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180G重量盤。市販LP商品としては初発売となる”three blind mice プレミアム復刻コレクション”シリーズ第I期第2回。最強メンバーによる好演奏、洗練されたジャケット・デザイン、オーディオ・ファンも認める高音質と三拍子揃った、TBMレーベルの代表作品かつ日本ジャズ史上の宝物(シリーズ監修:塙耕記氏より)
180G重量盤。鈴木勲(b)と渡辺香津美(g)という至高のデュオをバックに迎え、スウィートなハスキー・ヴォイスでしっとりと唄う、哀愁のヴォーカリスト・中本マリのTBM第3弾。(シリーズ監修:塙耕記氏より)
トラックリスト:
A1. ジョージア・オン・マイ・マインド
A2. ホワット・ア・ディファレンス・ア・デイ・メイド
A3. ユー・ケイム・ア・ロング・ウェイ・フロム・セントルイス
A4. 瞳は君故に
B1. ひまわり
B2. ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ?
B3. ジャスト・フレンズ
B4. ディドント・ウィ
B5. ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークリー・スクエア
待望のリプレスです!大本命とも言える一大傑作が遂に再発!名レーベル、サウンド・プロセス(株式会社サウンド・プロセス・デザイン)を設立し、吉村弘やOscilation Circuit、柴野さつきといった名作家たちを世に送り出してきた、日本の環境音楽の草分け的存在、芦川聡の「Still Way」がCDとLPで堂々復刻!遂にニューエイジ・リバイバル/国産アンビエント再評価も来るところまで来てしまいました!元々は大学時代に現代音楽に興味を持ち、美術洋書と現代音楽の専門店「アール・ヴィヴァン」で勤務。70年代後半より実験的なパフォーマンスを行い、かねてより藤枝守や高田みどり、吉村弘とコラボレーションも行うなど活発に活動を繰り広げてきましたが、惜しくも本作リリースの翌年30歳の若さでこの世を去っています。本作は、ブライアン・イーノの系譜にあるアンビエント・ミュージックを明確なコンセプトとして打ち出しており、「音の風景」や「音のオブジェ」といった何気なく聞ける作品として制作されたもので、芦川聡が作曲した楽曲を高田みどりら4人の奏者が演奏。楽曲によって編成は異なるものの、ピアノとハープ、ビブラフォンが用いられています。現代音楽/ミニマル・ミュージックを通過し、非常にシンプルでいながらも、日本らしい引きの美も感じるような情緒豊かな風景を描き出した底抜けに美しい作品。本人の言葉を借りるなら、まさに静止した瞬間を列ねたような音楽です。カバー・デザインは吉村弘によるもの。高田みどりと芦川聡、Gareth Quinn Redmondによるライナーノーツが付属。
限定99部のピンク・ヴァイナル版。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。1996年にCDで最初にリリースされ、実験的なノイズ・ミュージック・シーンの重要なマイルストーンとなった傑作『Oersted』がイタリアの〈Urashima〉からアナログ・リイシュー。ノイズ、テクスチャー、強度の領域を巡る音響の旅であり、ノイズ・ミュージックの領域における Merzbow の先駆者としての地位を確固たるものにした本作。サウンド・マニピュレーションと作曲の限界を押し広げる、細心の注意を払って作られたトラックのコレクションが収録されており、その音の風景に飛び込む勇気のあるリスナーに没入感を与えるものとなっています。James Plotkinの手によるリマスタリング仕様。
版元完売、お見逃しなく。和物ダブ最高峰!カルト・ジャパニーズ・コズミック・ジャズ・レゲエ。Sly & RobbieにAugustus Pablo、吉田美奈子、大村憲司、松岡直也などが参加という超豪華編成の80年激レア和ダブ傑作「Pecker Power」がなんと37年ぶりのリイシュー。オリジナルは清水靖晃の「案山子」や坂本龍一をリリースしていた名レーベル、Better Daysからの発表。Jah PelikahoやBob Marleyら作曲の楽曲群を演奏し、オーガスタス・パブロ、リコ・ロドリゲス、マーシャ・グリフィス、ジュディ・モワット、ロビー・シェイクスピア、スライ・ダンバー等をフィーチャーした超本格派ジャマイカサウンド満載な中南米風味のエキゾが炸裂。堂々のジャパニーズ・ダブ大名盤にして金字塔。
日本初のサルサ・バンド、オルケスタ・デル・ソルを作ったパーカッショニスト、ペッカーが1980年に制作した日本最初のダブ・アルバム『ペッカー・パワー』。ボブ・マーリーのスタジオ「TUFF GONG」でのザ・ウェイラーズとのセッションと、「CHANNEL ONE」でのスライ&ロビーとのセッションから生まれたこの無国籍なダブ・サウンドは『21st Century Dub』というタイトルで1987年にアメリカで流通し、以降世界中に知られる作品となった数奇な名盤。
ナンと2000万ストリーミング再生されたというしー辰屈指の人気作がリプレス&LP化!Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のCelerとシカゴのForest Managementという2人のアンビエント作家が、2018年にオークランドのニューエイジ/アンビエントの聖地〈Constellation Tatsu〉から発表した作品『Landmarks』が待望のカセット/アナログ再発!Paul Therouxの小説『The Mosquito Coast』と、Peter Weirによる 1986 年の同作品の映画化にインスピレーションを得た珠玉のアンビエント/ドローンを全14曲収録。
電子音楽の一大名門〈Mego〉にジム・オルーク主宰の〈Moikai〉、〈Sonoris〉、そして〈Staalplaat〉の伝説的サブレーベル〈Mort Aux Vaches〉などなど、世界各地の名所から傑出した作品群を送り出してきたKevin Drumm。2022年にデジタル・リリースしていた作品『OG23』が、Christoph Heemann主宰の〈Streamline〉よりアナログ化!Éliane RadigueやPhill Niblock、Roland Kaynのファンまで、電子音響マニアの心をくすぐる、電子的フィールドレコーディングにも通じる強烈なエレクトロアコースティック作品!光り輝くテクスチャーと共に孤独な宇宙空間を漂う、氷河の様であり虚脱的なアンビエント・エレクトロニック・サウンドスケープ長編を2曲収録。
SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2020年に〈Carrying Colour〉より発表し、現在レア化しているアルバム『Help』がアナログ・リプレス。Rodaidh McDonald (King Krule, The XX)とMarta Salogni (Bjork)を共同プロデューサーとして迎え、Lil SilvaやTwin Shadow、Vegyn、Mr Mitchといった実に豪華な面々がゲスト参加して制作された意欲作。J DillaやPete Rockらの金字塔的作品を思い起こさせるメランコリックなフック。単なるジャズには終わらない、ヒップホップやR&Bのスピリットまでもが感じられる、珠玉のモダン・クラシカル/エクスペリメンタル・ジャズ作!
ジャズの巨人たちがカバーした楽曲を多数収録し、レアグルーヴ・シーンでも人気のキラー曲、「Homey」が収録された1972年リリースの記念すべきデビュー・アルバム!
ニーナ・シモンの専属ツアー・ピアニストとして活躍するなどNYCのジャズ・シーンで頭角を表すも、ソロとしては開花せず一念発起で踏み出して自主制作でできたのがこの「Liberated Brother」。信頼するミュージシャンを集め、わずか2日間のリハと5時間のレコーディングで完成させたという本作は彼のコンポーザーとしての知名度を一気に押し上げた重要作品!
冒頭を飾るタイトル曲、「Liberated Brother」はウェルドンの師匠的存在であったホレス・シルヴァーがカバーしたラテン・テイストなインストゥルメンタル。複雑なメロディながらも記憶に残るフレーズが印象的な「Mr. Clean」は、フレディ・ハバード、J.J.ジョンソン、ピーター・ヘルボルツァイマーらがカバー。シンセ・フレーズがコミカルなジャズファンク「Sister Sanctified」はスタンリー・タレンタインがカバーし、そのヴァージョンがブギー・ダウン・プロダクションズ「My Philosophy」のサンプリングで再評価。ウェルドンの没後にStones Throwから2004年にリリースされたアルバム「A Tribute to Brother Weldon」ではブレイケストラもカバーしています。そしてブルース・テイストが強いジャズファンク、「Homey」は90年代のダンスフロアでもヘヴィー・プレイされた超定番。音数少ないシンプルでグルーヴィーなドラムにウェルドンの演奏する哀愁漂うメロディカがクールな非常に洗練された楽曲で、レアグルーヴ・シーンで重宝されたのも肯けます。
そんな数多くの名曲達が収録された、作曲家としての才能が認知されるきっかけとなった作品をこの機会に是非!
★初回完全限定生産
★帯付き
★最新デジタルリマスタリング
以前、Keith Fullerton Whitman主宰のカルトブートレーベル〈Creel Pone〉も掘り起こしていた一枚!プログレッシヴ/チェンバー・ロック・バンドFinnegans Wakeでの活動も知られるベルギーの作曲家、Henry Krutzenが1981年に残したLP作品『Silances』が〈Holidays Records〉からアナログ再発!伝説的な 〈Igloo Records〉のカタログを深く掘り下げ、同レーベルの6番目の作品が奇跡の公式リイシュー!ドローン、ジャズ、ミニマリズム、熱狂的なトライバリズム、世界中の様々な要素を取り入れたサウンド・ポエトリーにして、ミュージック・コンクレート、急進的なエレクトロアコースティックの境界にある、全くユニークなジェスチャーであり、最初のリリースから数十年経った今でも、当時と同じように印象的でユニーク、挑戦的で魅力的なまま佇んでいます。限定500部。
〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉といった名門並んで自国の地下音楽を掘り起こしてきたイタリアを代表する前衛的レーベル〈Black Sweat〉からの最新物件が登場!南イタリアの音楽の伝統の熱心な信望者であり、1960年代後半、ビートニクの世界と土着の音楽を結びつけた詩人にして歌手のAntonio Infantino。1975年にローマのレーベル〈Folkstudio〉より発表していたアルバム『I Tarantolati』が史上初のアナログ再発!毒蜘蛛タランチュラに噛まれると発症するとされる精神病「タランティスモ」という神秘的な現象を研究テーマとしてきた彼が、イタリア南部バジリカータ州の伝統的なレパートリーをひねり、再発明し作り上げた、全く新しいオリジナルの歌集。農民世界特有の、白熱した強迫的で催眠的なリズムで、毒蜘蛛に噛まれた時に誘発されるトランス状態を描き出しつつ、深く普遍的な人間の音でもあり、ディランのフォーク革命や北アフリカの熱狂的な打楽器演奏からもヒントを得たものとなっています。
〈Rocket Recordings〉や〈Backwards〉といった名門からも作品を発表。2012年の結成以来、アシッドなサイケデリック・ミュージックを大いに生み出し続けてきたイタリアのデュオであり、Nicola GiuntaとGioele Valentiの2名からなるThe Lay Llamasが、2021年に〈Miracle Pond〉から発表していたカセット・アルバムが名門〈Black Sweat〉からアナログ再発。SFテレビ番組や60年代、70年代のホラー映画にインスピレーションを得た作品。宇宙的なシンセの織りなす鋭い電子音や、熱帯雨林の中で響き渡るようなフルートの響き、リゼルギーなパーカッションによる、遠い昔と未来を行き来するような壮大なサイケデリック・サウンドを展開した一枚に仕上がっています!
異端的民俗芸能集団AktualaやFuturo Anticoなどを始め、近年オブスキュア~ニューエイジ視点からリバイバルされてきた欧州の前衛音楽大国ことイタリアの地下音楽史を代表する名だたる音楽集団に参加したWalter Maioli。彼の関与してきたグループの中でも最重要の部類に入る”Art Of Primitive Sound”が、1993年にリリースした唯一作『Musical Instruments From Prehistory - The Paleolithic』が〈Black Sweat〉より史上初のアナログ・リイシュー。オリジナルは同国の名アンビエント作家Alio Dieが主宰した名レーベル〈Hic Sunt Leones〉よりCDオンリーで発表されていた作品であり、今回初LP化。古代の人間と自然の関係の謎を解明すべく、様々な地理的、気候的、植物的環境の音の風景を調査した成果を収めた、空想民俗音楽の古典的傑作!
イタリア産カルト音響派ジャズ/ニューエイジのMoon On The Waterの傑作が[Black Sweat]からCD/LPで史上初の再発リリース!Italian Instabile OrchestraやD.O.M. Alia Orchestraでも知られるジャズ・ドラマーのTiziano TononiやスイスのPierre Favreと、David Searcyら欧州ジャズ・シーンの中堅たちが結成した隠れ名バンドの名作がリイシュー!待ってましたっ、遂に来ました!底知れずドープな一作です。日本の環境音楽のミニマリズムや「静けさ」、エドガー・ヴァレーズやリゲティの現代音楽が融合したかのような、伊地下/実験音楽シーンの金字塔とも言える一枚です!
アンビエント~ニューエイジ界の大巨匠、Ariel Kalma。75年のデビュー盤、78年のマスターピース"Osmose"につづく80年の超絶レアなアルバム、"Interfrequence"がついについにリイシューです!!キャリアのはじまりと共につづく「電子機器と自然の音、アコースティックな楽器による音楽」への探求はさらに深まり、より電子音楽的な、宇宙規模なひろがりをもった作品がうまれました。Ariel Kalmaがもつ瞑想心はそのままに、しかしそれだけではない、音と想像の立体化へむかった名作です!
発売から20年以上の時が経過した今日もカルト的なファンを増やし続ける、佐藤竜雄&湯浅政明のタッグが手掛けた「ねこぢる」原作の2001年OVA作品『ねこぢる草』。
極めて入手困難な状態が続いていた、手使海ユトロによるそのサウンドトラック作品が、初となるCD/LP再発!
『月刊漫画ガロ』で連載された不条理系ギャグ漫画の特異な作品であり、90年代後半にはガロ系の枠を大きく超えて、「ねこぢるブーム」を巻き起こした「ねこぢる」が1990年から1995年に手掛けた漫画作品『ねこぢるうどん』。
その各編のシチュエーションをモチーフとして、佐藤竜雄監督、湯浅政明による脚本、演出、絵コンテ、演出・作画監督という豪華布陣にて制作されたロードムービー風のOVA作品『ねこぢる草』のオリジナル・サウンドトラック作品。
日常性や朴訥としたムードという糖衣でシュルレアリスティックな悪夢をコーティングした劇薬である原作、そしてその抽象的な側面を抽出した『ねこぢる草』の魅惑的劇伴となった本作は、その朴訥と悪夢が奇妙な、だが効果的にブレンドされた、無国籍的で特異な魅力を放っている。
オブスキュアな音楽作品としても名高い本作を手掛けたのは、作編曲家として、松崎しげるや太田裕美ら多数の歌手やミュージシャンに楽曲提供を行うのみならず、絵本作家のたむらしげる作品のサウンドトラック盤となった『ファンタスマゴリアの想い出』や『銀河の魚』、『クジラの跳躍』、そして、『夢の碑』、『チョーク色のピープル』、『風呂上がりの夜空に』といった、オブスキュアで傑出したイメージ・アルバム作品を担当した事でも知られる作曲家、プロデューサー、シンセサイザー奏者の手使海ユトロ。
伊カルト・ノイズ作家、マウリツィオ・ビアンキを彷彿とさせるようなダークアンビエント/ニューエイジとして秀逸な「イリュージョン」、それがよりコズミックに変化したような「そらをのみこんだとり」、作品の”洪水によって沈んだ地球”を舟で彷徨う主人公二人のシーンを彩る、民族音楽的であり、アジア的なムードを称えつつ幻想的な「船の上のにゃっ太たち」「魚の活造り」「魚の夢」など、珠玉のトラックを全19曲収録。
にゃーこが死神に連れ去られ、魂の半分を奪われる冒頭シーンで流れる、ストレンジな映像と調和する「変なおじさん」、仄暗く美しいニューエイジ作品として珠玉なその後の「赤いガラスの海」、原作のノスタルジーとシュルレアリスティックな感性が大きく反映された名演「まわる時計の針」 、そして、不吉なラスト以降のエンドロールで流れる、オルゴールのサウンドに彩られるノスタルジアと悪夢の再演「エンディング」に至るまで、原作、アニメの感性を強く捉えた上で音響として、楽曲として、劇伴として成立させる、手使海ユトロの真髄が発揮された金字塔的名盤。
あがた森魚、1980年の事件的名作。その後ジム・オルークを始め世界中に影響を与えた重要作「乗物図鑑」がアメリカでオフィシャル再発売、そのLPを国内独占配給。【完全限定】
1977年「君のこと好きなんだ。」発売直後から取り組んだ大作「永遠の遠国」が制作途中で頓挫し約2年も表舞台から消えたあがた森魚が、大阪の最尖鋭カルチャー音楽誌ロックマガジン編集長でヴァニティ・レコードを主宰する阿木譲から声を掛けられ、来るべき80年代に向けリセットすべく、1979年11月に2日間で作ったのが「乗物図鑑」。この直後、A児となりヴァージンVSを結成、再び成功を収め80年代前半を駆け抜けたあがた森魚の基となった重要作である。
演奏は、北田昌弘(INU)、PHEW(アーント・サリー)、Taiqui(ウルトラビデ)、篠田ジュン(SS、コンチネンタル・キッズ)、向井千恵(シェシズ、イースト・バイオニック・シンフォニア)、SAB、安田隆(飢餓同盟)、藤本由紀夫(ノーマル・ブレイン)といった関西NO WAVE、パンク、プログレ、現代音楽の各シーンを代表するメンバーが集められた。
コンセプトはテクノ・ポップ、と阿木の明確な意図のもと、飢餓同盟のSABと音を操る現代美術家、藤本由紀夫の2人が中心となりシンセイサイザーなどエレクトロニクスを紡ぎ、今となっては、そのヴィンテージ機材の響きがレトロ・フューチャーと化し、あがた森魚ならではのブリキ製ロックン・ロールとなった。
テレックス"Twist a Saint Tropez"を元にした「恋のラジオシティ」で幕を開け、INUの北田と京都ハードコアの篠田のパンク・ギターが鳴る「ブリキ・ロックンロール」に続き、ジョイ・ディヴィジョン"She's Lost Control"をアレンジした「サブマリン」、向井の胡弓インプロビゼーションが聴きものの「Rの解答」に加え、阿木から泣き節NGとの注文がありながら抗しきれず収録したピアノ弾き語り「黄昏ワルツ」など全8曲。とくに藤本が稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」は、あがた的タルホ宇宙を結晶化した名曲。
1980年3月、ロックマガジン30号の附録として「恋のラジオシティ」がソノシートで、4月にLPとして300枚が発売され、あっという間に売り切れた。1986年にVIVIDからLP再発、2007年に初CD化された。
この奇蹟のローファイ・ピコピコ・テクノ・ポップは海外でカルト化し、ジム・オルークを始め世界中に影響を与えた。
あがた森魚:ボーカル、ピアノ
SAB:シンセサイザー、ストリングス、クラビネット、ギター、ベース、リズムボックス、エレクトロニクス、ほか
藤本由紀夫:エレクトロニクス、エフェクト、ほか
PHEW:コーラス
向井千恵:胡弓
安田隆:ドラムス
Taiqui:シンセ・ドラム
篠田ジュン:ギター
北田昌弘:ギター
限定ブラウン・カラーヴァイナル仕様。2012年には〈P-Vine〉もCD再発を行なっていた、オリジナルは20万円越えで取引されたこともある天文学的な鬼レア盤!たった1枚のアルバムと7インチ2枚のみを残したクリーヴランドのグループ、Hot Chocolateが1971年に〈Co Co Cleveland Records〉に残した唯一のアルバムが〈Numero〉からアナログ・リイシュー。 Ragland、Lyman Moffat、Loretta Walker、Tom Threat、Leonard Jacksonといった面々によって設立された自身らのレーベルから発表、Raglandの長年の友人であるDon Whiteがエンジニアを務めた7曲入りのアルバム。Volcanic EruptionのJames McClainが”Ain't That A Groove”にコーラスで参加していますが、それ以外はすべてHot Chocolateら自身のオリジナル曲で構成されたものとなっています。ゲキ渋なSOUL&FUNKが目白押しです!
人気作がリプレス!2001年以来初のアルバムとなる、Einstürzende Neubautenのエンジニア/プロデューサーBoris Wilsdorfと録音した、ハード・ミニマル/インダストリアル・テクノ帝王=Regisによる痛烈で忘れられないほど魅惑的な傑作『Hidden In This Is The Light That You Miss』を〈Downwards〉からストック!最高級のインダストリアル・リズミック・ノイズを味わいたい方、British Murder BoysからTest Department、Jeff Mills、Cabaret Voltaireのファンまで絶対に見過ごせない一枚です!
Aki Ondaプロデュース、Sakana HosomiやZAK、Riow Arai参加の豪華一枚!ツジコ・ノリコによる2003年のアルバム『From Tokyo to Naiagara』の初のアナログ盤が〈Keplar〉より登場。フランスを拠点とするツジコがまだ日本に住んでいた時に書いたアルバムであり、〈Mego〉からの創造的な2枚のアルバムに続き、アーティストのキャリアと私生活の両方にターニングポイントを齎した作品。時にはIDMやクリック&カッツ・スタイルのプロダクションにアプローチしたり、最も型破りな方法で従来の曲の構造を仕様しながらトリップホップやヒップホップのビートに取り組むなど、歌手およびミュージシャンとしての彼女の多面的な影響とスキルを披露した極めてエクスペリメンタルなアルバム!限定500部。
Prince JazzboのレーベルUjamaより1980年代に発表されてたデジタル・ダンスホールのヴァージョンを、名門Basic Replayが4曲セレクトしてコンパイル。クラクラするようなエフェクトが効いたユル過ぎるデジタルダブが素晴らしい。UK系のデジタルライクなダブとも全然異なるなんとも言えない気の抜けたグルーヴがたまりません。
待望のリプレスです!伝説のレゲエシンガー達を現代に召喚したMark ErnestusとMoritz von Oswaldによるドリーム・プロジェクトRhythm & Soundの2004年名盤。10インチ・シングルをコンパイルしたもので、底なしに深く響く無機質なトラックにCornell CampbellやTikiman, Love Joys等、歴代の名シンガー達の枯れたボーカルが木霊するベルリン最深瞑想的ダブ傑作。あまりにディープな内容で、今尚全くもって色褪せる事を知らないクラシック・アルバム。