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昨年はダンスフロア寄りの12インチをリリースした彼らだが、今回は<LateNightTales>の姉妹レーベルでもある<NIGHT TIME STORIES>からのリリースであり、トリッピーでチルアウト、恍惚としたサウンドが楽しめる。唯一のゲストは、時折トリオを組むCarsten “Erobique“ Meyerとの楽曲で、図書館で流れていそうな「SOFT LANDING」、また「JAZZBEAT 08」は、前作『Needledrop』収録曲「Jazzbeat 07」の続編となっているなど、遊び心と工夫が凝らされた全10曲を収録。さらに、知性派ドラムンベースで知られるInstra:mentalの名曲「PHOTOGRAPH」のカバーも収録!生粋のレコードディガーである2人が紡ぎ出す、クリーンなドラムビート、ゆるやかなメロディ、多彩なテクスチャーに身を任せ、「控えめに、プレッシャー弱め(low key, low pressure)」で行こう!
ニュージャージー出身のプロデューサーJWordsと、ブルックリンのラッパー/ヴォーカリストmaassaiからなるエクスペリメンタル・エレクトロニック・ヒップホップ・デュオ、H31Rが2020年にリリースされた彼女たちの異例のデビュー・アルバム『ve-loc-i-ty』に続くアルバム『HeadSpace』を<Big Dada>からリリース!
ヒップホップとエレクトロニックの特異な融合にジャズ、ジューク、ジャージー・クラブなどのテイストが組み込まれた前作同様、『HeadSpace』はあらゆるジャンルを超越し、猛スピードで駆け抜ける全14曲!硬質なベースやグルーヴィーなドラム、癖のあるメロディーが共鳴する「Glitch In Time」から、Maassaiによるスポークンワードのようなラップが己を見つめる「Reflection」まで、彼女たちのこれまでの成長と洗練されたケミストリーが際立つ一枚。アメリカ東海岸の若きデュオによるアヴァンギャルド・エレクトロニック・ヒップホップが満を持して完成!
2007年に沖縄・嘉手納のスタジオKadena Studio Oneにてレコーディングされた音源2曲が15年の時を経て、7インチ・アナログ盤として蘇る!
このレコーディングは久保田麻琴のプロデュースによって行われた奇跡的なセッションであり、国内では初披露となる貴重なもの。「ヤッチャー小(ぐゎ)」と続けてセットで唄われることが多い「泊高橋」が、単独の楽曲として演奏されておりとてもめずらしい録音となっている。
また、カップリングには大城美佐子の師匠である知名定繁の名曲「親(うや)ぬ心(くくる)」を収録。一番弟子の堀内加奈子との息の合った共演で、リラックスした艶のある唄声を聴かせている。
裸のラリーズ、1993年2月13日吉祥寺バウスシアターで開催された伝説の復活ライヴが、前作に続きデジタルマルチ音源よりアルバム化。アナログ盤は帯付き2枚組で発売。
すでにワールドワイドでリリースされ、大きな反響を巻き起こしている『CITTA' '93』に続き、その4日前の2月13日に吉祥寺バウスシアターにて行われた演奏が『BAUS '93』として作品化。ラリーズにとって5年ぶりの復帰ライヴとなった同公演は、これまた伝説的なパフォーマンスとして知られる。
『CITTA' '93』と同じく8チャンネルのデジタル・マルチトラックをマスターとし、会場内で録られたカセット音源や調整卓からのステレオアウトなども足され、久保田麻琴が再び入魂のミキシング&マスタリング。今作『BAUS '93』でも再び、誰も聴いたことのない音像でラリーズのコンサートを再構築している。
当日のメンバーは水谷孝(Vo,G)、石井勝彦(G)、高田清博(B)、三巻敏朗(Dr)。4日後の公演とはリズム隊が異なるラインナップとなり、前作『CITTA' '93』とはまた表情の違う演奏を聴くことができる。アナログ盤は帯付き2枚組で発売。
解説原稿を執筆したのは、「The Wire」や「The Quietus」でライターとして活躍し、BBCラジオに担当番組も持つジェニファー・ルーシー・アラン。さらに、ラリーズをはじめとする日本のアンダーグラウンド・ロックを世界に紹介した怪書『ジャップロックサンプラー』の著者としても名高いジュリアン・コープが特別寄稿。
■収録楽曲:
Side A
1. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
2. 黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin' Love With / Romance of the Black Pain otherwise Fallin' Love With
Side B
1. 夜の収穫者たち_1993 / Reapers of the Night_1993
Side C
1. Darkness Returns (Part 1)
Side D
1. Darkness Returns (Part 2)
裸のラリーズ、1993年2月13日吉祥寺バウスシアターで開催された伝説の復活ライヴが、前作に続きデジタルマルチ音源よりアルバム化。
CDの初回生産盤には同日のライヴ映像を素材に作り上げた映像作品が収録されたDVDを付属。
すでにワールドワイドでリリースされ、大きな反響を巻き起こしている『CITTA' '93』に続き、その4日前の2月13日に吉祥寺バウスシアターにて行われた演奏が『BAUS '93』として作品化。ラリーズにとって5年ぶりの復帰ライヴとなった同公演は、これまた伝説的なパフォーマンスとして知られる。
『CITTA' '93』と同じく8チャンネルのデジタル・マルチトラックをマスターとし、会場内で録られたカセット音源や調整卓からのステレオアウトなども足され、久保田麻琴が再び入魂のミキシング&マスタリング。今作『BAUS '93』でも再び、誰も聴いたことのない音像でラリーズのコンサートを再構築している。
当日のメンバーは水谷孝(Vo,G)、石井勝彦(G)、高田清博(B)、三巻敏朗(Dr)。4日後の公演とはリズム隊が異なるラインナップとなり、前作『CITTA' '93』とはまた表情の違う演奏を聴くことができる。
CDの初回生産盤にはかつてラリーズのヴィジュアル演出を手がけていた宇治晶が、同日のステージを撮影したビデオを素材に作り上げた映像作品を収めたDVDも付属。
解説原稿を執筆したのは、「The Wire」や「The Quietus」でライターとして活躍し、BBCラジオに担当番組も持つジェニファー・ルーシー・アラン。さらに、ラリーズをはじめとする日本のアンダーグラウンド・ロックを世界に紹介した怪書『ジャップロックサンプラー』の著者としても名高いジュリアン・コープが特別寄稿。
■収録楽曲(CD):
1. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
2. 黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin' Love With / Romance of the Black Pain otherwise Fallin' Love With
3. 夜の収穫者たち_1993 / Reapers of the Night_1993
4. Darkness Returns
DVD『Live at Baus Theater on February 13 1993』付き(本編23分)
2012年に受けていたというニューヨークのBody Actualized Centerのヨガ・クラスでの体験に触発され、過去のニューエイジやミニマルの精神を引き継ぎ、インナーワールドや現実世界に於ける内外への拡張体験を試みた2018年発表の作品。デジタル・シンセサイザー、リバーブ処理、ルーパーのみを用いて録音されたミニマムな作品集。音の隙間を縫うように何層にも連なっていく幽玄なる響きと瞑想的に機能するアンビエンス、淡く抑えた淡麗なサウンドが未知なる精神世界の境地へと向かっていく。非常にシンプルでミニマルな作風ですが、揺れ動く現代の言葉を揺さぶって、これほどの広がりを持った作品がかつて存在したでしょうか。個の中に浮かび上がる霊的存在、堪能美の流れるようなサウンド、徐々にチルアウトし、高揚していく聴き手の姿が書き手の私自身にも重なります。姿勢を正して雑念を傍観するにふさわしい荘厳な音楽です。やがて来る春の日へ。ただ、感じるのみ。
エイフェックス・ツイン 6年ぶりとなる最新作をリリース!!
2023年6月9日にコペンハーゲンの音楽フェスティバル〈Syd For Solen〉に出演したのを皮切りに、各地の音楽フェスティバルにてヘッドライナー出演を果たし、新作発表に先立っては各フェス会場では謎めいたインスタレーションが登場し、Redditなどの掲示板サイト上でファンが様々な妄想を繰り広げていた。そして現在では全世界のレコードショップにロゴが隠されたポスターが貼り出され、QRコードをカメラで読み取ることでエイフェックス・ツインの拡張現実世界に入り込むことができる。
〈On-U Sound〉の代表的バンド、クリエイション・レベルが実に40年以上振りとなる最新作をリリース!プロデュースはもちろん〈On-U〉のレーベル総帥にして、UKダブ・シーンを常に牽引してきたエイドリアン・シャーウッド!!
『Dub from Creation』や『Starship Africa』などの名作を生んだ〈On-U Sound〉の代表的バンド、クリエイション・レベルが、実に40年以上振りとなる最新作『Hostile Environment』のリリース!プロデュースはもちろん、〈On-U〉のレーベル総帥にしてUKダブ・シーンを常に牽引してきたエイドリアン・シャーウッド。クルーシャル・トニー、エスキモー・フォックス、マグーのトリオが、エイドリアン・シャーウッドとともに、ヘビー級にダブワイズされたリディムに現代的なスピンを加えた傑作と共に帰還!
偉大なる故プリンス・ファー・ライのバックバンドとして結成され、ザ・クラッシュ、ザ・スリッツ、ドン・チェリーらとステージを共にしてきたクリエイション・レベル。彼らにとって7枚目のアルバムとなる本作には、アーカイヴに残された元バンドリーダー、プリンス・ファー・ライのヴォーカルが新譜に収録されている他、ホレス・アンディ&ダブ・アサンテ・バンドの音楽監督を務めたサイラス・リチャーズ、イタリアのシンセ・マエストロ、ガウディ、世界最速MC、ダディ・フレディらが参加している。アルバムのタイトルは、テリーザ・メイ前英国首相の物議を醸した亡命希望者に対する政策と、2018年に起こったウィンドラッシュ事件に対するものであり、歴史的な過ちに対して驚くほど短い記憶しか持たない旧植民地大国の暗い影で一生を過ごしてきたジャマイカ出身のミュージシャン・グループの真に迫ったメッセージが込められている。
DJセットの中で、ナイトメアズ・オン・ワックスや〈Mo' Wax〉の初期リリースと並べるのにうってつけのオープニング・トラック「Swiftly (The Right One)」の低音ファンクから、オーガスタス・パブロを彷彿とさせる「Stonebridge Warrior」、「That's More Like It 」や「Off The Spectrum」のようなスペーシーでサイケデリックなダブ「Whatever It Takes」のような感情を揺さぶるソウルフルで温かみのあるR&Bまで、本作のサウンドは驚くほど多様だ。この折衷的なアプローチのヒントは、ウェスト・ロンドンのサウンド・システム・オペレーター、ダディ・ヴェゴに敬意を表した最後から2番目のトラック「The People's Sound」にある。これらのトラックはすべて、バンド・メンバーが育ったブルース・パーティーやシュビーン・ダンスに合うもので、その影響は彼らの音楽的DNAの本質的な部分を形成している。 プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドは、リー・スクラッチ・ペリーやホレス・アンディのキャリア後期の名盤を手がけ、9月にはアフリカン・ヘッド・チャージと共に来日し、日本のGEZANを迎えて『ADRIAN SHERWOOD presents DUB SESSIONS 2023』を開催、また自身初となる空間オーディオ作品「On-U in Space」をリリースするなど、今もなおシーンを牽引する存在として活躍している。本作『Hostile Environment』でも彼はそのトリックを駆使し、素晴らしいプレイヤーであり長年の友人であるクリエイション・レベルとチームを組み、彼らの才能を結集した傑作を作り上げた。