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Peter Rehbergの死去後、〈Editions Mego〉を引き継いだ 〈Shelter Press〉と〈INA-GRM〉による運営のもと、〈GRM〉関連の歴史的に重要な作品を現代へと紹介するフランスの要注意レーベル〈Recollection GRM〉から新物件!Pierre Schaefferと並ぶ、フランスの現代音楽の巨匠にして、ミュージック・コンクレートの先駆者としても知られるPierre Henry (1927-2017)が2003年に残したアルバム『Labyrinthe!』が初アナログ化!2003 年3月29日、パリの〈Radio France〉の〈Olivier Messiaen〉ホールで初演された、〈Radio France〉の委嘱作品。機械的ながらも有機的という、現在のポスト・インダストリアル・ミュージックのルーツとも呼べるような、圧倒的な音塊が収録されたトラック群。知性の冷徹を体現するように響く音響は、冷たく荒涼としていながら生物のように躍動し、無二の鋼鉄的な空間を描き出しています。

ハードコア・パンクというジャンルにおいて初のアフリカ系アメリカ人バンドとして知られ、音楽的にも文化的にも非常に重要な存在でもある、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンドBad Brainsの代表作で、ハードコア・パンクにレゲエやメタル、ファンクを融合させた革新的な1986年作『I Against I』。特筆すべきは、真の意味でジャンルを横断する多様性で、ギターはメタル的なリフとファンクのカッティングを行き来し、ベースラインは跳ねるようなファンクの要素を持ちつつ、ドラムはジャズ的なフィルやレゲエの裏打ちを織り交ぜる。ヴォーカルのH.R.は、怒りとスピリチュアリティを同時に表現するような独特のスタイルで、シャウト、メロディ、語りを自在に使い分けている。アルバム全体を通して、ジャンルの境界を越える実験精神が貫かれており、音楽的価値だけではなく「パンクとは何か」「黒人アーティストがロックをどう再定義するか」といった文化的問いにも応える、思想性の面でも後世に大きな影響を与える重要作。
フォークを土台にしながらも、サイケデリック、トロピカルなラテン音楽、ローファイ・ポップ、そしてヒッピー的な精神世界を溶け合わせた、とびきり自由で奔放な作品『Cripple Crow』。アシッド・フォークを21世紀にアップデートしたかのような、2005年に〈XL〉から発表されたデヴェンドラ・バンハートの名作は、「Freak Folk」や「New Weird America」といったムーブメントの先駆けとして、当時のインディ・フォークに大きな影響を与えた。今回、そのリリースから20周年を記念してデヴェンドラ自身の新レーベル〈Heavy Flowers〉から初の再発盤が登場。オリジナル2LPに加え、クリア・グリーン・スモーク仕様のボーナスLPを追加した全3枚組仕様。ボーナスLPには未発表デモ5曲、未発表ライヴ2曲、当時録音された埋もれた名曲1曲、そしてB面トラック1曲の計9曲が収録。デヴェンドラならではの子どもじみた無垢さと老成したスピリチュアリティが再び!

オリジナルは$4,000!!! 全世界中のレアグルーヴ・コレクター達から再発が熱望された、エチオピア産ジャズの77年巨星が遂に登場!!! エチオピークの重鎮Mulatu Astatkeも参加して一種の頂点な異国ムードの盛り上がりを見せます。 演奏するのは、ここからの再発で衝撃度凄かった"Shemonmuanaye"で知られるキーボード奏者のHailu Mergia、そしてMulatu Astatkeが率いたWallias Bandの面々。この組み合わせだけでも思わずげっぷが出そうですが、何と言っても演奏の縦横無尽なグルーヴが最高。トランペットやサックスが熱い夜の高揚を彩り、ドラム&ベース&ギターがその温度を保つようにしっかりと脇を固め、Hailu Mergiaのオルガンが表情豊かに噴出し、Mulatu Astatkeのシロフォンがそれに対して微笑みかける。独特の音階がエチオピア温度で酔いどれ、異国ファンクの風を吹かせ、Hailu Mergiaの笑顔の中へと真っ逆さま... 元々がレア過ぎるという事件的話題性に比例して、一度聴いたら虜なこのギラギラした波が圧倒的過ぎます。
ロングアイランドの地下シーンで巨大なスピーカーホーンを使い、ハードロックよりハード、大音量よりさらに大音量の轟音バンドとして語り継がれてきたPunchの未発表アーカイブ。人気発掘コンピ『BROWN ACID』でも紹介された彼らの音源が、初めてまとまった形で公式リリース。ヴォーカルのデイヴ・スタイン、ギターのレイ・クズニエ、ベースのトニー・ジュストラ、ドラムのピート・タッダによる編成で、ブルース基調のリフに、荒れ狂うフィードバック、そしてシャウトに近いボーカルが重なるサウンドは、ヘヴィサイケとプロトメタルの境界線そのもの。勢いと衝動がそのままテープに焼き付いたローカル・クラブの空気が生々しく残る。磨かれていないからこそ、当時の熱気がダイレクトに伝わるタイプの発掘音源で、発掘ヘヴィサイケの醍醐味が詰まった一枚。8ページのカラーブックレット付属。
Jess Sah Biの幻のゴスペルアルバム『Jesus-Christ Ne Deçoit Pas』がついに再発!!1980年代に西アフリカでカントリー・アメリカーナを広めた伝説のデュオ、Jess Sah Bi & Peter One。その片割れであるJessが、1991年に発表していたソロのゴスペル作品『Jesus-Christ Ne Deçoit Pas(イエス・キリストは失望させない)』が、長らく埋もれていたマスターテープの発掘を経て、アフリカ音楽の偉大な再発レーベル〈Awesome Tapes From Africa〉より登場!このアルバムは、彼が病に倒れ、回復した経験を通して“神への感謝”を音楽で表現した作品で、現地の牧師のつてで集められたアメリカ人ミュージシャンたちが、Jessの歌にそっと寄り添うようにアコースティック・ギターやキーボードを加え、全体は非常にミニマルで温かみのあるフォーク・ゴスペルに仕上がっている。派手なコーラスや大きな展開はなく、むしろその簡素さが、Jessの語りかけるようなフランス語/グロ語の歌声や、繊細に爪弾かれるギターの響きに、自然と耳を傾けさせる、スピリチュアルで深みのある内容になっている。西アフリカの精神性とアメリカ南部の空気が静かに交差する、素朴で深遠な祈りの音楽!!

5月下旬再入荷。Pan Sonicの一員としてフィンランドの実験音楽シーンを牽引しつつ、尖端的なエレクトロニクスの旗手として一時代を作り上げた、今は亡き鋼鉄の漢Mika Vainio。20年代の今も尚カルト的な人気を誇る変名のØとして94年にリリースしたCD作品が、30年越しにアナログ・リイシュー。その牙城であった同国地下音楽の一大名門〈Sähkö Recordings〉に残された異端のミニマル・テクノ傑作!白と黒しか存在しないモノトーンの世界観やディレイを巧みに使用したサイケデリックなエレクトロニクス等、テクノでも実験音楽でもない独自の音楽性を十二分に発現させた内容で、A4には盟友Ilpo Vaisanenとの共作も収録されています。マスタリング&カッティングを手掛けるのは名匠Rashad Becker。

2026年リプレスです!Grouper meets Carla Dal Forno & アイリッシュなエキゾ・フォーク傑作!ロンドンのアンダーグラウンドシーンを代表する人気オンラインラジオ〈NTS Radio〉にもミックスを提供している(Durutti ColumnやSuzanne Kraft、Michael O'Shea等かけてました!)アイルランド・ダブリン拠点の新鋭シンガー/ミュージシャン、Maria Somervilleによる2019年の傑作LPが同年のライブ音源を追加した新エディションにて登場!フォーク・ミュージックを土台にポスト・パンクやトラディショナルなアイリッシュのモチーフ、ヒプノティックなドローンなどを掛け合わせ、オリジナリティ溢れる世界観を確立した一枚。Grouperも前述のミックスに使用していましたが、テン年代初期に興隆を見たドローン・ムーブメントへの憧憬、バレアリック&アイリッシュな夢見心地のフィーリングが詰め込まれた傑作。消え入るようなその歌声もこの世からはみ出した美しさです。
20世紀カウンターカルチャーの最重要人物のひとり、Brion Gysin が、Ramuntcho Matta のプロデュースによって1980〜90年代に残したカルト音源が、初めてアナログ盤として蘇る。Gysin が1961年に発明した光のアート装置「Dreamachine」がもたらす幻視的効果を、ミニマリズム、アンビエント、アフロビートの要素を織り交ぜながら音響へと翻訳した、唯一無二のサイケデリック・サウンド・ジャーニー。アルバムの中心となる32分の大作「Dreamachine」は、反復が少しずつズレながらゆっくりと進行するミニマルかつポリリズミックなグルーヴの上に、Fela Kuti のアフロビートや King Sunny Adé のジュジュ音楽に通じる循環構造が、Gysin の語りとともに浮かんでは消える。Gysin のカットアップ技法、パーミュテーション詩、光のアート、そして William Burroughs との長年の交流、そのすべてが息づいており、さらにはSteve Lacyも参加したアヴァンジャズ的な要素や、Ramuntcho Matta のローファイで実験音楽とポップの境界を行き来する感覚も反映され、非常に多層的なサウンドになっている。今回のリリースでは、新たなリマスター音源に加え、Gysin と Burroughs がドリームマシンの前に立つ印象的な写真、そして研究者 Jason Weiss によるライナーノーツも収録。David BowieやLaurie Anderson、Genesis P. Orridge、Burroughsらに影響を与えた偉大な作品の重要な再発。

坂本龍一が残した幻のファーストレコーディング作品『Disappointment–Hateruma』が、新たなライナーノーツを収録して初めての再発アナログ化。
『Disappointment–Hateruma』は、東京藝術大学大学院に在籍中だった坂本龍一と、ピーター・ブルック・カンパニーの音楽監督として世界的に活躍したことでも有名なフリー・ジャズ系ドラマー土取利行とのデュオ作。当時アナログ限定500枚プレスの入手困難な激レア音源が、今回はHeba KadryによるリマスタリングとAndy Betaの新ライナーノーツ付きで待望の初アナログ再発です!

8月下旬再入荷。Funkadelicの2ndアルバムで、デビュー作からわずか数か月後に発表された、ロック、ファンク、サイケデリアを融合し始めた初期の重要作。10分超の表題曲を筆頭に、フィードバック・ギター、エフェクトまみれのヴォーカル、空間を歪ませるオルガンが渦巻く、サイケデリック・ファンクの極北と呼べる内。LSDを用いたマラソン・セッションで制作されたという逸話が有名で、混沌と恍惚が同居するそのサウンドは、Eddie Hazelのロック的なギターと、ファンクのグルーヴがせめぎ合う、初期P-Funkならではの衝撃的なもの。サイケデリック・ロック、ファンク、P-Funkのルーツを辿るうえで欠かせない、歴史的マスターピース。

Funkadelicの2ndアルバムで、デビュー作からわずか数か月後に発表された、ロック、ファンク、サイケデリアを融合し始めた初期の重要作。10分超の表題曲を筆頭に、フィードバック・ギター、エフェクトまみれのヴォーカル、空間を歪ませるオルガンが渦巻く、サイケデリック・ファンクの極北と呼べる内。LSDを用いたマラソン・セッションで制作されたという逸話が有名で、混沌と恍惚が同居するそのサウンドは、Eddie Hazelのロック的なギターと、ファンクのグルーヴがせめぎ合う、初期P-Funkならではの衝撃的なもの。サイケデリック・ロック、ファンク、P-Funkのルーツを辿るうえで欠かせない、歴史的マスターピース。45回転盤高音質仕様。

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。その最大級の傑作のひとつ、『Merzbeat』が待望のリプレス!オリジナルは2002年に同レーベルの実験系名所〈Important Records〉からCDリリースされていた、メルツバウを語る上で外せないマスターピースです。※入荷時よりケースにヒビ割箇所ございます。予めご了承ください。
待望の2026年リプレスです!伝説のレゲエシンガー達を現代に召喚したMark ErnestusとMoritz von Oswaldによるドリーム・プロジェクトRhythm & Soundの2004年に発表されていた名盤。10インチ・シングルをヴァージョンをコンパイルしたもので、底なしに深く響く無機質でミニマルなトラックによるベルリン最深瞑想的ダブ傑作。あまりにディープな内容で、今尚全くもって色褪せる事を知らないクラシック・アルバム。

インド映画音楽の黄金期を築いた作曲家デュオShankar–Jaikishan が、1968年に残した伝説的クロスオーバー作『Raga Jazz Style』。インド古典音楽のラーガを題材にしながら、ボンベイのジャズ・ミュージシャンたちを集めて制作されたインド発ジャズ・フュージョンの先駆的アルバムで、全11曲は「Todi」「Bhairav」「Malkauns」など、すべて古典ラーガをモチーフに構成。シタールの名手Rais Khan、サックスのManohari Singh、ドラマーLeslie Godinhoらが参加し、ラーガの旋律美とスウィングするジャズ・リズムが鮮やかに融合する。伝統的なラーガの情緒を保ちながら、ホーン、ギター、ドラムが軽快に絡むことで、厳粛さと都会的な軽さが同居する独特のサウンドが生まれ、曲ごとにラーガの性格が異なることで多彩なムードが次々と現れる様は、まるでインド古典音楽をジャズで旅するような聴き心地。時代を超えて評価される名盤。

ロックマガジン編集長、阿木譲氏の率いた関西アンダーグラウンドの牙城にして、国産初期エクスペリメンタル/プロト・テクノの聖地〈Vanity Records〉に残された作品群の中でも、特に際立ったアヴァン世界を提示した男女ユニットTolerance。日本のインダストリアル/ポストパンク史に残る81年の2ndアルバムにしてラスト・アルバムである『Divin』が〈Mesh Key〉から単独アナログ再発!前作『anonym』で見られたピアノやギターなどを用いたフリーフォームな楽器演奏の側面は後退し、リズムマシンとシンセサイザーをメインとした電子音楽へと大きく歩を進めた作風な、日本のインダストリアル/ポストパンク史に残る名作。
Brian EnoやRobert Fripp、またSonic YouthやMy Bloody Valentineからインスパイアされた音響ドローン・ギター・サウンド!90年代には「最も才能豊かで革新的なギタリストの一人」と称され、そして、Sonic Youthのメンバーたちにも愛されたポルトガルの一大音響作家、Rafael Toralが英国Touchより2001年にリリースしていたフィードバック・ドローンの超傑作。
時間の流れが倍遅くなったかのような緑のムード、King Tubbyによる控えめなダブ処理により、Augustus Pablo卓越したメロディカの魅力を更に引き出し、ストイックでエキゾチズム漂うファー・イースト・サウンドを堪能できる75年発表の名盤。
テュードアの84年にリリースされたLPに、CD化にあたって新たに「PHONEMES(1981)」を追加収録。ゴードン・ムンマ設計の複合モジュレーター、小杉武久のエレクトロニック・ヴァイオリン等を音源に用い、硬質な不定形ビートを打ち出す「PULSERS」、小杉武久のヴォーカリゼーションに加え電子回路が強烈な「UNTITLED」と、テュードアの自作アナログ電子回路が堪能できます。電子音楽の名盤です!
永遠の名盤。アメリカ実験音楽界の大御所、 David Behrmanのコンピューターを用いた作品。Rhys Chatham、Ben Neil、小杉武久の演奏する楽器の音をコンピューターでシンセサイズドし、角の取れた幻想的音響を展開する異例の傑作。「Wave Train」のようなコアな現代音楽ファンに受ける内容とは異なり、アンビエント~クラブミュージック好きにまで訴えかける内容です。
ナイジェリア人パーカッショニスト、Gasper Lawalが1980年に自主レーベルである〈CAP〉から放った衝撃的デビュー作『Ajomasé』が名門〈Strut〉より遂に正規再発。Stephen StillsやFunkadelic、Vangelisら数々の巨匠と共演し研ぎ澄まされた感覚を、自作楽器や緻密な多重録音で結晶させた唯一無二の作品です。アフロ・リズムの深みと実験性を兼ね備え、当時John Peelらによるラジオ・プレイをきっかけに国際的評価を獲得した歴史的名盤。第四世界的サイケデリア、底流に流れるファンクネス、西アフリカ的霊性と多彩なリズム、エスノ・エクスペリメンタル的前衛精神までもが交錯するジャンル越境の傑作。オリジナル・テープからのリマスタリング仕様。

Sun Raのディスコグラフィの中でも特に美しく、穏やかな作品のひとつとして知られる傑作『Sleeping Beauty』がめでたくリイシュー!Strutによる今回のリイシューは、1979年に自身のSaturnレーベルから発表されたオリジナル・アートワークを忠実に再現した新装版で、彼の「コズミック・ジャズ」の神髄が詰まった一枚。本作は、1978年から1982年にかけてのニューヨークでの創作活動の中で生まれた。Sun Raは当時、42丁目にあるVariety Recording Studiosを占拠し、夜中のライブの後に朝まで続く録音セッションを連日敢行。その熱狂的な時間の中から、『A Fireside Chat With Lucifer』『On Jupiter』、そしてこの『Sleeping Beauty』が生まれた。アーケストラの静謐でスピリチュアルな側面が前面に出ており、タイトル曲「Sleeping Beauty」など、その名の通り夢の中を漂うようなメディテイティブな浮遊感をたたえている。新装版は、Sun Raのロゴが型押しされた厚紙スリーヴ、Knoel ScottとPaul Griffithsによるライナーノーツ、Technology Worksによるリマスタリングという、ファン垂涎の仕上がり。「音楽は霊の言語だ。音符ではなく、魂の言葉なのだ」——Sun Raのその言葉どおりの、精神と宇宙が響きあう作品。

