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Barry Brown - Can't Stop Natty Dread (LP)
Barry Brown - Can't Stop Natty Dread (LP)THOMPSON SOUND
¥5,093

Barry Brownの黄金期ルーツ音源をまとめた決定盤『Can’t Stop Natty Dread』。プロデュースとアレンジはLinval Thompson、演奏はRoots Radics、ミックスはKing Tubby。Channel Oneの太いリズムとTubbyの深い残響処理が重なり、70年代末から80年代初頭のジャマイカ音楽が持つ力強い質感がそのまま息づいている。Barry Brownのヴォーカルは語りかけるような素朴さと芯の強さが共存し、社会的テーマの曲でも過度に重くならず、自然な説得力を保っている。Roots Radicsの演奏は、太いベースと乾いたドラムを軸に、ルーツレゲエの王道の鳴りを安定して支え、曲ごとに微妙なニュアンスの違いを生み出す。〈Thompson Sound〉の再発らしく、当時の空気を保ったままの質感で、黄金期の手触りがしっかりと残っている。

Thompson Sound All-Stars - Linval Thompson & Friends Vol.1 (LP)
Thompson Sound All-Stars - Linval Thompson & Friends Vol.1 (LP)THOMPSON SOUND
¥5,093

Linval Thompsonがプロデュースした黄金期ルーツ・レゲエを体系的にまとめたコンピレーション『Linval Thompson & Friends Vol.1』。Channel OneとKing Tubby’sの音源を軸に、Cedric “Congos” Myton、Horace Andy、Freddie McKay、Junior Delgado、King Kong、U Brownら、70年代後半から80年代初頭を代表するシンガー、DJを一枚に収めたもので、バックはSly & RobbieとRoots Radicsが担当。太いベースラインと乾いたドラムが、当時のジャマイカ音楽の力強い質感をそのまま支えている。Linvalのプロデュースは、リズムの芯を太く保ちながらヴォーカルの存在感を前に出すバランスが特徴で、各アーティストの個性が自然に立ち上がる。Horace Andy「River」や U Brown「Roots Is Roots」といった未発表音源も収録され、黄金期の空気が新たに発掘されたような新鮮さを添えている。Linval Thompsonのプロデューサーとしての重要性を再確認できる一枚。

Linval Thompson - I Love Marijuana (LP)
Linval Thompson - I Love Marijuana (LP)THOMPSON SOUND
¥5,093

1978年にリリースされたLinval Thompsonの代表作であり、Channel Oneで録音され、King Tubbyのスタジオでミックスされた、ジャマイカ音楽の黄金期を象徴するクラシック『I Love Marijuana』。Bunny Leeのもとでキャリアを始めたLinvalが、シンガーとしての存在感を確立した作品で、当時のトップ・ミュージシャンであるFamilyman Barrett、Robbie Shakespeare、Sly Dunbar、Chinna Smithらが参加し、ルーツレゲエの重心の低いグルーヴをしっかりと支えている。ヴォーカルは硬派なルーツの質感だけでなく、ラヴァーズ寄りの柔らかさも持ち合わせており、社会的テーマの曲と日常的な曲が自然に並ぶ構成が特徴。King Tubbyのミックスは過度に派手ではなく、必要な場面で空間を広げるような残響処理が施され、曲の流れに奥行きを与えている。ルーツからラヴァーズ、初期ダブの魅力をストレートに味わえるクラシック。

Greville & The Open Hearts Luna Forest Kitchen (12")
Greville & The Open Hearts Luna Forest Kitchen (12")Mad Habitat Recordings
¥3,434

James Grevilleが主宰する〈Mad Habitat〉から、長尺のアンビエント、バレアリックを軸にした、非常にパーソナルな12インチ『Luna Forest Kitchen』が登場。愛犬Lunaに捧げられた作品で、VermonaのドラムマシンやMinimoog Model Dを中心としたアナログ機材の温度感が前面に出ている。10分を超える長い尺の中で音がゆっくりと形を変え続け、反復というよりひとつの風景を観察し続けるような展開が続く。柔らかいパルス、丸みのある低域、薄いシンセの揺らぎが重なり、サイケデリックな浮遊感と穏やかな安らぎが同じレイヤーで響く。DJ Earl Greyの語りが音の流れに親密なニュアンスを与え、Santilliのパーカッションが有機的なリズムの気配を添える。オーストラリアのローカルな感覚と、現代アンビエントの静かな探求が自然に交差する、長尺電子音楽の好例。

V.A. - Rough Trade 45th Anniversary 7” BOX SET Vol. 2 (7"x9 BOX SET)V.A. - Rough Trade 45th Anniversary 7” BOX SET Vol. 2 (7"x9 BOX SET)
V.A. - Rough Trade 45th Anniversary 7” BOX SET Vol. 2 (7"x9 BOX SET)Rough Trade
¥21,765

10月30日発売予定。世界限定1,000部 完全生産限定!!!!
〈Rough Trade〉7インチ・ボックスセットの第2弾がリリース!
数々の著名人インタビューやメモリアルな写真、アートワーク
そして、ザ・スミスの "新" シングルも収録...ファン必須の内容!

昨年リリースされたボックスセット第1弾がレーベル創成期にフォーカスしていたのに対し、本作第2弾は1980年代から90年代初頭にかけての貴重な7インチ・シングル計9枚を収録。〈Rough Trade〉がレーベルとして成熟を遂げた時代の音が刻まれている。

ザ・フォール「Totally Wired」を皮切りに、スクリッティ・ポリッティ「The Sweetest Girl」、ロバート・ワイアット「Shipbuilding」、アズテック・カメラ「Oblivious」、ザ・ゴー・ビトウィーンズ「Cattle & Cane」、ジョナサン・リッチマン「That Summer Feeling」、ザ・サンデーズ「Can't Be Sure」の7作品は、オリジナル・リリース時のB面と同内容で待望の 7インチ・リプレスとなる。

マジー・スターによる「Five String Serenade」のカバーは、トラヴィスとリーの要望により1993年のオリジナル・リリースからB面が変更。デヴィッド・ロバックとホープ・サンドバルによるカバー曲「Blue Flower」に差し替えられ、ユニークな両面カバー7インチとなった。

これらの作品に加え、本作ボックスセット第2弾には、なんと ザ・スミスのメンバー、モリッシーとジョニー・マーの要望により制作された9枚目の "新" シングルが収録。このボックスセットのみで入手可能となる本作は、オランダではリリースされていたものの、「The Headmaster Ritual」/「I Want The One I Can't Have」がオフィシャルな〈Rough Trade〉シングルとなるのは今回が初となる。本作 7インチのアートワーク制作はモリッシーが監修、これまでのザ・スミスのシングルにおけるファウンド・アートの使用に倣い、彼は1939年のアメリカ人俳優ビリー・ハロップの写真を選定した。

さらに、モリッシーとジョニー・マーは本作ライナー・ノーツに寄稿しており、他にもエルヴィス・コステロ、ハリエット・ウィーラー、スチュワート・リー、グリーン・ガートサイド、ジョナサン・リッチマン、ザ・サンデーズのハリエット・ウィーラーとデイヴィッド・ガヴリン、そしてザ・ゴー・ビトウィーンズのリンディ・モリソンとロバート・フォースターら錚々たる著名人らによるコメントが記されている。ライナー・ノーツには、〈Rough Trade〉の創始者ジェフ・トラヴィスとジャネット・リーへのインタビューも収録。80〜90年代のレーベルや、音楽シーン、収録アーティストたちとのコラボレーションについて当時の貴重な話が語られており、アーカイブからは秘蔵写真も多数掲載。当時アーティストたちを撮影したアントン・コービン、ローラ・レヴァイン、ポール・スラッタリー、デイヴィッド・コリオらの作品も収録されている。

Tracklist

The Fall/RT056 (1980)
A. Totally Wired
B. Putta Block

Scritti Politti/RT091 (1981)
A. The Sweetest Girl
B. Lions After Slumber

Robert Wyatt/RT115 (1982)
A. Shipbuilding
B. Memories Of You

Aztec Camera/RT122 (1983)
A. Oblivious
B. Orchid Girl

The Go-Betweens/RT124 (1983)
A. Cattle And Cane
B. Heaven Says

Jonathan Richman/RT152 (1984)
A. That Summer Feeling
B. This Kind Of Music

The Smiths/RT0507S (2026)
A. Headmaster Ritual
B. I Want The One I Can’t Have

The Sundays/RT218 (1989)
A. Can’t Be Sure
B. I Kicked A Boy

Mazzy Star/45rev19x (1983)
A. Five String Serenade
B. Blue Flower

Rue des Garderies - Live at Pe:rsona (3LP)Rue des Garderies - Live at Pe:rsona (3LP)
Rue des Garderies - Live at Pe:rsona (3LP)Femacosmé
¥7,321

パリのオルタナティブ電子音楽ユニットRue des Garderiesが、2025年夏のPe:rsona Festivalで行った長尺ライブを収めた3LP。〈Femacosmé〉の美学を強く反映した作品で、アンビエント、IDM、ポストポップ、サイケデリック電子音が半即興的にゆっくりと溶け合う。音は常に揺れ、焦点が合ったりぼやけたりしながら、有機音とシンセの残響が霧の層として重なっていく。リズムは明確なビートではなく、遠くで脈打つ鼓動のようなIDM的な揺れが時折立ち上がり、空間の奥行きが変化するたびに、音の距離感が静かに移動する。声の断片はメロディではなく人の気配として扱われ、電子音の層の中に幽霊的な気配を生む。2時間以上の演奏をそのまま作品化したことで、どこかへ向かう旅ではなく、その場で意識がゆっくり変化していくような状態がそのまま立ち上がってくる。現行パリ・アンダーグラウンドのサイケデリック電子音楽を象徴する一作。

Alek Lee - Like A Flower (LP)
Alek Lee - Like A Flower (LP)ANTINOTE
¥5,025

テルアビブ出身の音楽家Alek Leeによる、本人の抱えてきた感情をそのまま音に変換したような、非常にパーソナルなアルバム『Like A Flower』が、フランスの名門〈Antinote〉より登場。ダブ、バレアリック、トリップホップ、シンセ・ポップが彼独自の感性で自然に溶け合い、軽やかさと陰影が同時に存在する独特の世界。メロディカとゆったりしたビートが柔らかく揺れ、地中海の風を思わせるバレアリック感が広がる「Alright」。「Compensation」や「Like A Flower」では、乾いたビートと沈むベースが90年代ブリストルの影を落とし、ざらついた質感が心地よい。一方で「Change」や「Let The Sun Just Shine」では、80sシンセとギターが重なり、夜の都会の静けさを思わせるスモーキーなムードが漂う。Alek Leeの素朴な歌声は飾り気がなく、その弱さが曲に人間味を与えている。アナログ主体の制作で、メロディカ、生パーカッション、ギター、コーラスなど手触りのある音が随所に感じられるのも魅力。Alek Leeの内面を静かに照らし出す良質な一枚。

Pablo's Eye - Everything You Giveaway (LP)Pablo's Eye - Everything You Giveaway (LP)
Pablo's Eye - Everything You Giveaway (LP)STROOM.tv
¥5,215

ベルギー発のアート・コレクティヴPablo's Eyeが、Richard Skinnerの詩集『the light user scheme』をモチーフに制作した最新作『Everything You Giveaway』。ギターやシンセの細い線がゆっくり漂い、波のうねりのような低いパルス、小石が跳ねるような短い打音、詩に登場する翡翠のイヤリングの光を思わせる高音のきらめきなど、物語の断片が音の質感として散りばめられている。曲ははっきりした展開を持たず、中心を避けるように周縁を回り続ける構造で、失われたものが世界に溶けていくというテーマと静かに響き合う。音数は少ないが、ひとつひとつの音が空気を震わせるように響き、親密で、どこか遠い場所の記憶をそっと撫でるような音像が続く。アンビエント、電子室内楽、繊細な作曲が交差し、詩的イメージを丁寧に音へと溶かし込んだ、確かな美意識に貫かれた一枚。

Tara Clerkin Trio - Somewhere Good (LP)Tara Clerkin Trio - Somewhere Good (LP)
Tara Clerkin Trio - Somewhere Good (LP)World Of Echo
¥5,498

ブリストルのレフトフィールド・ポップ、ジャズを独自の感性で探求してきたTara Clerkin Trioの最新作『Somewhere Good』。ハーモニウム、ウッドベース、管楽器、鍵盤、サンプル、奇妙なパーカッションなど、多彩な編成を柔らかく重ね、アコースティックと電子音の境界を曖昧にする室内楽的でありながら現代的なサウンド。ダウンテンポのゆるやかなテンポ感の中で、メロディは控えめに現れ、パーカッションやサンプルは少しズレた位置に置かれることで、ほんのり奇妙で、でも心地よい浮遊感が生まれている。Tara Clerkinの淡いヴォーカルは楽器のレイヤーに自然に溶け込み、静かな美しさとレフトフィールド・ポップの親しみやすさを同時に支えている。録音はスタジオのものと各地でのフィールド録音を組み合わせた丁寧な音作りでmブリストルの現在進行形の感性をそのままパッケージした、静けさと奇妙さが共存するレフトフィールド作品。

Lee "Scratch" Perry - Disco Devil Vol. 2 (6 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-8) (LP)
Lee "Scratch" Perry - Disco Devil Vol. 2 (6 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-8) (LP)STUDIO 16
¥4,247

ブラック・アーク黄金期の1977〜79年に制作された5つのクラシック・ディスコミックスを公式にまとめた〈Studio 16〉の人気シリーズ第2弾『Disco Devil Vol. 2 (6 More Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-8)』。Lee “Scratch” Perryが最も創造性と狂気を爆発させていた時期の12インチ・ロングミックスを収録し、ブラック・アークの魔術的サウンドをそのまま封じ込めた決定的コンピ。「Reggae Music」の9分に及ぶディスコ・ジャムでは、太いベースと乾いたステップの上でヴォーカルとメロディカが霧のように拡散。「Words」ではナイヤビンギ的な高揚とルーツ・レゲエの静けさが同じ空間で重なる。「Vampire」はフェイズやフィルターが音像を歪ませるサイコアコースティックなダブ処理が際立ち、ブラック・アーク期の魔術が最も濃密に味わえるクラシック中のクラシック。

Lee 'Scratch' Perry - Disco Devil Vol. 1 (5 Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-9) (LP)
Lee 'Scratch' Perry - Disco Devil Vol. 1 (5 Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977-9) (LP)STUDIO 16
¥4,247

ブラック・アーク黄金期の1977〜79年に制作された5つのクラシック・ディスコミックスを公式にまとめた〈Studio 16〉の人気シリーズ第1弾『5 Classic Discomixes From The Black Ark Studio 1977–9』。Lee “Scratch” Perryが最も創造性と狂気を爆発させていた時期の12インチ・ロングミックスを収録し、ブラック・アークの魔術的サウンドをそのまま封じ込めた決定的コンピ。代表曲「Disco Devil」はMax Romeo「Chase the Devil」をベースに、Perry自身がヴォーカルとエフェクトを重ねた ブラック・アークを象徴するサイケデリック・ダブの金字塔。煙のように立ち上るエコー、ざらついた質感、湿度を帯びた残響が絡み合い、スタジオそのものが呼吸しているかのような独特の音響空間を生み出す。さらに、Junior Murvin「Roots Train」やLord Creator「Such Is Life」など、当時の12"ミックス文化を象徴する長尺ヴァージョンを収録。特に「Such Is Life」は 未発表だったフルレングス・ディスコミックスが初めて公式に復元された貴重音源。ブラック・アーク期の魔術が最も濃密に味わえるクラシック中のクラシック。

Onra - After Dark (LP)
Onra - After Dark (LP)ALL CITY DUBLIN
¥4,555

フランスのビートメイカー、プロデューサーとして、アジアの古い歌謡曲をサンプリングした『Chinoiseries』シリーズから、80sシンセ・ファンクへのオマージュ『Long Distance』まで、世界中のディガーを唸らせてきた Onra。彼が、自身の代名詞であるモダン・ブギー路線をさらに洗練させた最新作『After Dark』。80sブギー、ファンク、R&Bのエッセンスを、現代的なビート感覚と都会的なメロウネスで再構築した、アーバン・ナイト・ミュージックの決定版。跳ねるシンセベース、煌めくコード、軽やかなドラムマシン。Onraが長年磨き上げてきた夜のブギーの美学が、散りばめられたメロウ・トラックでより柔らかく、よりシルキーに表現されている。一方で、ビートメイカーとしてのルーツも健在で、サンプル感覚やタイトなリズム構築が、インスト・ヒップホップとしての強度も保っている。都会的で静かな高揚感に浸る、完成度の高いモダン・ブギー作品。

V.A. - Aftermath and Transitions (Traces of the Ukrainian Underground in Cologne 1994-1996) (LP)
V.A. - Aftermath and Transitions (Traces of the Ukrainian Underground in Cologne 1994-1996) (LP)STROOM.tv
¥5,219

1990年代初頭、ドイツ・ケルンのDIYシーンとウクライナのアンダーグラウンドが思いがけず交差した、その貴重な痕跡をまとめたコンピレーション『Aftermath and Transitions』。舞台となるのは、巨大な廃穀物サイロRhenaniaを拠点に活動したコレクティブSHM1で、ヴィジュアルアーティストのGuido ErfenとエンジニMichael Springerを中心に、主流とは無縁の独立した録音・流通ネットワークを築いていた。1990年、パンク、アヴァンギャルド、民謡的モチーフ、荒々しいグルーヴが混ざり合う、西側ではほとんど知られていなかったウクライナの地下文化の収められた1本のカセットがErfenの元に届いたことをきっかけに、音源の交換や人的交流が始まる。やがてウクライナの音楽家もケルンを訪れ、1994年以降、SpringerのPhantom StudioやRhenaniaのSHMスペースで非公式セッションが重ねられていった。本作は、その1994〜1996年の録音をまとめたもので、ウクライナとケルンのアンダーグラウンドが互いに触発し合い、新しい音の形を模索した4つの異なるセッションを収録している。ポストソ連期の混沌と創造性、ケルンのDIY精神、そして国境を越えた音の交換が生々しく刻まれた、歴史的にも音楽的にも稀有な記録。

Mad Professor - Dub Me Crazy 3: The African Connection (LP)
Mad Professor - Dub Me Crazy 3: The African Connection (LP)ARIWA SOUNDS
¥5,243

Mad Professorが80年代初期に開始した「Dub Me Crazy」シリーズの初期中核作品で、彼のスタジオAriwaのサウンドを確立した重要作『Dub Me Crazy 3: The African Connection 』。タイトル通りシリーズの中でも特にアフリカとの精神的、文化的つながりをテーマにしており、アフリカン・リズムやモチーフが随所に散りばめられている。Bernard Cumberbatch、Billy CrossらAriwa常連の演奏陣が参加した色彩豊かな仕上がりで、音の軸となるのは、Ariwaらしい太く沈むベースと、乾いたタッチのドラム。ディレイは短い反射を連続させるタイプで、リバーブは控えめ。空間を広げるよりも、機械的な反復や細かい揺れを強調するミックスが特徴的。そこにマリンバや軽いパーカッションのような明るい音色が差し込まれ、深い低域と対照的な質感をつくり出している。ミニマルな構造の中で、シンセの短いフレーズやエフェクトの変化が少しずつ表情を変え、手作業のダブ処理ならではの生々しさが感じられる。ルーツ調の温度と電子的な質感が自然に混ざる、80年代初期UKダブの魅力が詰まった一枚。

Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (Clear Vinyl LP)Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (Clear Vinyl LP)
Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (Clear Vinyl LP)Tokonoma Records
¥5,362

LAを拠点に活動するJesse PetersonとMia Doi ToddのプロジェクトTurn On The Sunlightが、Sam Gendelを迎えて制作したスピリチュアル・アンビエント作品『Warm Waves』が、クリアヴァイナル仕様で登場。パンデミック初期にホームレコーディングへ回帰したPetersonが、テープループやモジュラーシンセを使いながら、自然と音楽の境界が溶かすように作り上げた一枚。柔らかいサックスの息遣い、風や鳥の声のような環境音、ゆらぎを帯びたパーカッションが重なり、オーガニックな音世界が広がる。Laraajiを迎えた「Wander The Open Sky」、Carlos Niño & Friendsによる「Passing Rain」のリミックスなど、LAスピリチュアル・ジャズ周辺の重要人物が多数参加しているのも聴きどころ。波のように寄せては返す反復、空気のように軽やかな即興、Gendelのサックスが描く影と光。静かな祝祭のような温度を持つ、心をほどく音楽。

Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (LP)Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (LP)
Turn On The Sunlight Feat. Sam Gendel - Warm Waves (LP)Tokonoma Records
¥4,567

LAを拠点に活動するJesse PetersonとMia Doi ToddのプロジェクトTurn On The Sunlightが、Sam Gendelを迎えて制作したスピリチュアル・アンビエント作品『Warm Waves』。パンデミック初期にホームレコーディングへ回帰したPetersonが、テープループやモジュラーシンセを使いながら、自然と音楽の境界が溶かすように作り上げた一枚。柔らかいサックスの息遣い、風や鳥の声のような環境音、ゆらぎを帯びたパーカッションが重なり、オーガニックな音世界が広がる。Laraajiを迎えた「Wander The Open Sky」、Carlos Niño & Friendsによる「Passing Rain」のリミックスなど、LAスピリチュアル・ジャズ周辺の重要人物が多数参加しているのも聴きどころ。波のように寄せては返す反復、空気のように軽やかな即興、Gendelのサックスが描く影と光。静かな祝祭のような温度を持つ、心をほどく音楽。

Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (LP)Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (LP)
Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (LP)Colemine Records
¥3,946

Monophonicsのフロントマンとして知られるKelly Finniganの、〈Colemine Records〉との15年にわたる協働の軌跡をまとめたコンピレーション。初期のレア音源からB面曲、未発表曲、新録までを一枚に収め、アーティストとしての成長と探求が一望できる内容。ヴィンテージ・ソウルの温度感を保ちながら、現代的な太さと立体感を持つミックス。Finniganの少しハスキーで芯のある声が、乾いたドラムや丸みのあるベースと自然に絡み、曲ごとに語りと歌の境界を滑らかに行き来する。レア音源集でありながら、一枚のアルバムとしての流れが自然にまとまっているのも魅力的で、レーベルの美学とFinniganのソングライティングが丁寧に重なった作品。

Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (Fire Red Vinyl LP)Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (Fire Red Vinyl LP)
Kelly Finnigan - B-Sides, Singles & Forgotten Gems (Fire Red Vinyl LP)Colemine Records
¥3,946

Monophonicsのフロントマンとして知られるKelly Finniganの、〈Colemine Records〉との15年にわたる協働の軌跡をまとめたコンピレーション。初期のレア音源からB面曲、未発表曲、新録までを一枚に収め、アーティストとしての成長と探求が一望できる内容。ヴィンテージ・ソウルの温度感を保ちながら、現代的な太さと立体感を持つミックス。Finniganの少しハスキーで芯のある声が、乾いたドラムや丸みのあるベースと自然に絡み、曲ごとに語りと歌の境界を滑らかに行き来する。レア音源集でありながら、一枚のアルバムとしての流れが自然にまとまっているのも魅力的で、レーベルの美学とFinniganのソングライティングが丁寧に重なった作品。

Ishmael Reed	- The Hands Of Grace (LP)
Ishmael Reed - The Hands Of Grace (LP)All Night Flight / Reading Group
¥4,500

Emahoy Tsege Mariam Gebru、Mashu Hayasaka、Molly Drakeなどのファンにオススメのジャズをベースにした、素朴で純粋な響きが魅力のローファイ・ピアノ作品です。

アメリカを代表する小説家、劇作家、詩人として知られるIshmael Reed。その豊かな創作人生のなかで育まれた音楽への深い愛情が結実した、私的で親密なピアノ作品集『The Hands Of Grace』が、英All Night FlightとニューヨークのReading Groupの共同制作により待望のLP化。
ピアノの鍵盤を叩く爪の音、譜面をめくる音、椅子を引く音までをもそのまま収めた録音は、まるで演奏者のすぐそばに座っているかのような生々しい空気感を伝える。Mashu Hayasaka「Piano Études」に続く、同レーベルが送り出すローファイ・ピアノ作品の金字塔です。
作家として成功を収めたリードは、60歳を迎えてから本格的にジャズ・ピアノを学び始めました。2006年に前立腺がんと診断されたことを機に、「自分のアルバムを作る」という長年の夢を実現するため録音を開始。その後も創作を続け、コロナ禍には自身の戯曲のための作曲にも取り組むようになります。本作には、そうした人生の歩みのなかで生まれた素朴で純粋な音楽が収められています。
収録曲には、戯曲『The Slave Who Loved Caviar』のために書かれた楽曲と新たなオリジナル作品を収録。家族や親しい友人たちが演奏に参加し、リードの飾らないピアノを温かく支えています。妻カーラによるヴァイオリン、娘テネシーによる「How High The Moon」での詩の朗読も聴きどころのひとつです。
アルバムの最後には、亡き娘ティモシーへの追悼として、彼女が遺した留守番電話のメッセージを収録。家族の記憶と愛情が静かに織り込まれた、深い余韻を残す作品となっています。
CDとして初リリースされて以来、多くのリスナーにとって特別な一枚として愛され続けてきた『The Hands Of Grace』。創作の記録であり、家族の物語であり、そして長年抱き続けた情熱の結晶でもある珠玉の作品です。

Halkyn - self titled (LP)Halkyn - self titled (LP)
Halkyn - self titled (LP)Concentric Circles
¥4,800

英国産スロウ・コア~-ローファイ・インディの名バンド、HoodやEmpressを輩出した90年代英リーズのインディペンデントなコミュニティで、短命ながらも静かな輝きを放ったHalkynの音源集が米ポートランドの名レーベルConcentric Circlesよりリリース!

イギリス・リーズのバンドEmpressのメンバーとして知られるChris Coyleによるソロ・プロジェクト、Halkynは2000年前後にBoyracer主宰の555 Recordingsから2枚の7インチを発表していましたが、その存在は当時の数多くの優れたDIY/インディペンデント作品と同様、長らくひっそりと埋もれていました。本作にはその2枚のシングルに加え、コンピレーション盤のみに収録されていた楽曲、さらに未発表曲2曲を収録。当時のHalkynをまとめて俯瞰できる決定版といえる内容。

HalkynはHoodやEmpressを中心としたリーズの小さな音楽コミュニティの一員で、互いの作品に参加し合いながら独自の音楽を育んでいた彼らには、美しくどこか翳りを帯びたメロディと、実験性と親しみやすさを自然に共存させる感覚を共有していました。しかし儚さだけに終わらないChris Coyleの美しいメロディが散りばめられた楽曲たちは、静かに曇った空の下、人気のない郊外の道を歩くような情景を浮かび上がらせます。ジャケットカヴァーはChris Coyle自身による写真を使用、300枚限定プレス。

Esse Pi Enne - Industrial Relations (LP)
Esse Pi Enne - Industrial Relations (LP)Centro Di Documentazione Metropolitano Torinese
¥4,800

イタリア産ローファイ・フォーク〜スロウコアの異種。ピエモンテを拠点に活動するStefano Murgiaのソロ・プロジェクト、Esse Pi Enneによる2ndアルバム。

英All Night Flightと共同で立ち上げた自主レーベルCentro Di Documentazione Metropolitano Torineseの第一弾としてリリース。
トリノの古びた建物の一室に、簡素な録音機材と拾い集めた写真、タイプライターなどを持ち込んで制作されたという本作。前作にあった内省的な親密さを引き継ぎながら、音の輪郭はよりざらつき、90年代スロウコアやHoodを思わせるギターや鍵盤のフレーズが印象的になっている。そこにポツポツと呟くような歌、断片的な音声、ほつれたドラムマシンのリズム、遠くを通り過ぎる車の音などが重なり、静かに編み上げられる。前作にも増して、ギターやドラム、声といった音楽そのものに存在感を与えているが、唐突に差し込まれる音声や、ターンテーブルのギミック、音の隙間や揺らぎをそのまま残しながら、ひとつひとつの音を丁寧に配置していく作家性によって繊細に紡がれる。生活のすぐそばにある空気と、そこから少し離れたところで鳴る音楽。そのあいだを漂うような感覚が、Esse Pi Enneの音楽には残されている。

Quarteto Em Cy (LP)Quarteto Em Cy (LP)
Quarteto Em Cy (LP)Vampisoul
¥4,768

ブラジルを代表するボサノヴァ/MPB女性コーラス・グループ、Quarteto Em Cyによる1972年セルフタイトル作が待望のヴァイナル再発。天使のハーモニーと称された四声で、従来の路線を土台にしながら、ソフトロック的な感覚と立体的なアレンジを導入し、Milton Nascimento“Tudo Que Você Podia Ser”の名カヴァー等も収録。プロデュースはEdu Lobo、ストリングス・アレンジにはTamba TrioのLuiz Eçaが参加。今なお世界中のブラジリアン〜MPBファンから高い人気を集め続けている名盤。180g重量盤。

Fela Ransome Kuti and his Koola Lobitos (Clear Vinyl LP)
Fela Ransome Kuti and his Koola Lobitos (Clear Vinyl LP)Klimt Records
¥3,964

アフロビートの創始者として知られるFela Kutiが、そのスタイルを確立する以前に率いていた初期バンドKoola Lobitosによる、1965年前後のハイライフ黄金期に録音された音源をまとめた重要盤。ハイライフ特有の軽快なリズムを軸にしながら、ロンドン留学時代に吸収したジャズのコード感やブラス・アレンジが随所に差し込まれ、明るいダンス性と都会的な洗練が自然に同居するのがこの時期の魅力。曲によっては、アフロビートにつながる反復性がすでに芽生えていて、FelaとTony Allenが新しいアフリカ音楽を模索していた気配が濃厚。長らく入手困難だった初期音源を現代的な音質で楽しめる貴重な復刻。

Metabolist - Hansten Klork (2LP)
Metabolist - Hansten Klork (2LP)Analogue Pulse
¥4,168

UKアンダーグラウンドの異端グループMetabolistが1980年に残した唯一のアルバム『Hansten Klork』。オリジナル音源に加えて、1979〜81年の7インチから6曲のボーナストラックを収録した決定版仕様で再発。 本作は当時から最も前衛的なアルバムのひとつと評され、ポストパンクの精神を基盤にしながら、ミニマリズム、クラウトロック、ポスト・インダストリアルへのオマージュを大胆に取り込んだ実験性が際立つ。 硬質なギターの反復、メタリックな質感のノイズ、淡々としたベースと軽やかなドラミング、時に攻撃的で神秘主義的なヴォーカルが交差し、工業的でありながらどこかユーモラスな異次元的なサウンドが展開される。鋭いテンション、ミニマルな推進力、不穏な構築感があり、どの曲もフォロワーを許さない独自性を持つ。 UKアンダーグラウンドの実験精神を凝縮したポストパンク、アヴァンギャルドの重要作。

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