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MFMの名作、Gigi Masinを一躍有名にしたリリースがリプレスです!! 立ち上る桃源郷...生命本来の瑞々しさが蘇る儚いひと時...ニューエイジ/バレアリック新時代に歴史的遺産を提示する名レーベル"Music From Memory"より、新たに出版されるのはイタリアの古くからのアンビエント作家、Gigi Masin。
イタリア産アンビエントの名盤Windや、あのCharles Haywardとの共作なんかも発表している人物。その"Wind"収録曲始め、今作はこれまでの作品から選出された編修盤という1枚で、どれも有機的な楽園の広がりがあり、穏やかに包んで心を離さず、すやすやと佇む電子の海辺が待っています。透明なアンビエンスとコーラスや、魅惑に響くストリングスもさながら、なにより音のプロダクション面が際立っていて、その場の空間への浸透度合いが感動もの。全音楽好きに推したい珠玉盤です!

弊店でもお馴染みHailu Mergia And The Walias Bandの1975年にカセットオンリーでリリースていたTezetaが、アフリカのマニアックな音源を紹介しているブログ&レーベル〈Awesome Tapes From Africa〉よりリマスター&リイシュー!バンドの初めてのフルレングスアルバムで、アディスアベバ・ヒルトンのナイトクラブで録音され、プロモーションはメンバー自身による街頭での手渡しという、リリースから45年以上にわたりその存在が知られることすらあまりなかった大変貴重な音源で、初めての復刻となります。とにかくゆるゆるに縦横無尽にグニャグニャに曲がりまくったベースやキーボード、シンセ、ギターがお互いに絡み合うような摩訶不思議な音世界は最初期から健在、どころか、よりシンプルにそれのみを提示してくるようなとんでもない内容!エチオピアの音楽世界は計り知れません‥‥。後年に発表されるHailu Mergiaのソロ作品の珍味的なユルさをバンドでやってしまっているような本作はぜひ多くの人に聴いていただきたい内容です。
限定300部のみリプレスです。180g重量盤。大名門〈Modern Love〉に残した『Liumin』は今や同レーベルを代表する名盤としておなじみ。Stephen Hitchellとの名アンビエント・ダブ・プロジェクト、cv313やWaveform Transmissionなどでの活動も大変名高いRod Model。ダブテクノ/アンビエントの一大聖地〈ASTRAL INDUSTRIES〉から最新アルバム『Ghost Lights』をアナウンス。4つのパートに分かれた『Ghost Lights』は、長いアーチを描く輪郭、波打つテクスチャー、洞窟のようなサウンドデザインなど、広くシネマティックなサウンドを引き出した圧巻な内容であり、これまでで最も壮大なストーリーテリングを特徴とする、没入体験的なアルバムに仕上がっています!
ムラトゥ・アスタトゥケやマハムド・アハメド、ハイル・メルギアらと並んで語られるべき70年代エチオピア音楽黄金期を彩った重要人物のひとり、アヤレウ・メスフィン。ムラトゥ・アスタトゥケのエチオ・ジャズが都市の夜を映すとすれば、メスフィンのサウンドはストリートの熱気をそのままぶつけたようなファンキーでソウルフルなエチオ・ファンクともいうべきもので、近衛兵としての経歴を持ちながらも音楽に情熱を注ぎ、60年代末から70年代前半にかけて数多くの7インチをリリース。ジェイムズ・ブラウンに比されるほどの人気を博しながらも、体制批判を歌に込めたことで、1974年以降のデング政権下では徹底的に弾圧され、レコードは発禁、放送禁止。さらに長きにわたり投獄や軟禁に苦しめられることになる。それでも音楽を捨てなかった彼は、亡命先のアメリカへマスター音源を持ち出すことに成功し、50年近くの時を経て、ようやくまとまった形で世に出たのが本作『Good Aderegechegn』。超希少な7インチ・シングル盤や、これまで未発表だったマスターテープの音源を収めた決定的アンソロジーであり、エチオピア音楽史の知られざる黄金期を捉えた作品となっている。当時の音楽シーンと彼の足跡を詳細に記した16ページの豪華ブックレットも付属。長きにわたり封じられてきた魂の歌が、ようやく時代を超えて響きわたることを証明する一枚。

圧倒的な霊性を帯びたドローン・ミニマルを展開、現行シーンを牽引する名手の凛とした到達点!Boredomsや鈴木昭男との共演でも知られる日本のサウンド・アーティスト、FUJI|||||||TAによる新作『Live at Epsilon Spires』が、〈Feeding Tube〉からアナログ・リリース!自作のパイプオルガンを軸に紡がれる音響。ただの実験音楽を超えた、祈りや大気の震えに等しい純度。静謐さと共鳴の中に、深遠な時間感覚と空間の広がりを内包し、佐藤聰明『マンダラ / シュメール』やEllen Fullman『In The Sea』といった歴史的傑作に匹敵する崇高さを湛えています。まさに、聴く者を音そのものの根源へと導く、清流のように透徹したサウンドスケープの記録。
2007年にCDのみでひっそりとリリースされていた、Kuniyuki Takahashi のサブプロジェクト、Kossと塚本サイコ二人の共作が、長い時を経て初めてぼヴァイナル・リイシュー。中心にあるのは塚本サイコのピアノで、クラシカルな素養をにじませながらも、技巧を誇示するのではなく、呼吸のように自然な間合いで鍵盤を触る。Kuniyukiの繊細な電子音が寄り添い、フレーズの隙間に光や影を差し込むように響き合うと、音の粒はときに淡い残像を残し、ときにリズムのような脈動を示しながら、ミニマルな旋律を大きなスケールへと広げていく。さらにギターやアコーディオンといった要素が控えめに顔を出し、儚いロマンティシズムを添えている。モダン・クラシカルとアンビエント、そしてKuniyukiが培ってきたダンス・ミュージック以降の感覚が、静かに交差した全8曲。小さな部屋から宇宙的な広がりまで、聴くたびに景色が変わっていくような作品で、静かな昂揚を伴いながら聴く者を深い物語へと導いていく。

ハイエイタス・カイヨーテのリミックスや、トロ・イ・モワの『Mahal』への参加など、マルチな才能を発揮するサラミ・ローズ・ジョー・ルイスことリンジー・オルセン。
フライング・ロータス主宰の〈Brainfeeder〉からリリースされた本作『Lorings』は前作に引き続き、愛用する “Roland MV8800” を使用し、制作のほぼ全てが彼女自身の手によって行われ、多彩なアーティストとのコラボレーションによって肉付けされている。
2024年の共作アルバム『Sarah』でタッグを組んだ、フィラデルフィアの伝説的アーティスト、フラナフィをはじめ、オマリ・ジャズ、ルーク・タイタスらが参加。
初期フライングロータスを感じるシンセリフのM1「Inside」、コズミックに舞うキーボード、浮遊する高速グルーヴとサラミの持ち味である夢見心地な歌声が堪能できるM3「That must be hard for you」、アンビエントからプログレッシブな展開をしていくM7「Crow, friendship」など、様々なタイプの楽曲が収められていながらも全体のムードとしては一聴してサラミの作家性が伝わる全17曲を収録。マルチな才能で新たなる桃源郷を描き出す〈Brainfeeder〉らしいコズミック・ドリーミー・ジャジーな世界観が詰め込まれた必聴作品!
これは未体験の方は是非!まさに金字塔です。1997年に大名門〈Warp〉より発表、今も多くの聴衆を魅了し続けている、鬼才Aphex Twinの名作『Come to Daddy』。アグレッシブにして複雑、混沌としてユーモラスなドリルンベース/IDM史上に残る歴史的な大傑作!

(数量限定/日本語帯付き/解説封入/ブラック・ヴァイナル)
リリースから10年...異色の天才音楽家が5年もの歳月を費やした
珠玉のデビュー・アルバムが日本語帯付きLPで発売!
電子音楽、ジャズ、クラシック、現代音楽など幅広い要素を丁寧に
編み込んだ美しい一大音楽抒情詩がここに。
エレクトロニック・ミュージック・シーン随一の頭脳派として知られ、フォー・テットやボノボ、カリブーと言ったアーティストとも並び称されるプロデューサー/トラックメイカー/DJのフローティング・ポインツことサム・シェパード。賞賛を集めた2019年のアルバム『Crush』以降、ファラオ・サンダースとのコラボ作品『Promises』やバレエ作品『Mere Mortals』など、活動の幅を広げている。
電子音楽の作曲家、演奏家としての真価を十二分に発揮した2015年リリースの本デビュー・アルバムには、トム・スキナー(スマイル)、レオ・テイラー(ジ・インヴィジブル)他、ゾンガミンとしても活動する在英ベーシストのススム・ムカイ、ハーバートのバンドのヴォーカルも務めるラヘル・デビビ・デッサレーニなど実力派ミュージシャンたちが参加。その楽曲群は聴くものに神的で美的イマジネーションを掻き立てる。ジャケットのアートワークには自ら製作したハーモノグラフを使い、モジュラー・シンセと同期させた光ファイバー・ケーブルの光線で描いたドローイング・アートを使うなど、アルバム全体が一つの総合芸術作品として楽しめる傑作。

2005年以来、20年ぶりのヴァイナル・リイシュー。2025年にはEU&USツアーを予定。
進化し続けるエレクトロニック・ミュージックの先達であり、孤高の存在としてその動向が常に注目され続けるオウテカ。
枯渇することのない無限の才能と、変わることなき探究心。
いまだかつて誰も到達しえなかった美しき超絶音。
アンタイトルド(untitled)ではなくて、アンティルテッド(untilted)である。 いかにもオウテカらしいタイトルだ。「いつものよう に、タイトルに意味はない」 と彼らは言うけれど、ちょっとした心理の虚を突いたり、条件反射的な連想を逆手に とって文脈をすげ替えてしまったりする術 に、彼らは実に長けている。オウテカは 独創的で挑戦的な革新主義者ではあるけれど、同時に遊び心も備えた観察者でもあっ て、字面だけで安易に判断して 「あ、次のアルバムのタイトルは“アンタイトルド” なのね」と素直に思い込んでしまっていた筆者のような勘違い野郎のことを、影できっ とにやにやしなが ら見ていることだろう。二枚前のアルバム『コンフィールド』で、 オウテカのサウンドはずいぶん変わったといわれているけれど、そういう意味では根 本的な 部分は、まったく変わっていない。むしろこの8枚目のフル・アルバムは、彼 らに拭い去れない影響を刻みつけてきた音楽を、『コンフィールド』以降の地平の中 で、再びはっきりと浮かび上がらせるような作品である。つまり、エレクトロやアシッ ド・ハウスなんかの、ファンキーなエレクトロニック・ミュージックのことだ。
(中略)
中でもとりわけ、オウテカとヒップホップを巡る議論は未だ絶えることのない話題 のひとつだ。この『アンティルテッド』にも、アルバム冒頭の「LCC」や15分以上に 渡る大作「Sublimit」などに、その有効な答えがちらちら覗いている。時にはヒップ ホップと自分たちとの距離感覚を、はぐらかすこともあったりした彼らだが、『アン ティルテッド』に関してはルーツに対する愛情を包み隠そうとはしない。言葉に力を 込めてショーンはこう答えている。「“Tour De France”に“Hip Hop Bee Bop”や “The Message”“Step Off”。今でも本当に大好きだよ。タイムレスなのか、ノス タルジアなのか分からないけど、とにかく好きなんだ。僕らがビートを作る時は、そ の要素が必 ず無意識に入ってるんじゃないかな。僕らの音楽からそれが聞こえてこ ない時なんてないくらい」
(中略)
さて、とはいえ『アンティルテッド』は、もちろん懐古的なものでない。決して 『キアスティック・スライド』に戻ってしまったわけでもないし、あの『lp5』や 「ep7」のパート2でもない。『コンフィールド』はオウテカの新たな出口だった。 『lp5』と「ep7」で確立した評価の高みに甘んじることなく、そこから踏み出すこと が試みられていたもので、このアルバムもまた、過去のオウテカを振り切ろうとしている。
(中略)
『アンティルテッド』は、『ドラフト7.30』と『コンフィールド』を踏まえた上で、 アレンジの面でより自由度を増して制作されたものだ。(中略)なにしろこのアルバム には、MPCで走らせたシーケンスさえもが埋め込まれていて、「実は、ライヴでラッ プトップを使うのは好きじゃないんだ。もっと言うと、ラップトップを音楽で使うの もあまり好きじゃない(笑)」などと冗談めかしたセリフがショーンの口から出るく らいで、もともと使えるものは何でも試してきた彼らであるということを差し引いて も、大幅な変化が環境面に導入されている。しかし(中略)彼らは機材のダウングレー ドを計っているのではない。それを使ってサウンドを、次に進めることが重要なのだ、 とうぜん。アルバムでの、『コンフィールド』以降彼らが推し進めてきたシフトチェ ンジである先の、“複雑さへと向かうベクトルの変化”によって導かれたディティー ルへの執拗なこだわりはもはや圧巻で、成果はこそかしこに溢れている。だが、エレ クトロやMPCなんかのキーワードが再浮上してきたからなのかどうか、しかしそれ以 上に『アンティルテッド』には、非常にうっすらとだがどこか楽しげで何故だか軽や かな感覚さえあるのだ。
(後略)
text by 西山伸基(Headz/Fader)
日本盤アルバム封入のライナー・ノーツより一部抜粋、加筆。
ストックホルムを拠点に欧州各地で楽曲制作に取り組んでいる実験的インディ・ロック・ユニット Horse Visionによる最新アルバムが〈Scenic Route〉よりアナログ・リリース。ポップ/インディー的な感性とドリーミーな電子アンビエントの交差点に位置しながら、「日常の揺らぎ、記憶と感情のすり替わり」をテーマに静かに染み入る作品。夜明け前の静けさや、都市の灯りがまだ揺れている時間に寄り添うような、ポスト・ロック~エモ影響下の親密かつ内省的なサウンドが大変優美。余韻と曖昧さの中に豊かな情景が立ち上がる、聴く者の心の隙間を埋めるような一枚です。



バンコク生まれながらカナダ・バンクーバーを故郷として、そのアンダーグラウンド・シーンで活動していた知られざるレジェンド、Hussain Bokhariによるデビュー・アルバムがご当地アンビエント・ダンス・シーンの一大名門〈Mood Hut〉より堂々リリース!ベッドルーム・ポップとローファイ、バレアリックなギター/シンセの混ざりが絶妙な作品。"Pull Me Up"のふかふかした質感、 をBangkok Boyをのタイ語ヴォーカルが過去と場所を跨ぐノスタルジーを呼び起こすかのようです。静かな時間の背景で、自分自身と都市/記憶のあいだを漂わせるサウンドスケープが秀逸な逸品!
USED NM/NM Brian Enoとの共作Ambient 3で最も知られていますが、最近ではSun Arawとのコラボレーションや再発によりニューエイジ界以外でも再評価が進むLaraajiが1984年に子供の分娩時のBGMとして制作しカセットのみ私家版としてリリースされていた幻の音源を、ニューエイジ道を果敢に挑むまたもやLeaving Recordsが彼のシンボル色でもあるオレンジ・カラーヴァイナルで再発!
テリー・ライリーとのコラボで知られる、2024年に惜しくも亡くなったイタリア出身の名歌手アメリア・クーニの声を中心に据えた作品。インドの伝統的な声楽ドゥルパドの探求と現代実験音楽が見事に融合しており、A面の「Melopea」では、ベルリンでの録音をもとに、ヴァイオリニストのシルビア・タロッツィとチェリストのデボラ・ウォーカーが、クーニの歌声と重ね合わせながら、伝統のドローン音から解き放たれた不安定で複雑な響きを紡ぎ出す。まるで音の細かな倍音を追い求めるように、ゆったりとしたグリッサンドと繊細な音程操作が織り成す歌唱は瞑想的で、聴く者を静かな深みへと誘う。「Bhoop-Murchana」では、ソプラノサックス奏者のヴェルナー・デュランドとチェリストのアンセア・キャディが、クーニが歌うラーガの構成音を丁寧に選び、新たな旋法を探求しており、彼らの純度の高い音色と浮遊感のある長い響きは、クーニの声やタンプーラの繊細な音と溶け合い、まるで温泉につかるかのよう。パンデミックの時期に非同期で行われたコラボレーションから生まれたこの作品は、クーニの芸術への敬意を表すとともに、初めて彼女の世界に触れる人にとっても理想的な入門盤となっている。

壮大な宇宙観と繊細なディティールを兼ね備えた情熱的スペース・ロック/コスミッシェ・インプロヴィゼーション作!James RushfordやJudith Hamannといった豪華面々も参加。Ricardo Villalobosや灰野敬二、ジム・オルーク、AMM、Charlemagne Palestine、Alvin Curranなどを始めとして凄まじい面々による作品を手掛けてきた豪州拠点の実験/前衛音楽の世界的な聖地〈Black Truffle〉。その主将こと同国屈指の実験音楽家であるOren Ambarchiが2012年に今は亡き偉才Pitaが率いた大名門〈Editions Mego〉から発表し、現在レア化していた傑作『Sagittarian Domain』がCD/アナログ復刻。ギターとベースが延々と脈打つ中に、電子パーカッションや灰野さんとの仕事でもよく登場する轟音モーター系ドラムが織り交ぜられた破格のグルーヴを発揮。まるで、Faustが70年代の刑事番組のテーマをカバーしたかの如し、ブードゥーのグルーヴと催眠的な反復にロックされた一枚!
Cornelius Cardew、Eddie Prevost、Lou Gare、Keith Rowe、Lawrence Sheaf...インプロ猛者がつどった伝説的グループ、AMMの記念すべき66年1stが初のLPリイシュー!!
ノイズもロックも現代音楽も枠をこえてただただ格好いい、爆裂の軋み音が鳴りひびく歴史的な記録です。Nurse With Wound List掲載。アートワークはオリジナルLP版に戻ってます。Rashad Beckerマスターでアートワークのデザインは新たにStephen O'Malleyが担当。

あまりに独特な音楽性で知られるジャワ島バンドン出身のマルチ奏者テスラ・マナフと打楽器奏者リオ・アブロールによるデュオKUNTARIによるアルバム『MUTU BETON』が登場。本作は、伝統音楽、スラッジメタル、ノイズ、ジャズ、ミニマル、ダークアンビエントなどを大胆に掛け合わせ、動物の鳴き声や民族打楽器、微分音による響きを取り入れた、野生的で大地に根ざした音楽。現地楽器を用いたゾウやオランウータンの鳴き声のような音、ポリリズムと動物的なうめき声、インダストリアル・ノイズ、地元のトランス儀式を再現するような呪術的雰囲気とグラインドコア風のギターとの交錯など、歴史・土地・民族・動物・宗教・テクノロジーといった要素をひとつの身体的かつ精神的なサウンド体験として統合した異形の傑作。

レーベル設立11周年を記念して〈INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY〉の初期カタログから重要な作品を新たな装丁で再リリースする特別な再発シリーズ「IA11 Edition」として2022年発表の傑作盤が再登場。Brian Eno、坂本龍一、Terry Riley、Jon Hassellが好きな方にも激激レコメンド!コミュニティ・オーガナイザー、グラフィック・デザイナー、シンセシスト、教師といった多彩な顔を持つLAのアーティスト= Jeremiah Chiu、そして、同地のバイオリニスト、Marta Sofia Honerの2名による待望の初コラボ・アルバムが、シカゴの現代ジャズ一大聖地〈International Anthem〉から登場です!Chiuの繰るモジュラー・シンセとHonerのヴィオラの即興演奏が、バルト海のオーランド諸島で録音されたフィルレコ素材と折り重なり、美しくきらびやかでピースフルなサウンドスケープが大いに生まれた傑作アルバム!憂いと影と静かに揺れる、深遠なアンビエント・ジャズ。
