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遂に出たーーー!!!!前人未踏の絶景。越智義朗やdip in the poolの甲田益也子とも共演、細野晴臣も「彼女の声にはシャーマンが住んでいる」と絶賛。サウンドドラッグからポエトリー、ニューエイジ、第四世界/深海系アンビエント、テクノに至るまで、数々のカタログを残すパルスの魔術師にして〈EM Records〉もコンピを2作品も編纂していたヘンリー川原作品への参加でも知られる人物。一昨年末には〈Organic Music〉のフィジカルストアで関連イベントも開催、デッドストックも出回りマニアの間で話題を呼んでいた孤高の女性音楽家=宝達奈巳。数々の奇怪な企画盤で知られる、波音宏祐氏主宰のカルトレーベル〈Green Energy〉から1994年にCDオンリーで発表された幻の2ndセルフタイトル・アルバムが、アメリカの〈Forest Jams〉から30年越しに初アナログ化!今回のリリースに際して『Ultra-Hyper Cosmic Voice』と改題し、ジャケットも新装、新規マスタリング仕様で、宝達奈巳の特異で唯一無二なエクスペリメンタル/アンビエント・テクノの世界が堪能できる一枚。特にA2”【へび】Like A Snake”は激ヤバです。

1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年にファースト・アルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。

〈Where To Now?〉や〈Paralaxe Editions〉、〈Boomkat Editions〉などから傑出した作品を発表。オーガニック~テクノ、コンクレート、電子音響、ダブの狭間で、エレクトロニック・ミュージックの新境地開拓へと邁進してきた同地の女性アーティスト/DJ、Beatrice Dillonと、Pawnのメンバーとしても知られる日本人作曲家、Hideki Umezawaによるスプリットアルバム。Dillonの20分を超える楽曲"Basho"は哲学者西田幾多郎にインスピレーションを受けたものであり、Umezawaのゆっくりと展開する作品"Still Forms"は、サウンド・デザイナー、彫刻家、作曲家のBernard Baschetによる音響構造のカセッ探求から生まれた作品。

オランダ・ロッテルダムのDJ Shaun-Dによる、バブリングからダッチ・ハウスへの進化を辿るコンピレーション・アルバム『From Bubbling to Dutch House』が、〈Nyege Nyege Tapes〉よりリリース。本作には、1990年代のスピードアップされたダンスホールを基盤に、エレクトロ・ハウス、トラップ、B-More、レイヴなどを融合させた、シュリルなシンセとシンクロペーションが特徴の全10曲を収録。初期の代表曲"Pull Up"や"XXXmachine"から、未発表の新曲
Outta Control"、"Ultra Instinct"まで、DJ Shaun-Dのキャリアを網羅した内容となっています。
これぞ、追悼と再生の音響彫刻!故Mike Huckabyが遺したモジュラー・サウンドスケープを、cv313ことStephen Hitchellが深遠なダブ・エレクトロニクスとして再構築した作品が限定プレス。Mike Huckabyが愛用していたWaldorf Waveシンセサイザーに捧げられたトリビュート作品。ディープ・テクノの核心を静かに照らし出すような時間感覚と質感が息づいており、重力から解き放たれたような空間構築、漂うアナログの残響が美しいです!

アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkの『アウトバーン』リリース後の英国ツアーの一環として放送された、伝説の1975年フェアフィールド・ホール・クロイドン公演が高音質プレス盤で〈Room On Fire〉レーベルから登場。いま聴いても古びないクラフトワークのまるで未来のようなサウンドをお見逃しなく!
ハウス・ミュージック界のマイルス・デイヴィス。シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers名義で22年振りに発表した2016年作。シカゴ・ディープ・ハウスのクラシックとしてあまりにも先駆的なダンス・サウンドのいつの時代でも普遍的な美しさを放っています。
カナダからうまれる涼しげなハウスの英気を一身に引き受けたバンクーバーの名門にして、ダンス方面からニューエイジ・リバイバルを牽引してきた〈Mood Hut〉から最新物件!ケベック・モントリオール発のバレアリック・ビート〜ラテン・エレクトロニック・ミュージックの新鋭デュオOro Azulによる2024年デビューEP『Water Seeds』がアナログ・リリース。バンクーバー拠点のベテランDJ/プロデューサーMichael Redと、モントリオール拠点のメキシコ系サウンドデザイナーUltima Esunaからなる新鋭ユニット。揺蕩うDJ Python譲りのデンボウ・サウンドと微睡を誘うゆったりとしたサブ・ベースによる、ヒプノティックな水性のサウンドスケープが珠玉な浅瀬系アンビエント・ハウスの逸品。〈Wouter Brandenburg〉での高品質マスタリング仕様。

Samuel Purcell主宰の先鋭的テクノ・レーベル〈Blank Mind〉から最新要注目タイトルが遂に到着!昨今のブレイクコア・リバイバルにもタイムリーな一枚。英国のダンスミュージックが隆盛を極めた時代である1991年から1994年にかけて残されたオールドスクールなブレイクビーツ・ハードコア・クラシックの数々を満載した画期的コンピレーション・アルバム『Lost Paradise: Blissed Out Breakbeat Hardcore 1991-94』がアナログ・リリース!〈Warp Records〉の『Artificial Intelligence』、バックルームのチルアウトサウンド、イタリアのピアノハウス、そして、初期のジャングルブームの影響が融合したスイートスポット的作品群!しばしば穏やかで穏やかなサウンドスケープと、熱狂的なブレイクとベースの二重性。デジタル・サンプラーを通じて表現されるアセンションと現実逃避。DJ MayhemやHedgehog Affair、The Invisible Manといった面々が作り上げた夢想的なレイヴ〜シェフィールドのブリープ・アンビエンス、ソフトでニューエイジに近いシンセパッドまで、古いUKハードコアへの興味をそそる素晴らしい内容の編集盤に仕上がっています。

カセットテープ版にのみ収録されていたボーナストラック2曲を新たにリマスタリングし収録し、待望のCD版が登場です!goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉からは、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」による2022年度ファースト・アルバム『Metal Zone』がアナログ・リリース。中川による弓弾きのチェロと日野の角ばったエレクトロクスとドラム・マシンのシンコペーションが、Photekの『Ni Ten Ichi Ryu』とArthur Russellの『World of Echo』を足し合わせたようなサウンドを生み出す、破格のエクスペリメンタル・クラブ・ミュージック作品!ZodiakことTakashi Makabeによるデザイン。
様々なコラボレーションを経た上で2022年に活動をスタートし、チェロとエレクトロニクスを中心にそのユニットに備わる音楽性=「電子音楽/弦楽」「現代音楽/クラブミュージック」「作曲/即興」「フィジカル/メタフィジカル」「人工/自然」など、音・音楽が持っている様々な極/曲を、その名の通り「攪拌」する、KAKUHAN(日野浩志郎×中川裕貴)。
こだま和文、Deadbeat、Jankaなど国内外のレフトフィールドなモダン・エレクトロニック・ダブのアーティストをリリースする、Undefined主宰のNewdubhall。第7弾は、5年ぶりエレクトロニック・モダン・ダブの象徴的な存在、Babe Rootsをフィーチャーする。
〈Newdubhall〉、主宰のUndefined、各ソロのデジタル・リリースをはさみ、2025年最初のリリースとなるのは、同レーベルから約5年ぶりとなる、イタリアのアレッサンドロ・ヴェリーナとアンドレア・ペリーニによる、モダン・ダブ / ダブ・テクノ・ユニット、Babe Rootsの10インチのリリースとなる。2017年にリリースされた彼らのアルバム『Babe Roots』は、いまだにリプレスされ続けるロング・セラーとなっており、まさに現在のリズム&サウンド以降のエレクトロニック・モダン・ダブを更新する象徴的な存在と言えるだろう。今回は、両面で〈System Music〉からの2021年のシングル「Through We」にも参加していたWayneのダブ・ポエットをフィーチャー。A面「Mi Feel It」はヒップホップ的なビートを配したダウンテンポ・トラック。B面「Roots」では、UndefinedのOhkumaのドラムをフィーチャーし、特に彼らのなかでもルーツ・レゲエ色が強いトラック。こちらはセネガル出身でイタリアを拠点に活動するシンガー、Galasの歌がゆっくりと空間をたゆたうなか、Wayneのダブ・ポエットが淡々と言葉を紡ぐコンビネーションとなっている。どちらもリリックには、1982年にリントン・クウェシ・ジョンソンとデニス・ボーヴェル・プロデュースでアルバム『Mi Cyaan Believe It』を〈Island〉から出しながら、キングストンで非業の死を遂げたダブ・ポエッツ、マイケル・スミスがクレジットされており(どちらの曲名も同アルバムに同名曲があり)、その作品へのオマージュとも言える内容となっているようだ。両面ともに彼ららしいモノクロームな質感の、ディープな空間が広がるダブ・サウンドを聴かせている。〈Newdubhall〉の招聘によって、2020年に来日が予定されていたもののコロナ禍の到来で中止となった。今年、来日が予定されている模様だ。(河村祐介 / 書籍『DUB入門』監修)
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、2004年にMoritz von Oswald自身によってリマスターされ発表されていたミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。オリジナルは1993年にPlanet Eからリリース。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1995年にMシリーズとしてリリースされていたVainqueurによるテクノ・クラッシック普遍的名曲が、2025年リプレス。Maurizioによるリミックスも収録。
2025年リプレス。テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、1995年にCDのみでリリースされていた音響ダブ/テクノの傑出した普遍的名曲が、オリジナル・カットよりも長いフル・レングス・ヴァージョンでヴァイナル化。

全チルアウト・アンビエント/ニューエイジ・ファン要注目の素晴らしいタイトル!今も現役のニューエイジ巨匠LaraajiやPeaking lightsとの仕事も知られる、サイケ〜バレアリック~ニューエイジ〜AOR〜ディスコを繋ぐダンス・ユニットにして、英国のチルアウト・ミュージック界隈の代表格Seahawks。今年度最新アルバムとなる『Time Enough For Love』が名門〈Cascine〉より到着。60年代後半から70年代にかけて数々のヒット曲を残したアメリカのSSW、Harry Nilssonのデモ作品である"groove and mood"や、ローズ・ピアノ、ウーリッツァーといった、70年代固有の音楽的波長から得られた独特のインスピレーションを土台に、暖かく恍惚とするような、ポスト・レイヴと言うべき、幻想的で優美なアンビエント・エキゾチカを描いた至福の一枚。

ウガンダの首都カンパラを拠点とする、東アフリカの伝統的な音楽と現代の電子音楽を融合させたアンダーグラウンドで革新的なサウンドを世界に紹介するレーベル〈nyege nyege tapes〉より、アーセナル・マイクベの『DRUM MACHINE』が登場!アーセナル・マイクベはウガンダの画期的なバンドで、アコースティックと電子音楽の境界を自由に行き来し、ポリリズムに歪んだ声と幽玄なシンセドローンを融合させている。バンドはパーカッショニストのセントンゴ・モーゼス、ドラテレ・エピファニー、ルヤンビ・ヴィンセント・デ・ポールで構成され、ポルトガルの音響アルケミスト、ジョナタン・ウリエル・サルダーニャが共同創設者。彼らはローランドの象徴的なビートボックスTR-808をリバース・エンジニアリングすることで、鋼鉄で鋳造された「パーカッション・マシン」を考案し、アーセナル・マイクベの熱狂的なパフォーマンスに重低音の電子音をシームレスに統合している。本作は、ジャンルに収まりきらないリズムのマスタークラスで、メンバーのビートが時間の流れを超えて交錯し、オーガニックかつデジタルな、エクスペリメンタル・アフリカン・エレクトロニカとでも言うべき音楽性!

NET GALAの〈Hakuna Kulala〉からのデビューアルバム『Galapaggot』は、ノイズとクラブミュージックの境界を曖昧にしながら、ダンスフロアにも通じるエネルギーを秘めた奇妙な傑作。本作は韓国のプロデューサーであるNET GALAがShade SeoulというLGBTQコレクティブや、ソウルの有名クラブCakeshopなどでキャリアを磨きながら培った、型破りなダンスサウンドの集大成で、2019年の初EP『[re:FLEX*ion]』や、2021年に〈SVBKVLT〉からリリースされた『신파 SHINPA』で磨いたドラマティックなアプローチをさらに押し広げ、今回はより自由で無秩序な実験を展開している。フットワークやボールルーム、グラインドコア、ハードトランスといった音楽の要素をチラリと覗かせながら、韓国語のゲイ・スラングを叫ぶ曲や、ベトナムのアーティストとコラボしたトラックもあり、アルバム全体がカオスでパワフル。笑いや皮肉も交えながら、「普通」に収まらない自分たちの居場所を音で表現するような一枚。

Cocteau Twins、Arthur Russell、更にはFrank Oceanが〈Hyperdub〉からコラボ作を出したことを夢想させる問題作!
BurialとKode9による『Fabriclive 100』でフックアップされ、アフリカン・ダンスの最深部ともいえるクドゥロをベースとしたサウンドを探求するアンゴラの鬼才Nazarが〈Hyperdub〉より2ndアルバムをリリース!
前作『Guerrilla』の後、深刻な病気を経て、今作『Demilitarize』は死と向き合うこと、そして新たな愛の芽生えから生まれたものだという。また、Nazar本人は本作のインスピレーションとして『攻殻機動隊』の世界観が核になっていると語っている。多層的に蠢くサブベース、旋回するSFシンセ、そして前作同様、クドゥーロのリズムは聴こえてくるが、ダンス・ミュージックの機能性は控えめな、ヴォーカルが引き立つよう解体された形で取り入れられている。タイトルが示す通り最もソフトなサウンドを展開するM9「Heal」は必聴!
Cocteau Twins、Arthur Russell、更にはFrank Oceanといったアーティストにも通ずるドリーミーでメランコリックなムードが作品全体を通して漂う問題作が完成!

ドイツのエレクトロニック・シーンを長年に渡って牽引してきた名門〈Kompakt〉からは、そのボスであるWolfgang Voigtの大人気名義”GAS”の最初のセルフタイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。1996年に聖地〈Mille Plateaux〉から最初にリリースされて以来、オリジナルの形では入手出来ないでいた本作が、Wolfgang Voigtの最も謎めいた、奇抜なプロジェクトのデビュー・フルレングスとしてこの度完全復刻リリース。90年代中盤の、ダブ・テクノの全盛期で産み落とされた、果てしなく広大であり瞑想的な力に満ちた、チルアウト・ミュージックの極点と呼ぶべきアンビエント名作!

ロンドンの地下テクノ聖地、異端クラブレーベル〈The Trilogy Tapes〉から、〈UNKNOWN TO THE UNKNOWN〉〈DON'T BE AFRAID〉からのリリースでもその名が知られるロンドンのトラックメイカーBrassfootが、2022年のアルバム以来となる新作EP『Search History』を発表。トリッピーな電子音と強烈なステッパーズ・グルーヴを詰め込んだ全5曲を収録。2015年のデビュー以来、Brassfootはサウンドシステム・ミュージックを独自のサイケデリックな視点で解体し続けてきた。今作では、デチューン・シンセが漂う「Double Speak」や、湿ったステッパー「Kinda Vicarious」、煌めくアルペジオが舞う「Cat Riddles & Gunnels Juice」、ブレイクコア的なカオスを放つ「Earthtopia」、ダークな締めくくりの「A Nation, No Flag」など、多彩なトラックが展開される。独自のスタイルでクラブミュージックを再構築するBrassfootの最新形がここに。
Ron Morelliの最新作『Extinctionist』は、エレクトロニックミュージックの重要レーベル〈L.I.E.S.〉の主催として知られる彼の新境地を切り開く一枚。これまでのテクノシーンにおけるベテランとしての経験が色濃く反映されており、従来のテクノに様々なジャンルを融合させたエクストリームなマシン・テクノを収録しています。アルバム全体にわたって、ノイズやインダストリアルな要素が絡み、神々しさすら感じさせる極地まで踏み込んだサウンドが展開されている。〈L.I.E.S.〉の歴史を象徴するような凶暴で攻撃的なトラックであり、さらなる新しい音楽的探求も感じられる。
ジャパニーズテクノのパイオニア、電子音楽家SUSUMU YOKOTA(横田進)による変名プロジェクト"海老"の作品をベルリンのテクノ・クラシック・リバイバル・レーベル〈TRANSMIGRATION〉がリマスター&リイシューしていたものが、この度めでたくリプレスされました!Dr. Motteが主宰した〈Space Teddy〉より'94年にリリースされた1stアルバム『禅』、'96年の2ndアルバム『天』からセレクション!選りすぐられた9曲は、いずれも催眠的なクラブ・センシュアリティの追求が特徴で、FMフェザーを使ったアンビエント・アシッド・ハウスと、より切迫したアシッド・トランスの中間に位置する。アシッドとジャパニーズ/オリエンタルのエッセンスと宇宙スピリチュアリティびんびんの傑作!
