MUSIC
6902 products
Iggy and The Stoogesが1974年にデトロイトのミシガン・パレスで行った、バンドの死に際とも言える混沌のライブを収録した伝説的なアルバム『Metallic K.O.』が、Spacemen 3のSterling Roswellによるリマスタリングを経て〈Death Is Not The End〉よりオフィシャル再発。観客との罵声の応酬、瓶や氷が飛び交う暴力的な空間、演奏は荒々しく、時に崩壊寸前。曲中でメンバーがタイミングを失い、Iggyが「ドラムだけくれ!」と叫ぶ場面も記録された、挑発的で破滅的なパフォーマンスがそのまま記録された、ロック史上最も危険で生々しいライブ盤。オリジナルは1976年にフランスの〈Skydog Records〉からリリースされており、セミ・ブートレグ的な扱いながらもアメリカで10万枚以上を売り上げ、The Stoogesの伝説を決定づけた、ロックの限界と狂気を記録した音のドキュメント。パンク以前のプロト・パンクの精神が凝縮された一枚として、今なお語り継がれる名盤。
フランス前衛ロックの巨星MAGMAが1970年に発表したデビュー作『Kobaïa』が再発。ドラマー/作曲家Christian Vanderが創造した惑星コバイアを舞台にした壮大なSF神話の第一章であり、後にZeuhlと呼ばれる唯一無二の音楽スタイルの原点となる歴史的作品。ジャズロックの熱量、現代音楽的な構築美、スピリチュアルな高揚感、そして人工言語コバイアン語による呪術的なヴォーカルが渾然一体となり、ロックの枠を軽々と超えるスケールの音世界を生み出している。アコースティック楽器の比重が高い初期MAGMAならではの生々しいアンサンブルが、宇宙的な物語性と結びつき、音楽そのものがSF叙事詩を語るような熱量の塊と言うべき一枚。最新リマスターによってオリジナルのダイナミズムを保ちながらもクリアな音像で再構築され、70年録音とは思えない鮮烈さでMAGMAの創造力を体感できる仕上がりとなっている。ロック史に残る孤高の独立峰。
イギー・ポップが2012年に仏国内のみでひっそりと発表し、カルトな人気を集めてきた異色のカヴァー・アルバム『Apres』が待望のアナログ再発。セルジュ・ゲンスブールやエディット・ピアフらシャンソンの名曲から、シナトラやビートルズといったクラシック、さらにはヨーコ・オノにまで挑んだ選曲。パンクのアイコンとしての姿を脱ぎ捨て、低く深みを帯びたクルーナー・ヴォイスで人生と音楽の成熟を刻む、イギーのもうひとつの真髄が堪能できる逸品。
2026年リプレス!ジャマイカを代表するシンガーHorace Andyが、NYブロンクスの〈Wackie’s〉に滞在して録音した1982年作『Dance Hall Style』。プロデュースはもちろんLloyd “Bullwackie” Barnesで、ジャマイカ本国のダンスホールとは異なる、NYの地下的な深い残響と霧のようなダブ処理が全編を包む、レーベルのカタログの中でも屈指の名盤。「Money Money」「Lonely Woman」「Cuss Cuss」など名曲揃いで、特に「Spying Glass」は後にMassive Attackが再構築した重要曲としても知られる。各曲は ヴォーカルからそのままダブへ流れ込む ショーケース形式で、Horace Andyの浮遊感ある声が深いエコーに溶けていく。Horace Andyと〈Wackie’s〉の組み合わせが生んだ、孤独と温かさが同居する、暗く、深く、そして美しい唯一無二の名盤。
2026年リプレス!Horace Andy『Dance Hall Style』と並び、〈Wackie’s〉の最高峰と名高いWayne Jarrettの名作『Showcase Vol.1』。1982年、NYブロンクスのWackie’s Studioで録音され、プロデュースはもちろんLloyd “Bullwackie” Barnes。収録曲は「Brimstone & Fire」「Every Tongue Shall Tell」「Magic In The Air」「Bubble Up」など全6曲。すべてショーケース形式で構成され、Jarrettの軽やかで浮遊感のある声が、Bullwackieの重いベースラインと深いエコーに溶けていく。バックはThe Chosen Brothers、Jerry Harris、Clive Huntら〈Wackie’s〉周辺の名手たちで、NYのアンダーグラウンド感とジャマイカのルーツ精神が交差し、煙に包まれたようなスピリチュアルで幻想的なルーツ、ダブが展開される。Wayne Jarrettの声と〈Wackie’s〉の美学が鮮明に刻まれたショウケース名盤。

5万近い値で取引されたこともある鬼レアなオリジナルはほぼ幻・・・・The Pan-Afrikan Peoples ArkestraやNate Morganといった〈Nimbus〉関連の希少作品を始め、スピリチュアル・ジャズ〜ジャズ・ファンク〜インド・ジャズまで横断し意欲的な発掘リリースを繰り広げてきた名所〈Outernational Sounds〉からは、David MurrayやChet Bakerとの共演も知られるアメリカのジャズ・ピアニストKirk Lightsey (1937-)と〈Black Jazz〉に傑作を残すサクソフォニストRudolph Johnson (1940-2007)が南アフリカで録音した伝説のセッション音源が待望のヴァイナル・リイシュー!南アフリカ国外でリリースされることはなく、入手には困難を極めたモーダル・ジャズの傑出した作品が初の国外リリース。アパルトヘイトの圧政時代は海外の黒人ミュージシャンが同国を訪れることは大変困難であったものの、アフリカ南部とイギリスで成功を収めていたヴォーカリストのLovelace Watkinsに同行する形で渡航し、現地の最大手レーベル〈Gallo〉のスタジオでレコーディングした作品。コルトレーンの幻影が舞い降りるかのような20分にも及ぶモーダル/スピリチュアル・ジャズ大曲”Habiba”は圧巻です。

”Remind Me”収録!1970年代から80年代のソウル、ジャズ、ディスコのアイコン!グラミー賞受賞も知られるアメリカのR&B/ジャズ/ディスコ・ボーカリスト、作曲家のPatrice Rushenが〈Elektra Records〉に残した82年大名盤『Straight From The Heart』が、12インチ・ヴァージョンを含めて拡張アナログ再発。
数々のヒップホップ名曲にもサンプリングされた永遠のクラシック”Forget Me Nots”の12インチ・バージョンはじめ、”Breakout”、”Number One”と言ったお馴染みの名曲に加え、これまで未発表だった”I Was Tied Of Being Alone”のロングバージョンも収録!!アーティストととしてもソングライターとしても脂の乗り切ったパトリス・ラッシェンの魅力が存分に発揮された本作はまさに後世に語り継がれる名盤中の名盤!!本人が制作秘話を語るロングインタビューも収録しているのに加え、そしてもちろんオリジナルのマスターテープからリマスタリングして音質も抜群のまさに完全版と呼ぶにふさわしい完璧なリイシューです!!

エチオピアのヴィブラフォン奏者、 Mulatu AstakeのWorthy Recoprdsから極少部数のみリリースされた1972年レア作『Mulatu Of Ethiopia』が〈Strut〉よりヴァイナル再発!“エチオ・ジャズ"の生みの親であり、アフロ・レア・グルーヴの最高峰というべきエチオピアのレジェンド、ムラトゥ・アスタトゥケのソロ名義としては初となる大名盤にしてレア度最高峰の『Mulatu Of Ethiopia』。ニューヨークで録音されたこのアルバムは、様々な音楽スタイルの習得に取り組んでいたアメリカ・ボストンのバークリー大学への渡米期に齎された画期的アルバム。エチオピアとラテンのワークアウト”Chifara”、そしてセルフタイトルのグルーバー”Mulatu”など豪華楽曲の数々を収録。下町生まれのファンクのような奇妙過ぎる乗り切れない縺れグルーヴがたまりません。
精神を研ぎ澄まし、世界と調和し、固定概念より脱却し真の自己を発見せよ。「意識拡大の自由」を掲げ、LSD等の幻覚剤の使用による意識革命〜普及活動に生涯を捧げた教祖、作家、ハーバード大学教授を務めた心理学者でありサイケデリック革命の高僧と呼ばれ、ジョン・レノンやスティーブ・ジョブズにも多大な影響を与えたTimothy Leary(1920-1996)の1966年作。既存の体制に服従する生き方を否定し、意識、思想、個人の自由をその行動により促し、カウンターカルチャーのアイコン的存在であった稀有な人物による名盤。
ジャズ・ファンクの巨匠Roy Ayersが、Ubiquity名義の絶頂期に残した名盤『Vibrations』。前作『Everybody Loves The Sunshine』と同年に制作された、メロウネスとファンクネスのバランスが最も美しく結晶した一枚。ヴィブラフォンの柔らかい響き、エレピの温度感、ディスコ以降の跳ねるビートが滑らかに溶け合い、都会の夜の湿度をそのまま閉じ込めたようなメロウ・グルーヴが全編を貫く。「Domelo」「Come Out And Play」などのダンサブルなトラックから、「Baby I Need Your Love」「Vibrations」のソウルフルな楽曲まで、リスニングとダンスフロアの両方に寄り添う懐の深さが魅力。特に「Searching」は後年ヒップホップで数多くサンプリングされ、ブラック・ミュージックの歴史にも深く刻まれた重要曲。ホーンや女性コーラスの光沢感も相まって、70年代後半のソウル/ジャズ・ファンクの華やかさと洗練が凝縮されたUbiquity名義の代表作。
ソウルフルな選曲と温かいグルーヴが溶け合う、Ubiquity名義の中でも屈指の完成度を誇る作品。Bill Withers「Ain’t No Sunshine」、Aretha Franklin「Day Dreaming」、Temptations「Papa Was A Rolling Stone」といった名曲カバーを、Ayersならではのメロウで黒いグルーヴへと再構築。妖艶なヴィブラフォンの響きと、タイトなリズム隊が織りなす70年代ブラックネスが全編に満ちている。タイトル曲「Red, Black & Green」はレアグルーヴ・クラシックとして知られ、グルーヴィーなベースラインと浮遊感のあるヴィブラフォンが絡み合う名演。オリジナル曲とカバーが自然に溶け合う、Ayersの音楽性が最もバランスよく結晶した名盤。

レーベル最終在庫です、今後リプレス予定無しとのことです。お見逃しなく。1976年、Roy Ayersが最盛期に放った代表作『Everybody Loves The Sunshine』。70年代だけで20枚以上のアルバムを残した多作家でありながら、その質の高さを決して落とさなかったエアーズの中でも、金字塔として位置づけられる名盤。とりわけタイトル曲「Everybody Loves The Sunshine」は、ブラック・ミュージック史に残るサマー・クラシックであり、D’AngeloやRobert Glasper Experimentらによるカバー、2PacやDr. Dreらによるサンプリングなど、50年近くにわたり愛され続ける名曲。黄金色に揺らめくキーボードとヴィブラフォン、耳に残るヴォーカルのリフレインが生むメロウ・グルーヴは、まさにエアーズの代名詞。メロウネスとスピリチュアルな高揚感の両面が最良の形で結実したの決定的名盤。180g重量盤
1961年、〈Impulse!〉移籍後の第一作として録音された、John Coltraneによる歴史的作品『Africa/Brass』が、Verve Acoustic Sounds Seriesとして、オリジナル・アナログ・テープからのリマスター、180g重量盤、チップオン・ジャケットという最高水準のアナログ仕様で復刻。本作の最大の特徴は、通常のカルテット編成を大きく拡張した大編成ブラス・アンサンブルで、チューバ、ユーフォニウム、フレンチホルンなどを含む重厚な低音ブラスがゆっくりとうねり、その上にColtraneが祈りのように長いフレーズを描く。編曲にはEric DolphyとMcCoy Tynerが深く関わり、ブラスが背景ではなくテクスチャーとして機能する独自のサウンドを作り上げている。モーダル期へ向かうコルトレーンの変革の瞬間を刻んだ名盤。
ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinekの、長らく入手困難プレミア化していた2001年発表のマスターピースが2つのボーナストラック付属で再発!古いジャズのレコードからのアブストラクトなサンプリングを中心に、Pole主催の~scapeレーベルらしいクリック~ダブな質感、ミニマムで小さな動きが交差しながら無限に広がるモノトーンでミニマルなインナーゾーン作品。約20年経過した今でも耐えうる普遍的な内容で、現在では寧ろテクノやエレクトロニカ以外のリスナーにも大推薦な守備範囲広い内容。マスタリングは信頼のRashad Beckerで、音質も抜群。

UKマンチェスターのトランぺッターにして〈Gondwana Records〉主宰、Matthew Halsallが新バンドとともに生み出した、レーベルの美学を象徴する自然と精神性をテーマにしたオーガニックなスピリチュアル・ジャズ『Salute to the Sun』。ハープ、フルート、パーカッション、カリンバ、マリンバが織りなす柔らかく風通しのよいアンサンブルは、森の空気や水辺の揺らぎを思わせるほどナチュラル。Halsallのトランペットは祈りのように静かで、自然と調和するジャズというコンセプトをそのまま音にしたような穏やかな高揚感を生み出している。アフロ、ワールド要素を取り込んだリズムは生命力に満ち、一方で瞑想的なモーダル・ジャズの静けさも併せ持つ。「Joyful Spirits of the Universe」「Canopy & Stars」など、宇宙や自然をテーマにした楽曲が並び、〈Gondwana Records〉の新たなフェーズを示した名盤。

UKマンチェスターのトランぺッターにして〈Gondwana Records〉主宰、Matthew Halsallが、自身の精神的な拠点でもある公園Fletcher Moss Parkから着想を得て制作した2012年作『Fletcher Moss Park』。ハープ、フルート、サックスを中心にしたアンサンブルが織りなす静謐で瞑想的なスピリチュアル・ジャズが全編を包み込む。柔らかいトランペットの音色は一音一音が丁寧で、空間に大きな余白を残しながら、自然の中で深呼吸するような穏やかな高揚感を生み出す。Nat Birchallのサックス、Rachael Gladwinのハープ、Adam FairhallやTaz Modiのピアノが寄り添い、アリス・コルトレーンの霊性とUKジャズの透明感が美しく溶け合ったサウンドを形成している。タイトル通り自然の風景を思わせる楽曲が並び、〈Gondwana Records〉の初期美学を決定づけた作品として現在も高い評価を受け続ける名盤。
1970年代から80年代のソウル、ジャズ、ディスコのアイコン!グラミー賞受賞も知られるアメリカのR&B/ジャズ/ディスコ・ボーカリスト、作曲家のPatrice Rushenが〈Elektra Records〉での在籍初期1978年に残したアルバム『Patrice』の拡張再発盤が2LPアナログ・リリース。〈Prestige〉から一連のジャズ・ファンク・アルバムをリリースした後、〈Elektra〉に移籍し、レーベルはディスコ時代の終わりに急成長した「洗練されたR&B」市場を開拓。高校時代の友人であるCharles Mimsと長年のメンターReggie Andrewsのプロデュースのもと、初めてリード・ボーカリストとしての役割にも挑んだ一枚。ニューヨークのアンダーグラウンド・クラブの人気曲”Music Of The Earth”は、Danny Krivitによるエクステンデッド・エディットも追加収録されています。

数々の画期的なコンピ編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉より、コズミック・ジャズ・グランドマスターSun Raの1952年から1991年までの地球時代に自身のレーベルSaturnからリリースした7インチシングルを全65曲収録した決定版決定版コレクションが登場!これらの録音はSun Raの多産な宇宙の旅から生まれた一度きりの隕石と言えるもので、先鋭的な 「スペース・バップ 」の発展や、ジャズとブルースの伝統を取り入れたユニークなサウンドは、この時代の他の誰にも真似できないものだった。全トラック、リマスタリング済。

英国ジャズ・ファンクの名手Brian Augerが率いるOblivion Expressの中期を代表する一枚『Reinforcements』。Auger自身がプロデュースを担当、オルガン、エレピ、Moog、Freeman String Machineを自在に操り、ジャズ・ロックからソウル、ファンクへと大きく舵を切った転換点として知られる作品。本作では、後にSantanaでも活躍するAlex Ligertwoodのソウルフルなヴォーカルが前面に出ており、従来のジャズ・ロック色に加えて、ブルー・アイド・ソウル的なキャッチーさとファンクの推進力が強化。タイトなリズム隊が70年代半ばのファンク、フュージョン的グルーヴを生み出し、その上にAugerのオルガンとシンセが縦横無尽に重なる、肉体的で肉厚なレア・グルーヴ。
オリジナルは1995年にベルギーの名門レーベル〈R&S Records〉からリリースされた日本テクノの金字塔的アルバムであり、Ken Ishiiの国際的な評価を決定づけた代表作『Jelly Tones』が30周年を記念して〈R&S Records〉から2LP仕様で再発!未来的なサウンドデザインと東洋的な旋律感覚が融合した本作は、デトロイト・テクノへの敬意とヨーロッパ的な洗練、彼特有のコズミックな疾走感とメロディセンスが光る、フューチャリスティック・テクノ。中でも「Extra」は、押井守によるアニメーションMVとともに世界的に注目を集め、Ken Ishiiの創造性と先見性を象徴する楽曲として知られる。クラブユースにもアート性にも対応する、電子音楽の歴史を辿る上でも重要な一枚であり、時代を超えて響く革新的なテクノ・アルバム!
Peter Brötzmann、Sonny Sharrock、Bill Laswell、Ronald Shannon Jacksonによる、欧米のフリージャズ、インダストリアル、ノイズ・ロックシーンが文字通り衝突して生まれた伝説のドリーム・カルテットLast Exitが1988年に残した唯一のスタジオ録音作『Iron Path』。ライブでの爆発的な即興をそのまま密閉空間に封じ込めたような歴史的アルバム。Sharrockのギターは火花を散らし、Brötzmannのサックスは金属の悲鳴のように荒れ狂う。Laswellの重低音が混沌に重力を与え、Shannon Jacksonのポリリズムが全体を推進する。NY・BC StudioでMartin Bisiが録音したサウンドは、4人の暴力的なエネルギーを制御されたカオスとして結晶化させ、ライブとは異なる構築性と密度を生み出している。

青木孝允とツジコ・ノリコによるオリジナルは2005年リリースのコラボ・アルバム『28』。3年以上にわたる遠隔制作を経て完成した東京とパリをつなぐ音の往復書簡のような本作は、甘美な浮遊感のある日本語ボーカルと繊細なエレクトロニクス、ファンキーなビートが有機的に融合し、BjörkやMatmosを彷彿とさせる実験性とポップ感の絶妙なバランスの音響世界を展開。歌と電子音が対話するような構成で、親密さと距離感が同居する。クラシックなエレクトロニカの質感と、揺らぎのあるテクスチャーが心地よい、静かで夢見心地なアートポップの逸品。時代を経て聴くたびに新しい表情を見せる、繊細で私的な相思相愛の名コラボレーション。

至上の傑作『Loop-Finding-Jazz-Records』でもお馴染み、ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinekが、2005 年に〈~scape〉から最初にリリースしたアルバムであり、長らくデジタルダウンロードのみで提供されていた貴重な作品『Kosmischer Pitch』が、待望のアナログ再発!同時期に制作されていた貴重な未発表曲を2曲追加収録。70年代にドイツの先駆者たちが残したクラウトロックとコスミッシェ・ムジークのDNAとスピリットを一身に受けた、孤高のトランス感覚に溢れた反復による、可聴性の限界に漂うヴァリエーションを堪能出来る、亡霊のようでありつつも、幽玄で至福な美しさを備えた、ゼロ年代エクスペリメンタル/電子音楽でも稀有な名作。Giuseppe Ielasiによるリマスタリング仕様。
