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Sun ArawとM. Geddes Gengrasを中心に、I Jahbarなどジャマイカ在住のMCクルーと結成された異形ダンスホール・コレクティブのDuppy Gunが日本のプロデューサーElementを迎えた7曲入りのEPがブリストルの<Bokeh Versions>と日本の<Riddim Chango>共同でリリースされる。
これまでにSeekers International、 Jay Glass DubsやLow Jack、国内ではMars89や7FOの作品、さらにはTNT Roots、Bush Chemist、Traditionなどの再発を手がけ、オブスキュアなダブレーベルとしてその存在を確立してきたブリストルのカルトレーベルである<Bokeh Versions>が日本とロンドンの2拠点から新しいサウンドシステム・ミュージックを提案してきた<Riddim Chango Records>と手を組んだ形になる。
Jahbar、 G Sudden、 King G、 Darkbloodの4人のジャマイカ人MCが吐き出す強度の高いキラー なヴォーカルと、キングストンのダブポエットNazambaとの楽曲も記憶に新しいElementが製作し た、SF要素がありながらもいわゆる”テクノ・ダンスホール”とも一線を画す、オリジナルなリズムトラックが融合した楽曲7曲 (ヴォーカル4曲、インストヴァージョン3曲)を収録した12インチが4月8日リリース予定!アートワークはDuppy Gunコレクティブをスタートさせた1人であり、Sun Araw名義でオルタナティブで実験的な作品を残してきたCameron Stallonesが担当している。
限定クリア・ヴァイナル仕様。"幻覚セラピーのための音楽”アンビエントでもクラシックでもポストロックでもない、リスナーを新たな次元へと導く新感覚の体感型ミュージック、最新作『Music For Psychedelic Therapy 』を発表。
ブライアン・イーノと共にコールドプレイの『美しき生命』に楽曲提供/プロデューサーとして参加し、コールドプレイの世界ツアーをサポートしたことで注目を集めたエレクトロニック・プロデューサーのジョン・ホプキンス。 2014年にリリースしたアルバム『Immunity』が英マーキュリー・プライズにノミネート、そして2018年にリリースした前作『Singularity』ではさらなる飛躍を遂げ UKチャートトップ10入りを果たすなど世界的なトップアーティストとして活躍する彼が3年ぶりとなる最新作『Music For Psychedelic Therapy』を〈Domino〉よりリリース。
アヤワスカ(植物由来の幻覚作用を持つ飲料)の作用は、音、歌、そして口笛によって高まる。人間の歌声を含む多様な音を視覚的な現象に変化させる効果は、ある種の情報処理を担う細胞膜もしくは境界線が、この物質の薬効によって無効化されることを示している。そして通常は聴覚を通して経験するものごとが、明らかに目に見えるようになる。これは非常に壮大な景色なのだ - テレンス・マッケナ(米国の思想家)
「幻覚セラピーのための音楽」というのは、ジョン・ホプキンスにとってまったく新しい方向性だ。それはアンビエントではないし、クラシックでもないし、ポストロックでもないが、その3つの要素をすべて持っている。そこには悠久の時間をまたぐ物語があり、それは音を鳴らすのと同時に空間を作るものでもある。これは幻覚体験の儀式における新たな次元に到達している。彼自身が麻酔薬ケタミンによる幻覚を見ながらこの音楽を試したところ、前に読んだことのある格言が頭の中に何度も浮かんできたという。「音楽とは液状の建築である。建築とは凍結した音楽である」それは人間の居場所となるべきものであり、また人間に多大な影響を与えるものでもある。実を言うと、そうした状態にあるときに、タイトルがはっきりと頭に浮かんできたと言う。そしてこれは、デビッド・ナット医師によってインペリアル・カレッジ・ロンドンで行われている幻覚剤シロシビンを用いた試験で使用するプレイリストについてアドバイスするという、彼自身の仕事にも通じていた。幻覚セラピーは世界中で合法化が進んでいるにもかかわらず、それに欠かせない音楽について語る者はあまりいない。古来より、幻覚体験の儀式では、薬物と同様に音楽が重要だった――音楽こそ、人が空間を自在に進むための手段なのだ。
日本に残された数少ない部族のひとつであるアイヌの言葉を使いながらも、現代の音楽、特にレゲエ的な音響処理をする事で今現在も世界中で増殖するNEW WORLD MUSICの先端に踊り出る作品に。
どこか怪しく、どこかユーモラスで、それでいて多幸感がある2曲。
300枚世界限定作品。
デザイン提供はロシアの偉大な画家パブリーシンの絵を使用!
現代と過去、そして国境を越えて繋がる新しい作品がまた生れました。
米国・NYC生まれの黒人サックス奏者Shamek Farrahが1974年にNYCの名門レーベル『Strata-East』で吹き込んだデビュー作にして傑作『First Impressions』。ソリッドなコンガを交えたリズムワークに乗せ、抑制の効いたピアノを交えた小編成のコンボで聴かせるそのサウンドは、アフロ、ラテンの影響を程よく感じさせる黒い音色で、全編に渡って貫かれたソウルフルなフィーリングも鳥肌モノ。まさに”70’sスピリチュアル・ジャズの金字塔”と呼ぶべき1枚です。
本作に収められた長尺の4曲は一様に素晴らしく、壮大な物語の始まりを猛々しく告げる「A1. Meterologicly Tuned」から、情感豊かなスロウ・バラッド「A2. Watch What Happens Now」、アフリカの大地を連想させる「B1. Umoja Suite」、そのイントロのベースラインから圧倒的なスピリチュアル・ジャズファンクの名曲「B2. First Impressions」まで、息をつかせぬような緊張感としなやかなグルーヴ感に彩られた傑作です。