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極上アンビエント美盤が登場、お見逃しなく!ジム・オルークや坂田明、山本達久、石橋英子といった強力な面々ともコラボレーションを行ってきたイタリアの実験作家Giovanni Di Domenicoに、その盟友として幾度もコラボレーションを重ねてきたベルギーのアーティスト、Pak Yan Lau、〈RVNG〉や〈Freedom To Spend〉といったレーベルの運営にも携わる作曲家、サウンド・デザイナー、JABことJohn Also Bennettによるトリオ作品が、Bennett主宰の〈Editions Basilic〉よりアナウンス。ベルギーの首都ブリュッセルで録音された4部構成の作品となっており、加工されたローズピアノ、陶器の焼けるような音色、液化したバスフルートが織りなす、波打つ錬金術の如しモダン・クラシカル・アンビエント作品に仕上がっています。限定300部。

サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家、カルロス・チパの新アルバム『Book of Sounds』が登場!Book of Soundsは、作曲家でありピアニストでもあるハンス・オッテが1979年から1982年にかけて創作したピアノ曲集で、荒唐無稽なサウンドも、クライマックスも、始まりも終わりもほとんどない、アメリカン・ミニマリズムのコンサート音楽に対するヨーロッパとドイツの回答とも言える内容で、ピアノ、和声のカデンツのシンプルさ、無心への回帰が、聴き手を芸術において本当に重要なものである聴くことそのものへの集中を促す。スタインウェイのグランドピアノ、ヤマハのアップライトピアノ、ヤマハのCP-70(初期のエレクトリックピアノ)という3つの異なるピアノで録音された本作は、ピアノの微細な音色に耳を澄まし、音の中の音、自分自身の共鳴を探すような内省的な音世界!



Rafael Anton IrisarriやStars of the Lidなどのファンの方も必聴の天上的モダン・クラシカル・アンビエント/ドローンの大傑作。オブスキュア〜ニューエイジ以降の世界的なリバイバルを、オランダ・アムステルダムから推し進めた大名門〈Music From Memory〉から発売された画期的再発盤や、自身の率いたモダン・クラシカル・ニューエイジの秘宝と呼ぶべき音楽集団、Orquesta De Las NubesやMusica Esporadicaでも知られるスペインのポスト・ミニマル/アンビエントのレジェンド、Suso Saiz。同国のインディペンデント・レーベル〈Grabaciones Accidentales〉による、当時の新進気鋭の作家を紹介した画期的シリーズ〈El Cometa De Madrid〉(マドリッドの彗星)シリーズなどを軸に、「マドリッド音響派」とも称される、世界でも稀に見る前衛音楽シーンの興隆した、80年代スペイン地下シーンの代表格である彼の24年度最新作が堂々リリース。現地では著名な音楽会社を立ち上げたり、テレビや映画などの劇伴なども数多く手掛けながらも、2010年代半ばまでは海外ではあまり知られていなかったSuso Saiz。スパニッシュ・アンビエントの名手として、今やお馴染みの作家となった彼による、24年の締めくくりに相応しい、幽遠で壮大な、恐るべきアンビエント作品が登場。〈Music From Memory〉からの4作目となった本作には、「人類によって生息地が破壊されつつある地球上の生物たちの集合的な騒音」というテーマが秘められています。

オリジナルは現在高値で取引されているキャリア屈指の人気盤、お見逃しなく!Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coilが99年にリリースした傑作「MUSICK TO PLAY IN THE DARK」がリイシュー!アンビエントやグリッチ、ミニマリズム、コスミッシェ・ムジークに影響を受けた「月面音楽」と呼ばれるスタイルを純粋に表現した2枚のアルバムのうちの1枚。不穏な雰囲気を存分に醸したオルガン・ドローン・サウンドに、冷ややかなストリングスやピアノ、呪術的なポエトリーやバッキング・ボーカルなどを散りばめたエクスペリメンタル・アンビエント/モダン・クラシカル傑作!
2009年にリリースされたcommmons移籍第一弾となるソロ・アルバム「out of noise」のリマスター盤。未発表曲を追加して本人監修のもとリマスタリング。
全曲インストゥルメンタルの静かな作品で、オリジナル・ソロ・アルバムとしてはシンセサイザーを一切使わない初めてのアルバム。ピアノ、自然音を主体に、ゲストにイギリスの古楽演奏グループのフレットワーク、笙奏者の東野珠実、雅楽の南都晃耀会に小山田圭吾、清水ひろたか、高田漣、クリスチャン・フェネス、ロブ・ムースら多彩なジャンルの弦楽器奏者が招かれている。
アルバム制作中に訪問した北極圏での体験に強く影響を受けた「disko」「ice」「glacier」も収録。「glacier」は後に映画『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督:2016年)、『怪物』(是枝裕和監督:2023年)劇中にも使用された。重量盤
イーノの〈Obscure〉レーベルの代表的傑作が待望の再発!1960年代前半には、Derek BaileyやTony Oxleyと即興演奏を共にし、John Cage、Cornelius Cardewといった面々との仕事も知られるだけでなく、かのPortsmouth Sinfoniaを1970年に設立した、紛れもなく英国を代表する作曲家、Gavin Bryars。1975年に〈Obscure〉レーベルの第一弾として、Brian Enoがプロデュースしリリースされた至上の傑作『The Sinking of the Titanic』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。イギリスの客船の大西洋横断処女航海の悲劇的な出来事に触発された、ブライヤーズの初期の主要作品である「タイタニック号の沈没」を収録。控えめな弦楽器と不確定な要素の集合体を通して、寂しくも不気味な乗客の体験を雄弁に再現した、現代のクラシック音楽の中で最も崇高な作品の一つ。

芦川聡や広瀬豊、高田みどりといった日本の環境音楽/アンビエントのパイオニアによる歴史的名作から、『Patlabor 2: The Movie』に『Ghost In The Shell』、『Tokyo Fist』といったサントラ作品、イタリアン・ライブラリー/サントラ物まで、数々の秘宝を掘り起こしてきたスイスの一大名門レーベル〈WRWTFWW Records〉から新物件!熱烈な芦川聡フリーク/研究家にして、ナンと芦川氏の学生時代の音源まで発掘していた人物であり、自身の作品もその影響を公言しているアイルランドのアンビエント作家で、〈WRWTFWW〉のお気に入りのGareth Quinn Redmondと、ポーランドのプロデューサー、マルチ楽器奏者、サウンド・エンジニア、Albert Karchによるコラボレーション作品がアナログ・リリース。Talk Talkのメンバーであったイギリスのミュージシャン/シンガーソングライターのMark Hollisと、〈WRWTFWW〉が再発を手掛けた日本の80年代の環境音楽/アンビエントの立役者、芦川聡からインスパイアされた、実験的アンビエント・セッションを収録。限定300部。

ニューエイジ/アンビエント好き必聴です!Loris S. SaridやTarotplane、XYR、D.K.といった世界各地のユニークなエレクトロニック・アクトを取り揃えるグラスゴー拠点の実験的レーベル〈12th Isle〉から最新リリース。90年代にベルギー・ブリュッセルで始まった共同演奏にルーツを持つFan Club Orchestraによる久々となる最新アルバム『VL_Stay』をストック。24年に再編成された彼らの実に11年ぶりとなる最新タイトル。ミニマリズムやモダン・クラシカルの要素を取り入れた親密で内省こもったコスミッシェ・アンビエントの秀逸作品。

前作『Matter』も大変素晴らしい内容で驚かされた”スイス版Ben Frost”ことチューリッヒ拠点の作曲家/サウンド・アーティストであり、多ジャンルを横断してマキシマリズムを追求する注目作家、Noémi Büchiによる2年振りとなる破格の最新作『Does It Still Matter』が、同国の尖鋭レーベル〈-OUS〉より遂に到着!!!! モダン・クラシカルの脱構築における新たな境地に達した破格の傑作!ポスト・ノイズからグリッチ、レイヴ、後期ロマン派クラシックに、20世紀初頭の現代音楽まで、実に多彩な影響源が落とし込まれた、ブルータルで没入的な今年度エクスペリメンタル/電子音響最大級の問題作。座して爆音でアナログで浴びてください。

2024年リプレス!大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Kompakt〉からリリースした2017年の復活作ともいえる傑作がヴァイナル再発!本人が撮影したアートワークの雰囲気そのままのにドイツの森林を彷彿とさせる幻想的で重厚なアンビエント・サウンドにより、ベーシック・チャンネルやエイフェックス・ツイン等と共にヨーロッハのテクノ・サウント黎明期に生み出された音場を包み込む傑作ダブ/アンビエント。24pアートブック付属。

拡張された演奏時間と、熟孝された和声構造を駆使して、音色と時間との密接な複雑性に焦点を当てた作品を作り続けているSarah Davachi。そんな彼女が自身のレーベル〈Late Music〉より2枚組の最新作『The Head as Form’d in the Crier’s Choir 』をリリースする!2022年から2024年の間に書かれた本作に収録されている7つの楽曲は、ギリシア神話に登場するオルフェウスに関する資料2つを用いて制作された。1922年に発表されたリルケの詩集『オルフェウスへのソネット』と、1607年に発表されたモンテヴェルディの初期バロックオペラ『オルフェオ』である。本作は、『Two Sisters』(2022年)と『Antiphonals』(2021年)を補完するような作品となっており、彼女のホームスタジオから生み出される、定形式な電子音響音楽作品と、ゆっくりとしたテンポの、ややオープン形式の室内楽作品とのギャップを埋める試みであったという。だが、この作品では、演奏ごとに新たな構造が提示され、その繰り返しによって、新たな構成とより深い意味への道筋が提示されていったのだった。
坂本龍一が初めて手掛けた映画音楽にして代表作のひとつである「戦場のメリークリスマス」のサウンドトラック(1983年英国アカデミー賞作曲賞受賞)が遂に180グラム重量盤アナログレコードで完全生産限定復刻。1983年の初発売以来41年振りとなる待望の発売です。新たなカッティング用マスターには坂本龍一作品のリイシューや、ビョークなどを手がけるエンジニア、ヘバ・カードリーによる2024年最新リマスタリングを施しています。ブックレットにはピーター・バラカン、小沼純一の両氏よるライナーノーツを掲載。

カンブリア出身、マンチェスターを拠点とするアーティスト、パーカッショニストであるTom Burfordのソロ・プロジェクトであり、これまで〈Rhythm Section International〉や〈Shall Not Fade〉といった名うてのダンス・レーベルからも作品を送り出してきたContoursによる4年ぶりとなった最新アルバム『Elevations』が〈Music From Memory〉から登場。シンセサイザーや弦楽器、パーカションのリズムを巧みに混ぜ合わせながら、合成音と有機音を融合させ、第四世界〜ミニマル・アンビエント〜コンテンポラリーを大いに横断した幻想的で耽美な一枚!〈Music From Memory〉の新譜部門ならではの卓越した内容です。
SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2017年に自身の〈Carrying Colour〉より発表し、現在レア化しているアルバム『Sen Am』が2022年度アナログ・リプレス。ロンドンとフリータウン、京都や東京といった世界各地の都市を行き来していた2年間に制作された楽曲を収録。J DillaやPete Rockらの金字塔的作品を思い起こさせるメランコリックなフック。単なるジャズには終わらない、ヒップホップやテクノのスピリットまでもが感じられる、珠玉のモダン・クラシカル作!
オリジナルは現在入手困難!DJ Lostboi名義でもPost-Trance Ambientと言うべきデコンスラクテッド・クラブ/ポスト・クラブ以降の特異で孤独なサウンドスケープと音響を織り上げてきたフランスの実験的な女性アンビエント作家、DJであり、Dark0やMerely、Kamixloの弟のUli Kらとの仕事も知られるBarbara Bracciniの変名Malibu。ArcaやMykki Blanco、Chino Amobi、Fatima Al Qadiri、Gobbyといった10年代以降の数々の先鋭的アクトを世に送り出したNYの名門〈UNO NYC〉こと〈UNO〉から22年に当初CDとカセットで発表されていた傑作『Palaces of Pity』が、ボーナストラックを追加したスペシャル・エディション仕様で待望のアナログ化!透徹された天上的な音響を軸に、そこに溶け込んでいくヴォーカルやストリングス、ギターのアンビエンスが甘美で珠玉な、近年のアンビエント作品でも実に稀有な名作。RadioheadやArca、Mica Leviなどの作品にも携わるチェロ奏者Oliver Coatesも参加。力強く推薦できる内容です!

Andy StottやDemdike Stare、DeepChordといった数々の実験的なアクトを揃える現行エクスペリメンタル・シーンに君臨する名門中の名門こと〈Modern Love〉からは、昨今人気な限定プレスの7インチ作品シリーズのニュー・タイトルがまたしてもドロップ!〈12th Isle〉からも作品を送り出していたグラスゴーの実験的作家/シンガーのLucy Duncombeによる最新シングル作品『Sunset, She Exclaims』がリリース。ボブ・ディランの恋人であったボニー・ビーチャーが残した唯一無二のカルト・バラード"Come Wander With Me"の素晴らしいカバーに、自身の特徴的な音声合成による声の実験を織り込んだ、モダン・クラシカルのデコンストラクションとして極めて秀逸かつ優美な内容を収めた逸品!

LAを拠点に活動する電子音響音楽の作曲家・演奏家のSarah Davachiと、さまざまな美術館やギャラリーなどで写真やインスタレーション、パフォーマンスなどの作品を展示する視覚芸術家 Dicky Bahtoによるコラボレーションのライヴレコーディング作品が3CD+ブルーレイ・ディスクにて世界限定500枚にてリリース。音源は2023年9月17日にニューヨーク近代美術館(MOMA)にてOmer Leibovitzによってレコーディングされている。
2017年発売の『async』以来となる、坂本龍一 約6年ぶりのオリジナルアルバム『12』。
日記を書くように制作した音楽のスケッチから12曲を選び、1枚のアルバムにまとめた作品集。
ジャケットは「もの派」を代表する国際的な美術家、李禹煥(リ・ウファン)氏の描き下ろし。
トラックリスト:
01. 20210310
02. 20211130
03. 20211201
04. 20220123
05. 20220202
06. 20220207
07. 20220214
08. 20220302 - sarabande
09. 20220302
10. 20220307
11. 20220404
12. 20220304
