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限定追加プレス、お見逃しなく!日本の越境的音楽集団=Tsuki No Waが2000年にリリースした、知る人ぞ知るインディー傑作が待望の初レコード化! まるでビル・エヴァンスが演奏する"アシッドポップス"。白日夢のような音響、淡い演奏と美しい歌声が、聴くものをここではないどこかへと誘う。
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ジョセフ・シャバソンのアンビエント・ジャズの息吹に、Sakanaの異能の歌、フランク・シナトラの時代への幻想、アルゼンチン音響派にも通じる越境的エクスペリメンタリズムまでもが重なり合う、極めて秀逸なサイケデリック・アンビエント・ソウル・アルバムであり、ニューエイジ・リバイバルやオブスキュアといった新時代的な審美眼を通過した若い聴衆たちにも力強く推薦する。
-- 門脇綱生(Meditations)による公開ライナーノーツより一部抜粋
※ライナー全文はこちら→ https://www.oto-tsu.jp/features/archives/11818
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白日夢のような音響、淡い演奏と美しい歌声。ビル・エヴァンスがアシッドポップスと出会ったかのような消え入りそうで儚いアルバム。
2003年に出版したディスクガイド本『Bound for Everywhere』は基本レコードを紹介する本でしたが、最後にCDオンリーの章があり、そこにこの名盤『Ninth Elegy』を紹介させてもらった。
そして自分のアルバムやライブでもヴォーカリストのフミノスケ君に参加してもらうほど、このアルバムの衝撃は凄いものだった。 今でもその衝撃は変わらない。
ファストファッションの時代にこういった言説は似合わないかもしれないけど、結局良いものは何年経っても素晴らしいし、 必ずどこかで認められると信じています。
やっと、やっとのアナログ化。 待ちに待った人、これから初めましての人、全てに送ります。
淡い音響と極力音数を減らした演奏とアレンジ、中性的なヴォーカル、サイケでアシッドでオルタナなポップス。 マスタリングの為に久々にじっくり聴いたけど、相変わらず時代を超越した素晴らしいアルバムでした。
ノスタルジーになり過ぎないようにほんの少しだけ現代的フィーリングをマスタリングに施しました。
-- First on Vinyl Label Curator, Calm

Gilles Petersonも「フリー・ミュージックの一つの伝説」と称した名手による新録音!〈India Navigation〉から1975年にリリースしたデビュー・アルバムにして、アヴァンギャルド/フリー・ジャズの傑作『Valley Of Search』のリイシューが高く賞賛された事で注目が集まり、近年も精力的に作品を制作しているアルトサックス奏者Alan Braufmanによる最新アルバム『Infinite Love Infinite Tears』がアナログ&CDリリース。クラシカルなスピリチュアル・ジャズの威風と荘厳なムード、ロフトジャズのスピリット、エスニックなエッセンスを軽やかに溶け合わせた今年度要注目作品!
Sunn O)))の主将、Stephen O'Malleyに、Tim Wyskida、Alan Dubin、James Plotkinの4名からなるアメリカのドローン・ドゥーム・メタル・バンド、Khanateが2005年に〈Hydra Head Records〉に残したアルバム『Capture & Release』が現行USインディの一大聖地〈Sacred Bones Records〉よりアナログ・リイシュー!陰惨でパラノイアックなドローンの鉄塊とヴォーカリストであるAlan Dubinによる苦悶の声が暗雲の中で立ち込める、アヴァンギャルドで緊迫感に満ちたドゥーム・メタルの傑作盤。

鬼レアなアフロ・スピリチュアル・ジャズの一大名盤こと『Soul Of Africa』でも知られるテキサスのテナーサックス巨星であり、50年代まで遡るディスコグラフィーを持つレガシー・アーティストことHal Singer。1976年に南アフリカのレーベルである〈The Sun〉からリリースした激レアなアルバム『Soweto To Harlem』が〈Afrodelic〉より待望のアナログ・リイシュー。74年に設立された南アフリカのインディペンデント・レーベルである〈As-Shams/The Sun〉の主宰者として知られるRashid Vallyが、Hal Singerの南アフリカツアーに目を付けて録音。カルテットの小生意気でノスタルジックなリズム&ブルース・セットを捉えた極上の一枚。オリジナル・マスター・テープからの2024年盤。
南アフリカ生まれのピアニストで作曲家のChris McGregorが結成した豪快なビッグバンドによる72年の激レアなセカンド・アルバム『BROTHERHOOD』が〈Klimt〉よりアナログ・リイシュー。1960年代初頭に南アフリカで人種混合のジャズコンボであり、Dudu PukwanaやJohnny Dyani、Louis Moholo、Tete Mbambisaといった錚々たるメンツが参加した”Blue Notes”を結成していた同氏は、1964年頃になると自国での活動が困難となり渡欧。1966年にロンドンに落ち着いてからは、同地の新興アヴァンギャルド・ジャズ・コミュニティの多くの人々と交流を深める事に。本作には、Marc Charig、Gery Wind、Louis Moholoら英/南ア双方の人脈が参加。ブリティッシュ・ジャズの英気を取り込んだ傑作アフロ・フリー・ジャズ・アルバムとして決して無視する事の出来ない一枚です。
2021年に即完売だった人気作が待望のリプレス!こちらも即完ですので、お見逃しなく。送り出してきた数多くのタイトルが現在レア化している大人気アクト。「自分を抱きしめるためにこの音楽を作った。」Huerco S主宰のもと、現行ダブ/アンビエントの傑作の数々を産んだ新世代のカルト的名所〈West Mineral〉在籍でも知られる米国・フィラデルフィアのアンビエント作家、もはや現代アンビエントの重要角と言っても過言ではない”Ulla”の最新作が今度は自身の界隈とも大変近しいロスアンジェルスの〈Motion Ward〉からアナログ・リリース。感傷的なジャズやブルースまでもがしみ込んだ天上なアンビエントをどこまでも堪能していける極上盤であり、風趣を感じさせる一枚。

南アフリカのジャズ・シーンに多大な影響を及ぼした現地の土着の音楽「マロンボ」のマロンボ・ドラムを導入するという、政治的にも文化的にも極めて先鋭的な取り組みを行ったThe Malombo Jazz Makers。1967年に残したアルバム『Malombo Jazz Makers Vol.2』が名門〈Strut〉より史上初アナログ・リイシュー!プレトリア近郊のマメロディ・タウンシップで結成されたグループであり、マロンボ・ドラムのJulian Bahula、フルートのAbbey Cindi、ギタリストのPhilip TabaneからなるMalombo Jazz Menとしてスタートした彼らは、伝統的で即興的なリズムとジャズを融合させ、ジャズとアフリカの伝統を完全に結びつけた最初の南アフリカのバンドのひとつとして有名になった存在とされています。前作の土着的なサウンドの流れを引き継ぎながら、マロンボ・サウンドの素朴でどこまでも広がる美しさを披露した珠玉の傑作2ndアルバム!





破壊と創造的対話。孤独と絶望を経た魂の歌声。フリージャズの全てが詰まったとも評される、1965年にESPから発表されていた伝説的名盤。
あのスイスが生んだサイケ/ニューエイジ神Brainticketの中心人物出会ったベルギー出身の名キーボーディストJoel Vandroogenbroeckが1978年に〈Cenacolo〉からリリースしていた作品『Images Of Flute In Nature』が〈Bonfire Records〉からアナログ・リイシュー。BrainticketやDrum Circusにも参加していたアメリカのパフォーマーでヴォーカリストのCarole Murielの助けを借りて製作。コスミッシェ・ムジークからアンビエント、民族的なグローバリズムを繋ぐ孤高のニューエイジ・アルバム!
ワールドビート〜フュージョン・マニアの先駆けともいうべき知られざるインド産の傑作盤が復刻。Ananda Shankarのほとんど全てのレコーディングでアレンジャーとオーケストラ・リーダーを務めた伝説的人物=Dilip Royが1983年に録音した貴重なセッションを収めたものであり、お土産としてエア・インディアの機内のみで販売されていたレコードがナンと奇跡のアナログ・リイシュー!ムーディーでエキゾティックなシタールにエレクトリック・ギター、シンセサイザー、フルート、オルガン、そして、奇妙で素晴らしいパーカッション・サウンドが絡み合うDJフレンドリーな作品。レアグルーヴはイースタンウェイ、そんなエキゾティックなマスターピースの再来です!

1975年、シンガーのBruce Ruffinに、Bobby Davis、Dave Collins 、そしてレゲエ・デュオ、Dave and Ansel CollinsのDave Collinsが集まって結成された短命のUKソウル・グループChain Reactionが77年に〈Gull〉のために録音した唯一のアルバム『Indebted To You』がアナログ再発。Lamont Dozierの人気ヴァージョン"Why Can't We Be Lovers"、スウィート・ソウル・シングル"Never Lose Never Win"、アルバム未収録シングル"This Eternal Flame"といったキラー曲の数々を収録。特にアーバンなエレクトリック・ファンク”Hogtied”はAaron Nevilleの”Hercules”を彷彿とさせるベースラインに、豪華なクラヴィネット、荘厳なワウワウギターが絡む珠玉の名曲としてレコメンド!
日本のカウンターカルチャームーブメントにおける変革の瞬間であり、サイケデリックミュージックの世界的進化への貢献!小坂忠、柳田ヒロ、細野晴臣ら在籍でお馴染み、GSバンド「ザ・フローラル」を前身に持つ、1969年に結成された日本の伝説的サイケデリック/アート・ロック・バンドこと”エイプリル・フール”(Apryl Fool)が残した唯一のスタジオ・アルバムがアナログ・リイシュー!欧米のハード・サイケとブルース/アート・ロックの素晴らしいミクスチャー・アルバムであり、蒸気を逸した異常コズミック・トリップ音源”The Lost Mother Land, Pt.1”も収録した1969年作。今も世界のサイケデリック・ミュージックに不朽の影響を与え続けるジャップ・サイケの真のクラシックです。
Achim Reichelのソロ・プロジェクトとして名高いA.R. & Machinesが1971年にリリースした最も独創的なクラウト・アルバムの一つ『Die Grune Reise』(別名『The Green Journey』)がアナログ・リイシュー。オリジナル・ビート・ムーブメントに背を向け、多層的なサウンドの無限性を受け入れたReichelが作り上げた、プログレッシヴ・ロックの異端にして到達点、そして、リゼルグ・ルネッサンスと呼ぶべきトリップ・レコード盤!
オリジナルは20万円越えの高値を付けた事もある鬼レア盤!ポーランドを代表する映画音楽作曲家、ジャズ・ピアニストであり、Roman Polanski監督作品『Rosemary's Baby』や『The Feartless Vampire Killers』などの音楽を手掛けた事も知られるだけでなく、65年のアルバム『Astigmatic』はヨーロッパのジャズ・アルバムの中でも最も重要な作品の一つにも数えられているレジェンド=Krzysztof Komeda。1963年のスタジオ録音を収めた伝説のアルバム『Ballet Etudes』が〈HONEYPIE〉より待望のアナログ・リイシュー!1962年にワルシャワで開催された〈Jazz Jamboree〉フェスティバルで録音され、デンマークの〈Metronome〉から63年にリリースされたアルバム。ポーランド音楽界で最も重要な人物であり、ヨーロッパ・ジャズの創始者でもあるコメダの真の逸品と言える本作は、米国モダン・ジャズからの影響とヨーロッパの複雑なハーモニーの完璧な融合であり、明確なスラブ的叙情性に彩られたユニークなコンセプトを提示しています。
〈Multi Culti〉や〈Les Disques De La Mort〉にも作品を残すリトアニアのプロデューサー/DJ、Manfredas Bajelisと同国の越境的ドラマーMarijus Aleksaによるコラボレーション・ユニットSantakaによるEP作品『Santaka EP』がPan Sonicでおなじみのフィンランド実験音楽の一大聖地こと〈Sähkö Recordings〉より12インチ・リリース。ソ連時代からロシアのジャズを牽引する鬼才ジャズ・ドラマーVladimir Tarasovにインスパイアされたパーカッショニスト・ジャズ・ファンク作品!
SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2016年に〈I Should Care Records〉より発表し、現在レア化している1stアルバム『Brown Loop』がアナログ・リプレス。16年の冬にニューヨークで録音された楽曲を収録。J DillaやPete Rockらの金字塔的作品を思い起こさせるメランコリックなフック。単なるジャズには終わらない、ヒップホップやテクノのスピリットまでもが感じられる、珠玉のモダン・クラシカル作!

