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Chris Korda - Passion For Numbers (LP)Mental Groove
¥3,283
国際的に有名なマルチメディア・アーティストで、30年もの長きに渡り、電子音楽、デジタル・アート、ビデオ・アート、パフォーマンス、コンセプチュアル・アートなどの作品を発表してきたChris Korda。エレクトロニック・ダンス・ミュージックに複雑なポリメーターを使用したパイオニア的人物であり、ポリメーターの作曲技術を探求するためにユニークなMIDIシーケンサーを発明。〈Perlon〉や〈Mental Groove〉〈Gigolo Records〉といったレーベルにも在籍する彼女の2022年度最新アルバム『Passion For Numbers』。ネオ・クラシカル、アンビエント、ジャズのDNAを注入し、新世代的な音楽アルゴリズムに基づいて制作された意欲的な一作にして美しく感傷的で親密な瞬間に満ち溢れた極上のピアノ・アルバム!インサート付属。限定プレス。

UMAN - Chaleur Humaine (LP+DL)Freedom To Spend
¥2,685
Woo、Nuno Canavarro、Enyaの幻の交差点?? ニューエイジ・リバイバルをネクスト・ゾーンに推し進めてきた名ブログ〈FOND/SOUND〉も紹介していた作品!〈RVNG〉傘下にPete Swansonが運営する名レーベル〈Freedom To Spend〉がまたしても名仕事。Danielle Jean & Didier Jeanからなる90年代フランスのニューエイジ/アンビエント・デュオ、”Uman”が92年に〈Buda Musique〉からCDオンリーで発表していた希少作品がリマスタリング仕様で待望の復刻!本作までに2枚のポップス・アルバムを録音したものの賛否が分かれた彼らの作品。そのためにフランスの音楽業界の期待から逃れるようにパリ南部の郊外にあるオルセーに自分たちのスタジオを建設。自身らの新しく自由な視点と空間、アイデアを実現するために作られたこの場所で当時の最新の音楽技術を導入。独創的なサンプリングやヴォーカル処理などを取り入れ、音響派的な感覚にも通じるような、ソフトでシュールなモダン・クラシカル・ニューエイジへと仕上げた傑作!Diego Olivas(FOND/SOUND)によるライナーノーツを収録。


Joana Gama & Luís Fernandes - There's no knowing (CD)Holuzam
¥2,069
今年度上半期ベスト候補として手放しでレコメンドしたい異次元の音絵巻!アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰めるだけでなく〈Warp〉関連アクトを2組も輩出したポルトガル・リスボンのゲットー・レーベル〈Príncipe〉人脈として知られるカルト・レーベル〈Holuzam〉。同国北西部の都市ブラガ出身の電子音楽家であり、Lawrence English主宰の〈Room40〉や〈Clean Feed〉傘下の〈Shhpuma〉などにも在籍する奇才、Luís Fernandesとその盟友Joana Gama。同レーベルからの同時入荷な前作『Textures & Lines』から2年ぶりとなった2022年最新作がCDリリース。自身らのコラボ5作目のアルバムに当たり、2人のアーティストが周囲の空白、そして、沈黙と対話する50分間を記録した作品。前作で見せたモダン・クラシカルとしての高みをさらにアップデート。時にスリラー映画のサウンドトラックのような緊張感とナイフの刃のような切れ味の中から破格のイマジネーションが湧き上がる、この2人の最高傑作ともいうべき一枚であり、現代の電子音楽や現代音楽ともまた別の次元へと踏み込んだ一枚。マスタリングを手がけたのは〈12k〉主宰の電子音響/アンビエントの名手Taylor Deupree。限定300部。


Luís Fernandes - Textures & Lines (CD)Holuzam
¥2,069
吉村弘や芦川聡といった日本のアンビエントとも違う超時的な魅力を醸す新たな環境音楽の姿。アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰めるだけでなく〈Warp〉関連アクトを2組も輩出したポルトガル・リスボンのゲットー・レーベル〈Príncipe〉人脈として知られるカルト・レーベル〈Holuzam〉。同国北西部の都市ブラガ出身の電子音楽家であり、Lawrence English主宰の〈Room40〉や〈Clean Feed〉傘下の〈Shhpuma〉などにも在籍する奇才、Luís Fernandesの2020年CD作品をストック。ポルトガルのアンサンブルDrumming GPに依頼されたことで制作が始まったタイトルとなっており、盟友Joana Gamaを始め、同アンサンブルのメンバーを含めた数名のパーカッション奏者が参加。古典的な現代音楽の限界へと挑戦し、聴くたびに進化する風景を生み出したイマジナリーかつ永続的なモダン・クラシカル作!

Francesco Messina - Reflex (12")Superior Viaduct
¥2,372
Joanna Brouk、Luciano Cilio、Charlemagne Palestineのファンにも!イタリア歌謡界代表格であり、昨年惜しくもこの世を去った偉才Franco Battiatoプロデュースのもと〈Cramps〉に残されたカルト・アンビエント傑作であり、同じくバッティアートの手掛けたGiusto Pio「Motore Immobile」とは対となる伝説的なアルバム『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも知られるFrancesco Messinaの79年作が、世界各地の音楽遺産を現代へと呼び起こす名門〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リリース。1979年にイタリア・ミラノの劇場に出演を依頼された際の演目であった3曲を収めた作品となっており、実に30年以上の時を経て、この度初となるアナログ化!有機的な生々しさと心に沁みる美しさで現代音楽の地平を再考する孤高のアヴァンギャルド/ミニマリズム。『Prati Bagnati Del Monte Analogo』でも仕事を共にしたRaul Lovisoniもフルートで参加しています。

Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)Alien Transistor
¥3,463
World's End Girlfriend、折坂悠太、yumbo、Kid Fresinoまで引っ張りだこの弦楽奏者、波多野敦子と、〈Dauw〉や〈Sonic Pieces〉などからのリリースも知られるベルリン拠点の日本人アンビエント/サウンド・アーティスト、Midori Hiranoによる初のコラボ・アルバムが登場。うなりに渦巻き、ヒスノイズの音に満ちた夏の終わりの逢う魔が時の空気のなか、漆黒な意匠へと身を包んだエクスペリメンタルなモダン・クラシカル/ドローンが鳴り響く極上の一作!限定400部。

Deaf Center - Pale Ravine (2LP+DL)Miasmah Recordings
¥4,131
言わずと知れたモダン・クラシカル/ダーク・アンビエント大名盤!Erik Skodvin & Otto A. Totlandという北欧ノルウェイの名作家ふたりによる名ユニット、Deaf Centerによる2005年〈Type〉からの傑作『Pale Ravine』が待望のアナログ復刻!05年当時盤のアナログ・オリジナルも2016年の〈Miasmah〉からのリプレスLP盤も共に高騰・入手困難と化している中で大人気ファースト・アルバムが嬉しい再発!古い無声映画にインスパイアされた作品であり、スカンジナビアらしい神聖な空気や険しい自然の風趣、漆黒のアトモスフェリックな意匠の中へと古ぼけたサンプルやフィルレコ素材が織り交ぜられた極上のアンビエント・ミュージック。未発表音源を追加収録した2022年ダブル・パックでのリリースとなります。限定300部。

David Behrman - ViewFinder / Hide & Seek (LP)Black Truffle
¥2,968
昨年末にこの世を去った偉才、Jon Gibsonにとっては遺作に当たる作品か。モダン・クラシカル/ミニマル・ドローン/ニューエイジ・ファンにも推薦!ベルギー時代にはHenri Pousseurに師事、ライブパフォーマンスやインスタレーションに使用される「メモリ」を備えたマイクロコンピュータを駆使した演奏でも知られ、Robert AshleyやGordon Mumma、Alvin Lucierとも並ぶ、戦後アメリカの実験音楽の重要な地位を占める孤高の電子音楽家であり、オーストリア・ザルツブルク出身の誉れ高きレジェンド、David Behrman。1989年から2020年にかけて、故・Jon GibsonとWerner Durandとともに録音してきたコラボ最新作品がオーレン・アンバーチ率いる豪州前衛音楽の牙城〈Black Truffle〉から登場。2種類の実演を収録した”Unforeseen Events”は、作曲とソプラノ・サックスを担当したWerner Durandによって1989年・ベルリンでの演奏と、Jon Gibsonのソプラノによる1999年のニューヨーク版が収録。B面には、2002年に発表したインスタレーション作品の”ViewFinder”をベースに制作した遠隔コラボレーション作品であり、実験音楽界の伝説的人物の生命力を強く示す重要なリリース。David Behrman & Werner Durandによるライナーノーツが付属。マスタリングを手がけるのはやはり名手Joe Taliaと万全です!

Kevin McCormick, David Horridge - Light Patterns (LP)Smiling C
¥3,173
1970年、公共職業安定所で出会い意気投合、マンチェスターの小さなクラブで演奏していた男と地元のバンドマンであった名も無き2人組、Kevin McCormick & David Horridge。当時の地元のシーンの作家たちとは一線を画し、John MartynやDavid Crosby、Erik Satie、Terry Riley、Eberhard Weber、Alice Coltraneといった別世界の音からインスパイアされ、シンプルなホーム・スタジオにてつくりあげた知られざるミニマル・ミュージック希少盤が現行リバイバル界隈の最先鋭〈Smiling C〉から奇跡のアナログ・リイシュー。ゲストに無名のシンセサイザー奏者、Rob Baxterを迎え、カセットデッキに録音した唯一作であり、ケビンの書いた自身の詩にちなんだ表題となった11曲入りのアルバム『Light Patterns』。最終的には、音楽マネジメント会社の〈Blackhill Enterprises〉の共同創設者のひとりであり、シド・バレットが在籍していた頃のPink Floydを始めとした数々のバンドやミュージシャンのマネジメントを担当してきたピーター・ジェナーの新レーベル〈Sheet〉から82年に発表、現在激レア化している逸品。アルバム・アートワークを手懸けたのは、バーニー・バブルスとロック・ファンも要注目の一枚。アルバム発売後も定期的に活動を続けるも、デヴィッドが引っ越したことにより、活動を終了。しかしながら、片割れのケヴィンは現在もロフトで夢のような音楽を生み出し続けており、今後は彼の最新楽曲を含めたソロ・アーカイヴの発表も予定されているとのことです。

Jurg Frey - Circles And Landscapes (CD)Another Timbre
¥1,978
Meditationsベストセラー!静寂のなかで音を紡いでいくWandelweiser派のベテラン作曲家Jurg Frey (1953-)。1993年~2015年までの楽曲を収録した珠玉のピアノ作品集をリリース。
Philip Thomasの演奏により、その一瞬の時間にしか存在しない奇跡のような流れを、ピアノの1音1音で記録していくような、また1音の響きからじんわりと静かな場を生んでいくような...芯まで繊細さがひろがります。Cornelius Cardewへ捧げた作品をふくむ全6曲。ピアノと時間の流れとはいかに美しいものか、どうぞお聴きください。
Philip Thomasの演奏により、その一瞬の時間にしか存在しない奇跡のような流れを、ピアノの1音1音で記録していくような、また1音の響きからじんわりと静かな場を生んでいくような...芯まで繊細さがひろがります。Cornelius Cardewへ捧げた作品をふくむ全6曲。ピアノと時間の流れとはいかに美しいものか、どうぞお聴きください。

Jurg Frey - Collection Gustave Roud (2CD)Another Timbre
¥2,987
静寂のなかで音を紡いでいくWandelweiser派のベテラン作曲家Jurg Frey (1953-)。Another Timbreよりスイスの詩人Gustave Roud(1897-1976)にインスパイアされたという大曲入りの2CDアルバムを発表です。Andrew McIntosh、Dante Boon、Stefan Thutなど、Wandelweiser & Another Timbreな人脈が集結し、自身も演奏に参加した四人編成。徹底したミニマリズムにアンビエント感も含んだノスタルジックな色彩の中で類い稀なるリリシズムが息づく名演。日本的な引きの美を感じるところも。肩の力を抜いて聴けますよ。


Lisa Lerkenfeldt - A Liquor Of Daisies (CS)Shelter Press
¥1,678
版元でも在庫少。お見逃しなく。〈Vienna Press〉や〈Aught Void〉といった通好みのドローン/アンビエント系のレーベルからも秀逸な作品を繰り出してきた豪州・メルボルン拠点の女性作家であり、ノイズ・デュオ”Perfume”の一員としても活動していたLisa Lerkenfeldtによる現在マーケットプレイスでは高騰している2020年のカセット作品が最終リプレス。パンデミック以後、「孤立の到来を告げる3台のピアノのための音楽」とのことで、オブスキュアなヒスノイズの霧の中を清廉で静謐なピアノの調べがエンドレスにループし続ける、時間というフィールドを通して展開されるファンタジーともいうべき傑作アルバム。Kassian Troyerの手により〈Dubplates & Mastering〉でのマスタリング。限定100部。

William Basinski - Lamentations (CD)Temporary Residence Limited
¥1,725
無限にして永遠に続くグリーフワークの新たな幕開け。John CageやSteve Reich、Brian Enoといった前衛的なヒーローたちの命脈やテープ・ミュージックの伝統を継承し、イージーリスニング〜ファッショナブルになるずっと前のミューザックまであらゆるものをサンプリング、スロウでメランコリックな倍音を通じてスクリュー・ミュージックやヴェイパーウェイヴさえも予言してきたパイオニアにして、アンビエント史に名を残すであろうNYの伝説的ドローン作家、William Basinski。自身が1979年に録音したアーカイブ音源からのテープ・ループを用いて作曲した20年代初となる最新アルバムが〈Temporary Residence〉から登場!これまでの多くの作品と同様に「死と腐敗」をテーマにした深遠な瞑想音楽ながら、02年の代表作『Disintegration Loops』以降のどの作品よりも深く悲しみの弧が描かれた、メランコリックかつ喪失感の蒸気のような異形のスクリュー・ミュージック。The Caretaker〜Natural Snow Buildings〜Grouper辺りのファンももちろん必携です!

Pauline Oliveros - Tara's Room (CS)Important Records
¥1,562
これは凄い物件が登場、お見逃し無く。米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline Oliverosが87年に自主発表し。19年にはImportant Records〉よりLP化されていた激レア・カセット作品がナンとオリジナルのカセット・フォーマットでも待望の再発。Lexiconのディレイ・プロセッサーを使用し、純正律でチューニングした小型のアコーディオンで演奏された"The Beauty of Sorrow"、全ての素材を自身による自作自演で演奏、歌唱も披露したマルチトラック・レコーディングの"Tara's Room"をそれぞれ収録。

Michèle Bokanowski - Rhapsodia / Battements solaires (LP+DL)Recollection GRM
¥2,797
これぞ、深淵から響く音。Pierre Schaefferが設立した〈ORTF〉にて電子音楽を学んだフランス・カンヌ出身の女性作曲家であり、Eliane Radigueの弟子、数々の前衛的作品で知られるMichèle Bokanowskiによるエレクトロアコースティック作品が〈Recollection GRM〉から登場!ダンサー/振付師のMarceline Lartigueへと捧げられ、自身のスタジオで18年に作曲された"Rhapsodia"、09年の〈EXiS Festival Seoul〉にて最優秀映画賞を受賞したPatrick Bokanowski監督映画の劇伴として、〈Kira BM Films studios〉にて制作された"Battements solaires"(それぞれ17分にも及ぶ長編)を収録。

Richard Greenan - Rehearsing Heat (LP)Kit Records
¥2,597
Rachel'sやSusumu Yokota、Colleenのファンにも推薦の瞑想的アンビエント・インナー・トリップ。Roméo PoirierやMary Lattimore、Lung Dart、Bug Bus Pianoといった個性的な面々が在籍していることでも知られるロンドンのエクスペリメンタル系名所〈Kit Records〉を運営、大人気の〈NTS Radio〉でもレジデントDJとして番組を持つ英国のミュージシャン/デザイナー/ライターのRichard Greenanによる6年ぶりのソロ・アルバムが自身のレーベルよりアナログ・リリース。BATことBest Available TechnologyやYaaard、Mr. Beatnickを始めとした周辺界隈の作家たちが一挙参加した意欲的な一作。アンビエント・ジャズ/モダン・クラシカル傑作曲な”Rehearsing Heat”、影と郷愁が滲む枯淡派ドローン/クラシカルな”Topple a River”、Roméo Poirierに捧げた?と思われるグリッチな海中アンビエント絵巻”Roméo Wept”など名曲満載。限定300部。

Tibor Szemző - ARBO X (LP)Fodderbasis
¥3,364
凄い物件が到着。これはお見逃しなく。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラス、MEVのフレデリック・ジェフスキーなどの楽曲演奏でも知られる現代音楽アンサンブルの"Group 180”でも活動していたハンガリー・ブダペスト出身の実験音楽家/メディア・アーティストであるTIBOR SZEMZŐ。昨年は、ハンガリー地下空想民俗/実験音楽のカルト・アイコンLászló Hortobágyiも参加した傑作『Snapshot from the Island』がLP再発されていましたが、今度はなんと21年度最新作が登場!!!!2006年に公開された自身監督の長編映画であり、19世紀に活躍した東洋学者、Alexander Csoma de Körösの人生にインスパイアされた『A Guest of Life』のOSTを題材に素材を再構成し、新たにレイヤー化した全14曲を収録。第四世界〜空想民俗系の愛好家にはたまらない前衛的なモダン・クラシカル傑作に仕上がっています!

Annea Lockwood - Becoming Air / Into the Vanishing Point (LP)Black Truffle
¥3,385
現代の本邦屈指の大名門〈EM Records〉がかつて取り上げた至上の傑作『Glass World Of Anna Lockwood』でもおなじみのAnna Lockwoodの最新タイトルが到着!AMMや灰野敬二、Charlemagne Palestineといった前衛のレジェンドたちの重要作品を数多く手がけてきた、豪州拠点にして、Oren Ambarchi主宰の名レーベル〈Black Truffle〉より、ロンドンの王立音楽大学で電子音楽を学んだニュージーランド出身の女性実験音楽作家、Annea Lockwoodによるニュー・アルバムが登場です!2編の重要なインストゥルメンタル作品を収めた作品となっており、Mary HalvorsonやElliott Sharpなどとの共演も知られる米国の名ジャズ・トランペット奏者Nate Wooleyと、NYCの前衛的なカルテットYarn/Wireがそれぞれ参加。演者全員によるライナーノーツと豪華フォトを掲載したデラックス・ゲートフォールド・スリーヴ仕様。

Eliane Radigue - Occam Ocean Vol. 3 (CD+BOOKLET)Shiiin
¥3,338
1950年代後半にミュージック・コンクレートの創始者であるPierre Schaeffer、そしてPierre Henryの下で電子音楽の制作を開始。我らがドローン・マスターであり、チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigue。ここ4年に渡って発表してきたシリーズ作品『Occam Ocean』の最新作が〈Shiiin〉より2年越しに登場。19年9月に伊・ボローニャの〈Abbazia di Santa Maria Assunta〉で演奏・録音された第3弾!共にヴァンデルヴァイザー楽派の周辺でも活動する演奏家のDeborah Walkerをビオロンチェロ、Julia Eckhardt (『Occam Ocean 1』から参加)をヴィオラに、昨年〈Unseen Worlds〉より素晴らしいアンビエント室内楽作品を発表したSilvia Tarozziをヴァイオリン奏者に迎えた最新作。32ページにも及ぶブックレットが付属。

Cinema (Alex Meirelles / Annabel / Ronaldo Tapajos / Tete Sa) - Cinema (LP)Discos Nada
¥2,989
またしても凄い再発が到来!数々のMPB作品へと参与するキーボーディストのAlex Meirellesらが率いるブラジル地下の秘宝にして、〈Music From Memory〉のブラジル産電子音楽ニューエイジ・コンピ「Outro Tempo」でも紹介されていた奇跡のオブスキュア・ミニマル・アンサンブル”Cinema”。昨年にはデッドストックも出回っていた彼らの85年唯一作が史上初のアナログ・リイシュー!デッドストックが大量発掘されるまでオリジナルは幻にも近いレコードでしたが、この度めでたくリイシューも実現。室内楽からミニマル、架空の民族音楽、オペラ、ニューエイジ、プログレまでも呑み込んだアフロ・ブラジル音響派な大名作。Suso SaizのOrquesta De Las Nubesが伝統的なラテン音楽へと挑んだならばこうなったのかとも夢想します。

Irena and Vojtěch Havlovi - Melodies In The Sand (LP)Melody As Truth
¥2,868
Sufjan StevensやBryce Dessnerのファンにもレコメンド!!!日本在住時代は、Chee Shimizu、Dr. Nishimuraといった偉才たちとのDiscossessionを経て、現在はオランダにてバレアリック/ニューエイジの新たな地平を切り拓くJonny Nash主宰の名レーベル〈Melody As Truth〉から意外なタイトルが到来!!欧州のクラシック音楽の多様な様式から、実験的フォーク、モダン・クラシカル、ミニマル・ミュージックまでも横断してきたチェコの夫婦デュオ、Irena & Vojtěch Havloviの最新アルバム。前衛音楽集団、Capella Antiqua e Modernaの一員として、チェコスロバキア時代の80年代中頃から活動を始めたふたりのおよそ10年振りとなった作品であり、ここ最近の〈Melody As Truth〉のコンテンポラリーで深遠な世界観に見事にフィットした恐ろしくディープなモダン・クラシカル〜アンビエント室内楽。この世のものとは思えないほどに透き通ったエーテルな響きに呑まれます。名音響作家Stephan Mathieuの手によるマスタリング。チェコ音楽のプロフェッショナルとしても知られるジャーナリストのPavel Klusakがライナーノーツを担当。一生物をお探しの方にも是非。

Giusto Pio - Motore Immobile (LP)Soave
¥3,144
同じくFranco BattiatoプロデュースによるFrancesco Messina「Prati Bagnati Del Monte Analogo」とは対となるミニマル傑作!イタリア・トリノの放送オーケストラであるRAI国立交響楽団でもヴァイオリニストとして活躍した名演奏家のGiusto Pio。イタリアの前衛音楽を掘り起こす注目レーベル、〈Soave〉よりイタリアのミニマリスト・ムーブメントの象徴的ドキュメントが登場です。David TudorやJohn Cageといった現代音楽からイタリアン・プロッグまで、一時代を築き上げた大名門〈Cramps〉より発表されていた78年作品。持続する単音をベースとしたドローン・ミニマルに、時折絡みつく幽玄なヴァイオリンやクラシカル・ピアノが華を添えながら、神秘的で味わい深い音空間を大いに生み出した大傑作。復刻版ライナーノーツ/貴重写真がインナースリーヴに掲載。限定400部。

J.P.A. Falzone & Morgan Evans-Weiler - Chordioid (2CD)Another Timbre
¥2,597
ヴァインデルヴァイザー楽派の名アンサンブルである”Ordinary Affects”にて16年から共に活動してきたJ.P.A. FalzoneとMorgan Evans-Weiler。それぞれが個別に作曲した長編を収録した2枚組CDが名所〈Another Timbre〉からリリース!19年1月にコネチカット州ミドルタウンのリベラル・アーツ系大学のウェズリアン大学の記念礼拝堂にて、ヴァンデルヴァイザー周りの作品のエンジニアリング、そして、Alan SondheimやJosé Jamesとの共作も知られるLuke Damroschによって録音された一作。虚空のなかで淡々とアイソレーションを加速させる弦楽ドローン・ミニマルなMorgan Evans-Weiler側、哀愁が匂うピアノとヴァイオリン、ヴィブラフォンによる点描的なサウンドが枯淡とした美しさを放ったJ.P.A. Falzone側と、ともに音数は抑えながら、日本的な侘び寂びの風趣さえも感じさせる、大変エニグマティックな室内楽作品。途轍もなく素晴らしいです!