英国・イングランド西部の小さな町バースで80年代半ばに結成されたライブ・レゲエ・バンドであり、10年以上に渡りイギリスとヨーロッパでギグを行ってきたRhythmitesが1989年に発表したデビュー・ファーストLP作品にして数少ない大きな評価を得た作品である『Integration』が〈Radiation Roots〉からアナログ復刻。Rhythmitesは2000年に解散するものの、2007年に再び活動を再開、ライブでルーツ・レゲエのメッセージを広め、新曲のレコーディングを開始。『Integration』はそんな中、中古市場でも入手困難となっていた作品で、多くのファンから問い合わせがあったアルバムだそう。英国ルーツ・レゲエのスピリットと80年代後半のニューウェイヴ/ポスト・パンクに息づく反骨のハイブリッドにして、バースと近接するブリストル地域で生み出されたレフトフィールドなサウンドの英気を余すところなく滲ませた金字塔的一作!