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Jaylib - Champion Sound (2LP)
Jaylib - Champion Sound (2LP)Stones Throw
¥5,745

USアンダーグラウンド・ヒップホップを代表する伝説的ユニットJaylib (J Dilla & Madlib)が残した〈Stones Throw〉からの唯一のスタジオ・アルバム『Champion Sound』をストック!トラックは、カリフォルニア州オックスナードとミシガン州デトロイトという別々の都市にて音源をやりとりし、2001年から2003年にかけて制作。お互いのヴォーカルをフィーチャーしたトラックをお互いにプロデュースした楽曲をそれぞれ半々収録したものとなっています。

J Dilla - Ruff Draft (2LP)
J Dilla - Ruff Draft (2LP)Stones Throw
¥5,745

デトロイトのアンダーグラウンド・ヒップホップを代表するレジェンド、J Dilla。"Jay Dee"の名前で2003年にリリースしていたEPの音源を拡張&リマスタリング、名門〈Stones Throw〉よりその死後の2007年にリリースされたソロ・アルバム『Ruff Draft』のアナログ盤。自身の手でプロデュースされたキャリア中でも屈指に実験的な楽曲が満載の大変グレートな1枚です!

John Carroll Kirby - My Garden (LP)
John Carroll Kirby - My Garden (LP)Stones Throw
¥4,256

2018年のデビュー以来、コンスタントに傑作を繰り出してきましたが、ニューエイジな天の河原を渡りに渡ったカセット作品での〈Leaving Records〉を経て、遂に〈Stones Throw〉からデビューした2020年作がヴァイナル再プレス!Blood OrangeやSolange、Shabazz Palacesといった大物たちのコラボレーターとしても知られるLAの要注目プロデューサー/キーボーディスト、John Carroll Kirbyの最新アルバム!ステイホームな家の庭の景色も瞬く間に別次元へとアップデート、これは爆音で浴びるべきです。ジョン・ハッセルの第四世界〜細野ワールド全開だったデビューLP、ヤソス回帰な天上ニューエイジな18年カセット、静謐なモダン・クラシカル風味の昨年のミニLPと、作品ごとに違った世界観を展開してきた同氏ですが、録音からプロデュース、作曲の全てを自身で手がけた本作では、Alice ColtraneからCarlos Niño、Jamael Deanまでも一手に繋げつつ、テン年代以降なニューエイジ的エッセンスも取り入れながら、スピリチュアル/ソウル・ジャズの新時代を切り拓きまくった超大作。この人のファーストを初めて聴いたときの衝撃を思い起こしますが、壮絶にアンビリーバブルで刺激的です。

John Carroll Kirby - Septet (2LP)
John Carroll Kirby - Septet (2LP)Stones Throw
¥5,745

大人気作!今作も破格のクオリティ、さすがです!2018年のデビュー以来、コンスタントに傑作を送り出してきたLAの要注意人物にして、これまでもBlood OrangeやSolange、The Avalanchesといった超大物たちと共作してきたキーボーディスト、John Carroll Kirbyのライブ・インストゥルメンタルからなる最新作がまたまた聖地〈Stones Throw〉から登場。デビュー直後での第四世界アンビエントや瞑想的なニューエイジ、モダン・クラシカル系の作風からよりエキサイティングなソウル・ジャズ/ヒップホップへと大きく開けていった彼の新境地をさらに更新。LAへと息づく自由な空気とダイナミズムを体現するかの様なエキサイティングな現代的アフロ・ジャズ作へと仕上がっています!

Madvillain - Madvillainy Instrumentals (2LP)
Madvillain - Madvillainy Instrumentals (2LP)Stones Throw
¥5,745
全音楽好き必携な大・大・大名作がインスト版で復活!MF Doom & Madlibからなる超人気ヒップホップ・デュオ、Madvillainが04年に〈Stones Throw〉から発表した金字塔的傑作『Madvillainy』のインスト版を収めた2LP!ざらついたこのアナログな質感、Madlibが次々と放り込みつづける澱みに澱んだビート、欠伸をかくような瞬間など何処にも無く、終始隙を一切感じさせない恐ろしい仕上がり。00年代ヒップホップを代表する世紀の一枚の「土台」となる部分をたっぷりと堪能できる好企画カルト盤です!
Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)
Lily Mullen - Lily Mullen Is Here (LP)Mississippi Records
¥3,432

ワイルドに、より自由に。オレゴン州北西部を拠点に活動するソングライター/詩人のLily Mullenによるデビュー・ソロ・アルバム『Lily Mullen Is Here』が、当店お馴染みの〈Mississippi Records〉よりアナログ・リリース。ダウン症を持って生まれたMullenは、障害者の権利や、様々な見過ごされた声の重要さを訴える熱心な活動家であり、The RaincoatsやThe Slitsの自己完結的な世界観に通じる、遊び心と音楽的な魔法に満ち溢れたアルバム。The Velvet UndergroundやThe Modern Loversを想起させるような実験精神溢れるロックやバラードから、Patti Smith、Nico、The Fallなどからの影響をヴォーカルと音楽で自然と彷彿させる楽曲まで、巧みな言葉遊びや宇宙的なテーマ、シュールレアリスト的な詩、親密で耽美な嘆きまでを内包した、独創的でユニークな声を聴かせるモダンで卓越したアート・ロックの傑作です。

Kyle Shepherd Trio - A Dance More Sweetly Played (LP)Kyle Shepherd Trio - A Dance More Sweetly Played (LP)
Kyle Shepherd Trio - A Dance More Sweetly Played (LP)Matsuli Music
¥5,211

Massive Attackのカヴァーも収録!アヴァンギャルドな作品も含む、知られざる南アフリカのアフロ・ジャズの傑作の数々を掘り起こしてきた名所〈Matsuli Music〉からは、近年、ロンドンやフランスに続いて盛んになっている同国産の現代ジャズ作品が到着!映画やテレビの劇伴制作などでも活動、数々の賞を手中に収めてきた南アフリカの次世代を代表するジャズ・ピアニスト/作曲家Kyle Shepherd。「アフリカン・ピアノの継承者」と呼ばれ、巨匠Abdullah IbrahimやKeith Jarrettからも影響を受けているという彼が率いるトリオの最新アルバム!その表題は、ヨハネスブルグ出身の現代美術家William Kentridgeに捧げられたもの(シェパードはケントリッジと共同で室内楽オペラ作品『Waiting for Sybil』という作品を制作し、世界ツアーを敢行しています。)自身のオリジナル曲10 曲に加え、Massive Attackの大名曲"Teardrop"や、ジャーニーのロックアンセム"Don’t Stop Believing"などの独自解釈された演奏も収録。〈The Carvery〉での高品質マスタリング&カッティング仕様。

TLF Trio, Moritz von Oswald - New Songs & Variations (12")TLF Trio, Moritz von Oswald - New Songs & Variations (12")
TLF Trio, Moritz von Oswald - New Songs & Variations (12")Latency
¥3,083

Kassel JaegerやLaurel Halo、Sam Kidelらも作品を残すフランスの尖鋭的音楽レーベル〈Latency〉からの注目作!〈Posh Isolation〉作品も知られるデンマークのチェロ奏者Cæcilie Trier (CTM)、ピアニストJakob Littauer、ギタリストMads Kristian Frøslev からなる TLF Trio。デビュー・アルバム『Sweet Harmony』の続編となる作品が、エレクトロニック・ミュージックの生ける伝説ことMoritz von Oswaldとのタッグ編成で登場。TLF Trioは、Moritz von Oswaldとともに、再び室内楽の領域に踏み込み、今回は2つの新曲で、電子楽器による複雑な音響ダイナミクスをさらに探求。前作のミニマルで彫刻的、物語的な特徴を基盤に、表現力豊かで多様な声のタペストリーを織り成した一枚に仕上がっています。

The Handover (Aly Eissa, Jonas Cambien, Ayman Asfour) - The Handover (LP)The Handover (Aly Eissa, Jonas Cambien, Ayman Asfour) - The Handover (LP)
The Handover (Aly Eissa, Jonas Cambien, Ayman Asfour) - The Handover (LP)SUBLIME FREQUENCIES
¥5,498

ウード奏者であり作曲家でもあるAly Eissa、ベルギー/ノルウェー出身のキーボーディスト、Jonas Cambien、アレキサンドリア出身のヴァイオリニスト、Ayman AsfourからなるトリオであるThe Handoverの2023年1月にエジプトのアレクサンドリアで録音された作品『The Handover』が<SUBLIME FREQUENCIES>より登場!古典的なアラブ音楽の繊細さ、エジプトの儀式音楽の生々しい表現力、自由な即興演奏の自発性をエレガントに融合させせながら、70年代のサイケデリック・ロックのような雰囲気を醸し出すヴィンテージのファルフィサ・オルガンやウード、シンセサイザー、ヴァイオリンがクラウト・ロックと中近東からの影響も感じさせる反復するリフを演奏する、アラブ古典音楽、エジプト儀式音楽、サイケデリック、クラウトロック、フリー・インプロヴィゼーションの影響を受けつつも、それらを現代に昇華したとんでもない一枚!

Carlos Cipa - The Book of Sounds (2LP)Carlos Cipa - The Book of Sounds (2LP)
Carlos Cipa - The Book of Sounds (2LP)Carlos Cipa
¥5,832

サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家、カルロス・チパの新アルバム『Book of Sounds』が登場!Book of Soundsは、作曲家でありピアニストでもあるハンス・オッテが1979年から1982年にかけて創作したピアノ曲集で、荒唐無稽なサウンドも、クライマックスも、始まりも終わりもほとんどない、アメリカン・ミニマリズムのコンサート音楽に対するヨーロッパとドイツの回答とも言える内容で、ピアノ、和声のカデンツのシンプルさ、無心への回帰が、聴き手を芸術において本当に重要なものである聴くことそのものへの集中を促す。スタインウェイのグランドピアノ、ヤマハのアップライトピアノ、ヤマハのCP-70(初期のエレクトリックピアノ)という3つの異なるピアノで録音された本作は、ピアノの微細な音色に耳を澄まし、音の中の音、自分自身の共鳴を探すような内省的な音世界!

Haswell & Hecker - UPIC Diffusion Session #23 (LP)Haswell & Hecker - UPIC Diffusion Session #23 (LP)
Haswell & Hecker - UPIC Diffusion Session #23 (LP)Editions Mego
¥4,321

2001年リリースのHaswellのCD『Live Salvage 1997->2000』(MEGO 012)、1998年のHeckerのデビュー作『IT ISO161975』(MEGO 014)以来、Mego/Editions Megoとの長い関わりを持つRussell HaswellとFlorian Heckerの新作が登場。本作はクセナキスによって開発され視覚入力から音を生成するコンピューター音楽システムであるUPICシステムを唯一の楽器としてさらに探求しており、クセナキスの生誕100周年を記念して2023年にベルリンで開催されたX100フェスティバルで、8チャンネルのライヴ・ディフュージョンとして演奏された「UPIC DIFFUSION SESSION #23」を2チャンネル・エディットしたものが収録されている。全体を通して、周波数クラスターは非常に珍しい方法で動き、変形し、一見シンプルに始まったサウンドは感覚の変容をもたらすような共感覚的な手触りの音となる。驚くほどの身体性と聴き応えのある作品!

Peter Rehberg - Liminal States (LP)Peter Rehberg - Liminal States (LP)
Peter Rehberg - Liminal States (LP)Editions Mego
¥4,321

2021年に惜しくもこの世を去ったレジェンドであり、エディション・メゴの代表であるピタことPeter Rehberg(Stephen O'Malleyと並ぶKTLの代表でもある)が手掛けた見事な長編ドローン作品『Liminal States』が登場。アイスランドの振付家Margrét Sara Guðjónsdóttir.による『Pervasive Magnetic Stimuli』2018年公演のために制作された未発表の劇場用サウンドトラックであり、私たちの意識を超えて私たちに作用する大きな力という概念を扱った3部作の最後の作品である本作はコズミックなアコーディオンのような持続的で屈強なサイケデリック・トラクションの45分にわたる壮大なうねりで、幻覚的な音像の波が次々に押し寄せるようなレーバーグの特異なサウンド・ヴィジョンと知覚の変容状態を、緻密なドローンとして理想的に現前させたかのような内容はCatherine Christer Hennixの『The Electric Harpsichord』も彷彿とさせる心を揺さぶる傑作!

Mats Lindström - Low Fidelity (LP)Mats Lindström - Low Fidelity (LP)
Mats Lindström - Low Fidelity (LP)iDEAL Recordings
¥4,167

1960年スウェーデン生まれの作曲家、音楽家でありストックホルムのElektronmusikstudion EMSのディレクターであるマッツ・リンドストロムの過去十数年間の活動からライヴ録音とスタジオ・コミッションを含む7つの作品群としてまとめた『Low Fidelity』が北欧エクスペリメンタルの集積地にして、Joachim Nordwallが主宰する〈iDEAL Recordings〉よりリリース!しばしばライブ・エレクトロニクスを取り入れた作風で知られ、エレクトロニクス産業の技術者としての経歴を持つマッツ・リンドストロムらしく、エレクトロ・アコースティックの魔術的な作用で冒頭から彼の世界に引き込まれる。静かで荒涼とした幽霊のようなドローンや、あるいはハイエナの秘密の言語のような、ワイルドで頭蓋骨に直接的に響くようなディープな一連の作品を収録!

John Duncan / Scheintot - Split (LP)
John Duncan / Scheintot - Split (LP)iDEAL Recordings
¥4,167

アメリカのマルチプラットフォームアーティストであり実験音楽家ジョン・ダンカン『SAXMIX』とヨアヒム・ノルドウォール、マッツ・グスタフソン、ヘンリック・ライランダーによる新トリオScheintotのスプリットが<iDEAL Recordings>より登場!『SAXMIX』はマッツ・グスタフソン、アントワーヌ・チェセックス、マーティン・エスカランテ、ドロール・フェイラー、ウルリッヒ・クリーガーらが録音したサックス音源を、ダンカンが粉砕し再構築したもので、ドローンのレイヤーにノイズとフリー・ジャズや極端なミニマリズムを衝突させた、現代実験音楽の大作。Scheintotによるアヴァン・ジャズ・ノイズも、最高のノイズ・ミュージックに共通する奇妙に瞑想的で、決して完全に解き放たれることなく、腐敗した悪臭が空中に漂うような魅力がある。

Arve Henriksen & Robert Jürjendal - Haihara (LP)
Arve Henriksen & Robert Jürjendal - Haihara (LP)Smalltown Supersound
¥5,327

ノルウェー出身のトランペッターでECMのベテラン、アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット、キーボード、エレクトロニクス)とエストニア出身のギタリスト/作曲家、ロベルト・ユリェンダル(ギター、エレクトロニクス)のデュオによる7年越しのアルバム『HAIHARA』が、ノルウェーは<Smalltown Supersound Records>よりリリース!アルバムの素材は、ユルジェンダルがフィンランドの湖畔の森の端にある小さな家で、集中的なレコーディング・セッションで制作し、ヘンリクセンがトランペット、ヴォーカル、エレクトロニクスのレイヤーを加えた。2人は、ジョン・ハッセルの「第四世界」のアンビエンスに対する愛情を共有しており、そのムードを、銅鑼、ガムラン風の楽器、ギターのループ、カリンバなどを使って奇妙な世界へと変異させ、メランコリックでダークでエキゾチックなものを描き出した。ジョン・ハッセル、ブライアン・イーノ、ダニエル・シュミット、バダラメンティなど、幅広くおすすめできる内容!

X or Size - All Avail (LP)
X or Size - All Avail (LP)Good Morning Tapes
¥5,327

Sean McCannとのアンビエント・ドローン・デュオ、The Geeseの一員としても知られるアメリカ・NYのレフトフィールド・ダブテクノ作家X or SizeことJosiah Wolfsonの2025年最新作が、極めてユニークなカタログで知られるフランスのカルト・カセット・レーベル〈Good Morning Tapes〉よりヴァイナル・リリース!以前の作品を彩り特徴づけたトリッピーな遊び心と実験的感覚はそのままで、X Or Sizeとしての3作目となる本作では、微妙にサイケデリックで、まぶたを半開きにして体を揺らしながら異次元へとゆっくりと弧を描いて降りていくような没入感のあるサウンドデザインとコラージュ・スタイルに、アンビエント・ダブ、ピッチダウンしたローファイ・ハウス、トリップホップ、奇想天外なアンビエント・テクノ、そして巨大でありながらソフトフォーカスなアンビエント・エクスペリメンタリズムがブレンドされた絶妙な一本。限定300部。

DJ Lycox - Guetto Star (LP)DJ Lycox - Guetto Star (LP)
DJ Lycox - Guetto Star (LP)Príncipe
¥4,167

アンゴラ発祥のクドゥロを独自のゲットーハウス・サウンドの文脈でアップデートしてきたポルトガル・リスボンの名レーベル<Principe>より、リスボン育ちで現在はパリを拠点とする、レーベルのキーアクトであるTMPの一員として最も初期に加入しレーベルの黎明期からの看板アーティストであるDJ LYCOXの新作アルバムが登場!!ロマンチックなメロウ・ビートはそのままに、普遍的でありながらアンダーグラウンドを核とする今作は、パーカッシブなドラム、温かみのあるアコースティックな音色、中東音楽のエッセンスも加わり、フロアーだけではなく自宅でのリスニングにも耐える好内容!

Joe Henderson - Henderson’s Habiliment (Live At The Junk) (LP)
Joe Henderson - Henderson’s Habiliment (Live At The Junk) (LP)ビクターエンタテインメント株式会社
¥5,170

1971年夏、単身来日したジョー・ヘンダーソンが残した大きな足跡。力強く、情感豊かで、艶やかなプレイ。凄味すら滲む演奏に日本の聴衆は熱狂した。

ブルーノートの諸作で世界に名を馳せたジョー・ヘンダーソン。1960年代後半以降はマイルストーンを拠点に、ブラックネスを前面に押し出した作品を次々とリリースしていた。そのさなかである1971年夏、ジョー・ヘンダーソンは単身来日し、日本の聴衆を狂喜させた。なかでも銀座<ジャンク>で行われた5日間連続公演はこの来日のクライマックスのひとつ。その一夜を記録したのが本作『Henderson’s Habiliment』である。力強く、情感豊かで、艶やかなプレイは圧巻。共演した日本勢、市川秀男、稲葉国光、日野元彦もひと際の鋭気をもって臨む。凄味すら滲む「Junk Blues」に始まり、朗々とブロウする「’Round About Midnight」、より深みを増した「Blue Bossa」、そしてアメリカ盤『In Japan』には未収録のヒップで美しい「Black Narcissus」と、張り裂けんばかり充実度である。世界が愛したジョー・ヘンダーソンが日本に残した大きな足跡。その傑作がいま甦る。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

松本浩・市川秀男カルテット - メガロポリス (LP)
松本浩・市川秀男カルテット - メガロポリス (LP)ビクターエンタテインメント株式会社
¥5,170

コンセプトは<東京>。変貌を遂げてゆく巨大都市を、鋭い感性と創造性に満ちた演奏で描き切る。ここに日本のジャズの新次元は開かれた。

「売れなくても良いから、文化の匂いのするレコードを作ろう。日本人による日本人のジャズをやってほしい」。ディレクターの言葉を受け、松本浩は本作『Megalopolis』を録音することを決意する。コンセプトは<東京>。機内から眼下に見た、急速に変貌を遂げてゆく東京の光景にインスピレーションを得て制作に取り掛かった。松本、市川秀男、稲葉国光、日野元彦の4人は互いの顔や動きが見えるように円形にセッティングし、あえて細かい打ち合わせはせずに録音に臨んだという。組曲風の大作「都会の一日」、失われたものへの憧憬を描いた「ノスタルジア」、都市を俯瞰するような爽快さと昂ぶりがある「メガロポリス」、ほろ苦いアンニュイが滲む「セレナーデ」、内奥を抉るような「都会のいらだち」。巨大都市とそこに住む人々を、鋭い感性と創造性に満ちた演奏で描いた傑作である。オリジナルはビクター<日本のジャズ>シリーズの1枚としてリリースされた。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)
V.A. - Tokyo Bliss - Japanese Funk, Boogie & City Pop from King Records 1974-88 (LP)Wewantsounds
¥5,300

良質な和モノ再発を数多く手掛ける仏レーベルWEWANTSOUNDSから、DJ Notoyaがコンパイルした傑作ジャパニーズ・ファンク&ブギーがリマスター音源でリリース!

『Tokyo Glow』や『Funk Tide』の成功に続き、フランスのWEWANTSOUNDSから新たな傑作コンピレーションが到着です。70年代から80年代にかけてKing Recordsで録音された日本のファンク&ブギーの爽やかなセレクションから和モノDJとして国内外で圧倒的支持を集めるDJ NOTOYAが良質なファンク、ブギー、シティポップ多彩にセレクト。東京のKing Recordsで新たにマスタリングされ、パリのColorsoundでアナログ盤用にリマスタリング。Optigramの Manuel Sepulvedaによるアートワーク、DJ Notoyaとによる解説にも要注目です!

Roy Haynes - Hip Ensemble (LP)
Roy Haynes - Hip Ensemble (LP)Wewantsounds
¥5,000

スピリチュアル・ジャズとファンクを融合させた名盤Roy Haynesの1971年のアルバム『Hip Ensemble』がWewantsoundsよりアナログ盤初リイシューとして登場!
Hannibal Marvin Peterson(トランペット)、George Adams(サックス)、Teruo Nakamura(ベース)など精鋭ミュージシャンが参加ている今作。リード曲"Equipoise"や"Nothing Ever Changes For You My Love"ではFender Rhodesを中心に美しいジャズが展開され、B面の"Satan's Mysterious Feeling"や"You Name It"ではHaynesのファンキーなドラムが炸裂。さらに、ボーナストラックとして"Roy's Tune"を初収録。新たにリマスタリングされた音源に加え、オリジナル見開きジャケットとKevin Le Gendreによるライナーノーツも付属。99歳で逝去したRoy Haynesのレガシーを体感できる必携の一枚です。

Cissi Santucci & Enzo Scoppa & Piero Umiliani - Olimpiade (LP)
Cissi Santucci & Enzo Scoppa & Piero Umiliani - Olimpiade (LP)Le Très Jazz Club
¥5,300

ジャズ・ファンク愛好家の必需品『Olimpiade』ポスターやスタジオの写真を収めたインサートも付属する豪華盤。

Sandro BrugnoliniやAmadeo Tommasiなどの名手とともにイタリア・ジャズシーンを牽引してきた、Trumpetist Francesco "Cicci" SantucciとSaxophonist Enzo Scoppaは1950年代後半にModern Jazz Gangで活動。本作は、1971年6月、Piero Umilianiが所有するローマ中心部のSound Workshopスタジオで録音され、Franco d’Andrea(エレクトリックピアノ)やBelgian musician Joel Vendrokenbrak(オルガン)も参加しています。当時、このセッションは『On the Underground Road』でもリリースされましたが、本再発が初めてオリジナルのアートワークを復刻。

佐井好子 - 萬花鏡 (LP)
佐井好子 - 萬花鏡 (LP)Wewantsounds
¥4,900

海外からも大きな注目を集める70'sジャパニーズ・アシッド・フォーク・クラシック!! 江戸川乱歩や夢野久作を思わせるダークで妖艶な詩世界と、大野雄二による一連の角川作品で聴かせたサウンド・アレンジが見事にとけあった名作です。大野雄二がプロデュースを手掛けた1975年リリースのファースト・アルバムが国外で初めてアナログ復刻!!
アートワークはそのままに、新たにリマスターされた音源と、WewantsoundではおなじみのPaul Bowler氏によるライナー・ノーツを含む4ページのインサートが付属した豪華仕様。

猪俣 猛 - Drum Method (Clear Yellow Vinyl LP)
猪俣 猛 - Drum Method (Clear Yellow Vinyl LP)ユニバーサルミュージック
¥4,620

この疾走感、この高揚感。行き止まりを知らない男、猪俣猛が変幻自在のスティック・ワークでグルーヴの限界を突き抜ける。

常に時代を見据え新たな地平を切り拓いてきた名ドラマー、猪俣猛が、ジャズ・ロック黄金期に放ったもうひとつの傑作。『メソード』シリーズの1枚として制作されたいわゆる教則レコードなのだが、その音楽性はあたかも聴く者を挑発するかのように猛烈にファンキーでグルーヴィ。日本のジャズ・ロック発展の一翼を担った名グループ、サウンド・リミテッドを率い、変幻自在のスティック・ワークでグルーヴの限界を突き抜ける。「Runaway Child」や「Smack Water Jack」といったカヴァー曲から、アレンジでも参加している盟友・前田憲男作曲の「Sleeper」や「Seven Four」、また圧倒的な迫力で迫るドラム・ソロ「Drum Concert」まで、多彩な選曲を隙のない高密度のグルーヴで埋め尽くす。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. Runaway Child
2. Smack Water Jack
3. Child Of Storm
4. Pourquoi Pas?
5. Where Do You Go From Here
6. Drum Concert I

Side B
1. Fibonaccis Number
2. Blue Rondo A La Turk
3. Maiden Voyage
4. Drum Concert II
5. Sleeper
6. Seven Four

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