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Rhythmites - Integration (LP)Radiation Roots
¥2,628
英国・イングランド西部の小さな町バースで80年代半ばに結成されたライブ・レゲエ・バンドであり、10年以上に渡りイギリスとヨーロッパでギグを行ってきたRhythmitesが1989年に発表したデビュー・ファーストLP作品にして数少ない大きな評価を得た作品である『Integration』が〈Radiation Roots〉からアナログ復刻。Rhythmitesは2000年に解散するものの、2007年に再び活動を再開、ライブでルーツ・レゲエのメッセージを広め、新曲のレコーディングを開始。『Integration』はそんな中、中古市場でも入手困難となっていた作品で、多くのファンから問い合わせがあったアルバムだそう。英国ルーツ・レゲエのスピリットと80年代後半のニューウェイヴ/ポスト・パンクに息づく反骨のハイブリッドにして、バースと近接するブリストル地域で生み出されたレフトフィールドなサウンドの英気を余すところなく滲ませた金字塔的一作!
Errorsmith - Superlative Fatigue (2LP+DL)Pan
¥3,242
Aerosmithをもじった名前でおなじみのベルリンのベテラン・プロデューサー/DJのErrorsmithが、2017年にドイツのエクスペリメンタルの聖地、PANから発表した名作。フレキシブルなアフロビートに触れ、コンピューター・ミュージックへと向かった危険極まりない音響テクノ。デジタル化されたボーカルエフェクト、万華鏡のような音色変化、プリミティブなビートがのたうち回る螺旋状のアブストラクト・エレクトロニクス。スタンダードなテクノの型を保ちつつも、時代の色を加えて変形させたものに仕上げています。そしてもちろんマスタリングはPANお抱えのRashad Becker。EquiknoxxやM.E.S.H.が好きな方にも是非。
King Tubby, Scientist - In a Revival Dub (LP)Radiation Roots
¥2,594
King TubbyとScientistの楽曲がそれぞれ交互に収録。Jah Thomasによるプロデュースのもとで展開される破格の師弟対決アルバムが〈Radiation Roots〉よりアナログで登場。ダンスホールが旧来の楽器から離れたテクノロジー主導のサウンドへと変異する前に作られた最後のクラシカルなダブ作品の一つであり、King Tubbyのスタジオでのダブ・マジックがかけられた今日にも新鮮なエース・セット。Tubbyの澄み渡らせるかの如し特異な音と、Scientistのヒプノティックなサウンドスケープともに超強力です!!!!!!!!
Gruppo Sound - Dreams For Sax (LP)Holy Basil Records
¥3,731
オリジナルは滅多にお目にかかれない希少盤!サックス奏者のPaolo Russoとキーボード奏者のStefano Galante (Jex Opolisの"DZE"にもピアノで参加!!)、Vittorio Quattriniらが参加したイタリアのスタジオ・アンサンブルGruppo Soundが1987年に残した現在激レアなアルバムにして、80年代のイタリアン・ライブラリー・バンガーの中でも飛び抜けてグルーヴィーな一枚こと『Dreams For Sax』がアナログ復刻。”Dawning”や”First Class”といったメロウな楽曲から”Walking On Air”に”Dance Power”といったフロアを魅了するレフティ・フュージョン/イタロ・ディスコ・バンガーまで、耳好いエレクトロニクスとジャジーなヴァイブが美しく溶け合った傑作。限定500部。
Fire Flight - Exit (LP)Isle Of Jura
¥3,386
オリジナル盤は実に4万円近い激高値で取引されている一枚が奇跡の復刻。カリブ海の島国バルバドスのミュージシャン/編曲家/プロデューサーのCarl "Beaver" Hendersonがトリニダード・トバゴのロイヤル・バンクが毎年開催するカリプソのコンペティションのバックバンドを勤めていたことから構想したバンドであり、のちにはトロント、モントリオール、ニューヨークのカーニバルにも遠征することとなったというFire Flightの1985年ファースト・アルバムが〈Isle Of Jura〉からジャケットを新装し、史上初のアナログ復刻。カリプソをバックボーンにニューウェイヴ、ファンク、初期ハウスのリズムまでもが織り込まれた知られざるアイランド・イタロ・ブギー傑作。スローなニューウェイヴ・ファンクの”Best Shot”や”White Horse”、カリプソやズーク、レゲエからの影響を詰め込んだ”Hard Life”に”Mornin Lovin”、レフティなトロピカル・プロト・ハウス”Wantin U”などダンスフロア・バンガー目白押しの一枚。180g重量盤仕様。公式再発となります。
DJ Nigga Fox - Música Da Terra (12")Príncipe
¥3,259
ポルトガル・リスボンのゲットー・ハウス・シーンからエレクトロニック・ミュージックの世界最難関な名門〈Warp〉にまでも登りつめた鬼才にして、アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をアップデートさせた独自のサウンドを突き詰める〈Príncipe〉の代表格DJ Nigga Foxによる最新EPをストック。名門〈Mental Groove〉が編纂したクドゥロの伝説的なコンピレーション・アルバム『African Digital Dance』から早10年、さらなるグルーヴの深化を追い求めた一作。筋肉質なベースとブラス、グロッキーなパッドが特徴的な”Sanzaleiro” (PríncipeクルーのDJ Firmezaも参加!!)、マーチング・ホーンの破片をスイングさせながらヘッズ・ダウンするスワッガーが印象的な「Madeso」を筆頭に、精神崩壊を感じさせる「Gás Natural」、そして絶妙にクール・ダウンする「Gás Natural」など、実に盛り沢山でグレートな内容となっています!
Blastah – Forever (12")Worldwide Unlimited
¥2,582
もはや、重鎮ともいうべきポジションに登りつめた大人気プロデューサー、DJ Pythonの運営する要注目レーベルである〈Worldwide Unlimited〉からは、ポルトガル・リスボンの伝説的なアーティストBlastahによる6年ぶりの新作『Forever』がヴァイナル・リリース。BPM100前後の官能的なレゲトンのリズムに、デンボウ、クドゥロ、ドリル、ダンスホールといったテイストを加えた6曲のトラックを搭載した血の巡りが良くなる様な内容!夜更けのスロージャムから照明の少ないベッドルームにもぴったりな、変幻自在のロマンチックなクラブ・ミュージックとしてレコメンドの一枚。そして、名匠Rashad Beckerによるマスタリング&〈Lupo〉でのヴァイナル・カットと盤質も万全です。限定300部。
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (LP+DL)Ndeya
¥3,615
記念すべきデビュー作にして、実験音楽史に残る大名盤『Vernal Equinox』のリマスタリング盤を今年の3月にリリースしたばかりの鬼才、ジョン・ハッセルが前作『Listening To Pictures (Pentimento Volume One)』に続く最新作、『Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)』をリリース!
「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。
“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ
ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌
「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。
“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ
ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌
V.A. - Le Grand Sud-Est - 1979-1986 (LP)Les Editions Vermillons
¥3,931
版元完売。極上です....〈Les Éditions Vermillon〉なるパリの新興レーベルからこれまたオブスキュアなセレクトの要注目編集盤が登場!フランス南東部のローヌ・アルプ地方で1979年から86年にかけて残された知られざる良好なアーバン・フュージョン、フレンチ・ディスコ、バレアリック・ブギー、ソウルなどなど、クラブユースな極上ナンバーを全8曲収録したコンピレーション・アルバム。プロヴァンスとローヌ=アルプ地方の80年代シーンの最もファンキーな側面を堪能できる未だ無かった目線の一枚!「このコンピレーションは、前世でトップ50に入ることを知らなかったこれらの音楽をトップ8に入れることを目的としている。」という謳い文句がまたアツいですね。未公開写真やテキスト等をフィーチャーした豪華ブックレットが付属。限定500部。
Montel Palmer - Catastropheland (LP)Planet Rescue
¥2,768
ドイツ・ケルン拠点の空想(妄想?)エクスペリメンタル・トリオ、Montel Palmerの2022年度最新LPが同国の〈Planet Rescue〉から登場。18年の夏にケルンで行われたパフォーマンスを録音した作品となっているそうで、ダブからミニマル・パンク、ディープ・テクノまでも呑み込んだ、陶酔感溢れるシンセ・エレクトロニクス!縮んだかと思えば直ぐさま引き延ばされたり、際限なく異常な壁打ちと脱線を繰り返す"Cross Eyed"がなんと言っても抜群で最高。A3ポスターが付属。
A Certain Frank - ULYSSA Presents: A Certain Frank (CS+DL)ULYSSA
¥1,895
NDWの伝説、Frank FenstermacherとKurt “Pyrolater” Dalhkeの2名によるデュッセルドルフ拠点のデュオであり、80年代から90年代初頭にかけてはあのDer Planとしてもスピーディーでワイルドなコールド・ウェイヴを作り上げ、自身らの率いた聖地〈Ata Tak〉から音源を発表していたA Certain Frank。その楽曲を集めたカセット・コンピが、Sam Gendel作品もリリースしている要注目のレーベル〈ULYSSA〉から到着。Der Plan以上に暖かで官能的、そしてスルメのようなサウンド。脈打つようなゴージャス6分間でサドのようなものへと近づいていく”Without You”(2001年のアルバム『Nothing』収録)、魅惑的なフルートラインと陰鬱なシンセのスタブを行き来するイマジナリーなニューエイジ楽曲「Naïve」(1996年のデビュー作『No End No...』収録)、SkalpelやPortisheadの作品に匹敵するような、影のあるトリップホップ "Nothing"など極上のナンバーが満載の格好の入門盤で、初カセット化楽曲も満載。限定100部。
MLD - 1983 - 1986 (LP)Camisole Records
¥3,654
もう最高っす・・・。BGM名義では大阪の伝説〈Vanity Records〉へと若干17歳にして作品を残し、脱線ノーウェイヴ・ダブなオブスキュア・ユニット、Tristan Discoの一員としても活動したジャパニーズ・テクノ界のパイオニア、白石隆之が1983年から86年にかけてMLD / Minimal Lethal Dose名義で残した貴重音源『Perpetual Motion』と『Dynamo』からの楽曲をオリジナル・テープからコンパイルした編集盤がアナログ・リリース。ポスト・パンクからダブ、インダストリアルまでも横断した白石氏のユニークでオフビートなスタイルを確認できる一枚!いうことなしなくらいバッキバキで、〈Mannequin Records〉や〈Minimal Wave〉辺りのファンも必携。マスタリングを手がけるのは仏鬼才Krikor Kouchian。限定500部。
Native Soul - Teenage Dreams (LP)Awesome Tapes From Africa
¥2,695
同国産のジャズやブギー、アフロ・ハウス、クワイトなどが急速にリバイバルされる南アフリカで生まれた最新ムーブメント「アマピアーノ」。昨今〈Awesome Tapes From Africa〉が激推ししている「アマピアーノ」の現行作家シリーズからはまたしても注目のリリース。南アフリカ民主化後に生まれ、アパルトヘイトを経験しなかった世代の人々を指す”born free”、そして、2000年以降に生まれた若者を指す”ma 2000”。いずれもアパルトヘイトの社会経済的な逆境を経験した世代と比べると見下された言い方をされることの多いこれらの世代の音楽シーンを牽引する気鋭デュオ、Native Soulによる期待のデビュー・アルバム『Teenage Dreams』がダブル・パックにて登場。19歳のKgothatso Tshabalala、そして、20歳のZakhele Mhlanga(DJ Zakes)からなる彼らはTshabalalaの従兄弟によって16年に紹介されて知り合い、19年に同ユニットを結成。ヒップホップから様々なタイプのハウス・ミュージックまで多様なスタイルの音楽を製作し、南アフリカのメインストリームとアンダーグラウンドの両音楽シーンで旋風を巻き起こし始めていたアマピアーノにも焦点を当てていくことになります。激情的な”The Journey”を始めとして、パワフルなアマピアーノの”Teenage Dreams”、そして、アフロ・ハウスのパーカッシブなリズムを取り込んだ”Dead Sangoma”といった先鋭的な楽曲群を収録。自身らの地肉にして、タウンシップ・ジャズからバブルガム・ディスコ、GQOMまで実に長い歴史を誇る南アフリカの音楽を、オールドスクールのクワイト、トリップホップ、さらにはグローバル化したハウスを用いて具現化した意欲作!
Arthur Russell - Calling Out Of Context (CD)Audika Records
¥2,317
一推し!チェロ奏者、現代音楽の作曲家、ディスコミュージックへの傾倒と様々な顔を持つArthur Russellの発掘リリースを推し進めてきた〈Audika Records〉がその第一弾としてリリースしたルネサンス的なコンピレーション・アルバム!アーサー・ラッセルの遺族と独占的なライセンス契約を結び、その膨大なアーカイブの中から未発表音源や絶版作品をコンパイルし04年に出版した大傑作編集盤『Calling Out Of Context』がCDと2LPでそれぞれ復刻。キャリア全盛期であった1985年から90年にかけてレコーディングされてきたオルタナティヴなバブルガム・ディスコ・ポップ全12曲を収録した超強力盤。決して古びることのないタイムレスなリスニング体験として激激レコメンド。ラッセル入門の方も是非ここからどうぞ!
V.A. - Now Thing 2 (2LP)CHROME
¥4,343
版元完売、お見逃しなく!〈Mo Wax〉から2001年にリリースされたラガ/ダンスホール傑作コンピ『Now Thing』の20年越し奇跡の続編がアナログ・リリース。〈The Trilogy Tapes〉や〈Cav Empt〉などからのミックステープ・カセット作品でもカルト人気を誇るロンドンのDJ、Felix Hallが主宰する〈Chrome〉より、多くの人々にとって異次元なダンスホール・サウンドへの入り口となった伝説的な第1集から長い時を経て、Felix Hall、Lil Toby、Richard Browneらが貴重音源の数々をコンパイル、その第2弾『Now Thing 2』が登場です。70年代にルーツ・レゲエやダブがディスコやポスト・パンクに影響を与えたように、ジャングル、ラップ、ガレージ、さらにはポップスやテクノに至るまで、想像も付かないほど巨大な影響を及ぼしてきたダンスホールのミュージック・シーンを一挙大特集。Dave KellyからSteely & Clevie、NYCのBobby KondersからWard 21まで、シーンを代表するプロデューサーたちの重要なカットだけでなく、90年代の伝説的なレイヴ・トラックやR&Bのキラー・サイド・スピンまでも大いに取り上げた破格の全16曲。Rashad Beckerによるマスタリング仕様、アート&デザインはWill Bankhead & Oliver Payneが担当、Lloyd Bradleyがライナーノーツ執筆とプロダクションを支える面々も大変豪華。一推し!!!!!
Jon Hassell - Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two) (CD)Beat Records
¥2,200
記念すべきデビュー作にして、実験音楽史に残る大名盤『Vernal Equinox』のリマスタリング盤を今年の3月にリリースしたばかりの鬼才、ジョン・ハッセルが前作『Listening To Pictures (Pentimento Volume One)』に続く最新作、『Seeing Through Sound (Pentimento Volume Two)』をリリース!国内版、帯・解説付属
「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。
“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ
ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌
「Pentimento」とは、「絵画において、修正されたり塗り重ねられたりした元の画像、形式、筆の流れが再び現れること」を意味する。この言葉は、微妙な差異を重ねていくことで形容不能な、中毒性のある新しいパレットを作り出す、「音を塗る」という彼の革新的なスタイルを的確に言い表している。
従来のハッセルを考えれば、このタイトルは幾通りにも解釈できるだろう。だが、今の時点で最も妥当な解釈はおそらく、度重なる困難の中でも歌い、楽しみたいという人間の本能だろう。不確定さと変わり続ける形状を歌った未来のブルースだ。このアルバムで、ハッセルはこれまでの「第四世界」の要素を抱合しつつ、音楽の新しい形式と変形を生み出すためにまたもや冒険している。これからの世界の音楽がどうなるのかを覗き込める、スリリングな窓のような作品だ。
“ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。‘第四世界の音楽’と呼ばれる彼の発明は、世界各地の異なる文化の音楽を新たに見つめ、深い敬意を抱かせる道を切りひらいた。彼の作品は他のアーティストたちに多大な影響を与えており、彼らを通して音楽の好みは劇的に変化した。他に類をみない知的貢献もまた注目に値する。彼は根気強く雄弁な理論家であり、偉大なミュージシャンなのだ” ― ブライアン・イーノ
ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。- The Wire誌
YPY - ズリレズム (CD)Em Records
¥1,980
日野浩志郎=YPYの世界流通1stアルバム!
先日、作曲家としての大作「Virginal Variations」の東京初演を成功させ、内外からいよいよ注目を集める日野浩志郎。彼のソロ・ユニットYPYの世界流通アルバムが遂に発表される。誰もが認める2010sの才能、日野はクラブシーンから出現したトラックメイカー/音楽家だが、その腰の低さと反比例するような強力な作家性ゆえ、地下の箱に収まろうはずも無く、噴出する創造パワーを押さえ込んでいる状態。そんな日々ライブと録音に明け暮れるYPYだが実はリリースが少なく本作の価値は相当に高い。このアルバムでは彼が率いるバンド、goatのストイックな姿勢とは異なる、初期衝動的かつ多面的なリズム探求を聞かせる。今回は盟友、行松陽介が選曲アドバイスし、こうした日野の衝動をアルバムに定着させた。圧縮された質量感のある音をもち、様式は電子音楽だが、アフリカの土着音楽のような、生き物のような妙な有機感をもつのがYPYの特徴のひとつで、それは音作りにカセットテープを用いていることにも関係している。なお、表題曲「ズリレズム」は偶然起こった機材トラブルを逆手にとった摩訶不思議な作品でYPYの初録音作!
「goat、bonanzasのブレインとして、ではなく、1人のトラックメイカーとしての日野浩志郎=YPYの初期衝動からの軌跡。しかし軌跡とは言っても、それは何処かへ一直線に向かっているわけではなく、その道筋は絶えずZUREて行く。なぜか。それは彼が絶えず試し続けているからだ。なぜ試し続けるのか。それはそこに潜む可能性を探るためである。ここには日野浩志郎のこれまでの断片が散りばめられている。そしてこれからの断片もまたポリリズミックにZUREて行くだろう。耳は心臓の音を聴いているか。John Cageは聴く事の可能性を問い続けた。可能性が僕たちを待っている。」
―行松陽介
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「一聴して、「ライヴハウスの音だ!」と思いました。いわゆるコード感やメロディはないし、ノイズでもないし、「響き」だけで聴かせる音楽でもないし、ダンスミュージックでもないのに親しみやすい音。身体的な音楽ってことなのかな。遊び心あふれる作品です。何も考えずにまず聴いてみるといいですよー。」―Phew
先日、作曲家としての大作「Virginal Variations」の東京初演を成功させ、内外からいよいよ注目を集める日野浩志郎。彼のソロ・ユニットYPYの世界流通アルバムが遂に発表される。誰もが認める2010sの才能、日野はクラブシーンから出現したトラックメイカー/音楽家だが、その腰の低さと反比例するような強力な作家性ゆえ、地下の箱に収まろうはずも無く、噴出する創造パワーを押さえ込んでいる状態。そんな日々ライブと録音に明け暮れるYPYだが実はリリースが少なく本作の価値は相当に高い。このアルバムでは彼が率いるバンド、goatのストイックな姿勢とは異なる、初期衝動的かつ多面的なリズム探求を聞かせる。今回は盟友、行松陽介が選曲アドバイスし、こうした日野の衝動をアルバムに定着させた。圧縮された質量感のある音をもち、様式は電子音楽だが、アフリカの土着音楽のような、生き物のような妙な有機感をもつのがYPYの特徴のひとつで、それは音作りにカセットテープを用いていることにも関係している。なお、表題曲「ズリレズム」は偶然起こった機材トラブルを逆手にとった摩訶不思議な作品でYPYの初録音作!
「goat、bonanzasのブレインとして、ではなく、1人のトラックメイカーとしての日野浩志郎=YPYの初期衝動からの軌跡。しかし軌跡とは言っても、それは何処かへ一直線に向かっているわけではなく、その道筋は絶えずZUREて行く。なぜか。それは彼が絶えず試し続けているからだ。なぜ試し続けるのか。それはそこに潜む可能性を探るためである。ここには日野浩志郎のこれまでの断片が散りばめられている。そしてこれからの断片もまたポリリズミックにZUREて行くだろう。耳は心臓の音を聴いているか。John Cageは聴く事の可能性を問い続けた。可能性が僕たちを待っている。」
―行松陽介
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「一聴して、「ライヴハウスの音だ!」と思いました。いわゆるコード感やメロディはないし、ノイズでもないし、「響き」だけで聴かせる音楽でもないし、ダンスミュージックでもないのに親しみやすい音。身体的な音楽ってことなのかな。遊び心あふれる作品です。何も考えずにまず聴いてみるといいですよー。」―Phew