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ガーナに生まれ、カナダで過ごし、音楽を作り、94年にカナダ-ガーナ間だけで、今作をカセットとして発表したこの人Ata Kak。時は流れ2002年のこと、それをこのレーベル主催者Brian Shimkovitzがガーナで発見、アフリカ音楽の深部を紹介するブログ"Awesome Tapes From Africa"を始めた際にはすぐさまこの音源をポスト。世界中で旋風を巻き起こすことになったわけですが、また更に月日が経ち、本人とその家族の協力のもと、15年には遂にリマスター&公式で全世界に再発という背景。
数々の名作を世に送り出してきたShimkovitzが熱狂するのも納得の内容で、ハウス極まりない高揚ダンスに奇怪ボーカル&コーラスが楽しい"Obaa Sima"、スキャットマン某を空気で凌駕するAta Kak流ラップな"Moma Yendodo"、ギターのファンクな線路に延々としたビート反復、「ミニマル」とはこの曲の為にある"Bome Nnwom" (この曲心の底からキラー) などなど、時代の空気をとりこみつつも全曲異彩/鬼才な愉快ぶり。
気分の高揚と面白さ、西洋を超えるこの辺境加減は、数年前に再発されたことで失神者を続出させたあの82年のインド産アシッドハウス"Ten Ragas To A Disco Beat"以来の衝撃でしょう...毎作毎作絶賛せざるをえないこのAwesome Tapes From Africa、今回も凄まじさは計り知れません。
「黒いディラン」と呼ばれた黒人吟遊詩人、ジャズ・ポエトリーの草分け的存在、Gil Scott Heronが1970年に発表した傑作1stアルバムが初アナログ・リイシュー!
公民権運動、人種差別、地球環境、この時代のアメリカにおける黒人コミュニティとその社会批評を反映した内容となっており、「革命はテレビでは放送されない」のスポークン・ワード・バージョンも収録した名盤。
鬼レアなアフロ・スピリチュアル・ジャズの一大名盤こと『Soul Of Africa』でも知られるテキサスのテナーサックス巨星Hal Singerが、フランスのアヴァンギャルド/ジャズ名門〈Futura Records〉から1971年に発表した希少作品『Blues And News』が〈Souffle Continu〉からアナログ・リイシュー!Jacques Bolognési (トロンボーン)に、Jean-Claude André (ギター)、Patrice Caratini (コントラバス)、Art Taylor (ドラムス)などといった面々を迎え、パリの〈Europasonor〉スタジオで録音されたアルバム。欧州のフリー・ジャズ・シーンでも一際特異かつ屈折的な空気が息づいた、フランスならではのフリー・ミュージック感を醸す破格の一枚!オリジナル・テープからのリマスタリング&180G重量盤仕様。
1991年にオリジナル・アルバム3タイトルをリリースした裸のラリーズは、1993年にはライヴ活動を再開、1988年以来久々にその姿をファンの前へ現した。2月13日のバウスシアターでの復帰ライヴに続き、4日後の17日に開催されたCLUB CITTA’における演奏は、ラリーズ史上特筆すべきパフォーマンスのひとつとなり今なお伝説的に語り継がれている。過去に鳴らしてきた大音量をさらに凌駕する凄まじいヴォリュームのギターは、会場の扉を揺り動かし、ロビーに避難する観客が出るほどだったという。
オーディエンスの全感覚を震わせる驚異のパフォーマンスを見せた同公演は、その全貌が8チャンネルのデジタルレコーダーによって記録されていた。
本作では、30年近く密かに保管されていたマルチトラック音源をベースに、会場での録音音源も加えて再構築した久保田麻琴の入魂のミキシングにより、あの夜に鳴り響いた「轟音を超える何か」をアルバム作品として再現。これまで聴かれることのなかったラリーズ・サウンドを体感することができる。
当日のメンバーは水谷孝(Vo,G)、石井勝彦(G)、高橋耀櫂(B)、野間幸道(Dr)。
ジャケットのアートワークには、中藤毅彦が撮影した写真をフィーチャー。
松山晋也によるライナーノーツ付き。
■収録楽曲:
Side A
1. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
2. 記憶は遠い / Memory is Far Away
Side B
1. 夜より深く / Deeper Than the Night
2. 永遠に今が / Eternally Now
Side C
1. 白い目覚め_1993 / White Awakening_1993
2. 鳥の声 / Bird Calls in the Dusk
Side D
1. Darkness Returns 2
Side E
1. The Last One_1993(Part 1)
Side F
1. The Last One_1993(Part 2)
「歌はうまさじゃなく声色、ヘタでも自己表現としては音楽の中で最高のもの」ということで、坂本龍一ヴォーカルが大々的にフィーチャーされた作品となっている。米国バーニー・グランドマン・マスタリングによるカッティング 国内プレス 完全生産限定盤
プロデュース:坂本龍一、ロビン・スコット参加ミュージシャン:エイドリアン・ブリュー、仙波清彦、高橋幸宏、細野晴臣ほか
<収録曲>
SIDE-A
01: ぼくのかけら
02: サルとユキとゴミのこども
03: かちゃくちゃねぇ
04: The Garden Of Poppies
05: Relache
SIDE-B
02: Tell'em To Me
03: Living In The Dark
04: Slat Dance
05: Venezia
06: サルの家
本作においてメインで奏でられるモノ・フォンタナのピアノは、フィールド録音された自然音、雑踏、声やらと自由自在に戯れ、交わりながら、無数の美しいスコアを生み出してゆく。
山本精一
■ レコード用リマスタングは Kuniyuki Takahashi が担当
■ 2枚組LP 見開ジャケット仕様
■ 完全限定プレス
DJ KENSEIと十三画のセッションによってクリエイトされたカセットテープ作品『TALKIE'S MOOD SOUND TRACK#1』が、よりリリース。
日本橋兜町〈K5〉の地下1階、ブルックリン ブルワリーのフラッグシップ店〈B〉にて隔月開催しているイベント"TALKIE"。Cinematic Art Salonと題して開催されるこのイベントはSound をDJ KENSEI + 十三画、VisualをTajif (VIDEOGRAM)が担当しブルワリーの空間演出をおこない多くの人を楽しませている。
その"TALKIE"から今回はSoundにフォーカスし、カセットテープレーベルTastee T Productionサポートのもと【TALKIE'S MOOD SOUND TRACK#1】をリリースする。収録されている音源はイベント開催時にプレイされたDJ KENSEI + 十三画によるセッションの記録からセレクト&エディット。イベントの雰囲気を感じられるのはもちろんの事、一つの作品として完成された【TALKIE'S MOOD SOUND TRACK #1】を是非、楽しんで欲しい。
~Message from "TALKIE"~
TALKIE’S MOODはリスナーの様々なシーンを演出するBack ground musicです。
DJ KENSEIと十三画によりつくりあげられた水面の音から始まる60分間はあなたの内側、もしくは外側に見えている世界の何処かにたどり着くための手助けになるでしょう。聞く人のコンディションやシチュエーションによって毎回違ったシーンを見せてくれます。リスナーの見ている世界を案内する「アリスの白ウサギ」のような役目を担うことを目指しました。
カセットテープとダウンロードコードでのデジタルデータそれぞれにマスタリングをほどこし両方の音質を楽しめる作品になっています。また、経年変化を伴うカセットテープという媒体でのリスニングは、デジタルには無い一期一会の体感を得られます。
【Recommend text】
浮遊しながら浸食するChemically dissolved sound
小林 径
DJ KENSEI氏
飽くなき音の旅
電音奏で彩るKENGOとQmoykiとの響宴
DJ YAS(KEMURI PRODUCTIONS)
いくつかのLiveをエディットして作られた本作はとても奥深く研ぎ澄まされた物を感じます。
autorevers機能付きのデッキでかけ流ししてても楽しめるかと思います!
DJ HIDE
(stonefreerecordings/kemuriproductions)
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【Profile】
-DJ KENSEI-
https://twitter.com/djkensay
https://www.instagram.com/sarasvati_music_ashram
-十三画-
ケンゴコバヤシ、Qmoyuki、うえはらじんのトリオ。マシーンを人の揺らぎで“今”に織り紡ぎ出すGroove manufacturing band。2004年活動開始以来リアルタイムでの表現を重視し、MPC、ターンテーブル、リズムマシン、シンセサイザーなどのハードの機材を中心に非同機状態で人の揺らぎを持ってGrooveを紡ぎ出す。即興を超えリアルタイムクリエイトまで昇華したアートスタイルは、もはや誰も模倣できない唯一無二のレベルに達している。現場で行うライブが残すGrooveがこの世界に記録される作品になることを目指しています。
両者のシグネチャー・サウンドが洒脱に交配、相性抜群な全5曲を収録!UKジャズシーンの気鋭、マックスウェル・オーウィンがゲスト参加!
【2LP Tracklist】
A1. Fazers
A2. Fastlane (feat. Biolante)
A3. Krazy World (feat. Gian)
A4. The Final Hour (feat. MF DOOM)
B1. Monster Zero
B1. Next Levels (feat. Lil’ Sci, ID 4 Winds & Stahhr)
C1. No Snakes Alive (feat. Jet-Jaguar & Rodan)
C2. Anti-Matter (feat. MF DOOM & Mr Fantastik)
C3. Take Me To Your Leader
C4. Lockjaw (feat. Trunks)
D1. I Wonder (feat. Hassan Chop)
D2. One Smart Nigger
D3. The Fine Print
【7" Tracklist】
A. Anti-Matter
B. I Wonder
静かな日常に染み渡るフォーク〜アンビエント名作が誕生、マキシン・フンケによる最新作!
ニュージーランドのアンダーグラウンド・シーンにおいて実験的プロジェクト$100 Bandで活動した後、〈Digital Regress〉、〈Feeding Tube〉、〈A Colourful Storm〉といった優良レーベルからリリースを重ねてきたMaxine Funkeが、日本のレジェンド、Phewをリリースしたことでも注目を集めたカルト・レーベル〈Disciples〉より最新作をリリース!
本作はA面とB面で2つのストーリーを作り上げた作品となっており、A面はギターとオルガンのミニマルでフォーキーなサウンドに、物悲しくも美しいMaxine Funkeの囁くような歌声が響き渡る全5曲を収録している。B面は、より長尺な2曲を収録しており、チェロ、フィールドレコーディング、さらにはディレイが多用され、彼女のこれまでの音楽的影響が異なるベクトルで昇華された素晴らしい出来栄え。作詞、作曲、レコーディングは全てMaxine Funke自身によって行われ、PoleことStefan Betkeに師事したKassian Troyerがマスタリングを手がけた。
本作は、DIYなエレクトロニクス、Fluxusの前衛性と退廃的な感覚を詰め込んだ25年にわたるキャリアの集大成的作品で、ウルフ・アイズの中心メンバーとその友人達の様々な名義の音源が収録された2023年初頭リリースのコンピ『Difficult Messages』で探求されたアイデアが本作においても踏襲されている。
また、制作にはメトロポリタン美術館にて開催された"Surrealism Beyond Borders"展が大きな影響を与えたとメンバーのネイト・ヤングは語っている。
ウルフ・アイズ史上、最もアブストラクトかつ原始的なリスニング体験を生み出すプリミティブ・エレクトロニック・ポエトリー作品!
大人気作家Sam Gendelとのコラボ作『Music for Saxofone and Bass Guitar』は当店でも超超超ビッグ・ヒット。Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ”Pratley”の一員、Sam WilkesとJacob Mannのコラボ・アルバムが〈Leaving Records〉から登場。長年の盟友であり、実験的でジャンルを超えたLAアンダーグラウンド代表格2名の想像力を結集した没入型アンビエント・ジャズ・アンサンブル!限定800部。