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ニューヨークを拠点に活動するシンガー/マルチ・インストゥルメンタリスト、ピアニストのエリアナ・グラスのファースト・アルバム『E』が〈Shelter Press〉より登場!本作は、ヴォーカリストとしてクラシックの訓練を受ける前に、両親のピアノの下に座って耳で弾くことを覚えたという、グラスの幼少期の思い出を呼び起こす作品であり、カーラ・ブレイやアネット・ピーコックといったレフトフィールド・ジャズやフリー・インプロヴィゼーションの巨匠たちへの尊敬の念、シビル・ベイヤーのような儚い美しさを感じさせつつも、特有の瑞々しく自然体のサウンドによってフィルターされている。オフビートで探し求めるような質感と、詩的で畏敬の念を抱かせる音域を交互に奏でていくような、彼女自身が「日常生活の凝縮」と表現する、ほろ苦く、はかなく、まばらで瞑想的な音楽!エマホイ・ツェゲ=マリアム・ゲーブルーと彼女の2006年のコンピレーション『Éthiopiques』への物憂げなオマージュである"Emahoy"も収録!

広州を拠点とするプロデューサー/DJのCOLA RENが、2023年6月にリリースしたデビューLP『Hailu』のリミックス盤が中国の〈AMWAV〉から登場!YetsubyことMandaとSala (Uman)からなるソウル拠点のアンビエント・デュオSalamanda、〈TRULE〉主宰のUK地下テクノ鬼才Al Wootton、〈Wisdom Teeth〉共同創設者としても知られるK-LONE、2018年の大人気EP『Nothing Nil』の大ヒットも記憶に新しい廈門拠点のKnopha、そして、Sam Gokuといったレフトフィールド・シーンを代表する、才能溢れる8組の作家陣がリミックスを提供。バレアリックからトライバル・ハウス、ニューエイジまで、多彩なこのリミックス・トラックが収められた本作は、人体の様々なエネルギーセンターを象徴する「チャクラ」に似た比喩的な探求として機能しています。
アゼルバイジャンやマルティニークなどの神秘的な音楽からスイスの地下音楽、フランスの電化ライまで、各地の辺境音楽を掘り起こすだけでなく、Altin GunやDerya Yıldırım & Grup Şimşekなど現代の突出した才能も紹介してきたスイスの名門〈Bongo Joe〉から新物件!Rustem Quliyevの先駆的な作品を紹介した最初のコンピレーション作品『Azerbaijani Gitara』の成功に続き、アゼルバイジャンの知られざるギタリスト、Rəhman Məmmədliを紹介した編集盤『Azerbaijani Gitara volume 2』がアナログ・リリース。音楽的実験と革新の豊かな伝統に根ざしたアゼルバイジャン・ギターラ文化。アゼルバイジャンのミュージシャンや作曲家たちが、土着の伝統と世界的な影響を融合させる手段として採用した特異なエレキギター・サウンドを堪能できる絶品サイケ盤!


ベース・ミュージック最大級の問題作!〈Peak Oil〉や〈Sneaker Social Club〉、自身の〈Low End Activism〉などから傑出した作品群を送り出しているダビーUKハードコア・レイヴ/ミュータント・グライムの魔人、Low End Activistこと英国出身のプロデューサー、Patrick Conwayによる最新フルレングス盤『Municipal Dreams』が、12インチ・ダブルパックとカセットでそれぞれアナウンス!ウェイトレス・グライムとサスペンデッドなハードコアのミニチュアへと方向転換し、非常に半自伝的なストーリーを綴った最新アルバム。不平等とそれが労働者階級のコミュニティに及ぼす波及効果をテーマとした作品であり、音の色彩パレットを使用してムードを設定し、ストーリーを詳しく説明するために鋭いサンプルが全体に散りばめられています。盗難されたスバル・インプレッサの排気ガスをサンプリングすることで、彼のコミュニティの子供たちの一般的な娯楽と化していた自動車盗難を振り返える"TWOC"、崩壊した少年院制度をほのめかす"Just A Number (Institutionalised)"、「尊敬する人はみんな麻薬常用者か犯罪者だ」という痛烈なサンプリングを仕込んだ"Broke"など、壊滅的な緊縮財政の余波で英国の社会的分断が明らかになってきた今、より一層意味深いものに感じられる正直なメッセージが詰め込まれた波紋に満ちた一作!20pブックレット、PVCスリーブ付属。

限定クリア・ヴァイナル仕様。スクエアプッシャーのデビュー作にして不朽の大名盤が、25周年を記念して待望のリマスター再発決定!
鬼才スクエアプッシャーによる衝撃的デビュー・アルバムにして、その後の音楽シーンに多大なる影響を与えた大名盤『Feed Me Weird Things』。1996年にエイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスによるレーベル〈Rephlex〉よりリリースされ、10年以上もの期間、CDやLPはもちろん、ストリーミングやダウンロード配信も行われていなかった本作が、リリースからちょうど25年目にあたる6月4日に待望の再発決定!発表に合わせて「Theme From Ernest Borgnine」が公開! スクエアプッシャー本人が監修した今回のリイシュー盤の音源は、オリジナルのDATからリマスターされており、同時期にリリースされたEP作品『Squarepusher Plays…』のBサイドに収録された2曲「Theme From Goodbye Renaldo」と「Deep Fried Pizza」も収録。16ページの拡大版ブックレットでは、制作当時を振り返るセルフライナーノーツや、使用機材の情報を含む本人による各曲解説、当時の貴重な写真やメモが掲載され、キャリア初期の背景を解き明かす内容となっている。紙ジャケ仕様の国内盤CDは、高音質UHQCD (全てのCDプレーヤーで再生可能)となり、ブックレット訳とリチャード・D・ジェイムスによる寄稿文の対訳、そして解説書を封入。 2020年リリースの最新アルバム『Be Up A Hello』では、90年代の機材を多用したという点も注目を集めたが、若干19歳の時に作った楽曲も収録されている『Feed Me Weird Things』を聴けば、当時の初期衝動が今もなお彼を突き動かし、常に型破りな作品を生み出し続けていることが理解できるだろう。 様々なサブジャンルが誕生した当時のエレクトロニック・ミュージックにおいて、今作がこれだけ特別な輝きを放ち、他のアーティストによる同時代の良作と一線を画していた理由の一つには、ジャズの影響を強く受けたトム・ジェンキンソンが、ジャズとエレクトロニクスの革新的な融合を成し遂げ、その卓越したベースプレイを披露した最初の作品であることも挙げられる。複雑に構成され、時には超高速に展開するビートが刺激を与えてくれる一方で、すでに完成されていたベースプレイは、心地よく魅力的に響き渡り、先進的な音楽ファンのすべてを虜にした。 スクエアプッシャーは、フルートという楽器を使わずに、フルートに開いた穴だけでどんな音が鳴らせるかと考える人物だ。過去に一度も鳴ったことのない音を出すため、リチャード・ロジャーズとジュリー・アンドリュースは『サウンド・オブ・ミュージック』すなわち音楽の響きをもたらし、ジョン・ケージやサイモン&ガーファンクルは(「4分33秒」や「サウンド・オブ・サイレンス」で)静寂の響きをもたらし、そして今、スクエアプッシャーは “サウンド・オブ・サウンド” つまり “音による響き” を我々にもたらす。 ― PRichard.D.Jams ※ ※リチャード・D・ジェイムス (アートワークに掲載された原文まま) リチャード・D・ジェイムスとグラント・ウィルソン・クラリッジが主宰した〈Rephlex〉にとっても最重要作品の一つである今作『Feed Me Weird Things』のトラックリストは、トムから渡されたテープをもとにリチャードが監修して組まれたという。アートワークには、リチャードが他のアーティストのために書いた唯一の寄稿文も記載されている (国内盤CDの解説書には対訳を封入)。 初期のEP作品や、96年にリリースされた『Feed Me Weird Things』をきっかけに〈Warp〉と契約したスクエアプッシャーは、同年末に『Port Rhombus EP』、翌97年には『Vic Acid EP』と『Hard Normal Daddy』を〈Warp〉からリリースし、以降レーベルを代表するアーティストとして今もなお第一線で活躍している。

昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせるイタリア人パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も大人気のValentina Magalettiと、SUSUMU MUKAI aka ZONGAMINにやるユニットのV/Zが昨年度に発表した傑作カセットが待望の再プレス!地下室での即興録音から生まれた、パンキッシュでフリーキーな仕上がり。CubeやContainerといったサグで脱線的なインダストリアル・テクノ狂たちのスロージャムを思わせる、極めてレフトフィールドな作風です。マスト!

Festival de FRUEで2度の来日も盛況を博した韓国はソウルを拠点に活動しているUman Therma(Sala)とYetsuby(Manda)によるレフトフィールド・アンビエント/DJデュオ、SalamandaがMétron Recordsの姉妹レーベル、small méasuresから2021年にリリースしていた傑作アルバム『Sphere』の初アナログ化が決定。
『Sphere』は彼女たちのセカンド・アルバムにあたる作品。8曲を通じて、2人は泡、屈折する光、そして地球にインスパイアされた球状の世界を思い起こさせる。パーカッシヴな要素をふんだんに盛り込んだサウンドスケープは、アルペジオの節が霧のようなシンセや揺らめくプレートに取って代わるにつれ、広大な広場に佇む孤独な神殿のイメージを呼び起こしながら、浮き沈みする。
ミニマリストのコンセプト、調和のとれたリズム、そしてスティーヴ・ライヒの作品にインスパイアされた前衛的なエレクトロニック ミュージック。
“『Sphere』では、より多様性を探求し、想像力を刺激するために抽象的なコンセプトとイメージを思いつきました。各トラックは、私たちが見つけたり想像したりしたさまざまな種類の球体に関連しています。すべての生き物を包み込む大きな丸い惑星から、水中で踊る小さな泡、浮かぶアイデアの断片、爆発するトマト、点滅して目をくすぐる光の動きまで…または、トラックは他の人の視点ではまったく異なるタイプの球体に関するものになることもあります。『Sphere』が想像力を解き放ち、楽しい音楽の旅にあなたを連れて行ってくれることを願っています”

Gabor Lazar、Second Woman、Cam Deas & Jung An Tagen、Turning Torso辺りのファンも必聴です!その特異なサウンド・シグネチャーを示す、独自のレイヴ・グリッチ・テクノ~IDMサウンドや、エレクトロアコースティックを通過した実験的ガムラン音楽で知られる、ラディカルなコンピューター音楽を先導してきた鬼才Mark Fell。その息子であり、SND以降の父のサウンドを大胆に継承/アップデートし、〈Planet Mu〉や〈Boomkat Editions〉、〈Nyege Nyege Tapes〉などから先鋭的な電子音楽の数々を送り出すRian Treanorが、Rotherham Sight & Soundとタッグを組んで制作した24年度最新タイトル!父の設計したカスタム・ソフトウェア・シンセを用いて作り上げたフューチャリスティックで破壊的なエレクトロニック・アルバム。ミュータント・ダンスホールやラガ、インダストリアル、フットワーク、レイヴ、ポリリズムといった多様な要素を参照しつつ、新しい形でのクラブミュージックの解体を模索するような傑作盤!

Tapes & Lukidによるロンドン拠点の大人気コラボ・ユニットにして、スカジーなレイヴ・ドリーム・チームこと”Rezzett”が5月に自主リリースした傑作EP『Puddings』を漸くストック出来ました!独特の酩酊感と彼らならではのエッジが詰め込まれたロングフォームなサイケデリック・ミニマル”Plum Duff”や、フリーキーな展開が堪らない催眠的インダストリアル”Sticky Toffee”、初期のAphex Twinを想起させる”Spotted Dick”など、全編ローファイでアヴァンギャルドなテイスト抜群の内容!

南アフリカ出身のDJ DadamanとMoscow Dollarによる最新作『Kagaza』が、ウガンダ版〈PAN〉な大名門〈Nyege Nyege Tapes〉から登場。本作では、バカルディ、クワイト、アマピアノ、ハウス、シンセ・ポップといった様々なジャンルやスタイルを横断した全6曲を収録。ミリタリスティックなスネア、プロト・アマピアノ/ポスト・クワイトのベースライン、ハウス風のM1ピアノ・フレーズ、曲がりくねったシンセ・シークエンスが特徴的。バントゥー語のXitsongaで歌うMoscow Dollarのヴォーカルが、タウンシップの生活を生き生きと描写していきます。南アフリカの豊かな音楽の歴史を伝えると同時に、未来を予言するようなサウンドが詰まった一枚!

サイケデリック・バンドGNODのメンバーでありシンガーソングライターのMarlene Ribeiroと、初期ダブステップの発展に貢献、現在はその卓越した音像をさらにトライバル/シャーマニックに研ぎ澄ます鬼才、ShackletonがコラボレーションしたLight-Space Modulatorによるデビュー作『The Rising Wave』が、英国・ロンドンの現行レフトフィールド/エクスペリメンタル・シーンにおける最大級の名所〈AD 93〉よりリリース!Shackletonの深く質感のあるプロダクションと、複雑で繊細に配置されたパーカッションとシームレスに絡み合うMarlene Ribeiroの天国的で幽玄な歌声が素晴らしく、至福のサイケデリック・サウンドスケープの中、ヒプノティックな歌のような呪文のような声に導かれて、トロピカルな浄化の儀式へと誘われる。きらめく宝石のようなアルバム。

80年代からのキャリアを持ち、DJ Peacockの名でもDJとして活躍し、長年ベルリンのナイトライフの安息の地であった伝説の〈O Tannenbaum〉バー&クラブと、最近オープンした2つ目の〈O Tannenbaum〉である 〈Schankwirtschafft O Tannenbaum〉の周辺で異彩を放つプロデューサーのPieter Kockの新作がSacha Mambo主宰のフランス・リヨン拠点のカルト・レーベル〈Macadam Mambo〉からリリース!ダウンテンポで煙が立ち込めるような密林的なトライバルパーカッションに変幻自在のブレイクビーツ、Pieter Kockは独自の世界を持っており、間違いなく現在最も興味深いエレクトロニック・ミュージシャンの一人!

Samuel Purcell主宰の先鋭的テクノ・レーベル〈Blank Mind〉から最新要注目タイトルが遂に到着!昨今のブレイクコア・リバイバルにもタイムリーな一枚。英国のダンスミュージックが隆盛を極めた時代である1991年から1994年にかけて残されたオールドスクールなブレイクビーツ・ハードコア・クラシックの数々を満載した画期的コンピレーション・アルバム『Lost Paradise: Blissed Out Breakbeat Hardcore 1991-94』がアナログ・リリース!〈Warp Records〉の『Artificial Intelligence』、バックルームのチルアウトサウンド、イタリアのピアノハウス、そして、初期のジャングルブームの影響が融合したスイートスポット的作品群!しばしば穏やかで穏やかなサウンドスケープと、熱狂的なブレイクとベースの二重性。デジタル・サンプラーを通じて表現されるアセンションと現実逃避。DJ MayhemやHedgehog Affair、The Invisible Manといった面々が作り上げた夢想的なレイヴ〜シェフィールドのブリープ・アンビエンス、ソフトでニューエイジに近いシンセパッドまで、古いUKハードコアへの興味をそそる素晴らしい内容の編集盤に仕上がっています。

GrimesやLuke Vibert、Susumu Yokotaらをリリースする英名門Lo Recordingsを運営し、UKオルタナティヴ〜電子音楽の地下水脈を支え続けてきた異能、Jon Tye。ここ日本でもバレアリック〜ニューディスコの一大ムーブメントを引き起こしたSeahawksの片割れとして、近年はプロト・アンビエントIDMのMLO名義の作品がMusic From Memoryからリイシュー、長きに渡るキャリアでその類稀なトレンド感覚を見せてきた彼が現在最も力を入れるアンビエント・プロジェクトOcean MoonとしてMFMからのリリースとともに待望の来日。この来日を記念し、ライブでも共演する日本のアーティスト ausとのコラボ・カセットが限定リリース。Jon Tyeをして"The music of aus is the music of dreams. Good dreams."と言わしめたausの様々な素材を、Ocean Moonが3日間にわたって即興的に加工・編集を施して完成した。
Ocean Moon
Ocean Moonは、UKエレクトロニック・ミュージックのベテラン Jon Tye によるプロジェクト。GrimesやLuke Vibert、Red Snapper、日本からSusumu Yokota、aus、Motohiro Nakashimaらを輩出してきた名門レーベル Lo Recordings の主宰として、ジャンルや国境を越えた豊かな耳を持つキュレーターである一方、自身もSeahawksやMLOといった多彩なプロジェクトを通じて、バレアリック〜ニューエイジ、IDM〜アンビエントに至るまで独自の音楽世界を築いてきた。Ocean Moonは、そんな彼の最も個人的で親密な音楽であり、揺らぎに満ちたシンセサイザー、海辺の夢のようなテクスチャー、そして静けさのなかにユーモアがにじむ、心と身体をほどくサウンドが特徴。最新作はMusic From Memory からリリースの「Ways To The Deep Meadow」。
aus
東京を拠点に活動するアーティスト。 10代の頃から実験映像作品の音楽を手がける。 テレビやラジオから零れ落ちた音、映画などのビジュアル、言葉、 長く忘れ去られた記憶、 内的な感情などからインスピレーションを受け、 世界の細かな瞬間瞬間をイラストレートする。 長らく自身の音楽活動は休止していたが、2023年Lo Recordings/FLAUより15年ぶりのニューアルバム「 Everis」をリリース。同作のリミックス・ アルバムにはJohn Beltran、Li Yilei、Patricia Wolfらが参加した。Matthew Herbert、Craig Armstrong、Seahawks、Tujiko Norikoらへのリミックス提供、Ulla、Hinako Omoriとのインスタレーションなど復帰後は精力的に活動を展開。
こだま和文、Deadbeat、Jankaなど国内外のレフトフィールドなモダン・エレクトロニック・ダブのアーティストをリリースする、Undefined主宰のNewdubhall。第7弾は、5年ぶりエレクトロニック・モダン・ダブの象徴的な存在、Babe Rootsをフィーチャーする。
〈Newdubhall〉、主宰のUndefined、各ソロのデジタル・リリースをはさみ、2025年最初のリリースとなるのは、同レーベルから約5年ぶりとなる、イタリアのアレッサンドロ・ヴェリーナとアンドレア・ペリーニによる、モダン・ダブ / ダブ・テクノ・ユニット、Babe Rootsの10インチのリリースとなる。2017年にリリースされた彼らのアルバム『Babe Roots』は、いまだにリプレスされ続けるロング・セラーとなっており、まさに現在のリズム&サウンド以降のエレクトロニック・モダン・ダブを更新する象徴的な存在と言えるだろう。今回は、両面で〈System Music〉からの2021年のシングル「Through We」にも参加していたWayneのダブ・ポエットをフィーチャー。A面「Mi Feel It」はヒップホップ的なビートを配したダウンテンポ・トラック。B面「Roots」では、UndefinedのOhkumaのドラムをフィーチャーし、特に彼らのなかでもルーツ・レゲエ色が強いトラック。こちらはセネガル出身でイタリアを拠点に活動するシンガー、Galasの歌がゆっくりと空間をたゆたうなか、Wayneのダブ・ポエットが淡々と言葉を紡ぐコンビネーションとなっている。どちらもリリックには、1982年にリントン・クウェシ・ジョンソンとデニス・ボーヴェル・プロデュースでアルバム『Mi Cyaan Believe It』を〈Island〉から出しながら、キングストンで非業の死を遂げたダブ・ポエッツ、マイケル・スミスがクレジットされており(どちらの曲名も同アルバムに同名曲があり)、その作品へのオマージュとも言える内容となっているようだ。両面ともに彼ららしいモノクロームな質感の、ディープな空間が広がるダブ・サウンドを聴かせている。〈Newdubhall〉の招聘によって、2020年に来日が予定されていたもののコロナ禍の到来で中止となった。今年、来日が予定されている模様だ。(河村祐介 / 書籍『DUB入門』監修)

人気作品が待望のリプレス。NDW好きにも!ポストパンクとニューウェイヴ、エレクトロニクスとロマンティシズムが交錯する、スイスの伝説Grauzoneによる1981年の傑作マキシが、オブスキュア~ニューエイジ以降のリバイバルを彩ってきたスイスの名門レーベル〈WRWTFWW Records〉より公式アナログ・リイシュー!ベースラインが奏でる魔術のような響き、語りかけるような歌声、そして白昼夢のような電子のざわめき。永遠の名曲"Eisbär"に、怪物のようなインスト・トラック"FILM 2"、切なさが滲む"Ich Lieb Sie"の3曲を収録した、今もなおクラブでも鳴り続ける名作!オリジナル・リール音源からのリマスタリング&45回転仕様。極北のポップ・アートです!
