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現在も高い人気を誇るファラオ・サンダースなどに代表されるスピリチュアル・ジャズの原点で あるジャズ界の巨人、ジョン・コルトレーンの妻にして自ら奏でるピアノ、ハープを駆使した数々の名作を残すアリス・コルトレーン。若いクラブ・ミュージック・ファンにはフライング・ロータスの叔母としても知られる彼女の6枚目のソロアルバムであり、72年に〈Impulse!〉から発表された傑作『World Galaxy』がアナログ再発!71年11月にニューヨークで録音された作品。言わずとしれたアリス・コルトレーン作品として、極めて前衛的な要素が際立った、メロウで美しい作品。シンフォニックな側面も鮮やかで美しく、ドラマティックに楽曲を駆動させる、名盤と呼ぶに相応しい一枚です。


ヴィンテージ・キーボードを愛好するミラノの気鋭ミュージシャン/作曲家Alberto Bazzoliによる、自身の拠点ミラノの街を舞台としたコンセプチュアルなアルバムが登場!クラシカルな70年代のライブラリー・ミュージック/モンド・グルーヴを彷彿とさせる、古き良き時代のマジックと憧憬に満ち、遊び心に溢れるコズミックなシンセサイザー・ミュージックの秀盤。


REDカラーヴァイナル仕様!アフロビートへの共通の愛で結ばれたミュージシャンと作曲家の集団であり、サイケデリック・ロック、ハード・ファンク、ソウル、ジャズ、東アフリカ音楽などを取り入れた作品をリリースしている、2012年にテルアビブで結成された12人のメンバーからなるHoodna Orchestraと、ジャズ、ラテン、ファンク、ソウルを伝統的なエチオピアの音階とリズムに融合させたエチオ・ジャズの生みの親Mulatu Astatkeのコラボアルバムが<Batov Records>よりリリース!Hoodna Orchestraによるムラトゥへのラブコールによって実現し、2023年3月にレコーディングされた本作は、ムラトゥのヴィブラフォンによる特徴的なサウンドを、現代的な新しいリズムの激しい方向へと導く、いわばターボチャージャー付きのエチオ・ジャズとでも言うべき音楽性!硬質でありながら荘厳、ソウルフルで高揚感のある作品に仕上がっている。


アフロビートへの共通の愛で結ばれたミュージシャンと作曲家の集団であり、サイケデリック・ロック、ハード・ファンク、ソウル、ジャズ、東アフリカ音楽などを取り入れた作品をリリースしている、2012年にテルアビブで結成された12人のメンバーからなるHoodna Orchestraと、ジャズ、ラテン、ファンク、ソウルを伝統的なエチオピアの音階とリズムに融合させたエチオ・ジャズの生みの親Mulatu Astatkeのコラボアルバムが<Batov Records>よりリリース!Hoodna Orchestraによるムラトゥへのラブコールによって実現し、2023年3月にレコーディングされた本作は、ムラトゥのヴィブラフォンによる特徴的なサウンドを、現代的な新しいリズムの激しい方向へと導く、いわばターボチャージャー付きのエチオ・ジャズとでも言うべき音楽性!硬質でありながら荘厳、ソウルフルで高揚感のある作品に仕上がっている。

Huerco S主宰のもと、現行ダブ/アンビエントの傑作の数々を産んだ新世代のカルト的名所〈West Mineral〉在籍でも知られる米国・フィラデルフィアの女性アンビエント作家、もはや現代アンビエントの重要角と言っても過言ではないUllaの『Hometown Girl』が到着!木管楽器、鍵盤楽器、弦楽器、ドラム、ヴォイスが幾重にも重なり、エレクトロニクスがまばらに散りばめられ、オープン・ウィンドウのフィールド・レコーディングの香りが漂う静かな室内学的作品。まるで手書きのメモの日記をめくりながら、さまざまな感情を振り返っているような気分になる切なくメランコリックで朧げなアンビエント・フォーク12曲を収録。マスタリングはRashad Beckerが担当しており、一音一音の質感がすばらしい!


イングランド・ロンドン出身の偉大なジャズ・ピアニストPat Thomas率いるトリオのライブ音源がニューヨークのジャズ・レーベル〈577 Records〉よりリリース!今作はベルリンのクラブ、オー・トプシ・ポールで2022年5月18日から21日まで4夜連続で行われたライブより、40分にわたって繰り広げられ即興演奏で、当日は小さなクラブにベーゼンドルファーのグランドピアノを持ち込んで演奏された。そのコンパクトな環境が即興演奏のコールアンドレスポンスに影響を与えているようで、サウンドはよりタイトで存在感あるものになっている。調性と無調が目まぐるしく交錯する展開は、至福に恍惚とした、超越的な次元のスピリチュアル・ジャズ探求といった趣き!


トロント生まれ、ブエノスアイレス育ち、ブルックリンを拠点とするトランペット奏者、マイケル・サリアン、アーカンソー州を拠点とするアメリカ人音楽家マシュー・パットマン、フリーインプロヴィゼーションとジャズの分野で活躍するイタリアのドラマー兼作曲家フェデリコ・ウーギに新進気鋭のキューバ人ベーシスト、レディアン・モラを加えたカルテットの2023年録音がニューヨークのジャズ・レーベル〈577 Records〉よりリリース!アフロフューチャリズムの宇宙的パイオニアでありその多様でユニークな前衛的実験主義で知られるSun Raを真の革新者として支持するメンバーたちによる今作では、マシュー・パットマンは、Sun Raと同じモデルのキーボード (the Rocksichord)を弾いているし、ジャケット・アートもSun Raの古代エジプトからの影響を彷彿とさせるもので、ロバート・ミロロの手によって銀河の上に逆さまのピラミッドが描かれている。一方、レディアン・モラはキューバの民間伝承からインスピレーションを得たヴォーカルをこれらの素晴らしい即興演奏に加えている。新旧のミュージシャンによる偉大なるSun Raへの心からのトリビュートのような作品!なお、『The Sea, The Space, and Egypt』は2部構成で発表される。 今作はVol.1で、Vol.2は近日発表されるとのこと!


数々の画期的なコンピ編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉より、コズミック・ジャズ・グランドマスターSun Raの1952年から1991年までの地球時代に自身のレーベルSaturnからリリースした7インチシングルを中心にまとめた決定版コレクションが登場!これらの録音はSun Raの多産な宇宙の旅から生まれた一度きりの隕石と言えるもので、先鋭的な 「スペース・バップ 」の発展や、ジャズとブルースの伝統を取り入れたユニークなサウンドは、この時代の他の誰にも真似できないものだった。Vol2では全65曲のうち後半30曲をLP3枚組にわたってお届け!全トラック、リマスタリング済。貴重な写真、ポスター・アートワーク、Francis Goodingによるスリーブ・ノート、John Corbettによるサターン・レコード創設者Alton Abrahamのインタビュー、Paul Griffithsによるトラックごとの詳細なセッション・ノートも付属!

ポルティコ・カルテットの創設メンバーであるベーシスト兼作曲家のミロ・フィッツパトリックによるチェンバー・ジャズ・プロジェクト、Vega Trailsのニュー・アルバム『Sierra Tracks』がマンチェスターの現代ジャズ大名門〈Gondwana Records〉よりリリース!サックス奏者、ジョーダン・スマートをフィーチャーしており、マドリードの北西に位置するシエラ・デ・グアダラマ山脈の麓にインスピレーションを得たという言葉通り、今作には映画のような雰囲気が漂っており、山々の広々とした空間を想起させられたり、また時にはチェロ、オーケストラの弦楽器、ヴィブラフォン、ピアノによる精巧なアレンジが自然の素晴らしさに似た印象を感じさせるなど映像的で物語性ある内容。




数々の画期的なコンピ盤の編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉より、ワシントンGo-Goの代表的バンドExperience Unlimitedが1977年に〈Black Fire Records〉から発表したデビュー・アルバム『Free Yourself』の限定復刻版が登場!1973年にサウスイーストD.C.にあるバルー・シニア・ハイスクールで出会ったメンバーによって結成。学校のタレント・コンペティションで優勝したことから〈Black Fire〉主宰者のJimmy Grayの目に留まった存在。ソウル、ジャズ、ファンク・ロックを融合させ、ワシントンD.C.のGo-Goシーンの基盤を築いた伝説的の一枚でにして、前向きなメッセージと、魅力的なグルーヴに満ちた、自由奔放なアルバム。特徴的な激しいギターワークで魅せる"Funky Consciousness"、そして、ゴーゴーの初期のスタイルを聞ける"Free Yourself"まで、さまざまな曲や感情が詰まっています。Malik Edwardsによるカバー・ペインティングを含むオリジナル・アートワークを完全再現。〈The Carvery〉によるリマスタリング仕様。バンドリーダーで共同創設者のGregory “Sugar Bear” Elliottの新規インタビューや、貴重写真の数々も収録。


数々の画期的なコンピ編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉より、1978年に発表されたSun Raのクラシック・アルバム『Lanquidity』のデラックス・エディションが登場!1978年7月17日の夜に、アーケストラが『Saturday Night Live』に出演した後、Bob Banksの〈Blank Tapes〉で一晩かけて録音された、Sun Raのカタログの中でも特異な作品で、同時期のフュージョンから影響を受けたと思われる、謎めいた響きと妖しげなホーンを聞かせるカルトな作品!帯、ライナーノーツ、ポスター付属。銀ジャケ仕様。




”Remind Me”収録!1970年代から80年代のソウル、ジャズ、ディスコのアイコン!グラミー賞受賞も知られるアメリカのR&B/ジャズ/ディスコ・ボーカリスト、作曲家のPatrice Rushenが〈Elektra Records〉に残した82年大名盤『Straight From The Heart』が、12インチ・ヴァージョンを含めて拡張アナログ再発。
数々のヒップホップ名曲にもサンプリングされた永遠のクラシック”Forget Me Nots”の12インチ・バージョンはじめ、”Breakout”、”Number One”と言ったお馴染みの名曲に加え、これまで未発表だった”I Was Tied Of Being Alone”のロングバージョンも収録!!アーティストととしてもソングライターとしても脂の乗り切ったパトリス・ラッシェンの魅力が存分に発揮された本作はまさに後世に語り継がれる名盤中の名盤!!本人が制作秘話を語るロングインタビューも収録しているのに加え、そしてもちろんオリジナルのマスターテープからリマスタリングして音質も抜群のまさに完全版と呼ぶにふさわしい完璧なリイシューです!!


Juana Molina、Liquid Liquid、Arto Lindsayのファンにもレコメンド!ボリビアのマルチ奏者Ibelisse Guardia Ferraguttiとプエルトリコのジャズ・パーカッショニストFrank Rosalyという結婚と芸術の両方においてパートナーであるタッグがシカゴを代表する現代ジャズの一大聖地として最早説明不要の大名門こと〈International Anthem〉からコラボ・アルバム『MESTIZX』をアナログ・リリース。ボリビア、ブラジル、プエルトリコというそれぞれの祖先のルーツの音に飛び込み、脱植民地化と儀式と抗議の反抗的な力をテーマとしたコンセプチュアルな一枚。植民地時代前後のラテンアメいかのラテンのリズム・パターンとスウィングを、アヴァンギャルドなジャズやアート・パンク、シカゴ・ポスト・ロック、ホンバ、クンビア、ミニマル、エレクトロニカ、フォークといった非常に多様な音楽や要素と衝突させ、完全にオリジナルでありながら紛れもなく普遍的なサウンドサウンドへと落とし込んでいます。


これは問答無用にレコメンドな大傑作盤。Mark GuilianaやRobert Glasper、Mary Halvorsonを始めとした数々の才覚がひしめき、想像を絶するほどにクリエイティヴな広がりを見せる「現代ジャズ」シーンの代表格として知られるシカゴ出身のジャズ・ドラマー、Makaya McCravenによる傑作と名高い2015年発表の名作が待望のリプレス!
ジャイルス・ピーターソンがアルバム・オブ・ザ・ウィークに選び、ロサンゼルス・タイムズ、ニューヨーク・オブザーバー、シカゴ・リーダーズといったメディアが2015年のベスト・アルバムに選出したキャリア重要作で、トライバル〜ビート・ミュージック〜スピリチュアル・ジャズまでも奇跡的なバランスで配合しながら、決して枠にはまらない多様なスタイルへと昇華。90sアンダーグラウンド・ヒップホップへの憧憬を感じさせるラフなビート、どこまでも自由でフリーキーなドラミング、ファラオ・サンダース〜ジョン・コルトレーンの幻影をも吞み込みながらどこまでも絶好調です。これは素晴らしい!







英国の最東端の都市ノリッジ出身の名アクトにして、ヨーロッパで最も優れたライブ・バンドの一つ。Sunda Arcのメンバーたちも参加する英国を代表するジャズ・トリオにしてフォークミニマリスト、Mammal Handsが2017年に発表した3枚目のアルバム『Shadow Work』を〈Gondwana Records〉からストック。スピリチュアル・ジャズから北インド古典音楽、民族音楽、クラシック音楽などの要素を取り入れつつ、魅惑的かつ幻想的、そして荘厳なアトモスフィアへと落とし込んだ現代ジャズの傑作!

50周年記念エスペラント・グリーン・カラー・ヴァイナル仕様。アイオワ出身のフリー・ジャズ/アヴァンギャルド・ジャズ・ヴォーカリストであり、Bill EvansやCharlie Mingus、Chick Corea、Herbie Hancockとも共演してきた奇跡の歌声、Patty Watersが、当時大きな反響を呼んだデビュー作から半年後、66年にアメリカの5つの大学を周ったツアー録音を収めた大傑作な2ndアルバム。

ジョン・コルトレーンやサン・ラーの命脈へと連なるスピリチュアル・ジャズの伝説にして2022年に惜しくもこの世を去った巨匠Pharoah Sanders。ジョン・コルトレーンとの有名な共演以前の1964年9月10日に録音されたアルバムにして、この象徴的なテナーサックス奏者による〈ESP-Disk'〉からリリースされた大傑作デビュー作品。


