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Merzbow - Avian Hydraulics 鳥類用油圧機器 (10"+DL)Merzbow - Avian Hydraulics 鳥類用油圧機器 (10"+DL)
Merzbow - Avian Hydraulics 鳥類用油圧機器 (10"+DL)Frei zum Abriss Kollektiv
¥12,258

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowが、ドイツの〈Freizum Abriss Kollektiv〉より発表した限定50部の10インチ作品『Avian Hydraulics』。2枚の透明樹脂の間に着色した液体を封入した「液体充填Lathe Cut」という極めて特殊なアート・オブジェ仕様であり、その液体が創り出す流動的な視覚イメージから構想されたフェティッシュなアヴァンギャルド作品。特殊フォーマットが持つ物質的な魅力と、長尺作品とは一線を画す研ぎ澄まされた高密度のノイズ・プラクティスが見事に融合した至高のコレクターズ・アイテム!ナンバリン入り、ダウンロード・コード付属
※製品の性質によりレコード内部の油が滲み出ることがありますのでご了承ください。詳細はBandcampページに記載しています。

Guruh Gipsy (CD)Guruh Gipsy (CD)
Guruh Gipsy (CD)La Munai Records
¥4,385

インドネシア音楽史に燦然と輝く、屈指のプログレッシヴ・ロック金字塔!1977年にカセットのみ発表されていた幻の『Guruh Gipsy』が、遂に公式再発!
インドネシア初代大統領スカルノの息子であり作曲家でもあるGuruh Sukarno Putraと、プログレッシヴ・ロック・バンドGipsyによるプロジェクト。バリ島のガムランや伝統音楽、西洋オーケストレーション、そしてプログレッシヴ・ロックを大胆に融合させ、インドネシア音楽の可能性を大きく押し広げる革新的な作品として、高く評価され続けてきた伝説的アルバム。
ガムランやジャワの民族音楽を単なる素材として流用するのではなく、その精神や構造を現代的な作曲法と結びつけた本作は、東南アジアにおける実験音楽の先駆であると同時に、今日のワールド・ミュージックからニューエイジ以降の潮流までにも接続した類い稀な音楽性を実現。
EL&Pを彷彿させるキーボードと壮麗なアンサンブル、緻密なアレンジのなかに息づく祈りや自然観が統合された、神話規模の巨編音楽になってます。 現存する最良の音源をもとにリマスタリングされており、より深い奥行きと豊かな音像を実現した決定的なリイシューです。これはお見逃しなく!

Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)
Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)Late Music
¥6,129

唯一無二のドローンサウンドでカルト的人気を博すSarah Davachiによる最新アルバム『The Will of Tongues』がリリース!本作は、3枚組のLP(CDは2枚組)におさめられた2時間以上に及ぶ、これまでで最も野心的な大作となっている。作品には米国・カナダ・オランダ各地で録音されたオルガンのサウンドに加え、EMPAC(ニューヨーク)やアイルランドのLouth Contemporary Music Societyの為に制作された楽曲も含まれている。

参加アーティストはDavachi自身のオルガン演奏に加え、Whitney Johnson(viola)、Eyvind Kang(viola)、Lucy Railton (cello)、さらにはマイクロトーナル金管アンサンブルDiapasonや、スイス拠点の古楽フルート・コンソートPhaedrus、Chamber Choir Irelandなどが名を連ねている。

本作は、反復、調律理論、音色変化、長大な持続時間、垂直的和声といった彼女の作曲的探求を深化させたものであり、ミニマリズムの系譜に連なる精緻な構造を持ちながらも、より意図的で明確な構築性を備えている。各楽器・アンサンブル間でモチーフが受け渡され、時間とともにゆるやかに変容していく。

聴取そのものへの深い敬意を主題とする本作は、容易なリスニング体験を拒みながらも、音そのものと向き合う行為を促す。長大な時間軸の中で生成される音響とその精神的空間は、極めて内省的かつ没入的な聴取体験をもたらす作品となっている。

Roméo Poirier - Plage Arrière (LP)Roméo Poirier - Plage Arrière (LP)
Roméo Poirier - Plage Arrière (LP)Kit Records
¥5,496

人気作が待望のリプレスです!Harold BuddやJürgen Müller、Jan Jelinekが好きな方にもオススメ!〈Faitiche〉や〈Sferic〉からも傑出した作品を発表しているフランス人ライフガード/実験音楽家Roméo Poirierによるデビュー作『Plage Arrière』が待望の再プレス!〈Kit Records〉から16年に発表したオリジナルのカセットも、20年のLP再発盤も共にプレミア化している貴重な一枚にして、3つの島にまたがるギリシャのビーチ群を舞台としたコンセプチュアルな作品!微分音のサンプル、クリック音、きらめくピアノによる、チルアウトした雰囲気で満たされた、深海系アンビエントの一大傑作!限定500部。

KAKUHAN - KAK (CD)KAKUHAN - KAK (CD)
KAKUHAN - KAK (CD)NAKID
¥2,672

2026年2月にリリース後、即完売したKAKUHANセカンドアルバムKAKのCD版が新たにリリース!

2022年発表の1stアルバムは、エクスペリメンタル・クラブシーンにおいて大ヒットを記録し各所で多大な評価を得た、日野浩志郎と中川裕貴によるユニットKAKUHANが、前作から約3年ぶりに届ける、乾いたエレクトロイドのビートと、ノーウェイヴ的に荒れたチェロの質感がぶつかり合う、緊張感に満ちたエレクトロアコースティック作品。チェロの生々しい弓圧やノイズ的な響きが電子音のミニマルな反復と絡み合い、構造が崩れそうで崩れないギリギリの均衡を生み出しており、音の角(KAK)を際立たせるような鋭さと、空間に滲む抽象性が同居した未踏の音響空間となっている。マスタリングはRashad Becker、アートワークは平野靖子が担当し、国内外の実験音楽シーンと強く接続した制作体制も盤石。電子と生楽器の境界を曖昧にしながら、音の物質感そのものを突き詰めた、現行エクスペリメンタルを象徴する一枚。

今回のCD版では、これまで配信限定だったボーナストラック1曲を追加し、全10曲の楽曲が収録。

小久保隆 Takashi Kokubo - 風のオアシスII~森と水の物語~ (2LP)
小久保隆 Takashi Kokubo - 風のオアシスII~森と水の物語~ (2LP)テイチクエンタテインメント
¥6,820

緊急地震速報音やIDの決済音などを生み出したことで知られる、日本を代表する環境音楽家・サウンドデザイナーの小久保隆。
90年代にイオンシリーズとしてリリースされた作品群の中から、特に人気のタイトルである「風のオアシスII~森と水の物語~」が待望の再発!

小久保隆氏は、グラミー賞にもノミネートされた日本のアンビエント・ニューエイジにフォーカスしたコンピレーションに参加していることでも近年話題となりました。
また本作はデジタル時代に再評価が進み、オンライン上で数百万回再生を記録するなど、全世界のアンビエント・リスナーから強い支持を集めています。

森のざわめき、水のせせらぎ、柔らかく広がる電子音──。
まるで深い森林の中へ迷い込んだかのような音世界は、聴く人の心と空間を静かに潤していきます。森林浴のような音楽体験を是非この時代に。

H. Takahashi - Body Trip (Remixed & Remastered) (2CS+DL)H. Takahashi - Body Trip (Remixed & Remastered) (2CS+DL)
H. Takahashi - Body Trip (Remixed & Remastered) (2CS+DL)CONSTELLATION TATSU
¥2,461

UNKNOWN MEのメンバーとしても知られる日本人アンビエント作家H. Takahashiが、2016年に名門〈Constellation Tatsu〉から発表した初期代表作『Body Trip』。現代国産アンビエントの金字塔として国内外で愛され続ける名盤が、最新リマスター音源に加えて新世代のアーティスト陣によるリミックスを追加した2本組カセットで復刻。繊細なシンセサイザーのトーンと静かな反復、そして控えめなメロディラインが織りなす瞑想的な音響空間。心地よく身体に染み渡るオリジナル音源の温もりに加え、ダブやアンビエント・テクノ、エレクトロニクスの要素を含んだ多彩なリミックス群が作品の新たな魅力を引き出している。静けさと深み、そして穏やかな安らぎに満ちた、好内容作。

Static Cleaner Lost Reward - Breathing Under Honey (LP)
Static Cleaner Lost Reward - Breathing Under Honey (LP)PURELY PHYSICAL TEENY TAPES
¥4,281

Carla dal FornoやCS + Kremeのメンバーらと共にメルボルン地下シーンを築いてきたTarquin Manekによるソロ・プロジェクト、Static Cleaner Lost Rewardによる、2013年から2020年にかけて録り溜めた音源を編んだ、歪んだ美意識が充満する異形のアウトサイダー・ポップ作品『Breathing Under Honey』。エコーの余韻と酩酊感あふれるループ、ダブの変幻自在な音響処理、ローファイなエキゾチカ、ダウナーなポストパンク、そしてDIYコンクレートの混沌が緻密に混ざり合う。ストレンジなポップや不気味で美しく歪んだダンスホール・グルーヴが、水中をゆらめくように展開していく。多面的なアヴァン・ジャンルの交錯する、ダウナーでドリーミーな音響世界。

The Sterling Jubilee Singers - Jesus Hits Like the Atom Bomb: Gospel Quartet Singing in Jefferson County, Alabama (CS)The Sterling Jubilee Singers - Jesus Hits Like the Atom Bomb: Gospel Quartet Singing in Jefferson County, Alabama (CS)
The Sterling Jubilee Singers - Jesus Hits Like the Atom Bomb: Gospel Quartet Singing in Jefferson County, Alabama (CS)Death Is Not The End
¥3,056

ソウルやロック、ハウスへと脈々と受け継がれる現代ポピュラー音楽の真の源流!黒人アカペラ・ゴスペル・カルテットの聖地であるアラバマ州ジェファーソン郡にて、製鉄所や鉱山の労働者たちによって1929年に結成された名門グループThe Sterling Jubilee Singersが、1994年に遺した貴重な現場リハーサル音源『Jesus Hits Like the Atom Bomb』。楽器伴奏をいっさい排し、長年の練磨によって培われた圧巻の4部合唱ハーモニーだけで構築される生々しく力強い歌声。祈りの言葉や厳格な儀礼、和やかな語らい、さらには会場のすぐ脇を走る列車の走行音までもがそのまま収められており、生活と信仰が地続きとなったアメリカ南部のディープなカルチャーをありのままに伝えてくれる。伝統の重みと生の歓びがそのまま刻まれているかのような、全てのルーツ、ブラック・ミュージック・ファン必携のドキュメンタリー!

Sissi Rada - Serious Songs (LP)
Sissi Rada - Serious Songs (LP)iDEAL Recordings
¥5,371

Brian EnoやChristina Vantzouとの協働でも知られるギリシャ出身のハープ奏者、作曲家のSissi Radaによる、ワーグナーの『ヴェーゼンドンク歌曲集』とブラームス晩年の『4つの厳粛な歌』という古典歌曲を対置させ、伝統的な伴奏ピアノをハープへと置き換えながら現代的な音響処理等を加え、古典の美学を解体・再構築したアヴァン・ロマンティシズムの『Serious Songs』。澄み渡るハープの響きと繊細なドイツ語歌唱を主軸に、Joanna Newsomを思わせるドリーム・フォークの気品から、不穏なシンセ、プリペアド・ピアノ、さらにはミュージック・コンクレート的な音響処理までがグラデーションのように交錯。ラシャド・ベッカーによる繊細なカッティングとラッセル・ハスウェルのマスタリングを経て結実した、現代の電子音響とロマン派クラシックの記憶が美しく溶け合う一枚!

Klara Lewis - Opening (LP+DL)Klara Lewis - Opening (LP+DL)
Klara Lewis - Opening (LP+DL)Editions Mego
¥4,976

スウェーデンのサウンドアーティストKlara Lewisによる、フィールド録音、電子音響、アコースティック楽器音の再構築という自身の美学をさらに推し進めた『Opening』。ざらついたフィールド録音が突然リズムへ切り替わり、そのまま別の音響層へ滑り込むように移行する。ウクレレやピアノといったアコースティック楽器は、原型がかすかに残る程度まで解体され、残響のような形で再登場する。低域の塊がゆっくり脈打ち、圧力と抽象的な空間性が同時に立ち上がったかと思えば、微細な粒子が散らばるような音響が広がり、音は常に変形し続ける。〈Editions Mego〉からのリリースらしい、音を歪ませながらも曲として成立させるLewisの手法が新たな段階に達した作品。

Alwin Nikolais - Electronic Dance Music, 1966-1989 (2LP)Alwin Nikolais - Electronic Dance Music, 1966-1989 (2LP)
Alwin Nikolais - Electronic Dance Music, 1966-1989 (2LP)Death Is Not The End
¥6,963

「マルチメディア・シアターの父」と称され、照明や衣装、身体表現を一体化させた革新的な抽象ダンス劇を創造したコレオグラファーであり作曲家Alwin Nikolais。1964年にロバート・モーグから世界で初めてMoogシンセサイザーの初号機を購入した人物でもある彼が、1966年から1989年にかけて遺した非常に貴重な電子音響コンポジション21曲を網羅した作品『Electronic Dance Music, 1966-1989』。初期Moogのうねるアナログ波形や、70年代以降に重用されたSynclavierによる先鋭的なサンプリング/シンセサイズを駆使し、人間の動きや身体性に連動する躍動的なサウンドを展開。抽象的でありながら生命感あふれる電子音響は、舞踊の伴奏という枠組みを飛び越え、20世紀アメリカ実験音楽、エレクトロニクスの礎として圧倒的な存在感を放つ。電子音楽史の黎明期を紐解く重要音源!

Mort Garson - Mother Earth's Plantasia (50th Anniversary ECO-Green Vinyl LP)Mort Garson - Mother Earth's Plantasia (50th Anniversary ECO-Green Vinyl LP)
Mort Garson - Mother Earth's Plantasia (50th Anniversary ECO-Green Vinyl LP)Sacred Bones Records
¥4,128

9月下旬再入荷。50周年記念版!全ての色目が異なる100%再生グリーン・ヴァイナル。「植物のための、そしてそれらを愛する人々のための暖かな地球の音楽」これまで幾度となく非公式再発が為されてきた歴史的名盤が遂に公式再発!70s視点で空想未来を飛行する絶品のSci-Fi電子盤!ファンク/ディスコ脈でも大いに作品を生み出し活躍したカナダの作曲家、Mort Garson(1924-2008)の76年大傑作がなんとSacred Bonesから復刻リリース!
当時ロサンゼルス近郊でSimmons社のマットレスを購入した際に、ノベルティ用として制作されたレコードで、内容はそのタイトル通りの光合成ヒーリング・ムーグ・ポップ・サウンドスケープ集。まさかのSacred Bonesからの再発と言うのもある意味驚きですが、同レーベルの根差してきたサイケ感のルーツといったところでしょうか。1曲目から凄まじい埃の臭いと哀愁に満ちていて、空想する楽しみが豊かに息づいてます。ライブラリー音楽からコスミッシェムジークを通ってアンビエントまで直結のBGM具合です。ただただ暖かく、ある意味ニューエイジで未知の光景へ想いを馳せたくなります。モンド~エレクトロニック系のファンにも是非。

Carrier - Thresholds (12")Carrier - Thresholds (12")
Carrier - Thresholds (12")Carrier
¥3,989

10月上旬再入荷。2025年に〈Modern Love〉から発表したアルバム『Rhythm Immortal』も素晴らしかったUKのプロデューサーCarrierが、セルフリリースで放つ12インチシングル『Thresholds』。商業化が進む現代のドラムンベースやダンス・ミュージックに対してアンチテーゼを掲げ、音と音の余白を徹底的に追求したストイックなサウンド。ジャングルやD&B、2ステップの骨組みを限界まで削ぎ落とし、Burialを思わせる残響と、AutechreやRaster-Notonにも通じる鋭利で精密な音響設計を融合。極限まで張り詰めた緊張感の中、歪んだ低音と漂うミニマルな残像が空間を侵食していく。密室的でありながら圧倒的な音圧でフロアを研ぎ澄ます、実験的クラブ・ミュージックの最前線。

Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin -  Serpentine (LP)Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin -  Serpentine (LP)
Christer Bothén / Oren Ambarchi / Johan Berthling / Andreas Werliin - Serpentine (LP)Black Truffle
¥5,989

スウェーデンの80年代アフロ・フュージョン金字塔『Trancedance』で知られる伝説的多楽器奏者Christer Bothénと、Oren Ambarchi、Johan Berthling、Andreas Werliinの3人からなるGhostedのメンバーがタッグを組んだ強力なドリーム・クァルテット作品『Serpentine』。スウェーデンの森の中に建つスタジオにて録音された本作は、長年共演を重ねてきた名手たちならではの密密な対話と、即興的な即応性から生まれた濃密なアンサンブルを刻み込んでいる。重厚なアップライト・ベースのオスティナートと微細に変容し続けるドラムスがヒプノティックなグルーヴを紡ぎ出し、そこにレスリー・キャビネットを通したギターがオルガンのような残響と複雑なポリリズムを重ねていく。深遠なリズムの循環のなかで両者のフレーズが交わり、Bothénの低音ベース・クラリネットや、50年の探求を誇る西アフリカの竪琴ドンソ・ンゴニのモーダルな旋律が静かに響く。初期ECMの澄み渡る叙情美から、初期Amon Düül IIを彷彿とさせる生々しいフリーフォーム・サイケデリアまでを一気に駆け抜ける、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケの境界を鮮やかに解体してみせるかのような好内容。

Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)
Blind Yeo - The Lemoine Point (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,993

コーンウォールを拠点に、ミュージシャン、映像作家、パフォーマーが交差するサイケデリック・コレクティヴ、Blind Yeoによる、ロックダウン期の孤立から生まれた共同制作の精神をそのまま音へと昇華したデビュー・アルバム『The Lemoine Point』。録音は廃飛行場で行われ、ライブ録音を基盤にした生々しいアンサンブルが特徴で、ドラム、ギター、シンセ、チェロ、ベースが儀式的なエネルギーを生み出し、演奏者同士の反応が曲の構造そのものを形づくる。荒々しさの上に、後から加えられた繊細なテクスチャーやストリングスが柔らかな層を作り、野性と親密さが同時に存在する独特の音像が生まれている。儀式的なエネルギー、繊細な質感、物語的断片が一点に収束した、現代的で開かれたコレクティヴ・ミュージックの新たな形。

Jack Wyllie -  Eternal Spring (LP)Jack Wyllie -  Eternal Spring (LP)
Jack Wyllie - Eternal Spring (LP)Gondwana Records
¥4,773

マーキュリー・プライズノミネート歴を誇る先鋭的ジャズ・ユニット、Portico Quartetの創設メンバーであるサックス/フルート奏者のJack Wyllieが、満を持して発表する自身初のソロ名義アルバム『Eternal Spring』。同バンドのメンバーであるDuncan BellamyやMilo Fitzpatrickをはじめ、現代ポスト・クラシカルシーンを牽引するポーランドのピアニスト、Hania RaniやチェリストのDobrawa Czocher、メゾソプラノ歌手のLotte Betts-Deanなど豪華ゲストが集結。みずみずしい自然への愛と、絶え間なくきらめく希望をテーマに掲げ、神々しいピアノと優美なストリングス、そこに柔らかく馴染むエレクトロニクスが美しく溶け合い、アンビエント、コンテンポラリー・ジャズ、ポスト・クラシカル、さらにはポスト・ロックの境界を横断。静かな循環リズムに乗せて、高揚感あふれるメロディが優しく重なっていく。過度な装飾に頼らず、音の粒立ちと残響の美しさを丁寧に編み上げたアンサンブルは、日常の喧騒から少し離れ、日常に潜む光やささやかな希望に目を向けさせてくれる、静かな味わいに満ちた音響作品。

岡田拓郎 - Still Water (7")岡田拓郎 - Still Water (7")
岡田拓郎 - Still Water (7")toka
¥2,750

岡田拓郎にとって、国内外のメディアやリスナーから高い評価を受けた『Konoma』以降、初となるフィジカルリリースとなる。本作は、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceが手がけた新型フットウェア「MT2 」のキャンペーンのために制作された。キャンペーンムービーは、New Balance T-HOUSEのオウンドメディアで公開されている。

 A面「Still Water」は、池田抄英(Flute)を迎え、フォーキーかつアフロミュージックの要素を取り入れながら、音数を極限まで削ぎ落としたミニマルなアンサンブルによって構成されている。即興演奏をもとに録音された演奏はアナログテープに収められ、静かな水面のように移ろう音の揺らぎと豊かな余白が感じられる。

 B面「Dohman Sehman」は、ヴィンテージファンクのムードを出発点としながら、日本の民謡や歌謡曲にも通じる旋律感覚とフォークロアな響きを織り交ぜた楽曲。松丸契(Alto Sax)、カツマル・メイ(Tenor Sax)、香田悠真(Wurlitzer / Farfisa)、小西佑果(Bass)、海老原颯(Drums)ら気鋭のミュージシャンが参加。ダブの手法を想起させる空間的なミックスと重厚なリズムセクションが生み出す、力強いグルーヴが印象的な楽曲となっている。

 静謐な余白を湛えた「Still Water」と、力強いグルーヴを内包した「Dohman Sehman」。対照的な二つの楽曲を通じて、『Konoma』以降の岡田拓郎の創作の広がりを感じさせる作品となっている。

Nightmares on Wax -  In A Space Outta Sound (2LP+Obi)
Nightmares on Wax - In A Space Outta Sound (2LP+Obi)WARP
¥5,909

(数量限定/日本語帯付/解説書封入)骨太なファンクネスと、極上のルーツ・ダブ。ナイトメアズ・オン・ワックスが辿り着いた、至高のグルーヴ。30年以上にわたり、エレクトロニック/ソウル・ミュージックの最前線を走り続けるナイトメアズ・オン・ワックスが、幼少期から親しんだレゲエ・カルチャーへのオマージュとして2006年に発表した傑作。ジャマイカ由来のサウンドを軸に、ダブ、ソウル、ジャズ、ヒップホップを有機的に融合。シンプルでありながら中毒性のあるリズム、クインシー・ジョーンズを彷彿とさせるシンセ・ライン、ブルースのフィーリング、バレアリックなメロディが織りなす温かなサウンドは、今なお色褪せることなく多くのリスナーを魅了し続ける、キャリアの新たな到達点を示した名盤。

Thomas Tilly - Birds Measuring Space (CD)
Thomas Tilly - Birds Measuring Space (CD)Aposiopèse
¥2,958

フランスのサウンドアーティストThomas Tillyが、コロンビア・リオクラロ自然保護区で録音した 洞窟性鳥類グアチャロの巨大コロニーを記録した作品『Birds Measuring Space』。鳥類では極めて珍しい可聴域でのエコーロケーションを持つ種で、その鋭いクリック音や叫び声が洞窟の壁に反射し、空間そのものを測定するような音響現象が立ち上がる。本作は編集や加工を一切施さず、現場で起きている音の構造をそのまま提示する点が特徴。数千羽が渦を巻くように集まる場面では、金属的なノイズが層を成し、自然音の美しさと暴力性が同時に現れる。さらに各トラックの間には、録音の残留ノイズやエコーロケーション信号の断片をネガとして扱った分析パートが挿入され、生物音とデジタル処理の境界が揺らぐ独特の質感を生む。鳥=美しい歌というロマン主義的自然観を批評しながら、自然環境の複雑な物理現象を音として提示する、フィールド録音と音響芸術の交差点に位置する一枚。

Lawrence English -  The Rest Is My Ghost (LP)Lawrence English -  The Rest Is My Ghost (LP)
Lawrence English - The Rest Is My Ghost (LP)Room40
¥4,154

Lawrence Englishによる、『Wilderness of Mirrors』『Cruel Optimism』へと続く三部作の最終章として位置づけられる『The Rest Is My Ghost』。Swans、The Necks、Mats Gustafsson、Chuck Johnsonら多数の演奏者が参加し、重層的な倍音、濁りを含んだテクスチャ、声の粒子がゆっくりと積み重なり、巨大な音の風景を形成していく。美しい層の中に微かな汚れが混ざり、過去の記憶が変質していくような質感が印象的。楽器の輪郭はあえて曖昧化され、リバーブや干渉音によって誰の音か分からないが確かにそこにある幽霊的な響きが生まれる。静けさから始まり、徐々に圧力を増し、地鳴りのような質量へと変化する構造は、Englishが語る「未来の可能性を再び開くための音」の姿そのもの。政治的・文化的な批評性と、アンビエントの深い音響美が同居する一枚。

Loren Connors and David Grubbs - Somewhere in the Wind (LP)Loren Connors and David Grubbs - Somewhere in the Wind (LP)
Loren Connors and David Grubbs - Somewhere in the Wind (LP)Room40
¥4,154

長年の交流を重ねてきたLoren ConnorsとDavid Grubbsが、2025年のブルックリンで行った2つのライブを収めた最新作『Somewhere in the Wind』。3作目の共作にして、初めて完全ギター・デュオとしてステージに立った記録であり、ふたりの演奏が自由に荒々しく響く。Connorsの影のようなポスト・ブルースと、Grubbsの微細に調律されたイントネーションが、ライブ空間や観客の気配と混ざり合い、音が膨らんだり歪んだり、軌道を外れたりする瞬間がそのまま音楽の中心になる。スタジオ録音の静謐さとは異なり、ここではその場でしか生まれない熱がギターの響きに刻まれている。祈りのような静けさから始まり、徐々に重さと荒さを増していく長尺の演奏は、ふたりが長い年月で育んできた信頼と対話をそのまま映し出す。ギターという楽器の領域を押し広げ、静かな熱量とともに深く耳に残る名演。

Julia Holter - Materia (LP)Julia Holter - Materia (LP)
Julia Holter - Materia (LP)Domino
¥4,715

LAを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Julia Holterの新作『Materia』は、2024年作『Something in the Room She Moves』の世界観を拡張する7曲入りのコンパニオン・アルバムであり、アート・ポップの最前線を更新する作品である。前作の楽曲を起点に、その再構築や別ヴァージョン、ツアー間に生まれた新曲、即興演奏などが組み合わされ、音楽的実験性と親密な感情表現が共存する構成となっている。

音響的には、フォークロア的なメロディ感覚と現代的な電子音響、室内楽的アレンジが交差し、ドラムマシンやフレットレスベース、クラリネットなど多彩な編成が有機的に絡み合う。楽曲は固定されたポップソングの枠を超え、時間や構造そのものを揺さぶるような流動性を持ち、即興と作曲の境界を曖昧にしている点も特徴的だ。

また、母性や喪失、社会的不安といった個人的かつ時代的なテーマが、夢のように揺らぐサウンドスケープの中に溶け込んでいる。繊細でありながら大胆な構築美、そして一聴で掴めない複層的な感情のレイヤーによって、『Materia』はJulia Holterのキャリアの中でも最も開かれた、思索的なアート・ポップ作品として成立している。

The Heliocentrics, Marshall Allen and Knoel Scott Ft. Bilal - Nuclear War (Yellow & Orange Vinyl LP)The Heliocentrics, Marshall Allen and Knoel Scott Ft. Bilal - Nuclear War (Yellow & Orange Vinyl LP)
The Heliocentrics, Marshall Allen and Knoel Scott Ft. Bilal - Nuclear War (Yellow & Orange Vinyl LP)STRUT
¥5,067

Strut Recordsより、UKコレクティヴのヘリオセントリクス、サン・ラー・アーケストラのレジェンド、マーシャル・アレン、クノエル・スコット、そしてヴォーカリストのビラルが共演したEP『Nuclear War』が、限定盤として登場。本作は2015年1月、ロンドンのクォーターマス・サウンド・ラボで行われた一度きりのスタジオ・セッションから生まれた未発表音源。ヘリオセントリクス特有の剥き出しでサイケデリックなグルーヴを軸に、サン・ラーの名曲群を即興的に再構築している。1960年録音の「Angels And Demons At Play」、1978年作『Lanquidity』収録曲「Where Pathways Meet」、ビラルの異世界的ヴォーカルをフィーチャーした1972年作「Astro Black」、そして洞窟のような重低音グルーヴへと変貌した「Nuclear War」を収録。

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