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V.A. - One More Chance (LP)
V.A. - One More Chance (LP)SOUL4REAL
¥5,434

スペインの〈Soul 4 Real〉の傘下レーベル〈Jai Alai〉が手がける、70〜90年代ソウル、ファンクの名アーティストたちによる 未発表音源や未ヴァイナル化だったレア曲をまとめたコンピ『One More Chance』。Samuel Jonathan Johnson「You」のレアな12インチ・ミックスを皮切りに、Earth, Wind & Fire、Glenn Jones、Gladys Knight & The Pipsといったレジェンドのなぜ当時のアルバムに収録されなかったのかと疑問を抱くほど完成度の高い音源が並ぶ。B面も、Phyllis Hymanの力強い歌声が響く「Forever With You」をはじめ、Tyrone Davis、Don Covay、Garland Greenらによるスロウ〜ミッドの深い表情が続き、流れの良い構成になっている。アレンジの質感は時代ごとに異なるものの、いずれもメロディとヴォーカルの魅力がしっかり立ち上がり、アーカイブに眠っていた宝物を掘り起こしたような手触りがある。埋もれた名曲を丁寧に集めた、良質なコンピレーション!

Lowell Davidson Trio (LP)
Lowell Davidson Trio (LP)ESP-DISK
¥4,965

〈ESP-Disk’〉創設者Bernard Stollmanが、Ornette Colemanの強い推薦だけを頼りに、実際に演奏を聴かずに契約、録音したという逸話の残る1965年の異色フリージャズ作品。ハーバード大学で生化学を学びながらニューヨークの前衛シーンに出入りしていたLowell Davidsonが、Gary Peacock(b)とMilford Graves(ds)という当時最先端のリズム隊と組んだ唯一の商業録音で、ピアノは密度の高い連打と突然の静寂を同じ重さで扱い、構造を内側から揺さぶるようなアプローチが特徴。Peacockのベースはオスティナートから歌うような対旋律まで瞬時に変化し、Gravesのドラムは身体性の強いポリリズムで応答する。三者の即興が常に同じ温度で交差し、抽象的でありながら語り口のある流れが生まれている。録音から半世紀以上経った今でも、音の危うさと新しさが失われていない、フリージャズの核心。

Trio Ternura -  A Gira (7")
Trio Ternura - A Gira (7")VAMPISOUL
¥2,567

1973年にブラジルポリドールからリリースされた、アフロ・ブラジリアンの躍動感とコーラス・ワークの強い存在感が魅力のレアグルーヴ・クラシック、Trio Ternuraによる「A Gira」。細かなパーカッションの刻みと柔らかいコーラスが重なり、70年代ブラジルの土着的なグルーヴが自然に立ち上がる。ミッドテンポのリズムは跳ねすぎず、しかししっかりと身体を前に押す推進力を持ち、ギターのカッティングや控えめなホーンが曲の輪郭を整える。派手さよりも配置の巧で聴かせるタイプのブラジリアン・ソウルで、繰り返し聴くほどクセになる中毒性がある。オリジナル盤はコレクター市場で高額取引されるレア盤としても知られる、70年代ブラジルの魅力が詰まった一枚。

Litto Nebbia - Fuera Del Cielo (LP)
Litto Nebbia - Fuera Del Cielo (LP)Vampisoul
¥3,689

アルゼンチン・ロックの最重要人物Litto Nebbiaが1975年に残した、ジャズロックとプログレッシブ・ロックを融合させた南米らしい暖かみを持つ作品『Fuera Del Cielo』。鍵盤、ギターをほぼNebbia自身が担うトリオ編成で録音され、電気ピアノ、オルガン、ハープシコードが滑らかにレイヤーを作りながら、ラテン的なメロディ感とジャズロックの流麗さが自然に交差する。バンドネオンが差し込まれる場面では、ロック/ジャズの文脈にアルゼンチン特有の陰影が加わり、他国のプログレにはない独自の色彩が生まれている。ミックスは温かく、演奏はタイトすぎず、70年代南米ロックらしいアナログの手触りが作品全体を包む。ジャズロックの滑らかさとラテンの旋律感、そして南米プログレの柔らかい質感がひとつの流れとして響く充実作。

Marcelo Expósito -  The Lost Tapes (LP)
Marcelo Expósito - The Lost Tapes (LP)GEOMETRIK
¥4,708

スペインの音響作家Marcelo Expósitoが1980年代に制作し、長らく行方不明となっていた未発表音源を復元し『The Lost Tapes』。当時のスペイン・アンダーグラウンドにおけるインダストリアル文化の初期衝動をそのまま伝える重要な内容で、金属的なノイズ、ざらついたテープの質感、断片的な音が生々しく層を成す。静かなテクスチャの中に不穏な倍音が滲み、アンビエントとノイズの境界が曖昧なままゆっくりと変形していく。Expósitoが当時関わっていたカセット文化の文脈とも強く結びつき、Maurizio BianchiやNurse With Wound、スペインのLa Otra Cara de un Jardínらと同じ国際的ネットワークの息遣いが感じられる。80年代の地下文化特有の粗さと自由さがそのまま刻まれた、スペイン実験音楽の系譜を補完する失われたピース。

Grimm Grimm - Hazy Eyes Maybe (LP)
Grimm Grimm - Hazy Eyes Maybe (LP)Tip Top Recordings
¥4,400

東京とロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、作曲家、Koichi Yamanohaによる音楽プロジェクトで、2014年頃より活動を展開。Le Guess Who?やAll Tomorrow’s Partiesなど、各国のオルタナティヴ系音楽フェスティバルに出演するほか、ゲームクリエイターの小島秀夫との協働、Death Stranding 2への楽曲提供およびカメオ出演など、映画やゲームなど多分野でも活動しているGrimm Grimmの1stアルバム『Hazy Eyes Maybe』。フォークの素朴さとエレクトロニカが同じフレームで呼吸する、独特の親密さを持った作品。アコースティックギターの柔らかい響きに、ノイズや残響、シンセの淡いテクスチャが重なり、歌と音響処理が自然に溶け合う。囁くようなボーカルは距離が近く、宅録的な質感とロンドンのアンダーグラウンド・シーンの雑多な空気が同時に立ち上がる。日本らしいある種の子供っぽさと現代ロンドンが交錯する、エクスペリメンタル・ポップの重要作。

Marlena Shaw - The Spice Of Life (LP)
Marlena Shaw - The Spice Of Life (LP)VAMPISOUL
¥4,562

シカゴの名門〈Cadet〉レーベルが残した最高峰の一枚として語り継がれる、Marlena Shawの代表作『The Spice Of Life』。1969年にリリースされた本作は、プロデューサーRichard EvansとCharles Stepneyによる緻密なアレンジワークを背景に、Shawの豊かな表現力が存分に発揮されたソウル・ジャズの金字塔。公民権運動期の社会問題を真正面から扱った深いドラマを孕んだ名曲「Woman of the Ghetto」や、Shawの軽やかでスウィングする歌声が楽曲の持つポップな魅力を一段と引き上げているAshford & Simpsonの名曲「California Soul」などを収録。アルバム全体を通して、ストリングスの柔らかな響き、ジャズ的なハーモニー、ファンクのグルーヴが自然に溶け合い、シカゴ・ソウルの洗練を象徴するサウンドが広がる。ブルース、ポップス、スピリチュアル・ジャズまで幅広い選曲をShawの声がすべてをひとつに束ね、1969年という時代の空気と社会性を鮮やかに刻んだ作品。今なおクラブ、サンプリング・カルチャーからも支持され続ける、時代を超えた名盤。

Roy Ayers Ubiquity - Red Black & Green (LP)
Roy Ayers Ubiquity - Red Black & Green (LP)Vampisoul
¥4,562

ソウルフルな選曲と温かいグルーヴが溶け合う、Ubiquity名義の中でも屈指の完成度を誇る作品。Bill Withers「Ain’t No Sunshine」、Aretha Franklin「Day Dreaming」、Temptations「Papa Was A Rolling Stone」といった名曲カバーを、Ayersならではのメロウで黒いグルーヴへと再構築。妖艶なヴィブラフォンの響きと、タイトなリズム隊が織りなす70年代ブラックネスが全編に満ちている。タイトル曲「Red, Black & Green」はレアグルーヴ・クラシックとして知られ、グルーヴィーなベースラインと浮遊感のあるヴィブラフォンが絡み合う名演。オリジナル曲とカバーが自然に溶け合う、Ayersの音楽性が最もバランスよく結晶した名盤。

Marcos Valle - O Compositor e o Cantor (LP)
Marcos Valle - O Compositor e o Cantor (LP)Vampisoul
¥4,562

ブラジル音楽を代表する作曲家、シンガーのマルコス・ヴァーリが残した初期の名作がなんと50年以上ぶりの初のレコード再発。ボサノヴァ、サンバジャズ、サイケ・フォーク、モダン・ソウルへと自在にスタイルを変えながら常に第一線で活躍してきた彼の、そのキャリアの中でもボサノヴァの基礎を築いたと語られる重要な一枚。ブラジル音楽史上もっとも愛される名曲「Samba de Verão」を収録し、兄パウロ・セルジオとの名コンビによる流麗なメロディが全編を貫く。柔らかくどこか儚げな歌声、夜の静けさを思わせるアコースティック・ギター、そしてエウミール・デオダートらによる優雅なストリングス・アレンジが、ボサノヴァの繊細さとMPBの広がりを美しく結びつけている。都会的で爽やかな質感の中に、ブラジル音楽特有のほのかな哀愁が漂う、60年代作品の中でも特に完成度の高い一枚。

goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")
goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")Latency
¥4,249

日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作した楽曲を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが再構築した12インチ。原曲「Orin」「Factory」の構造的なリズムを素材に、Villalobosが独自の長尺ミニマリズムへと変換。goatの打楽器主体の非音階的パターンは、Villalobosの手によってより流動的なグルーヴへと変貌し、低域のうねりと微細な揺らぎが持続する催眠的なサウンドへと深化する。「Factory」では同じ素材から2つのヴァリエーションを展開し、乾いたパーカッションが際立つミックスと、深い没入を生むクラブ仕様のミックスが対照的に並ぶ。goatの禁欲的な構造美が、Villalobosという快楽的なカオスを通過することで、別の生命体へと進化する刺激的なコラボレーション!

Sans Merit - Trolley Polly (LP)Sans Merit - Trolley Polly (LP)
Sans Merit - Trolley Polly (LP)KNEKELHUIS
¥5,137

Sans Meritによる、ローファイR&B、インディ・ポップ、実験電子音楽がひとつの部屋の中で静かに溶け合うような、親密で壊れかけたポップの魅力に満ちたアルバム『Trolley Polly』がオランダの名門〈Knekelhuis〉から登場。柔らかく曇ったSans Meritの歌声を中心に、ローファイなビート、淡いギター、くすんだシンセが重なり、夜の部屋でひっそり鳴っているようなベッドルーム感が漂う。レーベルらしい実験性も健在で、ノイズの粒子や変則的なリズムがポップの輪郭を少しずつ歪ませていく。ゲストにはJack JとLÉO LA NUITが参加し、後半に向かうにつれ、ドリーミーで官能的なムードが強まり、アルバム全体がひとつの夜の物語として立ち上がるかのよう。退廃的でメランコリック、しかしどこか温かい一枚。

ジャックス Jacks - ジャックスの奇蹟 Jacks Super Session (LP)
ジャックス Jacks - ジャックスの奇蹟 Jacks Super Session (LP)ユニバーサルミュージック
¥5,800

日本語ロックの始祖、ジャックス解散後にリリースされたセカンド・アルバム「ジャックスの奇蹟」(1969年発売)が、96年のLP再発以来、30年振りのアナログ復刻!!

60年代後半の東京で生まれた、フォークでもGSでもジャズでもニューロックでもない強烈なオリジナリティを持つ孤高のバンド、ジャックス。ファースト・アルバム「ジャックスの世界」発売時に、ギターの水橋春生が脱退し、ドラマーとして角田ひろ(現つのだ★ひろ)が加入。しかし本作の制作中に、早川義夫が脱退、収録11曲中、早川のヴォーカル曲は6曲。残りは新加入の角田が担当。早川が不参加の曲では、脱退した水橋や加藤和彦も参加、変則的な内容であり、本作リリース時にはバンドは既に解散していた。このようなカオスな状況で作られたアルバムだが「堕天使ロック」「花が咲いて」「ロール・オーヴァー・ゆらの助」「敵は遠くに」等の圧倒的な世界観は、今も新たな衝撃をもたらしてくれる。ヴォーカルの早川義夫は、ジャックス脱退後、69年にソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」をリリース後、書店を経営。94年に音楽活動を再開している。初回限定プレス。

Grimm Grimm - Eternalise (LP)Grimm Grimm - Eternalise (LP)
Grimm Grimm - Eternalise (LP)TIP TOP RECORDINGS
¥4,400

東京とロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、作曲家、Koichi Yamanohaによる音楽プロジェクトで、2014年頃より活動を展開。Le Guess Who?やAll Tomorrow’s Partiesなど、各国のオルタナティヴ系音楽フェスティバルに出演するほか、ゲームクリエイターの小島秀夫との協働、Death Stranding 2への楽曲提供およびカメオ出演など、映画やゲームなど多分野でも活動しているGrimm Grimm。その4作目のスタジオアルバム『Eternalise』。収録曲のうち3曲が『Death Stranding 2: On The Beach』に使用され、ピアノに石橋英子、ドラムに山本達久も参加!マスタリングは、Mica LeviやDean Blunt周辺のサウスロンドン・DIYシーンで活動するエンジニア、Amir Shoatが担当。アンビエント色の強いインストゥルメンタルと歌モノが交差する没入感に満ちた音像。

Grimm Grimm - Untitled II (LP)Grimm Grimm - Untitled II (LP)
Grimm Grimm - Untitled II (LP)Myths of the Far Future
¥4,400

かつてはロンドンのバンドScreaming Tea Partyのフロントマンとして活動し、その後、My Bloody ValentineのKevin Shieldsが設立した〈Pickpocket Records〉からソロ名義でデビュー、欧州インディー、実験音楽シーンで確かな存在感を築いてきた東京出身でロンドンを拠点に活動するKoichi Yamanohaによるソロ・プロジェクトで、ネオフォーク、バロック・ポップ、エクスペリメンタル・ロックを横断する独自の音楽性で知られているGrimm Grimm。『Untitled II』は、Grimm Grimmが4トラックカセットで録りためたデモ、海の音、母親のハミング、睡眠中の声、スーパーのフィードバックなど、生活の中で偶発的に生まれた音を素材として組み上げた非常に個人的な記録。アコースティック楽器の柔らかい響きが、音素材と自然に混ざり合い、まるで生活そのものが曲になったような感覚を覚える。フォークの柔らかさと、日常の音をそのまま扱う大胆さが交差する、プライベートで、実験的な一枚。

Grimm Grimm - Ginormous (LP)
Grimm Grimm - Ginormous (LP)TIP TOP RECORDINGS
¥4,400

かつてはロンドンのバンドScreaming Tea Partyのフロントマンとして活動し、その後、My Bloody ValentineのKevin Shieldsが設立した〈Pickpocket Records〉からソロ名義でデビュー、欧州インディー、実験音楽シーンで確かな存在感を築いてきた東京出身でロンドンを拠点に活動するKoichi Yamanohaによるソロ・プロジェクトで、ネオフォーク、バロック・ポップ、エクスペリメンタル・ロックを横断する独自の音楽性で知られているGrimm Grimmの、静謐なフォークと実験的な音響処理が洗練された形で結びついた2020年作『Ginormous』。アコースティック楽器の柔らかい響きと、祈りのように反復するメロディを中心に据えながら、ミニマルな電子音や淡いノイズが薄く重なり、静けさの中に複数の層がゆっくり立ち上がる独特の音像。Paz MaddioやStereolabのLaetitia Sadierが参加することで声のレイヤーが増え、複数の人格が同じ夢を語るような多層的な響きが生まれている。チェロやアコースティックギターが、電子音や不穏な倍音と自然に混ざり合い、壊れかけた室内楽のような世界観をつくり出す。The XX、Björkなどを手掛けるMarta Salogniのプロダクションによって、親密さと実験性のバランスがさらに研ぎ澄まされた一枚。

高柳昌行 Masayuki Takayanagi - クール・ジョジョ Cool Jojo (LP)高柳昌行 Masayuki Takayanagi - クール・ジョジョ Cool Jojo (LP)
高柳昌行 Masayuki Takayanagi - クール・ジョジョ Cool Jojo (LP)Legacy Plus
¥4,950

フリージャズ を消化した高柳昌行が、激動の70年代にピリオドを打つ、ひとつの回答。原点回帰となるレニー・トリスターノ、リー・コニッツへのオマージュは、新時代に向け更なる高みへ到達するための儀式なのである。(シリーズ監修:塙耕記)重量盤

Kikù Hibino and Merzbow - Rococo ∞ Echomatter (LP)
Kikù Hibino and Merzbow - Rococo ∞ Echomatter (LP)Superpang
¥4,243

シカゴ拠点のサウンドアーティストKikù Hibinoと、Merzbowによる初のコラボレーション作品『Rococo ∞ Echomatter』。シカゴと東京のあいだで音素材を交換しながら制作され、スポークン・ボイス、サックス、ヴィオラといった生の音が、Merzbowのノイズの運動体へ鋭く切り込む。Hibinoの編集は、声や楽器をノイズの上に乗せるのではなく、ノイズそのものを切断し、構造を変形させる要素として機能させている。Merzbowのノイズは飽和した壁ではなく、密度の変化や加速が連続する運動体として扱われ、そこに声が物質的な存在感を持って割り込む。生の音がノイズの密度に別種の方向性を与え、音の増殖と断片化をさらに複雑にしている。非常に現代的な実験音響。限定100部

V.A. - Émile Omar présente Déclic, Kaz A Zouk : Zouk - Créole Rap & Ragga - Kompa - Gwo Ka Modern (1987 - 1998) (2LP)
V.A. - Émile Omar présente Déclic, Kaz A Zouk : Zouk - Créole Rap & Ragga - Kompa - Gwo Ka Modern (1987 - 1998) (2LP)HEAVENLY SWEETNESS
¥5,322

Émile Omar監修による、1987〜1998年のアフロ・カリブ圏クラブ文化を横断する決定的コンピレーション『Émile Omar présente Déclic, Kaz A Zouk : Zouk – Créole Rap & Ragga – Kompa – Gwo Ka Modern (1987–1998)』。Zouk、Kompa、Créole Rap & Ragga、Gwo Ka Modernが同じダンスフロアで響いていた黄金期の空気を、〈Déclic〉レーベルの豊富な音源から再構築。2LP仕様で、当時のオリジナル・スリーブを再現したインナージャケットと、Omarによる詳細なライナーノーツが付属し、クラブ文化の背景や地域性が丁寧に解説されている。乾いたドラムマシン、艶のあるシンセ、跳ねるベースラインが中心となり、そこにヴォーカルはクレオール語の歌唱とラガ調の語りが交差し、地域の言語文化がそのまま音楽のエネルギーになっている。ローカルなクラブの熱気、多ジャンル混交の自由さ、90年代特有の電子音の艶感がひとつのコンピに凝縮されたタイトル。カリブ圏のダンスミュージックの特別な瞬間を体験できる名盤。

Lolina - gg EP (incl. Arca and NEW YORK remixes) (12")Lolina - gg EP (incl. Arca and NEW YORK remixes) (12")
Lolina - gg EP (incl. Arca and NEW YORK remixes) (12")Relaxin Records
¥3,086

Hype Williams、Dean Blunt周辺の文脈で活動してきたUK のアーティスト、Lolinaが長くライブで育ててきた「gg」を、Extended VersionとArca/NEW YORKのリミックスを加えて提示する 12インチ。都市的な少し張り詰めた空気とポップの奇妙な軽さが同居する、彼女らしい、ずれを軸に、語りのようなボーカルと鋭い電子音が交差し、曲全体が不確かさを抱えたまま前へ進む独特の構造が魅力的。Extended Versionは、反復の中で少しずつ形を変える電子音がレイヤーを作り、街のざわめきが抽象化されたような音像を描く。Arcaのリミックスは原曲の不安定さをさらに拡張し、音が折れたり跳ねたりする予測不能なエネルギー。NEW YORKのリミックスはクラブ寄りの直進性を加えつつ、原曲の曖昧な空気感を別角度から照らす再構築になっている。都市的で、少し不穏で、しかし妙にクセになる一枚。

Ronald Langestraat - Searching (LP)Ronald Langestraat - Searching (LP)
Ronald Langestraat - Searching (LP)South of North
¥4,774

オランダのマルチ奏者Ronald Langestraatが、1984年に自宅のリビングで4トラック・テープを使い、全楽器をひとりで演奏・録音した、ローファイ・ソウルジャズ、ラテン、ジャズファンクが自然に混ざり合う宅録系音楽の秘宝『Searching』。ピアノやローズの柔らかいタッチ、Farfisa Organの少し古びた響き、サックスのメロウなフレーズが重なり、宅録ならではの親しみ深さと、都会的ジャズの滑らかさが同居する。時折、Moogの低音やオルガンベースの反復が初期ハウスの影をほのかに感じさせる瞬間もあり、80年代の宅録ジャズが未来のダンスミュージックに触れているような面白さがある。時代を超えた、一人のミュージシャンの内側をそのまま覗き込むような、親密な小宇宙。

Reverend Baron - Daniel (LP)Reverend Baron - Daniel (LP)
Reverend Baron - Daniel (LP)Karma Chief Records
¥3,984

LAのシンガーソングライターDanny Garciaのソロ名義Reverend Baronによるアコースティック・インストゥルメンタル作品。父から祖父へと受け継がれ、自身の手に渡った一本のメキシコ製ナイロン弦ギターを携え、LA、メキシコシティ、ネブラスカを旅しながら紡いだ11曲を収録。録音にはほぼこの一本のギターのみが使用されており、その枯れた温かみのあるトーンが作品のアイデンティティとなっており、メキシコの伝統的ギターワークとアメリカーナの静けさが自然に混ざり合う。どの曲も短いスケッチのように風景が立ち上がり、歌がないことでかえって旅の記憶や土地の空気がそのまま音に染み込んでいるような親密さがある。山火事でスタジオを失った後に生まれた作品という背景もあり、音には語らない物語のような深い陰影が漂う。ニックドレイクにも通じるような、一本の古いギターが繋ぐ、一冊の旅日記のようなアルバム。

Merzbow - Pendulum (7")
Merzbow - Pendulum (7")iDEAL Recordings
¥2,829

限定200枚。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowによる、〈iDEAL Recordings〉からの最新7インチ作品『Pendulum』。金属的な質感のノイズが揺れ動く「Part 1」と、より荒々しいフィードバックが展開する「Part 2」で構成され、短尺フォーマットならではの密度と即効性が際立つ1枚。

Khruangbin - 全てが君に微笑む (LP+Obi)Khruangbin - 全てが君に微笑む (LP+Obi)
Khruangbin - 全てが君に微笑む (LP+Obi)Night Time Stories
¥5,579

(帯付/数量限定盤/日本独占流通)クルアンビンの一番人気タイトルはこの作品!ライブ定番曲からYMOバージョンでも知られる「Firecracker」のカバーも収録されたロングセラー・アイテム!タイ・ファンクをルーツに持ち、独自のメロウ・グルーヴを纏ったその越境的なサウンドで今や世界中のオーディエンスから指示されるテキサスのグルーヴ・トリオ、クルアンビンが全公演ソールドアウトとなった2019年3月の初来日ツアーに続く、待望のフジロック出演を記念して日本独自企画盤『全てが君に微笑む』をリリース!本作には、日本ツアーでも披露され、ライブの定番曲としても人気の高い「The Infamous Bill」や「The Number 4 」、YMOバージョンでも知られる「Firecracker」や、セルジュ・ゲンズブールの名曲「LaJavanaise」のカバーなどこれまでに発表されたシングル、EPからアルバム未収録かつ初CD化となる全10曲を収録。また彼らの日本愛が現れたオリジナル・アートワークを纏ったファン必携の一枚!

SML - Spontaneous Music Live (LP)SML - Spontaneous Music Live (LP)
SML - Spontaneous Music Live (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,558

アンナ・バターズ(ベース)、ジェレマイア・チウ(シンセサイザー)、ジョシュ・ジョンソン(サックス)、ブッカー・スタードラム(ドラム)、グレゴリー・ユールマン(ギター)によるロサンゼルス拠点のクインテット、SMLが最新作『Spontaneous Music Live』をリリース!

本作は、編集されていない即興演奏による長尺の2曲で構成されており、2025年12月にロサンゼルスの会場Zebulonで行われたバンドの3夜にわたるレジデンシー公演中にライブ録音されたものである。これは、バンドのセカンドアルバム『HOW YOU BEEN』のリリースからわずか数週間後のセッションだった。録音とミックスは、ジェフ・パーカー・ETAカルテットの美しいライブ記録でも知られるエンジニア/“魔術師”ブライス・ゴンザレスによって、ステレオ・アナログテープにライブで収められている。

『HOW YOU BEEN』と2024年のデビュー作『SMALL MEDIUM LARGE』(いずれも大幅にエディットされ、ポストプロダクションが施されている)を通じて、SMLは緻密に構築されたサウンドで評価を確立してきた。そこではメディアとしての“編集”そのものが前面に出ており、最も美味しい断片が選び抜かれ、編集されることで作品が構築されている。

しかし、これら2枚のアルバムの元となった素材はすべてライブ録音であり、長く、荒々しいグルーヴを持ってうねりながら展開する即興演奏だった。さらに重要なのは、バンドのこれまでのすべての公演が、その精神に基づいた完全な即興で行われているという点である。

この二重性は、彼らの思想的な近親者とも言えるアーティストたちにも見られる。たとえば、カンの『Live in Paris 1973』における長大で奔放な演奏と、同年のよりコンパクトな『Future Days』。あるいはマイルス・デイヴィスの『Dark Magus』におけるスピード感あるファンクの混沌と、『On The Corner』や『Big Fun』に見られる徹底的に解体された構築性などがその例である。

『Spontaneous Music Live』は、こうしたキュレーション的な視点を取り払い、編集プロセスの幕を引き剥がす作品である。そこに残るのは、ロサンゼルスという土地において、その瞬間に存在し、集合的に即興演奏を行うバンドのサイケデリックなリアリズムである。完全にその場にいる状態で、発見の瞬間を掘り出していく音楽だ。そこでは音の一つ一つが、将来のSMLの楽曲になりうる断片として、集合的な混沌と統制のあいだに星のように散りばめられている。

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