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先月、ロサンゼルスの野外音楽場ハリウッド・ボウルにて、満員の観客を前に、ファラオ・サンダースとロンドン交響楽団とコラボレートし、マーキュリー賞にもノミネートされたアルバム『Promises』のコンサートを行なったフローティング・ポインツ。
シャバカ・ハッチングスやキーラン・ヘブデン (フォー・テット)、ダン・スナイス (カリブー)、カラ・リズ・カバーデール、大森日向子ら豪華キャストが集結し、ミゲル・アトウッド・ファーガソンが指揮を務めたスペシャルな公演は大きな話題となった。
『Promises』は、米ピッチフォークで2021年の最高点レビューを獲得し、Mojo誌やTime Magazineなどでアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出、Resident Advisorからは「最も偉大なモダンジャズ・アルバムのひとつ」と評されるなど大きな称賛を受けている。
2023年に入ってからは、大半の時間を自身初となるバレエ音楽の作曲に費やしているという。フローティング・ポインツが音楽を手がけたバレエ作品『Mere Mortals』は、サンフランシスコ・バレエ団によって2023年1月に上演される予定。
今回公開された新曲「Birth4000」は、スタイルの面では『Promises』や彼が手がけたバレエ音楽とは異なるが、2019年のアルバム『Crush』に通じる躍動感あふれるサウンドは、ダンス・ミュージックとエレクトロニック・ミュージックに対するサムの熱い情熱と才能の高さを証明しており、自身のステージはもちろん、フォー・テットやカリブー、ペギー・グー、ベンUFO、コール・スーパー、パームス・トラックスといったトップ・アーティストがDJセットでプレイするなど、注目を集めていた。
本作のアートワークは、東京を拠点に活動するアーティスト、中山晃子が手掛けている。絵画とパフォーマンスを融合させたスタイル『Alive Painting』で知られ、動きのエネルギーと色彩の鮮やかさを組み合わせることによって、絵画に生命を吹き込む作風が注目を集めている。
1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年にファースト・アルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。
トラックリスト:
A面
1 東京ブギウギ
2 ヘイヘイブギー
3 ジャングル・ブギー 4 ホームラン・ブギ
5 買物ブギー
6 大阪ブギウギ
B面
1 ラッパと娘
2 ホット・チャイナ
3 センチメンタル・ダイナ 4 アイレ可愛や
5 たよりにしてまっせ
6 恋のステップ
全7曲収録の本作においてGambleは、繊細なドリーム・ポップやサウンドクラウド・ラップ、トランスの破片たちを、亡霊のように蘇らせ、幻想的なアンセム作品群を作り上げた。
自身の記憶から過去数十年のポップ史を呼び起こし、それらをコンピューター・ネットワークにインプットし、人工頭脳が模倣する言葉にならない声へと反響させるーElizabeth Fraser(Cocteau Twins)のシュールな歌詞を、実体のないディーヴァの叫びへと、また、Lil Uzi Vertのラップを、オートチューニングされた抽象的なつぶやきへと。
コンピューターが歌い返そうとする解読不能な混濁を抽出し、夢幻的ポップの肖像を練り上げる魔術師Gambleによる妖艶なシンフォニーが完成!
1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年にファースト・アルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。
8曲を収録した本作は、トランスに潜在する、陶酔を超えた崇高な感覚を呼び起こす衝撃的サウンドになっている。
『Revanchist』のオープニング・トラックであり、リード・シングルでもある『Embers』は、トランスの既定のエフェクトを完全に消滅させるというChristの傾倒を象徴している。高鳴る歓喜の爆裂サウンドが、解読不能なノイズの嵐、ぐちゃぐちゃに切り刻まれた808、そしてゴスペルハウスのアカペラの破片と見事に組み合わさっている。
『Revanchist』は2020年に発表されたシングル「Ultra」に続く作品で、抽象的かつ破壊的なサウンドメイキングを駆使し、エヴィアンの新たな才能を示した画期的な〈Warp〉デビュー作である。
『Demiurge』時代のエンプティセットから、ウィリアム・オービットがプロデュースしたマドンナの『Ray Of Light』、ライバッハの「Across the Universe」といった全く異なるスタイルの音楽からの影響を大胆に取り入れ、DJサシャの『Xpander EP』インスパイアされたミキシングとサウンド・デザインを通して高度に様式化されたアプローチで、一つの作品にまとめ上げている。
『Revanchist』のアルバム・アートワークは、長年のコラボレーターであり、世界的なグラフィック・デザイナーであるデヴィッド・ラドニックがデザインし、19世紀のノルウェーの風景画家ラーシュ・ヘルテルヴィーグとイギリスのビデオ・アーティスト、クリス・バックロウの作品をフィーチャーしている。
LPは、初回生産が1000枚のみの限定盤となり、スクリーンプリントされた外袋にインナースリーヴに入ったLPと両面印刷が施されたポスターが封入される。
2021年には自主レーベル「soto」より5曲入りの『Tentei』(フィジカルは12インチ・レコードのみ)、2022年にはサム・ゲンデルやリトル・ウィングス他のリリースでも知られる米インディアナ州ブルーミントンとメキシコを拠点とする新興カセット・レーベル、ULYSSAより6曲入り『After』(フィジカルはカセット・テープのみ)を発表して来ていますが、オリジナル・フル・アルバムとしては(『Palm』以来)4年振り、HEADZからは2012年の『空間現代2』以来となるオリジナル・アルバムのリリースで、HEADZの京都を拠点とする新レーベル、LeftbrainからのSJQ『Torus』(2020年)に続く、第二弾のリリースになります。
エンジニアにDUB SQUAD/ROVOの益子樹を向かえ(録音・ミックス・マスタリングを担当)、録音は空間現代の拠点である京都「外」(空間現代が運営するライブハウス)にて行われました。
思考家・文筆家でHEADZ代表の佐々木敦と、フィールド・レコーディング作品で有名な日本を代表するサウンドクリエイター・アーティスト、角田俊也によるライナーノーツを日本語・英語で収録しております。
坂本龍一の特別な才能はとっくの昔に世界的に認められていたが、逝去によってアーティストの偉大さにようやく気付く人々もいる。マエストロの長年のファンであった彼らは、2020年、彼の音楽の内側に入り、
Roland Kayn、Thomas Köner、Éliane Radigueのファンにもレコメンドしたい破格のダーク・アンビエント傑作!エジプト/アルジェリア拠点のカルト的な前衛音楽レーベル〈Nashazphone〉から最新物件!90年代半ばから、古代の神秘主義やタイム・トラベルを強く意識させる独自のサウンドスケープを作り続けてきたダーク・アンビエント作家Amonが1996年に発表したアルバム『Akh』がアナログ・リイシュー。1996年にMurder Releaseからデビューした後、古代エジプトの神秘と儀式からインスピレーションを受け、Peter Kolosimoやいわゆる疑似考古学の流れを汲む他の作家たちから提示された鮮烈な示唆とともに、数枚のCDアルバム(主にイタリアの〈Eibon Records〉からリリース)とドイツのカルト・レーベル〈Drone Records〉からの7インチをリリースしたことで、ディープなリスナーの間の柱として確固たる地位を築いたAmon。その記念碑的ファースト・アルバムに同時期からの3曲のセッション音源を追加収録した拡張再発盤。