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米国・NYC生まれの黒人サックス奏者Shamek Farrahが1974年にNYCの名門レーベル『Strata-East』で吹き込んだデビュー作にして傑作『First Impressions』。ソリッドなコンガを交えたリズムワークに乗せ、抑制の効いたピアノを交えた小編成のコンボで聴かせるそのサウンドは、アフロ、ラテンの影響を程よく感じさせる黒い音色で、全編に渡って貫かれたソウルフルなフィーリングも鳥肌モノ。まさに”70’sスピリチュアル・ジャズの金字塔”と呼ぶべき1枚です。
本作に収められた長尺の4曲は一様に素晴らしく、壮大な物語の始まりを猛々しく告げる「A1. Meterologicly Tuned」から、情感豊かなスロウ・バラッド「A2. Watch What Happens Now」、アフリカの大地を連想させる「B1. Umoja Suite」、そのイントロのベースラインから圧倒的なスピリチュアル・ジャズファンクの名曲「B2. First Impressions」まで、息をつかせぬような緊張感としなやかなグルーヴ感に彩られた傑作です。
野口整体の創始者である野口晴哉も愛した、カザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲。その多くの復刻CDの中でも最高のリアリズム音質と評判高い名演中の名盤。
「私は整体指導に多くはクラシックのレコードを使用している。それは一つには、自分の技術に時として迷いがでるからでもある。私はかってカザルスのレコードを聴いて、これは本物だと思った。そして自分の技術もこれに負けないように磨こうと心がけた。 人間の体癖を修正したり、個人に適った体の使い方を指導している私と音楽とは関係なさそうだが、技術というもには、どんな技術にも共通しているものがある。カザルスは完成している。」野口晴哉 (1911-1976)
カザルスのバッハは低音の豊かさを特長とした実在感のある音で評判になりましたが、一部で低音が過剰であるという感想があり、中にはチェロのそばで誰か線香花火を楽しんでいるというノイズの指摘もありました。今回プレス型の更新にあたり新マスタリングで再登場!低音がかなり強い部分の調整を全体の音は変えないように行なうとともに、花火のようなノイズを手で摘むような作業で減らしました。(OPUS蔵代表 相原 了)
【収録内容】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲;第1番-第6番)
【演奏者】
パブロ・カザルス(VC)
【録音】
1936-39年
原盤:HMV
日本語解説:鈴木秀美
※復刻に使用した原盤は、広川陽一氏のコレクションに依る
ルーツ・レゲエの神秘!ジーザス・ドレッド!ルーツの偉人ヤビー・ユー(本名:ヴィヴィアン・ジャクソン)が1978年にリリースし、1970年代を代表するダブの至高の名作として語り継がれ、長い間入手困難となっていた傑作ダブ・アルバム『Beware Dub』が、デジタル・リマスタリングを施し、初蔵出しとなる衝撃の未発表2曲を含むボーナス・トラック6曲を加えた完全版として遂に・遂に・遂に蘇る!!!ボーナス・トラックとして、自身のデビュー曲にしてヤビー・ユーという呼び名のきっかけとなった重要曲、「Conquering Lion」の初蔵出しとなる未発表ダブ・プレート・ミックスで幕を開け、キング・タビーの最高傑作として知られるダブ「Beware Dub」へと繋がる。オリジナル盤収録曲10曲(M-2~M11)に加えて、ボーナス・トラックとしてトミー・マクックの名演が光る激レア楽曲「Sensimillia」や、初蔵出しとなるディッキー・バートン & ジ・プロフェッツの超絶ハーモニーが深く美しい「God is watching you」未発表ダブ・プレート・ミックスも収録した豪華内容!リイシュー盤のジャケットの写真は、名作映画『Rockers』の映画監督テッド・バファルコスによるもの。
アフリカ各地のマニアックすぎるカセット音源の再発でも定評有り、主宰者Bless Brian ShimkovitzはフジロックにもカセットDJ(!)で出演を果たしているAwesome Tapes From Africaからは、マリ共和国南部マスル地方の伝説的シンガーであり、その孤高の乾いた歌声が印象的なNahawa Doumbiaの81年ファースト・アルバムが堂々再発!民族楽器を多用したオーガニックな演奏とアフリカならではのチャント的ボーカル・スタイルが抜群に素晴らしい一枚。Sahel Soundsファンも必携です!
録音: 1972-73年 ジャワ島
1. Beber layar (“Spread the Sails”)
& Kembang bungur (“Flower of the Bungur-tree”)
2. Palwa (a proper name) & Lalayaran (“Sailing Tour”)
3. Rancag: Pancaniti (a proper name), Bayubud (a place name), Mangari (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Sumarambah (“Heart Full of Memories”)
4. Rancag: Bayubud (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Bungur (“The Bungur-tree”)
5. Rancag: Panyawang (“Rest in the Open”),
Pamekaran (“Blossom”) / Kawih: Samar-samar (“Blurred Pictures”)
6. Sinyur (a musical structure), Samarangan (“As he pleases”) 7. Rancag: Lor-loran (“Towards the North”), Erang barong / Kawih: Tablo (a musical structure).
Meditationsでもベストセラーだった人気ボックスセットが、待望の再プレスです。さすが、INA-GRM!Bernard Parmegiani、Luc Ferrari、Francois Bayleなどの箱物に続き、またしても名編集盤が登場です!チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigueのディスコグラフィーを辿る14枚組ボックス・セットが豪華ブックレット付きでリリース!フランスのRTFスタジオでミュージック・コンクレートの創始者である、Pierre SchaefferやPierre Henryといった巨星に師事し、数十年間に渡り、深淵なる電子音楽を作り上げてきた彼女の歴史的アーカイブがここに!今では入手困難なタイトルを含む、CDフォーマットでリリースされた名作の多くを収録した14枚組ボックス。MetamkineのミニCD「Biogenesis」まで収録した、ラディーグ・ファン必携のアイテムです。80ページにも渡るブックレットが付属(仏/英)。
1981年に神戸で日本の"元祖音響系女子"ことHACO(vo/key/tapes)を中心に、様々なバックグラウンドを持つメンバーにより結成。日本の大変特異なアンダーグラウンド・シーンの中でも、他とは一線を画す革新的かつアヴァンギャルドな音楽性で海外でも非常に評価の高く、フレッド・フリス、クリス・カトラー、ロバート・ワイアットなどの海外からの支持者も多い伝説的ユニット、After Dinner。
84年のデビュー・アルバム『GLASS TUBE』と82年デビュー・シングル『AFTER DINNER』を収録した英〈Recommended Records〉より発表の84年コンピ盤『AFTER DINNER』がボーナストラックが追加され『1982-85』として、意外にも伊〈Soave〉より再発!!
HACOの神秘的なヴォーカルと宇都宮泰による各種音響加工を加え、ニュー・ウエイヴ、電子音楽、民族音楽、そして日本の伝統音楽が融合した唯一無二の音楽性を聴かせる、アヴァン/レコメン系ファンは必聴の編集盤!
ボーナストラックに、仏〈Celluloid〉より85年発表されたコンピレーション・アルバム『WELCOME TO DREAMLAND』が初出であり、後に91年『AFTER DINNER』ReR再発盤CDや05年『GLASS TUBE』Arcangelo再発盤CDなどにも収録された"The Room of Hair-mobile"を収録。
クレジット/歌詞/写真が掲載された24Pのブックレットが付属。