、古代コプト教会の音楽の要素をうまく融合させたエチオピア・ジャズ・サウンドが融合した傑作。

The San Lucas Band - La Voz de las Cumbres (Music of Guatemala) (LP)The San Lucas Band - La Voz de las Cumbres (Music of Guatemala) (LP)
The San Lucas Band - La Voz de las Cumbres (Music of Guatemala) (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,285

アゼルバイジャンやマルティニークなどの神秘的な音楽からスイスの地下音楽、フランスの電化ライまで、各地の辺境的な音楽を掘り起こすだけでなく、Altin GunやDon Melody Clubなど現代のアウトナショナルな傑出した才能も紹介してきたスイスの名門〈Les Disques Bongo Joe〉から要注目物件!発売当時グラミー賞にもノミネートされ、第4世界アンビエント・ジャズのパイオニアことJon HassellやCharlie Hadenも愛聴したという、中米・グアテマラの知られざるブラスバンドが1974年に残したカルト録音が24年度史上初のアナログ・リイシュー!グアテマラのサン・ルーカス・トリマンという高地マヤの山村で、宗教的、社会的な地元の行事で演奏を行っていたブラスバンドによる幻の音源を収録。葬送曲やポピュラーソングが独特の伸びやかなハーモニーとリズム、珍しい楽器の組み合わせで演奏されており、西洋の音階が許容するよりも自由なリズム構造と幅広い音程を好む、高地マヤの演奏スタイルに由来する極めて特異な音楽作品となっています!

Branko Mataja - Over Fields And Mountains (White Blossom Vinyl LP)
Branko Mataja - Over Fields And Mountains (White Blossom Vinyl LP)Numero Group
¥3,674
Ennio Morriconeのマカロニ・ウェスタンからOmar Khorshidのエレクトロ・ベリー・ダンス、そして、90年代のベッドルーム・サイケデリアまでも一手に繋いだかのような独自のエポックから生まれた摩訶不思議な一枚!1923年に旧ユーゴスラビア(現在のセルビア・ベオグラード)出身、第二次世界大戦中はナチス・ドイツの労働キャンプで過ごし、戦後はヨーロッパ全土を包んだ狂気から逃れてアメリカのノース・ハリウッドへと移住した知られざるミュージシャンBranko Mataja。1970年代を通じ、自家製のギターでホームメイドの音楽を製作していた彼の美しくも悲しげな歌の数々を収録した極上のコンピレーション・アルバムが〈Numero〉から登場。本作には、1973年頃に発表された『Traditional And Folk Songs Of Yugoslavia』と80年代半ばに発表され、個人的に来客に配られたとされる『Folk Songs of Serbja』という2枚のアルバムからの楽曲を収録。戦火で故郷を追われ、敵国の労働キャンプから西ヨークシャー、カナダを経てカリフォルニアへとたどり着いた男による、時空を超えて届く歌にして、まさに異星の音楽、そして、一人の名も知れぬ男の数奇な旅。
John Ondolo - Hypnotic Guitar of John Ondolo (LP)
John Ondolo - Hypnotic Guitar of John Ondolo (LP)Mississippi Records
¥2,852
生まれ故郷のタンザニアとケニアを行き来する生活を送り、1950年代から60年代にかけて、インディーズ・レーベルに数々の傑出したシングルを録音した伝説的なギタリスト、John Ondolo。この地域のギター・ミュージックのスタンダードとは異なり、アメリカのブルース・ギタリストが好むオープン・チューニングを使用して催眠的なドローンを作り出し、その上に無限のリズムのバリエーションを重ねていくという独特のスタイルで演奏していた彼の貴重な78回転盤の初期録音を収めた画期的編集盤が〈Mississippi Records〉からアナログ・リリース!!!ケニア・ナイロビのポップ・ミュージック・シーンにアメリカから輸入された最新のロックンロール、若き日にインスピレーションを受けたアバクリア族の音楽などからの影響を軸に、伝統的な東アフリカの楽器とリズムをギターに移植し、アフリカン・ギター・ミュージックの記録史上最もユニークな音楽を発明したアーティストを概観できる全音楽好きにマストな一枚!
苔作 / 新町橋よいよい囃子 with 眉月連 - ぞめき 番外地 (12")
苔作 / 新町橋よいよい囃子 with 眉月連 - ぞめき 番外地 (12")Aby Records / Tuff Beats
¥3,600

2010年夏、東京・高円寺阿波おどりを久保田麻琴による録音で発売した『ぞめき 壱』。根強い阿波おどりファンだけでなく、ワールド・ミュージック・ファンからクラブ系音楽ファンまで多くの反響を受け大ヒット。「ぞめき」シリーズはこれまで8作のCDをリリースした。
本作は、この「ぞめき」シリーズの番外編。12インチ・シングルとして初のアナログ化。

A面は、1968年に爆誕して以来、半世紀以上に渡って一拍子系の雄として阿波踊り新世代に影響を与え続けた苔作。
鉦の谷幸治連長時代の高円寺での演奏。華やかだがそのストイックな演奏は追随を許さない王者の貫禄だ。街の反響と熱狂する客たちの反応も爆音とともにしっかり録音された。

続いてB面は、去年他界した柳町春雨率いる新町橋よいよい囃子と独特のグルーブで知られる眉月連とが合同セッションしたレアなライブ音源。半世紀の間、桟敷席ではなく広場で、まるでジャマイカのダンスホールのような状態で客たちを踊りの渦に巻き込んできたよいよい囃子。一方最もディープなノリを誇る眉月連のグルーブは、ロックドラムの創始者、Earl Palmerのような躍動感と驚異の正確さだ。

ROLAND R4という録音機、それとハンドマイク、SONY ECM 999 で久保田麻琴により2010年代に録音された。行進する連と動く録音なので、時間と共にバランスが変わっていく面白さが堪能できる。
レトロなカバー写真は、今年3月、新宿オリンパスギャラリーで写真展「ぞめき」を開く気鋭のカメラマン、平良博義の2024年の作品。


■収録楽曲:
Side A
1.苔作(桃園 高円寺)

Side B
1.新町橋よいよい囃子 with 眉月連(新町橋 徳島)

V.A. -  Music From the Mountain People of Vietnam (LP)
V.A. - Music From the Mountain People of Vietnam (LP)Sublime Frequencies
¥5,586

ベトナム中部高原に暮らすJarai、Bahnar、Ede、Rơngaoなどの少数民族による伝統音楽を収めたコンピレーション・アルバム『Music From the Mountain People of Vietnam』。Jarai、Bahnar、Ede、Rơngaoといった民族の伝統的な演奏を、現地でのフィールド録音によって収録した本作は、旋律や構造よりも、音色の揺らぎやリズムの呼吸に重きを置いており、極めて素朴でプリミティブだが鮮烈な印象を残す。収録されているのは、竹製打楽器や弓琴、銅鑼、ギター、そして声といった限られた音素材による演奏で、シンプルでありながらその響きは驚くほど豊か。まるで山間の集落に流れる時間そのものを聴いているかのような空気は、音楽というよりも音の営みに近く、耳を澄まさなければ聴こえないような静かな音は、都市の喧騒から離れ、音楽の原初的な力に触れたいと願うリスナーにとって、耳で旅するための最良のパスポートとなっている。これまでも、ミャンマー、ラオス、インドネシアなどアジア各地のローカル音楽を記録してきた〈Sublime Frequencies〉による、ベトナムの少数民族文化に深く踏み込み、消えゆく音の風景を丁寧に掬い取った一枚。現地に溶け込んで撮られた写真と詳細なライナーノーツが付属し、音だけでなく背景にある生活や文化への理解も促してくれる構成となっている。

V.A. - Japanese Traditional Music: Noh, Biwa, Shakuhachi (CD)
V.A. - Japanese Traditional Music: Noh, Biwa, Shakuhachi (CD)WORLD ARBITER
¥2,876

1941〜42年頃、国際文化振興会が制作したSP盤シリーズの一部で、戦前の日本で録音された伝統音楽の記録。当時制作された78回転盤は60枚に及ぶ大規模なセットだったが、戦争やその後の散逸で現存するものはごくわずかとなっており、本シリーズは、その失われかけた記録を修復する試みであり、日本の伝統音楽の真髄を伝える重要な歴史資料でもある。本作に収録されているのは、能楽、琵琶、尺八の伝統音楽で、琵琶は、盲僧琵琶、薩摩琵琶、筑前琵琶をバランスよく紹介し、尺八は、普化尺八、琴古流尺八、都山流尺八、民謡尺八の四つの種類の尺八音楽となっている。明治以前から活動していた師匠に学んだ能楽の大家たちの演奏も含まれており、間といい、流れといい、後世の演奏ではうかがい知れない、当時ならではの本物の空気がここに残されている。

V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)
V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)Death Is Not The End
¥2,733

静寂と祈りの音。エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション『The World Is But a Place of Survival』。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。2002〜2005年に民族音楽学者Stéphanie Weisserによってアディスアベバで録音、スイスのVDE-Galloのライセンスのもと、〈Death Is Not The End〉より再構成、再発。

V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (2LP)V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (2LP)
V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (2LP)Death Is Not The End
¥5,853

静寂と祈りの音。エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション『The World Is But a Place of Survival』。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。2002〜2005年に民族音楽学者Stéphanie Weisserによってアディスアベバで録音、スイスのVDE-Galloのライセンスのもと、〈Death Is Not The End〉より再構成、再発。

Teppana Jänis & Arja Kastinen -  Teppana Jänis (CS)Teppana Jänis & Arja Kastinen -  Teppana Jänis (CS)
Teppana Jänis & Arja Kastinen - Teppana Jänis (CS)Death Is Not The End
¥2,733

100年前の音が今よみがえる!フィンランドのカンテレ奏者・研究者であるArja Kastinenと、フォーク歌手Taito Hoffrénによって制作された、フィンランドの伝統音楽と口承文化を再構築する音響民俗誌とも言うべき作品『Teppana Jänis』が〈Death Is Not The End〉より登場。1916〜17年に民族音楽学者Armas Otto Väisänenが蝋管録音した、カレリア地方の歌い手Teppana Jänisの歌声をもとに、Arja KastinenとTaito Hoffrénが現代の演奏を重ね合わせることで、100年前の音の記憶を再構築している。ルーン歌唱や語り、カンテレの響きが交錯する音世界は、過去と今が重なり合い、日常の中に静かな霊性が立ち上がるかのよう。静かで深い、まるでフィンランドの森の奥から届いた声のような一本。

Hánkel Bellido - Yavireri: Los que viven en lo profundo (CS)Hánkel Bellido - Yavireri: Los que viven en lo profundo (CS)
Hánkel Bellido - Yavireri: Los que viven en lo profundo (CS)Death Is Not The End
¥2,733

ペルーのフィールドレコーディング作家・映像作家Hánkel Bellidoによる、アマゾンの深奥から届いた音響記録『Yavireri: Los que viven en lo profundo』が〈Death Is Not The End〉より登場。本作はペルー南東部ウルバンバ川下流域のマツィゲンカ族のコミュニティと、Hánkel Bellidoが2年間にわたり共存しながら録音したフィールドレコーディング作品。夜明けの歌、子守唄、鳥との対話、死者への別れの歌、神への祈りなど、日常の営みと霊的な感覚が音として記録されており、民俗音楽の再現ではなく、生活そのものの音の証言となっている。アマゾンの深奥で精霊と暮らす音であり、耳を澄ませば、森の奥で生きる人々の時間と空気が、静かに語りかけてくる一本。

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