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Deepchord~Echospace周辺の活動で知られるSteven Hitchellによる別名義、Intrusionの金字塔『Seduction of Silence』。2008年に登場し、2014年にはCD2枚組へ拡張された本作から、後半ディスクを中心に初めてヴァイナル化された待望のエディションが〈echospace [detroit]〉より登場。ディープ・ダブテクノの幻影を漂わせる"A Night To Remember"や"Under The Ocean"、Deadbeatの名作ミックス『Radio Rothko』にも収録された"Tswana Dub (Phase90 Restructure)"といった象徴的楽曲に加え、これまで見過ごされてきた"Love In Lofi"や"Never Forget"なども収録。ニューヨークでのライヴ・テイク"Kingston’s Burning Dub"も含め、アーカイヴ的価値と圧倒的な音響体験を兼ね備えた内容。リマスタリングはPoleことStefan Betkeが担当し、深遠な響きにさらなる奥行きを与えています!
先鋭的英国のテクノ・プロデューサー、ShiftedこもGuy Brewerが"Carrier"名義で放つ最新作『FATHOM』が、Perko主宰の〈FELT〉よりリリース。ミニマルな構造の中にドラムンベースのリズムを再構築し、金属的な質感と抽象的なサウンドデザインが融合した全4曲を収録。幻覚的な抽象性を帯びたグリッチ・プログラミングと霧のようなアトモスフィアが特徴的な"FATHOM"や粘性のあるベースと点滅するパルスが印象に残る"The Cusp"、有機的なディテールが際立つ"Trooper"など、IDM、実験的テクノ、アブストラクト・エレクトロニカの愛好者にとって、現代的なリズムとサウンドの探求が詰まった一枚!

〈Warp〉や〈Hyperdub〉と並ぶ先鋭的エレクトロニック・ミュージックの一大聖地〈Planet Mu〉運営でも知られるµ-Ziqによる23年度人気作『1977』が待望のリプレス。Meemo Commaもタイトル曲"1977"(C1)に一曲フィーチャリング。その表題は、ノスタルジーを呼び起こすためのものであり、自意識が高まった少年時代の1年間を記録しているとのこと。ブレイクビーツやカオスを排除したMike Paradinas初のアンビエント・アルバムとなる一枚!大変グレートな内容です。
匿名的な名義8004による、シカゴで録音された素材をもとに構築された、アブストラクトなダブ・リズムとミニマルな音響処理が交差する12インチ『8004』。全6曲を通して音数を削ぎ落とすことで生まれるグルーヴを徹底的に追求した作品で、深く沈む低域と、わずかな揺らぎを伴う反復が中心に据えられ、派手な展開や装飾はほとんど排除されているにもかかわらず、聴き進めるほどに独特の没入感がある。ダブの残響処理や空間の扱い方にはPorter RicksやTorsten Pröfrockの系譜を思わせる硬質さと深度があり、同時に現行ミニマル・ダブとも共振する質感を持つ。集中して音に浸りたい時にこそ真価を発揮する、ストイックな一枚。

ドイツのエレクトロニック・シーンを長年に渡って牽引してきた名門〈Kompakt〉からは、そのボスであるWolfgang Voigtの大人気名義”GAS”の最初のセルフタイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。1996年に聖地〈Mille Plateaux〉から最初にリリースされて以来、オリジナルの形では入手出来ないでいた本作が、Wolfgang Voigtの最も謎めいた、奇抜なプロジェクトのデビュー・フルレングスとしてこの度完全復刻リリース。90年代中盤の、ダブ・テクノの全盛期で産み落とされた、果てしなく広大であり瞑想的な力に満ちた、チルアウト・ミュージックの極点と呼ぶべきアンビエント名作!

EBM(Electronic Body Music)の原点を作った最重要バンドとして知られるD.A.F の名曲「El Que」を、フランスのテクノ/EBMシーンのパイオニアで、 長年同曲をDJセットでプレイしてきたほどの愛好家Terence Fixmerが再構築した12インチ。原曲の生々しい筋肉質のパルスを残しつつ、よりシャープで現代的なクラブ仕様にアップデートしたLeather Remix、より推進力のある、ダークでストイックなテクノ寄りのアプローチのDrive Remixを収録。

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)2016年に発表された本作は、1980年代の幻のヴィンテージ機材〈Cheetah MS800〉をメインに使用して制作された、エイフェックス・ツインらしい実験精神に満ちた一枚。レトロな音色を下敷きにしながら、重厚なベースラインと独特に歪んだ電子音がうねりを生み出し、聴く者をじわじわと深みに引き込む。無機質でありながら妙にユーモラス、そしてクセになる奇妙な質感は、エイフェックス・ツインならではの音響魔術。ヴィンテージ機材への愛情と未来的サウンドの融合が生んだ、特異なクラシック。

Robert Bergman による、シカゴ・ハウスとオランダ西海岸のローファイ電子音楽から影響を受けた、荒々しくも中毒性の高い12インチ『9 Lives Of The Cat – Lives 1–5』。ローファイでざらついた質感、デジタルの歪み、荒々しいビート、〈Brew Records〉らしい、コンピュータと非コンピュータの境界を揺るがすような実験性。スクラッチされたコンピュータ・マッドネスとも形容される、〈Brew〉のカタログの中でも特に地下感の強い作品。
2025年リプレス!テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。Carl Craig=Paperclip People名義、1994年「Remake (Basic Reshape)」と2001年「The Climax (Basic Reshape)」の二曲を、独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelがリミックスした没入アンビエント・ダブテクノの普遍的傑作。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは1998年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ3番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1993年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。Jeff Millsによるリミックスも収録。
2025年リプレス。テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、1995年にCDのみでリリースされていた音響ダブ/テクノの傑出した普遍的名曲が、オリジナル・カットよりも長いフル・レングス・ヴァージョンでヴァイナル化。
はっぴいえんどやTin Pan Alley、YMOでの活動を始め、日本のロックからオルタナティヴな音楽、テクノポップからアンビエントまで幅広く活動してきた細野晴臣の名作。清水靖晃から、コシミハル、上野耕路、福澤もろ始め豪華メンバーが集結し、作り上げた1989年エキゾティック・アンビエント&シンセ・ポップな大傑作。バブル期の拝金主義に辟易し、世界の民族音楽やアンビエントへと入り込んでいくこととなったバブルへのアンチテーゼとも言える、当時では異色とも言えた決定的作品。「omni Sight Seeing」は「全方位観光」という意味で、異国探訪の果てとでも言えそうな世界音楽の探求の限りを尽くした没入感&埋没感溢れる名曲の数々に圧倒されるばかりです。
Basic Channel傘下のChain Reactionから2001年にデビュー以来、10年以上の沈黙を経て、2014年以降、UK・マンチェスターのレーベルDDSよりコンスタントにリリースを重ね、ダブテクノ/ミニマル等のクラブオーディエンスのみならず、全世界の熱心な音楽ファンを魅了する電子音楽家【Shinichi Atobe】。
本年7月突如始動させたプライベート・レーベル【Plastic & Sounds】より、第二弾となるリリース「A1.SynthScale A2.Disappear | AA.Between Thoughts」が12INCH(45RPM/Limited Press)レコードとデジタルでリリースされる。
昇降しながら展開するシンセと疾走感のあるリズムが絡み合いプログレッシブ・ロックの片鱗をも感じさせるエレベーション・シンセ・ダブ・テック「SynthScale」、続く「Disappear」は、浮遊する上音に突如出現するピアノ、突き進むリズムの合間に差し込まれるドラムの固め打ちがうねりをあげる。10分を超える大作「Between Thoughts」は、野太いベースラインを主体にボイスサンプルが浸透し、柔らかくジェントルに展開するShinichi Atobe流の長編ミニマル・ハウス。
マスタリング/レコード・カッティングには、Shinichi Atobeの作品を多数手がけてきたベルリンのRashad Beckerが担当。

エレクトロニック・ミュージックのトップ・レーベルとして世界に君臨する名門レーベル〈Warp〉の最初期から参加し、30年以上にわたるキャリアを誇る、ナイトメアズ・オン・ワックスことジョージ・エヴリンが新曲13曲を収録した最新ミックステープをリリース!
リーズのサウンドシステム文化に根差す彼の旅は、母親から託されたたった5ポンドの古びたスピーカーボックスを「Echo45」と名付けたことから始まった。この出会いが彼の人生を変えることとなる。そして彼は今回、その系譜をさらに推し進める──『Echo45 Sound System』という名のミックステープは、祝祭であり宣言でもある。いや、それ以上だ。ソウル、ルーツ・レゲエ、ヒップホップ、ダブ、エレクトロニックのテクスチャーを大胆に融合させた、まさに生きたサウンドシステム体験なのである。また、今作にはヤシーン・ベイ (ex. モス・デフ)、オスカー・ジェローム(Oscar Jerome)、グリーンティ・ペン(Greentea Peng)、セイディー・ウォーカー(Sadie Walker)、リアム・ベイリー(Liam Bailey)他、多彩なコラボレーター陣が参加している。
『Echo45 Sound System』にはナイトメアズ・オン・ワックスによる新曲13曲が収録されており、さらにサウンドデザインやトースティングを織り込み、海賊ラジオの放送を思わせる特別なミックスも収録されている。先行シングル「Bang Bien」は、ヤシーン・ベイ (ex. モス・デフ)を迎えた注目のコラボレーションであり、未来的なビートワークと社会的メッセージを融合させている。
本作はオスカー・ジェロームをフィーチャーし、力強くも高揚感溢れる「Echo45, We Are!」で幕をあける。その後に続くのは、深いグルーヴ、コンシャスなリリック、そして幻想的なプロダクションが入り混じるジャンルを越境した旅だ。Louis VIとの「Dive Into」はジャジーな心地よさを湛え、リアム・ベイリーとハイレ・シュプリーム(Haile Supreme)を迎えた「Desire」では、タイムレスかつノスタルジックなソウルが展開されている。
『Echo45 Sound System』全体を通して、UKシーンの重鎮やキーパーソンの声をサンプリングが編み込まれており、ジャイルス・ピーターソン、ゴールディー、Daddy G、ナターシャ・ディグス(Natasha Diggs)、モキシー(Moxie)、コリーン 'コスモ' マーフィー(Colleen “Cosmo” Murphy)ら多数が声で参加している。これらはサウンドシステム文化の文化的重みと歴史に敬意を示すものだ。また、ロンドン拠点のメンズウェアデザイナー、ニコラス・デイリーが本作のクリエイティブ・ディレクション、スタイリング、写真監修、さらにマーチャンダイズのデザインを手掛けている。こうした要素やコラボレーションはUKの系譜に深く根ざしながらも、その未来的な解釈への扉を開くものとなっている。だが、いかに多くのコラボが加わろうとも、『Echo45 Sound System』は間違いなくナイトメアズ・オン・ワックスそのものだ。

従来のジャズの形式やスタイルを超越した独自の才能と感性を持つジャズ界の中心人物・富樫雅彦と鈴木勲という、日本の音楽シーンを代表する2人の天才による、詩情あふれるスピリチュアル・ジャズの傑作『A Day Of The Sun』がイタリアの名門〈Cinedelic Records〉よりアナログ再発!1979年に〈King Records〉傘下の〈Paddle Wheel〉から発表されたアルバム。富樫のドラム/パーカッションと鈴木のベースを基調に、時折チェロやピアノ/シンセを交え、2人だけで巧みに奏でられる独特の世界観は、予想を遥かに超える出来栄え。東洋の神秘的なメロディー、ダイナミズムに満ちたパーカッション、2人の感性が絡み合い、独特のグルーヴを生み出し、現代のサウンドメーカーやDJともつながる、色褪せることのないアヴァンギャルドで普遍的な名盤に仕上げられています。
先日はSeekersinternationalとも意外なコラボレーションを実現、レイヴ・サウンドからドラムンベース、ダブステップ、フットワーク、ジャングルまでも横断してきたブリストルの名DJ/プロデューサー、Om Unit。〈Planet Mu〉でのMachinedrumとの仕事やD&Bの御大レーベル〈Metalheadz〉、dBridgeの〈xit Records〉など各所から独特の作品をリリースし評価を得た彼の最新作が限定自主リリース。貫禄の出来といった仕上がりで独自の宇宙観を大発揮。ダブとアシッド、アンビエントを軸に据え、ドップリな303ベースラインを聴かせてくれる傑作盤。

シアトル拠点のDJ/アーティスト Raica こと Chloe Harris が Jo Johnson のレーベル〈Silver Threads〉からリリースしたサード・アルバム『If Not Now, When』。ドローンやアンビエントを基盤に、IDM的なリズムやテクノ的な推進力を融合。ノイズ、残響、シンセの断片が重なり合い、1stアルバム『Dose』に見られるサイケデリックな没入感とアンビエント的な微細さが併存している。Jo Johnsonと並ぶ形で現行アンビエント/IDMシーンに新たな潮流を提示する一枚。

UKのアーティスト Jo Johnson が自身のレーベル〈Silver Threads〉の第一弾作品としてリリースした2枚組アルバム『Alterations Volume One』。ドローン、パッド、アルペジオが重なり合い、メロディックなモチーフが変化する風景を描く、アンビエントとテクノの境界を探りながら、日常の断片や偶発性を音楽に取り込むような音楽性。アルバムは、2025年1月から6月にかけて、社会的に困難な状況の中で少しずつ断片を作り、公開していったその積み重ねをまとめたもので、フィールドレコーディングや偶然の音を集め、日常生活の中で少しずつ音楽を紡いだ。一気に完成させるのではなく、時間をかけて音を寝かせ、変化や偶発性を取り込みながら形にしていく、スローな音楽。CD1にはオリジナル曲5曲、CD2にはそのリワークやフィールドレコーディングを用いた「Remnants」7曲を収録。
マンチェスターのクラブ・カルチャーに深く根ざしたプロデューサー Duster Valentine が〈YOUTH〉から限定12インチ作品『DIAL #212 061 92』をリリース。80年代末〜90年代初頭のクラシック・ハウス/テクノのフォーム&ファンクションを再現しつつ、現代的な精密さで仕上げられており、マンチェスターの伝説的クラブ「Haçienda」への系譜を意識したサウンド。〈YOUTH〉が運営していたストックポートのバー「MØ6B」が閉店したこともあり、クラブ文化への追悼的意味合いも込められている。Duster Valentineがマンチェスターのクラブ文化に捧げたディープ・ハウス/テクノのオマージュともいうべき一枚!

エジプト・エルミニア出身のアウトサイダー音楽家Abosaharが独自に築き上げた「トロビー・ミュージック」を集約した作品『Raasny』。トロビー・ミュージックは「True Being」の略で、シャアビーを基盤にハウス、テクノ、トラップ、ポップを混在させた荒削りなコラージュ音楽で、壊れた機材やクラックされたソフトウェアを駆使し、即興的に音響を生み出す。結婚式の熱狂、街角の埃っぽさ、カイロのネオンクラブの空気を同時に感じさせる生々しい雰囲気。宗教的儀式・家族の結びつき・音楽と踊り・豪華な贈り物が組み合わさった壮大なイベントであるエジプトの結婚式文化とストリートの熱気をそのまま封じ込めた一作。

ベネズエラはカラカスの貧困地区バリオから生まれ、ハウス、サルサ、メレンゲ、ユーロダンスなどが混ざり合った独自のダンス・ミュージックRaptor House。その創始者のひとりとされるベネズエラのDJ BABATRことPedro Elías Corroによる『Root Echoes』。2003〜2007年にカラカスで制作されたトラックを中心に、近年の楽曲も加えた構成で、Raptor Houseの原点を再構築したとも言える内容。アフロ・ベネズエラのリズムとトライバル・テクノを融合させた強烈なダンス・アルバムで、ハードなビート、スペイン語のヴォーカル・サンプル、高音のシンセフレーズが高揚感を生み出す。カラカスのストリートから生まれた強烈な文化を、国際的なレーベル〈Hakuna Kulala〉を通じて世界に届ける作品であり、アフロ・ベネズエラ音楽の新しい文脈を示す一枚。

